JPH068303B2 - メチレン−ビスホスホン酸誘導体、その製法および医薬組成物 - Google Patents

メチレン−ビスホスホン酸誘導体、その製法および医薬組成物

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JPH068303B2
JPH068303B2 JP60503564A JP50356485A JPH068303B2 JP H068303 B2 JPH068303 B2 JP H068303B2 JP 60503564 A JP60503564 A JP 60503564A JP 50356485 A JP50356485 A JP 50356485A JP H068303 B2 JPH068303 B2 JP H068303B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ヒトおよび動物の治療に有用な未知の化合
物、その薬学的に許容し得る塩および容易に加水分解さ
れ得るエステル、前記新規化合物の製法、新規化合物含
有薬剤組成物、組成物の投与量単位、並びに前記組成物
および投与量単位を用いての患者の治療方法に関する。
本発明の化合物は、一般式: [式中、R1は、直鎖または分枝状C1−C10アルキルであ
り、アミノ、フタルイミド、ヒドロキシ、C1−C4アルコ
キシ、ハロゲンまたはシクロフェノキシで置換されてい
てもよく、またはR1は、アリールであり、直鎖または分
枝状C1−C4アルキル、アミノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1
−C4アルコシキ、ハロゲンまたはトリフルオロメチルで
置換されていてもよく、またはR1は、シクロヘキシル、
ナフチルまたはベンジルであり;R2は、水素、C1−C8
ルキルまたはアリールC1−C4アルキルである。ただし、
R1がメチルであれば、R2は水素またはメチルではなく、
R1が非置換n−ブチル、n−ペンチルまたはn−ヘキシ
ルであれば、R2は水素ではない。] で示される。
とりわけ、R1は、要すればアミノ、ヒドロキシ、メチル
またはハロゲンで置換した直鎖または分枝状C3−C6アル
キル、フェニルまたはベンジル、R2は水素、直鎖または
分枝状C1−C4アルキルまたはベンジル;好ましくは、R1
はプロピル、ブチル、アミノプロピル、アミノブチル、
2,2,2−トリフルオロエチル、フェニルまたはトリル、
並びにR2は水素、メチルまたはエチルである。
前記のように、本発明は、一般式(I)で示される化合物
(四塩基性酸であり、それ故、塩基と一、二、三および
四塩基性塩を形成する)の塩にも関する。薬学的に許容
し得る無毒性塩基と共に形成される塩の例としては、ア
ルカリ金属塩およびアルカリ土類金属塩、例えばリチウ
ム、ナトリウム、カリウム、マグネシウムおよびカルシ
ウム塩、並びにアンモニアおよび適当な無毒性アミンと
の塩、例えば低級アルキルアミン(例えばトリエチルア
ミン)、低級アルカノールアミン(例えばジエタノール
アミンまたはトリエタノールアミン)、プロカイン、シ
クロアルキルアミン(例えばジシクロヘキシルアミ
ン)、ベンジルアミン(例えばN−メチルベンジルアミ
ン、N−エチルベンジルアミン、N−ベンジル−β−フ
ェネチルアミン、N,N′−ジベンジルエチレンジアミ
ンまたはジベンジルアミン)および複素環式アミン(例
えばモルホリン、N−エチルピペリジン)などとの塩が
挙げられる。
化合物(I)は四塩基性酸であるので、モノ、ジ、トリま
たはテトラエステルを形成し得る。本発明のエステル
は、インビボで容易に加水分解され得るC1−C4アルキル
エステル、ピバロイルオキシメチルエステルおよびアセ
トキシメチルエステルである。
通常の骨は、一定の無機質平衡を維持するネット効果(n
et effect)を伴い、常にカルシウムの吸収(resorption)
および再沈着(redeposition)を行っている生きた組織で
ある。この二重の機構は、通例「骨交替」と呼ばれる。
通常の生長骨において、無機質沈着は無機質吸収を上回
るが、特定の病態においては骨吸収が骨沈着を上回り、
例えば高カルシウム血症(例えば悪性または原発性上皮
小体機能亢進症による)またはオステオポローシスを起
こす。異常な部分および量でカルシウムが沈着し、他の
病態、例えば骨関節炎、リウマチ様関節炎、アテローム
性動脈硬化症およびパジェット病(骨吸収が異常に高く
なった後、異常にカルシウムが沈着することを特徴とす
る)を誘発することもある。
カルシウムと共に錯体を形成する化合物を用いて、カル
シウムの沈着および/または吸収が関与する他の分野に
おける研究、例えば硬水中で使用する洗剤の開発、また
は酸分解によるカルシウム吸収または歯石としてのカル
シウム沈着に対する保護を供給する練り歯磨の開発が行
なわれてきた。このような錯体形成化合物の例として
は、ある種のビスホスホネートがある。このような化合
物が、結晶の成長を阻害し得るだけでなく、すでに形成
された結晶の溶解を遅らせ得ることは、長年知られてい
る。
多くのビスホスホン酸が知られているにもかかわらず、
少数しか臨床的に使用されていない。例えば、1−ヒド
ロキシエチリデン−1,1−ビスホスホン酸(エチドロネ
ート);etidronateは、この種の唯一の市販化合物であ
る。これはあまり活性が高くなく、骨の鉱化を阻害する
用量と、骨吸収のより有用な阻害に必要な用量とが接近
している。
ジクロロメチレンビスホスホン酸(クロドロネート);
clodronateは、骨鉱化に影響することなく骨吸収を阻害
することが示されているが、副作用を生じる。
3−アミノ−1−ヒドロキシプロピリデン−1,1−ジホ
スホン酸(APD)は、前記の2種の化合物よりも単位重
量当たりの活性が高いが、望ましくない作用をも有す
る。
前記3種の化合物に共通の欠点は、経口吸収率が非常に
低い(約2〜6%)ことである。
この目的に対して理想的な化合物は、選択的な化合物、
すなわち処置する病態に応じて、無機質平衡において吸
収または沈着のいずれか一方の機構にのみ影響する化合
物である。さらに、理想的な化合物は、経口投与による
吸収率が高く、副作用のないものであるべきである。
驚くべきことに、本発明の化合物が、これらの望ましい
性質を有することがわかった。系統的な活性を有するこ
とが知られている化合物と比較して、本発明の化合物は
高い選択性を示し、かつ経口吸収率が高く、毒性が低
い。
骨吸収阻害活性を、以下のようにして測定した。雌ラッ
ト(140〜160g)を2日間飼育かごに入れ、尿を
集めた。試験化合物を2%重炭酸塩緩衝液に溶解し、1
6μmol/kgの用量で7日間毎日皮下投与した。毎日尿
を集め、尿中のヒドロキシプロリン含量(骨吸収の指標
となる;アール・エッチ・レイツマ(P.H.Reitsm
a)ら、カルシファイド・ティッシュ・インターナショ
ナル(Calcif.Tissue Int.)32、145〜157(1
980)参照)を、プロコプ(Prockop)およびウーデ
ンフリエント(Udenfriend)の方法によって測定した
(アナリティカル・バイオケミストリー(Anal.Bioche
m.)、228〜239、1960)。骨吸収阻害を、
処置から7日後のヒドロキシプロリン排泄量の変化率%
として表した(各ラット自体を対照とした)。
一般式(I)(n=0)示される4種の化合物と3種の比較化合
物を、用量16μmol/kg/日で5匹のラットの群に投
与して試験した結果を第1表に示す。
本発明の化合物は、一般式(II)で示されるジクロロメチ
ルエーテルから、以下の反応式に従って合成し得る。
Rは前記と同意義、およびAlkはC1−C6アルキルであ
る。
一般式(II)で示されるいくつかのジクロロメチルエーテ
ルは知られている。未知のものも含めて、これらをヘミ
ッシュ・ベリヒテ(Chem.Ber.)94、548(196
1)またはルケイ・デ・トラボ・シミク・デ・ペイ−バ
(Recueil Des Travaux Chimiques Des Pay-Bas)
、556(1971)に記載されているように調製し
得る。
反応式に示すように、これらのジクロロメチルエーテル
を、直接にまたは中間体(III)を経てテトラアルキルエ
ステル(IV)に変換し得る。
一般式(III)および(IV)で示される中間体は未知であ
り、それ故本発明の一部である。
