JPH0683375B2 - 圧縮化画像データのブロック歪除去装置 - Google Patents

圧縮化画像データのブロック歪除去装置

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JPH0683375B2
JPH0683375B2 JP63084481A JP8448188A JPH0683375B2 JP H0683375 B2 JPH0683375 B2 JP H0683375B2 JP 63084481 A JP63084481 A JP 63084481A JP 8448188 A JP8448188 A JP 8448188A JP H0683375 B2 JPH0683375 B2 JP H0683375B2
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正美 新垣
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/90Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using coding techniques not provided for in groups H04N19/10-H04N19/85, e.g. fractals
    • H04N19/98Adaptive-dynamic-range coding [ADRC]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/41Bandwidth or redundancy reduction

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、原画像を分割する複数の画素ブロック毎に
圧縮化された画像データに基づいて、その復元画像に発
生するブロック歪を除去するためのブロック歪除去装置
に関する。
(従来の技術) 一般に製版用スキャナーなどの画像処理装置では、原画
像を読取ることによって一定の微小領域である画素毎に
画像データが得られる。従って、画素毎の画像データを
すべて記憶しておくとすれば、その記憶容量が膨大とな
るという問題を生じる。これに対処するため、原画を複
数のブロックに分割し、ブロック毎に画像データを圧縮
して、必要とされる記憶容量を削減する方式が一般に知
られている。
第8図は原画のブロック化の一例を示す説明図である。
第8図において、原画20は主走査方向iにY分割され、
副走査方向jにX分割されて、(X×Y)個の画素Pを
有している。但し、第8図においては原画20を分割して
画素を特定する線の一部のみが例示的に示されている。
また、原画20は複数の画素を有する画素ブロックBij
よっても分割されている。すなわち、主走査方向iにim
分割され、副走査方向jにjm分割されて、(im×jm)個
の画素ブロックBijを有している。第9図は一つの画素
ブロックBij内の画素Pmnの配列を示した図である。図
において、画素ブロックBijは主走査方向iにM分割、
副走査方向jにN分割されて、(M×N)個の画素Pmn
を有している。ここで、添字m,nは一つの画素ブロック
ijの中における画素座標位置を示し、mは主走査方向
i、nは副走査方向jに対応している。
画像データの圧縮化方式は、画素ブロックBij毎に、そ
の内部に含まれる画素Pmnの濃度分布に対してコサイン
変換,アダマール変換などの直交変換を施し、変換によ
り得られた係数を保存する方式等がある。これらの方式
は、一般に画像データの符号化方式とも呼ばれ、1つの
画素ブロックBijに対する圧縮化画像データの個数は、
画素ブロックBij内の画素Pmnの個数(M×N)以下で
ある。特に、画素ブロックBij内の濃度の変化が緩やか
な場合には、圧縮化画像データが画素ブロックBijの平
均濃度値のみで構成される場合が多い。第10図は平均濃
度値のみで構成された圧縮化画像データの一例を示す説
明図である。図において、横軸は第8図に示す主走査方
向iであり、縦軸は濃度値Dである。図は第8図におい
て主走査方向iに隣接して存在する3つの画素ブロック
i−1j,Bij,Bi+1jにおける原画の濃度分布g0と、そ
れぞれの画素ブロックについて得られた圧縮化画像デー
タAi−1〜Ai+1を示している。原画の濃度分布g0
の変化が緩やかなので、これらの圧縮化画像データA
