JPH0683037B2 - 昇圧回路 - Google Patents

昇圧回路

Info

Publication number
JPH0683037B2
JPH0683037B2 JP62044293A JP4429387A JPH0683037B2 JP H0683037 B2 JPH0683037 B2 JP H0683037B2 JP 62044293 A JP62044293 A JP 62044293A JP 4429387 A JP4429387 A JP 4429387A JP H0683037 B2 JPH0683037 B2 JP H0683037B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
potential
level
output
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62044293A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63209320A (ja
Inventor
昭二 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP62044293A priority Critical patent/JPH0683037B2/ja
Publication of JPS63209320A publication Critical patent/JPS63209320A/ja
Publication of JPH0683037B2 publication Critical patent/JPH0683037B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manipulation Of Pulses (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は昇圧回路に関する。
〔従来の技術〕
従来の昇圧回路は、例えば第3図に示すように、入力IN
を受け、反転出力を送出するCMOSインバータ1と、その
一端が、出力端に接続された昇圧用コンデンサC1と、入
力端とコンデンサC1の他端との間に設けられたタイミン
グ調整用の5段のCMOSインバータ2〜6と、出力端と電
源VCC(第1の動作電圧)との間に設けられ、その一端
が出力端に接続されたNMOSトランジスタQ2と、このQ2
ゲートを駆動するCMOSインバータ7と、CMOSインバータ
7の出力端とトランジスタQ2のゲート間に介在するバッ
ファ用MOSトランジスタQ4とからなっている。なお、CMO
Sインバータ1〜7は、PMOSトランジスタ(Pチャンネ
ル絶縁ゲート型電界効果トランジスタ)Q1,Q7,Q9,Q11,Q
13,Q15,Q5とNMOSトランジスタQ3,Q8,Q10,Q12,Q14,Q16,Q
6とがそれぞれ組合されて構成されている。図中、PMOS
トランジスタとNMOSトランジスタとを区別するため、PM
OSトランジスタには、トランジスタ記号に丸印を付して
ある。
第4図は第3図の昇圧回路の動作を説明するためのタイ
ミングチャートであり、以下、第3図および第4図を参
照して、第3図の従来の昇圧回路の出力昇圧動作を説明
する。
まず、時刻t0に入力信号INがハイレベルからローレベル
に変化すると、PMOSトランジスタQ1がオンし、トランジ
スタQ1のドレインN1が電源レベル(ハイレベル)とな
る。このとき、トランジスタQ2のゲートN2の電位はハイ
レベルとなっているため、トランジスタQ2は導通状態に
あり、そのゲート容量間に発生する電位分だけゲート電
位が上昇するという、いわゆるセルフブート効果をうけ
て、トランジスタQ2のゲートN2の電位は電源レベルVCC
以上の高電位に持上げられる。ゆえに、トランジスタQ2
のゲート・ソース間電位分だけ電圧効果があるにもかか
わらず、出力信号OUTはほぼ電源電位VCCまで上昇する。
一方、CMOSインバータ2〜7の各出力部分N3〜N8におい
て、N4の電位はローレベルからハイレベルへ、N5の電位
はハイレベルからローレベルへ、N6の電位はローレベル
からハイレベルへ、N7の電位はハイレベルからローレベ
ルへ、N8の電位はローレベレからハイレベルへ、N3の電
位はハイレベルからローレベルへとそれぞれ変化する。
時刻t1にN2の電位は、N3の電位がハイレベルからローレ
ベルに変化したので、トランジスタQ4を介してローレベ
ルとなり、NMOSトランジスタQ2はオフする。これと、ほ
ぼ同期して、CMOSインバータ6の出力部分N8の電位がロ
ーレベルからハイレベル(電源レベル)に変化し、コン
デンサC1の出力端の反対側の極の電位が上昇し、出力信
号OUTが電源電圧VCC以上に昇圧される。このとき、NMOS
トランジスタQ2はオフ状態になっているので、出力信号
がトランジスタQ2を介して電源へ流出することがない。
以上の動作により、昇圧された出力信号が出力端に発生
する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した従来の昇圧回路は、第4図のt3〜t4期間のよう
に、入力信号にノイズが重畳され、ローレベルが瞬間的
にハイレベルとなった場合、NMOSトランジスタQ3がオン
し、その結果、出力信号の電圧レベルが低下してしまう
という欠点がある。
トランジスタQ2のゲート電位は、出力の昇圧後ローレベ
ルになっているため、出力端を充電し低下した出力レベ
ルをもちあげることはできない。第4図のt3〜t4期間の
ように、ノイズが連続すると、最終的には、出力信号OU
Tの電圧はローレベルになってしまう。このような問題
は、ノイズが瞬時的なもので、トランジスタQ3のみが、
このノイズに反応してオンする一方、インバータ2〜7
へは伝わらず、吸収されてしまう場合に発生する。
〔問題点解決するための手段〕
本発明の昇圧回路は、所定の動作電圧と出力端との間に
設けられ、その一端が出力端に接続されたNMOSトランジ
スタのゲート電位がローレベルになった後、そのゲート
電位を再びハイレベルにするタイミング回路を有してい
る。
〔作用〕
したがって、出力端の電位が低下した場合、上述したNM
OSトランジスタが導通し出力端を充電するために、出力
端の電位はほぼ電源電位(動作電位)に保持され、出力
電圧のレベル補償がなされる。
また、従来の回路に簡単なタイミング回路を付加するだ
けで構成できるため、回路がそれほど複雑化しない。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明の昇圧回路の実施例の回路図、第2図は
