JPH0683657A - サービスプロセッサの切り換え方式 - Google Patents
サービスプロセッサの切り換え方式Info
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- JPH0683657A JPH0683657A JP4227680A JP22768092A JPH0683657A JP H0683657 A JPH0683657 A JP H0683657A JP 4227680 A JP4227680 A JP 4227680A JP 22768092 A JP22768092 A JP 22768092A JP H0683657 A JPH0683657 A JP H0683657A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数のサービスプロセッサの障害時の切り換
え処理を迅速かつ確実に行うとともに、電子計算機シス
テムの連続運転を可能にすることにある。 【構成】 電子計算機本体200と複数のサービスプロ
セッサで構成された電子計算機システム100であっ
て、電子計算機本体200の監視、制御、および操作員
との情報交換を行うために運用中に参照される電子計算
機本体200の構成情報Qを電子計算機本体200の主
記憶装置500内に設けられた構成情報格納領域550
に格納することによって、複数のサービスプロセッサか
ら共通にアクセス可能とし、マスタサービスプロセッサ
300の障害発生時には、バックアップ用サービスプロ
セッサ400が、構成情報Qを読み込み、電子計算機シ
ステム100の連続運転を行う。
え処理を迅速かつ確実に行うとともに、電子計算機シス
テムの連続運転を可能にすることにある。 【構成】 電子計算機本体200と複数のサービスプロ
セッサで構成された電子計算機システム100であっ
て、電子計算機本体200の監視、制御、および操作員
との情報交換を行うために運用中に参照される電子計算
機本体200の構成情報Qを電子計算機本体200の主
記憶装置500内に設けられた構成情報格納領域550
に格納することによって、複数のサービスプロセッサか
ら共通にアクセス可能とし、マスタサービスプロセッサ
300の障害発生時には、バックアップ用サービスプロ
セッサ400が、構成情報Qを読み込み、電子計算機シ
ステム100の連続運転を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サービスプロセッサの
切り換え技術に関し、特に、サービスプロセッサの障害
対策などに適用して有効な技術に関する。
切り換え技術に関し、特に、サービスプロセッサの障害
対策などに適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、電子計算機システムにおいて
は、通常、サービスプロセッサを1台備え、このサービ
スプロセッサが電子計算機本体の監視、制御、および操
作員との情報交換を行っている。
は、通常、サービスプロセッサを1台備え、このサービ
スプロセッサが電子計算機本体の監視、制御、および操
作員との情報交換を行っている。
【0003】また、最近になって、サービスプロセッサ
を複数台持つことによって、1つの電子計算機システム
内の各プロセッサをそれぞれ個別のシステムとして扱っ
たり、すべてを一括して一つのシステムとして扱った
り、各プロセッサをその時々に合わせて自由に構成を変
更し、電子計算機本体の監視、制御、および操作員との
情報交換を行うようになってきた。そして、複数台のサ
ービスプロセッサで一つのシステムを扱う場合において
は、1台のサービスプロセッサをマスタとし、他のサー
ビスプロセッサをバックアップ用サービスプロセッサと
することにより、マスタサービスプロセッサに障害が発
生してもサービスプロセッサを切り換えることにより電
子計算機本体の無停止運転を可能としている。
を複数台持つことによって、1つの電子計算機システム
内の各プロセッサをそれぞれ個別のシステムとして扱っ
たり、すべてを一括して一つのシステムとして扱った
り、各プロセッサをその時々に合わせて自由に構成を変
更し、電子計算機本体の監視、制御、および操作員との
情報交換を行うようになってきた。そして、複数台のサ
ービスプロセッサで一つのシステムを扱う場合において
