JPH06855U - 車体のルーフ構造 - Google Patents

車体のルーフ構造

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JPH06855U
JPH06855U JP4475992U JP4475992U JPH06855U JP H06855 U JPH06855 U JP H06855U JP 4475992 U JP4475992 U JP 4475992U JP 4475992 U JP4475992 U JP 4475992U JP H06855 U JPH06855 U JP H06855U
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JP
Japan
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sunroof
roof
opening
fixing plate
side rail
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Pending
Application number
JP4475992U
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English (en)
Inventor
栄一 水野
恵一郎 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Publication of JPH06855U publication Critical patent/JPH06855U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 サンルーフの開口部周縁の強度を、大幅な重
量増加を伴うこと無く著しく増大し、当該周縁部に大き
な荷重が作用した場合にもルーフが変形するのを防止す
る。 【構成】 フィキシングプレート20を、サンルーフ1
2の開口部16周縁を囲繞する形に形成する。フィキシ
ングプレート20を開口部16周縁を内方に折曲した折
曲部16aと、ルーフサイドレール26との間に跨がっ
てスポット溶接する。フィキシングプレート20とルー
フパネル10aの裏面との間に閉断面Sを構成する。サ
ンルーフ取付ブラケット22をフィキシングプレート2
0とルーフサイドレールインナ26bとの間に跨がっ
て、ボルト24およびナット24aを介して固設する。
サンルーフユニット18の取付部18aを、車両内側に
配置されるボルト24およびナット24aに共締めす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、サンルーフが設けられた車体のルーフ構造、とりわけ、サンルーフ を取り付けるために形成された開口部周縁のルーフ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車に設けられるサンルーフは、車体ルーフに形成した開口部にガラスパネ ルをスライド可能に取り付け、このガラスパネルをスライドさせて開口部を開閉 できるようになっている。
【0003】 前記サンルーフは、例えば実開平3−99613号公報に開示されるように、 ガラスパネルをスライド可能に構成したサンルーフユニットを、車体ルーフに形 成した開口部の周縁部に取り付けることにより構成される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる従来の車体のルーフ構造にあっては、サンルーフユニッ トをルーフ開口部に取り付ける際、この開口部周縁を内方に折曲した部分に断面 コ字状の支持フレームを固設し、この支持フレームにサンルーフユニットが取り 付けられるようになっている。従って、前記サンルーフユニットを取り付ける開 口部周縁は、断面コ字状の前記支持フレームで補強されるのみである。
【0005】 ところで、サンルーフを設けた自動車、特にワンボックスカーにあってルーフ キャリアを取り付ける場合があるが、このような自動車では開放したサンルーフ からルーフキャリアに荷物を積み込むことが考えられる。このようにサンルーフ から荷物をルーフキャリアに積み込む際、サンルーフの開口部周縁に荷物を一旦 乗せるなどして、当該周縁部に大きな荷重が作用する場合がある。
【0006】 しかし、上述したようにサンルーフの開口部周縁が断面コ字状の前記支持フレ ームのみで補強された場合には、前記荷重に対する強度を十分に確保することが できず、ルーフが変形されてしまう恐れがあるという課題があった。
【0007】 そこで、本考案はかかる従来の課題に鑑みて、サンルーフの開口部周縁の強度 を、大幅な重量増加を伴うこと無く著しく増大し、当該周縁部に大きな荷重が作 用した場合にもルーフが変形するのを防止することができる車体のルーフ構造を 提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために本考案は、サンルーフを取付けるための開口部が 形成された車体のルーフ構造において、前記開口部の車体幅方向両側部のルーフ パネル裏面に、この開口部周縁とルーフサイドレールとの間に跨がって、ルーフ パネルとの間に閉断面を構成するフィキシングプレートを固設すると共に、この フィキシングプレートとルーフサイドレールとの間に跨がってサンルーフ取付ブ ラケットを固設し、このサンルーフ取付ブラケットにサンルーフユニットを取り 付ける構成とする。
【0009】
【作用】
以上の構成により本考案の車体のルーフ構造にあっては、サンルーフを取り付 ける開口部の車体幅方向両側は、開口部周縁とルーフサイドレールとの間に跨が って固設されたフィキシングプレートにより閉断面が構成されるため、当該開口 部周縁の強度を著しく増大することができる。
【0010】 更に、このようにフィキシングプレートにより開口部周縁の強度を増大した上 で、このフィキシングプレートとルーフサイドレールとの間に跨がってサンルー フ取付ブラケットを固設したことにより、このサンルーフ取付ブラケットの取付 強度を著しく増大することができる。
