JPH0684181B2 - 梱包用の段ボール製パッキン材 - Google Patents
梱包用の段ボール製パッキン材Info
- Publication number
- JPH0684181B2 JPH0684181B2 JP3169410A JP16941091A JPH0684181B2 JP H0684181 B2 JPH0684181 B2 JP H0684181B2 JP 3169410 A JP3169410 A JP 3169410A JP 16941091 A JP16941091 A JP 16941091A JP H0684181 B2 JPH0684181 B2 JP H0684181B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shape
- packing material
- wall surface
- folds
- rear wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Buffer Packaging (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、家庭用電化製
品等を段ボール箱に入れて梱包する際に、被梱包物品の
角や稜部に宛てがわれる、従来の発泡スチロール製パッ
キンに代わる役割を果す、折畳式の梱包用の段ボール製
パッキン材に関する。
品等を段ボール箱に入れて梱包する際に、被梱包物品の
角や稜部に宛てがわれる、従来の発泡スチロール製パッ
キンに代わる役割を果す、折畳式の梱包用の段ボール製
パッキン材に関する。
【０００２】
【従来の技術】家庭電化製品に限らず、様々な工業製品
を段ボール箱に納めて梱包する時に、箱の内壁面との製
品との間に設けた隙間に、スチロール樹脂を発泡成形し
て作ったパッキンを宛てがう方法が広く採用されてい
る。又、別のパッキンとして、厚手の段ボールの切片を
幾枚か貼り合わせて、所要の大きさのブロック状に纏め
たものも使われている。
を段ボール箱に納めて梱包する時に、箱の内壁面との製
品との間に設けた隙間に、スチロール樹脂を発泡成形し
て作ったパッキンを宛てがう方法が広く採用されてい
る。又、別のパッキンとして、厚手の段ボールの切片を
幾枚か貼り合わせて、所要の大きさのブロック状に纏め
たものも使われている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、発泡スチロ
ールは有限な天然資源である石油を原料として作られる
ので、１回の輸送目的を果せばそのまま廃棄されてしま
う梱包資材としての使用は極力避けることが望ましい。
そして、益々深刻化しつつある都市ゴミの処分対策の観
点からしても、発泡スチロールは嵩張って輸送コストが
嵩み、埋め立てにも適さず、燃やせば高温を発して焼却
炉を傷めるといった少なからぬ問題を抱えているので、
これに代わる何等かの代替品の出現が望まれている。一
方、段ボール片を積み重ねたものは、再生産が可能な木
材から作られ、廃棄処分の問題も発泡スチロールに比べ
て遥かに少ないので好ましいが、段ボールの裁断・積層
に多くの労力を要し、コスト的に不利である上に、緩衝
機能も不十分である。そこで、本発明の目的は、段ボー
ルを素材として、能率的に安価に作れ、緩衝機能も従来
の段ボール片の積層ブロック体に比べて優れ、然も、保
管・輸送畤にはコンパクトに折り畳める、梱包用の段ボ
ール製パッキン材を提供するにある。
ールは有限な天然資源である石油を原料として作られる
ので、１回の輸送目的を果せばそのまま廃棄されてしま
う梱包資材としての使用は極力避けることが望ましい。
そして、益々深刻化しつつある都市ゴミの処分対策の観
点からしても、発泡スチロールは嵩張って輸送コストが
嵩み、埋め立てにも適さず、燃やせば高温を発して焼却
炉を傷めるといった少なからぬ問題を抱えているので、
これに代わる何等かの代替品の出現が望まれている。一
方、段ボール片を積み重ねたものは、再生産が可能な木
材から作られ、廃棄処分の問題も発泡スチロールに比べ
