JPH068317U - 昇降台の荷崩れ検出装置 - Google Patents

昇降台の荷崩れ検出装置

Info

Publication number
JPH068317U
JPH068317U JP5288392U JP5288392U JPH068317U JP H068317 U JPH068317 U JP H068317U JP 5288392 U JP5288392 U JP 5288392U JP 5288392 U JP5288392 U JP 5288392U JP H068317 U JPH068317 U JP H068317U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
load
lifting platform
load collapse
spring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5288392U
Other languages
English (en)
Inventor
佳史 新實
Original Assignee
村田機械株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 村田機械株式会社 filed Critical 村田機械株式会社
Priority to JP5288392U priority Critical patent/JPH068317U/ja
Publication of JPH068317U publication Critical patent/JPH068317U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 検出ワイヤが切れたり外れたりした場合に、
異常状態を検出し、また検出ワイヤが切れることを防止
する。 【構成】 昇降台11に載置される荷Wを囲むように荷
崩れ検出ワイヤ19を張設する。ワイヤ19の端部にス
プリング22を接続する。ワイヤ19に取り付けたドッ
グ21と、リミットスイッチ23とにより、スプリング
22の伸張方向および収縮方向の両方向のワイヤ19の
変位を検出する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はスタッカクレーンの昇降台に設けられ、この昇降台上の荷崩れを検出 する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、スタッカクレーンによって荷を搬送し、ユニット式ラックへの荷の入出 庫を行なうように構成された自動倉庫が知られている。スタッカクレーンには昇 降台が設けられられており、荷は昇降台上に載置されて搬送される。この昇降台 において荷崩れが発生していると、荷が所定の収容位置に正確に収容されなかっ たり、昇降台の正常な作動を妨げたりするおそれがある。そこで、図3に示すよ うに昇降台31には、荷崩れ検出ワイヤ32がプーリ39に巻回され、荷Wの外 周を囲むように張設されており、荷Wが位置ずれを起こしてワイヤ32に干渉す ると、ワイヤ32がリミットスイッチ33を作動させて、スタッカクレーンが自 動的に停止するようになっている。
【0003】 リミットスイッチ33を収容するケーシング34には、レバー35がピン36 によって回動自在に支持されている。ケーシング34に設けられたアジャストボ ルト37とレバー35の一端部との間にはバネ38が設けられており、これによ りレバー35は、図3において反時計回りに付勢され、他端部がリミットスイッ チ33の接片に常時当接する。レバー35の一端部には荷崩れ検出ワイヤ32の 端部が連結されている。したがって、荷崩れ検出ワイヤ32に荷Wが干渉し、ワ イヤ32が引っ張られると、レバー35はバネ38を圧縮させて回動し、これに よりリミットスイッチ34が作動されて荷崩れが検出される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来、ワイヤ32が大きく引っ張られると、レバー35の動きが規制されてい るため、ワイヤ32が切断するおそれがあった。またワイヤ32が切れたり、あ るいはプーリ39から外れたりした場合、レバー35はバネ38によって元の位 置に戻されるので、スイッチ34は作動せず、異常事態を検出できないという問 題があった。
【0005】 本考案は、荷崩れによっても検出ワイヤが切れることなく、しかも検出ワイヤ が切れたり外れたりした場合でも、それを検出できる装置を提供することを目的 としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る昇降台の荷崩れ検出装置は、スタッカクレーンの昇降台に載置さ れる荷を囲むように張設されたワイヤと、このワイヤに連結され、ワイヤに張力 を付与する弾性部材と、この弾性部材の伸張方向および収縮方向のワイヤの変位 を検出する手段とを備えたことを特徴としている。
【0007】
【実施例】
以下図示実施例により本考案を説明する。 図1を参照すると、昇降台11は案内ローラ12を介して、スタッカクレーン のマストに設けられたガイドレールに昇降自在に案内され、またチェーン13と モータによって昇降駆動される。昇降台11のベースフレーム14上には、ラッ クの方向に進退動可能なスライドフォーク15が設けられる。スライドフォーク 15上には荷が載置され、スライドフォーク15の進退動作により、荷がラック に収容され、またラックから出庫される。
【0008】 ベースフレーム14の両側部の上面には、それぞれ支持フレーム16が固定さ れ、各支持フレーム16の上端にはプーリ取付け部材17が取り付けられ、各取 付け部材17の両端にはプーリ18が取り付けられている。プーリ18には荷崩 れ検出ワイヤ19が巻回される。
【0009】 ワイヤ19の一端は、ベースフレーム14に取り付けられたアジャストボルト 20に連結され、他端はドッグ21に接続される。ドッグ21は弾性部材として のスプリング22を介してベースフレーム14に連結され、このスプリング22 によってワイヤ19にはある程度の張力が付与される。ベースフレーム14上で あってドッグ21とほぼ同じ高さ位置には、リミットスイッチ23が設置されて いる。
【0010】 ドッグ21は、図2に示すように、コの字形に形成され、その凹部にリミット スイッチ23の接片23aが位置するようになっている。リミットスイッチ23 は、接片23aが上方および下方のいずれか一方に押されることにより作動する ように構成されている。すなわち、ドッグ21が上方または下方に移動すると、 接片23aが上方または下方に押され、リミットスイッチ23は所定の信号を出 力する。
【0011】 本実施例装置の作用を説明する。 スライドフォーク15上に載置された荷Wは、搬送途上において位置ずれが生 じると荷Wがワイヤ19に干渉してワイヤ19を引っ張る。するとワイヤ19の 一端に接続されたドッグ21がスプリング22に抗して上方に移動し、その下端 部により接片23aが上方に押されてリミットスイッチ23が作動する。これに より、スタッカクレーンが停止し、また別の場所に設けられたモニタには、荷崩 れが発生したことを示すメッセージ等が表示される。なお、荷崩れがひどいため にワイヤ19が強く引っ張られたとしても、それに応じてスプリング22が伸び るので、そのためにワイヤ19が切れることはない。
【0012】 一方、ワイヤ19が何らかの理由でプーリ18から外れたり、あるいは切断さ れたとすると、ワイヤ19はスプリング22によって下方に引っ張られるため、 接片23aがドッグ21の上端部によって押され、スイッチ23が作動する。こ れにより異常事態が検出され、スタッカクレーンは停止する。
【0013】 以上のように本実施例装置によれば、ワイヤ19が強く引張られたときでも従 来のように切れたりすることはなく、またワイヤ19が外れたり、切れたりした ときでも、それを検出することができる。
【0014】 なお、上記実施例では弾性部材としてスプリング22を用いたが、弾性部材と してはワイヤ19にある程度のテンションを与えるものであれば何でも良い。ま たスプリング22をワイヤ19の一端に設けたが、その取付位置はそれに限らず 、ワイヤ19の中間部に設けてもよい。
【0015】 さらに、上記実施例ではドッグ21とリミットスイッチ23との組合せにより ワイヤ19の変位を検出したが、それに限らず、たとえばワイヤ19上に何らか の被検出部を設けておき、その動きを光や磁気センサなどによって検出してもよ い。要するに、ワイヤ19の軸線方向(両方向)の変位を検出する手段であれば 、公知の他の如何なる手段を用いてもよい。
【0016】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、荷崩れによっても検出ワイヤが切れることなく 、しかも検出ワイヤが切れたり外れたりした場合でも、それを検出できる荷崩れ 検出装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例装置を備えた昇降台を示す斜
視図である。
【図2】図1の装置をリミットスイッチの部分を誇張し
て示す概略側面図である。
【図3】従来例をリミットスイッチの部分を誇張して示
す概略側面図である。
【符号の説明】
11 昇降台 19 荷崩れ検出ワイヤ 21 ドッグ 22 スプリング 23 リミットスイッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スタッカクレーンの昇降台に載置される
    荷を囲むように張設されたワイヤと、このワイヤに連結
    され、ワイヤに張力を付与する弾性部材と、この弾性部
    材の伸張方向および収縮方向のワイヤの変位を検出する
    手段とを備えたことを特徴とする昇降台の荷崩れ検出装
    置。
JP5288392U 1992-07-03 1992-07-03 昇降台の荷崩れ検出装置 Pending JPH068317U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5288392U JPH068317U (ja) 1992-07-03 1992-07-03 昇降台の荷崩れ検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5288392U JPH068317U (ja) 1992-07-03 1992-07-03 昇降台の荷崩れ検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH068317U true JPH068317U (ja) 1994-02-01

