JP5003055B2 - 消費電力削減装置、表示装置、画像処理装置、消費電力削減方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

消費電力削減装置、表示装置、画像処理装置、消費電力削減方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

この明細書で説明する発明は、ブロック符号化されて伝送又は録画される映像信号を復号化して表示する表示装置において消費される電力の削減技術に関する。
なお、発明者らが提案する発明は、消費電力削減装置、表示装置、画像処理装置、消費電力削減方法及びコンピュータプログラムとしての側面を有する。
今日、様々な表示装置が開発されている。例えば液晶表示装置、プラズマ表示装置、有機EL表示装置、フィールドエミッション表示装置、プロジェクタ装置(投写型及び背面型を含む。)その他の表示装置が開発されている。いずれの表示装置の場合にも、消費電力の更なる削減が検討されており、様々な技術が従来より提案されている。
特開2003−134418号公報 特開2002−351389号公報 これらの特許文献には、平均輝度が低い表示画面ではピーク輝度を高くし、平均輝度が高い表示画面ではピーク輝度を低くする手法が開示されている。
ところが、入力映像信号に依存してピーク輝度を制御する方法は、表示装置で消費される電力を確実に低下できるとは限らない。
そこで発明者らは、(A)入力映像信号を蓄積するフレームメモリと、(B)フレームメモリに蓄積された入力映像信号を符号化ブロック単位に分割するエリア分割部と、(C)各符号化ブロックに対応する入力映像信号の標準偏差値を算出する標準偏差算出部と、(D)標準偏差値が閾値未満の場合、対応する符号化ブロックをブロックノイズ領域と判定するブロックノイズ領域判定部と、(E)非ブロックノイズ領域と判定された符号化ブロックの入力映像信号については入力時のまま出力する一方で、ブロックノイズ領域と判定された符号化ブロックの入力映像信号については、当該入力映像信号に比して階調値の小さい単階調信号に置換して出力する映像信号出力部とを搭載する消費電力削減装置を提案する。
この消費電力削減装置は、ブロックノイズ領域を検出し、対応する符号化ブロック部分の表示を単色ベタ画面に置換する。勿論、置換処理により、対応領域の画質は低下する。
しかし、単階調信号の階調値は置換対象とする入力映像信号の階調値よりも小さいので、画像の表示に伴い消費される電力を確実に低減することができる。
発明者らの提案する技術手法によれば、符号化時や復号化時に出現するブロックノイズを積極的に利用して表示画像を単純化することができ(該当領域の全黒表示も含む。)、該当画像の表示に際して消費される電力を確実に低減することができる。
以下、発明に係る消費電力の低減技術を説明する。
なお、本明細書で特に図示又は記載されない部分には、当該技術分野の周知又は公知技術を適用する。
また以下に説明する形態例は、発明の一つの形態例であって、これらに限定されるものではない。
(A)形態例
(A−1)消費電力削減装置の機能構成
図1に、消費電力削減装置1の機能構成例を示す。消費電力削減装置1は、フレームメモリ3、エリア分割部5、ノイズ領域判定部7及び映像信号出力部9で構成される。
フレームメモリ3は、ブロックノイズの判定処理用に1フレーム分の入力映像信号を蓄積する記憶領域又は記憶デバイスである。この形態例の場合、物理的な記憶媒体には、半導体メモリを使用する。
なお、この形態例における入力映像信号は、リアルタイムで受信される放送波やストリーミング信号を復号化した信号を想定する。また、ここでの入力映像信号は、所定のフォーマットで圧縮符号化されたディジタル信号であるものとする。例えばMPEG(Moving Picture Experts Group)フォーマットやJPEG(Joint Photographic Experts
Group)フォーマットを想定する。
エリア分割部5は、フレームメモリ3から入力映像信号を読み出して符号化ブロック単位に分割する処理デバイスである。ここでの分割サイズは、符号化時のブロックサイズに一致する。すなわち、分割サイズは、入力映像信号の符号化フォーマットに依存する。