て遥かに少ないので好ましいが、段ボールの裁断・積層
に多くの労力を要し、コスト的に不利である上に、緩衝
機能も不十分である。そこで、本発明の目的は、段ボー
ルを素材として、能率的に安価に作れ、緩衝機能も従来
の段ボール片の積層ブロック体に比べて優れ、然も、保
管・輸送畤にはコンパクトに折り畳める、梱包用の段ボ
ール製パッキン材を提供するにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する為
の本発明による梱包用の段ボール製パッキン材は、所定
の複数箇所に折り目や切れ目等を設けた一枚の方形段ボ
ールから成り、前記折り目に沿って折曲させることによ
り、夫々角筒状に形成されて横幅の広い下段ブロック
と、横幅の狭い上段ブロックとが積み重なった、階段状
の中空ブロック体が形成される様に構成したものであっ
て、前記階段の底面となる下段底面１の長手方向の一方
の縁端に、順次折り目Ａ及びＢを介して下段前壁面２及
び下段上面３を連設し、前記下段底面１の長手方向の他
方の縁端に、順次折り目Ｃ，Ｄ，Ｅ及びＦを介して後壁
面４、上段上面５、上段前壁面６及び上段底面７を連設
し、前記後壁面４には、その長手方向の複数箇所に、前
記下段上面３及び前記上段上面５を受け支える下段支壁
８と上段支壁９とを一体に切起形成させる、切起用切れ
目１０及び切起用折り目Ｇを設け、前記方形段ボールを
階段形状に折曲させる時に、前記下段上面３及び上段底
面７と、前記下段支壁８及び上段支壁９とが干渉する箇
所に、嵌合用切欠１１，１２，１３を設けた構成とし
た。そして、前記階段状に折曲形成されたパッキン材
を、その長手方向にＬ字形、コ字形等に折曲させる為
に、前記後壁面４の１箇所以上に折曲用折り目Ｊを設け
ると共に、前記後壁面４を挟んでその両側部分に、夫々
折曲用切欠部１４，１５を不等辺六角形状に設けるとよ
い。
の本発明による梱包用の段ボール製パッキン材は、所定
の複数箇所に折り目や切れ目等を設けた一枚の方形段ボ
ールから成り、前記折り目に沿って折曲させることによ
り、夫々角筒状に形成されて横幅の広い下段ブロック
と、横幅の狭い上段ブロックとが積み重なった、階段状
の中空ブロック体が形成される様に構成したものであっ
て、前記階段の底面となる下段底面１の長手方向の一方
の縁端に、順次折り目Ａ及びＢを介して下段前壁面２及
び下段上面３を連設し、前記下段底面１の長手方向の他
方の縁端に、順次折り目Ｃ，Ｄ，Ｅ及びＦを介して後壁
面４、上段上面５、上段前壁面６及び上段底面７を連設
し、前記後壁面４には、その長手方向の複数箇所に、前
記下段上面３及び前記上段上面５を受け支える下段支壁
８と上段支壁９とを一体に切起形成させる、切起用切れ
目１０及び切起用折り目Ｇを設け、前記方形段ボールを
階段形状に折曲させる時に、前記下段上面３及び上段底
面７と、前記下段支壁８及び上段支壁９とが干渉する箇
所に、嵌合用切欠１１，１２，１３を設けた構成とし
た。そして、前記階段状に折曲形成されたパッキン材
を、その長手方向にＬ字形、コ字形等に折曲させる為
に、前記後壁面４の１箇所以上に折曲用折り目Ｊを設け
ると共に、前記後壁面４を挟んでその両側部分に、夫々
折曲用切欠部１４，１５を不等辺六角形状に設けるとよ
い。
【０００５】
【作用】 平坦に展開されているパッキン材を、図３に
示した様に階段形状に折り上げるには、先ず、後壁面４
の両側の折り目Ｃ及びＤを、図４の様に一旦裏面側に折
り曲げて、下段支壁８，上段支壁９をこの後壁面４に対
して起立させ易い様に折り癖を付ける。然る後、パッキ
ン材の左右（図中で）両端を夫々手に持って、図５に示
した様に各折り目Ａ〜Ｆを夫々表側向きに折曲させて行
くと、下段支壁８，上段支壁９は、下段底面１と上段上
面５とが対向状に近接する動きを受けて、自ずから起立
されて行く。そして、後壁面４の両側部分が夫々略角筒
状に折曲されて互いに緩衝する様になった、下段上面３
及び上段底面７の嵌合用切欠１１及び１２と、下段支壁
８，上段支壁９の嵌合用切欠１３とを互いに嵌合させれ
ば、パッキン材は、所望の階段形状に折り上げられ、且
