JPH0684515B2 - 液体洗浄剤組成物 - Google Patents

液体洗浄剤組成物

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JPH0684515B2
JPH0684515B2 JP60277901A JP27790185A JPH0684515B2 JP H0684515 B2 JPH0684515 B2 JP H0684515B2 JP 60277901 A JP60277901 A JP 60277901A JP 27790185 A JP27790185 A JP 27790185A JP H0684515 B2 JPH0684515 B2 JP H0684515B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は液体洗浄剤組成物に関するものである。さらに
詳しくいえば、本発明は、洗浄力に優れ、かつ皮膚刺激
性が少ない上に、低温における保存安定性の良好な液体
洗浄剤組成物に関するものである。
従来の技術 従来、衣類や変質した油などに対する洗浄力をより向上
させた洗浄剤組成物を得るために、界面活性剤にモノエ
タノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノール
アミンなどのアルカノールアミンを配合することはよく
知られている(特公昭50-40126号公報、同52-38846号公
報、同58-33280号公報、特開昭50-60503号公報、同50-7
0408号公報、同50-95303号公報、同50-112404号公報、
同51-33103号公報)。
しかしながら、これらのアルカノールアミンを配合した
洗浄剤組成物は皮膚刺激性が強かつたり、あるいは低温
における保存安定性が低いなどの問題を有している。し
たがつて、このような問題のない洗浄力に優れた液体洗
浄剤組成物の開発が望まれていた。
発明が解決しようとする問題点 本発明の目的はこのような要望にこたえ、洗浄力に優
れ、かつ皮膚刺激性が少ない上に、低温における保存安
定性が良好な液体洗浄剤組成物を提供することにある。
問題点を解決するための手段 本発明者らは前記目的を達成すべく鋭意研究を重ねた結
果、界面活性剤としてアニオン性界面活性剤のポリオキ
シエチレンアルキル硫酸エステル塩を用い、これにアル
カノールアミンと有機酸とを特定の割合で組み合わせ、
かつアルカノールアミンと有機酸との比率を限定するこ
とにより、その目的を達成しうることを見出し、この知
見に基づいて本発明を完成するに至つた。
すなわち、本発明は、(A)一般式 RO(CH2CH2O)nSO3M …(I) (式中のRは炭素数11〜15の直鎖状又は分枝状のアルキ
ル基又はアルケニル基、nは2〜7の整数、Mはアルカ
リ金属又はアルカノール置換アンモニウム基である) で表わされるアニオン性界面活性剤10〜40重量%、
(B)モノアルカノールアミン及びジアルカノールアミ
ンの中から選ばれた少なくとも1種2〜20重量%及び
(C)有機酸0.5〜10重量%を含有するとともに、
(B)成分/(C)成分の重量比が1〜10の範囲にあ
り、かつ増白剤及び脂肪酸セッケンを含有しないことを
特徴とする液体洗浄剤組成物を提供するものである。
本発明の液体洗浄剤組成物において、(A)成分として
用いられるアニオン性界面活性剤は、一般式 RO(CH2CH2O)nSO3M …(I) で示されるポリオキシエチレンアルキル硫酸エステル塩
であつて、式中のRは炭素数11〜15の直鎖状又は分枝状
のアルキル基又はアルケニル基である。Rの炭素数が11
未満では洗浄力が劣り、また15を超えると液性が劣化し
てくるので好ましくない。好ましい炭素数は12〜13であ
る。また式中のMは例えばナトリウムやカリウムのよう
なアルカリ金属あるいはモノエタノール置換、ジエタノ
ール置換、トリエタノール置換のようなアルカノール置
換アンモニウム基である。さらに式中のnは2〜7の整
数であるが、このエチレンオキシド付加モル数nは、実
質的に付加反応によつて形成される平均付加モル数であ
る。エチレンオキシド平均付加モル数が2未満では、液
安定性が低下し、また7を超えると泡立ち性が低下する
ので好ましくない。望ましい平均付加モル数は3〜5で
ある。
このようなポリオキシエチレンアルキル硫酸エステル塩
は、例えばC11〜15の炭素鎖長を有する合成又は天然の
アルキルアルコール又はアルケニルアルコールに、アル
カリ触媒又は酸触媒の存在下に2〜7倍のオルのエチレ
ンオキシドを導入して付加反応させ、得られた付加反応
生成物をサルフアンなどのスルホン化剤で硫酸化したの
ち中和することにより容易に得ることができる。
このポリオキシエチレンアルキル硫酸エステル塩の配合
量は洗浄剤組成物中に10〜40重量%含有させることが必
要であり、好ましくは20〜35重量%である。10重量%未
満では、洗浄力、泡立ちなどの性能が低下し、また40重
量%を超えると液安定性が劣化してくるので好ましくな
い。
本発明の洗浄剤組成物において、(B)成分として用い
られるモノアルカノールアミン、ジアルカノールアミン
としては、例えばモノエタノールアミン、モノイソプロ
パノールアミン、モノ−n−プロパノールアミン、ジエ
タノールアミン、ジイソプロパノールアミン、ジ−n−
プロパノールアミンなどが挙げられ、これらはそれぞれ
単独で用いてもよいし、2種以上組み合わせて用いても
よい。これらの中でモノエタノールアミン及びジエタノ
ールアミンが好適である。
これらのアルカノールアミンの配合量は組成物に対して
