JPH068557A - インクシートロール支持装置 - Google Patents
インクシートロール支持装置Info
- Publication number
- JPH068557A JPH068557A JP4193322A JP19332292A JPH068557A JP H068557 A JPH068557 A JP H068557A JP 4193322 A JP4193322 A JP 4193322A JP 19332292 A JP19332292 A JP 19332292A JP H068557 A JPH068557 A JP H068557A
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- JP
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- ink sheet
- frame
- sheet roll
- drive shaft
- roll
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 インクシートの交換時に、シートロールのみ
を交換可能とする。 【構成】 インクシートロール３を保持するフレーム１
４，１６を装置本体から脱着可能とする。また、フレー
ム１４，１６からインクシートロール３とインクシート
ロールの駆動軸を脱着可能とする。インクシートロール
３の内側には巻芯が設けられ、該巻芯とインクシートロ
ールの駆動軸とを固定・解除可能とする。
を交換可能とする。 【構成】 インクシートロール３を保持するフレーム１
４，１６を装置本体から脱着可能とする。また、フレー
ム１４，１６からインクシートロール３とインクシート
ロールの駆動軸を脱着可能とする。インクシートロール
３の内側には巻芯が設けられ、該巻芯とインクシートロ
ールの駆動軸とを固定・解除可能とする。
Description
【０００１】
【技術分野】本発明は、インクシートロール支持装置に
関し、より詳細には、記録部にインクシートロールを用
いる熱転写記録方式を用いた小形ファクシミリ等の画像
記録装置におけるインクシートロール支持装置に関す
る。
関し、より詳細には、記録部にインクシートロールを用
いる熱転写記録方式を用いた小形ファクシミリ等の画像
記録装置におけるインクシートロール支持装置に関す
る。
【０００２】
【従来技術】従来の熱転写記録装置は、記録紙とインク
シートをプラテンによりサーマルヘッドに圧接しながら
サーマルヘッドにより記録が行われ、インクシートは巻
取軸に巻取られる構成となっていた。この場合、インク
シートは１回使用されるのみであり、使用の度毎にイン
クシートを変換する必要があり、作業が繁雑化する欠点
があった。この点を解決するために、例えば、特開昭５
９−２１２２８７号公報に「熱転写記録装置」が提案さ
れている。この公報のものは、インクシートとして多数
回使用可能な帯状のインクシートを用い、該インクシー
トを左右に巻取軸を有するカセットに収容し、該巻取軸
の巻取方向を自動反転するようにしてインクシートの取
替え回数を減らすようにして取替を容易にしたものであ
る。
シートをプラテンによりサーマルヘッドに圧接しながら
サーマルヘッドにより記録が行われ、インクシートは巻
取軸に巻取られる構成となっていた。この場合、インク
シートは１回使用されるのみであり、使用の度毎にイン
クシートを変換する必要があり、作業が繁雑化する欠点
があった。この点を解決するために、例えば、特開昭５
９−２１２２８７号公報に「熱転写記録装置」が提案さ
れている。この公報のものは、インクシートとして多数
回使用可能な帯状のインクシートを用い、該インクシー
トを左右に巻取軸を有するカセットに収容し、該巻取軸
の巻取方向を自動反転するようにしてインクシートの取
替え回数を減らすようにして取替を容易にしたものであ
る。
【０００３】このように、従来の熱転写記録方式のイン
クシートの機器への装着方法としては、インクシートの
巻取時のシワやインクシートのセットの容易性などの点
から、樹脂等で作られたインクシートカセットに、イン
クシートや巻上軸や駆動ギアなどの部品を組込むことが
多く、インクシートを使い切ったときや、マルチストラ
