JPH07142329A - 露光方法及び露光装置並びにマスク - Google Patents

露光方法及び露光装置並びにマスク

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JPH07142329A
JPH07142329A JP15351593A JP15351593A JPH07142329A JP H07142329 A JPH07142329 A JP H07142329A JP 15351593 A JP15351593 A JP 15351593A JP 15351593 A JP15351593 A JP 15351593A JP H07142329 A JPH07142329 A JP H07142329A
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JP
Japan
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mask
pattern
amount
wafer
exposure
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JP15351593A
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English (en)
Inventor
Osamu Arao
修 荒尾
Seiichi Ono
清一 小野
Yoichiro Tamiya
洋一郎 田宮
Katsuhiro Nozaki
勝弘 野崎
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Hitachi Ltd
Renesas Eastern Japan Semiconductor Inc
Original Assignee
Hitachi Tokyo Electronics Co Ltd
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 露光工程の先行作業における現像及びウェハ
の再生処理が不要で、スループットの向上を図り得る露
光方法及び露光装置並びにマスクを提供する。 【構成】 マスク1のテストパターン16を露光により
レジストに転写し、その潜像16aを検出し、潜像16
aとウェハ3の照合パターン36とを照らし合わせてそ
れらのずれ量を求める。そのずれ量よりマスク1とウェ
ハ3との合わせずれ量を求め、その合わせずれ量に基づ
いて露光装置2の補正を制御装置27により自動的に行
う。これを、合わせずれ量が規格値を満たすまで順次別
のテストパターン17,18,19に付いて繰り返し行
ない、合わせずれ量が規格値を満たした時に、マスク1
の素子パターン領域11を露光してレジストに転写す
る。 【効果】 マスクとウェハとの合わせずれ量を求めるに
あたって現像を行わずに済み、ウェハの再生処理を行わ
ずに済む。従って、スループットが向上するだけでな
く、再生処理による不良原因の発生が皆無となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の製造技術
さらにはリソグラフィ工程に適用して特に有効な技術に
関し、例えばマスク(本明細書においては、等倍露光用
のマスクの他に縮小露光用のレチクルも含むものとす
る。)とウェハとの合わせずれの検査・補正に利用して
有用な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、実際の製品となる半導体装置の
形成のために半導体ウェハに塗布したレジストを露光す
る前に、マスクとウェハとの合わせずれの補正のための
先行作業として仮の露光を行っている。これは、ロット
固有の原因により各ロット間でマスクとウェハとの合わ
せ位置にずれが生じたり、同一ロットのウェハであって
も何工程目の露光かによって半導体ウェハの表面状態が
変わり、その影響により合わせずれが生じたりするから
である。
【0003】従来の先行作業は、以下のようにして行わ
れていた。先ず、通常通り半導体ウェハにレジストを塗
布し、露光した後、現像を行っていた。続いて、レジス
トパターンが形成された半導体ウェハを検査装置に移
し、本露光工程に至るまでにウェハに形成されたウェハ
パターンからの当該レジストパターンのずれ量を測定し
ていた。そして、その検査結果(測定値)が規格値を満
