JPH0683549U - ベビーカーの脚折り畳み構造 - Google Patents

ベビーカーの脚折り畳み構造

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JPH0683549U
JPH0683549U JP2605493U JP2605493U JPH0683549U JP H0683549 U JPH0683549 U JP H0683549U JP 2605493 U JP2605493 U JP 2605493U JP 2605493 U JP2605493 U JP 2605493U JP H0683549 U JPH0683549 U JP H0683549U
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JP
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stroller
vehicle body
front wheel
leg
vehicle
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JP2605493U
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近夫 長坂
晃正 陶山
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ベビーカーの車両への搭載にあたって、容易
かつ迅速な搭載操作を得る。 【構成】 前輪46を浮かせてベビーカー10のステッ
プ32を車体ロッカー部66上に載せ、センサレバー5
6が車体ロッカー部66で押圧回動されると、鉤部60
がロックピン54から離脱し、底フレーム30を車体ロ
ッカー66上でスライドするのに伴い、前輪脚14が車
体ロッカー部66で押圧されて折畳方向回動する。前輪
脚14が折畳位置を得ると、後輪脚16の折畳が許容さ
れ、また、後輪脚16は浮いた状態となり、底フレーム
30が車体ロッカー部66上でスライドするのに伴い、
後輪脚16が車体ロッカー部66で押圧されて折畳方向
回動する。これにより、前輪脚14の展開位置から折畳
位置へのスライドが可能となるには、ステップ32が車
体ロッカー部66上へ載ることが必要とされ、ステップ
32が車体ロッカー部66上へ載ったことを確認せずと
も、前輪脚14の折り畳みを可能とするべくタイミング
が的確に得られる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、輪脚が折り畳まれて車両へ搭載されるベビーカーの脚折り畳み構造 に関する。
【0002】
【従来の技術】
実開平4−50568号公報で、輪脚を折り畳んで車両へ搭載されるベビーカ ーが公知である。
【0003】 これによれば、前、後輪脚がフレームに、展開位置から折畳位置へ回動自在に 支持される。前輪脚は、展開位置から折畳位置への回動がロックピンで阻止され 、後輪脚は、前輪脚の折り畳み後に折り畳みが可能となっている。
【0004】 ベビーカーを車両へ搭載するためには、まず、フレーム前端部を車体ロッカー 部上へ載せた後、ベビーカーのフレーム側方にあるアームを手動操作してロック ピンを抜き出し、前輪脚の展開位置から折畳位置への回動阻止状態を解除する。 次に、フレームを車体ロッカー部上で移動すると、これに伴い、前輪脚は車体ロ ッカー部で押圧されて折畳位置を得る。
【0005】 引き続き、ベビーカー本体を車体ロッカー部上で移動するのに伴い、後輪脚が 車体ロッカー部で押圧されて折畳位置を得る。
【0006】 車体ロッカー部上に続く車体フロアには、凹部が設けられ、凹部内には、ロッ クアームが、フレームの脇から降下して入り込み、凹部内に入り込んだロックア ームは、凹部内で展開して凹部の狭入口に係止される。これにより、ベビーカが 車体へ固定される。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】 ところで、上記ベビーカーでは、車両への搭載にあたって、フレーム前端部が 車体ロッカー部上にあることを確認した後に、ロックピンを抜き出す必要があり 、搭載操作が面倒となる。
【0008】 本考案は上記事実を考慮し、ベビーカーの車両への搭載にあたって、容易かつ 迅速な搭載操作を得るベビーカーの脚折り畳み構造を提供することが目的である 。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記課題を解決するために、ベビーカーのベビーカー本体に支持さ れ展開位置と折畳位置との間で移動できる前輪脚と、 前記ベビーカー本体に支持され展開位置と折畳位置との間で移動でき、前輪脚 の折畳位置で、折畳位置から展開位置への移動が許容され、ベビーカーを車両へ 搭載するために前輪脚の折り畳み後に折り畳まれる後輪脚と、 通常は前輪脚の展開位置から折畳位置への移動を阻止するが、ベビーカーを車 両へ搭載するためにベビーカー本体前端部を車体ロッカー部上に載せると、これ が少なくとも一要件となって、ベビーカー本体が車体ロッカー部上を移動するの に伴い前輪脚が車体ロッカー部で押圧されて展開位置から折畳位置へ移動するの が可能となる阻止手段と、 を備えたことを特徴とするベビーカーの脚折り畳み構造を提案するものである 。
