JPH0685018B2 - マクロレンズ - Google Patents

マクロレンズ

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JPH0685018B2
JPH0685018B2 JP61037472A JP3747286A JPH0685018B2 JP H0685018 B2 JPH0685018 B2 JP H0685018B2 JP 61037472 A JP61037472 A JP 61037472A JP 3747286 A JP3747286 A JP 3747286A JP H0685018 B2 JPH0685018 B2 JP H0685018B2
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B15/00Optical objectives with means for varying the magnification
    • G02B15/14Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective
    • G02B15/22Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective with movable lens means specially adapted for focusing at close distances

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、無限遠物点から等倍までの撮影が可能な焦点
距離50mmでF2.8の大口系マクロレンズに関するものであ
る。
〔従来の技術〕
一般の撮影レンズが無限遠物点に対して最良の性能を有
するよう収差補正がなされているのに対して、マクロレ
ンズは1/10倍付近を基準倍率とし、この基準倍率の時に
性能が良好になるように収差補正されている。
このマクロレンズでは、撮影倍率の変動に伴う収差変動
を補正しきれず、基準倍率の物点よりもさらに近距離の
物点へ合焦すると、球面収差,コマ収差等の発生が著し
くなる。特に例えばガウスタイプのように絞りを挾んで
対称型のレンズ系では、おおむね撮影倍率が高くなるほ
ど中間光線高の球面収差は補正不足になり、最大光線高
の球面収差は補正過剰になる傾向が強い。したがつて著
しく画質が劣化し大口径マクロレンズとしての利点を生
かしきれないことになる。その原因は、絞りより前のレ
ンズ群を射出した軸上光束が無限遠物点に対して収斂光
束であつたものが倍率の変化にともなつて徐々にアフオ
ーカルに近くなつて行き、等倍付近では発散光束になつ
てしまうためである。いわゆる収差係数でみると3次の
球面収差が補正不足になつていくのに対して、5次,7次
の球面収差が著しく補正過剰になるため、これがフレア
ー成分になり画質を低下させる。
このことは下記の従来例特公昭58−20006号の実施例1
における全体繰り出しの時の球面収差係数より明らかで
ある。
ただし各収差係数値は最大軸上光線高での像面における
横収差量に対応する。尚SA3は3次の球面収差係数、SA5
は5次の球面収差係数、SA7は7次の球面収差係数であ
る。
以上のような近距離での収差変動を補正する手段として
従来よりフローテイング方式が用いられており、これを
マクロレンズに適用したものとして例えば特開昭55−28
038号、特開昭56−107208号、特開昭57−192916号、特
開昭59−228220号等の公報に記載されたものがある。こ
れら従来例は、絞りをはさんで前群(第1群),後群
(第2群)からなる2群構成のもの(特開昭55−28038
号,特開昭56−107208号)、前記の後群の像側に正の屈
折力の第3群を加えたもの(特開昭57−192916号)、後
群の像側に負の屈折力の第3群を加えたもの(特開昭59
−228220号)で、いずれの従来例も各群間の間隔を単調
に増加させて近距離フローテイングを行なうものであ
る。
これらの従来例は、いずれも無限遠物点から最短物点ま
での合焦に際して、各群間隔を単調に増大させ第2群に
含まれる収斂面での軸上光線高を高くして補正不足の球
面収差を発生させ近距離での球面収差変動を補正してい
る。しかしこの方法では、倍率が1/2程度までは良好に
補正できるが、等倍付近になると補正不足の球面収差が
著しく発生する。その結果中心部のフレアーにより画質
