JPH04113909A - 水陸両用車両の懸架装置 - Google Patents

水陸両用車両の懸架装置

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JPH04113909A
JPH04113909A JP23186690A JP23186690A JPH04113909A JP H04113909 A JPH04113909 A JP H04113909A JP 23186690 A JP23186690 A JP 23186690A JP 23186690 A JP23186690 A JP 23186690A JP H04113909 A JPH04113909 A JP H04113909A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheel
suspension
torsion bar
link
fixed
Prior art date
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Pending
Application number
JP23186690A
Other languages
English (en)
Inventor
Naomichi Sasa
佐々 直道
Tadashi Kojima
小嶋 正
Nobuaki Inoue
井上 信昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
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Publication date
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Priority to JP23186690A priority Critical patent/JPH04113909A/ja
Publication of JPH04113909A publication Critical patent/JPH04113909A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、水陸両用車両における車輪の昇降が可能な懸
架装置に関し、特にロアリンクの基部に上向回動付勢さ
れたトーションバーを固着することにより、車輪の上昇
時においては上昇駆動力の増大化を図ると共に、車輪の
下降時においては車輪重力の緩衝化を図り、しかも車輪
の下降位置において懸架装置を固定板によって基体に固
定することにより、車輪懸架の安定化を図るものに関す
る。
〔従来の技術〕
この種の水陸両用車両における車輪の昇降が可能な懸架
装置においては、従来のものとしては艇体に所望数の回
転リングを輛動回転自在に嵌合し、各回転リングには車
軸を突設し、陸上走行中或は水上航行中に車輪を所望位
置に位置せしめることにより、水上航行中には車軸を水
中より露出することによって車輪格納部を設置せずして
水中抵抗を増加することがなく、また波浪の激しい時に
は車軸を半分水中に位置させることによって艇体の安定
性を増加させることができる水陸両用艇が知られており
(例えば特開昭47−24087号公報参照)、また前
輪に対してはフロントリーディングアームおよびフロン
トダンパを介し、後軸に対してはりャトレーリングアー
ムおよびリヤダンパを介して、それぞれサスペンション
リンクの両端部に各ダンパを枢着し、サスペンションリ
ンク側のウオームホイールおよび操作ハンドル側のウオ
ームにより、操作ハンドルの回動によってサスペンショ
ンリンクの中心枢着部を中心としてサスペンションリン
クを回動させることにより、陸上走行用の車輪を水上走
行時には上方へ引上げて車体内に収納し、車体の下方に
車輪が突出する量を低減して、水上走行中に受ける水の
抵抗を減少させることができる水陸両用車の車輪引上げ
装置が知られている(例えば特開昭63−2712号公
報参照)。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来の水陸両用艇においては、艇体に車輪を突設し
た回転リングを嵌合させるものであるから、車輪の移動
装置が大型化するため重量の増大化を招くばかりでなく
、重量物である車輪を艇体の上方へ位置させるため重心
位置の悪化により艇体の不安定化を招くという問題があ
り、また上記従来の水陸両用車の車輪引上げ装置におい
ては、サスペンションリンクの回動により前輪および後
輪を同時に引上げるものであるから、機構上車輪を車体
に格納するものではなく、車輪をある程度引上げること
ができるにとどまり、車輪の引上げ後においても依然と
して車輪を水の抵抗から回避することができないばかり
でなく、前mおよび後輪の懸架力が共通のサスペンショ
ンリンクに集中するためサスペンションの耐久性の低下
を招き、しかもサスペンションはウオームとウオームホ