【0010】
【作用】
本考案に係るベビーカーの脚折り畳み構造によれば、前、後輪脚が共に展開位 置にあるとき、ベビーカーは走行可能となる。
【0011】 ベビーカーを車両へ搭載するには、ベビーカーの前、後輪脚が共に折畳まれる 。
【0012】 前輪脚が折り畳まれた後、後輪脚が折り畳まれ、前輪脚の展開位置から折畳位 置への移動は、通常は、阻止手段によって阻止される。
【0013】 阻止手段は、車両への搭載にあたって、ベビーカー本体前端部を車体ロッカー 部上へ載せると、これが少なくとも一要件となって、その後、ベビーカー本体が 車体ロッカー部上で移動するのに伴い前輪脚が車体ロッカー部で押圧されて展開 位置から折畳位置へ移動するのが可能となる。
【0014】 これにより、前輪脚の展開位置から折畳位置への移動が可能となるには、ベビ ーカー本体前端部が車体ロッカー部上へ載ることが必要とされ、ベビーカー本体 前端部が車体ロッカー部上へ載ったことを確認せずとも、前輪脚の展開位置から 折畳位置への移動を可能とするべくタイミングが的確に得られ、容易かつ迅速な 搭載操作が果たされる。
【0015】
【実施例】
本考案の一実施例に係るベビーカーの脚折り畳み構造を適用したベビーカーに ついて、図1乃至図21に基づき説明する。
【0016】 図1及び図2に示すように、ベビーカー10は、ベビーカー本体12と、前、 後輪脚14、16とで構成される。なお、各図において、ベビーカー10の前方 を矢印BFで示し、また上方を矢印UPで示す。
【0017】 ベビーカー本体12は、フレーム18とベビーカーシート20とで構成される 。フレーム18は、前後方向に延びる胴フレーム子22の前端と後端とにそれぞ れ前脚フレーム子24と後脚フレーム子26とが下方に一体に延設されてなる側 フレーム28を左右に一対備え、前脚フレーム子24と後脚フレーム子26との 各下端間には、底フレーム30が挟持される。
【0018】 底フレーム30は、前端部にステップ32を有するとともに、後端部に籠34 を載せる籠載置部36を有し、ステップ32と籠載置部36とを2本のガイド片 38で連結して構成される。
【0019】 ベビーカーシート20は、シートクッション40とシートバッグ42とで構成 され、フレーム18上に、左右(上下方向線回り)に旋回自在に支持され、通常 は、ベビーカー前方を向くように旋回位置が固定されるが、他の旋回位置でも、 固定は可能である。また、シートバッグ42は、前後方向へ傾動できるリクライ ニング機構を有する。
【0020】 前脚フレーム子24間には、前脚軸44が、ベビーカー幅方向に掛け渡され、 前脚フレーム子24を貫通した前脚軸の両端には、前輪脚14の上端が軸支され 、前輪脚14の下端には、前輪46が回転自在に軸支される。同様に、後脚フレ ーム子26間には、後脚軸48が、ベビーカー幅方向に掛け渡され、後脚フレー ム子26を貫通した後脚軸48の両端には、後輪脚16の上端が軸支され、後輪 脚16の下端には、後輪50が回転自在に軸支される。
【0021】 前脚軸44がこの軸回りに回動することによって、前輪脚14は、図1に示す 展開位置(ベビーカー10が走行できる位置)と図5に示す折畳位置との間で、 連動して回動できる。同様に、後脚軸48がこの軸回りに回動することによって 、後輪脚16は、図1に示す展開位置(ベビーカー10が走行できる位置)と図 6に示す折畳位置との間で、連動して回動できる。折畳位置では、前輪脚14、 後輪脚16が共に、略水平となり、底フレーム30の下面が接地可能となる。
【0022】 前輪脚14の展開位置では、前輪46が前脚軸44よりベビーカー10前方側 へ位置され、前輪46が受ける接地荷重は、前輪脚14に展開方向(図1で時計 方向、矢印Aで示す)回動付勢力を及ぼす。前輪脚14の中間部には、ストッパ ピン52が、ベビーカー幅方向内方に突出され、ストッパピン52は、前輪脚1 4の展開位置で、底フレーム30のステップ32下面に当接して、前輪脚14の 展開方向回動を阻止する。
【0023】 なお、ストッパピン52は、左右の前輪脚14の各前輪脚14にそれぞれ設け ても、あるいは、左右の前輪脚14が連動して回動する構成上、左右の前輪脚1 4のうちの一方の前輪脚14のみに設けてもよい。
【0024】 前輪脚14の中間部にはまた、ロックピン54が設けられ、ロックピン54は 、ベビーカー幅方向外方へ突出される。ロックピン54に対応してステップ32 の側面には、阻止手段を構成するセンサレバー56が設けられる。センサレバー 56はベビーカー前後方向に延び、センサレバー56の中間部は、車両幅方向を 軸方向とするセンサレバー軸58で軸支される。センサレバー軸58の後端は上 方に屈曲されて鉤部60とされ、前端は下方に屈曲されてセンサ部62とされる 。センサレバー56は、センサレバー軸58回りに、第1位置と第2位置との間 で回動でき、前輪脚14が展開位置にあるときに、第1位置では鉤部60がロッ クピン54と係合し(図1に示す)、第2位置では鉤部60がロックピン54と 離脱する(図3に示す)。鉤部60がロックピン54と係合すると、前輪脚14 の折畳方向(図1で反時計方向、矢印Bで示す)回動が阻止される。
