JPH0683511U - 車両用障害物検知装置 - Google Patents

車両用障害物検知装置

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JPH0683511U
JPH0683511U JP2596093U JP2596093U JPH0683511U JP H0683511 U JPH0683511 U JP H0683511U JP 2596093 U JP2596093 U JP 2596093U JP 2596093 U JP2596093 U JP 2596093U JP H0683511 U JPH0683511 U JP H0683511U
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JP
Japan
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light
obstacle
detection device
light emitting
vehicle
Prior art date
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Pending
Application number
JP2596093U
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English (en)
Inventor
康光 中林
光央 豊泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 発光部の数を増加させることなく、障害物の
検知範囲を拡げることができる車両用障害物検知装置を
提供する。 【構成】 発光素子31から障害物に向けて光を照射
し、この障害物からの反射光を受光部33で受光するこ
とにより障害物の存在を検知する車両用障害物検知装置
において、発光素子31から出射された照射光を反射し
て水平面内での反射方向を変更する回転反射光学部材2
9を備えている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、発光素子から障害物に向けて光を照射し、この障害物からの反射光 を受光部で受光することにより障害物の存在を検知する車両用障害物検知装置に 関する。
【0002】
【従来の技術】
図15は従来例に係る光学式の車両用障害物検知装置のブロック図である。
【0003】 この図に示す従来例の装置は、赤外LEDとか赤外レーザダイオードからなる 発光器1とレンズ2を組み合わせて光束を細くして障害物としての物体3に投光 し、物体3からの反射光をレンズ4を通し、例えばフォトダイオードからなる受 光器5で受け、制御回路6により車外の物体3の存在を判断し、表示装置7にそ の旨表示し、運転者に警告を与えるようになっている。
【0004】 図16は従来例に係る障害物検知範囲を示す模式図である。
【0005】 発光器1と受光器5からなる検知ユニットは車両10の後部の両側部にそれぞ れ、後方に向けて配置されている。11は検知ユニットにて検知可能な物体であ り、中心線Oに対して車両10の進行方向左右対称の外方位置に存在している。 また、12は検知ユニットにて検知不可能な物体であり、検知可能な物体11の 内側に存在し、ここが死角となっている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来装置においては、レンズで発光器からの光束を絞ってい るため、図16に示すように投光面積が狭く、検知ユニットに対面している部分 付近の物体しか検知できず、検知範囲が狭いという欠点があった。
【0007】 また、広い範囲の検知を行おうとすれば多くの検知ユニットを設置しなければ ならず、コスト高となる欠点があった。
【0008】 本考案は上記従来装置の欠点を解決し、発光部の数を増加させることなく、障 害物の検知範囲を拡げることができる車両用障害物検知装置を提供することを目 的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、発光素子から障害物に向けて光を照射 し、この障害物からの反射光を受光部で受光することにより障害物の存在を検知 する車両用障害物検知装置において、前記発光素子から出射された照射光を反射 して、水平面内での反射方向を変更する回転反射光学部材を備えている。
【0010】
【作用】
本考案によれば、回転反射光学部材を回転させると、この回転反射光学部材に 入射した発光素子の光が水平面内で異なる方向に変更される。これにより、広範 囲に亘って障害物を検知することができる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0012】 図1は第1の実施例に係る車両用障害物検知装置の発光部の構成図である。
【0013】 発光部20のハウジング20´の一側部にはモータ21が固定されている。モ ータ21の軸にはウォームギヤ22が固定されており、モータ21の回転力は、 この駆動伝達機構としてのウォームギヤ22、ウォームギヤ22とかみ合うウォ ームホイール22´と平歯車からなる第1のギヤ23、第1のギヤ23とかみ合 う第2のギヤ24、第2のギヤ24とかみ合う第3のギヤ25に順次伝達され、 第1のキー26を介して第3のギヤ25と固定関係にある回転軸としてのシャフ ト27に伝達されるようになっている。シャフト27は水平方向に配置されてい る。
【0014】 シャフト27には第2のキー28を介して角形状のミラー29が軸支固定され ている。30はプリント基板であり、このプリント基板30上には、ミラー29 の外周部に形成された反射面に臨むようにして発光素子31が設けられている。 ミラー29の反射方向前方にはレンズ32が設けられている。このレンズ32は 、発光素子31から出射された光を平行光束として外部に出射させる役割を有す る。
【0015】 図2は図1に示すミラー29の側面図、図3はその平面図で、ミラー29はこ の実施例では6つの反射面29a〜29fを有し、ミラー29は垂直面内で回転 される。
【0016】 これらの反射面29a〜29fは発光素子31から水平方向に出射されてシャ フト27に平行な光の入射角度が互いにに異なるようにその反射面のシャフト2 7に対する角度(π/2−θ)が互いに異ならされている(図4ないし図6にそ の一例を示す)。
【0017】 図7は図1に示す発光部を搭載した車両における障害物検知範囲を示す模式図 で、発光部20は車両10の後部両側にそれぞれ1つずつ配置されており、一方 、受光部33はそれぞれの発光部20の近傍および車両10の後部中央に配置さ れている。
【0018】 次にその動作を説明する。
【0019】 モータ21を回転させると、前述した駆動伝達機構によりシャフト27を介し てミラー29が回転する。発光素子31からの照射光は反射面29a〜29fに より反射されてレンズ32を通り、水平方向に車両10の後方に発せられるが、 各反射面29a〜29fはそのシャフト27に対する角度が異なるので、ミラー 29の回転に伴い、反射面29a〜29fにより反射された光は、垂直方向に走 査されると共に水平方向に飛び飛びに走査される。
