JP3061969B2 - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JP3061969B2
JP3061969B2 JP5004877A JP487793A JP3061969B2 JP 3061969 B2 JP3061969 B2 JP 3061969B2 JP 5004877 A JP5004877 A JP 5004877A JP 487793 A JP487793 A JP 487793A JP 3061969 B2 JP3061969 B2 JP 3061969B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路(I
C)に係り、特にCMOS型の大規模集積回路(LS
I)の入力回路に外部から入力するノイズがLSI内部
回路へ伝達されないように消去するためのノイズキャン
セラー回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図12は、従来のCMOS構造のLSI
のノイズキャンセラー回路を示している。
【0003】このCMOS構造のLSIでは、例えばP
型半導体基板が用いられており、Nチャネル絶縁ゲート
型トランジスタ(以下、NMOSトランジスタと記す)
はP型半導体基板上に直接に形成され、Pチャネル型M
OSトランジスタ(以下、PMOSトランジスタと記
す)はP型半導体基板上に所定の深さをもたせて形成さ
れたN型ウェル領域の上に形成されている。また、P型
半導体基板には接地電位(以下、GNDと記す)が与え
られ、N型ウェル領域にはGNDに対して正の電源電位
(以下、VDDと記す)が与えられているものとする。
【0004】図12において、AはLSIの外部入力端
子、IV1は入力端子Aからの信号のレベルを反転して
伝達するCMOSインバータ回路、C1はIV1の出力
信号を電荷の充放電により遅延を与えるためのキャパシ
タ素子、IV2は前記CMOSインバータ回路IV1の
出力信号を反転して伝達するCMOSインバータ回路、
121は論理回路、122は上記論理回路121の出力
信号を保持するラッチ回路、123はLSIの内部回
路、Zは外部出力端子である。
【0005】上記論理回路121は、PMOSトランジ
スタP1およびP2、NMOSトランジスタN1および
N2がVDDとVSSとの間に直列に接続されており、
PMOSトランジスタP1およびNMOSトランジスタ
N2は入力端子Aからの信号がゲートに入力し、PMO
SトランジスタP2およびNMOSトランジスタN1は
前記CMOSインバータ回路IV2の出力信号が入力す
る。前記ラッチ回路122であり、CMOSインバータ
回路IV3およびIV4からなる。なお、上記回路にお
いて、信号の論理レベルの低レベルを“L”(ほぼGN
D)で表し、論理レベルの高レベルを“H”(ほぼVD
D)で表わす。
【0006】また、上記回路において、前記CMOSイ
ンバータ回路IV1の入力ノードをa、CMOSインバ
ータ回路IV1の出力ノードをb、CMOSインバータ
回路IV2の出力ノードをc、論理回路121の出力ノ
ードをdで表わす。図13〜図16は、それぞれ図12
の回路の相異なる動作例における時間の経過に対する各
ノードa、b、c、dの電位変化の一例を示している。
図13は、図12の回路の通常動作例を示している。図
13中、T(1)、(5)の期間は外部から入力端子A
(入力ノードa)に与えられる入力信号が“H”の場合
を示している。
【0007】この場合には、インバータ回路IV1の出
力ノードbは“L”、インバータ回路IV2の出力ノー
ドcは“H”である。そして、論理回路121は、上記
ノードa、cの信号が入力し、PMOSトランジスタP
1、P2が共にオフ、NMOSトランジスタN1、N2
が共にオンになり、その出力ノードdが“L”になり、
この“L”出力が内部回路123へ伝えられる。図13
中、T(2)の期間は入力信号が“H”から“L”へ変
化した場合を示している。
【0008】この場合には、インバータ回路IV1の出
力ノードbには、キャパシタ素子C1の電荷量とインバ
ータ回路IV1のオン抵抗の時定数による遅れを伴い