【0025】 センサレバー軸58には、図示しない捩じりコイルばねが嵌合して、捩じりコ イルばねによれば、センサレバー56は、常時、第1位置に回動付勢される。
【0026】 センサレバー56の第1位置では、センサ部62がステップ32の下面高さ位 置より下方に突出する(図1)。図3に示すように、ベビーカー10を車両64 へ搭載するために、前輪46を浮かせてステップ32を車両64の車体ロッカー 部66上に載せ、センサ部62が車体ロッカー部66に押圧されると、センサレ バー56が、捩じりコイルばねに抗して矢印A方向へ回動する。これにより、鉤 部60がロックピン54から離脱して、前輪脚14の展開位置からの折畳方向回 動が許容される。
【0027】 ベビーカー10が搭載される車両64では、図11に示すように、助手席シー ト68がウオークイン機構(図示省略)を備える。助手席シート68がレール7 0に沿って前方へ大きく移動し、かつシートバッグ148が前方へ傾動して、こ の位置姿勢が保持された状態で、助手席シート68と後席シートとの間で広くさ れた車体フロア72に、ベビーカー10が搭載される。なお、車両前方を矢印M Fで示す。
【0028】 ステップ32が車体ロッカー部66上に載って鉤部60がロックピン54から 離脱した状態(図3)では、前輪脚14が自重で折畳方向回動を開始し、あるい は、ステップ32を車体ロッカー部66上で、車両幅方向内方(矢印MI)へ若 干量スライドさせることにより、前輪脚14の中間部が車体ロッカー部66の側 縁と当接して押され、前輪脚14が折畳方向回動を開始する。これによって、ロ ックピン54は鉤部60から離間し、この離間後は、センサレバー56が第1位 置にあるか第2位置にあるかを問わず、底プレート30が車体ロッカー部66上 を車両幅方向内方へスライドするのに伴い、前輪脚14は、この中間部が車体ロ ッカー部66の側縁に押されて、折畳方向回動を続け(図4)、そして、前輪4 6が車体ロッカー部66上に載ることにより折畳位置を得、前輪脚14の折畳位 置では、ストッパピン52は、底フレーム30に形成されたストッパ凹部74内 に入り込む(図5)。
【0029】 なお、ロックピン54、センサレバー56は、ストッパピン52と同様に、左 右の前輪脚14の各前輪脚14にそれぞれ設けても、あるいは、左右の前輪脚1 4が連動して回動する構成上、左右の前輪脚14のうちの一方の前輪脚14のみ に設けてもよい。
【0030】 左右の後脚フレーム子26のうちのベビーカー前方から見て右側の後脚フレー ム子26には、図7及び図8に示すように、支持プレート76が取り付けられる 。支持プレート76は、ベビーカー幅方向と直交して設けられ、支持プレート7 6には、第1レバー78、第2レバー80が、ベビーカー幅方向から見て略ハの 字に配置され、そして第3レバー82が、第1レバー78、第2レバー80間に 配置されて、ベビーカー幅方向を軸方向とする第1軸84、第2軸86、第3軸 88でそれぞれ軸支され、各軸回りに回動自在とされる。また、支持プレート7 6には上記後脚軸48が貫通して、後脚軸48には、後脚軸48と共に回動する カム板89が嵌着される。
【0031】 第1レバー78は長板状に形成されて、一端(上端)に第1軸84が貫通する 。
【0032】 第2レバー80は、背片90と一対の対向片92とよりなる長手方向から見て コ字型の長尺とされ、一端(上端)には対向片92間に掛け渡される第2軸86 が貫通し、他端(下端)には対向片92間に、第2軸86と平行な係合ピン94 が掛け渡される。第2軸86には、捩じりコイルばね96が嵌合して、捩じりコ イルばね96によれば、第2レバー80は、第1レバー78とのハの字を閉じる ように、図7で時計方向、ないし矢印A方向に回動付勢される。
【0033】 第3レバー82は、中間部に第3軸88が貫通し、第3レバー82の一端(上 端)は第2レバー80の内部に入り込んで背片90へ向けて延び、他端(下端) は第1レバー78の中間部へ向けて延びる。第3レバー82は、第3軸88と共 にその軸方向に沿って、支持プレート76に対し近接離間方向へ移動自在とされ 、第3レバー82の回動方向で第1レバー78と当接できる位置と、第3レバー 82の回動方向で第1レバー78と当接できない位置とを得る。第3軸88には 、第3レバー82と取付プレート76との間に圧縮コイルばね98が嵌合して、 圧縮コイルばね98によれば、第3レバー82は、この回動方向で第1レバー7 8と当接できる位置(支持プレート76との離間位置)へ常時付勢される。第3 軸88の第3レバー82を貫通した軸頭部100は、球面形状とされる。