イクのインクシートを使用している際も、シートに寿命
が来たときはカセットごと交換していた。このため、カ
セット部分の部品は消耗品となり、破棄部品数が増えた
り、消耗品として用意するインクシートカセットが大き
いため、運搬や保管に不便であるという欠点を持ってい
た。また、インクシートをカセット化せずにインクシー
トロールのみを機器に装着して使用する場合、インクシ
ートの巻上によりシートにシワが発生するので、画像に
影響が出ないようにしようとすると、セット時の方法や
手順が困難になるという欠点があった。
クシートの機器への装着方法としては、インクシートの
巻取時のシワやインクシートのセットの容易性などの点
から、樹脂等で作られたインクシートカセットに、イン
クシートや巻上軸や駆動ギアなどの部品を組込むことが
多く、インクシートを使い切ったときや、マルチストラ
イクのインクシートを使用している際も、シートに寿命
が来たときはカセットごと交換していた。このため、カ
セット部分の部品は消耗品となり、破棄部品数が増えた
り、消耗品として用意するインクシートカセットが大き
いため、運搬や保管に不便であるという欠点を持ってい
た。また、インクシートをカセット化せずにインクシー
トロールのみを機器に装着して使用する場合、インクシ
ートの巻上によりシートにシワが発生するので、画像に
影響が出ないようにしようとすると、セット時の方法や
手順が困難になるという欠点があった。
【０００４】
【目的】本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされた
もので、インクシートの交換を行う際に、シートロール
のみを交換可能とし、かつインクシートの巻取りによっ
てシワが発生しないように巻取軸に均一にインクシート
を接合させるようにしたインクシートロール支持装置を
提供することを目的としてなされたものである。
もので、インクシートの交換を行う際に、シートロール
のみを交換可能とし、かつインクシートの巻取りによっ
てシワが発生しないように巻取軸に均一にインクシート
を接合させるようにしたインクシートロール支持装置を
提供することを目的としてなされたものである。
【０００５】
【構成】本発明は、上記目的を達成するために、（１）
熱転写記録方式を用いる記録装置において、装置本体に
脱着可能に設けられたフレームと、該フレームに脱着可
能に設けられたインクシートロールと、該インクシート
ロールの内側に設けられた巻芯と、該巻芯を固定する駆
動軸と、前記巻芯と前記駆動軸とを固定・解除する装着
手段とから成ること、更には、（２）前記インクシート
ロールを保持するフレームの中央部において、該フレー
ムを回転自由に支持するとともに、回転させた時にイン
クシートロール及び駆動軸が各々のスラスト方向の中心
線にて接する支点と、フレームを開いて直線状になった
ときに回転を阻止するストッパとを有すること、更に
は、（３）インクシートロールの駆動軸とインクシート
ロールの巻芯のいずれか一方の軸を保持するフレームを
両軸の略中央に設けた回転支点により回転させたとき
に、インクシートロール及び駆動軸の各々のスラスト方
向の中心線にて接するように支持すること、更には、
（４）前記（２）又は（３）において、前記フレームの
回転支点あるいはフレームに、該フレームを使用状態ま
で開かせるように付勢するようなスプリング部材を設け
たこと、更には、（５）前記（２）又は（３）におい
て、前記フレームの１８０°の回転により、カウンタが
１ずつ上がること、更には、（６）前記（２）又は
（３）において、インクシート外周端部とインクシート
ロールの駆動軸のすくなくとも一方に接着剤又はテープ
などの接合部材を有し、前記フレームを回転させ、両軸
の外周面に接した後、該フレームを使用位置に戻し、イ
ンクシート端部と駆動軸が結合されてシートを繰り出す
ようにしたことを特徴としたものである。以下、本発明
の実施例に基づいて説明する。
熱転写記録方式を用いる記録装置において、装置本体に
脱着可能に設けられたフレームと、該フレームに脱着可
能に設けられたインクシートロールと、該インクシート
ロールの内側に設けられた巻芯と、該巻芯を固定する駆
動軸と、前記巻芯と前記駆動軸とを固定・解除する装着
手段とから成ること、更には、（２）前記インクシート