例えば沸騰塩酸を用いて、テトラアルキルエステルを分
解することにより、R2=Hである本発明の化合物が得ら
れる。
ジャーナル・フュア・プラクティッシュ・ヘミー(Jou
r.f.prakt.Chemie)320、344(1978)に記載
の他の穏やかな方法によってテトラアルキルエステルを
分解してもよい。室温またはやや高温でブロモトリメチ
ルシランで処理することにより、テトラトリメチルシリ
ルエステルが得られ、これは水によって容易に分解され
て一般式(I)(R1=H)で示される遊離酸となる。
R2がアルキルまたはアラルキル基である本発明の化合物
は、化合物(IV)のアルキル化、例えば水素化ナトリウム
で処理した後、ハロゲン化アルキルまたはアラルキルで
処理することによって合成し得る。この反応は、適当な
溶媒、例えばジメチルホルムアミドまたはテトラヒドロ
フラン中で行う。テトラアルキルエステルの分解によっ
て、R2がアルキルまたはアラルキルである本発明の化合
物が得られる。
本発明の化合物は、前記のように、オステオポローシ
ス、リウマチ様関節炎および他の関節炎症状、アテロー
ム性動脈硬化症、悪性または原発性上皮小体機能亢進症
による高カルシウム血症、パジェット病、並びにカルシ
ウム平衡異常を伴う他の症状の処置に有用な薬剤組成物
に用いることが意図されている。
本発明の化合物を、例えば練り歯磨の成分として歯石の
防止に使用してもよい。
一般式(I)で示される化合物(以下、活性成分と称す
る)の治療効果に必要な量は、もちろん、その化合物、
投与方法および処置する動物によって様々である。例え
ば前記高カルシウム血症の哺乳動物を処置するのに適当
な化合物(I)の用量は、0.01〜25mg/kg体重、最
も好ましくは0.02〜10mg/kg体重、例えば0.0
5〜5mg/kg体重であり、1日に一回またはそれ以上投
与する。
例えば閉経期後のオステオポローシスの予防の場合、化
合物(I)の1日当たりの適当な用量は、0.01〜10m
g/kg体重、最も好ましくは0.02〜6mg/kg体重で
ある。
活性化合物をそのまま投与することが可能であるが、し
ばしば医薬製剤として用いることが好ましい。好ましく
は、活性成分は医薬製剤の0.1〜99.9重量%を占
める。好ましくは、製剤の投与量単位は活性成分1mg〜
1gを含む。外用には、好ましくは活性成分は製剤の1
〜2重量%を占めるが、10w/w%程度まで占めてもよ
い。
「投与量単位」とは、単位量、すなわち患者に投与し得
る一回投与量であって、扱いおよび包装が容易で、活性
成分をそのまま含有するか、または固体または液体薬剤
希釈剤または担体との混合物として存在する物理的に安
定な単位投与量を意味する。
動物およびヒトの医療に使用する本発明の製剤は、活性
成分と共に薬学的に許容し得る担体、および要すれば他
の治療成分を含有する。担体は、製剤中の他の成分と適
合し、被投与体に有害でないという意味において「許容
し得る」ものでなくてはならない。
製剤には、経口投与、経腸投与、非経口(皮下、筋肉内
および静脈内を含む)投与または外用に適当な製剤を含
む。
製剤は、投与量単位形態で提供されることが好ましく、
薬学分野でよく知られているいずれの方法で調製しても
よい。いずれの方法も、活性成分を1種またはそれ以上
の補助成分である担体と組み合わせる工程を含んで成
る。通例、製剤は、活性成分を液体担体もしくは微粉固
体担体またはその両方と均質かつ密に混合し、次いで要
すれば、生成物を所望の剤形に成型することによって調
製される。
経口投与に適当な本発明の製剤は、それぞれ所定量の活
性成分を含んで成るカプセル剤、サシェ剤、錠剤もしく
はロゼンジのような個々の単位の剤形;散剤もしくは顆
粒剤;水性液体もしくは非水性液体中の溶液剤もしくは
懸濁剤;または水中油型乳剤もしくは油中水型乳剤とし
て存在し得る。活性成分は、丸薬、舐剤または泥膏剤の
形態であってよい。
経腸投与用製剤は、活性成分および担体(例えばカカオ
脂)を含有する坐剤、または浣腸であってよい。
非経口投与に適当な製剤は、好ましくは活性成分の無菌
水性製剤(好ましくは、被投与体の血液と等張である)
を含有する。
関節内投与に適当な製剤は、活性成分(微結晶形であっ
てよい)の無菌水性製剤、例えば微結晶水性懸濁剤であ
ってよい。活性成分を関節内投与するために、リポソー
ム製剤または生体内分解性ポリマー系を用いてもよい。
外用に適当な製剤は、液体もしくは半液体製剤(例えば
リニメント剤、ローション剤、アプリケーション剤);
水中油型もしくは油中水型乳剤(例えばクリーム、軟膏
剤、練り歯磨を含む泥膏剤);または溶液剤もしくは懸
濁剤(例えばドロップ剤)含む。
前記成分に加えて、本発明の製剤は、1種またはそれ以
上の追加の成分、例えば賦形剤、緩衝剤、香料、結合
剤、表面活性剤、増粘剤、滑沢剤、メチルヒドロキシベ
ンゾエートのような保存剤(抗酸化剤を含む)、乳化剤
などを含有し得る。
本発明の組成物は、通例前記病態の処置に適用される他
の治療活性化合物、例えばビタミンD2、ビタミンD3およ
びそれらのヒドロキシル化誘導体(例えば1α−ヒドロ
キシ−ビタミンD3、1α−ヒドロキシ−ビタミンD2、1
α,25−ジヒドロキシ−ビタミンD3、1α,25−ジ
ヒドロキシ−ビタミンD2)、カルシトニン(ヒト、ブタ
またはサケ)、ミトラマイシン、フッ化ナトリウム、エ
ストロゲン、並びに非ステロイド系抗炎症剤(例えばア
セチルサリチル酸、インドメタシン、ナプロシンおよび
チメガジン)をさらに含有し得る。
本発明によると、本発明の化合物を、前記のいずれか1
種の病態の患者に、1日の投与量(大人)0.7〜17
50mg、好ましくは1.5〜100mgで投与する。同様
に動物の処置の場合には、1日の投与量は0.01〜2
5mg/kg体重である。
本発明を以下の実施例によってさらに説明するが、実施
例は本発明を制限するものではない。(特に指定が無い
限り、NMRスペクトルは、内部標準にテトラメチルシ
ランを使用して記録した。) 実施例1 ジエチルα−クロロ−α−(n−ブトキシ)−メチルホ
スホネート ジクロロメチルブチルエーテル(13.5g)、亜リン
酸トリエチル(16.1ml)および無水塩化亜鉛(70
mg)の混合物を、1時間100℃に加熱した。減圧蒸留
によって、無色の油状物として標題化合物を得た。
沸点93〜95℃(0.15mmHg)。
NMR(CDC):δ=0.93(t、3H)、
1.37(t、6H)、1.3〜1.8(m、4H)、
3.4〜3.6(m、1H)、3.8〜4.1(m、1
H)、4.1〜4.5(m、4H)および5.65
(d、1H)ppm。
実施例2 適当なジクロロメチルアルキルエーテルを用いたことを
除いては、実施例1に記載の方法に従って以下の化合物
を合成した。
ジエチルα−クロロ−α−(n−プロポキシ)−メチル
ホスホネート 沸点95〜100℃(0.75mmHg)。
NMR(CDC):δ=0.96(t、3H)、
1.37(t、6H)、1.65(m、2H)、3.4
〜3.7(m、1H)、3.8〜4.1(m、1H)、
4.1〜4.5(m、4H)および5.66(d、1
H)ppm。
ジエチルα−クロロ−α−(n−ペンチルオキシ)−メ
チルホスホネート 沸点108〜117℃(0.1mmHg)。
NMR(CDC):δ=0.90(t、3H)、
1.37(t、6H)、1.3〜1.8(m、6H)、
3.4〜3.6(m、1H)、3.8〜4.1(m、1
H)、4.2〜4.5(m、4H)および5.66
(d、1H)ppm。
ジエチルα−クロロ−α−(n−イソブトキシ)−メチ
ルホスホネート 沸点100℃(0.5mmHg)。
NMR(CDC):δ=0.95(d、6H)、
1.37(t、6H)、1.96(m、1H)、3.2
〜3.4(m、1H)、3.7〜3.9(m、1H)、
4.1〜4.5(m、4H)および5.65(d、1
H)ppm。
ジエチルα−クロロ−α−(n−デシルオキシ)−メチ
ルホスホネート 沸点171〜175℃(0.8mmHg)。
NMR(CDC):δ=0.88(t、3H)、
1.27(bs、14H)、1.37(t、6H)、
1.6(m、2H)、3.4〜3.7(m、1H)、
3.8〜4.1(m、1H)、4.1〜4.5(m、4
H)および5.65(d、1H)ppm。
実施例3 テトラエチル(n−ブトキシメチレン)−ビスホスホネ
ート 亜リン酸ジエチル(11.61ml)を、乾燥テトラヒド
ロフラン(65ml)中の55%水素化ナトリウム(3.