【0034】 カム板89は、扇型に形成され、外周部中間には、係合ピン94と対応する係 合凹部102が形成されるとともに、外周部の図7で反時計方向端部には、時計 方向へ向けて次第に肉厚が厚くなる肉厚徐変部104が形成され、肉厚徐片部1 04と係合凹部102との間は、肉厚部106が続く。肉厚徐変部104と肉厚 部106との回動軌跡上に、第3軸88の軸頭部100が位置する。
【0035】 図1及び図7に示すように、後輪脚16が展開位置にあるとき(図7では、後 輪脚16を、後脚軸48と後輪50の後輪軸とを通る一点鎖線として示す)、後 輪50は、後脚軸48より後方にあり、後輪50が受ける接地荷重は、後輪脚1 6に、折畳方向(図7で反時計方向、矢印B)回動力を及ぼす。後輪脚16の展 開位置では、第2レバー80の係合ピン94がカム板89の係合凹部102と係 合して、この係合状態では、後輪脚16に及ぶ折畳方向回動力は、係合ピン94 を係合凹部102から離脱させないように作用して、カム板89は、後輪脚16 の折畳方向には回動できず、後輪脚16の折畳方向回動は阻止される。
【0036】 このとき、第3レバー82の上端は第2レバー80の背片90と当接し、下端 は第1レバー78と当接しており、捩じりコイルばね96によって、第1レバー 78は、少し前方へ傾いた位置に付勢される。
【0037】 上記ストッパ凹部74の近傍には、底フレーム30に、L字型に屈曲された作 動レバー108が設けられ、作動レバー108は、この屈曲中間部がベビーカー 幅方向を軸方向とする作動レバー軸110で軸支され、作動レバー108の一端 と第1レバー78の下端とが連結ロッド112で連結される。前輪脚14が折畳 方向へ回動して、ストッパピン52がストッパ凹部74内に入り込むとき、スト ッパピン52は作動レバー108の他端を押圧する。この押圧によって、作動レ バー108は、図7に示すように、実線で示す位置から2点鎖線で示す位置へ、 矢印A方向へ回動する。この回動は、連結ロッド112を介して第1レバー78 に伝達され、第1レバー78は、少し前方へ傾いた位置(図7の位置)から、図 9に示すように、略垂直位置へ、矢印B方向へ回動する。この回動によって、第 1レバー78の中間部が第3レバー82の下端を押圧し、第3レバー82は、矢 印B方向に回動する。この回動によって更に、第3レバー82の上端が第2レバ ー80の背片90を押圧し、そして、第2レバー80は、捩じりコイルばね96 に抗して矢印B方向に回動し、係合ピン94は係合凹部102から離脱する。こ の離脱によって、カム板89は矢印B方向(後輪脚16の折畳方向)への回動が 可能となる。
【0038】 前輪脚14が折り畳まれると、図5に示すように、ベビーカー10の大分が車 両64内へ入り込み、ベビーカー10は水平とされて、後輪50は、浮いた状態 となる。前輪脚14を折畳位置へ回動させた後、更に、底フレーム30をロッカ ー66上でスライドさせると、後輪脚16の中間部が車体ロッカー部66に当接 して(図5)押され、後輪脚16は、折畳方向回動し、カム板89も後輪脚16 と同方向に回動する。図10に示すように、カム板89の回動に伴い、カム板8 9の徐変部104が第3軸88の軸頭部100を摺動し、カム板89の肉厚部1 06が軸頭部100に当接すると、第3軸88の軸頭部100が、支持プレート 76との近接方向へ押圧されて移動して、第3レバー82は、この回動方向で第 1レバー78と当接できない位置へ到り、第1レバー78から離脱する。この離 脱によって、第2レバー80は、捩じりコイルばね96で、矢印A方向に回動し て、係合ピン94は、カム板89の係合凹部102より図10で時計方向外周他 端部側に押接する。この後は、後輪脚16の折畳方向回動に伴い、肉厚部106 が軸頭部100を摺動し、かつ、カム板89が係合ピン94と摺接して、カム板 89が回動を続け、後輪脚16は、後輪50が車体ロッカー部66上に載って折 畳位置へ到る(図6及び図10)。
【0039】 後輪脚16の折畳位置では、図10に示すように、カム板89は、矢印A方向 、矢印B方向のいずれの方向へも回動付勢力を受けない中立状態を得る。
【0040】 このように、ベビーカー10は、前輪脚14が折畳位置にあるときに後輪脚1 6の折畳が許容される。そして、前、後輪脚14、16が共に折り畳まれた状態 で、ベビーカー10は、車体ロッカー部66から車体フロア72へ到る。
【0041】 なお、前、後輪脚14、16を再度展開させるには、底フレーム30を車体ロ ッカー部66上で、車両幅方向外方へスライドさせてベビーカー10を車両64 外へ引き出せばよい。すなわち、底フレーム30を車体ロッカー部66上で車両 幅方向外方へスライドさせ、まず、後輪脚16を手動で展開方向回動させる。こ れによって、図10の状態から、カム板89が矢印A方向へ回動し、第2レバー 80の係合ピン94がカム板89の係合凹部102内へ係合して、後輪脚16は 、展開位置を得る。この際、カム板89の矢印A方向への回動により、第3軸8 8の軸頭部100を、肉厚部106続いて徐変部104が摺動して過ぎ去る。こ の後、前輪脚14が折畳位置から展開方向回動し、ストッパピン52が作動レバ ー108の他端から離脱すると、連結ロッド112を介して第1レバー78が矢 印A方向に回動し、この回動によって、第3レバー82は、第1レバー78の側 面で、支持プレート76との離間方向の移動を阻止された状態から、第3レバー 82の回動方向で第1レバー78と当接できる位置に復帰する(図7の状態に復 帰する)。センサレバー56が第1位置にあるときに、前輪脚14が展開方向回 動すると、ロックピン54がセンサレバー56の鉤部60の外周部と当接するが 、センサレバー56は、鉤部60が押圧されて矢印A方向(第1位置)に回動し 、ロックピン54の鉤部60内への係合が可能となり、前輪脚14は、展開位置 を得る。