ロールを保持するフレームの中央部において、該フレー
ムを回転自由に支持するとともに、回転させた時にイン
クシートロール及び駆動軸が各々のスラスト方向の中心
線にて接する支点と、フレームを開いて直線状になった
ときに回転を阻止するストッパとを有すること、更に
は、（３）インクシートロールの駆動軸とインクシート
ロールの巻芯のいずれか一方の軸を保持するフレームを
両軸の略中央に設けた回転支点により回転させたとき
に、インクシートロール及び駆動軸の各々のスラスト方
向の中心線にて接するように支持すること、更には、
（４）前記（２）又は（３）において、前記フレームの
回転支点あるいはフレームに、該フレームを使用状態ま
で開かせるように付勢するようなスプリング部材を設け
たこと、更には、（５）前記（２）又は（３）におい
て、前記フレームの１８０°の回転により、カウンタが
１ずつ上がること、更には、（６）前記（２）又は
（３）において、インクシート外周端部とインクシート
ロールの駆動軸のすくなくとも一方に接着剤又はテープ
などの接合部材を有し、前記フレームを回転させ、両軸
の外周面に接した後、該フレームを使用位置に戻し、イ
ンクシート端部と駆動軸が結合されてシートを繰り出す
ようにしたことを特徴としたものである。以下、本発明
の実施例に基づいて説明する。
【０００６】まず、熱転写記録装置について説明する。
図２（ａ）,（ｂ）は、熱転写記録装置の構成図で、図
（ａ）は装置全体図、図（ｂ）はロール紙及びインクシ
ートの交換時の状態図である。図中、１はサーマルヘッ
ド、２はプラテンローラ、３はインクシートロール、４
は記録紙ロール、５は剥離ローラ、６はカッター、７は
排紙ローラ、８は制御・電源部、９は読取装置、１０は
読取ローラ、１１は原稿搬送ローラ、１２は操作部であ
る。
図２（ａ）,（ｂ）は、熱転写記録装置の構成図で、図
（ａ）は装置全体図、図（ｂ）はロール紙及びインクシ
ートの交換時の状態図である。図中、１はサーマルヘッ
ド、２はプラテンローラ、３はインクシートロール、４
は記録紙ロール、５は剥離ローラ、６はカッター、７は
排紙ローラ、８は制御・電源部、９は読取装置、１０は
読取ローラ、１１は原稿搬送ローラ、１２は操作部であ
る。
【０００７】熱転写記録装置は、原稿読取搬送部と記録
部と制御・電源部より成る。ここで、記録部は、サーマ
ルヘッド１，プラテンローラ２，インクシートロール
３，記録紙ロール４，剥離ローラ５，カッター６，排紙
ローラ７などにより構成され、受信／コピーの画像デー
タに基づき、プラテンローラ２を図示しない駆動系によ
り回転させ、記録紙を搬送し、又、サーマルヘッドの所
定ビットに通電することによりインクシートのインクを
溶融させ、記録紙ロール４の普通紙に転写させることに
より印字を行う。インクシートの搬送は、図示しない駆
動系によってインクシートロール３の巻芯を回転させる
ことにより所定の速度で搬送する。図（ａ）において
は、左側に巻上げていく。インクシート及び記録紙の交
換は、図（ｂ）に示すように、本体部の上部を開閉する
ことにより行う。
部と制御・電源部より成る。ここで、記録部は、サーマ
ルヘッド１，プラテンローラ２，インクシートロール
３，記録紙ロール４，剥離ローラ５，カッター６，排紙
ローラ７などにより構成され、受信／コピーの画像デー
タに基づき、プラテンローラ２を図示しない駆動系によ
り回転させ、記録紙を搬送し、又、サーマルヘッドの所
定ビットに通電することによりインクシートのインクを
溶融させ、記録紙ロール４の普通紙に転写させることに
より印字を行う。インクシートの搬送は、図示しない駆
動系によってインクシートロール３の巻芯を回転させる
ことにより所定の速度で搬送する。図（ａ）において
は、左側に巻上げていく。インクシート及び記録紙の交
換は、図（ｂ）に示すように、本体部の上部を開閉する
ことにより行う。
【０００８】図１は、本発明によるインクシートロール
支持装置の一実施例を説明するための構成図で、図中、
１３は第１の駆動ギア、１４は第１のフレーム、１５は
第２の駆動ギア、１６は第２のフレーム、１７は支点で
ある。インクシートロール３はフレーム１４，１６によ
り支持され、該フレーム１４，１６を本体により所定の
位置に支持することにより、本体側の駆動系とインクシ
ートロール３の巻芯の駆動ギア１３，１５が連結され、
