JPH07149016A - 熱転写リボン案内部材 - Google Patents

熱転写リボン案内部材

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JPH07149016A
JPH07149016A JP29840293A JP29840293A JPH07149016A JP H07149016 A JPH07149016 A JP H07149016A JP 29840293 A JP29840293 A JP 29840293A JP 29840293 A JP29840293 A JP 29840293A JP H07149016 A JPH07149016 A JP H07149016A
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reel
lead portion
take
transfer ribbon
cassette
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JP29840293A
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Yutaka Kusano
豊 草野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】使用後の廃棄部分を削減して熱転写記録装置の
システム全体のコストを低減させると共に、産業廃棄物
を削減して環境保護をはかる。 【構成】転写リボン2の長尺方向両端にリード部70,71
を設ける。前記リード部70,71の少なくとも一方の自由
端部の中央を凹形状に形成する。前記凹形状は少なくと
も略円弧状に形成する。リード部を巻取リール31に巻回
するに際し発生する巻取応力を凹形状によって分散さ
せ、歪みやシワの発生を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱転写リボン上の色素を
サーマルヘッドの熱により受像紙上に熱転写して記録を
行う熱転写記録装置に関し、特にカラー熱転写リボンを
用いたカラー熱転写記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、CAD/CAMやコンピュータ・
グラフィックス(CG)の発展に伴い、ディスプレイの
ハードプリント装置、特に、メインテナンスの手間が省
け、手軽に扱えるカラー転写リボンを用いたプリント装
置が大きく望まれている。また環境保護を配慮した装置
への関心も高まりつつあり、ライフサイクル(生産→使
用→廃棄→再生)に於ける環境保護を配慮した装置が求
められている。
【0003】以下、従来のカラー熱転写記録装置につい
て説明する。図13(a),(b)は記録装置の要部を示
すものであり、サーマルヘッド81は転写リボン86と受像
紙85を介してプラテン82に圧接する。駆動ローラ83に圧
接ローラ84が圧接しており、受像紙85は前記各ローラ8
3,84に挟圧されて搬送される。転写リボン86はY(イ
エロー),M(マゼンタ),C(シアン)の色素が順次
別々の区間に塗布されており、供給リール87から供給さ
れて巻取リール88に巻き取られる。
【0004】カセット89は図14に示すように、上カセッ
ト89aと下カセット89bに分割されており、転写リボン
86は供給リール87及び巻取リール88と共に下カセット89
bの収納部89c及び収納部89dに収納されている。尚、
供給リール87及び巻取リール88はカセット内部で回動可
能な状態で保持されている。
【0005】転写リボン86,供給リール87,巻取リール
88,バネ90を収納した上カセット89a及び下カセット89
bは互いの接合面が堅固に接着若しくは溶着されてカセ
ット89として構成される。尚、前記バネ90は供給リール
87及び巻取リール88を常時矢印P方向に付勢し、上カセ
ット89aと下カセット89bの側端部89e及び側端部89f
に各リール87,88のフランジ87a,88aを当接させる。
そして当接された両者の摩擦力により供給リール87及び
巻取リール88の回転が規制される。
【0006】従って、カセット89を熱転写記録装置から
取り外した状態にあっては供給リール87及び巻取リール
88は空転することなく、転写リボン86に弛みを生じるこ
とがない。またカセット89を熱転写記録装置に装填した
状態では、図示しない付勢手段によって矢印P方向と反
する方向に付勢され、上記摩擦力による供給リール87及
び巻取リール88に対する回転の規制が解除される。
【0007】次に、熱転写記録装置の動作について説明
する。図13(a)に於いて、カセット89は所定の方法で
熱転写記録装置内に装填され、転写リボン86はサーマル
ヘッド81とプラテン82の間に装着される。そして受像紙
85を駆動ローラ83と圧接ローラ84との間に挟み、前記受