“L”から“H”へ変化する信号が出力され、インバー
タ回路IV2の出力ノードcには“H”から“L”へ変
化する信号が出力される。そして、論理回路121は、
最初は、PMOSトランジスタP1がオン、NMOSト
ランジスタN1がオフになり、出力ノードdは高インピ
ーダンス状態になるが、次段のラッチ回路122によっ
てそれまでの状態(“L”)が保持される。
【0009】やがて、ノードbの信号がインバータ回路
IV2の閾値に達すると、インバータ回路IV2の出力
ノードcが“L”に反転し、論理回路121のPMOS
トランジスタP2がオン、NMOSトランジスタN1が
オフになり、出力ノードdは“H”が出力される。つま
り、入力信号の変化よりも遅れて“L”から“H”へ変
化する信号が内部回路123へ伝えられる。図13中、
T(3)の期間は入力信号が“L”の場合を示してい
る。
【0010】この場合には、インバータ回路IV1の出
力ノードbは“H”、インバータ回路IV2の出力ノー
ドcは“L”になる。そして、論理回路121は、PM
OSトランジスタP1、P2が共にオン、NMOSトラ
ンジスタN1、N2が共にオフになり、その出力ノード
dには“H”が出力され、この“H”出力が内部回路1
23へ伝えられる。図13中、T(4)の期間は入力信
号が“L”から“H”へ変化する場合を示している。
【0011】この場合には、インバータ回路IV1の出
力ノードbには、キャパシタ素子C1の電荷量とインバ
ータ回路IV1のオン抵抗の時定数による遅れを伴い
“H”から“L”へ変化する信号が出力され、インバー
タ回路IV2の出力ノードcには“L”から“H”へ変
化する信号が出力される。そして、論理回路121は、
最初は、PMOSトランジスタP1がオフ、NMOSト
ランジスタN1がオンになり、出力ノードdは高インピ
ーダンス状態になるが、次段のラッチ回路122によっ
てそれまでの状態(“H”)が保持される。やがて、ノ
ードbの信号がインバータ回路IV2の閾値に達する
と、インバータ回路IV2の出力ノードcが“H”に反
転し、論理回路121のPMOSトランジスタP2がオ
フ、NMOSトランジスタN1がオンになり、出力ノー
ドノードdは“L”が出力されるので、入力信号の変化
よりも遅れて“H”から“L”へ変化する信号が内部回
路123へ伝えられる。
【0012】図14は、入力信号にキャパシタ素子C1
の電荷量とインバータ回路IV1のオン抵抗の時定数に
よる遅れよりも短い時間のレベル変化(ノイズ信号)が
発生した場合の動作例を示している。
【0013】図14中、T(1)の期間は、入力信号に
“H”→“L”→“H”のレベル変化(下向きのノイ
ズ)が生じた場合の動作を示しており、論理回路121
の出力ノードdには“L”だけが出力する。図14中の
期間T(2)は、入力信号に“L”→“H”→“L”の
レベル変化(上向きのノイズ)が生じた場合の動作を示
しており、論理回路121の出力ノードdには“H”だ
けが出力する。
【0014】上記したように、図12の回路は、入力信
号にキャパシタ素子C1の電荷量とインバータ回路IV
1のオン抵抗の時定数による遅れよりも短い時間のノイ
ズが生じても、このノイズが内部回路123へ伝達され
ないように消去するノイズキャンセラー回路として作用
することが分かる。
【0015】しかし、図12の回路は、上記したような
短い時間のノイズ信号が連続で複数入力した場合には、
以下に述べるようにノイズキャンセラー回路としての機
能を果たさなくなるという問題がある。図15は、入力
信号に下向きのノイズ信号が連続的に3回発生した場合
の動作例を示している。
【0016】この場合には、1回目のノイズ信号に伴っ
て充電されたキャパシタ素子C1の電位がGNDまで完
全に立ち下がる前に2回目のノイズ信号が入力される
と、ノードbの信号レベルはインバータ回路IV2の閾
値を越えるまで徐々に上昇するので、インバータ回路I
V2の出力ノードcが“L”に反転する。このノードc
の信号は論理回路121で反転され、上向きのノイズと
して内部回路123に伝わり、内部回路123の誤動作
を誘発してしまう。図16は、入力信号に上向きのノイ