i−1〜Ai+1はそれぞれ平均濃度値のみで構成され
ている。
なお、この明細書では、「濃度」という用語を、狭義の
光学的濃度値のみでなく、マンセルバリューや原画読取
り装置の出力信号レベル、それに、網点画像記録におけ
る網点面積率など、光学的濃度値に応じた量一般を指す
用語として使用する。
(発明が解決しようとする課題) このように、平均濃度値のみで構成された圧縮化画像デ
ータAi−1〜Ai+1は、各画素ブロックBi−1j
i+1j内では、ほぼ原画の濃度分布g0を良く表現して
いる。ところが、画素ブロック相互の境界において濃度
値の段差であるブロック歪が発生するという問題を生じ
ることがある。すなわち、第10図において、画素ブロッ
クBijの両側の境界において、それぞれ濃度値の段差d,
d′が発生している。これらの段差d,d′が画像として復
元された場合には、視覚的に画質の劣化としてとらえら
れる。ブロック歪は、画像データの圧縮化の結果として
生じたものであるが、一方、ブロック歪がない程度のデ
ータ圧縮化方式,データ符号化方式ではデータ圧縮率が
低下するので、記憶容量の削減やデータ伝送の容易化等
の所期の目的が達成されないという問題があった。
(発明の目的) この発明は、上記のような課題を解決するためになされ
たもので、圧縮化画像データを処理することにより、圧
縮化画像データによる復元画像に発生するブロック歪を
除去することのできるブロック歪除去装置を提供するこ
とを目的とする。
(目的を達成するための手段) 上記の目的を達成するため、この発明では、画像を分割
する複数の画素ブロックのそれぞれについて、あらかじ
め求められた圧縮化画像データを入力とし、前記圧縮化
画像データによる復元画像において前記画素ブロック相
互の境界に発生する濃度値段差であるブロック歪を除去
するためのブロック歪除去装置において、前記画素ブロ
ック内に存在する複数の画素の濃度値の標準偏差に基づ
いて、当該画素ブロックをブロック歪除去処理を行なう
対象画素ブロックとすべきか否かを判定する判定手段
と、前記対象画素ブロックのブロック歪除去処理を行な
うに際して、当該対象画素ブロックに隣接する隣接画素
ブロックのそれぞれについて、当該隣接画素ブロックの
圧縮化画像データと当該対象画素ブロックの平均濃度値
とに基づいて、当該隣接画素ブロックを代表する濃度値
としての隣接濃度値を設定する隣接濃度値設定手段と、
当該対象画素ブロック内の画素座標を変数とし、前記平
均濃度値と前記隣接濃度値とに基づいて決定される係数
を有する関数によって当該対象画素ブロック内の修正濃
度値分布を求める修正濃度値分布算出手段とを備える。
(作用) 判定手段によって、ブロック歪除去処理が必要な画素ブ
ロックのみが抽出されることにより、処理の迅速化が達
成される。また隣接濃度値決定手段は、処理すべき対象
画素ブロックに隣接する隣接画素ブロックのそれぞれに
ついて代表的な濃度値を隣接濃度値として一つ定め、ブ
ロック歪除去処理の際に用いられる濃度値として供す
る。さらに、修正濃度値分布算出手段は、前記隣接濃度
値と、対象画素ブロックの平均濃度値とに基づいて前記
平均濃度値を補正して修正濃度値分布を求め、画素ブロ
ックの境界における濃度値の段差を修正して小さくする
ことにより、ブロック歪を除去する。
(実施例) A.原理 まず、この発明によるブロック歪除去処理の原理につい
て、その適用例を示しつつ説明する。
第2図は、この発明によるブロック歪除去処理の原理の
適用例を示す説明図である。第2図(a)は、ここで処
理されるべき画素ブロック(以下、[対象画素ブロッ
ク]と呼ぶ。)Bijと、これに隣接する4つの画素ブロ
ック(以下、[隣接画素ブロック]と呼ぶ。)
i−1j,Bi+1j,Bij−1,Bij+1を示す。また、図中
の枠内の記号A(=A),Ai−1,Ai+1,
Aj−1,Aj+1は、それぞれ対応する画素ブロックに
おける平均濃度値を示している。なお、平均濃度値の記
号は簡単のために添字i又はjを省略している。例えば
i−1はAi−1jを示し、Aj+1はAij+1を示
す。一つの画素ブロックは、それぞれ前記第9図に示さ
れるように(M+N)個の画素Pmnを有している。ここ
で画素ブロックの大きさ(M×N)としては通常(4×
4),(8×8),(16×16)等が用いられる。
この発明は、前述したように、対象画素ブロックBij
圧縮化画像データがたとえば平均濃度値のみで構成され