2〜20重量%、好ましくは5〜15重量%の範囲で選ばれ
る。この量が2重量%未満では洗浄力が不十分であり、
また20重量%を超えると液安定性が劣化する。
本発明の洗浄剤組成物において、(C)成分として用い
られる有機酸としては例えばクエン酸、リンゴ酸、コハ
ク酸などの多価カルボン酸、トルエンスルホン酸、キシ
レンスルホン酸、クメンスルホン酸などの低級アリール
スルホン酸などが挙げられるが、これらの中で低級アリ
ールスルホン酸が好適である。これらは単独で用いても
よいし、2種以上組み合わせて用いてもよく、その配合
量は組成物に対して0.5〜10重量%の範囲で選ばれ、か
つ(B)成分/(C)成分の重量比が1〜10の範囲にな
るように選ばれる。この比が1未満では洗浄力が低下
し、また10を超えると皮膚刺激性が強くなる。
本発明の洗浄剤組成物には、さらに洗浄力を向上させた
り、泡立ち性能を高めたり、あるいは液の粘度を低下さ
せるなどの目的で、ノニオン性界面活性剤や他のアニオ
ン性界面活性剤を配合することができる。この際用いら
れるノニオン性界面活性剤としては、例えば一般式 R′O(CH2CH2O)mH (式中のR′は炭素数11〜15の直鎖状又は分枝状のアル
キル基又はアルケニル基、mは7〜25の範囲のエチレン
オキシド平均付加モル数である) で表わされるものが好適である。また、このノニオン性
界面活性剤の配合量は、洗浄剤組成物に対して5〜30重
量%の広い範囲で適用することができるが、特に5〜20
重量%の範囲が好適である。
また、アニオン性界面活性剤としては、例えばアルキル
ベンゼンスルホン酸塩やα−オレフインスルホン酸塩な
どが用いられる。
さらに、本発明の洗浄剤組成物においては、通常洗浄剤
組成物に用いられている種々の添加剤(ただし、増白剤
及び脂肪酸セッケンを除く)、例えばアルキルアミンオ
キシドや脂肪酸アルカノールアミドなどの増泡剤、低級
アルコール、多価アルコール、低級アリルスルホン酸塩
などのハイドロトロープ、安息香酸塩などの防かび剤、
EDTAなどのキレート剤あるいはアルカリプロテアーゼ、
色素、香料などが必要に応じ添加することもできる。
発明の効果 本発明の液体洗浄剤組成物は、ポリオキシエチレンアル
キル硫酸エステル塩にアルカノールアミンと有機酸とを
組み合わせたものであつて、洗浄力に優れ、かつ皮膚刺
激性が少ない上に、低温における保存安定性に優れてい
る。
実施例 次に、実施例によつて本発明をさらに詳細に説明する。
なお各実施例中における各種性能評価は、以下の試験法
に従つて評価した。
洗浄力 US.Testing社のTerg-o-Tometerを洗浄装置として使用
し、これにタンパク質配合湿式人工汚垢布10枚とセバム
布、清浄メリヤス布を入れ浴比30倍に合わせ、120r.p.m
で25℃10分間洗浄する。洗浄液は、洗浄剤濃度0.1%の
もの900mlを用い、すすぎは900mlの水で3分間行う。使
用水は3DHのものを用いた。洗浄力は次式で算出する。
Rは反射率(%) なお、本洗浄力試験法は、油化学30,432,(1981)「新
しい人工汚垢布に関する研究(第1報)」に準ずる。
液安定性 供試洗浄剤組成物20mlを試験管に入れ、−7℃の温度で
1か月保存したのち、外観を目視で観察し、均一透明な
ものを○印、白濁又は相分離又は沈殿の生じているもの
を×印で表わした。
皮膚刺激性 モルモツトの側腹部の両側の毛を剃毛して、供試洗浄剤
組成物0.05mlを塗布し、24時間後の状態を目視で観察す
る。
◎:紅斑なし ○:極く弱い紅斑がある ×:明瞭な紅斑がある 実施例1、比較例1 第1表に示すような組成の液体洗浄剤組成物を調製し、
各性能を評価した。その結果を第1表に示す。
実施例2、比較例2 第2表に示すような組成の液体洗浄剤組成物を調製し、
各性能を評価した。その結果を第2表に示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C11D 3:34)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)一般式 RO(CH2CH2O)nSO3M (式中のRは炭素数11〜15の直鎖状又は分枝状のアルキ
    ル基又はアルケニル基、nは2〜7の整数、Mはアルカ
    リ金属又はアルカノール置換アンモニウム基である) で表わされるアニオン性界面活性剤10〜40重量%、
    (B)モノアルカノールアミン及びジアルカノールアミ
    ンの中から選ばれた少なくとも1種2〜20重量%及び
    (C)有機酸0.5〜10重量%を含有するとともに、
    (B)成分/(C)成分の重量比が1〜10の範囲にあ
    り、かつ増白剤及び脂肪酸セッケンを含有しないことを
    特徴とする液体洗浄剤組成物。
  2. 【請求項2】(B)成分がモノエタノールアミン又はジ
    エタノールアミン若しくはその両方である特許請求の範
    囲第1項記載の組成物。
  3. 【請求項3】(C)成分が低級アリールスルホン酸であ
    る特許請求の範囲第1項又は第2項記載の組成物。
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US4747977A (en) * 1984-11-09 1988-05-31 The Procter & Gamble Company Ethanol-free liquid laundry detergent compositions

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