ズ信号が連続的に3回発生した場合の動作例を示してい
る。
【0017】この場合には、1回目のノイズ信号に伴っ
て放電されたキャパシタ素子C1の電位がVDDまで完
全に立ち上がる前に2回目のノイズ信号が入力される
と、ノードbの信号レベルはインバータ回路IV2の閾
値を越えるまで徐々に低下するので、インバータ回路I
V2の出力ノードcが“H”に反転する。このノードc
の信号は論理回路121で反転され、下向きのノイズと
して内部回路123に伝わり、内部回路123の誤動作
を誘発してしまう。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
ノイズキャンセラー回路は、短い時間のノイズ信号が連
続で複数入力される際にキャパシタ素子の充放電が完全
に終わらないまま次のノイズ信号が入力された場合に
は、ノイズキャンセラー回路としての機能を果たさなく
なり、ノイズ信号を内部回路へ伝達してしまいLSI内
部の誤動作の原因となるという問題があった。
【0019】本発明は上記の問題点を解決すべくなされ
たもので、短い時間のノイズ信号が単発的にあるいは連
続で複数入力された場合でも、LSI内部の誤動作の原
因となるノイズ信号を伝達しないように打ち消すことが
可能なノイズキャンセラー回路を有する半導体集積回路
を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体集積回路
は、外部入力端子と、この外部入力端子からゲート入力
が与えられ、ソースが第1の電位ノードに接続された第
1のPMOSトランジスタと、この第1のPMOSトラ
ンジスタのドレインと前記外部入力端子との間に接続さ
れた第1のキャパシタ素子と、前記外部入力端子からゲ
ート入力が与えられ、ソースが第2の電位ノードに接続
された第1のNMOSトランジスタと、この第1のNM
OSトランジスタのドレインと前記外部入力端子との間
に接続された第2のキャパシタ素子と、前記外部入力端
子から入力が与えられる第1のCMOSインバータと、
この第1のCMOSインバータの出力がゲートに入力す
る第2のPMOSトランジスタと、この第2のPMOS
トランジスタのソースにドレインが接続され、ソースが
第1の電位ノードに接続され、ゲートが前記第1のNM
OSトランジスタと第2のキャパシタ素子との接続ノー
ドに接続された第3のPMOSトランジスタと、前記第
2のPMOSトランジスタのドレインにドレインが接続
され、ゲートに前記第1のCMOSインバータの出力が
入力する第2のNMOSトランジスタと、この第2のN
MOSトランジスタのソースにドレインが接続され、ソ
ースが第2の電位ノードに接続され、ゲートが前記第1
のPMOSトランジスタと第1のキャパシタ素子との接
続ノードに接続された第3のNMOSトランジスタと、
前記第2のPMOSトランジスタと第2のNMOSトラ
ンジスタとのドレイン相互接続ノードの信号を出力する
回路とを具備することを特徴とする。
【0021】
【作用】第1の電位ノードと外部入力端子との間に直列
に接続された第1のPMOSトランジスタと第1のキャ
パシタ素子とを有し、これらの接続ノードの信号を後段
の論理入力として用いることにより、入力信号に短い時
間の下向きノイズが単発的あるいは連続的に生じた場合
でも、ノイズが内部回路へ伝達されないように消去する
ことができる。
【0022】また、外部入力端子と第2の電位ノードの
間に直列に接続された第2のキャパシタ素子と第1のN
MOSトランジスタとを有し、これらの接続ノードの信
号を後段の論理入力として用いることにより、入力信号
に短い時間の上向きノイズが単発的あるいは連続的に生
じた場合でも、ノイズが内部回路へ伝達されないように
消去することができる。
【0023】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は、本発明の第1実施例に係るCMO
S構造のLSIのノイズキャンセラー回路を示してい
る。
【0024】このCMOS構造のLSIでは、例えばP
型半導体基板が用いられており、NMOSトランジスタ
はP型半導体基板上に直接に形成し、PMOSトランジ
スタはP型半導体基板上に所定の深さをもたせて形成さ