イールとの噛合により支承されているため、陸上走行時
におけるサスペンションが不安定であると共に、ウオー
ムおよびウオームホイールの破損を招くという問題があ
った。
本発明は上記従来技術の問題点を解決するもので、ロア
リンクの基部に上向回動付勢されたトーションバーを固
着することにより、車輪の上昇時においては上昇駆動力
の増大化を図ると共に、車輪の下降時においては車輪重
力の緩衝化を図り、しかも車軸の下降位置において懸架
装置を固定板によって基体に固定することにより、車輪
懸架の安定化を図ることができる水陸両用車両の懸架装
置を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明の水陸両用車両の懸
架装置においては、先端部が車輪に枢着され基部がトー
ションバーに固着されたロアリンクと、下部が車輪に固
着され上部が固定板に連結されたダンパ装置と、固定板
に枢着されアクチュエータにより駆動される昇降リンク
とを有し、ロアリンクはトーションバーにより上向回動
付勢されていると共に、固定板は車輪の下降位置におい
て基体に固定可能に構成されているものである。
〔作用〕
上記のように構成された水陸両用車両の懸架装置は、先
端部が車輪に枢着され基部がトーションバーに固着され
たロアリンクと、下部が車輪に固着され上部が固定板に
連結されたダンパ装置と、固定板に枢着されアクチュエ
ータにより駆動される昇降リンクとを有するものである
から、水上走行時にあたってはアクチュエータにより昇
降リンクを上昇駆動させることにより固定板を介してダ
ンパ装置、車輪およびロアリンクを上昇させ、車軸をタ
イヤハウスへ格納することができ、陸上走行時にあたっ
てはアクチュエータにより昇降リンクを下降駆動させる
ことにより固定板を介してダンパ装置、車輪およびロア
リンクを下降させ、車軸をタイヤハウスから突出させる
ことができる。
またロアリンクはトーションバーにより上向回動付勢さ
れているものであるがら、車輪の上昇時においては昇降
リンクを上昇駆動させるアクチュエータの駆動力に対し
てトーションバーの付勢力が加担作用をなすため、アク
チュエータを小型化することができると共に、車輪の下
降時においては車輪重力に対してトーションバーの付勢
力が緩衝作用をなすため、車輪重力によるアクチュエー
タに対する荷重を緩和することができる。
さらに固定板は車輪の下降位置において基体に固定可能
に構成されているものであるから、陸上走行時にあたっ
ては車輪の下降位置において懸架装置を固定板によって
基体に固定することにより、車軸を安定に懸架すること
ができる。
〔実施例〕
実施例について図面を参照して説明すると、lは新型に
形成された艇体で、該艇体1内は幅方向に延びる3枚の
縦仕切壁2,3.4により艇首側から断食5.サスペン
ション部69機関室7およびサスペンション部6に区画
されていると共に1機関室7の上部には座席室8が配設
されている。また艇体1の両舷における各サスペンショ
ン部6,6に位置してタイヤハウス9・・が形成されて
いると共に、各タイヤハウス9・・には陸上走行用の車
輪10・・が装設されており、各車輪10・・は各サス
ペンション部6,6において後記する各懸架装置11・
・により懸架されている。
しかして、懸架装置11は先端部が車輪10に枢着され
基部がトーションバー12に固着されたロアリンク13
と、下部が車輪10に固着され上部が固定板14にラバ
ーマウント15を介して連結されたダンパ族w16と、
固定板14に枢着されアクチュエータであるエアシリン
ダ17により伝動リンク18.19を介して駆動される
昇降リンク20とからなり、ダンパ族[16はショック
アブソーバのシリンダ21とピストンロッド22間にベ
ローズ23が密着されていると共に、ベローズ23内に
おけるピストンロッド22の先端部にはバンプラバー2
4が装着されており、ベローズ23とエアシリンダ17
とはパイプ25により連通され、エアシリンダ17の駆
動による昇降リンク20の上昇時においては、ベローズ
23内の空気はエアシリンダ17内へ流入されると共に
、トーションバー12の付勢力によりシリンダ21はバ
ンプラバー24に当接し、またエアシリンダ17の記動
による昇降リンク20の下降時においては、エアシリン
ダ17内の空気がベローズ23内へ流入されてシリンダ
21は押圧され車軸10はさらに下降されるように、昇
降リンク20の昇降とダンパ族w16のシリンダ21の
昇降とは連動されており、車@10の昇降ストロークの
増大化が図られている。また固定板14は車輪10の下
降位置において下部基体26に看脱自在な固定金具28
により固定されると共に、車輪10の上昇位置において
も上部基体27に同様手段により固定可能となっている
また、艇体1の外底部には幅方向に延びる底板と両舷沿
いに折曲された側板とからなるタイヤハウスカバー29
が各タイヤハウス9,9宛に配設され、各タイヤハウス