の劣化を招き更に絞り込んだ時の像面移動が大きくなる
等の欠点を有する。又合焦時の繰り出し量が大になる欠
点もある。
他の従来例として特開昭60−100115号公報に記載された
ものもある。この従来例は、正の屈折力を有する第1群
と、正又は負の屈折力を有する第2群と、正の屈折力を
有する第3群よりなるレンズ構成であつて、第1群と第
2群の間隔を単調増大せしめ第2群と第3群の間隔を増
大から減少へ転じることによりフローテイングを行なう
ようにした実施例も示されている。しかしこの従来例
は、倍率が1/2までしか撮影できず、第1群と第3群が
いずれも正の屈折力を有するために後に述べる本発明の
目的を達成し得るものではない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は、等倍での性能が良好で主に球面収差が
良好に補正され、合焦時の繰り出し量が少なくコンパク
トで、等倍における有効Fナンバーが小で明るいマクロ
レンズを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、絞りの前方に正の屈折力の第1群G1を配置
し、絞りの後方に正の屈折力の第2群G2とその後方に負
の屈折力の第3群G3を配置し、無限遠物点から等倍まで
の合焦に際して第1群G1と第2群G2の間隔を中間倍率ま
では単調に増大するようにし、それ以後は逆に減少せし
めることによつて、前記の目的である球面収差の変動を
少なくし等倍まで良好な性能が得られるようにしたもの
である。つまり第1図に示す基本構成のものである。
又等倍近くまで合焦すると無限遠時の焦点距離に等しい
だけの繰り出し量が必要となり光学系がコンパクトであ
つても繰り出し機構を備えた製品はコンパクトでなくな
ることが多い。本発明は、第3群G3に負の屈折力を持た
せそのパワーを適切に選ぶことによつて繰り出し量の減
少をはかり、その目的であるコンパクトなレンズ系を得
るようにした。
等倍にまで達すると有効Fナンバーが無限遠時のFナン
バーのおおむね2倍になるのでマクロレンズとして使い
にくい問題が生ずる。本発明では、第3群G3の負のパワ
ーをある程度強くすることによつて有効Fナンバーを小
にし明るくした。
又本発明では、第2群G2と第3群G3の間隔が単調に増加
するようにしてある。
本発明のマクロレンズは、前述のように物体側より順に
正の屈折力を有する第1群G1と、正の屈折力を有する第
2群G2と、負の屈折力を有する第3群G3とより構成され
ていて、無限遠物点から最短物点への合焦に際して第1
群G1と第2群G2の間隔が中間倍率を境にして増大から減
少へ転じ、又第2群G2と第3群G3の間隔が常に増大する
ようにしたことを特徴としたものであるが、更に収差を
良好に補正するためには第1群が少なくとも1枚の負レ
ンズを含むもので又次の各条件を満足することが望まし
い。
(1) 1.7<|f3|/f<10,f3<0 (2) 0<ΔD1<2 (3) ν1n<50 (4) n3n<1.65 ただし、fは全系の焦点距離、f3は第3群G3の焦点距
離、ΔD1は第1群G1と第2群G2の間隔の最大値と等倍時
の値との差、ν1nは第1群G1に含まれる負レンズのアツ
ベ数、n3nは第3群G3に含まれる負レンズの屈折率であ
る。
条件(1)は、第3群G3のパワーを適切に選ぶために設
けたものである。この条件(1)の上限を越えて第3群
G3のパワーが弱くなると等倍での繰り出し量が多くなり
又有効Fナンバーも大になり暗くなるので本発明の目的
を達成できなくなる。条件(1)の下限を越えて第3群
G3のパワーが強くなると収差を良好に補正し得なくなる
ばかりでなく、偏芯等の公差もきびしくなつてしまう。
条件(2)は、第1群G1と第2群G2の間隔の変化量に関
するものである。本発明のマクロレンズの特徴は、無限
遠物点から等倍までの合焦に際して第1群G1と第2群G2
の間隔を中間倍率を境にして増大から減少へ転じること
にある。ΔD1は第1群G1と第2群G2の間隔が最も拡がつ
た時の値と等倍時の値の差であつてつまりこの間隔の戻
り量を表わしている。ΔD1が条件(2)の上限を越えて
多く動く場合には、等倍での球面収差が補正過剰になり
更にコマ収差の発生が著しくなる。ΔD1が条件(2)の
下限を越えると第1群G1と第2群G2の間隔が単調増大に
なつてしまうために本発明の目的に合わない。つまり前
述のように補正不足の球面収差が大きくなる。
