JP2000193454A - 回転レ―ザ装置 - Google Patents

回転レ―ザ装置

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JP2000193454A
JP2000193454A JP10377087A JP37708798A JP2000193454A JP 2000193454 A JP2000193454 A JP 2000193454A JP 10377087 A JP10377087 A JP 10377087A JP 37708798 A JP37708798 A JP 37708798A JP 2000193454 A JP2000193454 A JP 2000193454A
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laser beam
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rotating
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純一 古平
Fumio Otomo
文夫 大友
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Abstract

(57)【要約】 【課題】構造が簡単であり、而も傾斜角を微少角から鈍
角迄任意の角度に設定可能であり、更に、傾斜方向の設
定を簡単に行える回転レーザ装置を提供する。 【解決手段】本発明は、本体部1と、該本体部に回転自
在に設けられた回動部3と、前記本体部に測距部4とを
具備し、前記本体部はレーザ光線を発する発光部5と、
前記レーザ光線と前記測距部からの測距光とを前記回動
部に向ける光学手段10と、前記回動部の回転軸の水平
及び鉛直を検知する傾斜センサ8とを有し、前記回動部
は前記光学手段からのレーザ光線、測距光を偏向する偏
向手段19と、回動部の回転位置を検出する回転位置検
出手段23とを有し、該回転位置検出手段は前記レーザ
光線、測距光を所定の方向に照射する様に関連付けられ
ている回転レーザ装置に係り、前記本体部を回動部の回
転軸が平行となる様に設置し、前記回動部の回転位置を
回転位置検出手段を基に設定することで任意の傾斜角を
持つ基準線を形成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は室内内装工事、間仕
切り工事等を行う場合の基準面を形成する回転レーザ装
置、特に距離測定装置を具備した回転レーザ装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】室内内装工事、間仕切り工事等を行う場
合の作業として、墨打ち作業がある。従来の墨打ち作業
としては、回転レーザ装置により水平、鉛直基準面或は
水平基準線、鉛直基準線を形成し、該水平、鉛直基準面
或は水平基準線、鉛直基準線を基に予め指定された寸法
でポイントを描いていく方法が採られている。
【0003】回転レーザ装置は水平面及び鉛直を検知す
る検知手段を備え、レーザ光線を水平面及び鉛直に回転
させることによりレーザ基準面を形成している。更に、
レーザ基準面が床面、壁面等に照射されることにより水
平及び鉛直の基準線が形成される。作業者は基準線に基
づいて最終的な位置出しを行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した回転レーザ装
置は基本的に水平及び鉛直の基準を示すのであり、ポイ
ントを描くべき位置は示さない。簡易的には測距儀を使
用するまでもないが、少なくとも巻尺等を使用しポイン
トを描き位置出しを行う必要がある。水平垂直を立体的
に測定する場合には測距測角が行える測量機が必要にな
ることもあり、実質的に作業者の削減及び作業効率が向
上しない問題があった。
【0005】本発明は斯かる実状に鑑み、回転レーザ装
置に測距装置を組合わせることにより、回転レーザ装置
本体からの距離を測り、又回転方向に於ける二点間の距
離を表示する様にし、作業者の削減及び作業効率を向上
すると共に更に測距部分を分離可能とし機器の取扱い性
を向上させたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、本体部と、該
本体部に回転自在に設けられた回動部と、前記本体部に
測距部とを具備し、前記本体部はレーザ光線を発する発
光部と、前記レーザ光線と前記測距部からの測距光とを
前記回動部に向ける光学手段と、前記回動部の回転軸の
水平及び鉛直を検知する傾斜センサとを有し、前記回動
部は前記光学手段からのレーザ光線、測距光を偏向する
偏向手段と、回動部の回転位置を検出する回転位置検出
手段とを有し、該回転位置検出手段は前記レーザ光線、
測距光を所定の方向に照射する様に関連付けられている
回転レーザ装置に係り、又前記傾斜センサは回転軸の水