【0042】 図11に示すように、車体ロッカー部66に続く車体フロア72には、車体フ ロア72と同一面の格納プレート114が取り付けられ、格納プレート114に は、結合プレート116が、車両幅方向に沿って一列に2個設けられる。各結合 プレート116は、図12乃至図14に示すように、車両幅方向から見てプレー ト本体118と分岐片120とを直交させた形状とされ、各結合プレート116 に対応して格納プレート114にそれぞれ凹設された格納凹部122に位置され る。両結合プレート116は、格納凹部122内において、車両幅方向を軸方向 とする共通の結合プレート軸124で軸支され、結合プレート116全体が格納 凹部122内に格納されてプレート本体118が格納凹部122を格納プレート 114と同一面で閉成する格納位置(図12の位置)と、プレート本体118が 垂直に立ち上がり分岐片120が格納凹部122を閉成する立上位置(図13、 図14の位置)との間で、結合プレート軸124回りに連動して回動自在となる 。格納位置では、分岐片120が格納凹部122の内側壁126と当接して格納 方向回動が阻止され、立上位置では、プレート本体118が格納凹部122の開 口縁128に当接して立上方向回動が阻止される。結合プレート軸124には、 図示しない捩じりコイルばねが嵌合して、捩じりコイルばねによれば、結合プレ ート116は、立上方向(矢印D方向)へ回動付勢される。通常は、結合プレー ト116は、図示しない止め具で、矢印B方向の回動付勢力に抗して格納位置に 保持されるが、格納プレート114に設けられた操作ノブ130をスライド操作 することにより、止め具が外れ、結合プレート116は立上位置を得る。
【0043】 結合プレート116を立上位置から格納させるには、結合プレート116を格 納方向へ手動で押圧回動すればよく、格納位置で、止め具が働く。
【0044】 結合プレート116の立上方向は、車両後方側から(矢印D方向)とするのが よい。これによれば、結合プレート116の立上位置で、意に反して助手席シー ト68が後退して、プレート本体118と当接する場合、結合プレート116は 、助手席シート68で押されて格納方向へ回動するので、助手席シート68と結 合プレート116との間の干渉は防止される。
【0045】 結合プレート116に対応して、底フレーム30の籠載置部36の下面には、 図15及び図16に示すように、ベビーカー前後方向に延びる結合溝132が形 成される。結合溝132は、底フレーム30の下面に凹設されて結合溝132か らガイド片38間に連続する第1凹部134と、ガイド片38間と、ガイド片3 8間と連続しステップ32の下面に形成される第2凹部136とよりなる案内部 138を介してベビーカー前方へ開放される。案内部138のベビーカー幅方向 の間隔は、結合溝132からベビーカー前方へ向けて次第に広がるようにされる 。
【0046】 底フレーム30が、車両幅方向内方へ、車体フロア72をスライドするのに伴 い、結合プレート116は、案内部138に案内されて、結合溝132内に導入 されて係合する。
【0047】 結合プレート116が結合溝132に係合した状態では、ベビーカー10の左 右への移動は阻止される。
【0048】 図13に示すように、2個の結合プレート116のうち車両幅方向外側の結合 プレート116では、プレート本体118が車両前後方向から見て、車両幅方向 外方を開放するコ字型に形成され、開放先端間には、上下方向を軸方向とする結 合ピン140が掛け渡され、結合ピン140に対応して、底フレーム30の籠載 置部36の下面には、上下方向を軸方向とする係止プレート軸142で軸支され る係止プレート144が設けられる。結合プレート116が結合溝132内をベ ビーカー後方へ相対的に移動するのに伴い、結合ピン140が係止プレート14 4を押圧する。この押圧によって、係止プレート144は、係止プレート軸14 2の回りに矢印C方向へ回動して、結合ピン140が、係止プレート144に形 成された係止凹部146で係止される。