れたN型ウェル領域の上に形成されている。また、P型
半導体基板には接地電位GNDが与えられ、N型ウェル
領域には正の電源電位VDDが与えられているものとす
る。図1の回路において、Aは外部入力端子、11は論
理回路、12はラッチ回路、13は内部回路、Zは外部
出力端子である。
【0025】上記論理回路11において、ノードeは前
記入力端子Aに接続されており、VDDと上記ノードe
との間には、入力端子Aからの信号が入力するPMOS
トランジスタP3およびキャパシタ素子C2が直列に接
続されている。また、上記ノードeとGNDとの間に
は、キャパシタ素子C3と上記入力端子Aからの信号が
入力するNMOSトランジスタN3とが直列に接続され
ている。IV5は前記入力端子Aからの信号が入力する
CMOSインバータ回路である。
【0026】さらに、VDDとGNDとの間には、前記
キャパシタ素子C3とNMOSトランジスタN3との接
続ノードgの信号がゲートに入力するPMOSトランジ
スタP4と、前記CMOSインバータ回路IV5の出力
ノードhの信号がそれぞれ入力とするPMOSトランジ
スタP5およびNMOSトランジスタN5と、前記PM
OSトランジスタP3とキャパシタ素子C2との接続ノ
ードfの信号がゲートに入力するNMOSトランジスタ
N4とが直列に接続されている。
【0027】前記ラッチ回路12は、上記PMOSトラ
ンジスタP5とNMOSトランジスタN5の接続ノード
iの出力信号が入力するCMOSインバータ回路IV6
およびこのCMOSインバータ回路IV6の出力ノード
j・入力ノードi間に帰還接続されたCMOSインバー
タ回路IV7とからなる。このラッチ回路12のラッチ
信号は前記内部回路13に入力し、この内部回路13の
出力信号は前記出力端子ZからLSI外部に出力する。
図2〜図5は、それぞれ図1の回路の相異なる動作例に
おける各ノードe、f、g、h、iの電位変化の一例を
示している。図2は、入力信号にノイズが含まれない場
合の動作例を示している。図2において、T(1)、
(5)の期間は入力端子A(入力ノードe)の入力信号
が“H”の場合を示している。
【0028】この場合には、PMOSトランジスタP3
がオフ、NMOSトランジスタN3がオンになる。そし
て、キャパシタ素子C2の電荷保存により接続ノードf
のレベルは“H”レベルを保持しようとする。また、キ
ャパシタ素子C3の両端の電位差は(VDD−GND)
となり、キャパシタ素子C3は電荷を充電したまま接続
ノードgの“L”状態を保持しようとする。
【0029】一方、前記接続ノードfの信号が入力する
NMOSトランジスタN4はオン、前記接続ノードgの
信号が入力するPMOSトランジスタP4はオンにな
り、インバータ回路IV5の出力ノードhは“L”であ
り、PMOSトランジスタP5はオン、NMOSトラン
ジスタN5はオフになる。したがって、出力ノードiが
“H”になり、この“H”出力が内部回路13へ伝えら
れる。図2中、T(2)の期間は入力信号が“H”から
“L”へ変化した場合を示している。
【0030】この場合には、キャパシタ素子C2、C3
にカップリング作用が働き、接続ノードfの電位は
“L”に近付く。また、接続ノードgは、キャパシタ素
子C3のカップリング作用によりGNDより低い電位と
なるが、NMOSトランジスタN3の基板領域とドレイ
ン間に順方向のダイオードができるので、GND−Vf
(ダイオードの順方向電圧)の電位となり、“L”を保
つ。
【0031】この時、接続ノードfの信号が入力するN
MOSトランジスタN4はオフ、接続ノードgの信号が
入力するPMOSトランジスタP4はオンになる。ま
た、インバータ回路IV5の出力ノードhは“H”にな
り、PMOSトランジスタP5はオフ、NMOSトラン
ジスタN5はオン状態となる。これにより、出力ノード
iは高インピーダンス状態になるが、次段のラッチ回路
12によってそれまでの状態(“H”)が保持される。
【0032】そして、入力信号の“L”状態がしばらく
続くと、図2中、T(3)の期間に示すように、PMO
SトランジスタP3はオンし始め、キャパシタ素子C2
の充電が始まり、接続ノードfの電位が徐々に“H”へ
