JPH0684122B2 - 水陸両用車両の懸架装置 - Google Patents

水陸両用車両の懸架装置

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JPH0684122B2
JPH0684122B2 JP23186990A JP23186990A JPH0684122B2 JP H0684122 B2 JPH0684122 B2 JP H0684122B2 JP 23186990 A JP23186990 A JP 23186990A JP 23186990 A JP23186990 A JP 23186990A JP H0684122 B2 JPH0684122 B2 JP H0684122B2
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JP
Japan
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wheel
leaf spring
wheels
tire house
suspension
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JP23186990A
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JPH04113910A (ja
Inventor
直道 佐々
信昭 井上
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Isuzu Motors Ltd
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Isuzu Motors Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2300/00Indexing codes relating to the type of vehicle
    • B60G2300/28Amphibious vehicles

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  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、水陸両用車両における車輪の昇降が可能な懸
架装置に関し、特に横置型で長手軸を中心として回動可
能な弓形状のリーフスプリングにより左右両車輪を懸架
することによって、リーフスプリングによる左右両車輪
の懸架機能と昇降機能との機能兼用化を図り、もって水
陸両用車両における懸架装置の簡素化を図ると共に、水
上走行の円滑化を図るものに関する。
〔従来の技術〕
この種の水陸両用車両における車輪の昇降が可能な懸架
装置においては、従来のものとしては艇体に所望数の回
転リングを駆動回転自在に嵌合し、各回転リングには車
輪を突設し、陸上走行中或は水上航行中に車輪を所望位
置に位置せしめることにより、水上航行中には車輪を水
中より露出することによって車輪格納部を設置せずして
水中抵抗を増加することがなく、また波浪の激しい時に
は車輪を半分水中に位置させることによって艇体の安定
性を増加させることができる水陸両用艇が知られており
(例えば特開昭47−24087号公報参照)、また前輪に対
してはフロントリーディングアームおよびフロントダン
パを介し、後輪に対してはリヤトレーリングアームおよ
びリヤダンパを介して、それぞれサスペンションリンク
の両端部に各ダンパを枢着し、サスペンションリンク側
のウォームホイールおよび操作ハンドル側のウォームに
より、操作ハンドルの回動によってサスペンションリン
クの中心枢着部を中心としてサスペンションリンクを回
動させることにより、陸上走行用の車輪を水上走行時に
は上方へ引上げて車体内に収納し、車体の下方に車輪が
突出する量を低減して、水上走行中に受ける水の抵抗を
減少させることができる水陸両用車の車輪引上げ装置が
知られている(例えば特開昭63−2712号公報参照)。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来の水陸両用艇においては、艇体に車輪を突設し
た回転リングを嵌合させるものであるから、車輪の移動
装置が大型化するため重量の増大化を招くばかりでな
く、重量物である車輪を艇体の上方へ位置させるため重
心位置の悪化により艇体の不安定化を招くという問題が
あり、また上記従来の水陸両用車の車輪引上げ装置にお
いては、サスペンションリンクの回動により前輪および
