JPH0683032B2 - 車載用放送受信システム - Google Patents

車載用放送受信システム

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JPH0683032B2
JPH0683032B2 JP61208974A JP20897486A JPH0683032B2 JP H0683032 B2 JPH0683032 B2 JP H0683032B2 JP 61208974 A JP61208974 A JP 61208974A JP 20897486 A JP20897486 A JP 20897486A JP H0683032 B2 JPH0683032 B2 JP H0683032B2
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broadcasting
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頴助 藤本
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は車載用放送受信システムに係り、とくに道路地
図を見ながら広範囲に移動する車両の放送受信システム
に関する。
<従来の技術> 従来から、AM放送やAM放送などの車載用放送受信システ
ムにおいて、ツマミを回転操作することなくワンタッチ
で希望放送局の選局が行えるようにしたマイコン制御の
シンセサイザチューナがある。
具体的に述べると従来のシンセサイザチューナは第18図
に示す如く、電子同調式フロントエンド310の入力側に
アンテナ312、出力側にIFアンプ/デテクタ314が接続さ
れると共に、局部発振周波数や同調周波数制御用のコン
トローラ316が接続されている。電子同調式フロントエ
ンド310はアンテナ同調回路、RFアンプ、局部発振回
路、混合回路を有し、コントローラ316より出力される
電圧(バラクタ電圧)で容量が変化するバリキャップに
より同調周波数や局部発振周波数が制御される。尚、フ
ロントエンドは図示しないがAM,FMそれぞれに設けられ
ている。コントローラ316はPLL回路を含むマイクロコン
ピュータで構成されており、このコントローラ316に
は、プリセット受信用の周波数データを記憶できる内部
メモリ318と、コントローラ316に対し、掃引受信を行う
ためアップ/ダウンの掃引指令及び掃引停止指令操作,
プリセット受信を行うためのチャンネル別周波数設定操
作及び選択指令操作,受信感度が悪化したとき他の感度
良好な局を自動的に選局するための自動選局指令操作等
を行う操作部320と、受信周波数等の表示を行う表示部3
22とが接続されている。
ここで、使用者によりAM/FM切替指令と掃引指令が与え
られると、コントローラ316はAM/FM切替信号を出力して
所定の電子同調式フロントエンドを選択すると共に、PL
L回路から電圧が除々に上昇(又は下降)するバラクタ
電圧を出力し電子同調式フロントエンド310での受信周
波数を徐々に上昇(又は下降)させる。またコントロー
ラ316は刻々変化する受信周波数データを表示部322に表
示する。
そして、受信周波数が放送局周波数と一致したとき、IF
アンプ/デテクタ314から出力される所定レベルを越え
たことを表わす感度情報に付勢されてコントローラ316
はPLL回路をロック状態にし、バラクタ電圧の変化を止
め受信周波数を一定とする。
表示部322の表示周波数を見た使用者が希望局でないと
判断し何らの操作も行わないと、所定時間経過後PLL回
路のロック状態が解除され再びバラクタ電圧の上昇(又
は下降)が始まり受信周波数が上昇(下降)される。
これに対し、PLL回路が一旦ロックした後、所定時間内
に表示部322の表示を見て希望局に一致すると判断した
使用者により掃引停止指令が与えられるとコントローラ
316はPLL回路のロック状態を続行し当該局に受信周波数
を固定する。これにより希望局に聴取が可能となる。
これとは別に、予め操作部320を用いてチャンネル別に
複数の放送局の周波数が内部メモリ318にセットされて
いる場合、使用者によりチャンネルの選択指令が与えら
れると、コントローラ316は該チャンネルに応じた周波
数データを内部メモリ318から読出し、PLL回路を制御し
て所定のバラクタ電圧を出力して電子同調式フロントエ