【0049】 これによって、底フレーム30と車体フロア72との間が結合される。 なお、各結合プレート116の立上状態で、各結合プレート116のプレート 本体118の車両後方側の面には、車両幅方向にこの外方端から内方端に渡って 抜け止め溝250が形成され、抜け止め溝250に対応してベビーカー10側の 結合溝132内には、図示しない抜け止め突起が設けられ、結合プレート116 が結合溝132内を移動するのに伴い、その抜け止め突起が抜け止め溝内に挿入 されて嵌合し、ベビーカー10の上下方向の抜け止めがなされる。抜け止め溝2 50の車両幅方向内方側は、溝幅が均一に形成されて止め部252とされ、抜け 止め溝250の車両幅方向外方側は、車両幅方向外方へ向けて次第に溝幅が広く なるように形成されて案内部254とされ、ベビーカー10側の抜け止め突起は 、案内部254に案内されて、止め部252へ向けて移動し、止め部252にお いて、底フレーム30と車体フロア72との間の結合位置が得られる。案内部2 54は車両幅方向外方へ向けて次第に溝幅が広くなるように形成されているので 、止め部252とベビーカー10側の抜け止め突起との間に、嵌合にあたって上 下方向に高い寸法精度を求めても、ベビーカー10側の抜け止め突起は容易に止 め部252に達し得る。
【0050】 係止プレート144の結合ピン140との係止を解除するには、図示しない操 作手段で対応結合プレート144を矢印C方向と反対方向に回動すればよい。
【0051】 底フレーム30と車体フロア72との間が結合された後、図17に示すように 、ベビーカー10のベビーカーシート20を、2点鎖線で示す状態から矢印E方 向に旋回してシートバッグ42を助手席シート68のシートバッグ148と背中 合わの状態にし(実線で示す状態)、ベビーカーシート20が車両後方を向くよ うに、すなわち、シートクッション40に着座する子供が、車両後方を向くよう にされる。
【0052】 ここで、図18に示すように、助手席シート68のシートバッグ148の背面 には、アシストグリップ150が設けられ、アシストグリップ150は、シート バッグ148の背面に沿って車両幅方向に延びる背部152と、背部152の両 端でシートバッグ148に固着される腕部154、156とよりなり、車両幅方 向外方側の腕部156は、図19及び図21に示すように、車両上下方向から見 て車両幅方向外方を開放したコ字型に形成され、コ字型内には、案内スライダ1 58が、車両幅方向に沿ってスライド自在に設けられる。案内スライダ158は 、図示しない付勢手段によってコ字型内の開放端位置(図19、図21に示す位 置)へ付勢される。
【0053】 一方、ベビーカーシート20のシートバッグ42の背面には、ストライカ16 0が設けられる。ストライカ160は、シートバッグ42の背面に沿って上下方 向に延びる背部162と、上下端でシートバッグに固着される腕部164とより なり、背部162には、中央に、結合孔165が形成される。
【0054】 ベビーカーシート20のシートバッグ42の傾きを調整してシートバッグ42 の背面の高さ方向中央部43を、助手席シート68のアシストグリップ150の 背部152と摺接させて、ベビーカーシート20を旋回すると(図19)、スト ライカ160の背部162が案内スライダ158に当接する。更に、ベビーカー シート20の旋回を続けると、図20に示すように、案内スライダ158はスト ライカ160で押圧されて、コ字型内の底に向けて引っ込むようにスライドし、 ストライカ160の背部162をコ字型内に導く。なお、案内スライダ158の ストライカ160の背部162との当接部は、その背部162の外周に対応して 湾曲形成され、ストライカ160の背部162がコ字型内に的確に導かれる。
【0055】 アシストグリップ150の腕部156には、助手席シート68のシートバッグ 148側から結合ピン166がコ字型内へ向けて移動付勢されており、案内スラ イダ158がコ字型内の開放端にあると(図19)、結合ピン166のコ字型内 への移動が、案内スライダ158によって阻止され、ストライカ160がコ字型 内に入り、案内スライダ158がコ字型内の底へ向けてスライドすると(図20 )、結合ピン166は、コ字型内へ突入移動し、そして、ストライカ160の結 合孔165内に挿入係合される。
【0056】 これによって、ベビーカーシート20のシートバッグ42と車両シート68の シートバッグ148との間が結合される。
【0057】 結合ピン166をストライカ160の結合孔165から離脱するには、助手席 シート68のシートバッグ148に設けた操作ボタン168(図18)を押せば よい。
【0058】 次に、上記実施例の作用を説明する。 ベビーカー10は、図1に示すように、前、後輪脚14、16が共に展開位置 にあるとき、走行可能となる。
【0059】 ベビーカー10を車両へ搭載するには、まず、助手席シート68を前方へ移動 し、シートバッグ148を前方へ倒して、その位置姿勢を固定する。
【0060】 続いて、結合プレート116を車体フロア72から立ち上げる。 次に、前輪46を浮かせてベビーカー10のステップ32を車体ロッカー部6 6上に載せ、センサレバー56が車体ロッカー部66で押圧回動されると、底フ レーム30を車体ロッカー66上でスライドするのに伴い、前輪脚14が車体ロ ッカー部66で押圧されて折畳方向回動する。