像紙85と転写リボン86の第一色目(例えばイエロー)と
をサーマルヘッド81とプラテン82との間に挟んだ状態で
駆動ローラ83を矢印A方向に回動し、サーマルヘッド81
に記録信号を与えると、サーマルヘッド81の発する熱に
より転写リボン86上の色素(イエロー)が受像紙85上に
転写される。
【0008】一色の一画面分の記録が終了すると、サー
マルヘッド81は同図(b)に示すようにプラテン82から
離れる。この状態で駆動ローラ83が記録時とは逆の矢印
B方向に回動して受像紙85を送り、受像紙85の第一色目
の記録開始位置がサーマルヘッド81の発熱位置に来た所
で停止する。この間に転写リボン86はカセット89内の巻
取リール88に巻き取られ、転写リボン86の第二色目がサ
ーマルヘッド81の発熱位置に来た所で停止する。その
後、サーマルヘッド81がプラテン82に圧接して同図
(a)の状態となり、第二色目の記録が行われる。以下
同様にして第三色目の記録が完了するとカラープリント
が得られる。
【0009】上記の如く、カラープリントを行う毎に転
写リボン86はカセット89内の巻取リール88に巻き取ら
れ、所定のプリント枚数が終了すると操作者は所定の方
法により熱転写装置内からカセット89を取り出す。取り
出されたカセット89は、図15に示すように、カラープリ
ントにより使用された転写リボン86の全てが巻取リール
88に巻き取られた状態で一方の供給リール87側には転写
リボン86がない状態となっている。
【0010】使用済カセット89は使用済転写リボン86,
巻取リール88,供給リール87,バネ90と共に産業廃棄物
として処理される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記カセットは所定の
プリント枚数が終了すると全ての部分が産業廃棄物とし
て処理される所謂「使い捨て」である。然し、カセット
本体,巻取リール,供給リール,バネは使用期間(寿
命)の短い部品にも関わらず熱転写記録装置本体に使用
される部品と同等の精度及び材料で製造されている。こ
のため、カセットは過剰品質となり、結果として単価が
上昇し、このカセットを使用するシステム全体がコスト
高になるという問題があった。
【0012】またカセットは、使用済転写リボンの材
質、カセット本体,巻取リール,供給リールの材質、バ
ネの材質が夫々異なる。このため、これ等を産業廃棄物
として処理する際には堅固に接着若しくは溶着されたカ
セットを分解し、夫々の材質毎に分別しなければならな
い。このような分解,分別に要する手間や時間もコスト
上昇の一因となり、結果としてカセット単価が上昇す
る。更に、これ等の再生利用の方法も確立されていない
ため、近年の環境保護を配慮した装置としての資質に欠
ける点を有していた。
【0013】反復使用を可能とし、上記問題を考慮した
カセットも一部には存在するが、何れも操作性が悪い、
動作が不安定等、使用に支承を来す場合があった。
【0014】本発明の目的は、使用後の廃棄部分を削減
してコストの低い熱転写記録装置を提供することにあ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために本発明に係る熱転写記録装置の代表的な
手段は、リボン案内部材を設けた熱転写リボンを装置本
体に装填し、前記熱転写リボンの搬送と同期して記録信
号に応じたエネルギを付与して記録を行う熱転写記録装
置に於いて、前記リボン案内部材の搬送方向を案内する
ためのガイドと、リボン案内部材に搬送力を付与する円
筒状弾性部材と、リボン案内部材を巻き取るためのリー
ルとを有することを特徴とする。
【0016】
【作用】上記手段によれば、熱転写リボン案内部材(以
下『リード部』という)は、着脱自在なカセット内に装
填される熱転写リボン(以下『転写リボン』という)の
中心部及び最外周に設けられる。
【0017】中心部にリード部が巻回された転写リボン
がカセット内に装填され、最外周に巻回されたリード部
を搬送するに際し、該リード部の先端の中央部が凹形状
で且つ凹形状が略円弧状であるため、このリード部の搬
送は円滑に行われ、巻取リールの巻回部材となること
で、転写リボンを巻き取ることが出来る。
【0018】
【実施例】以下、本発明に係る手段を適用した記録装置
の一実施例について図を用いて説明する。図1は転写リ
ボンを装填したカセットの構成を説明する図、図2は転
写リボンの構成を説明する図、図3は記録装置の構成を
説明する図、図4は供給リール駆動装置の構成を説明す
る図、図5は巻取リール駆動装置の構成を説明する図、
図6はリード部駆動装置の構成を説明する図、図7はカ
セットに供給リールを装填する際の手順を説明する図、
図8はカセットを記録装置に装填する際の手順を説明す
る図、図9はリード部の装填動作を説明する図、図10は
リード部と巻取リールとの係合動作を説明する図、図11