現在多く用いられている圧縮符号化方式では、8×8画素又は16×16画素のブロック単位で符号化される。図2に、水平方向及び垂直方向のそれぞれが8画素で構成される符号化ブロックの例を示す。
ノイズ領域判定部7は、ブロックノイズとして認識される符号化ブロックの出現を判定する処理デバイスである。この形態例の場合、ノイズ領域判定部7は、平均値算出部71、標準偏差算出部73及びブロックノイズ領域判定部75で構成する。なお、ブロックノイズとは、画像の一部分がモザイク状に見える現象をいう。
高効率符号化方式では、一般に高い周波数成分を省略することで圧縮効率を高める手法が用いられる。代表例に、離散コサイン変換(DCT)がある。勿論、情報量に対して圧縮率が適切であればブロックノイズは知覚されずに済む。しかし、情報量や伝送帯域の制限等の関係でブロックノイズが出現することがある。
平均値算出部71は、各符号化ブロックの平均階調値を算出する処理デバイスである。この形態例の場合、平均値算出部71は、符号化ブロックを構成する64個の画素値(階調値)の平均値を算出する。算出された平均階調値は、標準偏差算出部73とブロックノイズ領域判定部75に出力される。
標準偏差算出部73は、各符号化ブロックの標準偏差値を算出する処理デバイスである。標準偏差値の算出自体は既知であるので詳細は省略するが、次式のような演算を実行する。
標準偏差値=√{(Σ(画素階調n−平均階調値)2 /64}
なお、画素階調n は、符号化ブロックを構成する64個の画素のうちの一つの画素の階調値を意味する。演算子Σは、画素階調値と平均階調値との差分値の二乗値を画素数分(64個)加算することを意味する。勿論、分母の“64”は、符号化ブロックを構成する画素数を意味する。
ブロックノイズ領域判定部75は、算出された平均階調値と標準偏差値とに基づいて、対応する符号化ブロックがブロックノイズ領域であるか非ブロックノイズ領域であるかを判定する処理デバイスである。
この形態例の場合、ブロックノイズ領域は、算出された平均階調値が判定しきい値(平均値用)より低く、かつ、算出された標準偏差値が判定しきい値(標準偏差用)より小さい場合として定義する。すなわち、符号化ブロックが全体的に暗く、かつ、領域全体が一様な画像の場合にブロックノイズ領域と判定する。
従って、この形態例の場合には、平均階調値が小さくても標準偏差値が大きい場合や標準偏差値が小さくても平均階調値が大きい場合には、非ブロックノイズ領域と判定する。
この判定に使用する2つの判定しきい値は、ブロックノイズ領域判定部75に外部より与えられるものとする。もっとも、判定しきい値を内蔵することも可能である。
映像信号出力部9は、判定結果に基づいて出力する映像信号を符号化ブロック単位で切り替え制御する処理デバイスである。この形態例の場合、映像信号出力部9は、消費電力制御部91とフレームメモリ93で構成される。
消費電力制御部91は、非ブロックノイズ領域と判定された符号化ブロックについては入力映像信号の出力を指示し、ブロックノイズ領域と判定された符号化ブロックについては、入力映像信号に比して階調値の小さい単階調信号に置換する処理デバイスである。
この形態例の場合、フレームメモリ93に蓄積された入力映像信号のうちブロックノイズ領域と判定された符号化ブロック部分が黒レベル(階調値0)データに置換される。これにより、ブロックノイズ領域は黒色ベタ画面に変換される。
フレームメモリ93は、ブロックノイズが判定処理されている間、1〜数フレーム分の入力映像信号を蓄積する記憶領域又は記憶デバイスである。この形態例の場合、物理的な記憶媒体には、半導体メモリを使用する。
なお、このフレームメモリ93から読み出された映像信号(ブロックノイズが含まれる場合には符号化ブロック単位で置換された黒レベルデータを含む。)が表示装置111に出力される。この形態例の場合、表示装置111には、自発光表示装置である有機EL表示装置を適用する。
(A−2)消費電力の削減動作
以下、具体的な表示画面を用い、消費電力削減装置1の処理動作を説明する。