【0061】 前輪脚14が折畳位置を得ると、後輪脚16の折畳が許容され、また、後輪脚 16は浮いた状態となり、底フレーム30が車体ロッカー部66上でスライドす るのに伴い、後輪脚16が車体ロッカー部66で押圧されて折畳方向回動する。
【0062】 これにより、前輪脚14の展開位置から折畳位置へのスライドが可能となるに は、ステップ32が車体ロッカー部66上へ載ることが必要とされ、ステップ3 2が車体ロッカー部66上へ載ったことを確認せずとも、前輪脚14の折り畳み を可能とするべくタイミングが的確に得られ、ベビーカー10の車両への搭載操 作が容易かつ迅速となる。
【0063】 底フレーム30が、車体ロッカー部66上に続き、車体フロア72上をスライ ドする際、結合プレート116は、案内部138で案内されて、結合溝132へ 導入される。
【0064】 そして、結合溝132において、結合プレート116が係止プレート144で 係止される。
【0065】 案内部138は、ベビーカー前方へ向けて拡幅されているので、底フレーム3 0の車体フロア72上でのスライド当初、ベビーカー10の位置、向きに過度の 注意を払うことなく、結合プレート116は、案内部138内に位置でき、そし て、結合プレート116が案内部138内に位置する限り、結合プレート116 と結合溝132との係合位置の確認を要せず、底フレーム30の車体フロア72 上でのスライドに伴い、結合プレート116が結合溝132内に導入される。
【0066】 これにより、ベビーカー10の車体への固定にあたって、容易かつ迅速な固定 操作が果たされる。
【0067】 この後、ベビーカーシート20の向きを車両後方とすべくベビーカーシート2 0を旋回し、ベビーカーシート20のシートバッグ42と車両シート68のシー トバッグ148との背面間が、結合ピン166と結合孔165との係合によって 結合される。
【0068】 これにより、ベビーカー10は、この上下で車体と固定され、重心が高くても 、確実な固定が実現される。
【0069】 その固定をより確実とするために、結合孔165が結合ピン166と結合する ときの、ベビーカーシート20の旋回位置は、固定するのが好ましい。
【0070】 また、ベビーカーシート20のシートバッグ42背面をアシストグリップ15 0の背部152と摺接させるように、ベビーカーシート20のシートバッグ42 を傾動してベビーカーシート20を旋回すれば、結合孔165が結合ピン166 との係合位置に到達する。
【0071】 これにより、固定操作が容易かつ迅速となる。 なお、ベビーカーシート20のシートバッグ42と助手席シート68のシート バッグ148との背面間の結合は、次の説明する変形例も可能である。
【0072】 すなわち、図22及び図23に示すように、助手席シート68のシートバッグ 148のアシストグリップ200の車両幅方向内方の腕部202に、上下方向を 軸方向とする結合ピン204が設けられる。一方、ベビーカーシート20のシー トバッグ42の背面には、この背面に沿って車両幅方向に張出部205が延出さ れ、張出部の車両幅方向内方端部には、結合ピンが係合できる結合凹部206が 設けられ、結合凹部206の開放端が、閉成蓋209で閉成される。ベビーカー シート20のシートバッグ42の背面のトップ部41をアシストグリップ200 の背部152と摺接させて、ベビーカーシート20を矢印E方向へ旋回すると、 閉成蓋209が結合ピン204と当接して押圧され、結合凹部206の開放端を 開放するように矢印G方向へ移動し、結合ピン204が結合凹部206内に係合 される。係合された後、閉成蓋209は、矢印G方向と反対方向へ移動復帰し、 結合凹部206の開放端を閉じ、ベビーカーシート20のシートバッグ42と、 助手席シート68のシートバッグ148との背面間が結合される。
【0073】 結合ピン204を結合凹部206から離脱するには、ベビーカーシート20の シートバッグ42に設けた操作ボタン208を押せばよい。操作ボタン208を 押すと、閉成蓋209が、結合凹部206の開放端を開放するように矢印G方向 へ移動する。
【0074】 本考案は、上記実施例及び変形例に限定されるものでなく、要旨を変更しない 限り、種々の変更が可能である。
【0075】 例えば、上記実施例では、ステップ32が車体ロッカー部66上に載ると、セ ンサレバー56が回動してロックピン54から離脱するが、ステップ32が車体 ロッカー部66上に載ったことを検出し、この検出に基づき、別の操作でロック ピン54との離脱操作を行ってもよい。
【0076】 センサレバー56は、車両への搭載にあたって、ステップ32を車体ロッカー 部66上へ載せると、これが少なくとも一要件となって、その後、ベビーカー本 体12が車体ロッカー部66上でスライドするのに伴い前輪脚14が車体ロッカ ー部66で押圧されて展開位置から折畳位置への移動が可能となるのであればよ い。
【0077】 また、上記実施例では、前輪、後輪脚14、16は、左右が、前、後脚軸44 、46で連動する構成となっているが、これに限定されず、前輪、後輪脚が別個 に回動し、そして、後輪脚の折り畳み機構を個々に備えてもよい。更には、前輪 脚、後輪脚の折り畳機構は、上記実施例に限定されない。