ている場合に、これを補正して対象画素ブロックBij
境界におけるブロック歪を除去しようとするものであ
る。隣接画素ブロックの画像データは、後述するように
必ずしも平均濃度値のみに圧縮されている必要はない
が、ここでは簡単のため、隣接画素ブロックの画像デー
タもすべて平均濃度値のみで構成されているものとす
る。
第3図は、主走査方向iについての濃度値の補正の原理
を示す説明図である。第3図(a)において、横軸は主
走査方向i及び対象画素ブロックBij内の画素座標mで
あり、縦軸は濃度値Dである。各画素ブロック
i−1j,Bij,Bi+1jについては、それぞれ平均濃度値
i−1,A,Ai+1が与えられている。ここでの処理
の目的は、これらの平均濃度値Ai−1,A,Ai+1
みを用いて、対象画素ブロックBijの平均濃度値A
補正し、画素ブロック相互の境界において濃度値の段差
を除去することである。
まず、補正によって得られる対象画素ブロックBij内の
濃度値分布を、次式で示される2次関数g(m)で表わ
すこととする。
g(m)=am2+bm+c ……(1) ここでg(m):濃度値分布 m:対象画素ブロックBij内の主走査方向画素座標 a,b,c:係数 2次関数g(m)の例は第3図(a)中に示されてい
る。また、図中には、2次関数g(m)に対応した階段
関数G(m)が示されている。階段関数G(m)は座標
mにおける2次関数g(m)の値を座標m+1まで保持
したものであり、次式で与えられる。
G(m)=g(m) ……(2) 但しm=0,1,…,M−1 ここで、(1)式の係数a,b,cを決定するため、次の3
つの条件C1〜C3を設定する。
C1:画素ブロックBijとBi−1jとの境界における濃度
値は、それぞれの平均濃度値の平均値に等しい。
C2:画素ブロックBijとBi+1jとの境界における濃度
値は、それぞれの濃度値の平均値に等しい。
C3:補正された濃度分布の平均値は、もとの平均濃度値
に等しい。
(1)式および(3,1)〜(3,3)式から、次の3つの式
が導かれる。
(4,1)〜(4,3)式を解くと、係数a,b,cがそれぞれA
i−1,A,Ai+1及びMの値の大きさに応じて求めら
れ、前記(1)式が特定される。例えば、M=8とする
と、(1)式は次式のように書換えられる。
対象画素ブロックBijの濃度値分布を主走査方向m及び
副走査方向nについてそれぞれ補正するために、まず、
主走査方向mについての補正値分布Δfを求める。す
なわち、主走査方向mの濃度値分布を前記(2)式で与
えられる階段関数G(m)のようにするために、平均濃
度値Aに足し合わせるものとして次式で示す補正値分
布Δfを求める。
Δf=g(m)−A ……(6) 但し、m=0,1,…,M−1 第3図(b)はこのようにして得られた補正値分布Δf
を示す図である。図において、横軸は対象画素ブロッ
クBij内の主走査方向座標m、縦軸は濃度の補正値Δf
を示す。補正値分布Δfは、第2図(b)に示すよ
うに、対象画素ブロックBijの平均濃度値Aを主走査
方向mについてのみ補正するものである。
なお、上記処理において、対象画素ブロックBijが原画
の周縁部に位置する場合には、次のように取扱う。例え
ば、第2図(a)において、対象画素ブロックBijの主
走査方向座標iが最大値imに等しいときには、隣接画素
ブロックBi+1jは存在しない。そこで、この場合に
は、仮想的な隣接画素ブロックBi+1jの平均濃度値A
i+1が対象画素ブロックBijの平均濃度値Aに等し
いとして、上記(1)式〜(6)式の処理を行なう。す
なわち、一般に、隣接する画素ブロックが無い場合に
は、対象画素ブロックの平均濃度値と同一の平均濃度値
を有する画素ブロックが隣接すると仮定して処理を行な
うのである。
次に、副走査方向nについても上記と同様な処理を行な
い、補正値分布Δfを求める。ここでは上記説明にお
いて、次のように置換えをすればよいので詳細な説明は
省略する。
座標m→n 分割数M→N 平均濃度値Ai−1、A、Ai+1 →Aj−1、A、Aj+1 補正値分布Δfは、第2図(c)に示すように、対象
画素ブロックBijの平均濃度値A(=A)を副走査
方向nについてのみ補正するものである。
これらの補正値分布Δf,Δfを当初の平均濃度値
に足し合わせることにより、最終的な修正濃度値分
布fmnが得られる。
mn=A+Δf+Δf ……(7) すなわち、第2図(d)に示されるように、主走査方向