【0011】 従って、前記サンルーフ取付ブラケットにサンルーフユニットを取り付けた際 に、開口部周縁のルーフ剛性を著しく高く設定することができると共に、サンル ーフユニットの取付強度をも大幅に向上することができる。また、このように開 口部周縁の強度およびサンルーフの取付強度を向上できるにもかかわらず、閉断 面を構成するフィキシングプレートを単に介在させるのみであるため、大幅な車 体重量増が来されるのを防止することができる。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の実施例を添付図面を参照して詳細に説明する。図1から図5は 本考案にかかる車体のルーフ構造の一実施例を示し、図1はサンルーフの要部を 断面して示す車体ルーフの部分斜視図、図2は図1中A−A線の拡大断面図、図 3は図1中B−B線の拡大断面図、図4はサンルーフ構成部品の要部をそれぞれ 示す分解斜視図、図5は車体のルーフ部分を示す斜視図である。
【0013】 即ち、本実施例の車体ルーフ10は図5に示したように、車両前方部にサンル ーフ12が形成されると共に、車両後半部分にルーフキャリア14が取り付けら れるようになっている。尚、本実施例のルーフキャリア14は、ルーフ10の車 両幅方向両側に固定された一対のキャリアベース14a間に跨がって、シート型 キャリア14bが取り付けられるようになっており、このシート型キャリア14 bに重量荷物を載置できるようになっている。
【0014】 前記サンルーフ12は、図4に示したようにルーフパネル10aに形成した略 矩形状の開口部16に、サンルーフユニット18が取り付けられることにより構 成される。このとき、前記開口部16の周縁部はフィキシングプレート20にり 補強されると共に、前記サンルーフユニット18はサンルーフ取付ブラケット2 2を介してフィキシングプレート20にボルト24固定される。
【0015】 前記開口部16は車両幅方向に長い大きな間口に形成され、その内周部は図1 ,図2に示したように内方に折曲される。一方、前記フィキシングプレート20 は前記開口部16の周縁を囲繞する形に形成され、このフィキシングプレート2 0を開口部16の折曲部16aとルーフサイドレール26との間に跨がってスポ ット溶接することにより、開口部16の車両幅方向周縁部のルーフパネル16a 裏面に閉断面Sが構成される。尚、前記フィキシングプレート20の外周部は、 ルーフサイドレールアウタ20aとルーフサイドレールインナ20bとの間に挟 み込まれた状態で固設される。
【0016】 前記サンルーフ取付ブラケット22は適宜間隔をもって複数配置され、前記フ ィキシングプレート20と前記ルーフサイドレールインナ26bとの間に跨がっ て前記ボルト24およびナット24aを介して固設される。そして、前記サンル ーフ取付ブラケット22を前記フィキシングプレート20にボルト24固定する 際、サンルーフユニット18の取付部18aを同時に、車両内側に配置されるボ ルト24およびナット24aに共締めされるようになっている。
【0017】 尚、前記サンルーフユニット18は、前記開口部16を車両前後方向にスライ ド可能なガラスパネル18bと、このガラスパネル18bの内側を覆って開閉可 能なサンシェード18cとを備える。また、前記サンルーフ取付ブラケット22 および前記サンルーフユニット18の取付部分の車室内側は、トップシーリング 28によって覆われるようになっている。トップシーリング28は、ルーフサイ ドレールアウタ26aとルーフサイドレールインナ26bの下端接合部のシーリ ングウエルト30と、前記サンルーフユニット18の取付部18aの先端部のウ エルト32との間に跨がって取り付けられる。
【0018】 以上の構成により本実施例の車体のルーフ構造にあっては、サンルーフ12を 構成する開口部16の車体幅方向両側のルーフパネル10aは、開口部16の折 曲部16aとルーフサイドレール26との間に跨がって固設されたフィキシング プレート20により閉断面Sが構成される。従って、前記開口部16周縁の強度 は前記閉断面S構造により著しく増大されることになる。このため、ガラスパネ ル18bを開放して前記開口部16からルーフキャリア14に重量荷物を載置す る際に、この開口部16の周縁部にこの重量荷物を一旦乗せた場合にも、ルーフ パネル10aの変形を防止することができる。
【0019】 更に、このようにフィキシングプレート20により開口部16周縁の強度を増 大した上で、このフィキシングプレート20とルーフサイドレール26との間に 跨がってサンルーフ取付ブラケット22を固設したことにより、このサンルーフ 取付ブラケット22の取付強度を著しく増大することができる。従って、前記サ ンルーフ取付ブラケット22にサンルーフユニット18を取り付けた際に、この サンルーフユニット18の取付強度を大幅に向上することができる。
【0020】 ところで、本実施例では上述したように開口部16周縁の強度およびサンルー フユニット18の取付強度を向上できるにもかかわらず、単にフィキシングプレ ート20を介在させて閉断面Sを構成するのみであるため、車体重量が大幅に増 大されてしまうのを防止することができる。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案にかかる車体のルーフ構造にあっては、ルーフパ ネルの車体幅方向両側の裏面に、サンルーフの開口部周縁とルーフサイドレール との間に跨がってフィキシングプレートを固設し、このフィキシングプレートに よりルーフパネルとの間に閉断面を構成すると共に、このフィキシングプレート とルーフサイドレールとの間に跨がってサンルーフ取付ブラケットを固設したの で、車体重量の大幅な増大を来すこと無く、前記開口部周縁の強度およびサンル ーフ取付ブラケットの取付強度を著しく増大することができる。
【0022】 従って、前記開口部周縁の強度増大により、当該周縁部に大きな荷重が作用し た場合にも、車体ルーフの変形を防止することができると共に、サンルーフ取付 ブラケットの取付強度の増大により、サンルーフユニットの支持剛性を大幅に向 上することができるという各種優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すサンルーフの要部を断
面した車体ルーフの部分斜視図である。
【図2】図1中のA−A線からの拡大断面図である。
【図3】図1中のB−B線からの拡大断面図である。
【図4】本考案の一実施例に用いられるサンルーフ構成
部品の要部をそれぞれ示す分解斜視図である。
【図5】本考案が適用された車体のルーフ部分を示す斜
視図である。
【符号の説明】
10 車体ルーフ 12 サンルーフ 14 ルーフキャリア 16 開口部 18 サンルーフユニット 20 フィキシン
グプレート 22 サンルーフ取付ブラケット 26 ルーフサイ
ドレール