45g)懸濁液に、20℃で攪拌しながら滴加した。さ
らに15分間攪拌後、混合物を0℃に冷却し、ジエチル
α−クロロ−α−(n−ブトキシ)−メチルホスホネー
ト(16.5g)を10分間にわたって加えた。混合物
を室温で1時間攪拌し、塩化ナトリウムの飽和水溶液で
希釈し、クロロホルムで抽出した。有機相を乾燥し、蒸
発させて残った油状物をシリカゲルクロマトグラフィー
(溶出剤:エーテル−アセトン1:1)によって精製し
た。純粋な標題化合物が、無色の油状物として単離され
た。
NMR(CDC):δ=0.92(t、3H)、
1.35(t、12H)、1.2〜1.8(m、4
H)、3.75(t、2H)、3.91(t、1H)お
よび4.0〜4.4(m、8H)ppm。
実施例4 ジエチルα−クロロ−α−(n−ブトキシ)−メチルホ
スホネートの代わりに実施例2に記載の化合物を用いた
ことを除いては、実施例3に記載の方法に従って以下の
化合物を合成した。
テトラエチル(n−プロポキシメチレン)−ビスホスホ
ネート NMR(CDC):δ=0.94(t、3H)、
1.36(t、12H)、1.65(m、2H)、3.
72(t、2H)、3.92(t、1H)および4.1
〜4.5(m、8H)ppm。
テトラエチル(n−ペンチルオキシメチレン)−ビスホ
スホネート NMR(CDC):δ=0.89(t、3H)、
1.35(t、12H)、1.2〜1.8(m、6
H)、3.73(t、2H)、3.90(t、1H)お
よび4.0〜4.4(m、8H)ppm。
テトラエチル(イソブトキシメチレン)−ビスホスホネ
ート NMR(CDC):δ=0.93(d、6H)、
1.35(t、12H)、1.90(m、1H)、3.
53(d、2H)、3.90(t、1H)および4.0
〜4.4(m、8H)ppm。
テトラエチル(n−デシルオキシメチレン)−ビスホス
ホネート 微量分析:計算値: C:51.34 H:9.53 実測値: C:51.47 H:9.64 実施例5 (n−ブトキシメチレン)−ビスホスホン酸・トリスベ
ンジルアミン塩 テトラエチル(n−ブトキシメチレン)−ビスホスホネ
ート(10.0g)および6N塩酸(60ml)の混合物
を一晩還流させた。得られた溶液を、減圧下に蒸発乾固
させた。無水エタノールと共に蒸発を繰り返すことによ
って、残留する塩酸を除去した。粗生成物を無水エタノ
ール(100ml)に再溶解し、攪拌しながらベンジルア
ミン(12.2ml)を加えた。結晶塩を濾過によって単
離し、減圧乾燥した。
NMR(CDOD):δ=0.86(t、3H)、
1.1〜1.8(m、4H)、3.70(t、1H)、
3.80(t、2H)、4.04(s、6H)および
7.3〜7.7(m、15H)ppm。
実施例6 テトラエチル(n−ブトキシメチレン)−ビスホスホネ
ートの代わりに実施例4に記載の化合物を用いたことを
除いては、実施例5に記載の方法に従って以下の化合物
を合成した。
(n−プロポキシメチレン)−ビスホスホン酸・トリス
ベンジルアミン塩 NMR(CDOD):δ=0.88(t、3H)、
1.60(m、2H)、3.70(t、1H)、3.7
6(t、2H)、4.04(s、6H)および7.3〜
7.7(m、15H)ppm。
(n−ペンチルオキシメチレン)−ビスホスホン酸 この化合物は、結晶形で遊離酸として単離された。
NMR((CDSO):δ=0.95(t、3
H)、1.1〜1.8(m、6H)、3.70(t、2
H)および3.71(t、1H)ppm。
トリスベンジルアミン塩も合成された。
NMR(DO):δ=0.70(t、3H)、1.0
〜1.7(m、6H)、3.47(t、1H)、3.5
6(t、2H)、4.01(s、6H)および7.31
(s、15H)ppm。内部標準としてHDO=4.66p
pmを使用した。
(イソブトキシメチレン)−ビスホスホン酸・トリスベ
ンジルアミン塩 NMR(CDOD):δ=0.90(d、6H)、
1.88(m、1H)、3.59(d、2H)、3.7
1(t、1H)、4.04(s、6H)および7.3〜
7.7(m、15H)ppm。
(n−デシルオキシメチレン)−ビスホスホン酸・トリ
スベンジルアミン塩 NMR(CDOD):δ=0.87(t、3H)、
1.23(s、14H)、1.4〜1.7(m、2
H)、3.70(t、1H)、3.79(t、2H)、
4.04(s、6H)および7.3〜7.6(m、15
H)ppm。
実施例7 実施例1のジクロロメチルブチルエーテルの代わりにジ
クロロメチル3−クロロプロピルエーテル、ジクロロメ
チル2−エトキシエチルエーテルまたはジクロロメチル
2,2,2−トリフルオロエチルエーテルを用いたことを除
いては、実施例1、3および5に記載の方法に従って以
下の化合物を合成した。
(3−クロロプロポキシメチレン)−ビスホスホン酸・
トリスベンジルアミン塩。
[2−(エトキシ)−エトキシメチレン]−ビスホスホ
ン酸・トリスベンジルアミン塩。
(2,2,2−トリフルオロエトキシメチレン)−ビスホス
ホン酸・トリスベンジルアミン塩。NMR(CD
D):δ=3.84(t、J=15Hz、1H)、4.0
4(s、6H)、4.31(q、J=9Hz、2H)およ
び7.4(m、15H)ppm。
実施例8 テトラエチル(フェノキシメチレン)−ビスホスホネー
ト ジメチルホルムアミド(90ml)中の55%水素化ナト
リウム(6.24g)懸濁液に、攪拌下、20℃で亜リ
ン酸ジエチル(20.6ml)を滴加した。さらに15分
間攪拌後、混合物を0℃に冷却し、ジクロロメチルフェ
ニルエーテル(9.27g)を滴加した。混合物を45
℃で一晩攪拌し続け、氷中で冷却し、水で希釈し、中和
し、酢酸エチルで抽出した。有機相を水で繰り返し洗
い、乾燥し、減圧下に蒸発させて得た油状物をシリカゲ
ルクロマトグラフィー(溶出剤:エーテル−アセトン8
5:15)によって精製した。純粋な標題化合物が、無
色の油状物として得られた。
NMR(CDC):δ=1.22(t、6H)、
1.25(t、6H)、4.1〜4.5(m、8H)、
4.87(t、1H)および6.9〜7.5(m、5
H)ppm。
実施例9 テトラエチル(m−クロロフェノキシメチレン)−ビス
ホスホネート ジクロロメチルフェニルエーテルの代わりにジクロロメ
チルm−クロロフェニルエーテルを用いたことを除いて
は、実施例8に記載の方法に従って標題化合物を得た。
NMR(CDC):δ=1.25(t、6H)、
1.27(t、6H)、4.1〜4.4(m、8H)、
4.81(t、1H)および6.9〜7.3(m、4
H)ppm。
実施例10 (フェノキシメチレン)−ビスホスホン酸・トリスベン
ジルアミン塩 テトラエチル(n−ブトキシメチレン)−ビスホスホネ
ートの代わりにテトラエチル(フェノキシメチレン)−
ビスホスホネートを用いたことを除いては、実施例5に
記載の方法に従って標題化合物を合成した。無色結晶
塩。
NMR(DO):δ=4.07(s、6H)、4.5
2(t、1H)、6.8〜7.4(m、5H)および
7.40(s、15H)ppm。内部標準としてHDO=
4.66ppmを使用した。
実施例11 (m−クロロフェノキシメチレン)−ビスホスホン酸・
トリスベンジルアミン塩 実施例5に記載の方法に従って、テトラエチル(m−ク
ロロフェノキシメチレン)−ビスホスホネートから標題
化合物を得た。
NMR(DO):δ=4.07(s、6H)、4.4
8(t、1H)、6.8〜7.3(m、4H)および
7.38(s、15H)ppm。内部標準としてHDO=
4.66ppmを使用した。
実施例12 2−(p−クロロフェノキシ)−エチルホルメート 水酸化ナトリウム(40g)の水(100ml)溶液に、
p−クロロフェノール(112g)を加えた。混合物を
加熱して還流させ、攪拌しながら2−クロロエタノール
(80g)を滴加した。室温に冷却後、混合物をエーテ
ルで抽出した。有機相を乾燥および蒸発させて残った残
渣をギ酸(150ml)と共に1時間還流させた後、減圧
蒸留した。生成物の沸点は138〜40℃/1mmHgであ
った。
実施例13 ジクロロメチル2−(p−クロロフェノキシ)−エチル
エーテル 五塩化リン(104g)を、2−(p−クロロフェノキ
シ)−エチルホルメート(94.2g)に、75℃で攪
拌しながら少しずつ加えた。混合物を室温で一晩放置
し、オキシ塩化リンを減圧下に除去した。残渣の蒸留に
より、沸点130℃/1mmHgの標題化合物が得られた。
実施例14 テトラエチル[2−(p−クロロフェノキシ)−エトキ
シメチレン]−ビスホスホネート ジクロロメチル2−(p−クロロフェノキシ)−エチル
エーテル(5.1g)および亜リン酸トリエチル(6.