各部の電圧波形を示すタイミングチャートである。
本実施例の昇圧回路は、第3図に示す従来回路におい
て、インバータ7の出力を入力とするとCMOSインバータ
8と、CMOSインバータ8の出力を入力とするCMOSインバ
ータ9と、CMOSインバータ9およびCMOSインバータ4の
出力を入力とするナンドゲート10とからなるタイミング
回路を付加したものである。CMOSインバータ8はPMOSト
ランジスタQ19とNMOSトランジスタQ20とで構成され、CM
OSインバータ9はPMOSトランジスタQ17とNMOSトランジ
スタQ18とで構成され、ナンドゲート10はPMOSトランジ
スタQ5,Q24とNMOSトランジスタQ6,Q23とで構成されてい
る。
次に本実施例の回路動作を第2図により説明する時刻t0
に、入力信号INがハイレベルからローレベルに変化する
と、CMOSインバータ1の出力により出力端の電位(出力
信号の電位)がほぼ電源電圧VCCまで上昇する。次に、t
1〜t2期間において、出力信号の電圧が電源電位以上に
昇圧される。このとき出力端と電源VCCとの間に設けら
れたNMOSトランジスタQ2のゲートN2の電位は、NMOSトラ
ンジスタQ6およびQ23がオンしているためにローレベル
に保持され、トランジスタQ2はオフしている。出力信号
の昇圧後、時刻t2に上述したCMOSインバータ8,9および
ナンドゲート10からなるタイミング回路の出力N3がハイ
レベルとなり、トランジスタQ2のゲート電圧は、再びハ
イレベルになる。出力昇圧後に、トランジスタQ2のゲー
トN2の電位がハイレベルになっても、出力端の電位、す
なわちトランジスタQ2のソース電位がハイレベルとなっ
ているので、ゲート・ソース間電圧がしきい値電圧に達
せず、トランジスタQ2はオンしない。ゆえに、昇圧され
た出力が電源に流出することはない。
昇圧完了後の時刻t3に連続するノイズが入力信号INが重
畳されると、同ノイズに応答してNMOSトランジスタQ3
オン、オフを繰り返しまたPMOSトランジスタQ1はオフ、
オンを繰り返す。まず、トランジスタQ3のオンにより、
出力信号の電圧レベルが低下するが、その低下がトラン
ジスタQ2のゲートN2の電位からトランジスタQ2のしきい
値電圧よりも低くなると、トランジスタQ2はオンとな
り、N1にチャージされていた電荷により出力端を充電す
る。トランジスタQ3がオフ、トランジスタQ2がオンに戻
ることにより、N1はトランジスタQ2により再充電圧さ
れ、また、前述したセルフブート効果によりN2の電位は
電源電圧よりも大きく上昇する。したがって、トランジ
スタQ2のしきい値の影響はなくなり出力信号の電位はほ
ぼ電源電圧VCCに回復する。この結果、出力電圧のレベ
ルは実質的に保障されることになる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、電源と出力端との間に設
けられ、その一端が出力端に接続されたNMOSトランジス
タのゲート電位を出力昇圧後にハイレベルになすタイミ
ング回路を設けることにより、出力レベル低下時のレベ
ル補償を行い、回路構成をさほど複雑化させることなく
信頼性の高い昇圧回路を抵抗できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の昇圧回路の一実施例の回路図、第2図
は第1図に図示される昇圧回路の動作を説明するための
タイミングチャート、第3図は従来の昇圧回路の回路
図、第4図は第3図の従来の昇圧回路の動作を説明する
ためのタイミングチャートである。 1……CMOSインバータ、 2〜9……タイミング調整用CMOSインバータ、 10……ナンドゲート VCC……電源電位、 GND……接地電位、 Q1,Q5,Q9,Q11,Q13,Q15,Q21,Q19,Q17,Q24……PMOSトラン
ジスタ、 Q3,Q4,Q6,Q8,Q10,Q12,Q14,Q16,Q18,Q20,Q22,Q23……NMO
Sトランジスタ、 C1……昇圧用コンデンサ、 N1〜N1……昇圧回路の各部分(もしくは、その部分の電
位)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源端子と回路節点との間に接続された一
    導電型の第1MOSトランジスタ、前記回路節点と出力端子
    との間に接続された逆導電型の第2MOSトランジスタ、前
    記出力端子と基準端子との間に接続された前記逆導電型
    の第3MOSトランジスタ、前記第1および第3MOSトランジ
    スタのゲートに共通に接続された入力端子、前記入力端
    子に印加される入力信号を遅延することにより、前記入
    力信号のレベル変化時点から第1の時間、これよりも長
    い第2の時間およびこの第2の時間よりも長い第3の時
    間経過後にそれぞれレベル変化が生じる第1、第2およ
    び第3の遅延信号を発生する遅延回路と、一端に前記第
    2の遅延信号を受け他端が前記出力端子に接続されたコ
    ンデンサ、ならびに前記入力信号の第1の論理レベルか
    ら第2の論理レベルへの変化にもとづき生じる前記第1
    の遅延信号のレベル変化により前記第2のMOSトランジ
    スタを導通状態から遮断状態とせしめ前記第3の遅延信
    号のレベル変化により前記第2のMOSトランジスタを再
    び導通状態とせしめる制御回路を備え、前記第1および
    第3のMOSトランジスタは前記入力信号の前記第1の論
    理レベルのときにそれぞれ遮断および導通状態となる昇
    圧回路。
JP62044293A 1987-02-26 1987-02-26 昇圧回路 Expired - Lifetime JPH0683037B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62044293A JPH0683037B2 (ja) 1987-02-26 1987-02-26 昇圧回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62044293A JPH0683037B2 (ja) 1987-02-26 1987-02-26 昇圧回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63209320A JPS63209320A (ja) 1988-08-30
JPH0683037B2 true JPH0683037B2 (ja) 1994-10-19