平を検知する傾斜センサを含み、前記回転位置検出手段
は前記レーザ光線、測距光を前記回転軸を含む平面に照
射する様に関連付けされている回転レーザ装置に係り、
又前記偏向手段は前記回動部の回転軸と平行にレーザ光
線と測距光の一部を透過する回転レーザ装置に係り、又
前記測距部は測距光の変調手段を有し、前記測距光を変
調することで測距データを合成し送信する回転レーザ装
置に係り、又前記発光部が発するレーザ光線が可視光で
あり、前記偏向手段からの前記レーザ光線を視認できる
様に拡散する拡散手段と、前記偏向手段からの測距光を
受光する受光手段と、前記測距光を反射する反射部と、
前記受光手段からの信号に基づき測距光から測距データ
を検出する受光検出回路と、測距データを表示する表示
部を有する対象反射体を具備する回転レーザ装置に係
り、又前記対象反射体が偏向手段に向けて光線を発する
発光素子と、該発光素子からの光線を変調させ、本体部
への送信データを合成する変調回路とを有する回転レー
ザ装置に係り、又測距部は本体部と着脱可能である回転
レーザ装置に係り、又本体部は前記発光部のレーザ光線
を変調する発光制御部を有し、前記測距部からの測距デ
ータに基づいてレーザ光線を変調し送信する回転レーザ
装置に係り、又前記本体部が合焦手段を有し、測距デー
タに基づいて前記対象反射体上にレーザ光線を合焦する
回転レーザ装置に係り、又前記測距部と前記回転位置検
出手段とにより、前記対象反射体の指示する第1の位置
と第2の位置を測定し、その測定データに基づいて第1
の位置から第2の位置までの距離を算出する回転レーザ
装置に係り、又第1の位置から第2の位置迄の距離を前
記対象反射体の表示部に表示する回転レーザ装置に係
り、又回転軸に直交する平面の水平を検知する傾斜セン
サを備え、水平面に於いて前記第1の位置から第2の位
置迄の距離を測定する回転レーザ装置に係るものであ
る。
【0007】前記本体部を回動部の回転軸が水平となる
様に設置すると、前記回動部の回転位置を回転位置検出
手段を基に設定することで任意の傾斜角を持つ基準線を
形成することができ、又同時に測距が可能であり、測距
結果は測距光を介して受光側に伝達することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態を説明する。
【0009】図1は回転レーザ装置1の主要部を示して
おり、該回転レーザ装置1は本体部2、該本体部2に回
転自在に設けられた回動部3、前記本体部2に着脱可能
に設けられた測距部4とから構成され、前記本体部2に
は基準レーザ光線を発光する基準光発光部5、合焦光学
系6、受光部7、傾斜検出部8、制御部9(後述)が設
けられている。
【0010】前記発光部5について説明する。
【0011】ビームスプリッタ10を挟み一方の側に可
視のレーザ光線80を発する第1レーザダイオード11
が配設され、該第1レーザダイオード11の光軸上で該
第1レーザダイオード11と前記ビームスプリッタ10
との間にレーザ光線を平行光束とするコリメータレンズ
12、光束断面を円形とするアナモフィックプリズム1
3が配設され、前記第1レーザダイオード11に対向し
前記ビームスプリッタ10を挟み他方の側に可視のレー
ザ光線81を発する第2レーザダイオード14が配設さ
れ、該第2レーザダイオード14の光軸上で該第2レー
ザダイオード14と前記ビームスプリッタ10との間に
コリメータレンズ15が配設される。
【0012】前記ビームスプリッタ10は前記第1レー
ザダイオード11、第2レーザダイオード14からのレ
ーザ光線80、レーザ光線81を反射し、後述するLE
D36からの測距光82を透過する。
【0013】前記第1レーザダイオード11からのレー
ザ光線80は前記ビームスプリッタ10で反射され、孔
明きミラー16を通り前記合焦光学系6に向けられる。
該合焦光学系6のレンズ群は、前記ビームスプリッタ1
0と前記回動部3との間に設けられ、測距部4の測距デ
ータに基づいて測距対象物の位置にレーザ光線を合焦さ
せる様に、前記ビームスプリッタ10で反射された前記
基準光発光部5からのレーザ光線80を前記回動部3に
導く。又、前記第2レーザダイオード14から発せられ
たレーザ光線81は前記ビームスプリッタ10で反射さ
れ前記レーザ光線80とは反対側に射出される。
【0014】前記回動部3を説明する。
【0015】プリズムホルダ18はビームスプリッタ1
0の射出レーザ光軸を中心に回転自在に支持され、前記
プリズムホルダ18にはペンタプリズム19が固定さ
れ、該ペンタプリズム19は前記基準光発光部5からの
レーザ光線80の一部80aを直角に偏向し、又残部8
0bを透過させる。前記プリズムホルダ18には走査ギ
ア20が固着され、該走査ギア20には駆動ギア21が
噛合し、該駆動ギア21は走査モータ22によって駆動
回転される様になっている。又、前記プリズムホルダ1
8には該プリズムホルダ18(即ち前記ペンタプリズム