9ml)の混合物に、150℃で無水塩化亜鉛(10g)
を加えた。塩化エチルの発生が止んでから、混合物を冷
却し、エーテル(250ml)に溶解し、炭酸水素ナトリ
ウム水溶液で洗い、乾燥し、蒸発させた。未反応の亜リ
ン酸トリエチルを減圧下に除去し、粗生成物をさらに精
製することなく次の工程に用いた。
実施例15 二ナトリウム[2−(p−クロロフェノキシ)−エトキ
シメチレン]ビスホスホ ネート テトラエチル[2−(p−クロロフェノキシ)−エトキ
シメチレン]ビスホスホネート(5g)を、濃塩酸(5
0ml)と共に3時間還流させた。減圧下に塩酸を完全に
除去し、残渣をエタノールに溶解した。エタノール中の
2−エチルヘキサン酸ナトリウムを加えることによって
二ナトリウム塩を沈澱させ、濾過によって結晶形で単離
した。
NMR((CDSO/DO):δ=3.7
(t、1H)、4.0〜4.2(m、4H)、6.95
(d、2H)および7.35(d、2H)ppm。
実施例16 二ナトリウム[2−(フェノキシ)−エトキシメチレ
ン]−ビスホスホネート 実施例12のp−クロロフェノールの代わりにフェノー
ルを用いたことを除いては、実施例12〜15に記載の
方法に従って標題化合物を合成した。
実施例17 二ナトリウム[2−(フェニルチオ)−エトキシメチレ
ン]−ビスホスホネート フェノールの代わりにチオフェノールを用いたことを除
いては、実施例16に記載のように標題化合物を合成し
た。
実施例18 (フェノキシメチレン)−ビスホスホン酸 テトラエチル(フェノキシメチレン)−ビスホスホネー
ト(20g)および6N塩酸(150ml)の混合物を一
晩還流させ、得られた溶液を減圧下に蒸発乾固した。無
水エタノールと共に繰り返し蒸発させて、残留する塩酸
を除去した。残渣をアセトン(7ml)に溶解し、エーテ
ル(200ml)を加えた。結晶生成物を濾過し、エーテ
ルで洗い、減圧乾燥した。
融点187〜188℃。
NMR((CDSO):δ=4.66(t、J=
17Hz、1H))および6.8〜7.4(m、5H)pp
m。
実施例19 二ナトリウム(フェノキシメチレン)−ビスホスホネー
ト (フェノキシメチレン)−ビスホスホン酸(53g)の
水(300ml)溶液を2N水酸化ナトリウムで滴定し、
pH5.5とした。アセトン(1500ml)を加えて標題
化合物を沈澱させた。結晶塩を濾過し、アセトンで洗っ
た。室温で、水酸化カリウムを用いて減圧乾燥し、四水
和物の形で標題化合物を得た。
微量分析: 計算値 C:21.89 H:4.20
O:18.7 実測値 C:21.80 H:4.09
O:18.3 60℃で減圧乾燥すると、一水和物が得られた。
微量分析: 計算値 C:25.47 H:3.05
O:5.4 実測値 C:25.54 H:3.15
O:5.1 実施例20 ルケイ・デ・トラボ・シミク・デ・ペイ−バ、84、1
251(1965)に記載の方法に従って、以下のホル
メートを合成した。
4−クロロフェニルホルメート:沸点52℃/0.5mm
Hg 4−ブロモフェニルホルメート:沸点110℃/15mm
Hg 4−フルオロフェニルホルメート:沸点70℃/15mm
Hg 2,4−ジクロロフェニルホルメート:沸点60℃/
0.1mmHg 4−トリルホルメート:沸点80℃/15mmHg 4−t.−ブチルフェニルホルメート:沸点110℃/
15mmHg 1−ナフチルホルメート:沸点100℃/0.4mmHg 2−ナフチルホルメート:沸点110℃/0.1mmHg 4−ニトロフェニルホルメート:融点71〜72℃ 4−メトキシフェニルホルメート:沸点115℃/15
mmHg 3−(トリフルオロメチル)−フェニルホルメート:沸
点70℃/15mmHg 実施例21 ルケイ・デ・トラボ・シミク・デ・ペイーバ、90、5
56〜561(1971)に記載の方法に従って、以下
のジクロロメチルエーテルを合成した。
ジクロロメチル4−クロロフェニルエーテル:沸点68
℃/0.2mmHg ジクロロメチル4−ブロモフェニルエーテル:沸点13
5℃/15mmHg ジクロロメチル4−フルオロフェニルエーテル:沸点9
0℃/15mmHg ジクロロメチル2,4−ジクロロフェニルエーテル:沸
点82℃/0.15mmHg ジクロロメチル4−トリルエーテル:沸点48℃/0.