Family

ID=12927283

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5288392U Pending JPH068317U (ja) 1992-07-03 1992-07-03 昇降台の荷崩れ検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH068317U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3132418B2 (ja) 昇降部乗り込み型フォークリフト
JPH068317U (ja) 昇降台の荷崩れ検出装置
KR100417702B1 (ko) 슬리브 외경 측정부를 포함하는 슬리브 설치장치
JP3672283B2 (ja) スタッカークレーン
WO2004080882A1 (en) Hoist apparatus rope sensing device
JP2000289985A (ja) フック格納機構付きクレーンの巻過検出装置
JPH0826693A (ja) 無人フォークリフト
JP3672291B2 (ja) スタッカークレーン
JP3231940B2 (ja) ワインダのワイヤ抜け止め装置
JP3669846B2 (ja) 荷受台昇降装置付車両における安全装置
JP3145297B2 (ja) ロール搬送用安全装置
JPH0627722U (ja) 昇降機の落下防止装置
JPH05306099A (ja) ストッパ装置
JP3155914B2 (ja) かご落下防止装置の試験装置
JPH0137060Y2 (ja)
JPH0524112U (ja) 線材のもつれ検知装置
JP2507677Y2 (ja) クレ―ン付トラックの転倒防止装置
JP2546496B2 (ja) 昇降台の落下防止装置
JP2003095597A (ja) 荷役車両のチェーン弛み検出装置
US3963270A (en) Apparatus for lifting up and carrying concrete poles
JPH0640506A (ja) 昇降台の荷崩れ検出装置
JP2538069Y2 (ja) 運搬物の把持装置を有する運搬車の安全確認装置
JP2003095583A (ja) 吊り上げ装置の過巻防止装置
JPH0826692A (ja) 無人フォークリフト
JPH0656099U (ja) 無人フォークリフト