19)の回転を検出するエンコーダ23が設けられてい
る。
【0016】前記受光部7は前記ペンタプリズム19よ
り射出されたレーザ光線80aが対象反射体51に反射
され、反射光が前記回転レーザ装置1に入光した場合
に、反射光を検出するものであり、前記ペンタプリズム
19を経て前記孔明きミラー16で反射された光線が受
光される。
【0017】前記傾斜検出部8は直交する3軸方向にX
軸傾斜センサ25、Y軸傾斜センサ26、Z軸傾斜セン
サ27が配置された構成を有し、ビームスプリッタ10
の反射光軸が鉛直である場合に前記X軸、Y軸が水平面
を形成し、Z軸、X軸が鉛直面を形成する。又、前記本
体部2は図1の状態から前記X軸と平行な軸心(好まし
くはX軸心)を中心に90°回転した状態で設置可能な
構造を具備している。前記本体部2を図1の状態から前
記X軸と平行な軸心(好ましくはX軸心)を中心に90
°回転した状態は、前記X軸、Y軸が鉛直面を形成し、
Z軸、X軸が水平面を形成する。
【0018】而して、前記X軸傾斜センサ25、前記Y
軸傾斜センサ26は図1での状態での回転レーザ装置1
の傾斜を検出し、前記X軸傾斜センサ25、前記Z軸傾
斜センサ27は前記本体部2を図1の状態から90°回
転した状態での回転レーザ装置1の傾斜を検出する。
【0019】前記測距部4について説明する。
【0020】前記測距部4は測距光学系30と測距演算
部31とから構成される。先ず測距光学系30を説明す
る。
【0021】前記ビームスプリッタ10の前記孔明きミ
ラー16とは反対側の反射光軸上に、コリメートレンズ
32、孔明きプリズム33が配設され、該孔明きプリズ
ム33を挟み一方の側に測距光発光部34が設けられ、
他方の側には測距光受光部35が設けられる。尚、レー
ザ光線81を射出しない場合には孔明きプリズム33の
孔は必要ない。
【0022】前記測距光発光部34は測距光82を発す
るLED36を有し、該LED36からの測距光82は
コリメートレンズ37、光ファイバ38を経て前記孔明
きプリズム33に向って射出され、光ファイバ38から
射出された測距光82は光路切替えスリット41により
測距光82とレファレンス光82aとに切替えられ、測
距光82は前記孔明きプリズム33に反射され、前記コ
リメートレンズ32で平行光束とされ、前記ビームスプ
リッタ10、孔明きミラー16を通過し前記ペンタプリ
ズム19に入光する。該ペンタプリズム19で測距光8
2の一部は90°偏向されて前記対象反射体51に向
い、残部はペンタプリズム19を透過する。前記測距光
82は前記レーザ光線80と視覚的に混同しない様、不
可視の波長帯を使用する。
【0023】又、光ファイバ38から射出され前記光路
切替えスリット41で測距光82から切替えられたレフ
ァレンス光82aは、集光レンズ42を透過して前記孔
明きプリズム33に入光し、前記孔明きプリズム33で
所要角度偏向されて内面反射され、反対側に透過する。
透過したレファレンス光82aは前記測距光受光部35
に入光する。
【0024】該測距受光部35は、前記孔明きプリズム
33を挟み前記光路切替えスリット41に対峙したバン
ドパスフィルタ43、濃度フィルタ44を有し、該バン
ドパスフィルタ43、濃度フィルタ44を透過した測距
レーザ光線は光ファイバ46、コンデンサレンズ48を
介して測距受光素子49に入光する様構成されている。
【0025】前記測距演算部31は前記LED36を駆
動するドライバ(図示せず)を具備すると共に前記測距
受光素子49からの受光信号で前記対象反射体51迄の
距離を演算する様になっている。
【0026】前記制御部9について図2を参照して説明
する。
【0027】制御部9には前記エンコーダ23からの信
号が入力されると共に前記受光部7、傾斜検出部8、測
距演算部31からの信号が入力される。前記走査モータ
22は前記制御部9からの制御信号を基にモータドライ
バ53によって駆動され、前記第1レーザダイオード1
1、第2レーザダイオード14はそれぞれ前記制御部9
からの制御信号を基にドライバ54、ドライバ55が駆
動され、前記第1レーザダイオード11、第2レーザダ
イオード14が発光される。又、前記制御部9には操作
部52、表示部56が接続され、前記操作部52からは
基準線の傾斜角度の設定、作動開始停止等の作業指示の
入力等が行われ、前記表示部56には装置の作動状態の
表示、或は前記対象反射体51に送る情報又は対象反射
体51から送られる情報の表示等が行われる。
【0028】制御部9は回転レーザ装置1の本体部2と
測距部4のそれぞれに分けて制御させ、どちらか一方を
メイン制御部としてもよい。分けることにより、測距部
の分離が可能となる。
【0029】図3〜図5に於いて、対象反射体51を説
明する。
【0030】縦長長孔60が形成され、断面が逆L形状
をしているケース61の対向面には発光素子62、受光
素子63が設けられ、前記ケース61の上端反対向面側