条件(3)は、第1群G1に含まれる負レンズのアツベ数
を規定したもので、この条件より外れると倍率1/2付近
で倍率の色収差を補正しきれなくなる。
条件(4)は、第3群G3の負レンズ(後に示す実施例の
第7レンズ)の屈折率を規定したものであつて、この条
件を外れるとペツツバール和が大きくなりすぎて像面わ
ん曲が著しく補正不足になる。
更に次の条件(5)を満足することが望ましい。
(5) 0.5<|ra|/f<1.0 ただしraは第3群G3中の最も発散作用の強い面の曲率半
径である。
この条件(5)は、コマ収差を補正する上で必要な条件
である。条件(2)を満足せしめることによつてある程
度のコマ収差をおさえることができるが、この条件
(5)を設けることによつて更にコマ収差の補正作用を
もたせ一層良好に補正し得る。条件(5)の上限を越え
てこの面が緩くなると補正作用が弱くなり十分な性能が
得られない。条件(5)の下限を越えてこの面がきつく
なると像面わん曲のまがりが大きくなる。
更に第2レンズの屈折率n2を下記の条件(6)を満足す
るようにすることが望ましい。
(6) 1.7<n2 条件(6)の下限を越えて屈折率n2が低くなると無限遠
物点に対しても球面収差の曲りが大きくなる。
〔実施例〕
以上詳細に説明した本発明のマクロレンズの各実施例を
示す。
実施例1 f=5.15,F/2.80〜F/5.10,2ω=45.5゜ r1=71.9126 d1=2.5631 n1=1.72916 ν=54.68 r2=−171.0158 d2=0.1350 r3=19.7855 d3=3.1449 n2=1.77250 ν=49.66 r4=34.9886 d4=0.7600 r5=93.2117 d5=1.2822 n3=1.58267 ν=46.33 r6=16.3528 d6=D1 r7=−18.8909 d7=3.0858 n4=1.75520 ν=27.51 r8=206.0456 d8=5.0491 n5=1.77250 ν=49.66 r9=−23.1076 d9=0.1650 r10=47.7170 d10=3.2747 n6=1.77250 ν=49.66 r11=−139.1554 d11=D2 r12=−377.3011 d12=1.5000 n7=1.51633 ν=64.15 r13=31.4655 d13=1.6000 r14=315.7777 d14=2.6094 n8=1.58267 ν=46.33 r15=−73.0544 D1 D2 無限遠 6.291 0.990 −0.5X 10.016 3.412 −1.0X 9.016 7.868 絞りは第7面(r7)の前方3mm |f3|/fは2.597 , ΔD1=1.081 実施例2 f=51.5,F/2.83〜F/5.11,2ω=45.5゜ r1=70.3184 d1=2.5451 n1=1.71700 ν=47.94 r2=−153.3443 d2=0.1350 r3=19.1789 d3=3.1500 n2=1.78590 ν=44.18 r4=34.3091 d4=0.6800 r5=83.1414 d5=1.2990 n3=1.60342 ν=38.01 r6=15.4390 d6=D1 r7=−16.4628 d7=2.5017 n4=1.75520 ν=27.51 r8=−155.4760 d8=5.0909 n5=1.77250 ν=49.66 r9=−20.4045 d9=0.1650 r10=48.3531 d10=3.1648 n6=1.71300 ν=53.84 r11=−99.7993 d11=D2 r12=153.8758 d12=1.5900 n7=1.60729 ν=59.38 r13=30.8977 d13=1.8300 r14=171.8386 d14=2.6597 n8=1.60342 ν=38.01 r15=135.5035 D1 D2 無限遠 6.900 0.727 −0.5X 10.820 2.496 −1.0X 10.620 6.935 絞りは第7面(r7)の前方3.3mm |f3|/f=2.630 , ΔD1=0.389 実施例3 f=51.5,F/2.8〜F/5.19,2ω=45.5゜ r1=148.9792 d1=2.5631 n1=1.72916 ν=54.68 r2=−100.8477 d2=0.1350 r3=19.6669 d3=3.1449 n2=1.77250 ν=49.66 r4=46.5278 d4=1.0165 r5=370.0493 