たさない場合には、検査データに基づき補正値を露光装
置に入力して補正を行ってから、さらに別のウェハを用
いて同じ作業、即ち露光・現像・検査、を検査結果が規
格値を満たすまで繰り返し行っていた。通常、この先行
作業をロットが変わる毎に、或はパターンの異なるマス
クを使用する毎に行うため、その回数は日に数回程度か
ら数十回に及ぶこともあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た技術には、次のような問題のあることが本発明者らに
よってあきらかとされた。すなわち、先行作業において
は、その作業のために別途設けたダミーウェハではな
く、実際の製品を作るためのウェハを使用していたた
め、先行作業における検査で規格値から外れたウェハに
付いては、残存している現像済レジストを除去し新しい
レジストを再塗布して露光前の状態に戻す再生処理を行
わなければならない。従って、先行作業を行わない本来
の露光工程よりもウェハの処理数が増え、ウェハに傷が
付いたり異物が付着したりするなどの好ましくない不良
原因が発生し易くなる。また、先行作業において現像
(比較的長い時間を要する。)を行うのに加えて、ウェ
ハを検査装置に移したり再生処理を行ったりする手間や
時間が余分にかかり、スループットが著しく低下する、
というものである。
【0005】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、露光工程の先行作業における現像及び
ウェハの再生処理が不要で、スループットの向上を図り
得る露光方法を提供することである。また、本発明の他
の目的は、上記露光方法の実施に供せられる露光装置及
びマスクを提供することである。この発明の前記ならび
にそのほかの目的と新規な特徴については、本明細書の
記述及び添附図面から明らかになるであろう。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、下記のと
おりである。すなわち、本発明の露光方法においては、
実際の半導体装置を形成するためのパターンが形成され
てなる素子パターン領域の外側に、複数のテストパター
ンが形成されてなるテストパターン領域を設けたマスク
を用い、半導体ウェハに塗布したレジストにそれらテス
トパターンのうちの一部のパターンを露光により転写す
る。そして、露光済みのレジストと未露光のレジストと
では屈折率が異なることを利用して露光されたテストパ
ターン像(潜像)を検出する。その潜像と予め本露光前
にウェハの対応箇所に設けておいた照合パターンとを照
らし合わせて潜像と照合パターンとのずれ量を求める。
そのずれ量よりマスクとウェハとの合わせずれ量を求め
る。
【0007】その合わせずれ量が規格値から外れる場合
には、その合わせずれ量に基づいて露光装置の補正を制
御装置により自動的に行い、さらに同一ウェハに対して
別のテストパターンに付いて同じ作業を繰り返す。マス
クとウェハとの合わせずれ量が規格値を満たしたら、そ
のマスクの素子パターン領域全体を露光する。露光装置
がステッパの場合にはウェハに全素子パターンを順次転
写する。
【0008】上述した露光方法に用いる装置において
は、通常の露光用光学系の他に、潜像検出用の光学系及
び露光光の照射領域をマスクのテストパターンのみに絞
るマスキングブレードが設けられており、そのマスキン
グブレードの開閉操作は制御装置により制御されてい
る。また、潜像を検出する際の屈折率の測定、及び潜像
と照合パターンとのずれ量の測定を自動的に行うため
に、潜像検出用光学系におけるカメラが制御装置に接続
されている。さらに、求めた合わせずれ量に基づいて、
合わせ位置の調整を自動的に行うために、ウェハを載せ
るXYステージも制御装置に接続されている。
【0009】
【作用】上記した手段によれば、マスクのテストパター
ンの潜像を検出し、その潜像とウェハの照合パターンと
を照らし合わせることにより、マスクとウェハとの合わ
せずれ量を求めるようになっているため、その合わせず
れ量を求めるにあたって現像を行わずに済む。また、合
わせずれ量が規格値を満たしてから実際の素子に対応す
る素子パターン領域を露光し現像を行うようになってい
るため、合わせずれ量が規格値を外れたまま現像される
ウェハは1枚もなく、ウェハの再生処理を行わずに済
む。従って、スループットが向上する。
【0010】
【実施例】本発明に係る露光方法及び露光装置並びにマ
スクの一実施例を図1乃至図5に示し、以下に説明す