には傾斜した表示部65が設けられている。又前記ケー
ス61の内部には制御基板64が設けられ、該制御基板
64に前記発光素子62、受光素子63が接続されると
共に前記表示部65、操作スイッチ66が接続されてい
る。前記制御基板64は前記発光素子62を発光駆動
し、或は情報伝達を行う為に発光素子62から発せられ
る光を変調する。変調された光は前記本体部2に向けて
発せられる。前記受光素子63で受光した測距光82
(後述)から変調等で合成された情報信号を分離検出
し、検出した結果は前記表示部65に表示する。該表示
部65は傾斜しているので、表示内容は水平方向垂直方
向のいずれからも確認することができる。前記操作スイ
ッチ66は、表示の明るさの設定、表示切替え等を行
う。
【0031】前記縦長長孔60には拡散効果のある色付
きアクリル製の透明板67が嵌設され、該透明板67の
対向面側には反射部材68aが貼設され、該反射部材6
8aを中心に対称的に反射部材68b,68cが貼設さ
れている。前記ケース61の下端部中央にはV字欠切部
が形成されることで指標69が設けられている。尚、壁
等に押しつけて使用する場合には、表示部、操作スイッ
チを片面側に配置する構成とする。
【0032】以下、作動を説明する。
【0033】先ず、水平基準面の設定、水平基準面内で
の距離の測定について説明する。
【0034】回転レーザ装置1を所定の位置に水平に設
置する。設置位置の確認は前記第1レーザダイオード1
1から発せられたレーザ光線80の一部が前記ペンタプ
リズム19を透過して鉛直方向に照射されたレーザ光線
80bとなり、更に前記第2レーザダイオード14から
発せられたレーザ光線81が前記孔明きプリズム33の
孔を通過して鉛直下方に照射される。前記レーザ光線8
0b及び前記レーザ光線81によって回転レーザ装置1
の位置を決定する。
【0035】又、回転レーザ装置1の水平出しについて
は前記傾斜検出部8によって行う。前記X軸傾斜センサ
25、Y軸傾斜センサ26が検出する傾斜が0、即ち水
平を検出する状態に整準する。前記ドライバ54を介し
て前記第1レーザダイオード11を発光させ、前記ペン
タプリズム19により水平方向に偏向して射出する。前
記モータドライバ53により前記走査モータ22を駆動
し、前記駆動ギア21、走査ギア20を介して前記ペン
タプリズム19を回転し、レーザ光線80aを回転照射
し、水平基準面を形成する。
【0036】墨打ちは前記対象反射体51を予定された
位置の近傍に配置し、前記反射部材68a,68b,6
8cをレーザ光線80aが回転走査する様にする。反射
部材68a,68b,68cからの反射光により、前記
受光部7が対象反射体51を認識すると共に対象反射体
51の中心、即ち前記反射部材68aにレーザ光線を向
け停止する。墨打ち作業は前記指標69を利用して行わ
れる。
【0037】又、距離測定を行う場合は、前記測距演算
部31により前記LED36を駆動して測距光82を発
光する。この状態で更に前記第1レーザダイオード11
からレーザ光線80を発光させる。前記対象反射体51
を測定点に設置し、前記ペンタプリズム19からのレー
ザ光線80aを前記対象反射体51に向ける。レーザ光
線80aが対象反射体51を照射しているかどうかは、
前記対象反射体51の裏側から前記透明板67を透過し
拡散されたレーザ光線80aを視認することで容易に行
える。又レーザ光線80aの視認性を向上させる為に、
前記透明板67の裏側は凹部となっている。更に、レー
ザ光線80aが前記対象反射体51の所定位置を正しく
照射しているかどうかは、前記反射部材68によって反
射されたレーザ光線80aを前記受光部7が検出したか
どうかで判断される。
【0038】レーザ光線80aが前記対象反射体51を
正しく照射した状態で、測距光82が前記反射部材68
で反射され、前記ペンタプリズム19、合焦光学系6、
孔明きプリズム33を経て前記測距光受光部35に入光
する。該測距光受光部35に入光した測距光82は測定
距離に応じて光量が異なると共に測距光82には外乱光
が含まれており、この外乱光は前記バンドパスフィルタ
43で除去され、濃度フィルタ44で光量が一定となる
様に調整される。
【0039】前記測距受光素子49には前記対象反射体
51で反射された測距光82と前記光路切替えスリット
41で分割されたレファレンス光82aが入射し、測距
受光素子49からの受光信号には測距光82とレファレ
ンス光82aによる信号が含まれ、前記測距演算部31
は前記測距受光素子49からの2つの信号から前記対象
反射体51迄の距離を演算する。演算した結果は前記表
示部56に表示され、或は演算結果は前記制御部9によ
り前記測距演算部31が制御され、前記LED36から
発せられる測距光82を変調して情報データを合成す
る。
【0040】前記対象反射体51は情報が合成された測
距光82を前記受光素子63で受光する。前記LED3
6から発せられる測距光82には広がり角を持っている