ここでは、図3に示す画像に対応する入力映像信号が消費電力削減装置1に入力された場合を想定する。
なお、図3は作図の観点からブロックノイズを強調して表しているが、実際の輝度差はごくわずかである。
また、図3の場合、個々の符号化ブロックを正方形領域で表している。なお、図3は画面全体が水平方向に18個の符号化ブロックと垂直方向に13個の符号化ブロックとで構成される場合の表示例である。
図3の場合、画面全体にブロックノイズが現れている。従って、ブロックノイズ領域判定部75は、これらブロックノイズ領域を判定し、黒レベルデータに置換する動作を実行する。ただし、文字列が表示される画面中央だけは標準偏差値が判定しきい値以上になり、非ブロックノイズ領域と判定される。
図4が、消費電力削減装置1から出力される表示画面例である。図4に示すように、文字列が存在する画面中央を除く全ての領域が黒画面に変換される。すなわち、消灯制御される。
図3と図4を比較して分かるように、ブロックノイズ領域部分の画像情報は消費電力削減処理により完全に失われる。しかし、この画像情報は、入力時のまま表示してもブロックノイズとして知覚されるのであるから問題はない。
また、ブロックノイズ領域の消灯制御により、有機EL素子には電流が流れない。すなわち、同領域部分の発光に伴い消費される電力を非ブロックノイズ領域部分だけに削減することができる。消灯制御されるブロックノイズ領域の数が多いほど、消費電力の削減効果は大きくなる。
また、非ブロックノイズ領域と判定された符号化ブロック(64画素分)には、一律に黒レベル(階調値0)が書き込まれる。このため、対応画素に対する階調値を書き込む際に消費される電力も削減できる。
(B)他の形態例
(B−1)消費電力削減装置の他の構成例
前述の形態例においては、平均階調値と標準偏差値を判定基準に用い、判定対象とする符号化ブロックがブロックノイズ領域か否かを判定する場合について説明した。しかし、他の実現方法も考えられる。
(a)変形例1
例えば標準偏差値だけを基準に判定対象とする符号化ブロックがブロックノイズ領域か否かを判定しても良い。
図5に、消費電力削減装置121の機能構成例を示す。なお、図5は、図1との対応部分に同一符号を付して現している。
消費電力削減装置121は、フレームメモリ3、エリア分割部5、ノイズ領域判定部123及び映像信号出力部9で構成される。
ノイズ領域判定部123を構成する処理デバイス自体は、図1に示すノズル領域判定部7と同じである。ただし、図5の場合、平均値算出部71で算出された平均階調値は、標準偏差値算出部73にのみ供給される。
従って、ブロックノイズ領域判定部125は、算出された平均階調値のみに基づいて、対応する符号化ブロックがブロックノイズ領域であるか非ブロックノイズ領域であるかを判定する。この場合、平均階調値の情報が無視される。このため、標準偏差値が小さい符号化ブロックは、全てブロックノイズ領域と判定される。
従って、標準階調値だけを判定基準とする場合には、明るい画面部分も含めて黒画面に変換される。結果的に、消費電力の削減効果を更に高めることができる。
(b)変形例2
例えばブロックノズル領域と判定された各符号化ブロックを、同符号化ブロックについて算出された平均階調値より標準偏差値だけ小さい値以下の値に設定しても良い。
図6に、消費電力削減装置131の機能構成例を示す。なお、図6は、図1との対応部分に同一符号を付して示す。
消費電力削減装置131は、フレームメモリ3、エリア分割部5、ノイズ領域判定部133及び映像信号出力部141で構成される。
ノイズ領域判定部133を構成する処理デバイス自体は、図1に示すノズル領域判定部7と同じである。ただし、図6の場合、ブロックノイズ領域判定部135は、ブロックノイズ領域と判定された符号化ブロックの平均階調値より標準偏差値を減算した値を置換値として映像信号出力部141(消費電力制御部143)に供給する。
消費電力制御部143は、ブロックノイズ領域に対応する符号化ブロックを各符号化ブロックを構成する入力映像信号に基づいて算出された非0(ゼロ)の単一階調値に置換制御する。