は、1台のサービスプロセッサをマスタとし、他のサー
ビスプロセッサをバックアップ用サービスプロセッサと
することにより、マスタサービスプロセッサに障害が発
生してもサービスプロセッサを切り換えることにより電
子計算機本体の無停止運転を可能としている。
【0004】このため従来は、障害時に切り換えを行う
ために、マスタサービスプロセッサが管理している電子
計算機本体の構成情報を他のサービスプロセッサにそれ
ぞれ個別に持たせ、初期立ち上げ時、および、操作員も
しくは、電子計算機本体からの構成変更依頼による構成
変更時に、マスタサービスプロセッサが構成情報の作
成、変更を行い、その作成、および変更ごとに他のサー
ビスプロセッサが保持している構成情報を、サービスプ
ロセッサ間通信を用いて更新することにより、各サービ
スプロセッサ間の構成情報の一致処理をはかっている。
そして、障害発生時には、切り換え可能なサービスプロ
セッサが、電子計算機本体とのインタフェースを獲得
後、このサービスプロセッサが保持している構成情報を
もとに電子計算機本体の監視、制御、および操作員との
情報交換を実施している。
ために、マスタサービスプロセッサが管理している電子
計算機本体の構成情報を他のサービスプロセッサにそれ
ぞれ個別に持たせ、初期立ち上げ時、および、操作員も
しくは、電子計算機本体からの構成変更依頼による構成
変更時に、マスタサービスプロセッサが構成情報の作
成、変更を行い、その作成、および変更ごとに他のサー
ビスプロセッサが保持している構成情報を、サービスプ
ロセッサ間通信を用いて更新することにより、各サービ
スプロセッサ間の構成情報の一致処理をはかっている。
そして、障害発生時には、切り換え可能なサービスプロ
セッサが、電子計算機本体とのインタフェースを獲得
後、このサービスプロセッサが保持している構成情報を
もとに電子計算機本体の監視、制御、および操作員との
情報交換を実施している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記のよう
な従来技術においては、障害時のバックアップ用サービ
スプロセッサとして、各サービスプロセッサが保持して
いる構成情報を同一に保つため、初期立ち上げ時、およ
び、操作員もしくは、電子計算機本体からの、構成変更
依頼による構成変更時にマスタサービスプロセッサが作
成、管理している構成情報と各サービスプロセッサごと
にもつ電子計算機本体の構成情報を常に一致させる必要
があり、構成情報の状態合わせのためのオーバヘッドが
かかってしまい、処理性能を低下させてしまうといった
欠点がある。
な従来技術においては、障害時のバックアップ用サービ
スプロセッサとして、各サービスプロセッサが保持して
いる構成情報を同一に保つため、初期立ち上げ時、およ
び、操作員もしくは、電子計算機本体からの、構成変更
依頼による構成変更時にマスタサービスプロセッサが作
成、管理している構成情報と各サービスプロセッサごと
にもつ電子計算機本体の構成情報を常に一致させる必要
があり、構成情報の状態合わせのためのオーバヘッドが
かかってしまい、処理性能を低下させてしまうといった
欠点がある。
【0006】また、複数のサービスプロセッサに構成情
報が分散してしまい、いくつかのサービスプロセッサで
障害が発生した場合には、すべての構成情報を一致させ
ることができず、電子計算機本体は、正常終了している
にもかかわらず、電子計算機システム全体をリセット
し、再立ち上げを行わなければならないという欠点もあ
る。
報が分散してしまい、いくつかのサービスプロセッサで
障害が発生した場合には、すべての構成情報を一致させ
ることができず、電子計算機本体は、正常終了している
にもかかわらず、電子計算機システム全体をリセット
し、再立ち上げを行わなければならないという欠点もあ
る。
【0007】従って、複数のサービスプロセッサでもつ
構成情報を障害時に迅速に一致させることができず電子
計算機システムの無停止運転ができないという問題点が
ある。
構成情報を障害時に迅速に一致させることができず電子
計算機システムの無停止運転ができないという問題点が
ある。
【0008】そこで、本発明の目的は、複数のサービス
プロセッサの切り換え操作を迅速かつ的確に行うことが
可能な、サービスプロセッサの切り換え技術を提供する
ことにある。