Family

ID=12687459

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62044293A Expired - Lifetime JPH0683037B2 (ja) 1987-02-26 1987-02-26 昇圧回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0683037B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH077912B2 (ja) * 1988-09-13 1995-01-30 株式会社東芝 昇圧回路

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63209320A (ja) 1988-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0468861B2 (ja)
JPH0584597B2 (ja)
JP2806717B2 (ja) チャージポンプ回路
JPH0427731B2 (ja)
JP2001292563A5 (ja)
US4638182A (en) High-level CMOS driver circuit
US5627739A (en) Regulated charge pump with low noise on the well of the substrate
US4250408A (en) Clock pulse amplifier and clipper
JPH0683037B2 (ja) 昇圧回路
JPH0685497B2 (ja) 半導体集積回路
JPH0758887B2 (ja) Rc時定数を利用した可変クロック遅延回路
JPH10294652A (ja) 半導体集積回路
JP3061969B2 (ja) 半導体集積回路
JP2758735B2 (ja) 論理回路
JPH0430207B2 (ja)
JP3224712B2 (ja) 論理&レベル変換回路及び半導体装置
CN217307656U (zh) 一种适用于单片微机系统的上电复位电路及单片微机系统
JPS61198813A (ja) クロツクジエネレ−タ回路
JP2803448B2 (ja) 出力回路
JP2531834B2 (ja) 低インピ―ダンス出力回路
JPH04237214A (ja) クロックドインバータ
JPS6243392Y2 (ja)
JPH0777344B2 (ja) 出力バッファ回路
JPS5842558B2 (ja) アドレス バッファ回路
JPH11145798A (ja) 遅延回路