JPH068431Y2 - 電気加熱装置 - Google Patents

電気加熱装置

Info

Publication number
JPH068431Y2
JPH068431Y2 JP1987197856U JP19785687U JPH068431Y2 JP H068431 Y2 JPH068431 Y2 JP H068431Y2 JP 1987197856 U JP1987197856 U JP 1987197856U JP 19785687 U JP19785687 U JP 19785687U JP H068431 Y2 JPH068431 Y2 JP H068431Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
heating
electric heater
piece
control plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987197856U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01102641U (ja
Inventor
正 堀
義樹 碇
富士雄 鈴木
正徳 阿久津
美徳 細谷
宏明 葦澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP1987197856U priority Critical patent/JPH068431Y2/ja
Publication of JPH01102641U publication Critical patent/JPH01102641U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH068431Y2 publication Critical patent/JPH068431Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は電気ヒータを備えた電気加熱装置に関する。
(ロ)従来の技術 暖房用の電気ヒータの加熱防止器(温度ヒューズやサー
モスタット)は実公昭43−25720号公報で示され
るように、この電気ヒータの上方に取り付けられてい
る。しかしながら、このような構造においては、加熱防
止器がヒータの風下側に位置し、通風抵抗が増加する。
又、加熱防止器が通風路の略中央に位置するため、その
加熱防止器の取り付け取り外しが行ないにくいといった
ことが考えられた。このため実願昭61−67806号
では加熱防止器の固定された支持具を通風路の側板の透
孔へ取り付けて、この加熱防止器を電気ヒータの側方に
近接させることが提示されている。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 このような電気加熱器を有する空気調和ユニットにおい
て、例えば通風路内の風の流れが弱かったり、風量が少
なかったりした場合には、加熱防止器が電気ヒーターの
側方に位置しているために、電気ヒータが異常に発熱し
てもこの異常発熱を加熱防止器で確実に検知できないお
それがあった。
本考案は通風路内の風の流れが弱かったり風量が少なか
ったりした場合にも電気ヒータの異常発熱を加熱防止器
で確実に検知できるようにしたものである。
(ニ)問題点を解決するための手段 本考案は電気ヒータの通電を制御する加熱防止器をこの
電気ヒータの上端の側方に設けると共に、この加熱防止
器の風上側には、通風路の断面積を狭める第1の片と、
この第1の片に当った空気を前記加熱防止器に導く第2
の片とから構成した制御板を設けたものである。
(ホ)作用 制御板の第1の片で通風路内の断面積を狭めることによ
って通風路内の風の流れを早くし、制御板の第2の片で
この早くなった風を加熱防止器に導くようにしたので、
通風路内の風の流れが弱い場合にも加熱防止器に流れる
風の量をそれほど減少させないようにしている。
しかも、制御板を加熱防止器の風上側に設けたので、こ
の制御板は電気ヒータから加熱防止器への輻射熱を遮ら
ないようになっている。
(ヘ)実施例 第1図は内部構造を一部示す空気調和ユニットの斜視図
で、後半部が家屋の壁内に埋込まれるユニット本体1
と、この本体の前面開口2を塞ぐ化粧パネル3とで空気
調和ユニットが構成されている。
4はユニット本体1内を前側の室内側室5と後側の室外
側室6とに仕切る区画板で、室内側室5には室内熱交換
器7とクロスフローファン8及び支持板9,10,11
で支えられた第1の電気ヒータ12、第2の電気ヒータ
13、第3の電気ヒータ14とが内蔵されており、室外
側室6には圧縮機15と室外熱交換機16とファンケー
シング17とプロペラファン18とが内蔵されている。
そして、室内空気は化粧パネル3の吸気グリル19(吸
込口)から吸い込まれてエアーフィルター20、室内熱
交換器7、電気ヒータ14,13,12を順次通過した
後、クロスフローファン8により化粧パネル3の吹出グ
リル21(吐出口)から室内へ送出される(実線矢印参
照)。一方、室外空気は背面の両側グリル22から吸い
込まれてプロペラファン18で室外熱交換器16に吹き
つけられ背面の中央グリル(図示せず)から室外へ排出
され、冷房時は室内熱交換器7で室内空気が冷やされ、
暖房時には電気ヒータ12,13,14や室内熱交換器
7で室内空気が加熱されるようになっている。
23はユニット本体1の下縁24の中央を内方へ窪ませ
て化粧パネル3との間に形成された貫通口で、室内空気
の一部がこの貫通口23より吸込まれて吸気グリル19
からの吸気空気と合流するようになっている。
25は室内側室5の右側方に位置させた電装制御箱で、
圧縮機15とクロスフローファン8のモータ26と、プ
ロペラファン18のモータ27と、電気ヒータ12,1
3,14を運転制御する電気部品が収納されている。
28は温度ヒューズ29とバイメタル式サーモスタット
30とからなる加熱防止装置で、電気ヒータ12,1
3,14の過熱を防止する。
第2図はこの加熱防止装置28の斜視図、第3図はこの
加熱防止装置28の縦断面図であり、この加熱防止装置
28は周縁にフランジ31を有する有底筒状の取付台3
2と、この取付台の底部33を貫通する碍子34付きの
4本の支持具35,36,37,38とを備えている。
39は制御板で、取付片40が取付台32の底部33に
2本の支持具35,36によって固定されている。この
制御板39はサーモスタット30の風上側に位置する第
1の片41と、この第1の片41に当てられた風の流れ
をサーモスタット30へ導びくための第2の片42とか
ら構成されている。
この取付台32において、温度ヒューズ29は一対のリ