プロセッサの切り換え操作を迅速かつ的確に行うことが
可能な、サービスプロセッサの切り換え技術を提供する
ことにある。
【0009】また、本発明のその他の目的は、複数のサ
ービスプロセッサを備えた電子計算機システムの連続運
転を確実に維持することが可能なサービスプロセッサの
切り換え技術を提供することにある。
ービスプロセッサを備えた電子計算機システムの連続運
転を確実に維持することが可能なサービスプロセッサの
切り換え技術を提供することにある。
【0010】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0012】すなわち、本発明のサービスプロセッサの
切り換え方式は、電子計算機本体と、電子計算機本体の
監視、制御、および操作員との情報交換を行う2台以上
のサービスプロセッサを有し、この内の1台のサービス
プロセッサが主体となるマスタサービスプロセッサとな
り、電子計算機本体の監視、制御、および操作員との情
報交換を行う電子計算機システムにおいて、前記マスタ
サービスプロセッサの障害発生時に、他のサービスプロ
セッサがマスタサービスプロセッサに代わり電子計算機
本体の監視、制御、および操作員との情報交換を行うサ
ービスプロセッサの切り換え方式であって、前記電子計
算機本体の構成情報を電子計算機本体の主記憶に格納
し、前記マスタサービスプロセッサおよび他のサービス
プロセッサが前記構成情報に共通にアクセス可能とした
ものである。
切り換え方式は、電子計算機本体と、電子計算機本体の
監視、制御、および操作員との情報交換を行う2台以上
のサービスプロセッサを有し、この内の1台のサービス
プロセッサが主体となるマスタサービスプロセッサとな
り、電子計算機本体の監視、制御、および操作員との情
報交換を行う電子計算機システムにおいて、前記マスタ
サービスプロセッサの障害発生時に、他のサービスプロ
セッサがマスタサービスプロセッサに代わり電子計算機
本体の監視、制御、および操作員との情報交換を行うサ
ービスプロセッサの切り換え方式であって、前記電子計
算機本体の構成情報を電子計算機本体の主記憶に格納
し、前記マスタサービスプロセッサおよび他のサービス
プロセッサが前記構成情報に共通にアクセス可能とした
ものである。
【0013】
【作用】前記したサービスプロセッサの切り換え方式に
よれば、マスタサービスプロセッサが、電子計算機本体
の監視、制御、および操作員との情報交換を行うために
運転中に参照している電子計算機本体の構成情報を電子
計算機本体の主記憶内に格納したので、どのサービスプ
ロセッサからでもその構成情報をアクセスできる。
よれば、マスタサービスプロセッサが、電子計算機本体
の監視、制御、および操作員との情報交換を行うために
運転中に参照している電子計算機本体の構成情報を電子
計算機本体の主記憶内に格納したので、どのサービスプ
ロセッサからでもその構成情報をアクセスできる。
【0014】そして、構成情報を必要とするサービスプ
ロセッサが電子計算機本体とのインタフェースを有効に
することによって、主記憶内の構成情報を読み込み、電
子計算機本体の監視、制御、および操作員との情報交換
を行うことができる。
ロセッサが電子計算機本体とのインタフェースを有効に
することによって、主記憶内の構成情報を読み込み、電
子計算機本体の監視、制御、および操作員との情報交換
を行うことができる。
【0015】これにより、マスタサービスプロセッサが
他のサービスプロセッサとの構成情報を一致させるため
のオーバヘッドをなくすことができる。
他のサービスプロセッサとの構成情報を一致させるため
のオーバヘッドをなくすことができる。
【0016】また、全サービスプロセッサの状態が正常
でなくても、正常なサービスプロセッサが1台でもあれ
ば電子計算機システムを正常に運転することが可能であ
るため、運転中に、障害サービスプロセッサを正常状態
に戻すことができ、電子計算機システムの連続運転を確
実に維持することが可能となる。
でなくても、正常なサービスプロセッサが1台でもあれ
ば電子計算機システムを正常に運転することが可能であ
るため、運転中に、障害サービスプロセッサを正常状態
に戻すことができ、電子計算機システムの連続運転を確
実に維持することが可能となる。
【0017】
【実施例】図1は、本発明の一実施例であるサービスプ