は記録動作を説明する図、図12は使用済転写リボンの取
出動作を説明する図である。
【0019】先ず、記録装置Bの概略構成について図3
により説明する。記録装置Bは、カセットAを装填し、
他機から伝送された画信号に応じて記録媒体である記録
紙1に画像を記録するものである。
【0020】同図(a)に示すように、記録紙1は紙カ
セット11内に積層して収容されており、給紙ローラ7を
矢印a方向に駆動回転させることで上部より1枚ずつ給
送される。給送された記録紙1は矢印b方向に回動する
駆動ローラ5と圧接ローラ6とによって挟圧され、第一
色目の記録開始位置まで搬送される。
【0021】そして同図(b)に示すように、重ね合わ
せた記録紙1と転写リボン2を記録ヘッド3によって回
転体であるプラテン4側に押圧し、駆動ローラ5を矢印
c方向に駆動回転させることで記録紙1及び転写リボン
2を搬送する。前記記録紙1及び転写リボン2の搬送と
同期して記録ヘッド3を画信号に応じて発熱させて転写
リボン2に塗布したインクを溶融(昇華を含む、以下同
じ)させ、溶融したインクを記録紙1に転写して画像を
形成するように構成されている。
【0022】以上の動作で一色目の一画面分の記録が完
了し、以下同様にして三色三画面分の記録が完了する
と、記録紙1を排出ローラ対8,9によって搬送して記
録装置Bの外部に排出するように構成されている。
【0023】次に、転写リボン2の構成について図2に
より説明する。同図(a)に示すように、転写リボン2
は、Y(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン)の
色素が順次別々の区間に塗布された帯状部材として構成
され、両端にはリード部70,71が取り付けられている。
リード部70,71の転写リボン2に対する取り付けには接
着剤等による接着、粘着剤等による貼着、超音波等によ
る溶着によって行われる。
【0024】リード部70,71は、転写リボン2と組成が
同様若しくは同等の材質によって構成されている。リー
ド部70,71の厚さtは後述する巻取リールに容易に巻き
取られるような柔軟性と、転写リボン2を巻き取るため
に充分な強度を満足し得るように設定されている。本実
施例では、t= 0.1mm〜 0.2mmに設定されている。
【0025】リード部70, 71の幅W2 と転写リボン2の
幅W1 はW1 <W2 の関係を有しており、本実施例で
は、W1 =95mm,W2 = 112mmに設定されている。
【0026】リード部70の長さL1 は、図10(a)に示
すリード部搬送ローラ35からリード部搬送ガイド36を通
過して巻取リール31の溝部31cに至る寸法L2 と略同様
である。本実施例では、L2 =74.8mmに設定されるた
め、この寸法に送り出し余裕量1.2mmを加えて、L1 =7
6mmに設定されている。ここで、送り出し余裕量とは、
リード部70とリード部搬送ローラ35のスリップやリード
部搬送ガイド36内でのリード部70の弛み等の誤差を吸収
し、リード部装填動作を確実に行うためのものである。
【0027】リード部70,71の先端部は半径Rの円周の
一部が寸法z入り込んだ凹形状に形成されている。本実
施例では、R= 120mmとし、z=10mmとして設定されて
いる。
【0028】リード部70,71の先端部両側には、孔70
a,71aが形成されている。この孔70a,71aは、図2
(c)に示すように、側端からの寸法V1 , 先端からの
寸法V2 の位置に直径V0 の孔が穿設されており、V1
とV2 は、V1 <V2 の関係にある。また孔径φV0 と
図1(b)に示すカセットAの巻取リール31に於けるピ
ン31dの径φV0 ′は、φV0 >φV0 ′の関係にあ
る。本実施例では、V0 =φ3(mm),V0 ′=φ2
(mm),V1 =1.25mm, V2 =2.5 mmとして設定されて
いる。
【0029】転写リボン2のカセットAに装填される以
前の形態は図2(b)に示すように巻き付けられてお
り、リード部70が最外周に且つリード部71が最内周に巻
回され、これ等のリード部70,71によって転写リボン2
の保護,取扱性の向上及び保持がはかられている。以
下、「帯状部材としての転写リボン2を巻き付けたリー
ド部70,71」を総称して供給リール30という。尚、最内
周に巻回されたリード部71と最外周に巻回されたリード
部70を共通の形状とすることで製造コストの上昇を抑え
ているが、最内周に巻回されたリード部71については孔
71a及び先端部の凹形状を廃止しても良い。
【0030】次に、カセットAの構成について図1によ
り説明する。図に於いて、帯状部材で長尺状の転写リボ
ン2は、巻回されたリード部71を最内周側に配置してこ
の外周側に巻き付けられており、最外周に巻回されたリ
ード部70によって保護されると共に円筒状の供給リール
30の形態をなしてケース40に装填される。前記リード部