る。図1には、本発明に係る露光方法において使用され
るマスクのパターンの一例が示されている。同図に示す
ように、このマスクパターン10は、製造するLSIに
おける絶縁膜のエッチングパターンや導電膜の配線パタ
ーンなどの種々のパターンが形成されてなる素子パター
ン領域11の外側に、複数のテストパターン16,1
7,18,19が形成されてなるテストパターン領域1
5を有している。このマスクがステッパで用いられるレ
チクルの場合には、素子パターン領域11にはLSI1
個分のパターンが描かれている。なお、図1において
は、各領域11,15を実線で囲んで示すとともに、例
としてテストパターンを4個記した。
【0011】図2には、本発明に係る露光方法において
使用される露光装置の一例が示されている。同図に示す
ように、この露光装置2は、上記マスクパターン10を
有するマスク1に対する露光光の照射領域の調整を行な
うマスキングブレード20、通常の露光装置と同様で夫
々レンズ等よりなる照明光学系21及び縮小光学系2
2、半導体ウェハ3を載せるXYステージ23、レンズ
系25及びカメラ26よりなる潜像検出用光学系24、
コンピュータ等の制御装置27を備えている。
【0012】マスキングブレード20には、その開口面
積を拡大・縮小可能な窓部20aが設けられている。光
源(図示省略)から発せられた露光光はこの窓部20a
においてのみ透過して照明光学系21に至る。従って、
上記テストパターン16(17,18,19)を露光す
る際には、図2のように窓部20aを略テストパターン
1個分の大きさに絞っておく。また、素子パターン領域
11を露光する際には、窓部20aの開口面積を広げ
る。このようなマスキングブレード20の開閉操作は制
御装置27により行われる。
【0013】前記潜像検出用光学系24は、半導体ウェ
ハ3の表面状態を観察するためのもので、制御装置27
に接続されている。そして、この光学系24は屈折率の
測定、その測定結果に基づきテストパターン16(1
7,18,19)を転写してなる潜像の検出、その潜像
と予めウェハ3の対応箇所に設けておいた照合パターン
(図2及び図4では図示省略、図5参照)との照らし合
わせ、に供せられる。実際には、異なる屈折率の識別に
より潜像を検出する処理や、潜像と照合パターンとの対
比よりマスク1とウェハ3との合わせずれ量を求める処
理は制御装置27により行われる。なお、潜像の検出に
は、上述したように、露光によりレジストの屈折率が変
化することを利用している。
【0014】図3には、本発明に係る露光方法の流れの
一例が示されている。同図に示すように、先ず、マスク
1の複数のテストパターンのうちの一パターン(例え
ば、テストパターン16として説明する。)のみの露光
を行なう。露光光は図2に示した光路(イ)−(ロ)−
(ハ)−(ニ)−(ホ)−(ヘ)を経て半導体ウェハ3
上のレジスト(図2及び図4では図示省略)で像を結ぶ
(ここをA点とする)。この際、XYステージ23を移
動させて、図4に示すように、半導体ウェハ3の数箇所
(特に限定しないが、図4では4隅の各箇所である。)
に付いて、夫々テストパターン16をレジストに転写す
る(ステップS1)。
【0015】続いて、XYステージ23を移動させて
(図2においては矢印の示すように左方向に移動)、上
記A点を潜像検出用光学系24の検出地点であるB点に
一致させる。そして、光路(ト)−(チ)−(リ)を経
てカメラ26及び制御装置27により潜像の検出を行
う。なお、光路(チ)−(リ)間には反射鏡28が設け
られている。潜像の検出後、例えば図5に示すように、
ウェハ3の照合パターン36における各辺とテストパタ
ーン16の潜像16aにおける各辺との距離L1,L
2,L3,L4を計ることにより、潜像16aが照合パ
ターン36に対してどの方向にどれだけずれているかを
求める。これをテストパターン16を転写した上記各箇
所に付いて行い、得られた各ずれ量を平均してマスク1
とウェハ3との合わせずれ量、即ち露光装置2の補正値
を算出する(ステップS2)。
【0016】続いて、上記ステップS2で求めた検査結
果、即ち合わせずれ量が規格値を満たすか否かの判断を
行う(ステップS3)。そして、“Y”、即ち合わせず
れ量が規格値以下である場合には、ステップS4に進
み、実素子の露光、即ち素子パターン領域11の露光を
行う。露光装置2がステッパの場合には、素子パターン
領域11の露光を繰り返し行い、全素子パターンを順次
転写する。