カバー29.29はその両端部における側板が主アーム
30および補助アーム31を介して両舷に揺動自在に吊
架されており、各タイヤハウスカバー29.29の揺動
は各タイヤハウス9,9の開状態から閉状態への往復揺
動であり、その駆動は両舷間に架設された回動軸32に
両舷の各主アーム30.30の一端部が固着され、且つ
該回動軸32に固着された揺動リンク33と基体に枢着
された油圧シリンダ34との枢着により、油圧シリンダ
34によって揺動リンク33を介して回動軸32を往復
回動させることにより行なわれ、水上走行時において各
タイヤハウス9,9は各タイヤハウスカバー29.29
により閉鎖されて水上走行抵抗とならないようになって
いる。
なお、第6図に図示のものはタイヤハウスカバー29の
吊架形式の変形例で、2個の補助アーム31゜31がタ
イヤハウスカバー29の両端部における側板を両舷に吊
架しているのに対して、主アーム30′は略り字形に形
成されていると共に、その一端部がタイヤハウスカバー
29の内底部に枢着され、その他端部が基体に枢支され
た支軸35に固着されており、その隅角部が基体に枢着
された油圧シリンダ34に枢着されていることにより、
油圧シリンダ34によって主アーム30′ を直接に揺
動するものであり、この形式においてはタイヤハウスカ
バー29の底板の弛みを防止することができる。またタ
イヤハウスカバー29の内周縁にシール体を固設するこ
とにより、タイヤハウスカバー29を艇体1に対して密
着することができると共に、タイヤハウスカバー29の
閉鎖状態においてタイヤハウスカバー29に閉鎖作用を
付与するように、艇体1とタイヤハウスカバー29とに
亘ってばね36を張架することにより、タイヤハウスカ
バー29と艇体1との密着性をさらに向上することがで
きると共に、タイヤハウス9内の水をポンプにより排水
することによって艇体1の浮力を増大することができる
〔発明の効果〕
本発明は1以上説明したように構成されているものであ
り、先端部が車輪に枢着され基部がトーションバーに固
着されたロアリンクと、下部が車軸に固着され上部が固
定板に連結されたダンパ装置と、固定板に枢着されアク
チュエータにより駆動される昇降リンクとを有するもの
であるから。
アクチュエータによる昇降リンクの上昇駆動により車輪
をタイヤハウスへ格納することができるため、水上走行
時において車輪を水の抵抗から回避することができる。
また、ロアリンクはトーションバーにより上向回動付勢
されているものであるから、車輪の上昇時においてはト
ーションバーの付勢力はアクチュエータによる昇降リン
クの上昇駆動力に加担作用をなし上昇駆動力の増大化を
図ることができ、このためアクチュエータの小型化を図
ることができると共に、車軸の下降時においてはトーシ
ョンバーの付勢力は車輪重力に対して緩衝作用をなすた
め、車輪下降操作の円滑化を図ることができる。
さらに、固定板は車輪の下降位置において基体に固定可
能に構成されているものであるから、陸上走行時におい
ては懸架装置を固定板により基体に固定することによっ
て、車輪懸架の安定化を図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は陸上走行
時における水陸両用車両の側面図、第2図は水上走行時
における水陸両用車両の側面図、第3図は陸上走行時に
おける懸架装置の正面図、第4図は水上走行時における
懸架装置の正面図、第5図はタイヤハウスカバーの閉状
態を示す部分側面図、第6図はタイヤハウスカバーの閉
状態を示す変形例の部分側面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 先端部が車輪に枢着され基部がトーションバーに固着さ
    れたロアリンクと、下部が車輪に固着され上部が固定板
    に連結されたダンパ装置と、固定板に枢着されアクチュ
    エータにより駆動される昇降リンクとを有し、ロアリン
    クはトーションバーにより上向回動付勢されていると共
    に、固定板は車輪の下降位置において基体に固定可能に
    構成されている水陸両用車両の懸架装置。
JP23186690A 1990-08-31 1990-08-31 水陸両用車両の懸架装置 Pending JPH04113909A (ja)

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JP (1) JPH04113909A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105666461A (zh) * 2016-04-14 2016-06-15 小煷伴(深圳)智能科技有限公司 具有卫星定位功能的机器人

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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