70は後述する巻取リール駆動装置によって巻取リール31
に巻き取られる。
【0031】供給リール30の一方側(同図(a)に於け
る左側)の端部にピボット32が嵌合し、他方側の端部に
はホルダ33が嵌合している。前記ホルダ33の内周面には
係合爪33bが形成され、この係合爪33bが後述する供給
リール駆動装置と係合するように構成されている。
【0032】同図(b),(c)に示すように、巻取リ
ール31には外周部にギヤ31aが形成されている。ギヤ31
aと噛み合うピニオンギヤ34は、一方側(同図(c)に
於ける右側)の端部に爪34aが形成された軸に固定され
ており、この爪34aが巻取リール駆動装置と係合してピ
ニオンギヤ34の駆動が行われるように構成されている。
【0033】巻取リール31の円筒部31bにはリード部70
を巻き取る溝31cが設けられている。この溝31cは同図
(b)に示すように左側に開口しており、溝31cの幅寸
法はT3 に設定されている。尚、溝31cは両側の巻取リ
ール31に同位相で設けられている。
【0034】溝31cには該溝31cと直交する方向にピン
31dが設けられており、このピン31dがリード部70の孔
70aと係合してリード部70を確実に巻き取ることが可能
である。またピン31dはバネ31eによって矢印o方向に
常時付勢されている。本実施例ではバネ31eによる付勢
力を10gに設定している。
【0035】同図(d)に示すように、リード部搬送ロ
ーラ35は一方側の端部に爪35aが形成された軸に固定さ
れており、この爪35aが後述するリード部駆動装置と係
合してリード部搬送ローラ35の駆動が行われるように構
成されている。リード部搬送ローラ35の外周部には弾性
部材35bが設けられ、この弾性部材35bがリード部70と
圧接して巻取リール31の溝31cに搬送する。本実施例に
於いて、弾性部材35は硬度Hs=60度のクロロプレンゴ
ムによって形成されている。
【0036】供給リール30を装填するケース40は、中央
部に転写リボン2を露出する記録用窓40aを有し、一方
側(同図(a)に於ける左側)の側壁40bに形成された
凸部40cには、供給リール30のリード部71の内径端面71
bと嵌合するピボット32がバネ41を介して嵌合してい
る。バネ41はピボット32を揺動可能に支持すると共に、
ピボット32に嵌合された供給リール30を矢印d方向に付
勢している。この付勢により供給リール30に嵌合するホ
ルダ33の端面33dがケース40の他方側(同図(a)に於
ける右側)側壁40dの内面に圧接するようになり、両者
の摩擦力により供給リール30の回転が規制される。従っ
て、カセットAを記録装置Bから取り外した状態にあっ
ては供給リール30は空転することなく、転写リボン2に
弛みを生じることがない。
【0037】ケース40の側壁40dには供給リール30に嵌
合するホルダ33が孔部40eに回転可能に支持されてい
る。また側壁40b,40dには巻取リール31を回転可能に
支持する軸42が設けられている。軸42には固定部材42a
が固定されており、巻取リール31の軸長手方向への脱落
を防止している。更に、側壁40b,40dにはピニオンギ
ヤ34の軸部及びリード部搬送ローラ35の軸部が嵌入し得
る孔部40hが形成されている。
【0038】リード部70を巻取リール31の溝31cまで搬
送する際に、該リード部70の両端を保持して案内するガ
イド36は側壁40b,40dに固定されている。ガイド36は
図10に示すように、リード部搬送ローラ35の外周部(弾
性部材35bの外周)から巻取リール31の円筒部31bまで
の間に設けられており、中央部に搬送路36a,36b,36
cが夫々設けられている。
【0039】搬送路36aはリード部70の両端を挿入する
導入口であり、該リード部70の導入を容易に行うために
上方が開口した形状になっている。搬送路36bはリード
部搬送ローラ35により搬送されたリード部70の搬送方向
を角度θ下方へ転換するための屈曲部である。前記角度
θは、リード部搬送ローラ35の取付位置と巻取リール31
の円筒部31bに形成された溝31cとの関係位置から決定
されるものであり、本実施例では30度に設定されてい
る。搬送路36cは搬送路36bにより方向転換されたリー
ド部70を更に巻取リール31の溝31cの入口部に案内す
る。
【0040】リード部70の厚さt,搬送路36aの隙間T
1 , 搬送路36bの隙間T2 , 巻取リール31の溝31cの隙
間T3 は、t<T2 <T1 ≦T3 の関係にある。本実施
例では、T1 =2mm,T2 = 1.5mm, T3 =2mmとして
設定されている。
【0041】次に、供給リール駆動装置の構成について
図4により説明する。供給リール駆動装置は、供給リー
ル30と嵌合したホルダ33を駆動するものであり、リール
駆動軸14の中心に多角形状の軸部14aと、ホルダ33の先
端面33a(図1(a)参照)が当接する当接部14bとを