ンド310受信周波数を当該チャンネルが示す放送局に同
調させる。従って極めて簡単に希望局を選局できる。
また、予め使用者により自動選局指令が与えられている
場合であって既に或る放送局を受信している状態に於
て、車両が山間部等の電界強度の弱い領域に入りIFアン
プ/デテクタ314から所定レベルを下回ったことを表わ
す感度情報が出力されると該感度情報に付勢されてコン
トローラ316は自動的にPLL回路のロック状態を解除しバ
ラクタ電圧を上昇(又は下降)させて受信周波数を上昇
(又は下降)させ他の電界強度の強い放送局を探し、所
定レベルを上回る感度情報が入力されたところで受信周
波数をロックする。これにより、ラジオ音が途切れるの
を防ぐことができる。
<発明が解決しようとする問題点> ところで、前記掃引受信にあっては、使用者が放送局と
周波数の対応を覚えていなければならないとともに、表
示部に現われる周波数を見ながら操作する必要があるの
で手間が掛かり、運転上危険である。そこで、安全運転
の確保等のため使用者は専らプリセット受信を利用する
ようにしている。しかし、広範な地域を移動する車両の
場合、出発地で複数の放送局の周波数情報をプリセット
しても、プリセットした放送局の放送エリアを外れてし
まうと最早前記プリセット受信は使用出来ず、従って止
むなく掃引受信で好みの放送内容を有する局を探さざる
を得なかった。そして、かかる掃引受信では前述の通り
安全運転上好ましくなく、しかも移動後の場所では好み
の内容を放送している局の周波数が不明な場合が多く選
局に手間が掛かり、又選局の煩わしさを嫌ってそれまで
聴取していた内容とは全く無関係な放送の受信で我慢す
ることがあった。
更に、前記自動選局受信では、感度情報に従い機械的に
自動選局するので、例えばフォーク音楽を聞いていたと
ころ突然料理番組に変わる等、前後の放送内容が全く関
連しない受信となることがあり、再度、手で掃引受信に
切替え好みの放送内容の局を探さなければならなかっ
た。
これ等の欠点は、局数が少なくどの局も同様な放送内容
を有しているときにはそれほど問題にならないが、局数
の増加に伴って欧米のように各局が自局の特徴を出すた
め専門化し、1日中同じような内容の放送を行うように
なって来ると、上述したように満足な対応が出来ないと
いう問題が起きる。
本発明はかかる従来技術の欠点に鑑みなされたもので、
車両が広範囲の地域を移動しても、希望する放送内容を
有する局の受信を自動的に行える車載用放送受信システ
ムを提供することを、その目的とする。
本発明の別の目的は、簡単な操作で現在受信中の放送内
容と同一内容の放送を行っている他の局に同調受信でき
る車載用放送受信システムを提供することである。
本発明の更に別の目的は、受信感度が低下した時、自動
的に現在受信中の放送内容と同一内容の放送を行ってい
る他の局であって受信感度が良好な局に同調受信できる
車載用放送受信システムを提供することである。
本発明の他の目的は、車両が今まで走行していた領域か
ら別の領域に入った時、自動的に現在受信中の放送内容
と同一内容の放送を行っている他の局であって受信感度
が良好な局に同調受信できる車載用放送受信システムを
提供することである。
<問題点を解決するための手段> 第1図は本発明の一実施例に係る車載用放送受信システ
ムを示す全体構成図であり、図中10はナビゲーション・
システム、12は領域別に放送データを記憶したCD−ROM
(コンパクトデイスクROM)、16は車両位置測定装置、2
8は車載用放送受信システム、36は電子同調式フロント
エンド、38は受信感度が所定レベル以上か否かを表す感
度情報を発生する機能を備えたIFアンプ/デテクタ、40
は同調制御を行うコントローラ、42は操作部である。CD
−ROM12には複数に分割した地理上の領域毎に、該領域
に放送サービスエリアが入る放送局の周波数コード,放
送内容コードを含む放送データ並びに地図情報が記憶さ
れている。
<作用> コントローラ40はナビゲーション・システム10から与え
られる車両の現在位置データに基づいて現在車両が属す
る領域を識別している(領域R00とする)。
この状態において、操作部42からたとえば音楽を聴きた
い旨の要求をコントローラ40に与えると、コントローラ
40はCD−ROM12に記憶された放送データの中から領域コ
ードがR00であり、しかも放送内容コードが音楽を表わ
