JPS586755Y2 - 埋設型汚物取込装置 - Google Patents

埋設型汚物取込装置

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Publication number
JPS586755Y2
JPS586755Y2 JP10722378U JP10722378U JPS586755Y2 JP S586755 Y2 JPS586755 Y2 JP S586755Y2 JP 10722378 U JP10722378 U JP 10722378U JP 10722378 U JP10722378 U JP 10722378U JP S586755 Y2 JPS586755 Y2 JP S586755Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
swing
pipe
tube
swing tube
filth
Prior art date
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Expired
Application number
JP10722378U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5523942U (ja
Inventor
狭間克己
Original Assignee
株式会社旭機械製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社旭機械製作所 filed Critical 株式会社旭機械製作所
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Publication of JPS5523942U publication Critical patent/JPS5523942U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は長距離列車等の汚物タンクより汚物を抜き取る
ために主として使用する埋設型汚物取込装置の改良に関
する。
従来の列車の排泄物の処理は、走行中に車外に「排き出
す」方法により行なわれていたが、沿線の環境を汚染す
るため、最近では列車内の汚物タンクに排泄物を一旦収
納し、これを車輛基地において完全回収する方法に切替
えられつつある。
この汚物タンク内の排泄物即ち汚物(汚水を含む)を抜
取るために使用する装置として最近脚光を浴びているの
が不使用時には路面下に格納することができ、スペース
の有効利用を図りうるという長所を有する埋設型汚物取
込装置である。
この型式の装置は汚物取込作業時には基管に上下首振自
在に連結したスイング管先端部を上方に持ち上げて路面
上に突出させ、且つ基管を中心として左右に首振りせし
めて所定の位置、方向にセットした後、列車の汚物タン
クとスイング管とを可撓ホースで連通し、汚物タンクの
汚物を抜き取るものである。
本考案は前記スイング管の操作を軽快且つ迅速に行うこ
とができる装置を提供することを目的とし、路面下格納
室に設置した基管1に上下首振可能に連結したスイング
管2と、このスイング管2に上方回動力を付勢する持上
手段3とを有し、この持上手段3によりスイング管2を
一定角度上方に回動せしめたとき、スイング管2を持上
手段3より切離して自由に手動操作しつるように構成す
ることにより、スイング管2を一定角度位置まで持上げ
るのに持上手段3の弾機4の付勢力を借りる一方、一定
角度以上の操作は弾機4による抵抗力等を排して自由に
スイング管2を回動して、これを所定の位置・方向に軽
快且つ迅速にセットしうるようにしたものである。
次に本考案を図面に示す実施例に基き具体的に説明する
前記基管1は下端にフランジ6を有する短寸の垂直管7
、この垂直管7の上端にスイベルト継手8を介して連結
され水平面内に首振り可能に配されたパツキンボックス
9より成り、前記垂直管7のフランジ6には汚物回収槽
(図示せず)に開口する垂下管10のフランジ11が締
結される。
前記スイング管2は90度に彎曲するエルボ管12を介
して前記パツキンボックス9に連結され、エルボ管12
の基端部はパツキンボックス9の1側面に回動自在に連
結される。
このスイング管2の適所には把手13を設け、又先端に
はボール管継手5を介してホース挿入管14を取付けで
ある。
このホース挿入管14には列車等の汚物タンク(図示せ
ず)に連通する可撓ホース15の基端部15aを嵌着す
ることができ、汚物タンク内の汚物は、可撓ホース15
、スイング管2、基管1及び垂下管10を通って汚物回
収槽に回収される。
前記基管1及びスイング管2は金属管等の剛性管で形成
され、又これらは不使用時に路面下に形成した格納室に
収納される。
前記持上手段3はパツキンボックス9の側面に取付けた
スプリングケース16と、このケース16に内装せるコ
イルスプリング(弾機)4と、前記ケース16に軸支さ
れコイルスプリング4の弾発付勢力を受けて上方に回動
せんとするスイングレバー17と、スイングレバー17
の先端に取付は前記スイング管2の下面に当接するロー
ラ18とから成る。
これをより具体的に説明すると、第3図に示す如く、ス
イングレバー17の基端に固定した回動軸19をスプリ
ングケース16に回動自在に軸支し、前記スプリング4
の一端20をこの回動軸19に止着すると共に、スプリ
ング4の他端21をスプリングケース16に固定した支
軸22に正着して、コイルスプリング4のねじり弾発力
がスイングレバー17の上方回動力に変換されるように
しである。
尚、コイルスプリング4の設定ねじり力を調整しうるよ
う、支軸22の取付位置を90度毎に軸転させつるよう
に構成している。
前記持上手段3によりスイング管2を一定角度上方に回
動せしめたとき、スイング管2を持上手段3より切離し
て自由に手動操作しうるように構成するには、前記スイ