有する。摺動部材15は内部形状が軸部14aに対応する多
角形状に形成され、該軸部14aの外周を長手方向に摺動
する。また摺動部材15はホルダ33の係合爪33bと円周方
向に係止する爪部15aを有する。供給リール駆動装置に
は、摺動部材15を一方向に付勢するバネ17、及び摺動部
材15の先端と係止し軸部14aに取り付けられた固定部材
16が設けられている。
【0042】リール駆動軸14は回転に際して一定の負荷
が掛かるように構成され、供給リール30から引き出され
る転写リボン2に一定のテンションを付与し得るように
構成されている。リール駆動軸14の摺動部材15はホルダ
33との係合をよりし易くするために設けられてものであ
り、摺動部材15と係合爪33bとが係合する際に爪部15a
と係合爪33bとが当接した場合でも、摺動部材15の内径
とリール駆動軸14の軸部14aの外径との間に隙間がある
ため、摺動部材15が回転方向に微小量回転しながら摺動
することによって前記当接が外れて係合される。
【0043】次に,巻取リール駆動装置の構成について
図5により説明する。巻取リール駆動装置はピニオンギ
ヤ34の一方側の端部に設けた爪34aと嵌合して巻取リー
ル31を駆動するものであり、中心に矩形の爪部60aを有
する巻取リール駆動軸60と、巻取リール駆動軸60を一方
向に付勢するバネ61と、巻取リール駆動軸60を長手方向
に摺動可能に且つ円周方向に回動可能に軸支する軸受部
62aを有する軸受62と、巻取リール60の軸部に取り付け
られた固定部材63とによって構成されている。
【0044】上記巻取リール駆動軸60には図示しない駆
動伝達系を介して回転力が付与されるように構成され、
記録に際して転写リボン2を巻取リール31と一体になっ
たリード部70に巻き取るように構成されている。また巻
取リール駆動軸60は回転に際して一定の負荷が掛かるよ
うに構成され、供給リール30から引き出される転写リボ
ン2に一定のテンションを付与し得るように構成されて
いる。
【0045】巻取リール60を一方向に付勢するバネ61
は、ピニオンギヤ34の一方側端部に設けた爪34aとの係
合をより容易に行うために設けたものである。即ち、矩
形の爪部60aと爪34aとの角度位相が異なって係合しな
い場合、両者の当接により巻取リール駆動軸60がバネ61
の付勢力に抗して図に於ける右側方向に移動する。当接
したまま矩形の爪部60aが微小量回転することにより位
相が合致し、バネ61の付勢力により巻取リール駆動軸60
が図に於ける左側方向に復元して両者が係合する。
【0046】次に、リード部駆動装置の構成について図
6により説明する。リード部駆動装置はリード部搬送ロ
ーラ35の爪35aと嵌合してリード部70を搬送するもので
あり、矩形の爪64aを有するリード部搬送ローラ駆動軸
64と、リード部搬送ローラ駆動軸64を一方向に付勢する
バネ65と、リード部搬送ローラ駆動軸64を長手方向に摺
動可能に且つ円周方向に回動可能に軸支する軸受部66a
を有する軸受66と、リード部搬送ローラ駆動軸64の軸部
に取り付けられた固定部材67とによって構成されてい
る。
【0047】リード部搬送ローラ駆動軸64には図示しな
い駆動伝達系を介して回転力が付与されるように構成さ
れ、供給リール30の装填に際してリード部70を巻取リー
ル31の円筒部31bに設けた溝31cまで搬送し得るように
構成されている。
【0048】リード部搬送ローラ駆動軸64を一方向に付
勢するバネ65は、リード部搬送ローラ35の一方側端部に
設けた爪35aとの係合をより容易に行うために設けたも
のである。即ち、矩形の爪部64aと爪35aとの角度位相
が異なって係合しない場合、両者の当接によりリード部
搬送ローラ駆動軸64がバネ65の付勢力に抗して図に於け
る右側方向に移動する。当接したまま矩形の爪部64aが
微小量回転することにより位相が合致し、バネ65の付勢
力によりリード部搬送ローラ駆動軸64が図に於ける左側
方向に復元して両者が係合する。尚、リード部駆動装置
は前述した巻取リール駆動装置の構成は大部分に於いて
同様である。
【0049】次に、カセットAに供給リール30を装填す
る手順について図7により説明する。カセットAに装填
される以前の供給リール30は、最外周にリード部70が巻
回された円筒状となり、転写リボン2の保護及び取扱性
の向上がはかられている。また最内周にリード部71が巻
回され転写リボン2の保持をはかっている。
【0050】カセットAの装填部は、同図(a)に示す
ように、ピボット32がケース40の側壁40bに設けた凸部
40cに嵌合され、バネ41によって揺動可能に支持されて
いる。また側壁40dにはホルダ33が孔部40eに回動可能
に支持されている。
【0051】上記状態で、操作者は先ず供給リール30を
ピボット32のテーパ部32aに対し矢印h方向に押圧する
と、テーパ部32aは供給リール30のリード部71の内径端