ので、前記受光素子63がレーザ光線80aの光軸から
少しずれた位置にあっても十分に受光が可能である。前
記制御基板64で測距光82に合成された前記情報を検
出して前記表示部65に表示する。尚、前記測距光82
に合成する情報は、測距データに限らず、前記対象反射
体51側に居る作業者に必要な作業情報、例えば対象反
射体51の位置が適正でなく修正すべき方向を示す情報
等である。又、情報の合成はレーザ光線80を変調して
合成することも可能であることは勿論である。
【0041】前記対象反射体51迄の距離、レーザ光線
の照射方向が検出されると、この位置を基準として他箇
所の位置決めを順次行うことができる。即ち、対象反射
体51を次の箇所に移動し、前記したと同様に前記対象
反射体51迄の距離、レーザ光線の照射方向を検出す
る。移動したことによるレーザ光線の照射方向の角度偏
差を前記エンコーダ23が検出し、該検出結果と前記2
箇所の対象反射体51迄の距離により、移動前と移動後
の対象反射体51間の距離が前記制御部9により演算さ
れる。即ち、対象反射体51の位置決めがなされる。
【0042】次に、鉛直基準面、傾斜基準線を形成する
場合について図6、図7を参照して説明する。
【0043】前記回転レーザ装置1を前述したX軸、或
はX軸と平行な軸を中心に90°回転し、倒伏姿勢とす
る。この倒伏姿勢ではY軸傾斜センサ26が鉛直姿勢と
なり、前記Z軸傾斜センサ27が水平姿勢となる。従っ
て、前記X軸傾斜センサ25と、Z軸傾斜センサ27と
が水平面内に位置し、両センサ25,27の検出する傾
斜が0となる様に前記回転レーザ装置1を既知の整準装
置(図示せず)で整準する。倒伏姿勢で整準が行われた
状態で、前記ペンタプリズム19により偏向され、前記
回動部3から回転照射されるレーザ光線80aは鉛直基
準面を形成する。
【0044】更に、ペンタプリズム19に偏向され照射
されるレーザ光線80aが水平となる様、ペンタプリズ
ム19の角度位置を予め前記エンコーダ23により検出
しておく。この検出結果は、前記操作部52より前記制
御部9に入力設定される。従って、前記回転レーザ装置
1が倒伏姿勢で整準が完了すると照射されているレーザ
光線80aの角度は前記エンコーダ23からの角度検出
信号により、直ちに判明する。又、前記操作部52より
レーザ光線80aの照射角度を入力することで、前記制
御部9が前記エンコーダ23からの信号を監視しつつ、
前記モータドライバ53を介し前記走査モータ22の回
転を制御することでレーザ光線80aの照射角度を設定
することができる。
【0045】又、回転レーザ装置1の倒伏姿勢での位置
決めは、前記ペンタプリズム19を透過するレーザ光線
80b、前記孔明きプリズム33を通過するレーザ光線
81、及び回動部3より偏向されて照射されるレーザ光
線80aを利用して行われる。該レーザ光線80aとレ
ーザ光線80bとは直行している。又、前記LED36
を駆動して測距光82を発光し、測距を行う。
【0046】図6で示される様に、前記レーザ光線80
aが前記反射部材68の適正位置を照射した状態で前記
対象反射体51を移動させる。該対象反射体51に対す
るレーザ光線80aの照射位置は床面のうねり等上下移
動するが、対象反射体51と本体部2との間の水平距離
は前記測距部4により測距され、測距結果は前記表示部
65にリアルタイムで表示される。従って、前記表示部
65に表示される測距距離が所定の値となった位置で前
記指標69を利用して墨打ちを行う(図7(A)参
照)。
【0047】次に、所定の基準線83に沿った墨打ち作
業が完了し、前記基準線83と直交する基準線84に沿
った墨打ちを行う場合は、前記回転レーザ装置1を水平
面内で90°回転し、前記した墨打ち作業と同様な作業
を繰返すことで基準線84に沿った墨打ちを行うことが
できる(図7(B)参照)。
【0048】尚、測距光がペンタプリズム19に偏向さ
れて照射されると共にペンタプリズム19を透過する様
に構成しても、誤作動が起こらない条件の場合には、図
7(B)に於いて前記対象反射体51を基準線83と基
準線84に移動することで、前記本体部2の姿勢を変え
ることなく2つの基準線上での墨打ち作業が可能とな
る。
【0049】床面に墨打ちした位置を、天井面に投射す
る場合は、前記回転レーザ装置1を通常姿勢とし、レー
ザ光線81の照射位置を床面の墨打ち位置に合致させれ
ば、前記レーザ光線80bが天井面を照射位置する位置
が投射点となる。
【0050】次に、傾斜基準線を形成する場合は、前記
倒伏姿勢で整準し、更に回転レーザ装置の位置決めを完
了した後、前記操作部52より所望の角度を設定する。
該操作部52により入力された角度だけ前記モータドラ
イバ53を介して前記走査モータ22が回転される。前
記駆動ギア21、走査ギア20を介して前記ペンタプリ
ズム19が所望角度だけ回転し、回転角は前記エンコー
ダ23で検出される。而して、正確な傾斜基準線が形成