インクシートが搬送される。両側の巻芯に駆動ギア１
３，１５が、互いに反対方向に取付けられているが、こ
れは片側に巻上げた後にフレーム１４，１６を本体に対
し１８０°回転させて取付けることにより、インクシー
トの多数回印字を可能とするためである。
支持装置の一実施例を説明するための構成図で、図中、
１３は第１の駆動ギア、１４は第１のフレーム、１５は
第２の駆動ギア、１６は第２のフレーム、１７は支点で
ある。インクシートロール３はフレーム１４，１６によ
り支持され、該フレーム１４，１６を本体により所定の
位置に支持することにより、本体側の駆動系とインクシ
ートロール３の巻芯の駆動ギア１３，１５が連結され、
インクシートが搬送される。両側の巻芯に駆動ギア１
３，１５が、互いに反対方向に取付けられているが、こ
れは片側に巻上げた後にフレーム１４，１６を本体に対
し１８０°回転させて取付けることにより、インクシー
トの多数回印字を可能とするためである。
【０００９】フレーム１４，１６は、支点１７を中心に
回動自在に連結されている。支点１７には、図示しない
スプリング等が装着されており、両フレーム１４，１６
に設けられた直線状態でのストッパが作用するまでフレ
ームを開く方向に付勢している。すなわち、図３（ａ）
にてＣ方向に力を加えると、両フレーム１４，１６は重
なる方向に回転するが、力を除くと、図３（ｂ）のＤ方
向にスプリングにより押戻され、直線状態になる。
回動自在に連結されている。支点１７には、図示しない
スプリング等が装着されており、両フレーム１４，１６
に設けられた直線状態でのストッパが作用するまでフレ
ームを開く方向に付勢している。すなわち、図３（ａ）
にてＣ方向に力を加えると、両フレーム１４，１６は重
なる方向に回転するが、力を除くと、図３（ｂ）のＤ方
向にスプリングにより押戻され、直線状態になる。
【００１０】両フレーム１４，１６には、インクシート
ロール３の巻芯１８を支持，駆動することが可能なよう
に、図４に示すように、支持側に支持軸２１、駆動側に
駆動軸２２が取り付けられている。支持軸２１は、巻芯
１８の位置規制を行うために設けられており、それ自体
がフレーム１４に対して回転自在で、巻芯１８に対して
固定されるものでもよく、また、フレーム１４に対して
固定され、巻芯を回転自由に支持するだけのものでも可
能である。駆動側は、駆動軸２２と該駆動軸２２に固定
された駆動ギア１３と駆動軸２２をスラスト方向巻芯側
へ付勢するスプリング１９とより成る。駆動軸２２は、
フレーム１４に対して回転自在に支持され、巻芯側の案
内部と、スプリング１９を受けて巻芯１８を固定するピ
ン２０を支えるフランジ部２３と、駆動ギア１３との固
定部とを有する。固定ピン２０は、巻芯１８の肉厚に位
置するように同心円上に巻上トルクにより複数個配置さ
れ、シートセット時にユーザが押込んだり、あるいはス
プリングによって押されることにより、駆動軸２２と巻
芯１８を固定する。駆動軸２２と巻芯１８を固定する方
法としては、他に、巻芯１８と駆動軸２２に凹凸を設け
ておいてかみ合わせる方法や、駆動軸２２の案内部を巻
芯１８に圧入する方法，フランジ２３の内面に高摩擦部
材を取付けておく方法などがある。
ロール３の巻芯１８を支持，駆動することが可能なよう
に、図４に示すように、支持側に支持軸２１、駆動側に
駆動軸２２が取り付けられている。支持軸２１は、巻芯
１８の位置規制を行うために設けられており、それ自体
がフレーム１４に対して回転自在で、巻芯１８に対して
固定されるものでもよく、また、フレーム１４に対して
固定され、巻芯を回転自由に支持するだけのものでも可
能である。駆動側は、駆動軸２２と該駆動軸２２に固定
された駆動ギア１３と駆動軸２２をスラスト方向巻芯側
へ付勢するスプリング１９とより成る。駆動軸２２は、
フレーム１４に対して回転自在に支持され、巻芯側の案
内部と、スプリング１９を受けて巻芯１８を固定するピ
ン２０を支えるフランジ部２３と、駆動ギア１３との固
定部とを有する。固定ピン２０は、巻芯１８の肉厚に位
置するように同心円上に巻上トルクにより複数個配置さ
れ、シートセット時にユーザが押込んだり、あるいはス
プリングによって押されることにより、駆動軸２２と巻
芯１８を固定する。駆動軸２２と巻芯１８を固定する方