【0017】ステップS3で“N”、即ち合わせずれ量
が規格値を越える場合には、ステップS5に進み、ステ
ップS2で求めた補正値に基づき露光装置2の補正を行
う。この補正は、制御装置27により自動的に行われ、
位置ずれに対しては例えばXYステージ23の原点調整
によりなされる。
【0018】露光装置2の補正が終了したら、テストパ
ターン16以外のテストパターン(例えば、テストパタ
ーン17とする。)に付いて上記ステップS1と同様に
して露光を行う(ステップS6)。そして、上記ステッ
プS2に進み、ステップS3で“Y”となるまでステッ
プS2,S3,S5,S6のループを繰り返し行なう。
なお、一例として図5にはテストパターン17の潜像1
7aとそれに対応する照合パターン37との間に殆どず
れが生じていない場合が示されている。
【0019】上記ステップS4、即ちステップS3で
“Y”となり素子パターン領域11の露光を行ったステ
ップに続いて、ステップS7において、素子パターン領
域11の露光が終了したウェハ3の数、即ち先行枚数が
所定の設定値に達したか否かの判断を行う。そして、
“Y”、即ち先行枚数が設定値に達している場合には、
以上の先行作業を兼ねた露光作業を終了し、残っている
ウェハに付いては先行作業を行わずに本来の露光作業の
みを行なう(ステップS8)。
【0020】ステップS7で“N”、即ち先行枚数が設
定値に達していない場合には、ステップS1に戻り、別
のウェハに付いて上述した処理を再び行い、ステップS
7で“Y”となるまで繰り返す。
【0021】また、露光装置2における縮小倍率のずれ
及び回転ずれに付いても、上述したマスク1とウェハ3
との合わせずれの補正と同様にして、制御装置27によ
り自動的に行われる。この場合には、上記ステップS1
でウェハ3の数箇所にテストパターン16を転写する際
に、マスキングブレード20の窓部20aの開口位置を
変えて、テストパターン16の他にも幾つか別のテスト
パターンを露光して転写する。そして、それら転写した
複数のテストパターンの各潜像間の距離が、対応する照
合パターン間の距離に対して規格値内に納まっているか
否かにより、縮小倍率が適正かどうかわかり、それに基
いて縮小光学系22の焦点距離の補正を行う。さらに、
各潜像の対応する照合パターンを結ぶ仮想線に対する、
各潜像を結ぶ仮想線の傾きが、規格値内に納まっている
か否かにより、回転ずれの有無を判別することができ、
それに基いてXYステージ23の回転ずれの補正を行
う。
【0022】なお、図4においては、ステップS4で露
光される素子パターン領域11を2点鎖線で示すととも
に、ウェハ3の隅部以外に付いてはその素子パターン領
域11の図示を省略した。また、図5においては、テス
トパターン18,19に対応する照合パターンを夫々符
号38,39を付して示した。
【0023】以上、詳述したように、上記実施例によれ
ば、マスク1のテストパターン16,17(18,1
9)の潜像を検出し、その潜像16a,17aとウェハ
3の照合パターン36,37とを照らし合わせることに
より、マスク1とウェハ3との合わせずれ量を求めるた
め、合わせずれ量が規格値を満たしてから素子パターン
領域11を露光し現像を行えばよい。従って、従来の先
行作業に較べて現像の回数が減り、スループットが向上
する。また、ウェハの再生処理が不要となり、より一層
スループットが向上するだけでなく、再生処理による不
良原因の発生が皆無となる。
【0024】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、マ
スク1のテストパターンの数は上記実施例の4個に限ら
ず、2個や3個、或は5個以上でもよい。また、テスト
パターンの形状は特に問わない。さらに露光装置2の細
部等に付いては種々設計変更可能であるのはいうまでも
ない。
【0025】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野である半導体
装置の製造技術に適用した場合について説明したが、こ
の発明はそれに限定されるものではなく、マイクロマシ
ーニング技術などにも利用することができる。
【0026】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
のとおりである。すなわち、マスクのテストパターンの
潜像を検出するようにしたことにより、マスクとウェハ
との合わせずれ量を求めるにあたって現像を行わずに済
