JPH0684752A - 露光装置とアライメント精度測定方法 - Google Patents
露光装置とアライメント精度測定方法Info
- Publication number
- JPH0684752A JPH0684752A JP4233431A JP23343192A JPH0684752A JP H0684752 A JPH0684752 A JP H0684752A JP 4233431 A JP4233431 A JP 4233431A JP 23343192 A JP23343192 A JP 23343192A JP H0684752 A JPH0684752 A JP H0684752A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mark
- semiconductor substrate
- alignment
- exposure
- resist film
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- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 アライメントエラー量のフィードバックの時
間が短縮され、露光装置を含むラインの自動化を図る。 【構成】 レティクル3のパターンを縮小投影レンズ4
を用いてレジスト膜5に転写し、次に半導体基板上に形
成されたアライメント精度測定用マーク7の位置をHe
−Neレーザー光12の干渉の光強度から求める。半導
体基板に形成されたパターンに対するアライメントエラ
ーを算出器11から求め、露光装置にフィードバックす
る。
間が短縮され、露光装置を含むラインの自動化を図る。 【構成】 レティクル3のパターンを縮小投影レンズ4
を用いてレジスト膜5に転写し、次に半導体基板上に形
成されたアライメント精度測定用マーク7の位置をHe
−Neレーザー光12の干渉の光強度から求める。半導
体基板に形成されたパターンに対するアライメントエラ
ーを算出器11から求め、露光装置にフィードバックす
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LSI等の製造工程に
使われている露光装置におけるアライメント精度測定方
法に関するものである。
使われている露光装置におけるアライメント精度測定方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体装置の製造で用いられるア
ライメントエラー量のフィードバック機構の概略図を図
5に示す。まず、所望の形状を有するマスクパターンを
介してレジスト膜への投影露光する。次にレジスト膜を
現像する。次に現像されたアライメント精度測定用マー
ク位置と半導体基板に形成されたアライメント精度測定
用マーク位置を測定してアライメントエラー量を算出
し、それを露光装置にフィードバックする。
ライメントエラー量のフィードバック機構の概略図を図
5に示す。まず、所望の形状を有するマスクパターンを
介してレジスト膜への投影露光する。次にレジスト膜を
現像する。次に現像されたアライメント精度測定用マー
ク位置と半導体基板に形成されたアライメント精度測定
用マーク位置を測定してアライメントエラー量を算出
し、それを露光装置にフィードバックする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、アライメントエラー量を求めるのに現像後アライ
メント精度測定器を用いなければならない。このため、
露光装置にフィードバックするまでに時間が掛かり自動
化することが困難であった。
では、アライメントエラー量を求めるのに現像後アライ
メント精度測定器を用いなければならない。このため、
露光装置にフィードバックするまでに時間が掛かり自動
化することが困難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の露光装置は、縮小投影レンズを介して光源か
ら放出された露光光と、前記露光光と一部同じ光路を通
るHe−Neレーザー光と、半導体基板に形成された第
1のマークに前記He−Neレーザー光が照射され、前
記露光光が前記半導体基板上に形成されたレジスト膜に
第2のマークに照射され、前記He−Neレーザー光と
前記露光光とで測定されたそれぞれの前記マークの位置
からアライメントエラーを算出し、フィードバックされ
る。
に本発明の露光装置は、縮小投影レンズを介して光源か
ら放出された露光光と、前記露光光と一部同じ光路を通
るHe−Neレーザー光と、半導体基板に形成された第
1のマークに前記He−Neレーザー光が照射され、前
記露光光が前記半導体基板上に形成されたレジスト膜に
第2のマークに照射され、前記He−Neレーザー光と
前記露光光とで測定されたそれぞれの前記マークの位置
からアライメントエラーを算出し、フィードバックされ
る。
【0005】上記課題を解決するために本発明のアライ
メント精度測定方法は、半導体基板に形成された第1の
マークにHe−Neレーザー光を照射し、前記第1のマ
ークの位置を測定する工程と、前記半導体基板上に形成
されたレジスト膜にマスクを介して露光する工程と、前
記レジスト膜に転写された第2のマークの位置を前記露
光と同時に測定する工程と、おのおのの前記マークの位
置からアライメントエラー量を算出する工程とを備えて