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サンルーフを取付けるための開口部が形
    成された車体のルーフ構造において、 前記開口部の車体幅方向両側部のルーフパネル裏面に、
    この開口部周縁とルーフサイドレールとの間に跨がっ
    て、ルーフパネルとの間に閉断面を構成するフィキシン
    グプレートを固設すると共に、このフィキシングプレー
    トとルーフサイドレールとの間に跨がってサンルーフ取
    付ブラケットを固設し、このサンルーフ取付ブラケット
    にサンルーフユニットを取り付けたことを特徴とする車
    体のルーフ構造。
JP4475992U 1992-06-05 1992-06-05 車体のルーフ構造 Pending JPH06855U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010111374A (ja) * 2008-11-04 2010-05-20 Hyundai Motor Co Ltd サンルーフ車両のルーフラック締結装置
CN113022278A (zh) * 2021-03-26 2021-06-25 浙江吉利控股集团有限公司 一种天窗安装结构、天窗加强环及车辆

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CN113022278A (zh) * 2021-03-26 2021-06-25 浙江吉利控股集团有限公司 一种天窗安装结构、天窗加强环及车辆
CN113022278B (zh) * 2021-03-26 2023-08-22 浙江吉利控股集团有限公司 一种天窗安装结构、天窗加强环及车辆

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