される。傾斜角は前記回動部3の回転角により決定さ
れ、該回動部3は全周回転可能であるので鋭角から鈍角
迄任意の角度が設定できる。
【0051】前記傾斜基準線は階段の勾配設定、傾斜面
の勾配設定等に利用され、更に、傾斜基準線を形成した
状態で測距を行うと、傾斜基準線に沿った距離測定がで
き、階段の手摺の支柱位置の墨打ち、傾斜面に臨む壁面
に手摺を設置する場合に利用される。
【0052】次に、図8を参照して倒伏状態での垂直方
向位置決めを説明する。
【0053】前述した様に、対象反射体51の表側には
複数の反射部68a,68b,68cが設けられ、レー
ザ光線が回転走査し受光部7が反射部からの反射光を受
光すると、対象反射体51を認識して対象反射体51の
中心にレーザ光線を向け停止する。この時の対象反射体
51の位置をAとすると、A位置迄の距離と方向を検出
する。次に対象反射体51をB位置に移動すると、回転
レーザ装置は再びレーザ光線を回転走査させB位置の対
象反射体51の中心にレーザ光線を向け距離と方向を検
出する。
【0054】制御部9はエンコーダ23の回転角と測距
部の距離によりA位置からB位置迄の距離を演算する。
同様にA位置からC位置迄の距離を演算し、対象反射体
51の表示部65に表示させる。この様にして垂直方向
の位置決めが行われる。
【0055】対象反射体51の複数の反射面を検出する
方法は、例えば特開平6−137870号に記載されて
いる。即ち、3反射部からの反射レーザ光線を受光部が
受光し、得られた3パルスとエンコーダ23の出力から
対象反射体51の中心位置にレーザ光線を向けることが
できる。A位置からの距離をC位置からの距離に変更す
るには、一度リセットしなければならない。リセット信
号は対象反射体51に設けた発光素子62から回転レー
ザ装置1に射出する光線により後述する様に送出するこ
とができる。
【0056】対象反射体51から回転レーザ装置1側に
信号を伝達する他の手段を図9、図10を参照して説明
する。
【0057】前記回転レーザ装置1は偏光レーザ光線を
発し、又前記受光部7は偏光ビームスプリッタと第1検
出部と第2検出部とを有する。前記偏光ビームスプリッ
タは偏光面の異なるレーザ光線を分離分割し、前記受光
部7は分割された偏光面の異なるレーザ光線をそれぞれ
前記第1検出部と第2検出部とにより個別に受光する様
になっている。
【0058】図9で示す様に、対象反射体51の対向面
の前記反射部材68以外の場所に、反射板とλ/4複屈
折部材とを重合させた偏光変換部74と反射板のみの偏
光保存部75とにより複数の反射パターン76、反射パ
ターン77を形成したものである。
【0059】前記反射パターン76と反射パターン77
とで偏光変換部74と偏光保存部75の組合わせを変え
ることで、前記受光部7からの受光信号は異なったもの
となる。例えば図9に示す反射パターン76では同形状
の偏光変換部74を1つ、偏光保存部75を1つ並べた
ものであり、前記反射パターン76に対してレーザ光線
80aを走査させた場合、或は対象反射体51をレーザ
光線80aに対して移動させた場合、受光部7からの受
光信号は図10の(A)となる。又、前記反射パターン
77では偏光変換部74を2つ、偏光保存部75を1つ
交互に並べたものであり、同様にレーザ光線80aに対
して前記反射パターン77を相対移動させた場合の前記
受光部7からの受光信号は図10の(B)となる。
【0060】前記制御部9にパターン認識する為の機能
を加え、更にパターンに対応して所定の制御信号を発す
る様にすれば、対象反射体51に特に送信機能を具備さ
せることなく、回転レーザ装置1に対して指令信号を送
ることができる。例えば、図10の(A)に示すパター
ンでは回転レーザ装置1を回転モードとし、図10の
(B)に示すパターンでは回転レーザ装置1を測距モー
ドとする等である。
【0061】偏光変換部74と偏光保存部75の組合わ
せによるパターンは種々可能であり、偏光変換部74、
偏光保存部75の境界部に非反射部を形成することで偏
光変換部74と偏光変換部74或は偏光保存部75と偏
光保存部75を隣接して配設することができ、更にパタ
ーンが多様化する。従って、対象反射体51から回転レ
ーザ装置1に対する指令の種類を増加することが可能と
なる。
【0062】前記測距部4は本体部2に対して着脱可能
な様にユニット化され、ボルト等の係着具により容易に
取付けられる。又、測距部4への電力は前記本体部2に
設けられる電源が利用できる様に測距部4と本体部2と
はコネクタ(図示せず)により電気的に接続可能となっ
ている。
【0063】前記した様に、前記本体部2側が測距光発
光部34、測距光受光部35、測距演算部31を有し、
又前記対象反射体51が発光素子62、受光素子63、
制御基板64を有することから前記本体部2と前記対象
反射体51との間で変調光による相互通信が可能とな
る。
【0064】以下、前記本体部2、対象反射体51間で