しているものを抽出し、この内の1つの局に係る周波数
を得、更にこの周波数に相当する同調制御信号を発生し
て電子同調式フロントエンド36に出力する。
この電子同調式フロントエンド36は同調制御信号に基づ
いて前記1つの局に受信周波数を同調させ、主に音楽を
放送内容としている局の放送受信状態となる。
ここで、当該1つの局の放送内容が好みの曲目でなく操
作部42から局変更要求をコントローラ40に与えた場合、
コントローラ40はCD−ROM12から放送内容コードが音楽
を表わしている放送データのうちそれまで受信していた
局とは異なる他の1つの局に係る周波数を得、この周波
数に相当する同調制御信号を発生して電子同調式フロン
トエンド36に出力する。
電子同調式フロントエンド36は変更された同調制御信号
に基づいて当該他の1つの局に受信周波数を同調させ
る。これにより、放送内容が主に音楽である他局に切替
わり、好みの曲目を聴取できるようになる。
尚、車両の移動で今までとは違う地理上の領域、たとえ
ばR01に入ったことが識別されるとコントローラ40は領
域コードR01を有し、かつ放送内容がそれまでと同じ放
送データをCD−ROM12から新たに抽出し、前述と同様に
してその内容の1つの局の放送受信状態となる。このよ
うにすれば、車両が移動して今まで走行していた領域か
ら受信状況が異なる別の領域に入った時、自動的に現在
受信中の放送内容と同一内容の放送を行っている他の局
であって受信感度が良好な局に同調受信できる。
又、IFアンプ/デテクタ38が出力する感度情報に基づい
て受信感度が低下したことを認識すると、コントローラ
40は、自動的に現在受信中の放送内容と同一内容の放送
を行っている他の局であって受信感度が良好な局に同調
受信させる。このようにすれば、常に良好な受信状態で
所望の放送内容の受聴を楽しむことができる。
<実施例> 以下、本発明の1実施例を図面に従って説明する。
第1図は本発明にかかる車載用放送受信システム及び該
車載用放送受信システムと結合された車載用のナビゲー
ション・システムを示す全体ブロック図である。第1図
において、ナビゲーション・システム10は、従来とほぼ
同様の構成を有しており、CR−ROM12に書き込まれた地
図情報を読み出す読出制御部14と、車両の走行移動に従
って車両現在位置を測定し現在位置情報を出力する位置
測定装置16と、この位置測定装置16から入力した現在位
置情報に基づき、この車両現在位置が属する領域の地図
情報をCD−ROM12から読みだし、現在地マーカと一緒に
表示装置18上に表示させるナビゲーション・コントロー
ラ20とから構成されている。
CD−ROM12には、第2図に示すようにナビゲーション・
システム10で扱う最大の地図(以下マスターマップと呼
ぶ。例えば日本全土や米国全体)をレベルL0とし、これ
をL1〜L3の各レベルに細分化した地図(第2図の黒塗り
の大きさ)の情報が記憶されており、ナビゲーション・
コントローラ20は、現在地を含む各レベルの地図を選択
指令に基づいて拡大、縮小図として表示させるようにな
っている。
各地図情報は第5図に示すようにCD−ROM12に設けられ
たアドレス50からn迄の地図データ記憶領域12Cに格納
されている。
尚、放送受信システム28側では、後述するようにL1また
はL2などマスターマップを中間的に細分化した範囲を
「領域」とし、この「領域」による区分けを利用する。
具体的には、例えば日本地図のとき、関東、関西などの
大きなレベルでなく、東京、神奈川などの中間的な大き
さを「領域」とし、後述する特別な場合をのぞきL3レベ
ルの何丁目などの最大拡大地図で示す範囲は「地域」と
表現し、上位の中間的なレベルの地図の示す「領域」に
含まれるものとされる。
次に、放送受信システム28の構成を説明すると、アンテ
ナ30と接続された受信機本体32と、前記CD−ROM12及び
読出制御部14とから成る。
受信機本体32はAM/FM両用のシンセサイザチューナを有
しており(一方のチューナのみ示している)、このシン
セサイザチューナの構成を略述すると、同調制御信号を
受けて電気的な同調動作を行う電子同調式フロントエン
ド36がアンテナ30に接続されており、この電子同調式フ
ロントエンド36の出力側にIFアンプ/デテクタ38が接続
されている。IFアンプ/デテクタ38は受信感度が所定レ