m及び副走査方向nの双方に補正され、画素Pmn毎に異
なる濃度値を有する修正濃度値分布fmnが得られる。
このような修正濃度値分布fmnでは、対象画素ブロック
ijと隣接画素ブロックとの境界部、および対象画素ブ
ロックBijの内部において濃度値の段差が解消されてお
り、ブロック歪が除去されたものとなっている。
B.ブロック歪除去装置の構成と処理手順 次に、上述の原理を用いて圧縮化画像データのブロック
歪除去を行なうブロック歪除去装置の一実施例とその処
理手順を説明する。
第1図は、本発明の一実施例としてのブロック歪除去装
置の概略構成を示すブロック図である。図において、ブ
ロック歪除去装置1は、次に示す各手段を備えている。
外部の画像記憶装置2から圧縮化画像データDijを画
素ブロックごとに読出すブロックデータ読出手段3, 読出された圧縮化画像データDijから当該画素ブロッ
ク内の画素の濃度値の標準偏差σijを求める標準偏差算
出手段, 標準偏差σijの値に基づいて当該画素ブロックを処理
すべきか否かを判定する判定手段5, 圧縮化画像データDijから当該画素ブロック内の平均
濃度値Aを求める平均濃度値算出手段6, 隣接画素ブロックを代表する濃度値としての隣接濃度
値A を設定する隣接濃度値設定手段7, 上述の原理に従って修正濃度値分布fmnを算出する修
正濃度値算出手段8, 修正濃度値分布fmnを記憶する記憶手段9, 必要に応じて記憶手段9から修正濃度値分布fmnを外
部に読出すための読出手段10。
なお、上記隣接濃度値設定手段7は、隣接画素ブロック
の圧縮化画像データが平均濃度値のみで構成されていな
いときなどに、隣接画素ブロックを代表する隣接濃度値
を、後述する所定の処理に従って算出するための手段で
ある。
また、これらの手段は実際にはCPUやメモリを備えたマ
イクロコンピュータなどによって実現される。
B-1.基本的処理手順 第4図は、第1図に示すブロック歪除去装置1を用いて
圧縮化画像データのブロック歪の除去を行なう基本的な
処理手順の一例を示すフローチャートである。
まず、ステップS1では第1図のブロックデータ読出手段
3によって画素ブロックBijの圧縮化画像データDij
外部の画像記憶装置2から読出される。
圧縮化画像データDijは、原画の画像データに離散的コ
サイン変換やマダマール変換などの直交変換を行うこと
によって得られた係数から構成される場合や、また、直
交変換以外の何らかの方法で符号化されたデータから構
成される場合等がある。この発明では、これらを特に区
別して扱う必要はなく、どのような構成の圧縮化画像デ
ータであってもよい。
次に、ステップS2において、対象画素ブロックBijの平
均濃度値Aijが平均濃度値算出手段6により算出され、
設定される。
ステップS3では、圧縮化画像データDijから画素ブロッ
クBij内の濃度値の標準偏差σijが標準偏差算出手段4
によって計算される。標準偏差σijは、画素ブロックB
ij内の各画素の濃度値から求められるが、圧縮化画像デ
ータDijが平均濃度値Aijのみで構成されている場合に
は、σij=0となる。
標準偏差σijは判定手段5に入力され、ステップS4にお
いて0に等しいか否かが判定される。標準偏差σijが0
でない場合には、圧縮化画像データDijは平均濃度値の
みで構成されておらず、画素ブロック内の画素ごとに濃
度値gmnが与えられている。従って、前述のようなブロ
ック歪は発生していないので、ブロック歪除去処理を行
なわない。すなわち、ステップS4からステップS13に至
り、修正濃度値分布fmnがもとの濃度値分布gmnに等し
いとして、ステップS8に移行する。一方、標準偏差σij
が0の場合には、圧縮化画像データDijは平均濃度値A
ijのみで構成されているので、ステップS5〜S7のブロッ
ク歪除去処理が実行される。
ステップS5では、前記(1)式〜(6)式に従って主走
査方向mについての補正値分布Δfが算出される。ま
た、ステップS6では同様に副走査方向nについての補正
値分布Δfが算出される。そして、ステップS7では前
記(7)式に従って修正濃度値分布fmnが算出される。
これらのステップS5〜S7の処理は第1図に示す修正濃度
値算出手段8によって行なわれる。
このようにして求められた画素ブロックBij内の修正濃
度値分布fmnはステップS8で記憶手段9に記憶され、画
素ブロックBijについての処理が終了する。