の相互通信について説明する。
【0065】前記対象反射体51の前記操作スイッチ6
6の操作により、前記制御基板64は前記発光素子62
例えばLEDを駆動し、該発光素子62から規定の変調
周波数に変調した光線を発する。該発光素子62からの
発振周波数は前記レーザ光線80aに近い又は同等の値
とする。
【0066】前記発光素子62からの光線は前記レーザ
光線80の光軸をたどり、前記ペンタプリズム19から
孔明きミラー16を経て受光部7で受光される。前記発
光素子62の発振周波数は前記レーザ光線80aと同等
としてあるので、前記測距光受光部35に到達すること
なく、前記受光部7に到達する。従って、測距作動時に
誤って、前記発光素子62が発光されても、測距の誤作
業を防止することができる。
【0067】又情報通信時、前記受光部7には前記対象
反射体51で反射されたレーザ光線80aと前記発光素
子62からの光線が入射する。レーザ光線80aが連続
発光している場合は前記発光素子62からの光量がレー
ザ光線80aの光量よりも大きくなければ発光素子62
からの光線を認識することはできない。この為、図11
に示す様に、前記第1レーザダイオード11については
例えば、Duty50%、100Hzに変調させた発光
形態で前記第1レーザダイオード11を発振させ、又前
記発光素子62については前記第1レーザダイオード1
1の変調周波数より大きな変調周波数例えば、1KH
z、2KHz…の変調周波数で発振させる。
【0068】前記受光部7からの受光信号について、前
記制御部9の受光信号検出回路(図示せず)で前記発光
素子62からの受光信号の検出時間を前記第1レーザダ
イオード11の発振がOFFとなっている時間に設定す
ることで、前記発光素子62からの受光信号をレーザ光
線80aから分離識別することができる。
【0069】次に、前記発光素子62の発振周波数を前
記測距光82と同等とした場合について説明する。
【0070】前記発光素子62からの光線の変調周波数
と、前記測距光82の変調周波数ととに明らかな差を設
け、更に前記回転レーザ装置1からの測距データの送信
が完了しない状態では、前記対象反射体51からのデー
タ送信が行われない様な安全装置を設けておけば、誤操
作することなく、前記測距光受光部35で前記発光素子
62からの光束を受光し、前記対象反射体51からのデ
ータを受信することが可能である。
【0071】対象反射体51から回転レーザ装置1に送
るデータとしては、測距モード、レーザ光線80aの回
転走査モード、レーザ光線80aの停止モードでの傾斜
基準線の角度設定等の指示がある。対象反射体51から
回転レーザ装置1側に指示を送れることから、作業者が
対象反射体51側で殆どの作業を行うことができ、作業
効率が向上する。
【0072】尚、前記した様に測距部4は本体部2に対
して着脱可能であり、測距を行わない場合は、測距部4
を取外し、基準面、基準線の形成のみに使用する。
【0073】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、傾斜基
準面を設定する為の特別な機構は必要がなく、本体部を
倒伏状態にすることで任意角度の傾斜基準線を極めて容
易に設定することができ、更に、測距作業も合わせて行
え、作業性が著しく向上すると共に測距光を利用して情
報通信が可能である等の優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の要部を示す概略構成図で
ある。
【図2】本発明の実施の形態の要部を示すブロック図で
ある。
【図3】本発明の実施の形態で使用される対象反射体の
正面図である。
【図4】該対象反射体の立断面図である。
【図5】該対象反射体の背面図である。
【図6】本発明の実施の形態の作動説明図である。
【図7】(A)(B)は本発明の実施の形態の作動説明
図である。
【図8】垂直方向の位置決めを示す作動説明図である。
【図9】他の対象反射体を示す正面図である。
【図10】該他の対象反射体からの受光信号のパターン
を示す図である。
【図11】レーザ光線、測距光の変調状態、受光部の受
光信号の状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 回転レーザ装置 2 本体部 3 回動部 4 測距部 5 基準光発光部 6 投光光学系 7 受光部 8 傾斜検出部 9 制御部 10 ビームスプリッタ 11 第1レーザダイオード 14 第2レーザダイオード 19 ペンタプリズム 23 エンコーダ 25 X軸傾斜センサ 26 Y軸傾斜センサ 27 Z軸傾斜センサ 31 測距演算部 34 測距光発光部 35 測距光受光部 36 LED 41 光路切替えスリット 49 測距受光素子 51 対象反射体 62 発光素子 63 受光素子 64 制御基板 65 表示部 68 反射部材
【手続補正書】
【提出日】平成11年12月24日(1999.12.