近付く。この接続ノードfのレベルがNMOSトランジ
スタN4の閾値を越えた時にNMOSトランジスタN4
がオンし、出力ノードiには“L”が出力される。つま
り、入力信号の変化よりも遅れて“H”から“L”へ変
化する信号が内部回路13へ伝えられる。
【0033】また、上記したように入力信号の“L”が
続いている場合には、PMOSトランジスタP3はオ
ン、NMOSトランジスタN3はオフであり、キャパシ
タ素子C2の両端の電位差は(VDD−GND)とな
り、キャパシタ素子C2は電荷を充電したまま接続ノー
ドfの“H”状態を保持しようとする。また、キャパシ
タ素子C3の電荷保存により接続ノードgは“L”状態
を保持しようとする。
【0034】一方、前記接続ノードfの信号が入力する
NMOSトランジスタN4はオン、前記接続ノードgの
信号が入力するPMOSトランジスタP4はオンにな
り、CMOSインバータ回路IV5の出力ノードhは
“H”となり、PMOSトランジスタP5はオフ、NM
OSトランジスタN5はオンになる。したがって、出力
ノードiが“L”になり、この“L”出力が内部回路1
3へ伝えられる。図2中、T(4)の期間は入力信号が
“L”から“H”へ変化した場合を示している。
【0035】この場合には、キャパシタ素子C2、C3
にカップリング作用が働き、接続ノードgの電位は
“H”に近付く。また、接続ノードfは、キャパシタ素
子C2のカップリング作用によりVDDより高い電位と
なるが、PMOSトランジスタP3の基板領域とドレイ
ン間に順方向のダイオードができるので、VDD+Vf
(ダイオードの順方向電圧)の電位となり、“H”を保
つ。
【0036】この時、接続ノードgの信号が入力するP
MOSトランジスタP4はオフ、接続ノードfの信号が
入力するNMOSトランジスタN4はオンになる。ま
た、インバータ回路IV5の出力ノードhは“L”にな
り、PMOSトランジスタP5はオン、NMOSトラン
ジスタN5はオフ状態となる。これにより、出力ノード
iは高インピーダンス状態になるが、次段のラッチ回路
12によってそれまでの状態(“L”)が保持される。
【0037】そして、入力信号の“L”状態がしばらく
続くと、図2中、T(3)の期間に示すように、NMO
SトランジスタN3はオンし始め、キャパシタ素子C3
の放電が始まり、接続ノードgの電位が徐々に“L”へ
近付く。この接続ノードgのレベルがPMOSトランジ
スタP4の閾値を越えた時にPMOSトランジスタP4
がオンし、出力ノードiには“H”が出力される。つま
り、入力信号の変化よりも遅れて“L”から“H”へ変
化する信号が内部回路13へ伝えられる。
【0038】また、上記したように入力信号の“H”が
続いている場合には、PMOSトランジスタP3はオ
フ、NMOSトランジスタN3はオンであり、キャパシ
タ素子C3の両端の電位差は(VDD−GND)とな
り、キャパシタ素子C3は電荷を充電したまま接続ノー
ドgの“L”状態を保持しようとする。また、キャパシ
タ素子C2の電荷保存により接続ノードfは“H”状態
を保持しようとする。図3は、入力信号に短い時間のノ
イズ信号が発生した場合の動作例を示している。
【0039】図3中、T(1)の期間は、入力信号に
“H”→“L”→“H”のレベル変化(下向きのノイ
ズ)が生じた場合の動作を示しており、出力ノードdに
は“H”だけが出力する。図3中の期間T(2)は、入
力信号に“L”→“H”→“L”のレベル変化(上向き
のノイズ)が生じた場合の動作を示しており、出力ノー
ドdには“L”だけが出力する。
【0040】上記したように、図1の回路は、入力信号
に下向きのノイズが生じても、NMOSトランジスタN
4がオンする前に“H”に戻るような短い時間のノイズ
であるならば、このノイズが内部回路13へ伝達されな
いように消去するノイズキャンセラー回路として作用す
ることが分かる。
【0041】また、入力信号に上向きのノイズが生じて
も、PMOSトランジスタP4がオンする前に“H”に
戻るような短い時間のノイズであるならば、このノイズ
が内部回路13へ伝達されないように消去することがで
きる。
【0042】この場合、キャンセルできるノイズ信号の