結果的に、表示装置の画面上には入力映像信号をそのまま表示する場合に比して同領域の濃度を薄くしたような低輝度画像に変換される。この削減動作の実行により、符号化ブロック間の輝度差は縮小し、その分だけブロックノイズが知覚され難くなる。また、消費電力も入力映像信号をそのまま表示する場合に比して低下できる。
(c)変形例3
例えばブロックノズル領域と判定された全ての符号化ブロックの平均階調値より標準偏差値だけ小さい値以下に設定しても良い。すなわち、ブロックノイズ領域と判定された全ての符号化ブロックを非黒レベルの単一階調値に設定しても良い。この点が、変形例2との違いである。
図7に、消費電力削減装置151の機能構成例を示す。なお、図7は、図1との対応部分に同一符号を付して示す。
消費電力削減装置151は、フレームメモリ3、エリア分割部5、ノイズ領域判定部7、平均値算出部153、標準偏差算出部155及び映像信号出力部161で構成される。
この変形例に新規の構成は、平均値算出部153、標準偏差算出部155及び映像信号出力部161の3つである。
平均値算出部153は、ブロックノイズ領域と判定された全ての符号化ブロックの平均階調値を算出する処理デバイスである。
標準偏差算出部155は、ブロックノイズ領域と判定された全ての符号化ブロックの標準階調値を算出する処理デバイスである。
消費電力制御部163は、ブロックノイズ領域と判定された領域で置換する階調値の算出(非ゼロ)と算出された値による入力映像信号の置換処理を実行する処理デバイスである。
この変形例の場合、図8に示すように、ブロックノイズ領域と判定された全ての符号化ブロックを画面全体で同じ階調値に変換される。結果的に、ブロックノイズを消すと同時に、消費電力も入力映像信号をそのまま表示する場合に比して低下できる。
(B−2)実装例
ここでは、前述した消費電力削減装置の電子機器への実装例を説明する。
(a)自発光表示装置への実装
前述した消費電力削減装置は、図9に示すように、表示装置171に実装することもできる。
図9に示す表示装置171は、表示デバイス173と消費電力削減装置175を搭載する。
なお、消費電力削減装置175は小規模回路にて実現できる。このため、消費電力削減装置175は、表示デバイス173に実装されるIC(integrated circuit)等の一部に格納することもできる。
例えば図10に示すデバイス構造の表示デバイス173の場合、消費電力削減装置175は、タイミングジェネレータ181の一部分に実装することができる。
このように、既存の処理回路の一部に実装すれば、レイアウト変更や実装空間の変更を必要としない。従って、製造コストの面でも効果的である。
なお、図10に示す表示デバイス173は、タイミングジェネレータ181、データドライバ183、スキャンドライバ185及び表示パネル187で構成される。
タイミングジェネレータ181は、映像信号に含まれるタイミング信号に基づいて画面表示に必要な各種のタイミング信号を発生する処理デバイスである。例えば書き込みパルス等を発生する。
データドライバ183は、表示パネル187のデータ線を駆動する回路デバイスである。データドライバ183は、各画素の発光輝度を指定する階調値をアナログ電圧値に変換し、データ線に供給する動作を実行する。ここでの階調値が消費電力削減装置175で処理された後の階調値である。
スキャンドライバ185は、階調値を書き込む水平ラインを線順次に選択する回路デバイスである。この選択信号が前述した書き込みパルスとして、表示パネル187に出力される。
表示パネル187は、自発光素子を発光面にマトリクス状に配置した周知の表示デバイスである。
(b)画像処理装置
前述した消費電力削減装置は、図11に示すように、表示装置191に映像信号を供給する外部装置としての画像処理装置201に実装することもできる。
図11に示す画像処理装置201は、画像処理部203と消費電力削減装置205で構成される。なお、画像処理部203の処理内容は、画像処理装置201で実行されるアプリケーションに依存する。
なお、この画像処理装置201は、表示装置191に直接接続する場合だけでなく、図12に示すように送信装置211に接続したり、図13に示すように記録装置221に接続しても良い。
