JPH0684606U - 車両用灯具 - Google Patents
車両用灯具Info
- Publication number
- JPH0684606U JPH0684606U JP3106893U JP3106893U JPH0684606U JP H0684606 U JPH0684606 U JP H0684606U JP 3106893 U JP3106893 U JP 3106893U JP 3106893 U JP3106893 U JP 3106893U JP H0684606 U JPH0684606 U JP H0684606U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat shield
- shield plate
- housing
- heat
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 灯具のハウジングを光源バルブの発生熱から
保護するための遮熱板のガタ付きを防止し、かつ遮熱板
の放熱作用の増大を図る。 【構成】 遮熱板6を、スプリング性をもたせるように
U字形に湾曲し、対向する板部6a,6bのうち、一方
の板部6aの端縁に位置決め用突片部6cを形成し、こ
のU字形遮熱板6をハウジング側に設けた一対のL字形
保持ガイド4,4に保持させる。 【効果】 遮熱板6はそのハウジング性により、ガタ付
きなくハウジング側に保持される。また、U字形遮熱板
6は左右両側部と上部が開口されているので、空気の対
流があり、放熱作用は高められる。
保護するための遮熱板のガタ付きを防止し、かつ遮熱板
の放熱作用の増大を図る。 【構成】 遮熱板6を、スプリング性をもたせるように
U字形に湾曲し、対向する板部6a,6bのうち、一方
の板部6aの端縁に位置決め用突片部6cを形成し、こ
のU字形遮熱板6をハウジング側に設けた一対のL字形
保持ガイド4,4に保持させる。 【効果】 遮熱板6はそのハウジング性により、ガタ付
きなくハウジング側に保持される。また、U字形遮熱板
6は左右両側部と上部が開口されているので、空気の対
流があり、放熱作用は高められる。
Description
【0001】
本考案は、光源バルブから発生する熱から灯具のハウジングを保護する遮熱構 造を備えた車両用灯具の改良に関する。
【0002】
意匠上の設計要求から薄型化、偏平化された車両用灯具にあっては、樹脂等で 形成される灯具のハウジングを光源バルブの発生熱から保護するため、ハウジン グの内側面に金属板等の遮熱板を設けた灯具が提案されている。
【0003】 図3および図4に、その遮熱構造の一例を示す。 同図において、1は灯具を形成している合成樹脂製のハウジング、2は光源バ ルブ、3は前面レンズ、4はハウジングと一体に作られた断面L形の一対の保持 ガイド、5は前記保持ガイドを案内として挿し込まれる金属製遮熱板である。こ の遮熱板5には、保持ガイド挿入端側に切り起し爪5aを設け、この爪5aの係 合作用で、遮熱板を抜け出ないように保持している。なお、5bは一部を折り曲 げて作った手掛け片である。
【0004】
遮熱板を設けた灯具では、バルブで発生した熱は遮熱板で反射され、それなり の遮熱効果が得られる。しかし、遮熱板自体がある程度の熱をもつと、熱が放出 しにくくなり、ハウジング側に熱を放出(輻射)するようになるので、ハウジン グをバルブの発生熱から確実に保護することは難しい。
【0005】 また、遮熱板は、爪5aで係合しているだけであるから、ガタ付きやすく、か つ抜けやすい。したがって、爪5aの突出量がきちんと出てないと、ガタ付きの 発生を招くので、その加工精度が重要なものとなる。
【0006】
本考案は、遮熱作用はもちろんのこと、ハウジングをバルブの発生熱から確実 に保護することができ、かつ簡易な手段により、遮熱板をガタ付きなく、ハウジ ング側に強固に保持することができ遮熱構造を備えた車両用灯具を提供すること を目的としている。
【0007】
本考案は、灯具のハウジングを光源バルブの発生熱から保護するための遮熱板 を、スプリング性をもたせるようにU字形に湾曲し、このU字形遮熱板を、その U字形の開口部を塞がないように、ハウジング側の保持ガイドにより保持した構 成を要旨としている。
【0008】
前記構成によれば、U字形遮熱板はそのスプリング性により、ガタ付きなくハ ウジング側に保持される。また、U字形遮熱板のU字形開口部を通して空気の対 流があるので、遮熱板の放熱作用が高められる。
【0009】
図1および図2に、本考案の一実施例を示す。 同図において、1は灯具のハウジング、2は光源バルブ、3は前面レンズ、4 ,4はハウジング側に一体に形成されたL字形の一対の保持ガイドである。
【0010】 遮熱板6は、スプリング性をもたせるようにU字形に湾曲され、対向する板部 6a,6bのうち、一方の板部6aの端線には左右に突出する突片部6cが一体 に形成されている。
【0011】 前記構成によれば、スプリング作用をもたせたU字形遮熱板6を、その板部6 a,6b間を縮めた状態で、ハウジングとL字形保持ガイド4との間に挿入して 解放することで、遮熱板はそのスプリング作用により固く保持される。また、そ の際、一方の板部6aの左右に突出している突片部6cが保持ガイド4に係合す ることで、遮熱板への挿入位置決めがなされる。
【0012】 上記のように保持ガイド4を介して保持された遮熱板6は、U字形の湾曲によ り左右両側部と上部が開口されているので、矢印で示す如く空気の対流が積極的 に行われ、遮熱板6の放熱作用は高められる。したがって、遮熱板によるハウジ ング側への熱の放出(輻射)は少なくなる。
【0013】 また、遮熱板の製作面でも、U字形に湾曲するだけでよいから、加工精度がそ れほどきびしくない。 なお、前記位置決め用突片部6cは、板部6aの上端縁でなく、板部6aの左 右側縁に設け、その位置で保持ガイドと係合するように構成してもよい。 またハウジング側に当る板部6bに例えばポンディング加工による突部を設け 、ハウジングとの間に隙間を残すようにすれば、ハウジング側への熱の放出作用 はより一層高められる。
【0014】
以上、詳述したように、本考案を適用すれば、遮熱板のガタ付きを確実に防止 し、位置決めが簡単な手段で可能となり、かつ遮熱板の放熱作用の増大を図れる という優れた実用的効果が得られる。
【図1】本考案の一実施例を示す車両用灯具の一部切断
面図である。
面図である。
【図2】遮熱構造部の斜視図である。
【図3】従来の車両用灯具の一部切断面図である。
【図4】遮熱構造部の分解斜視図である。
1 ハウジング 2 光源バルブ 3 前面レンズ 4 保持ガイド 5 従来の遮熱板 5a 切り起し爪 6 本考案の遮熱板 6a,6b 対向板部 6c 突片部
Claims (1)
- 【請求項1】 灯具のハウジングを光源バルブの発生熱
から保護するための遮熱板を、スプリング性をもたせる
ようにU字形に湾曲し、このU字形遮熱板を、そのU字
形の開口部を塞がないように、ハウジング側の保持ガイ
ドにより保持したことを特徴とする車両用灯具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3106893U JPH0684606U (ja) | 1993-05-19 | 1993-05-19 | 車両用灯具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3106893U JPH0684606U (ja) | 1993-05-19 | 1993-05-19 | 車両用灯具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0684606U true JPH0684606U (ja) | 1994-12-02 |
Family
ID=12321142
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3106893U Pending JPH0684606U (ja) | 1993-05-19 | 1993-05-19 | 車両用灯具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0684606U (ja) |
-
1993
- 1993-05-19 JP JP3106893U patent/JPH0684606U/ja active Pending
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