04mmHg ジクロロメチル4−t.−ブチルフェニルエーテル:沸
点140℃/15mmHg ジクロロメチル1−ナフチルエーテル:沸点125℃/
0.25mmHg ジクロロメチル2−ナフチルエーテル:沸点130℃/
0.35mmHg ジクロロメチル4−ニトロフェニルエーテル:沸点13
0℃/0.1mmHg ジクロロメチル4−メトキシフェニルエーテル:沸点8
0℃/0.1mmHg ジクロロメチル3−(トリフルオロメチル)−フェニル
エーテル:沸点90℃/15mmHg 実施例22 ジクロロメチルフェニルエーテルの代わりに実施例21
のジクロロメチルエーテルを用いることを除いては、実
施例8に記載の方法に従って以下の化合物を合成した。
テトラエチル(4−クロロフェノキシメチレン)−ビス
ホスホネート NMR(CDC):δ=1.2〜1.6(m、12
H)、4.0〜4.5(m、8H)、4.75(t、J
=17Hz、1H)および6.95〜7.45(m、4
H)ppm。
テトラエチル(4−ブロモフェノキシメチレン)−ビス
ホスホネート NMR(CDC):δ=1.31(t、6H)、
1.33(t、6H)、4.20(m、8H)、4.7
7(t、1H)、7.00(m、2H)および7.37
(m、2H)ppm。
テトラエチル(4−フルオロフェノキシメチレン)−ビ
スホスホネート NMR(CDC):δ=1.32(t、6H)、
1.34(t、6H)、4.20(m、8H)、4.7
2(t、1H)および7.00(m、4H)ppm。
テトラエチル(2,4−ジクロロフェノキシメチレン)
−ビスホスホネート NMR(CDC):δ=1.2〜1.4(m、12
H)、4.1〜4.5(m、8H)、4.88(t、J
=17Hz、1H)および7.0〜7.4(m、3H)pp
m。
テトラエチル(4−トリルオキシメチレン)−ビスホス
ホネート NMR(CDC):δ=1.15〜1.50(m、
12H)、2.28(s、3H)、3.9〜4.5
(m、8H)、4.77(t、J=17Hz、1H)およ
び7.00(m、4H)ppm。
テトラエチル(4−t.−ブチルフェノキシメチレン)
−ビスホスホネート NMR(CDC):δ=1.28(s、9H)、
1.29(m、12H)、4.20(m、8H)、4.
85(t、1H)、7.00(m、2H)および7.3
0(m、2H)ppm。
テトラエチル(1−ナフチルオキシメチレン)−ビスホ
スホネート NMR(CDC):δ=1.05〜1.50(m、
12H)、3.9〜4.5(m、8H)、5.12
(t、J=17Hz、1H)、7.0〜8.0(m、6
H)および8.2〜8.5(m、1H)ppm。
テトラエチル(2−ナフチルオキシメチレン)−ビスホ
スホネート NMR(CDC):δ=1.2〜1.4(m、12
H)、4.0〜4.5(m、8H)、5.04(t、J
=17Hz、1H)、7.20〜7.55(m、4H)お
よび7.60〜7.85(m、3H)ppm。
テトラエチル(4−ニトロフェノキシメチレン)−ビス
ホスホネート この場合、反応混合物を45℃ではなく室温で一晩攪拌
した。
NMR(CDC):δ=1.2〜1.5(m、12
H)、4.0〜4.55(m、8H)、4.92(t、
J=16Hz、1H)、7.18(d、J=9Hz、2H)
および8.22(d、J=9Hz、2H)ppm。
テトラエチル(4−メトキシフェノキシメチレン)−ビ
スホスホネート NMR(CDC):δ=1.31(t、6H)、
1.34(t、6H)、3.76(s、3H)、4.2
0(m、8H)、4.71(t、1H)、6.80
(m、2H)および7.02(m、2H)ppm。
テトラエチル(3−(トリフルオロメチル)−フェノキ
シメチレン)−ビスホスホネート NMR(CDC):δ=1.32(t、6H)、
1.33(t、6H)、4.25(m、8H)、4.8
5(t、1H)および7.33(m、4H)ppm。
実施例23 (4−トリルオキシメチレン)−ビスホスホン酸 実施例18に記載のように、テトラエチル(4−トリル
オキシメチレン)−ビスホスホネートを6N塩酸で加水
分解した。粗酸をアセトン−エーテルから結晶させ、融
点186〜189℃の無色の結晶化合物を得た。
NMR((CDSO):δ=2.22(s、3
H)、4.59(t、J=17Hz、1H)および7.0
(m、4H)ppm。
実施例24 (2,4−ジクロロフェノキシメチレン)−ビスホスホ
ン酸 テトラエチル(2,4−ジクロロフェノキシメチレン)
−ビスホスホネート(5.0g)の塩化メチレン(18
ml)溶液に、攪拌下、トリメチルブロモシラン(17.
3ml)を加えた。室温で3時間放置後、混合物を減圧下
に蒸発させ、塩化メチレンと共に蒸発を繰り返すことに
よって、残留するトリメチルブロモシランを除去した。
残渣をエタノール中で一晩攪拌し、減圧下に蒸発させ
た。エーテルからの結晶化によって、無色結晶として標
題化合物を得た。
NMR((CDSO):δ=4.82(t、J=
17Hz、1H)、7.3(m、2H)および7.51
(bs、1H)ppm。
実施例25 (1−ナフチルオキシメチレン)−ビスホスホン酸 実施例24に記載の方法に従って、テトラエチル(1−
ナフチルオキシメチレン)−ビスホスホネートから標題
化合物を合成した。融点244℃(分解)の無色結晶。
NMR((CDSO):δ=4.97(t、J=
17Hz、1H)、7.0〜7.6(m、5H)、7.8
(m、1H)および8.3(m、1H)ppm。
実施例26 二ナトリウム(2−ナフチルオキシメチレン)−ビスホ
スホネート 実施例24に記載の方法に従って、テトラエチル(2−
ナフチルオキシメチレン)−ビスホスホネートを遊離酸
型の標題化合物に変換し、無水エタノールに溶解し、過
剰のベンジルアミンで処理し、結晶トリスベンジルアミ
ン塩を生成した。そのトリスベンジルアミン塩を、水中
で過剰のダウエックス(Dowex)50W(H+型)で処理
することによって遊離酸とした。イオン交換樹脂を濾過
し、濾液を2N水酸化ナトリウムで滴定してpH5.5と
した。減圧下で濃縮し、アセトンを加えることによって
無色結晶二ナトリウム塩が得られ、これを濾過によって
単離し、減圧乾燥した。
NMR(DO):δ=4.78(t、J=16Hz、1
H)、7.2〜7.6(m、4H)および7.7〜7.
9(m、3H)ppm。内部標準としてHDO=4.66p
pmを使用した。
実施例27 テトラエチル(4−アミノフェノキシメチレン)−ビス
ホスホネート テトラエチル(4−ニトロフェノキシメチレン)−ビス
ホスホネート(11g)のメタノール(120ml)溶液
を、窒素雰囲気中、氷中で冷却し、ヒドラジン水和物
(5.3ml)および10%パラジウム/炭素(2.4
g)で処理した。室温で3時間攪拌を続け、濾過によっ
て触媒を除いた。濾液を減圧下に蒸発させ、粗生成物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、
無色油状物を得た。
NMR(CDC):δ=1.23〜1.40(m、
12H)、4.0〜4.4(m、8H)、4.66
(t、J=17Hz、1H)、6.59(d、J=9Hz、
2H)および6.94(d、J=9Hz、2H)ppm。
実施例28 (4−アミノフェノキシメチレン)−ビスホスホン酸 実施例18に記載の方法に従って、テトラエチル(4−
アミノフェノキシメチレン)−ビスホスホネートから標
題化合物を合成した。
NMR(DO+NaOD):δ=4.17(t、J=
15Hz、1H)、6.61(d、J=9Hz、2H)およ
び6.85(d、J=9Hz、2H)ppm。内部標準とし
て、HDO=4.66ppmを使用した。
実施例29 3−(フタルイミド)−プロピルホルメート 3−(フタルイミド)−プロパノール(20.5g)お
よびギ酸(33ml)の混合物を一晩還流させ、減圧下に
蒸発させて残った黄色の油状物を無水エタノールから結
晶させ、融点68〜70℃の無色結晶を得た。
実施例30 ジクロロメチル3−(フタルイミド)−プロピルエーテ
ル 3−(フタルイミド)−プロピルホルメート(17
