JPH0684826B2 - 分離型空気和機の室外機の電装部品収納装置 - Google Patents

分離型空気和機の室外機の電装部品収納装置

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JPH0684826B2
JPH0684826B2 JP18247187A JP18247187A JPH0684826B2 JP H0684826 B2 JPH0684826 B2 JP H0684826B2 JP 18247187 A JP18247187 A JP 18247187A JP 18247187 A JP18247187 A JP 18247187A JP H0684826 B2 JPH0684826 B2 JP H0684826B2
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匠 井本
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、分離型空気調和機の室外機の電装部品収納装
置に関するものである。
従来の技術 近年、空気調和機はきめこまかな室内気温の制御を行な
うためにインバータ式冷暖房兼用機が主流となり、これ
にともない圧縮機を運転・制御するための電装部品が大
巾に増加している。またこれらの電装部品は、発熱する
ものが多いため放熱を考慮する必要が生じてきた。
このため分離型空気調和機の室外機においては冷凍サイ
クルを構成する熱交換器に風を送るための送風装置を利
用して電装部品の放熱を行なっている。
さらに最近では電装部品収納装置は樹脂により成形され
ることが多く、電装部品収納装置に電装部品を装着する
ための固定装置を一体成形し部品点数の低減をはかって
いる。
以下図面を参照しながら、上述した従来の分離型空気調
和機の室外機の電装部品収納装置の一例について説明す
る。
第4図、第5図は従来の電装部品収納装置を含む分離型
空気調和機の室外機の内部構造を示すものであり、また
第6図は従来の電装部品収納装置の断面図である。第4
図、第5図において3は電装部品、4は冷凍サイクルを
構成する熱交換器5および前記熱交換器5に風を送るた
めの送風装置6を含む通風回路の仕切板である。また7
は電装部品収納装置であり、8は外箱である。さらに9
はシール材であり、前記電装部品収納装置7の内部に雨
水等が進入するのを防ぐために前記電装部品収納装置7
と前記外箱8との間に使用される。
また第6図において7aは前記電装部品3を装着するため
の固定部であり前記電装部品収納装置7に一体成形され
ている。さらに7bは前記固定部7aを成形するために金型
都合上必要な穴部である。
このような構成により、電装部品3の熱を送風装置6の
助けにより通風回路へすみやかに放熱することができ、
また上記効果を有する電装部品収納装置7を少ない部品
点数で実現することができる。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記従来の構成において、電装部品収納装
置7には固定部7a成形のための穴部7bがあるために通風
回路より雨水等が進入しやすく、シール材9により穴部
7bをふさぐ必要がある。さらに電装部品収納装置7と外
箱8との間のシール材は点検・修理等に損傷を受けるこ
とがあり、確実に雨水等の進入を防止するのが難しかっ
た。
本発明はこのような問題を解決するもので、雨水等の進
入の危険性のない電装部品収納装置を簡単な構造により
低コストで実現するものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の分離型空気調和機
の室外機の電装部品収納装置は、電装部品を収納する収
納箱部と前記収納箱部の開口部に装着する蓋部とより構
成し、前記蓋部に電装部品を前記収納箱部に押付けるた
めの突起を設けたものである。
作用 本発明の分離型空気調和機の室外機の電装部品収納装置
は上記の構造により、成形金型の都合による穴等性能上
不要な開口部を設けることなく構成され、電装部品収納
装置内への雨水等の進入を防止することができる。
実施例 以下、本発明の分離型空気調和機の室外機の電装部品収
納装置の一実施例について、図面を参照しながら説明す
る。
第1図は本発明における電装部品収納装置の斜視図であ
り、第2図は前記電装部品収納装置の断面図である。さ
らに第3図は前記電装部品収納装置を含む分離型空気調
和機の室外機の内部構造を示すものである。同図におい
て、1は電装部品収納装置の収納箱部、また2は前記収
納箱部1の開口部に装着する蓋部であり、さらに前記蓋
部2は電装部品3を前記収納箱に押つけて固定するため
の突起2aを有している。なお仕切板4、熱交換器5およ
び送風装置6は従来例において説明したものと同じであ
る。
上記構成による分離型空気調和機の室外機の電装部品収
納装置は、性能上不要な開口部をもたないため、シール
材を用いずに雨水等の進入を防ぐことができる。
発明の効果 以上のように本発明の分離型空気調和機の室外機の電装
部品収納装置は、電装部品を収納する収納箱部と前記収
納箱部の開口部に装着する蓋部とより構成され、前記蓋
部に電装部品を前記収納箱部に押付けるための突起を設
けることにより、シール材を用いずに電装部品収納箱内
へ雨水等が進入するのを防止することができコスト低減
および安全性向上がはかれる等多くの長所を有するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における分離型空気調和機の
室外機の電装部品収納装置の斜視図、第2図は同電装部
品収納装置の断面図、第3図は同電装部品収納装置を含
む分離型空気調和機の室外機の内部を示す正面図、第4
図は従来例における電装部品収納装置を含む分離型空気
調和機の室外機の内部を示す正面図、第5図は同室外機
の内部を示す平面図、第6図は同従来例の電装部品収納
装置の断面図である。 1……収納箱部、2……蓋部、2a……突起、3……電装
部品、4……仕切板、6……送風装置、7……電装部品
収納装置、7a……電装部品固定部、7b……穴部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電装部品を収納する収納箱部と、前記収納
    箱部の開口部に装着する蓋部とより構成し、前記蓋部に
    電装部品を前記収納箱部に押付ける突起を設けた分離型
    空気調和機の室外機の電装部品収納装置。
JP18247187A 1987-07-22 1987-07-22 分離型空気和機の室外機の電装部品収納装置 Expired - Fee Related JPH0684826B2 (ja)

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