いる。
メント精度測定方法は、半導体基板に形成された第1の
マークにHe−Neレーザー光を照射し、前記第1のマ
ークの位置を測定する工程と、前記半導体基板上に形成
されたレジスト膜にマスクを介して露光する工程と、前
記レジスト膜に転写された第2のマークの位置を前記露
光と同時に測定する工程と、おのおのの前記マークの位
置からアライメントエラー量を算出する工程とを備えて
いる。
【0006】
【作用】本発明を用いると、レジスト膜に転写されたア
ライメント精度測定用マーク位置を露光光を用いて検出
することで半導体基板に形成されたアライメント精度測
定用マーク位置からアライメントエラー量を短時間に求
めそれを露光装置にフィードバックすることができる。
ライメント精度測定用マーク位置を露光光を用いて検出
することで半導体基板に形成されたアライメント精度測
定用マーク位置からアライメントエラー量を短時間に求
めそれを露光装置にフィードバックすることができる。
【0007】
【実施例】以下、この発明の実施例を、添付図面を参照
しながら詳細に説明する。
しながら詳細に説明する。
【0008】まず、図1に本発明の露光装置のアライメ
ント精度測定系の構成図を示す。本発明の露光装置は、
高圧水銀ランプを用いた光源1、He−Neレーザー
2、レティクル3、縮小投影レンズ4、ウエハステージ
6、レーザー干渉検出器9、露光光の基板からの反射強
度を検出する検出器10、およびそれぞれの検出器9,
10からアライメントエラー量を計算する算出器11か
ら構成されている。まず、レティクル3のパターンをレ
ジスト膜5に転写し、次に半導体基板上に形成されたア
ライメント精度測定用マーク7の位置はHe−Neレー
ザー光12の干渉の光強度から求められる。レジスト膜
5に転写されたアライメント精度測定用マーク14の位
置は露光光13の反射強度から求められる。次に、半導
体基板に形成されたパターンに対するアライメントエラ
ーを算出器11から求め露光装置にフィードバックをす
る。
ント精度測定系の構成図を示す。本発明の露光装置は、
高圧水銀ランプを用いた光源1、He−Neレーザー
2、レティクル3、縮小投影レンズ4、ウエハステージ
6、レーザー干渉検出器9、露光光の基板からの反射強
度を検出する検出器10、およびそれぞれの検出器9,
10からアライメントエラー量を計算する算出器11か
ら構成されている。まず、レティクル3のパターンをレ
ジスト膜5に転写し、次に半導体基板上に形成されたア
ライメント精度測定用マーク7の位置はHe−Neレー
ザー光12の干渉の光強度から求められる。レジスト膜
5に転写されたアライメント精度測定用マーク14の位
置は露光光13の反射強度から求められる。次に、半導
体基板に形成されたパターンに対するアライメントエラ
ーを算出器11から求め露光装置にフィードバックをす
る。
【0009】図2に、前記アライメント精度測定用マー
ク7の拡大図を示す。アライメント測定マークは、半導
体基板に形成されたアライメント精度測定用マーク7と
レジスト膜5に転写されたマークの露光部17と未露光
部16とから構成されている。図3および図4は、それ
ぞれ露光光のレジスト膜5に転写されたアライメント精
度測定用マーク7の反射強度とHe−Neレーザー光の
半導体基板に形成されたアライメント精度測定用マーク
14の反射強度(干渉光)を示している。レジスト膜の
露光部は、露光光によりブリーチングが起こり透過率が
急激に増加する。すなわち、透過率は、露光前約20%
が露光後約90%と変化する。これは、感光基のオルト
−ナフトキノンジアジドの光反応が原因である。この露
光部、未露光部の透過率の変化が反射強度の変化として
示される。そこで、それぞれの反射強度差からマークの
位置を検出して基板に形成されたアライメントマークに
対するずれ量を求め露光装置にフィードバックする。
ク7の拡大図を示す。アライメント測定マークは、半導
体基板に形成されたアライメント精度測定用マーク7と
レジスト膜5に転写されたマークの露光部17と未露光
部16とから構成されている。図3および図4は、それ
ぞれ露光光のレジスト膜5に転写されたアライメント精
度測定用マーク7の反射強度とHe−Neレーザー光の
半導体基板に形成されたアライメント精度測定用マーク
14の反射強度(干渉光)を示している。レジスト膜の
露光部は、露光光によりブリーチングが起こり透過率が
急激に増加する。すなわち、透過率は、露光前約20%
が露光後約90%と変化する。これは、感光基のオルト
−ナフトキノンジアジドの光反応が原因である。この露
光部、未露光部の透過率の変化が反射強度の変化として
示される。そこで、それぞれの反射強度差からマークの
位置を検出して基板に形成されたアライメントマークに
対するずれ量を求め露光装置にフィードバックする。
【0010】以上のようなアライメント測定による位置
補正後、次の半導体基板からマスクパターンの露光が行
われる。なお、従来の方法では現像後アライメント測定
器によりアライメントエラー量を求めるため、それを次
の半導体基板に導入するまでのタイムラグが大きい。本
実施例によるアライメント測定方法と露光装置を用いる
と、先行の半導体基板にパターン転写した後アライメン
トエラー量の算出からフィードバックまでの時間が短縮
されラインの自動化が行える。
補正後、次の半導体基板からマスクパターンの露光が行