g)、五塩化リン(15.2g)、およびアルコールを
含有しないクロロホルムの混合物を蒸気浴上で1時間加
熱した。冷却し、エーテルを加えた後、濾過により結晶
生成物を単離した。融点101〜103℃。
実施例31 ジクロロメチル2−メトキシエチルエーテル ギ酸(22.6ml)および2−メトキシエタノール(2
3.8ml)の混合物を一晩還流させた。冷却後、水およ
び固体炭酸水素ナトリウムを過剰に加えた。混合物をエ
ーテルで2回抽出し、有機相を乾燥した。エーテルを常
圧で留去し、次いで2−メトキシエチルホルメートを減
圧蒸留した。沸点50℃/20mmHg。
2−メトキシエチルホルメート(10.4g)および五
塩化リン(20.8g)の混合物を攪拌し、透明な溶液
とした。減圧下に分別して、沸点62℃/20mmHg標題
化合物を得た。
実施例32 ジクロロメチルシクロヘキシルエーテル シクロヘキシルホルメート(12.8g)および五塩化
リン(20.8g)を攪拌し、透明な溶液とした。オキ
シ塩化リンを室温で減圧下に除去し、粗生成物を精製せ
ずに次の工程に使用した。
実施例33 ジクロロメチルベンジルエーテル 実施例32に記載の方法に従って、ベンジルホルメート
および五塩化リンから標題化合物を合成した。
実施例34 テトラエチル(2−メトキシエトキシメチレン)−ビス
ホスホネート 乾燥テトラヒドロフラン(100ml)中の55%水素化
ナトリウム(5.45g)の懸濁液に、亜リン酸ジエチ
ル(18.0ml)を20℃で攪拌しながら滴加した。さ
らに15分間攪拌後、混合物を氷中で冷却し、ジクロロ
メチル2−メトキシエチルエーテル(7.15g)を1
5分間にわたって加えた。混合物を室温で1時間攪拌
し、飽和塩化ナトリウム溶液で希釈し、クロロホルムで
抽出した。有機相を乾燥し、蒸発させて残った油状物を
シリカゲルクロマトグラフィーによって精製した。純粋
な標題化合物が、無色油状物として単離された。
NMR(CDC):δ=1.25〜1.43(m、
12H)、3.36(s、3H)、3.6(m、2
H)、3.9(m、2H)および3.9〜4.4(m、
9H)ppm。
実施例35 ジクロロメチル2−メトキシエチルエーテルの代わりに
実施例32、33および30のジクロロメチルエーテル
を使用したことを除いては、実施例34に記載の方法に
従って、以下の3化合物を無色油状物として合成した。
テトラエチル(シクロヘキシルオキシメチレン)−ビス
ホスホネート NMR(CDC):δ=1.28〜1.42(m、
12H)、1.0〜2.1(m、10H)、3.5〜
3.8(m、1H)、4.11(t、J=17Hz、1
H)および4.1〜4.4(m、8H)ppm。
テトラエチル(ベンジルオキシメチレン)−ビスホスホ
ネート NMR(CDC):δ=1.25〜1.41(m、
12H)、4.06(t、J=17Hz、1H)、4.0
〜4.4(m、8H)、4.84(s、2H)および
7.35(m、5H)ppm。
テトラエチル(3−(フタルイミド)−プロポキシメチ
レン)−ビスホスホネート NMR(CDC):δ=1.2〜1.6(m、12
H)、2.0(m、2H)、3.65〜4.5(m、1
3H)および7.6〜7.9(m、4H)ppm。
実施例36 (2−メトキシエトキシメチレン)−ビスホスホン酸・
トリスベンジルアミン塩 テトラエチル(2−メトキシエトキシメチレン)−ビス
ホスホネート(4.0g)の塩化メチレン(16ml)溶
液を氷中で冷却し、トリメチルブロモシラン(16.2
ml)で処理した。混合物を室温で2時間攪拌し、減圧下
に蒸発させた。残渣を無水エタノールと共に室温で一晩
攪拌し、減圧下に蒸発させて、残った粗酸を無水エタノ
ール(30ml)の溶解し、ベンジルアミン(4.5ml)
で処理した。濾過によって、標題化合物が無色結晶とし
て単離させた。
NMR(DO):δ=3.09(s、3H)、3.4
〜3.55(m、2H)、3.48(t、J=15Hz、
1H)、3.62〜3.75(m、2H)、3.99
(s、6H)および7.30(s、15H)ppm。内部
標準として、HDO=4.66ppmを使用した。
実施例37 テトラエチル(2−メトキシエトキシメチレン)−ビス
ホスホネートの代わりにテトラエチル(シクロヘキシル
オキシメチレン)−ビスホスホネートまたはテトラエチ
ル(ベンジルオキシメチレン)−ビスホスホネートを使
用したことを除いては、実施例36に記載の方法に従っ
て、以下の2化合物を合成した。
(シクロヘキシルオキシメチレン)−ビスホスホン酸・
トリスベンジルアミン塩 NMR(DO):δ=0.8〜2.0(m、10
H)、3.3〜3.6(m、1H)、3.71(t、J
=16Hz、1H)、4.03(s、6H)および7.3
(s、15H)ppm。内部標準として、HDO=4.6
6ppmを使用した。
(ベンジルオキシメチレン)−ビスホスホン酸・トリス
ベンジルアミン塩 NMR(DO):δ=3.72(t、J=15Hz、1
H)、4.71(s、2H)および7.3(s、5H)
ppm。内部標準として、HDO=4.66ppmを使用し
た。
実施例38 (2−ヒドロキシエトキシメチレン)−ビスホスホン酸
・トリスベンジルアミン塩 テトラエチル(2−メトキシエトキシメチレン)−ビス
ホスホネート(2g)および6N塩酸(40ml)の混合
物を一晩還流させ、減圧下に蒸発乾固させた。無水エタ
ノールと共に蒸発を繰り返すことによって、残留する塩
酸を除去した。粗生成物を無水エタノールに溶解し、過
剰のベンジルアミンを加えた。結晶塩を濾過によって単
離し、減圧乾燥した。
NMR(DO):δ=3.50(t、J=16Hz、1
H)、3.5〜3.75(m、4H)、4.03(s、
6H)および7.33(m、15H)ppm。内部標準と
して、HDO=4.66ppmを使用した。
実施例39 (3−アミノプロポキシメチレン)−ビスホスホン酸 テトラエチル(3−(フタルイミド)−プロポキシメチ
レン)−ビスホスホネート(4.4g)および6N塩酸
(25ml)の混合物を一晩還流させた。冷却後、混合物
を水で希釈し、エーテルで2回抽出した。水相を蒸発乾
固させ、残渣を無水エタノールと共に攪拌した。標題化
合物を濾過によって単離し、減圧乾燥した。
NMR(DO+HaOD):δ=1.65〜2.0
(m、2H)、3.09(t、2H)、3.55(t、
J=16Hz、1H)および3.81(t、2H)ppm。
内部標準として、HDO=4.66ppmを使用した。
実施例40 二ナトリウム(4−クロロフェノキシメチレン)−ビス
ホスホネート 実施例26に記載の方法に従って、テトラエチル(4−
クロロフェノキシメチレン−ビスホスホネートから標題
化合物を合成した。
NMR(DO):δ=4.55(t、J=16Hz、1
H)、7.01(d、J=9Hz、2H)および7.26
(d、J=9Hz、2H)ppm。内部標準として、HDO
=4.66ppmを使用した。
実施例41 実施例18に記載の方法に従って、以下の化合物を合成
した。
(4−ブロモフェノキシメチレン)−ビスホスホン酸 NMR((CDSO):δ=4.66(t、1
H)、7.00(d、2H)、7.40(d、2H)お
よび9.80(s、4H)ppm。
(4−フルオロフェノキシメチレン)−ビスホスホン酸 NMR((CDSO):δ=4.59(t、1
H)、7.05(m、4H)および9.90(s、4
H)ppm。
(3−(トリフルオロメチル)−フェノキシメチレン)
−ビスホスホン酸 NMR((CDSO):δ=4.65(t、1
H)、7.30(m、4H)および9.60(s、4
H)ppm。
(4−ニトロフェノキシメチレン)−ビスホスホン酸 NMR(CDOD+DC):δ=5.13(t、J
=16Hz、1H)、7.31(d、J=9Hz、2H)お
よび8.23(d、9Hz、2H)ppm。
実施例42 二ナトリウム(4−t.−ブチルフェノキシメチレン)
−ビスホスホネート 実施例26に記載の方法に従って、テトラエチル(4−
t.−ブチルフェノキシメチレン)−ビスホスホネート
を標題化合物に変換した。
NMR(DO):δ=1.23(s、9H)、4.5