ステップS9では画素ブロックBijの主走査方向座標iが
最大値im(第8図参照)に等しいか否かを判定する。i
がimに等しくない場合には、ステップS11においてi=
i+1と設定し、主走査方向iに隣接する画素ブロック
i+1jを対象としてステップS1〜S8の処理を実行す
る。
一方、ステップS9で主走査方向座標iが最大値imに等し
い場合には、ステップS10に至り、副走査方向座標iが
最大値jmに等しいか否かを判定する。jがjmに等しくな
い場合には、ステップS12において、i=1、j=j+
1と設定し、画素ブロックB1j+1を対象としてステッ
プS1〜S8の処理を実行する。ステップS10でjがjmに等
しい場合には、すべての画素ブロックBijについて処理
が終了したこととなる。
このようにして、すべての画素ブロックのすべての画素
について修正濃度値分布fmnが決定され、記憶手段9に
記憶される。この修正濃度値分布fmnは、必要に応じて
読出手段10によって外部に読出される。
B-2.隣接画素ブロックが均一化されていない場合の処理
手順 上述の処理において、隣接画素ブロックの圧縮化画像デ
ータが平均濃度値のみから構成されている(以下、単に
「均一化されている」という。)場合には、前記(1)
式〜(7)式がそのまま適用される。しかし、一般には
隣接画素ブロックは均一化されておらず、隣接画素ブロ
ック内の各画素毎に異なる濃度値を有している。このよ
うな場合を考慮して、第4図に示すステップS5は更に第
5図に示すようなステップS51〜S62から構成される。こ
れらのステップS51〜S62の処理は、均一化されていない
隣接画素ブロックについて、前記(1)式〜(7)式を
適用するために、その隣接画素ブロックを代表する1つ
の濃度値(以下、単に「隣接濃度値」と呼ぶ。)を定め
る処理を含むものである。
第5図において、ステップS51ではk=i−1と設定
し、ステップS52において隣接画素ブロックBkj(B
i−1j)の圧縮化画像データDkj(Di−1j)を読出
す。これは第1図に示すブロックデータ読出手段3によ
って行なわれる。
次に、ステップS53において、平均濃度値A(=A
i−1)が平均濃度値算出手段6によって算出される。
ステップS54では対象画素ブロックBijの平均濃度値A
と隣接画素ブロックBkjの平均濃度値Akjとの差ΔA
が所定の閾値T0と比較される。ここで、ΔAは次式
で与えられる。
ΔA=|A−A| ……(8) 閾値T0は、次に示すように、隣接画素ブロックBkjが均
一化されているか否かを判定するための閾値である。第
6図は閾値T0による判定処理を説明するための説明図で
ある。第6図(a)は、対象画素ブロックBijと主走査
方向iの隣接画素ブロックBi−1j,Bi+1jを示してい
る。但し、説明の都合上、主走査方向iが図の水平方向
にとられている。また、画素ブロックBi−1j,Bijはそ
れぞれ均一化されており、平均濃度値Ai−1,Aがそ
れぞれの画素ブロックの枠内に記されている。一方、画
素ブロックBi+1jは均一化されておらず、画素毎に濃
度値gmnが与えられている。第6図(b)はこれらの画
素ブロックの濃度値の分布を主走査方向iに沿って示し
た図である。但し、画素ブロックBi+1jについては、
第6図(a)の各画素の濃度値gmnを副走査座標nごと
に平均化した濃度値dで示している。また、第6図
(b)中には閾値T0の大きさが例示されている。
第5図のステップS54において、ΔAが閾値T0と比較
され、ΔAがT0より小さいときには特別な処理を行な
わず、ステップS55において、隣接画素ブロックBkj
平均濃度値Aがそのまま隣接濃度値A とされる。
これは、第6図(b)に示すように、ΔA(ΔA
i−1)がT0よりも小さいときには、その画素ブロック
kj(Bi−1j)が均一化されていると考えられるから
である。
一方、ΔAがT0より大きいときには隣接画素ブロック
kjは均一化されていないと考えられる。そこでこの場
合にはステップS54からステップS56に至り、第6図
(a)に示すように隣接画素ブロックBkj(Bi+1j
内の画素のうち、対象画素ブロックBijに隣接する一列
の画素についての濃度値の平均値L(Li+1)が算
出される。
次に、ステップS57でこのように求められた濃度値L
と対象画素ブロックBijの平均濃度値Aとの差ΔL
を閾値T0と再び比較する。ここで、濃度差ΔLは次式
で与えられる。