後輪を同時に引上げるものであるから、機構上車輪を車
体に格納するものではなく、車輪をある程度引上げるこ
とができるにとどまり、車輪の引上げ後においても依然
として車輪を水の抵抗から回避することができないばか
りでなく、前輪および後輪の懸架力が共通のサスペンシ
ョンリンクに集中するためサスペンションの耐久性の低
下を招くという問題があった。
本発明は上記従来技術の問題点を解決するもので、横置
型で長手軸を中心として回動可能な弓形状のリーフスプ
リングにより左右両車輪を懸架することによって、リー
フスプリングによる左右両車輪の懸架機能と昇降機能と
の機能兼用化を図り、もって水陸両用車両における懸架
装置の簡素化を図ることができると共に、水上走行の円
滑化を図ることができる水陸両用車両の懸架装置を提供
することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明の水陸両用車両にお
いては、先端部が車輪に枢着され基部が基体に枢着され
たロアリンクと、下部が車輪に固着された支持杆と、左
右両車輪の各支持杆の上部に両端部が自在継手により連
結された横置型で弓形状のリーフスプリングとを有し、
リーフスプリングは長手軸を中心としてアクチュエータ
により回動可能に構成されているものである。
〔作用〕
上記のように構成された水陸両用車両の懸架装置は、先
端部が車輪に枢着され基部が基体に枢着されたロアリン
クと、下部が車輪に固着された支持杆と、左右両車輪の
各支持杆の上部に両端部が自在継手により連結された横
置型で弓形状のリーフスプリングとを有するものである
から、左右両車輪は横置型の共通のリーフスプリングに
より懸架されると共に、弓形状のリーフスプリングが凸
状状態において左右両車輪はタイヤハウスから下方へ突
出され陸上走行が可能であるが、リーフスプリングはそ
の長手軸を中心としてアクチュエータにより回動可能に
構成されているものであるから、水上走行時においては
アクチュエータによってリーフスプリングを半回転さ
せ、弓形状のリーフスプリングが凹状を呈すことにより
左右両車輪を同時に上昇させて、各車輪をそれぞれタイ
ヤハウスへ格納することができ、車輪を水の抵抗から回
避することができる。また陸上走行時においては逆操作
により左右両車輪を同時に下降させることができるの
で、リーフスプリングは左右両車輪の懸架機能と昇降機
能との兼用機能を果すことができる。
〔実施例〕
実施例について図面を参照して説明すると、1は艇型に
形成された艇体で、該艇体1内は幅方向に延びる3枚の
縦仕切壁2,3,4により縦首側から艇倉5,サスペンション
部6,機関室7およびサスペンション部6に区画されてい
ると共に、機関室7の上部には座席室8が配線されてい
る。また艇体1の両舷における各サスペンション部6,6
に位置してタイヤハウス9‥が形成されていると共に、
各タイヤハウス9‥には陸上走行用の車輪10‥が装設さ
れており、各車輪10‥は各サスペンション部6,6におい
て後記する各懸架装置11,11により懸架されている。
しかして、懸架装置11は先端部が車輪10に枢着され基部
が基体に枢着されたロアリンク12と、下部が車輪10に固
着された支持杆13と、艇体1の幅方向の横置型で弓形状
に形成されたリーフスプリング14とを有し、リーフスプ
リング14の両端部は左右両車輪10,10の各支持杆13,13の
上部にボールジョイント等の自在継手15,15により連結
されていると共に、リーフスプリング14はその中央部に
おいて図示しない揺動リンク機構を備えた空油圧シリン
ダ、揺動モータ等のアクチュエータにより正逆半回転駆
動されるようになっている。したがって、弓形状のリー
フスプリング14がアクチュエータによる回動によって凸
状を呈している場合には、左右両車輪10,10は下降状態
にあり陸上走行が可能であり、水上走行時においてはア
クチュエータによってリーフスプリング14を半回転さ
せ、弓形状のリーフスプリング14が凹状を呈することに
より左右両輪10,10を同時に上昇させて、各車輪10,10を
それぞれタイヤハウス9,9へ格納することができ、車輪1
0を水の抵抗から回避することができる。なおリーフス
プリング14は車輪の上昇あるいは下降位置において適宜
の固定手段により基体に固定自在となっている。
また、艇体1の外底部には幅方向に延びる底板と両舷沿
いに折曲された側板とからなるタイヤハウスカバー16が
各タイヤハウス9,9宛に配設され、各タイヤハウスカバ
ー16,16はその両端部における側板が主アーム17および
補助アーム18を介して両舷に揺動自在に吊架されてお
り、各タイヤハウスカバー16,16の揺動は各タイヤハウ