【0078】 更に、上記実施例では、底フレーム30の下面が、車体ロッカー部、車体フロ アに直接、接地して、スライドするが、これに限らず、底フレームの下面に案内 ローラを設け、案内ローラを介して底フレームを車体ロッカー部66上から車体 フロア72上で移動させてもよい。
【0079】 また、上記実施例では、助手席シート68と後席シートとの間の車体フロア7 2にベビーカー10が搭載されるが、これに限定されず、ベビーカー10が搭載 される車体フロアは、他の部位であってもよい。
【0080】 ベビーカー10の車両64への固定は、上記実施例及び変形例に限定されるも のではない。例えば、上記実施例では、底フレーム30と車体フロア72との間 の結合にあたって、結合プレート116が2個設けられているが、これに限定さ れず、結合プレート116の個数、形状等は任意である。また、ベビーカーシー ト20のシートバッグ42と助手席シート68のシートバッグ148との背面間 の結合も、上記実施例及び変形例に限定されない。
【0081】 また、上記実施例では、ベビーカー10は、車両への搭載にあたって、ベビー カーシート20が車両後方を向くようにされ、ベビーカーシート20のシートバ ッグ42と助手席シート68のシートバッグ148との背面間が結合されるが、 必ずしもそのようにする必要はない。
【0082】
【考案の効果】
本考案に係るベビーカーの脚折り畳み構造によれば、ベビーカーの車両への搭 載にあたって、容易かつ迅速な搭載操作が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るベビーカーの脚折り畳
み構造を適用したベビーカーを、この幅方向から見た図
である。
【図2】ベビーカーの斜視図である。
【図3】ベビーカーのステップを車体ロッカー部上に載
せた状態の、図1に対応する作動図である。
【図4】前輪脚の折畳中途の、図1に対応する作動図で
ある。
【図5】前輪脚が折畳位置にあり、後輪脚が折畳を開始
しようとするときの、図1に対応する作動図である。
【図6】前輪脚及び後輪脚が共に折畳位置にあるとき
の、図1に対応する作動図である。
【図7】後輪脚の折畳機構を、ベビーカー幅方向から見
た図である。
【図8】後輪脚の折畳機構の分解斜視図である。
【図9】前輪脚が折畳位置にあるときの、後輪脚の折畳
機構の、図7に対応する作動図である。
【図10】後輪脚が折畳位置にあるときの、後輪脚の折
畳機構の、図7に対応する作動図である。
【図11】ベビーカーが搭載される車両の車体フロアを
示す、車両外方から見た斜視図である。
【図12】連結プレートの格納状態を示す斜視図であ
る。
【図13】連結プレートの立上状態を示す斜視図であ
る。
【図14】連結プレートの立上状態を、車両幅方向外方
から見た図である。
【図15】底フレームを見上げて示す斜視図である。
【図16】底フレームの、下方から見た図である。
【図17】車体フロアでベビーカーのシートの旋回状態
を示す、車両内方から見た斜視図である。
【図18】ベビーカーシートの旋回中途を、助手席シー
トと共に示す斜視図である。
【図19】ベビーカーシートの旋回中途を、助手席シー
トと共に示す、見下げ図である。
【図20】ベビーカーシートのシートバッグの、助手席
シートのシートバッグとの結合状態を示す、図19に対
応する図である。
【図21】助手席シートのアシストグリップの要部を示
す斜視図である。
【図22】ベビーカーシートのシートバッグと、助手席
シートのシートバッグとの間の結合の変形例を示す、見
下げ図である。
【図23】図22の変形例を、車両幅方向外方から見た
図である。
【符号の説明】
10 ベビーカー 12 ベビーカー本体 14 前輪脚 16 後輪脚 32 ステップ(ベビーカー本体前端部) 56 センサレバー(阻止手段) 64 車両 66 車体ロッカー部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベビーカーのベビーカー本体に支持され
    展開位置と折畳位置との間で移動できる前輪脚と、 前記ベビーカー本体に支持され展開位置と折畳位置との
    間で移動でき、前輪脚の折畳位置で、折畳位置から展開
    位置への移動が許容され、ベビーカーを車両へ搭載する
    ために前輪脚の折り畳み後に折り畳まれる後輪脚と、 通常は前輪脚の展開位置から折畳位置への移動を阻止す
    るが、ベビーカーを車両へ搭載するためにベビーカー本
    体前端部を車体ロッカー部上に載せると、これが少なく
    とも一要件となって、ベビーカー本体が車体ロッカー部
    上を移動するのに伴い前輪脚が車体ロッカー部で押圧さ
    れて展開位置から折畳位置へ移動するのが可能となる阻
    止手段と、 を備えたことを特徴とするベビーカーの脚折り畳み構
    造。
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