d5=1.2822 n3=1.58267 ν=46.33 r6=16.1179 d6=D1 r7=−17.9561 d7=2.0000 n4=1.75520 ν=27.51 r8=−359.3300 d8=4.0000 n5=1.77250 ν=49.66 r9=−21.1552 d9=0.1650 r10=58.7760 r10=3.2747 n6=1.77250 ν=49.66 r11=−74.8374 d11=D2 r12=−303.7594 d12=1.5000 n7=1.51633 ν=64.15 r13=34.8188 d13=1.8245 r14=−379.9382 d14=2.5841 n8=1.56732 ν=42.83 r15=−57.1724 D1 D2 無限遠 6.291 0.990 −0.5X 10.152 4.715 −1.0X 10.127 8.399 絞りは第7面(r7)の前方3mm |f3|/f=2.569 , ΔD1=0.327 実施例4 f=51.5,F/2.86〜F/5.17,2ω=45.5゜ r1=61.2176 d1=2.5000 n1=1.72000 ν=50.25 r2=−213.6049 d2=0.1500 r3=18.2860 d3=3.0000 n2=1.78590 ν=44.18 r4=29.1936 d4=0.7200 r5=60.8301 d5=1.2400 n3=1.58144 ν=40.75 r6=14.7356 d6=D1 r7=18.2868 d7=2.7400 n4=1.76180 ν=27.11 r8=278.6021 d8=5.3000 n5=1.77250 ν=49.66 r9=−22.8068 d9=0.1500 r10=43.1647 d10=2.9111 n6=1.72000 ν=50.25 r11=−122.2355 d11=D2 r12=−5146.8708 d12=1.4000 n7=1.51633 ν=64.15 r13=30.3529 d13=2.0800 r14=−398.4014 d14=2.4100 n8=1.58144 ν=40.75 r15=−53.6950 D1 D2 無限遠 6.900 0.727 −0.5X 10.589 2.336 −1.0X 9.990 6.107 絞りは第7面(r7)の前方3.3mm |f3|/f=2.734 , ΔD1=0.721 実施例5 f=51.5,F/2.89〜F/5.51,2ω=45.5゜ r1=107.4559 d1=2.5631 n1=1.72916 ν=54.68 r2=−134.0176 d2=0.1350 r3=18.5240 d3=3.1449 n2=1.77250 ν=49.66 r4=35.1161 d4=0.8000 r5=131.5691 d5=1.2822 n3=1.58267 ν=46.33 r6=15.8882 d6=D1 r7=−15.1976 d7=1.8825 n4=1.75520 ν=27.51 r8=−359.3300 d8=3.5481 n5=1.78590 ν=44.18 r9=−17.9921 d9=0.1650 r10=80.9828 d10=3.2747 n6=1.77250 ν=49.66 r11=−102.7116 d11=D2 r12=102.5518 d12=1.5000 n7=1.51633 ν=64.15 r13=38.6024 d13=1.0000 r14=160.0516 d14=2.5841 n8=1.56732 ν=42.83 r15=−231.2026 D1 D2 無限遠 9.900 1.533 −0.5X 11.247 3.259 −1.0X 10.248 14.177 絞りは第7面(r7)の前方3.3mm |f3|/f=8.680 , ΔD1=1.359 実施例6 f=51.5,F/2.8〜F/5.22,2ω=45.5゜ r1=40.5017 d1=3.6069 n1=1.72916 ν=54.68 r2=1165.0549 d2=0.1350 r3=18.9963 d3=3.1449 n2=1.77250 ν=49.66 r4=29.6782 d4=1.4000 r5=90.0652 d5=1.7000 n3=1.65016 ν=39.39 r6=12.8155 d6=D1 r7=−11.5012 d7=1.8500 n4=1.80518 ν=25.43 r8=−14.3165 d8=0.1500 r9=62.8013 