ΔL=|L−A 1| ……(9) 濃度差ΔLが閾値T0よりも小さなときには、ステップ
S57からステップS58に至り、濃度値Lが隣接濃度値A
とされる。
一方、濃度値Lが閾値T0よりも大きなときには、ステ
ップS57からステップS59に至り、対象画素ブロックBij
の平均濃度値Aが隣接濃度値A とされる。濃度値
ΔLが閾値T0より大きいとき濃度値Lを隣接濃度値
として補正を行なうと、第6図(b)に示す濃度値分布
のような濃度値分布となる。しかし、実際の対象画
素ブロックBijの濃度値分布は、第6図(b)の濃度値
分布Fよりもずっと変化が少ないはずであり、上記の
ようにすると、かえって異常な濃度値分布Fを作成し
てしまうこととなる。従って、この場合には、隣接画素
ブロックBkjの濃度値は一切用いられず、対象画素ブロ
ックBijの平均濃度値Aが隣接濃度値A とされ
る。
以上のように、ステップS54〜S59において隣接画素ブロ
ックBkjを代表する隣接濃度値A が決定される。次
に、ステップS60ではk=i+1の場合について処理が
終了したか否かを判定する。すなわち、隣接画素ブロッ
クBi+1jについて隣接濃度値A を求める処理が終
了していない場合には、ステップS61からステップS52に
至り、上述と同様の処理を行なう。そして、2つの隣接
濃度値A i−1,A i+1が求まった場合には、ステ
ップS60からステップS62に至り、前述の(1)式〜
(6)式に従って補正値分布Δfを計算する。この
際、(1)式〜(6)式において、平均濃度値
i−1,Ai+1はそれぞれ隣接濃度値A i−1,A
i+1に置換えられて計算が実行される。なお、これら
のステップS54〜S61の処理は、第1図の隣接濃度値設定
手段7によって行なわれ、また、ステップS62は修正濃
度値算出手段8によって行なわれる。
上記ステップS54及びS57において用いられている閾値T0
は、それぞれ上述の目的に対応するように経験的・実験
的に定められるものである。また、ステップS54とステ
ップS57とで同一の閾値T0を用いるとしているが、それ
ぞれ異なる閾値を設定しても良いことはいうまでもな
い。
第5図は第4図における主走査方向mの補正値分布Δf
算出のためのステップS5の詳細を示したものである
が、副走査方向nの補正値分布Δf算出のステップS6
もこれと同様なので、詳細な説明は省略する。
B-3.他の処理手順 第7図は第5図と同様の処理を行なう他の処理手順の例
を示すフローチャートである。第7図のステップS5′は
第4図および第5図のステップS5に相当する。第7図に
おいて、ステップS71では隣接画素ブロックBi−1j,B
i+1jのそれぞれの圧縮化画像データDi−1j,Di+1j
が第1図のブロックデータ読出手段3によって読出され
る。そしてステップS72においてそれぞれの平均濃度値
i−1,Ai+1が、平均濃度値算出手段6によって算
出される。
ステップS73では、隣接画素ブロックBi−1j,Bi+1j
の平均濃度値Ai−1,Ai+1のそれぞれと対象画素ブ
ロックBijの平均濃度値Aとの差ΔAi−1,ΔA
i+1が第1の閾値T1と比較される。この第1の閾値T1
は比較的小さな値であり、濃度差ΔAi−1,ΔA
i+1がともに閾値T1より小さいときは、平均濃度値A
i−1,Ai+1が平均濃度値Aとほとんど等しいとみ
なせる程度の値である。従って、この場合には対象画素
ブロックBijの境界ではブロック歪は発生していないの
で、ステップS73からステップS75に至り、補正値分布Δ
が0として処理を終了する。
濃度差ΔAi−1,ΔAi+1のうち、少なくとも1つ
が第1の閾値T1よりも大きいときには、ステップS73か
らステップS74に至り、濃度差ΔAi−1,ΔAi+1
が第2の閾値T2と比較される。第2の閾値T2は、比較的
大きな値であって、第1の閾値T1よりも大きい。濃度差
ΔAi−1,ΔAi+1が第2の閾値T2より大きいとき
には、平均濃度値Ai−1,Ai+1を用いて補正を行な
うと、先に示した第6図(b)に示す濃度分布Fのよ
うになり、かえって異常な修正濃度値分布としてしまう
おそれがある値である。従って濃度差ΔAi−1,ΔA
i+1がともに第2の閾値T2よりも大きなときには、ス
テップS74からステップS75に至り、補正値分布Δf
0として処理を終了する。
濃度差ΔAi−1,ΔAi+1のうちの少なくとも一方
が第2の閾値T2よりも小さいときにはステップS74から