7(t、J=16Hz、1H)、7.04(d、J=9H
z、2H)および7.38(d、9Hz、2H)ppm。内部
標準として、HDO=4.66ppmを使用した。
実施例43 (4−メトキシフェノキシメチレン)−ビスホスホン酸 テトラエチル(4−メトキシフェノキシメチレン)−ビ
スホスホネート(4g)をトリメチルブロモシラン(1
6.4ml)に溶解した。室温で3時間放置後、混合物を
減圧下に乾燥させた。残った油状物を、無水エタノール
(30ml)と共に蒸気浴上で2時間加熱した。減圧下に
蒸発させ、エーテルから結晶させることによって、標題
化合物が無色結晶として得られた。
NMR((CDSO):δ=3.68(t、3
H)、4.51(t、1H)、6.80(d、2H)、
7.00(d、2H)および9.10(s、4H)pp
m。
実施例44 (4−ヒドロキシフェノキシメチレン)−ビスホスホン
酸 テトラエチル(4−メトキシフェノキシメチレン)−ビ
スホスホネート(2g)および濃塩酸(20ml)を一晩
還流させた。減圧下に蒸発乾固することによって標題化
合物が油状物として得られ、それを結晶化させた。
NMR((CDSO):δ=4.40(t、1
H)、6.6(m、2H)、6.9(m、2H)および
7.8(m、5H)ppm。
実施例45 テトラエチル(1−フェノキシプロピリデン)−ビスホ
スホネート ジメチルホルムアミド(10ml)中の55%水素化ナト
リウム(0.15g)の懸濁液に、テトラエチル(フェ
ノキシメチレン)−ビスホスホネート(1.14g)を
加えた。室温で45分間放置後、ヨウ化エチル(0.4
9ml)を加え、混合物を室温で一晩放置し、酢酸エチル
で希釈し、40%塩化カルシウム水溶液で洗った。有機
相を乾燥し、蒸発させて残った油状物を、シリカゲルク
ロマトグラフィーによって精製した。標題化合物が無色
油状物として単離された。
NMR(CDC):δ=1.06(t、3H)、
1.35(t、12H)、2.12(m、2H))、
4.30(m、8H)および7.0〜7.4(m、5
H)ppm。
実施例46 ヨウ化エチルの代わりに、それぞれヨウ化メチル、臭化
ブチルまたは臭化ベンジルを使用したことを除いては、
実施例45に記載の方法に従って、以下の化合物を合成
した。
テトラエチル(1−フェノキシエチリデン)−ビスホス
ホネート NMR(CDC):δ=1.38(t、3H)、
1.56(t、3H)、4.25(m、8H)および
7.0〜7.4(m、5H)ppm。
テトラエチル(1−フェノキシペンチリデン)−ビスホ
スホネート NMR(CDC):δ=0.75(t、3H)、
1.0〜1.5(m、4H)、1.34(t、6H)、
1.36(t、6H)、2.0(m、2H)、4.25
(m、8H)および7.0〜7.4(m、5H)ppm。
テトラエチル(1−フェノキシ−2−フェニルエチリデ
ン)−ビスホスホネート 融点90〜92℃の無色結晶化合物。
NMR(CDC):δ=1.12(t、6H)、
1.24(t、6H)、3.46(t、2H)、4.1
0(m、8H)および7.0〜7.5(m、10H)pp
m。
実施例47 テトラエチル(1−n−ブトキシペンチリデン)−ビス
ホスホネート カリウムt.−ブトキシド(0.37g)のt.−ブタ
ノール(5ml)溶液に、テトラエチル(n−ブトキシメ
チレン)−ビスホスホネート(1.2g)を攪拌しなが
ら加えた。室温で30分間放置後、臭化ブチル(0.3
6ml)を加え、混合物を8時間還流させた。冷却後、混
合物を酢酸エチルで希釈し、水で洗った。有機相を乾燥
し、蒸発させて残った油状物を、クロマトグラフィーに
よって精製し、標題化合物を得た。
NMR(CDC):δ=0.92(t、6H)、
1.5(m、8H)、1.34(t、12H)、2.1
0(m、2H)、3.75(t、2H)および4.20
(m、8H)ppm。
実施例48 臭化ブチルの代わりに、それぞれヨウ化エチル、臭化オ
クチル、塩化ベンジルまたは臭化3−フェニル−プロピ
ルを使用したことを除いては、実施例47に記載の方法
に従って、以下の化合物を合成した。
テトラエチル(1−n−ブトキシプロピリデン)−ビス
ホスホネート NMR(CDC):δ=0.92(t、3H)、
1.09(t、3H)、1.2〜1.6(m、4H)、
1.33(t、12H)、2.15(m、2H)、3.
75(m、2H)および4.20(m、8H)ppm。
テトラエチル(1−n−ブトキシノニリデン)−ビスホ
スホネート NMR(CDC):δ=0.88(t、3H)、
0.92(t、3H)、1.2〜1.4(m、4H)、
1.26(bs、12H)、1.34(t、12H)、
2.0(m、2H)、3.75(m、2H)および4.
20(m、8H)ppm。
テトラエチル(1−n−ブトキシ−2−フェニルエチリ
デン)−ビスホスホネート テトラエチル(1−n−ブトキシ−4−フェニルブチリ
デン)−ビスホスホネート 実施例49 (1−フェノキシプロピリデン)−ビスホスホン酸 テトラエチル(1−フェノキシプロピリデン)−ビスホ
スホネート(2.1g)のトリメチルブロモシラン(8
ml)溶液を室温で一晩放置した後、減圧下に蒸発させ
た。残渣を無水エタノール中で一晩攪拌した。減圧下に
蒸発させることによって、所望の化合物を得た。
NMR((CDSO):δ=0.92(t、3
H)、2.00(m、2H)、7.0〜7.4(m、5
H)および8.4(s、4H)ppm。
実施例50 テトラエチル(1−フェノキシプロピリデン)−ビスホ
スホネートの代わりに、実施例46、47および48の
テトラエチルエステルを使用したことを除いては、実施
例49に記載の方法に従って、以下の化合物を合成し
た。
(1−フェノキシエチリデン)−ビスホスホン酸 NMR((CDSO):δ=1.37(t、3
H)、7.0〜7.4(m、5H)および7.8(s、
4H)ppm。
(1−フェノキシペンチリデン)−ビスホスホン酸 NMR((CDSO):δ=0.66(t、3
H)、0.8(m、2H)、1.35(m、2H)、
1.90(m、2H)、6.9〜7.4(m、5H)お
よび8.05(s、4H)ppm。
(1−フェノキシ−2−フェニルエチリデン)−ビスホ
スホン酸 NMR((CDSO):δ=3.14(t、2
H)、7.0〜7.5(m、10H)および8.2
(s、4H)ppm。
(1−n−ブトキシペンチリデン)−ビスホスホン酸 NMR((CDSO):δ=0.87(t、6
H)、1.35(m、8H)、1.90(m、2H)、
3.75(m、2H))および7.30(s、4H)pp
m。
(1−n−ブトキシプロピリデン)−ビスホスホン酸 NMR((CDSO):δ=0.87(m、3
H)、0.99(t、3H)、1.1〜1.6(m、4
H)、2.0(m、2H)、3.77(m、2H)およ
び8.9(s、4H)ppm。
(1−n−ブトキシノニリデン)−ビスホスホン酸 NMR((CDSO):δ=0.86(m、6
H)、1.24(bs、12H)、1.1〜2.1
(m、6H)、3.73(m、2H)および7.40
(bs、4H)ppm。
(1−n−ブトキシ−2−フェニルエチリデン)−ビス
ホスホン酸 (1−n−ブトキシ−4−フェニルブチリデン)−ビス
ホスホン酸 実施例51 テトラ−(ピバロイルオキシメチル)(フェノキシメチ
レン)−ビスホスホネート (フェノキシメチレン)−ビスホスホン酸(8.04
g)の無水エタノール(50ml)溶液を、トリフルオロ
酢酸銀(33.15g)の無水エタノール(200ml)
溶液に攪拌しながら加えた。混合物を氷中で冷却し、濾
過した。減圧下に乾燥することによってベージュ色の粉
末として得られた(フェノキシメチレン)−ビスホスホ
ン酸四銀(17.9g)をアセトニトリル(360ml)
に懸濁させ、ヨードメチルピバレート(31.1g)で
処理した。室温で30分間攪拌後、混合物を濾過し、濾
液を減圧下に蒸発させて残った粗油状物をシリカゲルク
ロマトグラフィーによって精製し、無色油状物として標
題化合物を得た。
NMR(CDC):δ=1.16(s、18H)、
1.19(s、18H)、5.01(t、1H)、5.