面部71bと嵌合する。このとき、ピボット32がバネ41に
よって揺動可能に支持されているため、供給リール30を
傾けることで容易に挿入することが可能である。またピ
ボット32は供給リール30が長手方向に多少スライドし得
るようにバネ41によって支持されている。
【0052】次いで、操作者は矢印h方向への押圧を保
持しつつ、同図(b)に示すように供給リール30を矢印
g方向に回動させ、ホルダ33と対向する位置で矢印h方
向への押圧を解除する。これにより、供給リール30は同
図(c),(d)に示すようにバネ41によって矢印d方
向に付勢され、供給リール30のリード部71の内径端面部
71bがホルダ33のテーパ部33cに嵌入する。このとき、
リード部70の先端部はガイド36の搬送路36aの直上で且
つリード部搬送ローラ35の弾性部材35bの直上に位置す
る。
【0053】以上の操作によってカセットAに対する供
給リール30の装填が完了し、カセットAの記録装置Bに
対する装填が可能となる。
【0054】次に、記録装置Bに於けるカセット装填部
の構成及びカセットAを装填する手順について図8によ
り説明する。尚、図8(a)はカセットAを装填した記
録装置Bの平面図であり、同図(b)は(a)のE1−
E1断面図、(c)は(a)のE2−E2断面図であ
る。
【0055】記録装置Bのカセット装填部はリール駆動
軸14が後シャーシ19に固着された軸18に回動可能に取付
られている。後シャーシ19はメインシャーシ20に取り付
けられ、メインシャーシ20には前シャーシ21が取り付け
られている。
【0056】前シャーシ21にはカセットAを挿入する孔
21aの左右(同図(a)に於ける上下側)2ヵ所にピン
22,23が固着されており、これ等のピン22,23はカセッ
トAのケース40に形成された穴40f,40gと係合するよ
うになっている。尚、一方の穴40gは長穴になってい
る。従って、カセットAの記録装置Bへの転写リボン搬
送方向の位置決めはケース40の穴40f,40gとピン22,
23とによって行われることとなる。
【0057】ケース40の側壁40b側には開閉可能な押圧
板24が設けられ、この押圧板24にバネ部材25が取り付け
られている。バネ部材25の付勢力はカセットAに設けた
バネ41の付勢力よりも強く設定されており、押圧板24を
閉じるとバネ部材25がカセットAのバネ41が設けられて
いる付近の側壁40bを押圧するように構成されている。
【0058】従って、前シャーシ21の孔21aにカセット
Aを挿入(この挿入と同時にホルダ33内に供給リール駆
動装置の摺動部材15が嵌入する)し、押圧板24を閉じる
と、バネ部材25の付勢によりホルダ33の先端面33aが当
接部14bに当接する。この当接によって供給リール30は
矢印e方向に押圧されて移動し、ケース40の側壁40dの
内面に圧接していた端面33dが離隔して供給リール30は
回転自由な状態となる。尚、このとき、ピボット32の凸
部32bは凸部40cの内側の凹部40iの底部に当接するよ
うに構成されており、これにより、リール長手方向の位
置決め及び円周方向の位置決めがなされるようになって
いる。
【0059】同時に、巻取リール31を駆動するピニオン
ギヤ34の爪34a及びリード部70を搬送するリード部搬送
ローラ35の爪35aが、夫々巻取リール駆動軸60の爪部60
a及びリード部搬送ローラ駆動軸64の爪部64aと係合
し、巻取リール駆動装置及びリード部駆動装置からの動
力が伝達可能となる。
【0060】以上の操作で記録装置Bに対するカセット
Aの装填が完了し、リード部70の巻取リール31に対する
装填が可能となる。
【0061】次に、リード部の装填動作について図9,
図10により説明する。尚、リード部の装填動作はカセッ
トAを記録装置Bに装填した状態で行われるものであ
る。カセットAに装填された供給リール30は、図8
(a)に示すように、リード部70の先端部がガイド36の
搬送路36aの直上に位置し、またリード部70の側端がリ
ード部搬送ローラ35の直上で且つリード部押圧部材37の
直下に位置している。
【0062】上記状態でリード部駆動装置からの動力を
リード部搬送ローラ35に伝達して該ローラ35を矢印i方
向に回動させると、リード部搬送ローラ35とリード部押
圧部材37に挟まれたリード部70が矢印j方向に搬送され
る。この搬送過程でリード部70はガイド36の搬送路36b
から搬送路36cに案内され、巻取リール31の円筒部31b
に設けた溝31cの入口部分に達する。
【0063】リード部70が更に矢印j方向に搬送される
と、図10(b)に示すように、リード部先端が巻取リー
ル31のピン31dの先端斜面部31fに当接する。そして同
図(c)に示すように、リード部先端は先端斜面部31f
を摺動しつつピン31dを矢印m方向に移動させる。更
に、リード部先端は溝31cの奥に向かって搬送され、ピ