つこの形状が固定される。そして、後壁面４に設けた折
り目Ｊに沿ってＬ字形に直角に折り曲げることが出来
る。
示した様に階段形状に折り上げるには、先ず、後壁面４
の両側の折り目Ｃ及びＤを、図４の様に一旦裏面側に折
り曲げて、下段支壁８，上段支壁９をこの後壁面４に対
して起立させ易い様に折り癖を付ける。然る後、パッキ
ン材の左右（図中で）両端を夫々手に持って、図５に示
した様に各折り目Ａ〜Ｆを夫々表側向きに折曲させて行
くと、下段支壁８，上段支壁９は、下段底面１と上段上
面５とが対向状に近接する動きを受けて、自ずから起立
されて行く。そして、後壁面４の両側部分が夫々略角筒
状に折曲されて互いに緩衝する様になった、下段上面３
及び上段底面７の嵌合用切欠１１及び１２と、下段支壁
８，上段支壁９の嵌合用切欠１３とを互いに嵌合させれ
ば、パッキン材は、所望の階段形状に折り上げられ、且
つこの形状が固定される。そして、後壁面４に設けた折
り目Ｊに沿ってＬ字形に直角に折り曲げることが出来
る。
【０００６】
【実施例】以下に、図面を参照し乍ら本発明の一実施例
を説明する。この実施例のパッキン材１００は、図１，
図２に示した様に一枚の方形段ボールから成り、複数条
の折り目に沿って折曲させると、図３に示した様に階段
形の中空ブロック体が形成される。このパッキン材１０
０の構成は、所定長さの帯板状をして上記階段の底面と
なる下段底面１の長手方向の一方（図では左側）の縁端
に、順次折り目Ａ及びＢを介して下段前壁面２及び下段
上面３を連設している。又、下段底面１の長手方向の他
方の縁端には、順次折り目Ｃ，Ｄ，Ｅ及びＦを介して後
壁面４、上段上面５、上段前壁面６及び上段底面７を連
設している。更に、後壁面４には、その長手方向の所定
間隔を隔てた２箇所に、下段上面３及び上段上面５を夫
々受け支える下段支壁８及び上段支壁９を一体に切起形
成させる、切起用切れ目１０及び切起用折り目Ｇを設け
ている。
を説明する。この実施例のパッキン材１００は、図１，
図２に示した様に一枚の方形段ボールから成り、複数条
の折り目に沿って折曲させると、図３に示した様に階段
形の中空ブロック体が形成される。このパッキン材１０
０の構成は、所定長さの帯板状をして上記階段の底面と
なる下段底面１の長手方向の一方（図では左側）の縁端
に、順次折り目Ａ及びＢを介して下段前壁面２及び下段
上面３を連設している。又、下段底面１の長手方向の他
方の縁端には、順次折り目Ｃ，Ｄ，Ｅ及びＦを介して後
壁面４、上段上面５、上段前壁面６及び上段底面７を連
設している。更に、後壁面４には、その長手方向の所定
間隔を隔てた２箇所に、下段上面３及び上段上面５を夫
々受け支える下段支壁８及び上段支壁９を一体に切起形
成させる、切起用切れ目１０及び切起用折り目Ｇを設け
ている。
【０００７】この一体に連設された下段支壁８及び上段
支壁９は、前記階段の縦断面に相似した形状を有して、
その前後両側には、パッキン材１００が上記の如く折曲
される動きを受けて、下段支壁８及び上段支壁９が起立
される様に、台形をした起立用補助片８ａ及び９ａを、
折り目Ｃ及び折り目Ｄを跨いで下段底面１及び上段上面
５を、切起状に設けている。夫々台形に形成された起立
用補助片８ａ及び９ａは、その斜辺部分を起立用折り目
Ｈ，Ｉとし、夫々の裏面には切れ目を設けている。そし
て、パッキン材１００を、各折り目Ａ〜Ｆに沿って互い
内側向きに折り曲げて階段形状にしようとする時に、下
段上面３及び上段底面７と、上下両段支壁８，９とが互
いに干渉する箇所には夫々嵌合用切欠１１，１２，１３
を設けている。
支壁９は、前記階段の縦断面に相似した形状を有して、
その前後両側には、パッキン材１００が上記の如く折曲
される動きを受けて、下段支壁８及び上段支壁９が起立
される様に、台形をした起立用補助片８ａ及び９ａを、
折り目Ｃ及び折り目Ｄを跨いで下段底面１及び上段上面
５を、切起状に設けている。夫々台形に形成された起立
用補助片８ａ及び９ａは、その斜辺部分を起立用折り目
Ｈ，Ｉとし、夫々の裏面には切れ目を設けている。そし
