JPH068414U - 道路反射鏡 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 見通しの悪い交差点や曲がり角等に設置して
車の出会い頭の事故を未然に防止することができるもの
である。 【構成】 見通しの悪い交差点や曲がり角等に設置され
る道路反射鏡に於いて、反射面板１の裏面に該反射面板
１に霜等の付着によるくもり止め阻止用の電熱線２を装
着し、該電熱線２への通電に伴って反射面板１を保温し
霜等の付着によるくもりを阻止するように形成したこと
を特徴とするものである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は見通しの悪い交差点や曲がり角等に設置して車の出会い頭の事故を 未然に防止することができる道路反射鏡に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来交差点等の見通しの悪いところでの出会い頭の事故を防止するために道路 反射鏡を設置されているところが多々存在するものである。

【０００３】

【考案が解決しようとする問題点】

ところが従来のこのものは１２月〜３月中旬頃までは外気温の低下により霜等 が反射面板に付着して役に立たなくなるものである。

【０００４】 そのために重大交通事故の原因となるものである。

【０００５】 この考案は上記の問題点を解決したもので使用便利な道路反射鏡を得ることを 目的としたものである。

【０００６】

【問題点を解決するための手段】

上記の目的を達成するためのこの考案の道路反射鏡は、見通しの悪い交差点や 曲がり角等に設置される道路反射鏡に於いて、反射面板１の裏面に該反射面板１ に霜等の付着によるくもり止め阻止用の電熱線２を装着し、該電熱線２への通電 に伴って反射面板１を保温し霜等の付着によるくもりを阻止するように形成した ものである。

【０００７】

【実施例】

以下図面についてこの考案の実施例を説明すると、反射面板１を備えた反射鏡 体３は内部に電熱線２を装着したものであり、図２、図４によって反射鏡体３の 詳細について説明すると、断面前方縁に止め縁４を備えた環状枠５に反射鏡面を 有した反射盤７を嵌合して反射面板１を形成し、更に反射盤７の裏面に電熱線２ を貼着した電熱盤体８を嵌合接着させ、更に押圧盤体９で電熱盤体８を当接し、 周縁にパッキン材６を当接すると共に取付部１０を備えた裏面盤１１を設け上部 に傘板１２を取付けると共にボルトナット１３，１３・・・を介して傘板１２、 環状枠５、裏面盤１１を取付けて電熱線２を貼着した電熱盤体８が雨で濡れない ようにしたものである。

【０００８】 又反射鏡面を有した反射盤７と電熱盤体８とは電熱線２を埋め込んで一体的に 形成して反射面板１を形成しすることもできるものである。

【０００９】 又反射鏡体３は支柱１４に取付具１５を介して着脱自在にしたものであり、且 つ使用場所に応じて１個の反射鏡体３、又は図１１、図１２に図示したように２ 個の反射鏡体３・３を使用することもあり、支柱１４に取付ける反射鏡体３の数 は限定されるものではない。

【００１０】 又反射鏡体３に対する電源は一般家庭に供給されている屋外の電柱又は家庭内 コンセントから配線することができるものであるが、図１３、図１４に図示した ように上部にソーラー式充電機器１６を取付けて太陽エネルギーを利用すること ができるものである。

【００１１】 又支柱１４には変圧器を具備すると共に外気温が下がると自動感知により自動 的に通電され霜、雪、氷が鏡面に付着しないように温度を上昇させると共に自動 感知には関係なく手動によって通電の開閉を行うことができるスイッチ即ち自動 通電、通電の開閉を行うことができるスイッチ１７を備えた通電装置体１８を支 柱１４に取付けたものである。

【００１２】

【考案の作用効果】

この考案は以上のような構成であり、見通しの悪い交差点や曲がり角等に設置 される道路反射鏡で、反射面板１の裏面に該反射面板１に霜等の付着によるくも り止め阻止用の電熱線２を装着し、該電熱線２への通電に伴って反射面板１を保 温し霜等の付着によるくもりを阻止するように形成したことにより出会い頭によ る事故の発生を防止し、且つ必要な電源の費用は街路灯等の設置の場合と同じ様 に各種団体が負担するようにすることによって出会い頭による大きな事故をなく して安全な運転に寄与することができて使用上極めて好適であり、且又電熱線２ への通電は僅かの小電力で十分であり電気代もかさむことがない等の幾多の実用 的効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】一部切欠正面図である

【図２】反射鏡体の断面図である。

【図３】一部切欠斜視図である。

【図４】反射鏡体の分解斜視図である。

【図５】一部切欠背面斜視図である。

【図６】通電装置体を装着した一部切欠斜視図である。

【図７】通電装置体を装着した一部切欠側面図である。

【図８】通電装置体を装着した支柱の断面図である。

【図９】反射鏡体の一部切欠断面図である。

【図１０】反射鏡体の一部切欠分解断面図である。

【図１１】第２実施例の一部正面図である。

【図１２】第２実施例の一部背面図である。

【図１３】第３実施例の一部切欠斜視図である。

【図１４】第３実施例の側面図である。

【符号の名称】

１ 反射面板 ２ 電熱線 ３ 反射鏡体 ４ 止め縁 ５ 環状枠 ６ パッキン材 ７ 反射盤 ８ 電熱板体 ９ 押圧盤体 １０ 取付部 １１ 裏面盤 １２ 傘板 １３ ボルトナット １４ 支柱 １５ 取付具 １６ ソーラー式充電機器 １７ スイッチ １８ 通電装置体

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 見通しの悪い交差点や曲がり角等に設置
   される道路反射鏡に於いて、反射面板１の裏面に該反射
   面板１に霜等の付着によるくもり止め阻止用の電熱線２
   を装着し、該電熱線２への通電に伴って反射面板１を保
   温し霜等の付着によるくもりを阻止するように形成した
   ことを特徴とする道路反射鏡。