ン31dがリード部70の孔70aに係合し、バネ31eがピン
31dを矢印o方向に付勢して通常状態に復帰する。
【0064】リード部駆動装置は、リード部70が巻取リ
ール31の溝31cの奥まで搬送され且つピン31dがリード
部70の孔70aと係合するのに充分な時間(本実施例では
1秒〜2秒)リード部搬送ローラ35を回転させた後、こ
の回転を停止させる。
【0065】尚、上記リード部駆動装置の回転制御は厳
密さを必要としない。即ち、リード部搬送ローラ35が回
転を継続した場合であっても、リード部70の長さL1 が
搬送路の長さL2 と略同様の長さであり、且つリード部
70の幅寸法W2 が転写リボン2の幅寸法W1 よりも大き
く、更にリード部搬送ローラ35が転写リボン2の幅方向
の端部に干渉することのない位置に配置されるため、リ
ード部70の後端がリード部搬送ローラ35の弾性部材35b
から外れたとき、該リード部70の搬送が停止する。
【0066】上記の如くして供給リール30のリード部70
を巻取リール31に装填した後、巻取リール駆動装置から
の動力を伝達して巻取リール31を矢印k方向に回転させ
ると、リード部70は巻取リール31の円筒部31bに巻回さ
れる。
【0067】以上の動作によってリード部70は巻取リー
ル31と一体化され、以後の記録装置Bの記録動作に伴っ
て使用される転写リボン2を巻き取ることが可能とな
る。
【0068】次に、記録装置Bの記録動作を図11により
説明する。図に於いて、記録ヘッド3はシャーシに回動
可能に取り付けた軸57に一体的に取り付けた支持腕50に
取り付けられており、軸57を中心として回動自在に構成
されている。またプラテンローラ4,駆動ローラ5,圧
接ローラ6は夫々シャーシに回動可能に取り付けた軸5
4,55,56に一体的に取り付けられている。ストッパー5
8はシャーシに設置され、支持腕50と当接し得るように
構成されている。更に、シャーシの所定位置には記録紙
1の先端を検出するセンサー59が設けられている。
【0069】上記構成に於いて,記録ヘッド3は支持腕
50の回動動作によって、記録紙1,転写リボン2を挟ん
でプラテンローラ4に押圧される。
【0070】先ず、同図(a)に示すように、駆動ロー
ラ5が矢印b方向に回動し圧接ローラ6とによって記録
紙1の先端がセンサー59に検出される位置まで搬送し、
転写リボン2の第一色目(例えばイエロー)が記録開始
位置に設定されると、第一色目の記録の準備が完了す
る。
【0071】次いで、同図(b)に示すように、図示し
ない支持腕駆動部により軸57を矢印p方向に回動させ
て、記録ヘッド3を記録紙1と転写リボン2を挟んでプ
ラテンローラ4に圧接させる。この状態で記録ヘッド3
に記録信号を与え、記録ヘッド3の発する熱により転写
リボン2上の色素(イエロー)を記録紙1上に転写す
る。同時に駆動ローラ5と圧接ローラ6によって記録紙
1を挟んだ状態で駆動ローラ5を矢印c方向に回動させ
ると、第一色目の記録が開始し最終端まてで記録され
る。この間、転写リボン2は巻取リール31と一体化した
リード部70により巻き取られ、記録紙1の移動速度で移
動する。尚、支持腕駆動部にはトルクリミッタが内蔵さ
れているため、該トルクリミッタの作用によって記録ヘ
ッド3は矢印q方向に一定の力で押圧されるようになっ
ている。
【0072】上記の如くして第一色目の記録が完了した
後、同図(c)に示すように、軸57を矢印r方向に回動
させると支持腕57が矢印s方向に回動して記録ヘッド3
はプラテンローラ4から離隔する。支持腕50がストッパ
ー58と係止すると、軸57に対する力の伝達が解除され、
支持腕50は係止位置で保持される。
【0073】次いで、駆動ローラ5を矢印b方向に回動
して記録紙1を搬送し、この記録紙1の先端がセンサー
59によって検出された位置で停止する。この間、転写リ
ボン2はリード部70に巻き取られ、第二色目(例えばマ
ゼンタ)が記録開始位置に到達したときに停止する。
【0074】引続き第二色目及び第三色目を記録して一
回のカラープリントが完了する。
【0075】次に、使用済の転写リボン2をカセットA
から取り出す手順について図12により説明する。尚、同
図(b),(c)は(a)のE3−E3断面図である。
カラープリントを行う毎に転写リボン2は巻取リール31
と一体化したリード部70に巻き取られ、所定のプリント
枚数が終了するとリード部71が露出する。更に、転写リ
ボン2を巻き取ることによりピボット32のテーパ部32a
とホルダ33のテーパ部33cに嵌合していたリード部71の
巻回が解け、該リード部71が巻取リール31側に巻回され
た転写リボン2の最外周に巻き付けられる。
【0076】上記の如く、巻取リール31側にリード部70
を最内周に且つリード部71を最外周に配置して円筒状に
巻き付けた使用済の転写リボン2をカセットAから取り
出すには、同図(c)に示すように、円筒状の転写リボ