ステップS76に至り、隣接濃度値A の設定が行なわ
れる。従って、ステップS73およびS74を経由してステッ
プS76以降の処理を受けるのは次のような場合である。
なお、(10,1)式ないし(10,3)式に対応する条件につ
いては、それぞれΔAi−1とΔAi+1を入換えた条
件も存在するが、これらと同様なので簡単のために省略
している。
ステップS76ではk=i−1と設定し、ステップS77にお
いて濃度差ΔA(ΔAi−1)を第2の閾値T2と比較
する。濃度差ΔAが第2の閾値T2より大きいときには
ステップS78に至り、対象画素ブロックBijの平均濃度
値Aを隣接濃度値A と設定する。これは前述のよ
うに、隣接画素ブロックBkjの平均濃度値Aを隣接濃
度値A とすると、修正濃度値分布がかえって変形し
てしまうからである。
一方、濃度差ΔAが第2の閾値T2よりも小さい場合に
は、隣接画素ブロックBkjの平均濃度値Aをそのまま
隣接濃度値A とする。
ステップS80およびS81は、もう1つの隣接画素ブロック
i+1jを処理するための手順である。
このように、ステップS78もしくはステップS79で2つの
隣接濃度値A i−1,A i+1が設定される。上記の
(10,1)〜(10,4)式に対応する条件では、隣接濃度値
i−1,A i+1がそれぞれ次のように設定され
る。
i−1=Ai−1,A i+1=A ……(11,1) A i−1=Ai−1,A i+1=Ai+1 ……(11,
2) A i−1=Ai−1,A i+1=A ……(11,3) A i−1=Ai−1,A i+1=Ai+1 ……(11,
4) すなわち、濃度差ΔA(ΔAi−1又はΔAi+1
が第2の閾値T2よりも大きな場合にのみ、対象画素ブロ
ックBijの平均濃度値Aが隣接濃度値A と設定さ
れている。ここで、濃度値ΔAが第1の閾値T1よりも
小さい場合を考慮していないのは、このときには対象画
素ブロックBijの平均濃度差Aと隣接画素ブロックB
kjの平均濃度値Aとがほとんど等しいため、平均濃度
値Aをそのまま隣接濃度値A としても問題がない
からである。
ステップS82ではこのように設定された2つの隣接濃度
値A i−1,A i+1を用いて、補正値分布Δf
計算される。この際、(1)式〜(6)式において、平
均濃度値Ai−1,Ai+1はそれぞれ隣接濃度値A
i−1,A i+1に置換えられて計算が実行される。な
お、これらのステップS73〜S81の処理は第1図の隣接濃
度値設定手段7によって行なわれ、またステップS82は
修正濃度値算出手段8によって行なわれる。
以上のステップS71〜S82による処理では、対象画素ブロ
ックの平均濃度値Aと隣接画素ブロックの平均濃度値
のみに基づいてブロック歪が除去されており、第5
図に示すステップS51〜S62による処理に比べて処理が容
易である。また、圧縮化画像データが平均濃度値のみで
構成されている場合にもブロック歪の除去処理が容易に
できるという利点がある。
副走査方向nの補正値分布Δfの算出もこれと同様に
行なわれるが、詳細な説明は省略する。
D.変形例 以上、この発明の一実施例について説明したが、この発
明は上記実施例に限定されるものではなく、たとえば次
のような変形も可能である。
上記実施例では、標準偏差σijおよび平均濃度値Aij
は圧縮化画像データDijから算出されるものとしたが、
これらのデータσij,Aijがあらかじめ求められて圧縮化
画像データDijの一部を構成していてもよい。この場合
には、第1図の標準偏差算出手段4と平均濃度値算出手
段6が無くてもよい。
第4図に示す処理手順においては、ステップS4におい
て対象画素ブロックBijの標準偏差σijが0のときにの
みステップS5〜S7のブロック歪除去処理を行なうことと
していた。しかし、標準偏差σijを所定の閾値σと比
較し、σijがσより小さなときにはステップS5〜S7の
ブロック歪除去処理を行なうものとしてもよい。ここで
閾値σは、標準偏差σijがその値より小さいときに
は、対象画素ブロックBij内の濃度分布がほぼ均一とし
て処理されていることを判定するための値であり、経験
的・実験的に決定されるものである。
隣接濃度値A の設定は、対象画素ブロックBij
平均濃度値A(=A)と、隣接画素ブロックB
kj(k=i−1又はi+1)の平均濃度値Aとの差Δ
等に基づいて行なっていた。しかし、隣接濃度値A
は、隣接画素ブロックBijの他の圧縮化画像データ