法としては、他に、巻芯１８と駆動軸２２に凹凸を設け
ておいてかみ合わせる方法や、駆動軸２２の案内部を巻
芯１８に圧入する方法，フランジ２３の内面に高摩擦部
材を取付けておく方法などがある。
【００１１】インクシートロール３のフレーム１４，１
６への取付けは、消耗品として用意されるインクシート
ロール３と巻芯１８を、それぞれのフレーム１４，１６
の駆動軸２２を外側に逃がしておき、セットして固定す
る。インクシートロール３の外周端部や巻芯１８の外周
のすくなくとも一方にテープや接着剤などの接合用部材
を設け、図３のようにフレーム１４，１６を折り曲げ、
両者を当接させることにより接合する。フレームは前述
のように、直線状態になるよう付勢されているため、図
３（ｂ）のようにインクシートを繰出しながら復帰し、
本体へセット可能状態となる。以上の動作は、フレーム
を本体より取り外した状態で説明したが、フレームを本
体にセットしたまま行うことも可能であり、又、フレー
ムの片側を本体で形成し、図２（ｂ）の状態で本体に直
接支持された他方のフレームを回転させるようにしても
同様のことが行える。
６への取付けは、消耗品として用意されるインクシート
ロール３と巻芯１８を、それぞれのフレーム１４，１６
の駆動軸２２を外側に逃がしておき、セットして固定す
る。インクシートロール３の外周端部や巻芯１８の外周
のすくなくとも一方にテープや接着剤などの接合用部材
を設け、図３のようにフレーム１４，１６を折り曲げ、
両者を当接させることにより接合する。フレームは前述
のように、直線状態になるよう付勢されているため、図
３（ｂ）のようにインクシートを繰出しながら復帰し、
本体へセット可能状態となる。以上の動作は、フレーム
を本体より取り外した状態で説明したが、フレームを本
体にセットしたまま行うことも可能であり、又、フレー
ムの片側を本体で形成し、図２（ｂ）の状態で本体に直
接支持された他方のフレームを回転させるようにしても
同様のことが行える。
【００１２】また、本体側に、アクチェータを押すと数
字が順次上って行くメカニカルカウンタやマイクロスイ
ッチを設けておき、前述のフレームや図示しないフレー
ムに設けた突起や駆動軸の一部などでこのカウンタやマ
イクロスイッチを動作させることにより、フレーム（イ
ンクシートロール）のセット回数を検知，表示すること
も可能である。カウンタを用いた場合には、フレームの
セット位置近傍にインクシートの使用回数を表示するこ
とが可能であり、フレームのセット毎にカウンタ値が順
次繰上るようにすることが可能である。また、マイクロ
スイッチを用いた場合、同様の検出を本体側で行い、機
器本体の表示部等にフレームのセット回数を表示してお
いたり、使用者の操作によって表示されるといったこと
が可能となる。
字が順次上って行くメカニカルカウンタやマイクロスイ
ッチを設けておき、前述のフレームや図示しないフレー
ムに設けた突起や駆動軸の一部などでこのカウンタやマ
イクロスイッチを動作させることにより、フレーム（イ
ンクシートロール）のセット回数を検知，表示すること
も可能である。カウンタを用いた場合には、フレームの
セット位置近傍にインクシートの使用回数を表示するこ
とが可能であり、フレームのセット毎にカウンタ値が順
次繰上るようにすることが可能である。また、マイクロ
スイッチを用いた場合、同様の検出を本体側で行い、機
器本体の表示部等にフレームのセット回数を表示してお
いたり、使用者の操作によって表示されるといったこと
が可能となる。
【００１３】また、カウンタのリセット（新規のインク
シートロール及び駆動軸をセットした場合）について
は、使用者がリセットキーを押すことや、操作部より入
力することにより行うことや、インクシートロールと駆
動軸の少なくとも一方の側面等に強度的に弱い突起を設
けておき、セット後、この突起がロールの回転と共に前
述のカウンタ手段あるいは別に設けた初期検出用マイク
ロスイッチを動作させ、その後、インクシートロールか
ら脱落するようにしておくことで実施可能である。この
ように、インクシートロールの多数回印字の場合のセッ
ト時のカウンタリセット，印字回数の表示が可能とな
る。
シートロール及び駆動軸をセットした場合）について
は、使用者がリセットキーを押すことや、操作部より入