て、パッキン材１００を、各折り目Ａ〜Ｆに沿って互い
内側向きに折り曲げて階段形状にしようとする時に、下
段上面３及び上段底面７と、上下両段支壁８，９とが互
いに干渉する箇所には夫々嵌合用切欠１１，１２，１３
を設けている。
【０００８】更に、パッキン材１００を階段形状に折り
上げた状態で、その長手方向にＬ字形に折曲させて、梱
包用段ボール箱内の隅角部分に宛てがえる様にする為
に、後壁面４の長手方向中央部に折曲用折り目Ｊを設け
ると共に、後壁面４を挟んで、その両側の下段形成部分
と上段形成部分には、不等辺六角形をした折曲用切欠部
１４，１５を設けている。
上げた状態で、その長手方向にＬ字形に折曲させて、梱
包用段ボール箱内の隅角部分に宛てがえる様にする為
に、後壁面４の長手方向中央部に折曲用折り目Ｊを設け
ると共に、後壁面４を挟んで、その両側の下段形成部分
と上段形成部分には、不等辺六角形をした折曲用切欠部
１４，１５を設けている。
【０００９】次に、上記構成の作用を説明する。平坦に
展開された状態で使用場所に運ばれたパッキン材１００
を、図３に示した階段形状に折り上げるには、先ず、後
壁面４の両側の折り目Ｃ及びＤを、図４に示した様に一
旦裏面側に折りまげて、下段支壁８，上段支壁９がこの
後壁面４に対して起立し易い様に折り癖を付ける。然る
後、パッキン材１００の左右（図中で）両端を夫々手に
持って、図５に示した様に各折り目Ａ〜Ｆを夫々表側向
きに折曲させて行くと、下段支壁８，上段支壁９は、下
段底面１と上段上面５とが対向状に近接する動きを受け
て、自ずから起立されて行く。そして、後壁面４の両側
部分が夫々略角筒状に折曲されたら、下段上面３と上段
底面７とに設けた嵌合用切欠１１及び１２を、夫々下段
支壁８，上段支壁９に設けた嵌合用切欠１３に嵌合させ
れば、パッキン材１００は、所望の階段形状をしたブロ
ック体に折り上げられると共に、その形状が固定され
る。更に、このブロック体を後壁面４に設けた折り目Ｊ
に沿って直角に折曲させれば、図６に示した様に梱包用
段ボール箱１６の角隅部に宛てがえるＬ字形に変形させ
ることが出来る。
展開された状態で使用場所に運ばれたパッキン材１００
を、図３に示した階段形状に折り上げるには、先ず、後
壁面４の両側の折り目Ｃ及びＤを、図４に示した様に一
旦裏面側に折りまげて、下段支壁８，上段支壁９がこの
後壁面４に対して起立し易い様に折り癖を付ける。然る
後、パッキン材１００の左右（図中で）両端を夫々手に
持って、図５に示した様に各折り目Ａ〜Ｆを夫々表側向
きに折曲させて行くと、下段支壁８，上段支壁９は、下
段底面１と上段上面５とが対向状に近接する動きを受け
て、自ずから起立されて行く。そして、後壁面４の両側
部分が夫々略角筒状に折曲されたら、下段上面３と上段
底面７とに設けた嵌合用切欠１１及び１２を、夫々下段
支壁８，上段支壁９に設けた嵌合用切欠１３に嵌合させ
れば、パッキン材１００は、所望の階段形状をしたブロ
ック体に折り上げられると共に、その形状が固定され
る。更に、このブロック体を後壁面４に設けた折り目Ｊ
に沿って直角に折曲させれば、図６に示した様に梱包用
段ボール箱１６の角隅部に宛てがえるＬ字形に変形させ
ることが出来る。
【００１０】そして、図６に示したパッキン材１０１の
様に、階段形状に折り上げたうえコ字形に折曲させたい
場合には、このパッキン材１０１の長手方向の所定間隔
を隔てた２箇所に、折曲用折り目Ｊを設けると共に、そ
の両側に夫々折曲用切欠部１４，１５を設け、且つ、各
折曲用折り目Ｊの両側に下段支壁８及び上段支壁９を夫
々設ければよい。更に、折曲用折り目Ｊを３箇所に設け
れば、パッキン材をロ字形に折曲させることも出来る。
又、被梱包物品１７が例えば円筒形をしている場合に
は、梱包用段ボール箱１６の隅部分にパッキンは不要な
ので、図６に示した、折曲用切欠部１４，１５を省いた
パッキン材１０２を用いればよい。
様に、階段形状に折り上げたうえコ字形に折曲させたい
場合には、このパッキン材１０１の長手方向の所定間隔
を隔てた２箇所に、折曲用折り目Ｊを設けると共に、そ
の両側に夫々折曲用切欠部１４，１５を設け、且つ、各