ここで、送信装置211は、伝送規格に応じた信号形態で映像信号を伝送路に送信する機能を実現する。また、記録装置221は、記録規格に応じた信号形態で営造し号を記録媒体に記憶する機能を実現する。
すなわち、映像信号の符号化直後にブロックノイズ領域が検出された場合、当該領域に対応する符号化ブロックの階調値を事前に低下しておくことにより、受信装置や再生装置で再生された映像信号が表示装置に表示される際に消費される電力の低下を実現できる。
(c)電子機器
前述した消費電力削減装置は、自発光表示装置を搭載する各種の電子機器に搭載することができる。なお、ここでの電子機器は、可搬型であるか据え置き型かを問わない。また、自発光表示装置は必ずしも電子機器に搭載しなくても良い。
(c1)消費電力削減装置
消費電力削減装置は、放送波受信装置に搭載することができる。
図14に、放送波受信装置の機能構成例を示す。放送波受信装置231は、表示パネル233、システム制御部235、操作部237、記憶媒体239、電源241及びチューナー243を主要な構成デバイスとする。
なお、システム制御部235は、例えばマイクロプロセッサで構成される。システム制御部235は、システム全体の動作を制御する。操作部237は、機械式の操作子の他、グラフィックユーザーインターフェースも含む。
記憶媒体239は、表示パネル233に表示する画像や映像に対応するデータの他、ファームウェアやアプリケーションプログラムの格納領域として用いられる。電源241は、放送波受信装置231が可搬型の場合にはバッテリー電源を使用する。勿論、放送波受信装置231が据え置き型の場合には商用電源を使用する。
チューナー243は、到来する放送波の中からユーザーの選局した特定チャネルの放送波を選択的に受信する装置である。
この放送波受信装置の構成は、例えばテレビジョン番組受信機、ラジオ番組受信機に適用する場合に用いることができる。
(c2)通信装置
図15は、通信装置に適用する場合の機能構成例である。通信装置251は、表示パネル253、システム制御部255、操作部257、記憶媒体259、電源261及び通信部263を主要な構成デバイスとする。
なお、システム制御部255は、例えばマイクロプロセッサで構成される。システム制御部255は、システム全体の動作を制御する。操作部257は、機械式の操作子の他、グラフィックユーザーインターフェースも含む。
記憶媒体259は、表示パネル253に表示する画像や映像に対応するデータファイルの他、ファームウェアやアプリケーションプログラムの格納領域として用いられる。電源261は、通信装置251が可搬型の場合にはバッテリー電源を使用する。勿論、通信装置251が据え置き型の場合には商用電源を使用する。
通信部263は、他機との間でデータを送受信する無線装置である。この通信装置の構成は、例えば据え置き型の電話機や携帯電話機に適用する場合に用いることができる。
(c3)撮像装置
図16は、撮像装置に適用する場合の機能構成例である。撮像装置271は、表示パネル273、システム制御部275、操作部277、記憶媒体279、電源281及び撮像部283を主要な構成デバイスとする。
なお、システム制御部275は、例えばマイクロプロセッサで構成される。システム制御部275は、システム全体の動作を制御する。操作部277は、機械式の操作子の他、グラフィックユーザーインターフェースも含む。
記憶媒体279は、表示パネル273に表示する画像や映像に対応するデータファイルの他、ファームウェアやアプリケーションプログラムの格納領域として用いられる。電源281は、撮像装置271が可搬型の場合にはバッテリー電源を使用する。勿論、撮像装置271が据え置き型の場合には商用電源を使用する。
撮像部283は、例えばCMOSセンサーとその出力信号を処理する信号処理部で構成する。この撮像装置の構成は、例えばデジタルカメラ、ビデオカメラ等に適用する場合に用いることができる。
(c4)情報処理装置
図17は、携帯型の情報処理装置に適用する場合の機能構成例である。情報処理装置291は、表示パネル293、システム制御部295、操作部297、記憶媒体299及び電源301を主要な構成デバイスとする。