パルス幅は、PMOSトランジスタP3およびNMOS
トランジスタN3のオン抵抗とキャパシタ素子C2およ
びC3の容量値を変えることによって決定することがで
き、また、PMOSトランジスタP4およびNMOSト
ランジスタN4の閾値を変えることによっても決定でき
る。
【0043】さらに、図1の回路は、前記したようなノ
イズ信号が連続で複数入力した場合でも、以下に述べる
ようにノイズキャンセラー回路としての機能を果たすこ
とが可能である。図4は、入力信号に下向きのノイズ信
号が連続的に複数回発生した場合の動作例を示してい
る。1回目のノイズ信号が入力した期間T(2)の動作
は、図3のT(1)の期間を参照して前述した動作と同
様である。
【0044】2回目以降のノイズ信号が入力した期間T
(3)の動作は、ノイズ信号が入力時、接続ノードfの
電位は、前回のノイズ信号入力により(VDD+vf)
と引き上げられているので、キャパシタ素子C2のC2
のカップリング作用によりGNDレベルへ近づくが完全
には下がらない。また、接続ノードfの電位は、NMO
SトランジスタN4の閾値までは到達しない。したがっ
て、NMOSトランジスタN4はオフし、図3のT
(1)の期間を参照して前述した動作と同様であるの
で、ノイズが内部回路13へ伝達されないように消去す
ることができる。図5は、入力信号に上向きのノイズ信
号が連続的に複数回発生した場合の動作例を示してい
る。
【0045】1回目のノイズ信号が入力した時および2
回目以降のノイズ信号が入力した時の動作は、図3のT
(2)の期間を参照して前述した動作と同様であるの
で、ノイズが内部回路13へ伝達されないように消去す
ることができる。
【0046】即ち、上記したような第1実施例のノイズ
キャンセラー回路によれば、入力信号に短い時間のノイ
ズが単発的あるいは連続的に生じた場合でも、ノイズが
内部回路13へ伝達されないように消去することがで
き、ノイズによる内部回路13の誤動作を防止できる。
【0047】そして、通常動作時は、従来の入力バッフ
ァ回路と等価な動作により同じ特性を得ることができ、
しかも、図12に示した従来例の回路と比べて、使用素
子数が少なくて済む。図6は、本発明の第2実施例に係
るノイズキャンセラー回路を示している。
【0048】図6のノイズキャンセラー回路は、論理回
路61が、図1中の論理回路11と比べて、NMOSト
ランジスタN3、キャパシタ素子C3、PMOSトラン
ジスタP4が省略されている点が異なり、その他は同じ
であるので図1中と同一符号を付している。図7、図8
は、それぞれ図6の回路の相異なる動作例における各ノ
ードe、f、h、iの電位変化の一例を示している。図
7は、入力信号にノイズが含まれない場合の動作例を示
している。この場合の図6の回路の動作は、図1のノイ
ズキャンセラー回路における対応する回路部分について
図2を参照して前述した動作と同様である。図8は、入
力信号に下向きの短いノイズ信号が単発的に生じた場合
の動作例を示している。この場合の図6の回路の動作
は、図1のノイズキャンセラー回路における対応する回
路部分について図3を参照して前述した動作と同様であ
る。
【0049】上記したような図6のノイズキャンセラー
回路でキャンセルできるノイズ信号のパルス幅は、PM
OSトランジスタP3のオン抵抗とキャパシタ素子C2
の容量値を可変することによって決定することができ、
NMOSトランジスタN4の閾値を変えることによって
も決定できる。
【0050】さらに、図6の回路は、前記したような下
向きの短いノイズ信号が連続で複数入力した場合でも、
ノイズが内部回路13へ伝達されないように消去するこ
とができる。図9は、本発明の第3実施例に係るノイズ
キャンセラー回路を示している。
【0051】図9のノイズキャンセラー回路は、論理回
路91が、図1中の論理回路11と比べて、PMOSト
ランジスタP3、キャパシタ素子C2、NMOSトラン
ジスタN4が省略されている点が異なり、その他は同じ
であるので図1中と同一符号を付している。図10、図
11は、それぞれ図9の回路の相異なる動作例における
各ノードe、g、h、iの電位変化の一例を示してい