ロセッサの切り換え方式が適用される電子計算機システ
ムの構成の一例を示す概念図、図2はサービスプロセッ
サ障害時のサービスプロセッサ切り換え方式の動作フロ
ーの一例を示したフローチャートである。
ロセッサの切り換え方式が適用される電子計算機システ
ムの構成の一例を示す概念図、図2はサービスプロセッ
サ障害時のサービスプロセッサ切り換え方式の動作フロ
ーの一例を示したフローチャートである。
【0018】まず、図1により本実施例のサービスプロ
セッサ切り換え方式のシステム構成を説明する。
セッサ切り換え方式のシステム構成を説明する。
【0019】本実施例の電子計算機システム100は、
たとえば、電子計算機本体200と、電子計算機本体2
00の監視、制御、および操作員との情報交換を行う2
台のサービスプロセッサであるサービスプロセッサA3
00とサービスプロセッサB400とで構成されてい
る。
たとえば、電子計算機本体200と、電子計算機本体2
00の監視、制御、および操作員との情報交換を行う2
台のサービスプロセッサであるサービスプロセッサA3
00とサービスプロセッサB400とで構成されてい
る。
【0020】そして、電子計算機本体200内は、主記
憶装置500と、システム制御装置A340と、システ
ム制御装置B440と、入出力制御プロセッサA033
0と、入出力制御プロセッサB0430と、演算処理プ
ロセッサA1320と、演算処理プロセッサA2310
と、演算処理プロセッサB1420と、演算処理プロセ
ッサB2410とから構成されている。
憶装置500と、システム制御装置A340と、システ
ム制御装置B440と、入出力制御プロセッサA033
0と、入出力制御プロセッサB0430と、演算処理プ
ロセッサA1320と、演算処理プロセッサA2310
と、演算処理プロセッサB1420と、演算処理プロセ
ッサB2410とから構成されている。
【0021】そして、サービスプロセッサA300をマ
スタサービスプロセッサ、サービスプロセッサB400
をバックアップ用サービスプロセッサとすると各サービ
スプロセッサと電子計算機本体200との接続状態は、
サービスプロセッサA300と電子計算機本体200が
接続状態である。つまり、サービスプロセッサA300
と電子計算機本体200との接続は、サービスプロセッ
サA300のインタフェース制御部301でインタフェ
ースイネーブル信号302,303をオン状態にするこ
とで接続される。
スタサービスプロセッサ、サービスプロセッサB400
をバックアップ用サービスプロセッサとすると各サービ
スプロセッサと電子計算機本体200との接続状態は、
サービスプロセッサA300と電子計算機本体200が
接続状態である。つまり、サービスプロセッサA300
と電子計算機本体200との接続は、サービスプロセッ
サA300のインタフェース制御部301でインタフェ
ースイネーブル信号302,303をオン状態にするこ
とで接続される。
【0022】また、サービスプロセッサB400と電子
計算機本体200とは、切り離されている状態である。
つまり、サービスプロセッサB400と電子計算機本体
200との接続は、サービスプロセッサB400のイン
タフェース制御部401でインタフェースイネーブル信
号402,403をオフ状態にすることで切り離され
る。
計算機本体200とは、切り離されている状態である。
つまり、サービスプロセッサB400と電子計算機本体
200との接続は、サービスプロセッサB400のイン
タフェース制御部401でインタフェースイネーブル信
号402,403をオフ状態にすることで切り離され
る。
【0023】そして、サービスプロセッサA300とサ
ービスプロセッサB400との間は、インタフェース線
600を経て接続され、相互に正常な動作をしているか
どうかを確認し合うことで障害を検知できるようになっ
ている。
ービスプロセッサB400との間は、インタフェース線
600を経て接続され、相互に正常な動作をしているか
どうかを確認し合うことで障害を検知できるようになっ
ている。
【0024】次に、本実施例のサービスプロセッサ切り
換え方式の作用について図2の動作フローをもとに説明
する。
換え方式の作用について図2の動作フローをもとに説明
する。
【0025】この場合、主記憶装置500の一部には、
構成情報格納領域550が設けられており、電子計算機