d9=4.0000 n5=1.72916 ν=54.68 r10=−24.7292 d10=D2 r11=−118.5352 d11=1.4000 n6=1.58144 ν=40.75 r12=31.9202 d12=1.6000 r13=−392.9991 d13=3.1440 n7=1.58913 ν=60.97 r14=−37.2800 D1 D2 無限遠 8.302 0.600 −0.5X 8.823 2.417 −1.0X 8.802 6.206 絞りは第7面(r7)の前方4mm |f3|/f=2.579 , ΔD1=0.128 ただしr1,r2,…はレンズ各面の曲率半径、d1,d2,…は各
レンズの肉厚およびレンズ間隔、n1,n2,…は各レンズの
屈折率、ν12,…は各レンズのアツベ数である。
上記実施例のうち、実施例1〜5は第2図に示すような
7群8枚のレンズ構成で、物体側より順に正レンズと,
物体側に凸の正のメニスカスレンズと,像側に凹の負の
メニスカスレンズよりなる第1群G1と、負レンズと正レ
ンズの接合レンズと,正レンズよりなる第2群G2と、負
レンズと,正レンズよりなる第3群G3とにて構成されて
いる。これら実施例でν1n=ν3,n3n=n7,ra=r13であ
る。
実施例6は第3図に示すような7群7枚構成で、第2群
G2が物体に凹の負のメニスカスレンズと正レンズよりな
り、第1群G1と第3群G3は第2図と同様の構成である。
この実施例はν1n=ν3,n3n=n6,ra=r12である。
以上の各実施例の球面収差係数は次の表の通りである。
尚(−1.0X)はD1を単調に増大させて等倍にした時の収
差係数でその時のD1,D2は表中に示してある。
又実施例1の無限遠,1/2倍,等倍での収差状況は夫々
第4図,第5図,第6図に、実施例2の無限遠,1/2
倍,等倍での収差状況は夫々第7図,第8図,第9図
に、実施例3の無限遠,1/2倍,等倍での収差状況は夫
々第10図,第11図,第12図に、実施例4の無限遠,1/2
倍,等倍での収差状況は夫々第13図,第14図,第15図
に、実施例5の無限遠,1/2倍,等倍での収差状況は夫
々第16図,第17図,第18図に、実施例6の無限遠,1/2
倍,等倍での収差状況は夫々第19図,第20図,第21図に
示す通りである。
〔発明の効果〕
本発明のマクロレンズは、無限遠物点から等倍までの全
範囲にわたつて諸収差が良好に補正され又収差変動特に
球面収差の変動が少なく良好な像性能を有している。更
に繰り出し量が1割程度少なくしたがつてコンパクト
で、等倍での有効Fナンバーが5.2で明るいレンズ系で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明マクロレンズの基本構成を示す図、第2
図は本発明の実施例1乃至実施例5の断面図、第3図は
本発明の実施例6の断面図、第4図乃至第6図は実施例
1の収差曲線図、第7図乃至第9図は実施例2の収差曲
線図、第10図乃至第12図は実施例3の収差曲線図、第13
図乃至第15図は実施例4の収差曲線図、第16図乃至第18
図は実施例5の収差曲線図、第19図乃至第21図は実施例
6の収差曲線図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物体側より順に正の屈折力の第1群と、正
    の屈折力の第2群と、負の屈折力の第3群とより構成さ
    れ、無限遠物点から最短物点への合焦に際し第1群と第
    2群の間隔が中間倍率を境にして増大から減少に転じる
    ことを特徴とする大口径マクロレンズ。
  2. 【請求項2】無限遠物点から最短物点への合焦に際し第
    2群と第3群の間隔が常に増大することを特徴とする特
    許請求の範囲(1)の大口径マクロレンズ。
  3. 【請求項3】第1群に少なくとも1枚の負レンズを含ん
    でおり、又下記の各条件を満足する特許請求の範囲
    (2)の大口径マクロレンズ。 (1) 1.7<|f3|/f<10,f3<0 (2) 0<ΔD1<2 (3) ν1n<50 (4) n3n<1.65 ただしfは無限遠時の全系の焦点距離、ΔD1は第1群と
    第2群の間隔の最大値と等倍時の値との差、ν1nは第1
    群に含まれる負レンズのアツベ数、n3nは第3群に含ま
    れる負レンズの屈折率である。
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