る。図10は、入力信号にノイズが含まれない場合の動
作例を示している。この場合の図9の回路の動作は、図
1のノイズキャンセラー回路における対応する回路部分
について図2を参照して前述した動作と同様である。図
11は、入力信号に上向きの短いノイズ信号が単発的に
生じた場合の動作例を示している。この場合の図9の回
路の動作は、図1のノイズキャンセラー回路における対
応する回路部分について図3を参照して前述した動作と
同様である。
【0052】上記したような図9のノイズキャンセラー
回路でキャンセルできるノイズ信号のパルス幅は、NM
OSトランジスタN3のオン抵抗とキャパシタ素子C3
の容量値を可変することによって決定することができ、
PMOSトランジスタP4の閾値を変えることによって
も決定できる。
【0053】さらに、上記第3実施例のノイズキャンセ
ラー回路では、前記したような下向きの短いノイズ信号
が連続で複数入力した場合でも、ノイズが内部回路13
へ伝達されないように消去することができる。
【0054】なお、上記各実施例では、GNDおよびV
DDを使用した場合を示したが、GNDおよび負の電源
電位を使用する場合でもそれに応じて回路を構成するこ
とにより上記各実施例と同様の効果が得られる。
【0055】
【発明の効果】上述したように本発明のICにけるノイ
ズキャンセラー回路によれば、入力信号に短い時間のノ
イズが単発的あるいは連続的に生じた場合でも、ノイズ
が内部回路へ伝達されないように消去することができ、
ノイズによるLSI内部回路の誤動作を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るICのノイズキャン
セラー回路を示す回路図。
【図2】図1の回路の入力信号にノイズが含まれない場
合の動作例を示すタイミング波形図。
【図3】図1の回路の入力信号に短いノイズ信号が単発
的に生じた場合の動作例を示すタイミング波形図。
【図4】図1の回路の入力信号に下向きの短いノイズ信
号が連続で複数回生じた場合の動作例を示すタイミング
波形図。
【図5】図1の回路の入力信号に上向きの短いノイズ信
号が連続で複数回生じた場合の動作例を示すタイミング
波形図。
【図6】本発明の第2実施例に係るICのノイズキャン
セラー回路を示す回路図。
【図7】図6の回路の入力信号にノイズが含まれない場
合の動作例を示すタイミング波形図。
【図8】図6の回路の入力信号に下向きの短いノイズ信
号が連続で複数回生じた場合の動作例を示すタイミング
波形図。
【図9】本発明の第3実施例に係るICのノイズキャン
セラー回路を示す回路図。
【図10】図9の回路の入力信号にノイズが含まれない
場合の動作例を示すタイミング波形図。
【図11】図9の回路の入力信号に上向きの短いノイズ
信号が連続で複数回生じた場合の動作例を示すタイミン
グ波形図。
【図12】従来のICのノイズキャンセラー回路を示す
回路図。
【図13】図12の回路の入力信号にノイズが含まれな
い場合の動作例を示すタイミング波形図。
【図14】図12の回路の入力信号に短いノイズ信号が
単発的に生じた場合の動作例を示すタイミング波形図。
【図15】図12の回路の入力信号に下向きの短いノイ
ズ信号が連続で複数回生じた場合の動作例を示すタイミ
ング波形図。
【図16】図12の回路の入力信号に上向きの短いノイ
ズ信号が連続で複数回生じた場合の動作例を示すタイミ
ング波形図。
【符号の説明】
A…入力端子、11、61、91…論理回路、12…ラ
ッチ回路、13…内部回路、P3、P4、P5…PMO
Sトランジスタ、N3、N4、N5…NMOSトランジ
スタ、IV5、IV6、IV7…インバータ回路、C
2、C3…キャパシタ素子、e、f、g、h、i、j…
ノード、VDD…電源電位、GND…接地電位。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部入力端子と、 この外部入力端子からゲート入力が与えられ、ソースが
    第1の電位ノードに接続された第1のPMOSトランジ
    スタと、 この第1のPMOSトランジスタのドレインと前記外部
    入力端子との間に接続された第1のキャパシタ素子と、 前記外部入力端子からゲート入力が与えられ、ソースが