力することにより行うことや、インクシートロールと駆
動軸の少なくとも一方の側面等に強度的に弱い突起を設
けておき、セット後、この突起がロールの回転と共に前
述のカウンタ手段あるいは別に設けた初期検出用マイク
ロスイッチを動作させ、その後、インクシートロールか
ら脱落するようにしておくことで実施可能である。この
ように、インクシートロールの多数回印字の場合のセッ
ト時のカウンタリセット，印字回数の表示が可能とな
る。
【００１４】
【効果】以上の説明から明らかなように、本発明による
と、以下のような効果がある。 （１）インクシートを交換する際に、フレーム部分を着
脱可能としているため、操作性が向上し、又、駆動軸や
駆動ギアなどが繰返し使用できるので、インクシート交
換時の破棄部品数の低減ができる。 （２）インクシートロールと駆動軸の平行度がフレーム
によって確保できるので、インクシートの先端部が駆動
軸に均一に接合され、巻上によるシワの発生を防止でき
る。また、フレームを本体にセットするときの位置に各
々のフレームがなるようにストッパを設けているので、
確実に本体にセットすることができる。 （３）破棄部品数の低減と同様の効果がある上に、フレ
ームの片側を本体で構成できるため、部品点数を減らす
ことができる。 （４）インクシートロールを交換後、本体にセットする
際に、フレームを使用する際の位置になるまで付勢して
いるので、操作性が向上すると共に、本体上部を閉じる
際にフレームと干渉して部品を変形させるといったこと
が防止できる。 （５）インクシートロールと駆動軸の外周接線が合致し
たときに、該駆動軸とインクシートロール外周のインク
シートが接合でき、その状態でインクシートを繰出すよ
うになっているため、簡単な操作で確実にインクシート
ロールを装着することが可能となる。機器本体にインク
シートフレームの着脱検出装置や初期ロール検出装置を
設け、インクシートロールあるいはフレームに該検出手
段を動作させる突起等のアクチェータを設けたので、イ
ンクシートの多数回印字時の回数の検出及び表示が可能
となる。
と、以下のような効果がある。 （１）インクシートを交換する際に、フレーム部分を着
脱可能としているため、操作性が向上し、又、駆動軸や
駆動ギアなどが繰返し使用できるので、インクシート交
換時の破棄部品数の低減ができる。 （２）インクシートロールと駆動軸の平行度がフレーム
によって確保できるので、インクシートの先端部が駆動
軸に均一に接合され、巻上によるシワの発生を防止でき
る。また、フレームを本体にセットするときの位置に各
々のフレームがなるようにストッパを設けているので、
確実に本体にセットすることができる。 （３）破棄部品数の低減と同様の効果がある上に、フレ
ームの片側を本体で構成できるため、部品点数を減らす
ことができる。 （４）インクシートロールを交換後、本体にセットする
際に、フレームを使用する際の位置になるまで付勢して
いるので、操作性が向上すると共に、本体上部を閉じる
際にフレームと干渉して部品を変形させるといったこと
が防止できる。 （５）インクシートロールと駆動軸の外周接線が合致し
たときに、該駆動軸とインクシートロール外周のインク
シートが接合でき、その状態でインクシートを繰出すよ
うになっているため、簡単な操作で確実にインクシート
ロールを装着することが可能となる。機器本体にインク
シートフレームの着脱検出装置や初期ロール検出装置を
設け、インクシートロールあるいはフレームに該検出手
段を動作させる突起等のアクチェータを設けたので、イ
ンクシートの多数回印字時の回数の検出及び表示が可能
となる。
【図１】 本発明によるインクシートロール支持装置の
一実施例を説明するための構成図である。
一実施例を説明するための構成図である。
【図２】 本発明を説明するための熱転写記録装置の構
成図である。
成図である。
【図３】 本発明によるインクシート装着方法を説明す
るための図である。
るための図である。
【図４】 本発明による駆動ギアとインクシートロール
の固定方法を説明するための図である。
の固定方法を説明するための図である。
１３…第１の駆動ギア、１４…第１のフレーム、１５…
第２の駆動ギア、１６…第２のフレーム、１７…支点。