折曲用折り目Ｊの両側に下段支壁８及び上段支壁９を夫
々設ければよい。更に、折曲用折り目Ｊを３箇所に設け
れば、パッキン材をロ字形に折曲させることも出来る。
又、被梱包物品１７が例えば円筒形をしている場合に
は、梱包用段ボール箱１６の隅部分にパッキンは不要な
ので、図６に示した、折曲用切欠部１４，１５を省いた
パッキン材１０２を用いればよい。
【００１１】この様にして折り上げたパッキン材１００
〜１０２を、図６に示した様に段ボール箱１６に納めた
被梱包物品１７の、上下の隅角部分や稜部分に宛てがう
と、夫々角筒状の補強構造を備えたた下段部分及び上段
部分は、夫々下段支壁８及び上段支壁９が骨組材として
組込まれていることもあって、上下方向に及ぼされる動
荷重を下段上面３が緩衝的に受け止め、水平方向に及ぼ
される力を上段前壁面６が緩衝的に受け止めてくれるの
で、被梱包物品１７はその輸送中に受ける衝撃力から十
分に防護される。
〜１０２を、図６に示した様に段ボール箱１６に納めた
被梱包物品１７の、上下の隅角部分や稜部分に宛てがう
と、夫々角筒状の補強構造を備えたた下段部分及び上段
部分は、夫々下段支壁８及び上段支壁９が骨組材として
組込まれていることもあって、上下方向に及ぼされる動
荷重を下段上面３が緩衝的に受け止め、水平方向に及ぼ
される力を上段前壁面６が緩衝的に受け止めてくれるの
で、被梱包物品１７はその輸送中に受ける衝撃力から十
分に防護される。
【００１２】
【発明の効果】以上の説明によって明らかな様に、本発
明の梱包用の段ボール製パッキン材は、従来の発泡スチ
ロール製パッキンに比べて、以下に列挙した如き実用上
の様々の優れた効果を奏する。 （ａ） １枚の段ボールに、折り目を設け、打抜加工を
施すだけで足りるので、遥かに安価に作れる。 （ｂ） コンパクトな形態で保管・輸送出来て、保管・
輸送費を大幅に節減出来る。 （ｃ） 石油資源の浪費節減に寄与する。 （ｄ） 発泡スチロールの大量廃棄に伴うって生ずる、
前述のゴミ処理問題を解消出来る。 又、中空ブロック状に折曲形成させた本発明のパッキン
材は、段ボール片を重ね合わせた従来のパッキンに比べ
て、格段に緩衝性が優れている上に、遥かに能率的に安
価に作れる。
明の梱包用の段ボール製パッキン材は、従来の発泡スチ
ロール製パッキンに比べて、以下に列挙した如き実用上
の様々の優れた効果を奏する。 （ａ） １枚の段ボールに、折り目を設け、打抜加工を
施すだけで足りるので、遥かに安価に作れる。 （ｂ） コンパクトな形態で保管・輸送出来て、保管・
輸送費を大幅に節減出来る。 （ｃ） 石油資源の浪費節減に寄与する。 （ｄ） 発泡スチロールの大量廃棄に伴うって生ずる、
前述のゴミ処理問題を解消出来る。 又、中空ブロック状に折曲形成させた本発明のパッキン
材は、段ボール片を重ね合わせた従来のパッキンに比べ
て、格段に緩衝性が優れている上に、遥かに能率的に安
価に作れる。
【図１】本発明の一実施例を示す、展開状態の平面図で
ある。
ある。
【図２】同上、展開状態の斜視図である。
【図３】同上、階段状に折り上げた状態の斜視図であ
る。
る。
【図４】同上、階段状に折り上げ始める時の、折曲状態
の斜視図である。
の斜視図である。
【図５】同上、半ば折り上げた状態の斜視図である。
【図６】梱包用段ボール箱に納めた被梱包物を、本発明
のパッキン材を使って、緩衝的に支持した状態の説明図
である。
のパッキン材を使って、緩衝的に支持した状態の説明図
である。
１００，１０１，１０２ パッキン材 １ 下段底面 ２ 下段前壁面 ３ 下段上面 ４ 後壁面 ５ 上段上面 ６ 上段前壁面 ７ 上段底面 ８ 下段支壁 ９ 上段支壁 ８ａ，９ａ 起立用補助片 １０ 切起用切れ目 １１，１２，１３ 嵌合用切欠 １４，１５ 折曲用切欠部 １６ 梱包用段ボール箱 １７ 被梱包物 Ａ〜Ｆ 折り目 Ｇ 切起用折り目 Ｈ，Ｉ 起立用折り目 Ｊ 折曲用折り目
Claims (2)
- 【請求項１】 所定の複数箇所に折り目や切れ目等を設
けた一枚の方形段ボールから成り、前記折り目に沿って