75(m、8H)および7.15(m、5H)ppm。
実施例52 テトラ−(アセトキシメチル)(n−ブトキシメチレ
ン)−ビスホスホネート (フェノキシメチレン)−ビスホスホン酸の代わりに
(n−ブトキシメチレン)−ビスホスホン酸を、ヨード
メチルピバレートの代わりにヨードメチルアセテートを
用いたことを除いては、実施例51に記載の方法に従っ
て表題化合物を合成した。
NMR(CDC):δ=0.92(m、3H)、
1.3〜1.6(m、4H)、2.15(s、12
H)、3.74(bt、2H)、4.10(t、1H)
および5.80(m、8H)ppm。
実施例53〜77 適当な置換フェノールを出発物質とし、実施例20、2
1、8、18、27および44に記載の方法に従って一
般式(V)で示される化合物を合成した。
実施例78 以下の組成物を調製して錠剤を製造した。
二ナトリウム(フェノキシメチレン)−ビスホスホネー
ト1000g コーンスターチ
700g ヒドロキシプロピルセルロース
15g カルボキシメチルスターチナトリウム
65g ステアリン酸マグネシウム
20g 二ナトリウム(フェノキシメチレン)−ビスホスホネー
トをコーンスターチと混合し、ヒドロキシプロピルセル
ロースの5%エタノール性溶液と共に造粒した。その顆
粒を50℃で乾燥し、0.7mmふるいに通し、カルボキ
シメチルスターチナトリウムおよびステアリン酸マグネ
シウムと混合し、打錠して8mmの円形の平らな錠剤(各
重量180mg)とした。
実施例79 以下の組成物を調製して注射用滅菌溶液を製造した。
二ナトリウム(フェノキシメチレン)−ビスホスホネー
ト 50g 塩化ナトリウム
60g 酢酸ナトリウム
20g 酢酸
適量 注射用蒸留水 全量10,
000ml 二ナトリウム(フェノキシメチレン)−ビスホスホネー
ト、塩化ナトリウムおよび酢酸ナトリウムを注射用蒸留
水に溶解し、酢酸を加えてpH5.2に調節した。
溶液を注射用蒸留水で希釈して10とし、0.2μm
メンブランフィルターを通して滅菌濾過した。溶液を1
mlずつ無菌的にアンプルに入れた。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07F 9/572 A 7537−4H

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式: [式中、R1は、直鎖または分枝状C1−C10アルキルであ
    り、アミノ、フタルイミド、ヒドロキシ、C1−C4アルコ
    キシ、ハロゲンまたはシクロフェノキシで置換されてい
    てもよく、またはR1は、アリールであり、直鎖または分
    枝状C1−C4アルキル、アミノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1
    −C4アルコキシ、ハロゲンまたはトリフルオロメチルで
    置換されていてもよく、またはR1は、シクロヘキシル、
    ナフチルまたはベンジルであり;R2は、水素、C1−C8
    ルキルまたはアリールC1−C4アルキルである。ただし、
    R1がメチルであれば、R2は水素またはメチルではなく、
    R1が非置換n−ブチル、n−ペンチルまたはn−ヘキシ
    ルであれば、R2は水素ではない。]で示される化合物;
    並びにその薬学的に許容し得る無毒性塩、およびC1−C4
    アルキルエステル、ピバロイルオキシメチルエステルお
    よびアセトキシメチルエステル。
  2. 【請求項2】R1は、要すればアミノ、ヒドロキシ、メチ
    ルまたはハロゲンで置換した直鎖または分枝状C3−C6
    ルキル、フェニルまたはベンジル、R2は水素、直鎖また
    は分枝状C1−C4アルキルまたはベンジル;好ましくはR1
    はプロピル、ブチル、アミノプロピル、アミノブチル、
    2,2,2−トリフルオロエチル、フェニルまたはトリル、
    並びにR2は水素、メチルまたはエチルである第1項記載
    の化合物。
  3. 【請求項3】アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、ア
    ンモニア、低級アルキルアミン、低級アルカノールアミ
    ン、プロカイン、シクロアルキルアミン、ベンジルアミ
    ンおよび複素環式アミンとの塩から成る群から選択され
    る一、二、三または四塩基性塩の形態である第1項記載
    の化合物。
  4. 【請求項4】(フェノキシメチレン)−ビスホスホン酸
    並びにその塩およびエステルである第1〜3項のいずれ
    かに記載の化合物。
  5. 【請求項5】(2,2,2−トリフルオロエトキシメチレ
    ン)−ビスホスホン酸並びにその塩およびエステルであ
    る第1〜3項のいずれかに記載の化合物。
  6. 【請求項6】(4−トリルオキシメチレン)−ビスホス
    ホン酸並びにその塩およびエステルである第1〜3項の
    いずれかに記載の化合物。
  7. 【請求項7】(n−プロポキシメチレン)−ビスホスホ
    ン酸並びにその塩およびエステルである第1〜3項のい
    ずれかに記載の化合物。
  8. 【請求項8】(4−ヒドロキシフェノキシメチレン)−
    ビスホスホン酸並びにその塩およびエステルである第1
    〜3項のいずれかに記載の化合物。
  9. 【請求項9】一般式: [式中、R1は、直鎖または分枝状C1−C10アルキルであ
    り、アミノ、フタルイミド、ヒドロキシ、C1−C4アルコ
    キシ、ハロゲンまたはシクロフェノキシで置換されてい
    てもよく、またはR1は、アリールであり、直鎖または分
    枝状C1−C4アルキル、アミノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1
    −C4アルコキシ、ハロゲンまたはトリフルオロメチルで
    置換されていてもよく、またはR1は、シクロヘキシル、
    ナフチルまたはベンジルであり;R2は、水素、C1−C8
    ルキルまたはアリールC1−C4アルキルである。ただし、
    R1がメチルであれば、R2は水素またはメチルではなく、
    R1が非置換n−ブチル、n−ペンチルまたはn−ヘキシ
    ルであれば、R2は水素ではない。]で示される化合物
    (I)の製法であって、一般式(II)で示されるジクロロメ
    チルエーテルを出発物質とし、反応式: [式中、R1は前記と同意義、およびA1kはC1−C6アルキ
    ルである。] に従って行う方法。
  10. 【請求項10】オステオポローシス、リウマチ様関節炎
    および他の関節炎症状、アテローム性動脈硬化症、悪性
    または原発性上皮小体機能亢進症による高カルシウム血
    症、パジェット病、並びにカルシウム平衡異常を伴う他
    の症状を、同時に副作用を起こすことなく処置するため
    に投与する組成物であって、一般式: [式中、Rは、直鎖状C2−C6アルキルまたはフェニルで
    ある。]で示される化合物;並びにその薬学的に許容し
    得る無毒性塩、およびC1−C4アルキルエステル、ピバロ
    イルオキシメチルエステルおよびアセトキシメチルエス
    テルから成る群から選択される少なくとも1種の成分の
    有効量と共に、固体または液体の薬剤担体および/また
    は補助剤を含有する組成物。
  11. 【請求項11】ビタミンD2およびビタミンD3またはそれ
    らのヒドロキシル化誘導体、カルシトニン、ミトラマイ
    シン、フッ化ナトリウム、エストロゲン並びに非ステロ
    イド系抗炎症剤から成る群から選択される1種またはそ
    れ以上の成分をさらに含有する第10項記載の組成物。
  12. 【請求項12】0.01〜25mg/kg体重、好ましくは
    0.02〜10mg/kg体重の用量(第10項記載の化合
    物(V)換算)で1日に一回またはそれ以上投与する第1
    0項または第11項記載の組成物。
  13. 【請求項13】1日当たり0.01〜10mg/kg体重、
    好ましくは0.02〜5mg/kg体重の用量(第10項記
    載の化合物(V)換算)で、閉経期後のオシテオポローシ
    スの予防のために投与する第10〜12項のいずれかに
    記載の組成物。
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