システム100の管理運用に必要なハードウェア構成な
どに関する構成情報Qが格納されている。そして、この
構成情報格納領域550の構成情報Qには、複数のサー
ビスプロセッサA300およびA400のいずれからも
共通にアクセス可能になっている。
構成情報格納領域550が設けられており、電子計算機
システム100の管理運用に必要なハードウェア構成な
どに関する構成情報Qが格納されている。そして、この
構成情報格納領域550の構成情報Qには、複数のサー
ビスプロセッサA300およびA400のいずれからも
共通にアクセス可能になっている。
【0026】まず、ステップ701では、電源投入時の
初期立ち上げ時に、サービスプロセッサA300が操作
員から指示されているシステム構成に従って、電子計算
機システム100内の構成情報を作成し、主記憶装置5
00内の構成情報格納領域550に設定する。この情報
は、構成変更が行われるまで不変である。
初期立ち上げ時に、サービスプロセッサA300が操作
員から指示されているシステム構成に従って、電子計算
機システム100内の構成情報を作成し、主記憶装置5
00内の構成情報格納領域550に設定する。この情報
は、構成変更が行われるまで不変である。
【0027】また、構成変更指示によって、サービスプ
ロセッサA300が電子計算機本体200内の構成変更
処理を行う際も、変更後の構成情報を主記憶装置500
内の構成情報格納領域550に設定する。このことによ
り常に主記憶装置500内には、最新の構成情報が保持
される。
ロセッサA300が電子計算機本体200内の構成変更
処理を行う際も、変更後の構成情報を主記憶装置500
内の構成情報格納領域550に設定する。このことによ
り常に主記憶装置500内には、最新の構成情報が保持
される。
【0028】次に、ステップ702では、サービスプロ
セッサA300に障害が発生したかどうかを判断し、障
害ありの場合は、ステップ703からステップ708ま
でのサービスプロセッサ切り換え処理と、サービスプロ
セッサA300の回復処理を行う。
セッサA300に障害が発生したかどうかを判断し、障
害ありの場合は、ステップ703からステップ708ま
でのサービスプロセッサ切り換え処理と、サービスプロ
セッサA300の回復処理を行う。
【0029】そして、ステップ703で、運転中にマス
タサービスプロセッサであるサービスプロセッサA30
0に障害が発生したときには、サービスプロセッサ間に
張られたインタフェース線600を経て、バックアップ
用サービスプロセッサであるサービスプロセッサB40
0に障害が報告される。
タサービスプロセッサであるサービスプロセッサA30
0に障害が発生したときには、サービスプロセッサ間に
張られたインタフェース線600を経て、バックアップ
用サービスプロセッサであるサービスプロセッサB40
0に障害が報告される。
【0030】そこで、ステップ704では、障害処理と
して、サービスプロセッサA300のインタフェース制
御部301でインタフェースイネーブル信号302,3
03をオフ状態とし、サービスプロセッサA300を電
子計算機本体200から切り離す。
して、サービスプロセッサA300のインタフェース制
御部301でインタフェースイネーブル信号302,3
03をオフ状態とし、サービスプロセッサA300を電
子計算機本体200から切り離す。
【0031】そして、ステップ705では、サービスプ
ロセッサB400は、障害報告を受けると、インタフェ
ース制御部401でインタフェースイネーブル信号40
2,403をオン状態とし、電子計算機本体200とは
接続状態となる。
ロセッサB400は、障害報告を受けると、インタフェ
ース制御部401でインタフェースイネーブル信号40
2,403をオン状態とし、電子計算機本体200とは
接続状態となる。
【0032】次に、ステップ706では、ステップ70
5より、サービスプロセッサB400が電子計算機本体
200をアクセス可能とし、主記憶装置500内の構成
情報を自プロセッサ内に読み込む。
5より、サービスプロセッサB400が電子計算機本体
200をアクセス可能とし、主記憶装置500内の構成
情報を自プロセッサ内に読み込む。
【0033】その後、ステップ707では、サービスプ
ロセッサB400が電子計算機本体200の監視、制
御、および操作員との情報交換を開始し、通常運転に入