なお、システム制御部295は、例えばマイクロプロセッサで構成される。システム制御部295は、システム全体の動作を制御する。操作部297は、機械式の操作子の他、グラフィックユーザーインターフェースも含む。
記憶媒体299は、表示パネル293に表示する画像や映像に対応するデータファイルの他、ファームウェアやアプリケーションプログラムの格納領域として用いられる。電源301は、情報処理装置291が可搬型の場合にはバッテリー電源を使用する。勿論、情報処理装置291が据え置き型の場合には商用電源を使用する。
この情報処理装置の構成は、例えばゲーム機、電子ブック、電子辞書、コンピュータ等に適用する場合に用いることができる。
(B−3)表示装置
前述の形態例では、表示デバイスが自発光表示装置の一つである有機EL表示素子であるものとして説明した。
ここでの表示装置には、その他の自発光表示装置である無機ELディスプレイ装置、FEDディスプレイ装置、PDPディスプレイ装置だけでなく、非自発光表示装置である液晶表示装置、プロジェクタ装置にも適用できる。
なお、非自発光表示装置の場合、発光素子の発光量の低下に伴う消費電力の削減効果は期待できないが、少なくともブロックノイズ領域の各画素に画素データを書き込む際の消費電力を削減することができる。
(B−4)コンピュータプログラム
前述の形態例で説明した消費電力削減装置は、処理機能の全てをハードウェア又はソフトウェアで実現するだけでなく、ハードウェアとソフトウェアの機能分担により実現することもできる。
(B−5)その他
前述した形態例には、発明の趣旨の範囲内で様々な変形例が考えられる。また、本明細書の記載に基づいて創作される又は組み合わせられる各種の変形例及び応用例も考えられる。
消費電力削減装置の機能構成例を示す図である。 符号化ブロック例を示す図である。 消費電力の削減処理前の表示画面例を示す図である。 消費電力の削減処理後の表示画面例を示す図である。 消費電力削減装置の他の機能構成例を示す図である。 消費電力削減装置の他の機能構成例を示す図である。 消費電力削減装置の他の機能構成例を示す図である。 消費電力の削減処理後の表示画面例を示す図である。 消費電力削減装置の実装例を説明する図である。 表示デバイスのデバイス構造例を説明する図である。 消費電力削減装置の実装例を説明する図である。 消費電力削減装置の実装例を説明する図である。 消費電力削減装置の実装例を説明する図である。 消費電力削減装置の電子機器への搭載例を説明する図である。 消費電力削減装置の電子機器への搭載例を説明する図である。 消費電力削減装置の電子機器への搭載例を説明する図である。 消費電力削減装置の電子機器への搭載例を説明する図である。
符号の説明
1 消費電力削減装置
3 フレームメモリ
5 エリア分割部
7 ノイズ領域判定部
71 平均値算出部
73 標準値算出部
75 ブロックノイズ領域判定部
9 映像信号出力部
91 消費電力制御部
93 フレームメモリ
111 表示装置

Claims (12)

  1. 入力映像信号を蓄積するフレームメモリと、
    前記フレームメモリに蓄積された入力映像信号を符号化ブロック単位に分割するエリア分割部と、
    各符号化ブロックに対応する入力映像信号の標準偏差値を算出する標準偏差算出部と、 前記標準偏差値が閾値未満の場合、対応する符号化ブロックをブロックノイズ領域と判定するブロックノイズ領域判定部と、
    非ブロックノイズ領域と判定された符号化ブロックの入力映像信号については入力時のまま出力する一方で、ブロックノイズ領域と判定された符号化ブロックの入力映像信号については、当該入力映像信号に比して階調値の小さい単階調信号に置換して出力する映像信号出力部とを有する消費電力削減装置。
  2. 請求項1に記載の消費電力削減装置において、
    前記単階調信号は、ブロックノイズ領域と判定された符号化ブロックの全てに共通する値として設定される消費電力削減装置。
  3. 請求項2に記載の消費電力削減装置において、
    前記共通する値は、黒レベルを与える階調値である消費電力削減装置。
  4. 請求項2に記載の消費電力削減装置において、