24)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】又、距離測定を行う場合は、前記測距演算
部31により前記LED36を駆動して測距光82を発
光する。この状態で更に前記第1レーザダイオード11
からレーザ光線80を発光させる。前記対象反射体51
を測定点に設置する。回転レーザ装置1は走査回転上に
ある対象反射体51を認識し、回動部3を対象反射体5
1に向け、その状態で回動部3を停止する。レーザ光線
80aが対象反射体51を照射しているかどうかは、前
記対象反射体51の裏側から前記透明板67を透過し拡
散されたレーザ光線80aを視認することで容易に行え
る。又レーザ光線80aの視認性を向上させる為に、前
記透明板67の裏側は凹部となっている。更に、レーザ
光線80aが前記対象反射体51の所定位置を正しく照
射しているかどうかは、前記反射部材68によって反射
されたレーザ光線80aを前記受光部7が検出したかど
うかで判断される。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体部と、該本体部に回転自在に設けら
    れた回動部と、前記本体部に測距部とを具備し、前記本
    体部はレーザ光線を発する発光部と、前記レーザ光線と
    前記測距部からの測距光とを前記回動部に向ける光学手
    段と、前記回動部の回転軸の水平及び鉛直を検知する傾
    斜センサとを有し、前記回動部は前記光学手段からのレ
    ーザ光線、測距光を偏向する偏向手段と、回動部の回転
    位置を検出する回転位置検出手段とを有し、該回転位置
    検出手段は前記レーザ光線、測距光を所定の方向に照射
    する様に関連付けられていることを特徴とする回転レー
    ザ装置。
  2. 【請求項2】 前記傾斜センサは回転軸の水平を検知す
    る傾斜センサを含み、前記回転位置検出手段は前記レー
    ザ光線、測距光を前記回転軸を含む平面に照射する様に
    関連付けされている請求項1の回転レーザ装置。
  3. 【請求項3】 前記偏向手段は前記回動部の回転軸と平
    行にレーザ光線と測距光の一部を透過する請求項1の回
    転レーザ装置。
  4. 【請求項4】 前記測距部は測距光の変調手段を有し、
    前記測距光を変調することで測距データを合成し送信す
    る請求項1の回転レーザ装置。
  5. 【請求項5】 前記発光部が発するレーザ光線が可視光
    であり、前記偏向手段からの前記レーザ光線を視認でき
    る様に拡散する拡散手段と、前記偏向手段からの測距光
    を受光する受光手段と、前記測距光を反射する反射部
    と、前記受光手段からの信号に基づき測距光から測距デ
    ータを検出する受光検出回路と、測距データを表示する
    表示部を有する対象反射体を具備する請求項1の回転レ
    ーザ装置。
  6. 【請求項6】前記対象反射体が偏向手段に向けて光線を
    発する発光素子と、該発光素子からの光線を変調させ、
    本体部への送信データを合成する変調回路とを有する請
    求項5の回転レーザ装置。
  7. 【請求項7】 測距部は本体部と着脱可能である請求項
    1の回転レーザ装置。
  8. 【請求項8】 本体部は前記発光部のレーザ光線を変調
    する発光制御部を有し、前記測距部からの測距データに
    基づいてレーザ光線を変調し送信する請求項1の回転レ
    ーザ装置。
  9. 【請求項9】 前記本体部が合焦手段を有し、測距デー
    タに基づいて前記対象反射体上にレーザ光線を合焦する
    請求項1の回転レーザ装置。
  10. 【請求項10】 前記測距部と前記回転位置検出手段と
    により、前記対象反射体の指示する第1の位置と第2の
    位置を測定し、その測定データに基づいて第1の位置か
    ら第2の位置迄の距離を算出する請求項1の回転レーザ
    装置。
  11. 【請求項11】 第1の位置から第2の位置迄の距離を
    前記対象反射体の表示部に表示する請求項9の回転レー
    ザ装置。
  12. 【請求項12】 回転軸に直交する平面の水平を検知す
    る傾斜センサを備え、水平面に於いて前記第1の位置か
    ら第2の位置迄の距離を測定する請求項9及び請求項1
    0の回転レーザ装置。
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