われる。なお、従来の方法では現像後アライメント測定
器によりアライメントエラー量を求めるため、それを次
の半導体基板に導入するまでのタイムラグが大きい。本
実施例によるアライメント測定方法と露光装置を用いる
と、先行の半導体基板にパターン転写した後アライメン
トエラー量の算出からフィードバックまでの時間が短縮
されラインの自動化が行える。
【0011】
【発明の効果】本発明の露光装置とアライメント測定方
法を用いることで、アライメントエラー量のフィードバ
ックまでの時間が短縮され、かつラインの自動化ができ
る。
法を用いることで、アライメントエラー量のフィードバ
ックまでの時間が短縮され、かつラインの自動化ができ
る。
【図1】本発明の露光装置のアライメント系の構成図
【図2】本発明のアライメントマークの拡大図
【図3】レジスト膜に転写されたアライメント精度測定
用マークの反射強度を示す図
用マークの反射強度を示す図
【図4】半導体基板に形成されたアライメント精度測定
用マークの干渉光強度を示す図
用マークの干渉光強度を示す図
【図5】従来のアライメントエラー量の検出方法を説明
する図
する図
1 光源 2 He−Neレーザー 3 レティクル 4 縮小投影レンズ 5 レジスト膜 6 ウエハステージ 7 アライメント精度測定用マーク 9 レーザー干渉検出器 10 検出器 11 算出器 12 He−Neレーザー光 13 露光光 14 アライメント精度測定用マーク 16 未露光部 17 露光部
Claims (2)
- 【請求項1】縮小投影レンズを介して光源から放出され
た露光光と、前記露光光と一部同じ光路を通るHe−N
eレーザー光と、半導体基板に形成された第1のマーク
に前記He−Neレーザー光が照射され、前記露光光が
前記半導体基板上に形成されたレジスト膜に第2のマー
クに照射され、前記He−Neレーザー光と前記露光光
とで測定されたそれぞれの前記マークの位置からアライ
メントエラーを算出し、フィードバックされることを特
徴とする露光装置。 - 【請求項2】半導体基板に形成された第1のマークに前
記He−Neレーザー光を照射し、前記第1のマークの
位置を測定する工程と、前記半導体基板上に形成された
レジスト膜にマスクを介して露光する工程と、前記レジ
スト膜に転写された第2のマークの位置を前記露光と同
時に測定する工程と、おのおのの前記マークの位置から
アライメントエラー量を算出する工程とを備えたことを
特徴とするアライメント精度測定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4233431A JP3056598B2 (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | 露光装置とアライメント精度測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4233431A JP3056598B2 (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | 露光装置とアライメント精度測定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0684752A true JPH0684752A (ja) | 1994-03-25 |
JP3056598B2 JP3056598B2 (ja) | 2000-06-26 |
Family
ID=16954936
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4233431A Expired - Fee Related JP3056598B2 (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | 露光装置とアライメント精度測定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3056598B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007005649A (ja) * | 2005-06-24 | 2007-01-11 | Nikon Corp | 重ね合わせ測定装置 |
KR100877259B1 (ko) * | 2006-12-28 | 2009-01-09 | 동부일렉트로닉스 주식회사 | 노광장치의 포커스 얼라인먼트 방법 및 장치 |
-
1992
- 1992-09-01 JP JP4233431A patent/JP3056598B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007005649A (ja) * | 2005-06-24 | 2007-01-11 | Nikon Corp | 重ね合わせ測定装置 |
KR100877259B1 (ko) * | 2006-12-28 | 2009-01-09 | 동부일렉트로닉스 주식회사 | 노광장치의 포커스 얼라인먼트 방법 및 장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3056598B2 (ja) | 2000-06-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |