JPH0683987B2 - 液晶表示素子用偏光板の切断方法 - Google Patents

液晶表示素子用偏光板の切断方法

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JPH0683987B2
JPH0683987B2 JP59129298A JP12929884A JPH0683987B2 JP H0683987 B2 JPH0683987 B2 JP H0683987B2 JP 59129298 A JP59129298 A JP 59129298A JP 12929884 A JP12929884 A JP 12929884A JP H0683987 B2 JPH0683987 B2 JP H0683987B2
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liquid crystal
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真也 吉田
嘉孝 田村
敏憲 丹羽
一美 松本
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、液晶表示素子に用いられる偏光板の原板を、
その吸収軸に対して任意の角度に切断する液晶表示素子
用偏光板の切断方法に関する。
〔発明の背景〕
従来の偏光板切断装置は第1図に示すような構造よりな
る。敷板1の上面に粘着テープ1aにより貼付けられた偏
光原板2は送りローラ3とプレッシャローラ4に挾持さ
れてベース5上を一定ピッチでカッターブレード6の下
方に送られる。カッターブレード6はダイセット7に固
定され、ダイセット7はベース5に固定されたスライド
ガイド8に沿って上下動するラム9に固定されている。
そこで、前記のように偏光原板2が一定ピッチ送られる
毎にラム9が上下動し、切断線2aで示すように切断され
る。この場合、カッターブレード6の切込みは、第2図
に示すように敷板1の途中までなされる。
しかしながら、この構造は偏光原板2の投入方向に対し
て直交した方向にしか切断できない。このため、偏光板
の吸収軸に対して所要の角度に切断するには、次のよう
な方法がとられている。
まず、切断装置に偏光原板を投入する前に、第3図
(a)に示すように、ロール状に巻回された帯状の偏光
原板10を吸収軸11に対して傾斜角θをもつ切断線10aで
切断する。この切断は、ペーパーカッターなどを使用し
て手作業によって行う。次に前記のように切断された短
尺偏光板を同図(b)、(c)のように、非切断端面側
を突き合せ、粘着テープ12によってそれぞれ貼合せて長
尺の偏光板とし、次いでこの偏光板の下面に敷板13を置
いて粘着テープ13aにより端面を貼る。このように貼合
せられた長尺の偏光板を第1図に示す切断装置に投入
し、第1図及び第2図で説明したと同様の手法で、第3
図(c)に示すように所定幅lで切込み10bを入れる。
次に同図(d)に示すように、一定幅づつ分離し、切断
線10a側を突合せ、再び粘着テープ14によって貼合せて
長尺の偏光板にする。この長尺の偏光板を再び第1図に
示す切断装置に投入し、第1図及び第2図で説明したと
同様の手法で、第3図(e)に示すように幅Wで切込み
10cが入れられる。この結果、W×lの小さな角度θの
吸収軸をもつ偏光板の切断が行なわれる。次に粘着テー
プ12、14を除去し、敷板13を分離して液晶表示素子用の
偏光板が得られる。
このように、従来の偏光板切断装置は、偏光原板の投入
した方向に対して直交した方向にしか切断できないの
で、第3図(a)で説明したような手作業を必要とし、
また同図(b)(c)(d)で説明したような多くの粘
着テープ12、14の貼付け工程を必要とし、作業性が悪
い。また第3図(e)からも明らかなように、短尺の偏
光板の粘着テープ12、14による接続部が多く、これらの
接続部における偏光板は所定の形状を有していなく無駄
になるので、材料使用効率が非常に悪い。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、偏光板に吸収軸の角度を任意に選んで
切断するに当り、量産的に、かつ製造工数の低減及び材
料使用効率の向上が図れる液晶表示素子用偏光板の切断
方法を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明は上記目的を達成するために、カッターブレード
が固定されたダイセットを上下動するラムに偏光原板の
送り方向に対して角度調整可能に固定し、偏光原板を第
1の方向に切断し、更に第1の方向に切断した位置関係
を変えずに第2の方向に切断することにより製造工数の
低減、材料使用効率の向上が図れるようにしたことを特
徴とする。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を第4図により説明する。ベー
ス20には、ガイドローラ21、22と、図示しない駆動手段
で駆動される送りローラ23及びプレッシャローラ24とが
設けられており、ロール状に巻回された帯状の偏光原板
25と同様にロール状に巻回された帯状の敷板26とは、前
記送りローラ23の回転により前記ローラ21〜24に挾持さ
れて送られる。前記ベース20の両側面にはそれぞれスラ
イドガイド27が固定されており、このスライドガイド27
にはラム28が上下動可能に配設されている。ラム28の下
面にはカッターブレード29が固定されたダイセット30が
配設されており、ダイセット30はラム28に設けられた円
弧状の溝28aを通してボルト31によりラム28に固定され
ている。従って、ボルト31を緩め、ダイセット30を回動
させることにより、カッターブレード29を偏光原板25の
送り方向に対して任意の角度に調整することができる。
この角度の設定はベース20に設けられた目盛32によって
容易に定めることができる。
次にかかる装置を用いて液晶表示素子用偏光板を製作す
る場合を第5図及び第6図によって説明する。尚、第5
図第6図は第4図の切断装置を用いた切断工程を示す
が、切断線が見やすいように第4図に示されるラム28,
ダイセット30,カッターブレード29,スライドガイド27他
が省略されている。まず第4図に示すカッターブレード
29を第5図に示す第1の方向となる切断線25aに合うよ
うに前記したように角度調整しておく。そして、送りロ
ーラ23を駆動させると、偏光原板25と敷板26はガイドロ
ーラ21、22によって重ねられ、送りローラ23とプレッシ
ャローラ24とによってカッターブレード29の下方に間欠
的にピッチ送りされる。偏光原板25と敷板26が間欠的に
ピッチ送りされる毎に第4図(a),(b)に示され、
第5図(a),(b)では省略されているラム28が上下
動し、第5図(a)に示すようにカッターブレード29は
偏光原板25の吸収軸33に対してθの角度をもって幅Wの
切込み25aを入れる。この切込み25aは、敷板26の途中ま
で入れる。従って切断された幅Wの短辺の偏光板は分離
しなく、連続した状態を保っている。
次に第1の方向の切断線25aが入れられた偏光原板25
を、第4図に示すカッターブレード29が第6図(a)に
示す第2の方向となる切断線25bに合うように調整され
た切断装置に供給する。これにより、先ほどの切込み25
aに直交する角度で、かつ幅lの間隔で切込み25bを入れ
る。最後に、敷板26と分離すると、吸収軸がθの角度を
有するW×lの長方形の偏光板が得られる。
このように、偏光原板25を第1の方向25aに切断し、更
に第1の方向に切断した位置関係を変えずに第2の方向
25bに切断し、これにより、偏光原板を複数同時に切断
することができ、製造工数の低減、材料使用効率の向上
が図れる。
このように、任意の角度に切断できるので、従来のよう
な手作業による斜め切断及び複数回の粘着テープの貼付
け工程が不要で、工数が大幅に削減される。また切断数
が最小の2本でよく、無駄な切断線がないので、材料の
利用効率が大幅に向上する。またカッターブレード29の
角度設定を任意に選択できるので、従来の直交切断も可
能であり、汎用性を有する。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、カッ
ターブレードが固定されたダイセットを上下動するラム
に偏光原板の送り方向に対して角度調整可能に固定し、
偏光原板を第1の方向に切断し、更に第1の方向に切断
した位置関係を変えずに第2の方向に切断してなるの
で、偏光板の吸収軸の角度を任意に選んで切断するに当
り、工数の低減及び材料使用効率の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の切断装置を示し、(a)は平面図、
(b)は正面図、第2図は切断状態の拡大図、第3図
(a)乃至(e)は従来の偏光板の切断工程を示す説明
図、第4図は本発明になる切断装置の一実施例を示し、
(a)は平面図、(b)は正面図、第5図及び第6図は
第4図の切断装置を用いた場合の偏光板の切断工程を示
し、それぞれの図において、(a)は平面図、(b)は
正面図である。 23……送りローラ、25……偏光原板、 28……ラム、28a……溝、 29……カッターブレード、30……ダイセット、 31……ボルト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 一美 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日立 製作所茂原工場内 (56)参考文献 特開 昭47−27281(JP,A) 特公 昭59−18199(JP,B2) 実公 昭53−44146(JP,Y2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カッターブレードを固定したダイセットが
    上下動するラムに固定されてなり、帯状の偏光原板を前
    記カッターブレードの下方に一定ピッチで送り、前記カ
    ッターブレードの上下動によって一定幅に切断する液晶
    表示素子用偏光板の切断方法において、上記偏光原板と
    敷板とを重ねるガイドローラと、上記一定ピッチで上記
    偏光原板と敷板とを送る送りローラとを有し、前記ダイ
    セットを前記ラムに前記偏光原板の送り方向に対して角
    度調整可能に固定した液晶表示素子用偏光板の切断装置
    を用い、上記送り方向と直角の方向とは異なる第1の方
    向に上記偏光原板を切断し、更に上記第1の方向に切断
    した位置関係を変えずに、上記第1の方向と直交する第
    2の方向に切断することにより、上記偏光原板を長方形
    の複数の偏光板に同時に切断することを特徴とする液晶
    表示素子用偏光板の切断方法。
JP59129298A 1984-06-25 1984-06-25 液晶表示素子用偏光板の切断方法 Expired - Lifetime JPH0683987B2 (ja)

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