み、ウェハの再生処理を行わずに済む。従って、スルー
プットが向上するだけでなく、再生処理による不良原因
の発生が皆無となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマスクにおけるパターンの一例を
示す模式図である。
【図2】本発明に係る露光装置の一例を示す概略構成図
である。
【図3】本発明に係る露光方法の流れの一例を示す作業
工程図である。
【図4】本発明に係る露光方法においてテストパターン
の露光箇所の一例を示す模式図である。
【図5】本発明に係る露光方法において合わせずれ量を
求める一手法の説明図である。
【符号の説明】
1 マスク 2 露光装置 3 半導体ウェハ 10 マスクパターン 11 素子パターン領域 15 テストパターン領域 16,17,18,19 テストパターン 16a,17a 潜像(テストパターン像) 20 マスキングブレード 27 制御装置 36,37,38,39 照合パターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03F 7/20 521 9/00 H 9122−2H 7352−4M H01L 21/30 502 P (72)発明者 田宮 洋一郎 東京都青梅市藤橋3丁目3番地2 日立東 京エレクトロニクス株式会社内 (72)発明者 野崎 勝弘 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体ウェハに塗布したレジストに、マ
    スクに設けられた複数のテストパターンのうち少なくと
    も1個を露光により転写し、その転写されたテストパタ
    ーン像を検出し、検出したテストパターン像と予めウェ
    ハの対応箇所に設けておいた照合パターンとを照らし合
    わせてテストパターン像と照合パターンとのずれ量を求
    め、そのずれ量よりマスクとウェハとの合わせずれ量を
    求め、その合わせずれ量に基づいて露光装置の補正を制
    御装置により自動的に行う手順を、合わせずれ量が規格
    値を満たすまで順次別のテストパターンに付いて繰り返
    し行ない、合わせずれ量が規格値を満たした時に、素子
    のパターンが形成されてなるマスクの素子パターン領域
    を露光してレジストに転写することを特徴とする露光方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した露光方法に用いる装
    置であって、マスクのテストパターンを露光によりレジ
    ストに転写してなるテストパターン像を検出する潜像検
    出用光学系と、露光光の照射領域をマスクの所望のテス
    トパターンのみに絞るマスキングブレードと、そのマス
    キングブレードの開閉操作の制御を行なうとともに、前
    記潜像検出用光学系における検出情報に基づいてマスク
    とウェハとの合わせずれ量を求めて自動的に位置ずれの
    補正制御を行なう制御装置とを有していることを特徴と
    する露光装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載した露光方法に用いるマ
    スクであって、素子のパターンが形成されてなる素子パ
    ターン領域の外側に、半導体ウェハの照合パターンに対
    応する複数のテストパターンが形成されてなるテストパ
    ターン領域を設けてなるマスクパターンを有しているこ
    とを特徴とするマスク。
JP15351593A 1993-06-24 1993-06-24 露光方法及び露光装置並びにマスク Pending JPH07142329A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030001019A (ko) * 2001-06-28 2003-01-06 삼성전자 주식회사 반도체 제조용 스테퍼설비의 이미지 자동 보정방법
JP2013239639A (ja) * 2012-05-16 2013-11-28 Canon Inc 露光装置及びその調整方法、パターンのずれの計測方法、並びに、デバイス製造方法
CN112654159A (zh) * 2020-12-09 2021-04-13 广州京写电路板有限公司 一种菲林自动补正的方法

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