    第2の電位ノードに接続された第1のNMOSトランジ
    スタと、 この第1のNMOSトランジスタのドレインと前記外部
    入力端子との間に接続された第2のキャパシタ素子と、 前記外部入力端子から入力が与えられる第1のCMOS
    インバータと、 この第1のCMOSインバータの出力がゲートに入力す
    る第2のPMOSトランジスタと、 この第2のPMOSトランジスタのソースにドレインが
    接続され、ソースが第1の電位ノードに接続され、ゲー
    トが前記第1のNMOSトランジスタと第2のキャパシ
    タ素子との接続ノードに接続された第3のPMOSトラ
    ンジスタと、 前記第2のPMOSトランジスタのドレインにドレイン
    が接続され、ゲートに前記第1のCMOSインバータの
    出力が入力する第2のNMOSトランジスタと、 この第2のNMOSトランジスタのソースにドレインが
    接続され、ソースが第2の電位ノードに接続され、ゲー
    トが前記第1のPMOSトランジスタと第1のキャパシ
    タ素子との接続ノードに接続された第3のNMOSトラ
    ンジスタと、 前記第2のPMOSトランジスタと第2のNMOSトラ
    ンジスタとのドレイン相互接続ノードの信号を出力する
    回路とを具備することを特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 外部入力端子と、 この外部入力端子からゲート入力が与えられ、ソースが
    第1の電位ノードに接続された第1のPMOSトランジ
    スタと、 この第1のPMOSトランジスタのドレインと前記外部
    入力端子との間に接続されたキャパシタ素子と、 前記外部入力端子から入力が与えられる第1のCMOS
    インバータと、 この第1のCMOSインバータの出力がゲートに入力
    し、ソースが第1の電位ノードに接続された第2のPM
    OSトランジスタと、 この第2のPMOSトランジスタのドレインにドレイン
    が接続され、ゲートに前記第1のCMOSインバータの
    出力が入力する第1のNMOSトランジスタと、 この第1のNMOSトランジスタのソースにドレインが
    接続され、ソースが第2の電位ノードに接続され、ゲー
    トが前記第1のPMOSトランジスタとキャパシタ素子
    との接続ノードに接続された第2のNMOSトランジス
    タと、 前記第2のPMOSトランジスタと第1のNMOSトラ
    ンジスタとのドレイン相互接続ノードの信号を出力する
    回路とを具備することを特徴とする半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 外部入力端子と、 この外部入力端子からゲート入力が与えられ、ソースが
    第2の電位ノードに接続された第1のNMOSトランジ
    スタと、 この第1のNMOSトランジスタのドレインと前記外部
    入力端子との間に接続されたキャパシタ素子と、 前記外部入力端子から入力が与えられる第1のCMOS
    インバータと、 この第1のCMOSインバータの出力がゲートに入力
    し、ソースが第1の電位ノードに接続された第1のPM
    OSトランジスタと、 この第1のPMOSトランジスタのソースにドレインが
    接続され、ソースが第1の電位ノードに接続され、ゲー
    トが前記第1のNMOSトランジスタとキャパシタ素子
    との接続ノードに接続された第2のPMOSトランジス
    タと、 この第2のPMOSトランジスタのドレインにドレイン
    が接続され、ソースが第2の電位ノードに接続され、ゲ
    ートに前記第1のCMOSインバータの出力が入力する
    第2のNMOSトランジスタと、 前記第2のPMOSトランジスタと第2のNMOSトラ
    ンジスタとのドレイン相互接続ノードの信号を出力する
    回路とを具備することを特徴とする半導体集積回路。
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