ード線43を2本の支持具35,37にナット44で締
めつけることにより取付台32に取りつけられると共
に、サーモスタット30は一対の取付脚45をナット4
6で締めつけることにより取付台32に取りつけられる
ようになっている。このようにして温度ヒューズ29と
サーモスタット30が取りつけられた取付台32は第3
図に示すように室内空気の通風路47の側板48に取り
付けられる。49は開口で、取付台32が図の左側方向
から挿入されて螺子で固定される。この固定によって、
フランジ31で開口49の周縁をエアーシールした後、
取付台32内の夫々の雄端子50にリード線51付きの
雌端子52を差し込んで蓋53を螺子54止めすると取
付台32の取付作業が終了する。55はこの取付作業の
終了後にユニット本体1へ取りつけられた化粧パネル1
の側板で、取付台32の内方で端子52の接続を行なう
ことにより化粧パネル1の横幅寸法を小さく抑えるよう
にしている。
第4図はこのユニット本体内の室内側室5の縦断面図
で、取付台32は第1の電気ヒータ12の側方に位置す
る。そして、制御板39は第1の片41が室内熱交換器
7側に、第2の片42が区画板4側となるよう配置され
る。そして第2の片42の上端43の上方にサーモスタ
ット30が配置されるようにしている。
このような空気調和ユニットにおいて、クロスフローフ
ァン8を回転させると、室内空気は第1図の実線矢印の
ように流れる。特に室内熱交換器7の左端部付近の風の
流れは第4図に示すようになり、この流れについて述べ
ると、吸込グリル19より吸込まれた空気は室内熱交換
器7を通過する。そして、熱交換器7の上部56並びに
下部57を通過した空気はそのまま区画板4に沿って上
昇するものの熱交換器7の中間部59を通過した空気の
流れは制御板39の第1の片41に当ってその後第2の
片42に導びかれながらサーモスタット30を通過す
る。このように熱交換器7の中間部59を通過した空気
は制御板39によってサーモスタット30を迂回しなが
らこのサーモスタット30へ導びかれるようにしてい
る。実験によれば、この制御板39がない場合のサーモ
スタット30付近の風速は2.0m/sであったが、この
制御板39を設けたことにより、サーモスタット付近の
風速は3.6m/sとなり、風速が1.8倍増加した。このよ
うにしてエアーフィルター20が目詰まりして風量が減
少してもこのサーモスタット30へ導びかれる風量はそ
れほど減少しないようにしている。従って、第2並びに
第3の電気ヒータ13,14で加熱された空気の流れは
サーモスタット30を通過しにくくなり、エアーフィル
ター20の目詰まりが少し生じた程度では、電気ヒータ
12,13,14のON−OFF制御がひんぱんに行な
われにくくしている。ここでサーモスタット30は風上
側領域58の一部を制御板39でおおったので、第1の
電気ヒータ12の輻射熱が通風路内の空気の流れによっ
て流されるおそれが少なくなり、この輻射熱をサーモス
タット30で感知しやすくなり、第1の電気ヒータ12
の過熱を検知する。
(ト)考案の効果 以上述べたように本考案は通風路内の電気ヒータの通電
を制御する加熱防止器をこの電気ヒータの上端の側方に
位置させ、且つこの加熱防止器の風上側には、通風路の
断面積を狭める第1の片と、この第1の片に当った空気
を前記加熱防止器に導く第2の片とから構成した制御板
を設けたので、制御板の第1の片で通風路内の面積を狭
めることによって通風路内の風の流れを早くし、制御板
の第2の片でこの早くなった風を加熱防止器に導くよう
にしたので、通風路内の風の流れが弱い場合にも加熱防
止器に流れる風の量をそれほど減少させないようにして
いる。
従って、通風路内の風の流れが弱い場合にも加熱防止器
に流れる風の量が保たれ、電気ヒータで加熱された空気
が加熱防止器に触れにくいから、加熱防止器が電気ヒー
タで加熱されていない風の温度を確実に検知できると共
に、制御板は電気ヒータから加熱防止器への輻射熱を遮
らないようになっているので、加熱防止器で電気ヒータ
の輻射熱を受けて電気ヒータの異常過熱を速やかに検知
することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は空気調和
ユニットの内部構造を一部示す斜視図、第2図は加熱防
止器の斜視図、第3図は加熱防止器の縦断面図、第4図
は空気調和ユニットの室内側室の内部構造を示す縦断面
図である。 12,13,14……電気ヒータ、28……加熱防止
器、39……制御板、47……通風路。
フロントページの続き (72)考案者 阿久津 正徳 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)考案者 細谷 美徳 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)考案者 葦澤 宏明 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (56)参考文献 実開 昭62−179547(JP,U) 実開 昭62−176641(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸込口と吐出口とをつなぐ通風路に、電気
    ヒータと、この電気ヒータの上端の側方にこの電気ヒー
    タの通電を制御する加熱防止器とを配置すると共に、前
    記加熱防止器の風上側に制御板を設けた電気加熱装置に
    おいて、前記制御板を、通風路の断面積を狭める第1の
    片と、この第1の片に当った空気を前記加熱防止器に導
    く第2の片とから構成することを特徴とする電気加熱装
    置。
JP1987197856U 1987-12-25 1987-12-25 電気加熱装置 Expired - Lifetime JPH068431Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987197856U JPH068431Y2 (ja) 1987-12-25 1987-12-25 電気加熱装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987197856U JPH068431Y2 (ja) 1987-12-25 1987-12-25 電気加熱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01102641U JPH01102641U (ja) 1989-07-11
JPH068431Y2 true JPH068431Y2 (ja) 1994-03-02