ン2の略中央を持って矢印n方向に持ち上げ、リード部
70の孔70aを巻取リール31に設けた溝31cに配置したピ
ン31dから引抜いて該リード部70を巻取リール31の円筒
部31bから取り外す。取り外された使用済の転写リボン
2は産業廃棄物として処理される。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、リード部先端の中
央部が凹形状で、且つ少なくとも略円弧状に形成されて
いるため、巻取リールに対する巻回が容易となる。即
ち、リード部が巻取リールに巻回される際に両端に発生
する搬送方向の巻取応力を凹形状によって分散させ、リ
ード部の歪み,シワの発生を防止する。従って、リード
部が円滑に巻取リールに搬送されると共に巻回され操作
性が良好となる。
【0078】また転写リボン両端のリード部が供給リー
ル及び巻取リールの代替となる。即ち、使用前の転写リ
ボンは供給リールの代替となる後端側のリード部に巻回
されており、またカラープリントにより使用済となった
転写リボンは巻取リールの代替となる前端側のリード部
に巻回される。従って、供給リール及び巻取リールが不
要となる。
【0079】また転写リボンを装填するカセットは繰り
返し使用が可能なため、転写リボンの単価が安価にな
り、該カセットを使用するシステム全体をコストの低い
熱転写記録装置とすることが出来る。
【0080】更に、使い捨てとなっていた供給リール及
び巻取リールを使用しないため、環境保護を配慮した熱
転写記録装置とすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】転写リボンを装填したカセットの構成を説明す
る図である。
【図2】転写リボンの構成を説明する図である。
【図3】記録装置の構成を説明する図である。
【図4】供給リール駆動装置の構成を説明する図であ
る。
【図5】巻取リール駆動装置の構成を説明する図であ
る。
【図6】リード部駆動装置の構成を説明する図である。
【図7】カセットに供給リールを装填する際の手順を説
明する図である。
【図8】カセットを記録装置に装填する際の手順を説明
する図である。
【図9】リード部の装填動作を説明する図である。
【図10】リード部と巻取リールとの係合動作を説明す
る図である。
【図11】記録動作を説明する図である。
【図12】使用済転写リボンの取出動作を説明する図で
ある。
【図13】従来のカラー熱転写記録装置に於ける記録動
作を説明する図である。
【図14】従来のカセットの展開図である。
【図15】従来のカセットの使用終了状態を説明する図
である。
【符号の説明】
A─カセット、B─記録装置、1─記録紙、2─転写リ
ボン、3─記録ヘッド、4─プラテン、5─駆動ロー
ラ、6─圧接ローラ、7─給紙ローラ、8,9─排出ロ
ーラ対、11─紙カセット、14─リール駆動軸、14a─軸
部、14b─当接部、15─摺動部材、15a─爪部、16─固
定部材、17─バネ、18─軸、19─後シャーシ、20─メイ
ンシャーシ、21─前シャーシ、21a─孔、22,23─ピ
ン、24─押圧板、25─バネ部材、30─供給リール、31─
巻取リール、31a─ギヤ、31b─円筒部、31c─溝部、
31d─ピン、31e─バネ、31f─先端斜面部、32─ピボ
ット、32a─テーパ部、33─ホルダ、33a─先端面、33
b─係合爪、34─ピニオンギヤ、34a─爪、35─リード
部搬送ローラ、35a─爪、35b─弾性部材、36a,36
b,36c─搬送路、a,36b,36c、37─リード部押圧
部材、40─ケース、40a─記録用窓、40a,40d─側
壁、40c─凸部、40e,40h─孔部、40f,40g─穴、
40i─凹部、41─バネ、42─軸、42a─固定部材、50─
支持腕、54,55,56,57─軸、58─ストッパー、59─セ
ンサー、60─巻取リール駆動軸、60a─爪部、61─バ
ネ、62─軸受、62a─軸受部、63─固定部材、64─リー
ド部搬送ローラ駆動軸、64a─爪、65─バネ、66─軸
受、66a─軸受部、70,71─リード部、70a,71a─
孔、71b─内径端面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱転写記録装置に使用される熱転写リボ
    ンの長尺方向両端に設けられ、少なくとも一方の自由端
    の中央部を凹形状に形成したことを特徴とした熱転写リ
    ボン案内部材。
  2. 【請求項2】 前記凹形状が少なくとも略円弧状に形成
    されたものであることを特徴とした請求項1記載の熱転
    写リボン案内部材。
JP29840293A 1993-11-29 1993-11-29 熱転写リボン案内部材 Pending JPH07149016A (ja)

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