ベル以上か否かを表わす感度情報を発生する機能も有し
ている。
又、電子同調式フロントエンド36には選局を行わせるた
めの同調制御信号を出力するコントローラ40が接続され
ている。コントローラ40は図示しないPLL回路、マイク
ロコンピュータを含んでいる。このコントローラ40に
は、使用者が選局に必要な指令を与えるための操作部4
2、受信動作状態を表示するための表示部44、CD−ROM12
に記憶されている放送受信に必要なデータを読みだす読
出制御部14、CD−ROM12から読出したデータを記憶する
ための内部メモリ48、車両現在位置を入力するためのナ
ビゲーション・コントローラ20がそれぞれ接続されてい
る。
内部メモリ48は、第18図に示す従来の内部メモリ18より
記憶容量が増大されている。
コントローラ40はマイクロコンピュータに内蔵された所
定のプログラムに従い使用者の指示に応じた選局制御動
作を行う。即ち操作部42からの指令の読取り、外部メモ
リ装置としてのCD−ROM12からのデータの読取り、ナビ
ゲーション・コントローラ20からの現在位置情報入力、
内部メモリ48へのデータの書込み及び内部メモリ48から
のデータの読出し、IFアンプ/デテクタ38からの感度情
報の読取り、電子同調式フロントエンド36への同調制御
信号出力、表示部44への表示情報出力などを行う。尚、
コントローラ40の動作については後に詳述する。
一方、CD−ROM12には前記地図情報の他に、マスターマ
ップ100(第3図参照)で示される地理上の範囲を複数
に分割した領域別に、該領域にサービスエリアが入る放
送局に関するデータが格納されている。領域は、実際に
は、マスターマップ100が日本全土のとき、東京、神奈
川、静岡等の県別とされるが、ここでは説明の便宜上、
第3図に示すようにマスターマップ100を4つの領域に
分け、領域を記号Rで表現することとして各領域名に対
応してR00〜R11の領域コードを付してある(第4図参
照)。
領域R00はマスターマップ100をXY座標で区分けしたと
き、X0Y0−X1Y1の対角線を有する方形範囲であり、以下
同様に、R10:X1Y0−X2Y1,R01:X0Y1−X1Y2,R11:X1Y1−X2
Y2の範囲である。
ここでCD−ROM12に格納されているデータの配置を説明
すると、まずCD−ROM12には第5図に示すようにインデ
ックスデータ記憶領域12A、放送データ記憶領域12B、地
図データ記憶領域12Cが設けられている。
インデクスデータ記憶領域12Aにはいくつかのアドレス
が用いられており、アドレス2には外部とCD−ROMとの
間でデータの入出力を行う為の初期設定データが、また
アドレス4には地図データ記憶領域12Cから地図データ
を引き出すための地図データデイレクトリが、更にアド
レス6には放送データ記憶領域12Bから放送データを引
き出すための放送データデイレクトリが領域コードに対
応する領域範囲を定める対角点のXY座標値と共に格納さ
れている。
一方、放送データ記憶領域12Bはアドレス10〜32で構成
され、各領域別に該領域に放送サービスエリアが入る放
送局の数に対応した数のアドレスが割り当てられてい
る。米国等では1つの領域内でFM局だけでも40局程度受
信可能であるが本実施例では、簡単のためR00,R10,R11
領域がAM,FMを含めて6局づつ、R01領域が5つの局を受
信可能として説明する。
各アドレス10〜32には、局毎に、領域R、局名(記号
「C$」で表わす、以下同様)、放送周波数F,放送内容
J、分割領域内での電界強度K,AMかFMかの放送型式を表
わす放送モードMに関するデータが記憶されている。
局名(コールサイン)C$については、マスターマップ
で示す地理上の範囲に放送サービスエリアが入る全ての
放送局の局数が18局存在する場合、第6図に示す如くC0
〜C17の局名コードで表わされており、第7図に示す如
くC0〜C5の放送局がR00領域をサービスエリアとし、C3
〜C8の放送局がR10領域をサービスエリアとする。
放送周波数Fについては、第8図に示す如く18局に対し
周波数の低い順に0〜17の数字コードで表わされてい
る。放送内容Jは第9図に示す如く音楽,ニュース,ス
ポーツに大別され、各々、0,1,2の数字コードで表わさ
れている。放送内容Jは、この他、ジャズ,クラシッ
ク,ロック,フォーク,ポピュラー,ニュース,スポー