kjを用いて求められるものであってもよい。すなわ
ち、隣接濃度値A は、対象画素ブロックBijの平均
濃度値Aと隣接画素ブロックBkjの圧縮化画像データ
kjとに基づいて、隣接画素ブロックBkjを代表する濃
度値として設定されるものであればよい。
補正値分布Δfは、平均濃度値Aおよび隣接濃度
値A を用いて決定される係数a,b,cで特定され、主
走査方向画素座標mを変数とする2次関数で表わされる
としていた。しかし、補正値分布Δfの関数形は2次
関数に限らず、一次関数その他の種々の関数形が適用可
能であり、関数形に応じて係数の決定条件も(4,1)〜
(4,3)式と異なる条件が設定される。また、同一の関
数形であってもその係数の決定条件は一つに限られず、
種々の変形が可能である。すなわち、濃度補正値分布
は、対象画素ブロック内の画素座標を変数とし、平均濃
度値と隣接濃度値とに基づいて決定される係数を有する
関数によって算出されるものであればよい。
補正値分布Δfは、(7)式のように平均濃度値A
との和をとることによって修正濃度値分布fmnを得る
ものとした。しかし、補正値分布は、平均濃度値との乗
算や除算等の他の演算によって修正濃度値分布を求める
ものとしてもよい。その場合には、前記(7)式の演算
をこれに応じて変更することは、言うまでもない。
上記実施例では、1つの画素ブロックBijについて、
主走査方向mの補正値分布Δfと副走査方向nの補正
値分布Δfを求め、対象画素ブロックBijの修正濃度
値分布fmnを求めた後に次の画素ブロックの処理を行っ
ていた。しかし、この手順に限らず、まずすべての画素
ブロックについて主走査方向mの補正値分布Δfを順
次求め、次にすべての画素ブロックについて副走査方向
nの補正値分布Δfを順次求めた後、修正濃度値分布
mnを画素ブロック毎に求めるようにしてもよい。
(発明の効果) 以上説明したように、この発明によれば、圧縮化画像デ
ータのみに基づいて画素ブロック境界のブロック歪を除
去するので、圧縮化画像データのデータ圧縮率を低下さ
せることなく、容易にブロック歪を除去できるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すブロック歪除去装置
のブロック図、 第2図および第3図はこの発明の原理の適用例を示す説
明図、 第4図および第5図はこの発明の一実施例による処理手
順を示すフローチャート、 第6図はこの発明の一実施例による処理の説明図、 第7図はこの発明の他の実施例による処理手順を示すフ
ローチャート、 第8図は原画のブロック化を示す説明図、 第9図は画素ブロック内の画素配列を示す説明図、 第10図は従来の技術によるブロック歪の発生を示す説明
図である。 A,Ai−1,Ai+1,A……平均濃度値、 A i−1,A i+1,A ……隣接濃度値、 Bij……画素ブロック、 P,Pmn……画素、 20……原画

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像を分割する複数の画素ブロックのそれ
    ぞれについて、あらかじめ求められた圧縮化画像データ
    を入力とし、前記圧縮化画像データによる復元画像にお
    いて前記画素ブロック相互の境界に発生する濃度値段差
    であるブロック歪を除去するためのブロック歪除去装置
    であって、 前記画素ブロック内に存在する複数の画素の濃度値の標
    準偏差に基づいて、当該画素ブロックをブロック歪除去
    処理を行なう対象画素ブロックとすべきか否かをを判定
    する判定手段と、 前記対象画素ブロックのブロック歪除去処理を行なうに
    際して、当該対象画素ブロックに隣接する隣接画素ブロ
    ックのそれぞれについて、当該隣接画素ブロックの圧縮
    化画像データと当該対象画素ブロックの平均濃度値とに
    基づいて、当該隣接画素ブロックを代表する濃度値とし
    ての隣接濃度値を設定する隣接濃度値設定手段と、 当該対象画素ブロック内の画素座標を変数とし、前記平
    均濃度値と前記隣接濃度値とに基づいて決定される係数
    を有する関数によって、当該対象画素ブロック内の修正
    濃度値分布を求める修正濃度値分布算出手段とを備える
    ことを特徴とする圧縮化画像データのブロック歪除去装
    置。
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