ス9,9の開状態から閉状態への往復揺動であり、その駆
動は両舷間に架設された回動軸19に両舷の各主アーム1
7,17の一端部が固着され、且つ該回動軸19に固着された
揺動リンク20と基体に枢着された油圧シリンダ21との枢
着により、油圧シリンダ21によって揺動リンク20を介し
て回動軸19を往復回動させることにより行なわれ、水上
走行時において各タイヤハウス9,9は各タイヤハウスカ
バー16,16により閉鎖されて水上走行抵抗とならないよ
うななっている。
なお、第6図に図示のものはタイヤハウスカバー16の吊
架形式の変形例で、2個の補助アーム18,18がタイヤハ
ウスカバー16の両端部における側板を両舷に吊架してい
るのに対して、主アーム17′は略L字形に形成されてい
ると共に、その一端部がタイヤハウスカバー16の内底部
に枢着され、その他端部が基体に枢支された支軸22に固
着されており、その隅角部が基体に枢着された油圧シリ
ンダ21に枢着されていることにより、油圧シリンダ21に
よって主アーム17′を直接に揺動するものであり、この
形式においてはタイヤハウスカバー16の底板の弛みを防
止することができる。またタイヤハウスカバー16の内周
縁にシール体を固設することにより、タイヤハウスカバ
ー16を艇体1に対して密着することができると共に、タ
イヤハウスカバー16の閉鎖状態においてタイヤハウスカ
バー16に閉鎖作用を付与するように、艇体1とタイヤハ
ウスカバー16とに亘ってばね23を張架することにより、
タイヤハウスカバー16と艇体1との密着性をさらに向上
することができ、タイヤハウス9内の水をポンプにより
排水することにより、艇体1の浮力を増大することがで
きる。
〔発明の効果〕 本発明は、以上説明したように構成されているものであ
り、先端部が車輪に枢着され基部が基体に枢着されたロ
アリンクと、下部が車輪に固着された支持杆と、左右両
車輪の各支持杆の上部に両端部が自在継手により連結さ
れた横置型で弓形状のリーフスプリングとを有するもの
であるから、弓形状のリーフスプリングが凸状状態にお
いて車輪はタイヤハウスから下方へ突出され陸上走行が
可能であると共に、リーフスプリングはその長手軸を中
心としてアクチュエータにより回動可能に構成されてい
るものであるから、水上走行時においては弓形状のリー
フスプリングを半回転させ凹状を呈することによって車
輪は上昇しタイヤハウスへ格納できるため、車輪は水の
抵抗から回避され水上走行の円滑化を図ることができる
ばかりでなく、弓形状のリーフスプリングは左右両車輪
の懸架機能と昇降機能との兼用機能を果すため、水陸両
用車両における懸架装置の簡素化を図ることができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は陸上走行
時における水陸両用車両の側面図、第2図は水上走行時
における水陸両用車両の側面図、第3図は陸上走行時に
おける懸架装置の正面図、第4図は水上走行時における
懸架装置の正面図、第5図はタイヤハウスカバーの閉状
態を示す部分側面図、第6図はタイヤハウスカバーの閉
状態を示す変形例の部分側面図である。 10……車輪、12……ロアリンク、13……支持杆、14……
リーフスプリング、15……自在継手

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端部が車輪に枢着され基部が基体に枢着
    されたロアリンクと、下部が車輪に固着された支持杆
    と、左右両車輪の各支持杆の上部に両端部自在継手によ
    り連結された横置型で弓形状のリーフスプリングとを有
    し、リーフスプリングは長手軸を中心としてアクチュエ
    ータにより回動可能に構成されている水陸両用車両の懸
    架装置。
JP23186990A 1990-08-31 1990-08-31 水陸両用車両の懸架装置 Expired - Lifetime JPH0684122B2 (ja)

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FR2932119B1 (fr) * 2008-06-10 2010-06-18 Brugidou Antoine Vehicule amphibie.
DE102015201299A1 (de) * 2015-01-26 2016-07-28 Bayerische Motoren Werke Ag Blattfeder-Anordnung im Fahrwerk eines Fahrzeugs

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