る。つまり、バックアップ用サービスプロセッサであっ
たサービスプロセッサB400がマスタサービスプロセ
ッサとして稼働することになる。
ロセッサB400が電子計算機本体200の監視、制
御、および操作員との情報交換を開始し、通常運転に入
る。つまり、バックアップ用サービスプロセッサであっ
たサービスプロセッサB400がマスタサービスプロセ
ッサとして稼働することになる。
【0034】また、ステップ708では、障害となった
サービスプロセッサA300は、電子計算機本体200
から切り離されているため、単独で障害回復処理である
障害回復の推定、部品交換、再立ち上げ等を行い、正常
状態に回復後、バックアップ用サービスプロセッサとし
て動作することができる。
サービスプロセッサA300は、電子計算機本体200
から切り離されているため、単独で障害回復処理である
障害回復の推定、部品交換、再立ち上げ等を行い、正常
状態に回復後、バックアップ用サービスプロセッサとし
て動作することができる。
【0035】このように、本実施例のサービスプロセッ
サ切り換え方式によれば、各サービスプロセッサ間での
構成情報の一致確認処理などのオーバヘッドがなく、サ
ービスプロセッサ障害時、バックアップ用サービスプロ
セッサに迅速かつ的確に切り換えて、電子計算機本体の
監視、制御、および操作員との情報交換を行うことがで
きる。
サ切り換え方式によれば、各サービスプロセッサ間での
構成情報の一致確認処理などのオーバヘッドがなく、サ
ービスプロセッサ障害時、バックアップ用サービスプロ
セッサに迅速かつ的確に切り換えて、電子計算機本体の
監視、制御、および操作員との情報交換を行うことがで
きる。
【0036】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることはいうまでもない。
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0037】たとえば、前記実施例のサービスプロセッ
サ切り換え方式については、主記憶装置内に電子計算機
本体の構成情報を持つ場合について説明したが、本発明
は、前記実施例に限定されるものではなく、その構成情
報を電子計算機本体の主記憶装置以外の記憶装置に持つ
場合についても広く適用可能である。
サ切り換え方式については、主記憶装置内に電子計算機
本体の構成情報を持つ場合について説明したが、本発明
は、前記実施例に限定されるものではなく、その構成情
報を電子計算機本体の主記憶装置以外の記憶装置に持つ
場合についても広く適用可能である。
【0038】また、前記実施例では、サービスプロセッ
サ2台を用いた構成の場合について説明したが、3台以
上の構成についても、広く適用可能である。
サ2台を用いた構成の場合について説明したが、3台以
上の構成についても、広く適用可能である。
【0039】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0040】すなわち、本発明によれば2台以上のサー
ビスプロセッサを持つ電子計算機システムにおいて、各
サービスプロセッサが持つ電子計算機本体の構成情報を
一致させるためのオーバヘッドをなくすことができ、マ
スタサービスプロセッサが障害となった場合でも、バッ
クアップ用サービスプロセッサにより、迅速かつ確実に
電子計算機システムの監視、制御、および操作員との情
報交換が可能となる。
ビスプロセッサを持つ電子計算機システムにおいて、各
サービスプロセッサが持つ電子計算機本体の構成情報を
一致させるためのオーバヘッドをなくすことができ、マ
スタサービスプロセッサが障害となった場合でも、バッ
クアップ用サービスプロセッサにより、迅速かつ確実に
電子計算機システムの監視、制御、および操作員との情
報交換が可能となる。
【0041】この結果、全サービスプロセッサの状態が
正常でなくても、電子計算機システムの連続運転を確実
に維持することが可能となる。
正常でなくても、電子計算機システムの連続運転を確実
に維持することが可能となる。
【図1】本発明の一実施例であるサービスプロセッサ切
り換え方式のシステム構成を示す概念図である。
り換え方式のシステム構成を示す概念図である。
【図2】本発明の一実施例であるサービスプロセッサ切
り換え方式の動作フローを示すフローチャートである。
