JPH072461Y2 - 贈答品等用の梱包具 - Google Patents

贈答品等用の梱包具

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JPH072461Y2
JPH072461Y2 JP7943290U JP7943290U JPH072461Y2 JP H072461 Y2 JPH072461 Y2 JP H072461Y2 JP 7943290 U JP7943290 U JP 7943290U JP 7943290 U JP7943290 U JP 7943290U JP H072461 Y2 JPH072461 Y2 JP H072461Y2
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八郎 片岡
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中央紙器工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、例えば、贈答品としてののり缶等を2個以上
纏めて梱包する為の仕切付きの箱状体を、1枚の板紙を
折曲させるだけで組立てられる様に構成した、贈答品等
用の梱包具に関する。
(従来の技術) 従来、贈答用の詰合のり缶等を梱包するには、化粧箱の
中に収まる大きさの発泡スチロール製パッキンに設けた
く凹部に、のり缶等を嵌め込む方法が多く採られて来
た。
或いは、折り目や切れ目を適宜に設けた複数枚の段ボー
ルを、夫々折曲させて、複数の物品収容部を備えた梱包
具を組立てる方法も採られて来た。
(考案が解決しようとする課題) 然し乍ら、発泡スチロールは、ごみとして処分するの
に、焼却すれば高熱を発して炉を傷めるし、土地造成用
の埋立材料としても不適格なので、包装資材としては成
るべく用いない方が望ましい。
又、複数枚の段ボールを組合わせて用いるものは、梱包
具の作成及び梱包作業を効率的に行う点で問題があっ
た。
そこで、本考案の目的は、予め所定箇所に折り目や切れ
目等を設けた1枚の板紙を折曲させるだけで、複数の物
品収容部を備えた箱状体が折り上げられる様に構成し
た、贈答品等用の梱包具を提供するにある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 上記の目的を達成する為に、本考案による贈答品等用の
梱包具は、 所定の複数箇所に折り目、切れ目、切欠等を設けた1枚
の板紙から成り、前記折り目に沿って折曲させることに
より、仕切付きの箱状体を形成させる様にしたものであ
って、 長方形をした裁断板紙Aの、長手方向中間部を前記箱状
体の上面壁形成面1に充て、 該上面壁形成面1の一方の側辺に、夫々略同一幅の側壁
形成面2A、底壁形成面3A及び仕切壁形成面4Aを、平行折
り目a,b,cを介して順次連設し、 前記上面壁形成面1の他方の側辺に、夫々略同一幅の側
壁形成面2B、底壁形成面3B及び仕切壁形成面4B、を平行
折り目d,e,fを介して順次連設し、 前記上面壁形成面1には、その前後方向中間部に於い
て、その両隣の側壁形成面2A及び2Bに半ば跨がらせて左
右方向に偏平H字形をした中央切れ目5を設けると共
に、前後両端近くには前記中央切れ目5より幾分短い縁
部切れ目6及び7を互いに平行状に設け、 該縁部切れ目6及び7の各末端と、該各末端に夫々対向
して位置された前記中央切れ目5のH字両脚の各末端と
の間を夫々斜折り目gで結ぶことにより、前記中央切れ
目5と前記縁部切れ目6及び7との間に夫々前後壁形成
面8及び9を形成させ、 且つ、前記各平行折り目a〜fを夫々同方向に直角に折
曲させることにより自ずから起立される前記前後壁形成
面8,9と、前記仕切形成面4A,4Bとが互いに干渉する箇所
に、この干渉を避ける嵌合用の切欠11,14,15を設ける構
成とした。
そして、梱包具に平行状の2つの仕切を形成させたい場
合には、 前記前記側壁形成面2Bと前記仕切形成面3Bとの間に、中
間底形成面21及び中間仕切を形成させる2つ折り折曲面
22,23を平行折り目h,i,jを介して連設し介在させると共
に、前記上面壁形成面1の1.5倍の幅の上面壁形成面1A
を設け、 且つ、前記2つ折り折曲面22,23と前記前後壁形成面8,9
とが互いに干渉する箇所に嵌合用の切欠11A,24,25を設
ける様にすると良い。
(作用) 長方形をした裁断板紙Aを、各平行折り目a〜fに沿っ
て夫々同方向に直角に折り曲げて行くと、上面壁形成面
1に設けた前後壁形成面8,9は、その両端を側壁形成面2
Aと2Bとの間で圧迫される為、自ずから起立されて行
く。
そして、各平行折り目a〜fを夫々折曲させ終わる段階
に於いて、両仕切形成面4A及び4Bが前後壁形成面8,9と
直交状態で互いに干渉する箇所には、夫々嵌合用の切欠