第２の駆動ギア、１６…第２のフレーム、１７…支点。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０４Ｎ 1/23 １０２ Ｚ 9186−5Ｃ 1/31 9186−5Ｃ
Claims (6)
- 【請求項１】 熱転写記録方式を用いる記録装置におい
て、装置本体に脱着可能に設けられたフレームと、該フ
レームに脱着可能に設けられたインクシートロールと、
該インクシートロールの内側に設けられた巻芯と、該巻
芯を固定する駆動軸と、前記巻芯と前記駆動軸とを固定
・解除する装着手段とから成ることを特徴とするインク
シートロール支持装置。 - 【請求項２】 前記インクシートロールを保持するフレ
ームの中央部において、該フレームを回転自由に支持す
るとともに、回転させた時にインクシートロール及び駆
動軸が各々のスラスト方向の中心線にて接する支点と、
フレームを開いて直線状になったときに回転を阻止する
ストッパとを有することを特徴とする請求項１記載のイ
ンクシートロール支持装置。 - 【請求項３】 インクシートロールの駆動軸とインクシ
ートロールの巻芯のいずれか一方の軸を保持するフレー
ムを両軸の略中央に設けた回転支点により回転させたと
きに、インクシートロール及び駆動軸の各々のスラスト
方向の中心線にて接するように支持することを特徴とす
る請求項１記載のインクシートロール支持装置。 - 【請求項４】 前記フレームの回転支点あるいはフレー
ムに、該フレームを使用状態まで開かせるように付勢す
るようなスプリング部材を設けたことを特徴とする請求
項２又は３記載のインクシートロール支持装置。 - 【請求項５】 前記フレームの１８０°の回転により、
カウンタが１ずつ上がることを特徴とする請求項２又は
３記載のインクシートロール支持装置。 - 【請求項６】 インクシート外周端部とインクシートロ
ールの駆動軸のすくなくとも一方に接着剤又はテープな
どの接合部材を有し、前記フレームを回転させ、両軸の
外周面に接した後、該フレームを使用位置に戻し、イン
クシート端部と駆動軸が結合されてシートを繰り出すよ
うにしたことを特徴とする請求項２又は３記載のインク
シートロール支持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4193322A JPH068557A (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | インクシートロール支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4193322A JPH068557A (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | インクシートロール支持装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH068557A true JPH068557A (ja) | 1994-01-18 |
Family
ID=16305981
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4193322A Pending JPH068557A (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | インクシートロール支持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH068557A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0879419A (ja) * | 1994-08-31 | 1996-03-22 | Murata Mach Ltd | ファクシミリ装置 |
-
1992
- 1992-06-26 JP JP4193322A patent/JPH068557A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0879419A (ja) * | 1994-08-31 | 1996-03-22 | Murata Mach Ltd | ファクシミリ装置 |
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