折曲させることにより、夫々角筒状に形成されて横幅の
広い下段ブロックと、横幅の狭い上段ブロックとが積み
重なった、階段状の中空ブロック体が形成される様に構
成されたものであって、前記階段の底面となる下段底面
１の長手方向の一方の縁端に、順次折り目Ａ及びＢを介
して下段前壁面２及び下段上面３を連設し、前記下段底
面１の長手方向の他方の縁端に、順次折り目Ｃ，Ｄ，Ｅ
及びＦを介して後壁面４、上段上面５、上段前壁面６及
び上段底面７を連設し、前記後壁面４には、その長手方
向の複数箇所に、前記下段上面３及び前記上段上面５を
受け支える下段支壁８と上段支壁９とを一体に切起形成
させる、切起用切れ目１０及び切起用折り目Ｇを設け、
前記方形段ボールを階段形状に折曲させる時に、前記下
段上面３及び上段底面７と、前記下段支壁８及び上段支
壁９とが干渉する箇所に、嵌合用切欠１１，１２，１３
を設けたことを特徴とする梱包用の段ボール製パッキン
材。 - 【請求項２】 前記階段状に折曲形成されたパッキン材
を、その長手方向にＬ字形、コ字形等に折曲させる為
に、前記後壁面４の１箇所以上に折曲用折り目Ｊを設け
ると共に、前記後壁面４を挟んでその両側部分に、夫々
折曲用切欠部１４，１５を不等辺六角形状に設けたこと
を特徴とする請求項１項記載の梱包用の段ボール製パッ
キン材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3169410A JPH0684181B2 (ja) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | 梱包用の段ボール製パッキン材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3169410A JPH0684181B2 (ja) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | 梱包用の段ボール製パッキン材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04367466A JPH04367466A (ja) | 1992-12-18 |
| JPH0684181B2 true JPH0684181B2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=15886086
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3169410A Expired - Lifetime JPH0684181B2 (ja) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | 梱包用の段ボール製パッキン材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0684181B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2787648B2 (ja) * | 1993-11-22 | 1998-08-20 | 中央紙器工業株式会社 | 折畳式のコーナー用パッキン |
| US6149009A (en) * | 1998-04-30 | 2000-11-21 | Denola; Robert C. | Shipping container having a V-pack insert |
| JP6417070B1 (ja) * | 2018-06-26 | 2018-10-31 | ダイナパック株式会社 | コーナーパット |
-
1991
- 1991-06-13 JP JP3169410A patent/JPH0684181B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| JPH04367466A (ja) | 1992-12-18 |
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