Family

ID=31488389

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987197856U Expired - Lifetime JPH068431Y2 (ja) 1987-12-25 1987-12-25 電気加熱装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH068431Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01102641U (ja) 1989-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9261285B2 (en) Air conditioner
JPH062886A (ja) 空気調和機
US7841389B1 (en) Apparatus for efficiently distributing warm air generated by a steam radiator
JPH068431Y2 (ja) 電気加熱装置
JPH0979602A (ja) 空気調和機の室内ユニット
JPH0544951A (ja) 床置き型空気調和装置のフアンモーター結露防止装置
JPH0571756A (ja) 空気調和機
JPH0442651Y2 (ja)
JP2002299026A (ja) 誘導加熱調理器
JP3815631B2 (ja) ファンコイルユニット
JP4987892B2 (ja) 空気調和機
JP2919595B2 (ja) 空気調和機
JP3979248B2 (ja) 空調装置用のヒータユニット
JPH0571757A (ja) ヒータ付送風装置
JPS6337624Y2 (ja)
JP2002089870A (ja) 空気調和機の室内機
JPS5816574Y2 (ja) 温風暖房機
JP3396364B2 (ja) 空気調和機
JPS5825216Y2 (ja) 温風強制循環式こたつ
JPS6328335Y2 (ja)
JPS634904Y2 (ja)
KR200221817Y1 (ko) 공조기기용히터조립체
JPH09300939A (ja) 車両用空気調和装置
JPH0737096Y2 (ja) 電気温風機
JPS5930824Y2 (ja) 空調機器