14,15及び11を設けてあるので、此等の切欠は互いに十
文字状に組み合わされて、真ん中に仕切が設けられた箱
体状の梱包具が、裏返し状態で殆どワンタッチ式に組み
上がる。
(実施例) 以下に、第1図乃至第3図を参照し乍ら本考案の一実施
例を説明する。
先ず、本考案の梱包具を構成する裁断板紙Aを展開状態
で示した第1図に於いて、 裁断板紙Aは段ボール製で、この実施例のものは長さ約
70cm、幅約20cmの長方形をしている。
裁断板紙Aの長手方向中間の幅約18cmの部分は、裁断板
紙Aを箱体状に折り上げた時その上面となる上面壁形成
面1に充ている。
上面壁形成面1の一方の側辺(図の左側辺)には、側壁
形成面2A、底壁形成面3A及び仕切形成面4Aを、互いに平
行な平行折り目a,b及びcを介して順次連設している。
又、上面壁形成面1の他方の側辺には、側壁形成面2B、
底壁形成面3B及び仕切形成面4Bを、互いに平行な平行折
り目d,e及びfを介して順次連設している。
そして、上面壁形成面1の前後(図では上下)方向の中
間部には、その左右両隣の側壁形成面2A及び2Bに半ば跨
がらせた状態で、左右方向に偏平H字形をした中央切れ
目5を設け、更に、上面壁形成面1の前後両端近くに、
夫々中央切れ目5より幾分短い縁部切れ目6及び7を互
いに平行状に設けている。
更に、このH字形の中央切れ目5の両脚部5a,5bの各末
端と、此等の各末端に夫々対向して位置された縁部切れ
目6及び7の各末端との間は、夫々斜折り目gによって
結んでいる。
これによって、中央切れ目5と縁部切れ目6との間、及
び中央切れ目5と縁部切れ目7との間には、夫々前後壁
形成面8及び9が形成されている。この前後壁形成面8
及び9の各対向縁部の真ん中には、夫々所定長さのスリ
ット状の切欠11を縁部と直交方向に切込み形成してい
る。
そして、縁部切れ目6と上面壁形成面1の後縁との間、
及び縁部切れ目7と上面壁形成面1の前縁との間の各帯
状部分を、のり缶が梱包具内から脱け出るのを防ぐ抜止
部12及び13としている。
又、仕切壁形成面4A及び4Bの各側縁には、裁断板紙Aを
各平行折り目a〜fに沿って夫々同方向に直角に折曲さ
せた時、上記切欠11と干渉する箇所に、切欠11に嵌合さ
れるスリット状をした所定長さの切欠14,15を設けてい
る。尚、此等の切欠11,14,15の入口部は、上記嵌合をス
ムーズに行える様にV字形に拡開させている。
次に、上記構成の作用を第2,3図も参照し乍ら説明す
る。
本考案の梱包具は、第1図に示した裁断板紙Aの形態で
需要家に供給される。
この梱包具に、例えば贈答用の詰合のり缶Bを第3図の
様に2本収めるには、先ず、各平行折り目a〜fを夫々
上向きに折曲させて行くと、第2図に示した様に、両前
後壁形成面8及び9は、その両端を両側壁形成面2Aと2B
との間で圧迫されるので、各斜折り目gが自ずから上向
きに折曲されて、両前後壁形成面8及び9は次第に起立
され、両側壁形成面2A,2Bと共に箱状の周壁を形成させ
る。
そこで、この周壁内にのり缶Bを2本を、各平行折り目
に平行させて収める。そして、各平行折り目a〜fを直
角になる迄更に折曲させて行くと、最後には、両仕切形
成面4Aと4Bが互いに下向きに重なり合わされた状態とな
って(第2図参照)、その切欠14,15が夫々前後壁形成
面8,9の切欠11,11に嵌合されて、梱包具は、第3図の箱
状形態を上下反転させた状態で折り上がる。
そこで、この反転状態を正したうえ、用意されている化
粧箱(図示略)納めれば、上記一連の梱包作業は、文章
による説明とは異なって、極めて簡単・迅速に完了す
る。
尤も、化粧箱は省いて、単に包装紙で包むだけにしても
良いし、場合によっては、本考案の梱包具に納めた儘の
状態で、移送・保管する様にしても良い。
第4図乃至第6図は、本考案の他の実施例を示すもの
で、上記実施例との相異点は、梱包具にのり缶3本を収
容出来る様に、両側壁形成面2Aと2Bとの間に、等間隔を
隔てて第1及び第2の2つの仕切C及びDを設けた処に
ある(第6図)。この第1の仕切Cは、上記実施例の仕
切と同じで、両仕切形成面4A及び4Bを重ね合わせて形成
されている。
第4図に示したこの実施例の裁断板紙A1は、側壁形成面
2Bと底壁形成面3Bとの間に、左側から右側に向けて順
次、中間底壁形成面21と、第2の仕切Dを形成させる2
つ折り折曲面22及び23とを、平行折り目h,i,jを介して
連設状態で介在させている。そして、平行折り目iだけ
は、他の平行折り目とは逆向きの折曲させる折り目を設
けると共に、容易に2つ折り出来る様にその両端部分を
残して切れ目を設けている。
又、中間底壁形成面21を設けたのに対応させて、上面壁
形成面1は、その横幅を前記実施例に比べて1.5倍に広
げている。そして、前後壁形成面8,9の対向縁部には、
等間隔を隔てた2箇所に切欠11,11Aを設け、且つ、2つ
折り折曲面22及び23の前後の両端近くには、裁断板紙A1