ングレバー17の上方向ノ回動を成る回動位置で停止せ
しめるようストッパー23をスプリングケース16に付
設すればよい。
このストッパー23は、スイング管2が水平より上方に
70度乃至80度回動したとき、即!第2図仮想線に示
すようスイングレバー17がf[l直位置に達したとき
に、該レバー17の回動を阻止しうるように取付けるこ
とが好ましい。
次に本考案の作用を図面に示す実施例に基き説明すると
、本考案装置は不使用時には路面下路納室に収納され、
スイング管2は略水平に保持される。
使用時には、格納室の上蓋を取外し、スイング管2を水
平に保つ掛は具を外すと、コイルスプリング4の弾発付
勢力によりスイングレバー17が自動的に上方に回動し
、前記ローラ18に下面を支持されるスイング管2も同
時に上方に回動し、約70度乃至80度の位置で停止す
る(第2図仮想線で示す。
)。次いで作業者は把手13を把持してスイング管2を
更に上方に回動し、或いは垂直管7まわりに回動するこ
とによりスイング管2を所望の位置・角度にセットする
ことができる。
このスイング管2の操作と相前後して可撓ホース15の
基端を前記ホース挿入管14に、先端を汚物タンクに連
結する。
前記ホース挿入管14はボール管継手5を介してスイン
グ管2に連結され、可撓ホース15の取付方向に合せて
方向を自由に変えることができるから、可撓ホース15
の連結作業を極めて容易に行いうる。
斯くして本考案によれば、スイング管2を一定角度まで
立上らせるのに弾機(コイルスプリング)4の力を借り
ることができ、そのための労力をほとんど費す必要がな
い。
スイング管2の重力による回転モーメントが最大である
水平配置時及びその近傍においては自動的にスイング管
2を立上らせることができるのである。
一方スイング管2が一定角度(望ましくは70度乃至8
0度)以上に立上ると、このスイング管2は持上手段3
とは自由に切離せ得る状態となり、弾機4による抵抗作
用を全く受けないでスイング管2を自由に回動し得るこ
とになり、スイング管2を所望の位置・角度にセットす
る作業は極めて容易である。
しかもスイング管2が一定角度以上に立上った状態では
スイング管2の重力による回転モーメントの影響は小さ
く、上記操作の障害となることはほとんどない。
従来例においても、自動的にスイング管を立上らせるた
めにスイング管の基部にトーションバネを取着したもの
があるが、スイング管の傾斜角の如何を問わずトーショ
ンバネの弾発付勢力が作用するので、スイング管の角度
を自由に変える操作が困難であるという欠陥があった。
又圧縮コイルバネを使用したスプリングバランス機構を
有する例も公知であるが、前記圧縮コイルバネを内蔵す
るケースをスイング管上に取付けている関係上、ケース
重量によりスイング管の操作を軽快に行うことが困難で
あるという欠陥があった。
本考案はこれら従来例の欠陥を一掃して、スイング管の
操作を極めて軽快且つ迅速に行なえるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図はその斜視図、第
2図は側面図、第3図は要部の一部切欠平面図である。 1・・・・・・基管、2・・・・・・スイング管、3・
・・・・・持上子[4・・・・・・弾機、17・・・・
・・スイングレバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 路面下格納室に設置した基管1に、先端部にホース挿入
    管14を有するスイング管2を上下回動かつ旋回可能に
    連結するとともに、不使用時、該スイング管2を前記路
    面格納室内に収納しうるように構成された埋設型汚物取
    込装置において、前記基管1の適部にスプリングケース
    16を取付けるとともに該スプリングケース16内の弾
    機4により上方回動付勢しつつ該ケース16に枢着した
    スイングレバー17を設け、該スイングレバー17の先
    端部が前記スイング管2の下面に当接しうるようにする
    とともに該スイング管2が一定角度回動したとき該スイ
    ング管2の回動を阻止するためのストッパー23を設け
    て戒る該スイング管のための持上手段3を設けることに
    より、前記スイング管2を前記スイングレバー17によ
    り一定角度上方に回動せしめた後、該スイング管2を前
    記持上手段より切離して自由に手動操作しうるように構
    成したことを特徴とする埋設型汚物取込装置。
JP10722378U 1978-08-03 1978-08-03 埋設型汚物取込装置 Expired JPS586755Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10722378U JPS586755Y2 (ja) 1978-08-03 1978-08-03 埋設型汚物取込装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP10722378U JPS586755Y2 (ja) 1978-08-03 1978-08-03 埋設型汚物取込装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5523942U JPS5523942U (ja) 1980-02-15
JPS586755Y2 true JPS586755Y2 (ja) 1983-02-05

Family

ID=29051132

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JP10722378U Expired JPS586755Y2 (ja) 1978-08-03 1978-08-03 埋設型汚物取込装置

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