【0020】 従って、障害物としての広範囲の物体11に光を照射することができ、この物 体11からの反射光は各受光部33に入射されて、物体11の存在が検知される 。
【0021】 すなわち、ミラー29は発光素子31から出射された照射光を反射して水平面内 での反射方向を変更する回転反射光学部材として機能する。
【0022】 なお、この実施例による場合、反射面29a〜29fによる反射光は垂直方向 に走査されるが、図3に示す各反射面29a〜29fをシャフト27を曲率中心 とする湾曲面とすれば、水平方向同一高さで反射方向を飛び飛びに変更できる。
【0023】 次に第2の実施例について説明する。
【0024】 図8は第2の実施例に係る発光部の構成図である。
【0025】 発光部40のハウジング40´内には、第1の実施例と同様に、モータ41お よびその駆動力伝達機構である第1、第2、第3のギヤ42,43,44が設け られており、かつ第3のギヤ44と同軸にポリゴンミラー45のシャフト27が 固定されている。このシャフト27は垂直方向に設置され、ポリゴンミラー45 は水平面内で回転される。
【0026】 そして、プリント基板46上には第1の実施例と同様に発光素子47が、ポリ ゴンミラー45の反射面に臨むようにして設けられている。また、ハウジング4 0´には、第1の実施例と同様のレンズ48が設けられている。
【0027】 図9、図10に正八面体からなるポリゴンミラー45の側面図および平面図を 示し、図11ないし図13にはポリゴンミラー45の回転に伴う反射光の向きを 示す。
【0028】 図14は図8に示す発光部を搭載した車両における障害物検知範囲を示す模式 図である。
【0029】 第1の実施例同様、車両10の後部両側方に発光部40を、また、後部両側方 および中央部に受光部49を設けている。
【0030】 次にその動作を説明する。
【0031】 モータ41を回転させると、第1の実施例同様に、ポリゴンミラー45が回転 し、発光素子47からの照射光をレンズ48を通して広範囲に振り分ける。この 走査により広範囲の物体11を受光部49で検知することが可能となる。
【0032】 なお、ポリゴンミラー45の代わりにガルバノミラーを用いて物体11を走査 検知することも可能である。
【0033】
【考案の効果】
本考案は以上説明したように構成したので、発光部の数を増すことなく、障害 物の検知範囲を拡げることができ、性能および信頼性に優れた車両用障害物検知 装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例に係る車両用障害物検知
装置の発光部の構成図である。
【図2】図1に示すミラーの側面図である。
【図3】図1に示すミラーの平面図である。
【図4】ミラーの反射面の反射角度を示す模式図であ
る。
【図5】ミラーの反射面の反射角度を示す模式図であ
る。
【図6】ミラーの反射面の反射角度を示す模式図であ
る。
【図7】図1に示す発光部を搭載した車両における障害
物検知範囲を示す模式図である。
【図8】本考案の第2の実施例に係る車両用障害物検知
装置の発光部の構成図である。
【図9】図8に示すポリゴンミラーの側面図である。
【図10】図8に示すポリゴンミラーの平面図である。
【図11】ポリゴンミラー回転時の反射光の向きを示す
模式図である。
【図12】ポリゴンミラー回転時の反射光の向きを示す
模式図である。
【図13】ポリゴンミラー回転時の反射光の向きを示す
模式図である。
【図14】図8に示す発光部を搭載した車両における障
害物検知範囲を示す模式図である。
【図15】従来例に係る光学式の車両用障害物検知装置
のブロック図である。
【図16】従来例に係る障害物検知範囲を示す模式図で
ある。
【符号の説明】
11 物体(障害物) 20,40 発光部 29 ミラー(回転反射光学部材) 31 発光素子 33,49 受光部 45 ポリゴンミラー(回転反射光学部材)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光素子から障害物に向けて光を照射
    し、該障害物からの反射光を受光部で受光することによ
    り前記障害物の存在を検知する車両用障害物検知装置に
    おいて、前記発光素子から出射された照射光を反射して
    水平面内での反射方向を変更する回転反射光学部材を備
    えたことを特徴とする車両用障害物検知装置。
  2. 【請求項2】 前記回転反射光学部材は、その回転軸が
    水平方向とされて垂直面内で回転され、かつ、水平方向
    に出射された光の入射角度が互いに異なるように前記回
    転軸に対する角度が互いに異なる複数個の反射面を有す
    ることを特徴とする請求項1に記載の車両用障害物検知
    装置。
  3. 【請求項3】 前記回転反射光学部材がポリゴンミラー
    であることを特徴とする請求項1に記載の車両用障害物
    検知装置。
JP2596093U 1993-05-19 1993-05-19 車両用障害物検知装置 Pending JPH0683511U (ja)

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JP2596093U JPH0683511U (ja) 1993-05-19 1993-05-19 車両用障害物検知装置

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JP2596093U JPH0683511U (ja) 1993-05-19 1993-05-19 車両用障害物検知装置

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JPH0683511U true JPH0683511U (ja) 1994-11-29

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JP2596093U Pending JPH0683511U (ja) 1993-05-19 1993-05-19 車両用障害物検知装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015007578A (ja) * 2013-06-25 2015-01-15 株式会社デンソー 光走査装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02259411A (ja) * 1989-03-30 1990-10-22 Mitsubishi Electric Corp 車間距離計

Patent Citations (1)

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