    前記共通する値は、ブロックノイズ領域と判定された各符号化ブロックの平均階調値より各符号化ブロックの標準偏差値だけそれぞれ小さい値以下に設定される消費電力削減装置。
  5. 請求項2に記載の消費電力削減装置において、
    前記共通する値は、ブロックノイズ領域と判定された全ての符号化ブロックの平均階調値より当該符号化ブロック全体の標準偏差値だけ小さい値以下に設定される消費電力削減装置。
  6. 請求項1に記載の消費電力削減装置は、
    各符号化ブロックに対応する入力映像信号の平均階調値を算出する平均値算出部を有し、
    前記ブロックノイズ領域判定部は、前記平均階調値が閾値未満かつ前記標準偏差値が閾値未満の場合に、対応する符号化ブロックをブロックノイズ領域と判定する消費電力削減装置。
  7. 請求項1に記載の消費電力削減装置において、
    前記入力映像信号は、実時間伝送される放送波信号又はストリーミング信号である消費電力削減装置。
  8. 請求項1に記載の消費電力削減装置において、
    前記入力映像信号は、記録媒体の再生映像信号である消費電力削減装置。
  9. 入力映像信号を蓄積するフレームメモリと、
    前記フレームメモリに蓄積された入力映像信号を符号化ブロック単位に分割するエリア分割部と、
    各符号化ブロックに対応する入力映像信号の標準偏差値を算出する標準偏差算出部と、
    前記標準偏差値が閾値未満の場合、対応する符号化ブロックをブロックノイズ領域と判定するブロックノイズ領域判定部と、
    非ブロックノイズ領域と判定された符号化ブロックの入力映像信号については入力時のまま出力する一方で、ブロックノイズ領域と判定された符号化ブロックの入力映像信号については、当該入力映像信号に比して階調値の小さい単階調信号に置換して出力する映像信号出力部と、
    前記映像信号出力部より入力映像信号又は単階調信号が供給される表示デバイスとを有する表示装置。
  10. 入力映像信号を蓄積するフレームメモリと、
    前記フレームメモリに蓄積された入力映像信号を符号化ブロック単位に分割するエリア分割部と、
    各符号化ブロックに対応する入力映像信号の標準偏差値を算出する標準偏差算出部と、
    前記標準偏差値が閾値未満の場合、対応する符号化ブロックをブロックノイズ領域と判定するブロックノイズ領域判定部と、
    非ブロックノイズ領域と判定された符号化ブロックの入力映像信号については入力時のまま出力する一方で、ブロックノイズ領域と判定された符号化ブロックの入力映像信号については、当該入力映像信号に比して階調値の小さい単階調信号に置換して出力する映像信号出力部とを有する画像処理装置。
  11. フレームメモリに蓄積された入力映像信号を符号化ブロック単位に分割する処理と、
    各符号化ブロックに対応する入力映像信号の標準偏差値を算出する処理と、
    前記標準偏差値が閾値未満の場合、対応する符号化ブロックをブロックノイズ領域と判定する処理と、
    非ブロックノイズ領域と判定された符号化ブロックの入力映像信号については入力時のまま出力する処理と、
    ブロックノイズ領域と判定された符号化ブロックの入力映像信号については、当該入力映像信号に比して階調値の小さい単階調信号に置換して出力する処理とを有する消費電力削減方法。
  12. コンピュータに、
    フレームメモリに蓄積された入力映像信号を符号化ブロック単位に分割する処理と、
    各符号化ブロックに対応する入力映像信号の標準偏差値を算出する処理と、
    前記標準偏差値が閾値未満の場合、対応する符号化ブロックをブロックノイズ領域と判定する処理と、
    非ブロックノイズ領域と判定された符号化ブロックの入力映像信号については入力時のまま出力する処理と、
    ブロックノイズ領域と判定された符号化ブロックの入力映像信号については、当該入力映像信号に比して階調値の小さい単階調信号に置換して出力する処理とを実行させるコンピュータプログラム。
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