り換え方式の動作フローを示すフローチャートである。
100 電子計算機システム 200 電子計算機本体 300 サービスプロセッサA 301 サービスプロセッサAのインタフェース制御部 302 サービスプロセッサAのインタフェースイネー
ブル信号 303 サービスプロセッサAのインタフェースイネー
ブル信号 310 演算処理プロセッサA2 320 演算処理プロセッサA1 330 入出力制御プロセッサA0 340 システム制御装置A 400 サービスプロセッサB 401 サービスプロセッサBのインタフェース制御部 402 サービスプロセッサBのインタフェースイネー
ブル信号 403 サービスプロセッサBのインタフェースイネー
ブル信号 410 演算処理プロセッサB2 420 演算処理プロセッサB1 430 入出力制御プロセッサB0 440 システム制御装置B 500 主記憶装置 550 構成情報格納領域 600 インタフェース線 Q 構成情報
ブル信号 303 サービスプロセッサAのインタフェースイネー
ブル信号 310 演算処理プロセッサA2 320 演算処理プロセッサA1 330 入出力制御プロセッサA0 340 システム制御装置A 400 サービスプロセッサB 401 サービスプロセッサBのインタフェース制御部 402 サービスプロセッサBのインタフェースイネー
ブル信号 403 サービスプロセッサBのインタフェースイネー
ブル信号 410 演算処理プロセッサB2 420 演算処理プロセッサB1 430 入出力制御プロセッサB0 440 システム制御装置B 500 主記憶装置 550 構成情報格納領域 600 インタフェース線 Q 構成情報
Claims (1)
- 【請求項1】 電子計算機本体と、電子計算機本体の監
視、制御、および操作員との情報交換を行う2台以上の
サービスプロセッサを有し、この内の1台のサービスプ
ロセッサが主体となるマスタサービスプロセッサとな
り、電子計算機本体の監視、制御、および操作員との情
報交換を行う電子計算機システムにおいて、前記マスタ
サービスプロセッサの障害発生時に、他のサービスプロ
セッサがマスタサービスプロセッサに代わり電子計算機
本体の監視、制御、および操作員との情報交換を行うサ
ービスプロセッサの切り換え方式であって、前記電子計
算機本体の構成情報を該電子計算機本体の主記憶に格納
し、前記マスタサービスプロセッサおよび他のサービス
プロセッサが前記構成情報に共通にアクセス可能とした
ことを特徴とするサービスプロセッサの切り換え方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4227680A JPH0683657A (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | サービスプロセッサの切り換え方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4227680A JPH0683657A (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | サービスプロセッサの切り換え方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0683657A true JPH0683657A (ja) | 1994-03-25 |
Family
ID=16864652
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4227680A Pending JPH0683657A (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | サービスプロセッサの切り換え方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0683657A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1992
- 1992-08-27 JP JP4227680A patent/JPH0683657A/ja active Pending
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