を箱体状に折り上げる時に、前後壁形成面8,9と干渉す
るのを避ける為に、平行折り目iの両側に跨がらせて所
定長さの切欠24及び25を設けている。
この実施例の作用は、上記実施例と同様である。但し、
2つ折り折曲面22,23を2つ折りする平行折り目iを、
前述の様に他の平行折り目とは逆むきに2つ折りして第
2の仕切Dを形成させ、この仕切Dの切欠24及び25を、
夫々前後壁形成面8,9の切欠11A,11Aに嵌合させている。
尚、上記他の実施例に於いて、第2の仕切Dを、第1の
仕切Cの左側にも設ければ、合計3つの仕切を設けられ
るし、第2の仕切Dと同様の構成の仕切を4箇所以上に
設けることも可能である。
[考案の効果] 以上の説明によって明らかな様に、本考案の贈答品等用
の梱包具は、 所定の複数箇所に折り目、切れ目、切欠等を設けた唯1
枚の裁断板紙を各折り目に沿って折曲させるだけで、所
望の1以上の箇所に仕切りを形成させた梱包具を、殆ど
ワンタッチ式に組み上げることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は、本考案の一実施例を示すもので、
第1図は裁断板紙の展開図、第2図は裁断板紙を箱状の
梱包具に折り上げる過程を示した斜視図、第3図は折り
上げた状態の斜視図である。 第4図乃至第6図は、本考案の他の実施例を示すもの
で、第4図は第1図相当図、第5図は第2図相当図、第
6図は第3図相当図である。 符号表 1,1A……上面壁形成面 2A,2B……側壁形成面 3A,3B……底壁形成面 4A,4B……仕切壁形成面 5……中央切れ目、5a,5b……両脚部 6,7……縁部切れ目 8,9……前後壁形成面 11,11A,14,15,24,25……切欠 21……中間底壁形成面 22,23……2つ折り折曲面 A,A1……裁断板紙、B……のり缶 C……第1の仕切、D……第2の仕切 a〜f,h〜j……平行折り目 g……斜折り目

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の複数箇所に折り目,切れ目,切欠等
    を設けた1枚の板紙から成り、前記折り目に沿って折曲
    させることにより、仕切付きの箱状体を形成させる様に
    したものであって、 長方形をした裁断板紙Aの、長手方向中間部を前記箱状
    体の上面壁形成面1に充て、 該上面壁形成面1の一方の側辺に、夫々略同一幅の側壁
    形成面2A,底壁形成面3A及び仕切壁形成面4Aを、平行折
    り目a,b,cを介して順次連設し、 前記上面壁形成面1の他方の側辺に、夫々略同一幅の側
    壁形成面2B,底壁形成面3B及び仕切壁形成面4Bを、平行
    折り目d,e,fを介して順次連設し、 前記上面壁形成面1には、その前後方向の中間部に於い
    て、その両隣の側壁形成面には2A及び2Bに半ば跨がらせ
    て左右方向に偏平なH字形をした中央切れ目5を設ける
    と共に、前後両端近くには前記中央切れ目5より幾分短
    い縁部切れ目6及び7を互いに平行状に設け、 該縁部切れ目6及び7の各末端と、該各末端に夫々対向
    して位置された前記中央切れ目5のH字両脚の各末端と
    の間を夫々斜折り目gで結ぶことにより、前記中央切れ
    目5と前記縁部切れ目6及び7との間に夫々前後壁形成
    面8及び9を形成させ、 且つ、前記平行折り目a〜fを夫々同方向に直角に折曲
    させることにより自ずから起立される前記前後壁形成面
    8、9と、前記仕切形成面4A,4Bとが互いに干渉する箇
    所に、この干渉を避ける嵌合用の切欠11,14,15を設けた
    ことを特徴とする贈答品等用の梱包具。
  2. 【請求項2】梱包具に平行状の2つの仕切を形成させる
    為に、 前記側壁形成面2Bと前記仕切形成面3Bとの間に、中間底
    形成面21及び中間仕切を形成させる2つ折り折曲面22,2
    3を、平行折り目h,i,jを介して連接状に介在させると共
    に、前記上面壁形成面1の1.5倍の幅の上面壁形成面1A
    を設け、 且つ、前記2つ折り折曲面22,23と前記前後壁形成面8,9
    とが互いに干渉する箇所に嵌合用の切欠11A,24,25を設
    けたことを特徴とする請求項1記載の贈答品等用の梱包
    具。
JP7943290U 1990-07-26 1990-07-26 贈答品等用の梱包具 Expired - Lifetime JPH072461Y2 (ja)

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JPH0438973U JPH0438973U (ja) 1992-04-02
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