ツ,教育,一般(全べてのジャンルを放送し特徴のない
もの)など細かく分類してもよい。
電界強度Kは第10図に示す如く、強が0、弱が1の二種
類の数字コードで表わされている。これは強、中、弱の
三種類としてもよい。尚、同一の局でも領域が異なると
電界強度も異なってくる。
放送モードMはAM,FMの放送形式を示すもので、第11図
に示す如くFMが0、AMが1の二つの数字コードで表され
ている。尚、放送モードMは、AM、短波、長波、FM、T
V、衛星放送等、予め番組編成される全ての放送周波数
帯を表示するようにしても良い。
尚、F,J,K,Mを表わすコードは2桁以下の数字とした
が、実際の局数や表示及び同調制御信号発生上の都合を
考慮し、2ビット、4ビット、8ビットなどで形成した
最適なコードを用いればよい。
次に上記のように構成された車載用放送受信システム28
とナビゲーション・システム10の全体的な動作につき車
載用放送受信システム28を主にして第12図のフローチャ
ートに従って説明する。
まず、出発地で使用者がCD−ROM12を装着すると、ナビ
ゲーション・コントローラ20がインデックスデータ記憶
領域12Aから初期データ及び地図データデイレクトリを
自身のメモリにロードし、地図情報を読みだすための所
定の初期設定動作を行い、位置測定装置16から入力した
現在位置情報に基づき、該現在位置を含む地図情報を地
図データデイレクトリを参照してCD−ROM12から読みだ
し現在地マーカと共に表示装置18に表示させる。尚、こ
のときナビゲーションコントローラ20は、現在位置情報
を出力ポートから受信機本体32側のコントローラ40に出
力する。
車両の走行で現在位置が変化するに従ってナビゲーショ
ンコントローラ20は現在地マーカを移動し、表示中の地
図画面から外れたときは次の地図情報をCD−ROM12から
読みだし画面を切り替える。
以上と並行してCD−ROM12を装着すると、受信機本体32
のコントローラ40がインデックスデータ記憶領域12Aか
ら初期設定データ及び放送データデイレクトリを読みだ
し、内部メモリ48にロードする。そして。放送データを
読みだすための所定の初期設定動作を行うと共に、放送
データデイレクトリ及び領域範囲情報を記憶する(ステ
ップ200、202) 次に、コントローラ40はナビゲーションコントローラ20
から車両の現在地情報を入力し、XY座標に変換した後内
部メモリ48に記憶したデータを参照して現在地を含む領
域R′を決定する。そしてR=R′とする。例えば、現
在地XYがX0Y0−X1Y1に入るときはR=R00に設定される
(ステップ204〜208)。
次に、使用者が、操作部42に対するキー操作で希望する
放送内容と放送モードを指定すると、操作部42から指定
情報J′(たとえば音楽),M′(たとえばFM)がコント
ローラ40に入力される(ステップ210,212)。
コントローラ40はJ′→J,M′→Mとした後FMを表わす
M(=M′)に基づきCD−ROM12の放送データ記憶領域1
2Bからステップ208で設定された領域RとMの局に該当
する放送データをそのまま読出し、内部メモリ48のロー
ドデータ記憶領域(第13図参照)48aにロードし(ステ
ップ214,216,218)、続いてロードデータ記憶領域48aに
放送内容J(=J′音楽)に係る放送データが存在する
ことを確認したあとロードデータ記憶領域48aの中から
J(=J′=0)の局に該当する放送データを抽出し内
部メモリ48の抽出データ記憶領域48bに格納する(ステ
ップ220)。
たとえば、R=R00,J=0,M=0の時は第14図に示すよう
に記憶される。
次に、コントローラ40は、抽出データ記憶領域48bに格
納されたデータを、放送周波数Fと電界強度Kに従い再
整理し、内部メモリ48の整理データ記憶領域48cの初め
の部分に電界強度Kが強い局を放送周波数の低い方から
高い方へ並べて格納し、整理データ記憶領域48cの後の
部分に電界強度Kが弱い局を放送周波数の低い方から高
い方へ並べて格納する(ステップ222,224)。
この結果、整理データ記憶領域48cには第15図のように
データが格納される。但し、第15図中のQはデータ順位
を表わし、コントローラ40により0から順に付される。
最後の順位は整理データ記憶領域48cに記憶された放送
データの全数Dとしてコントローラ40に登録される(ス
テップ226)。今の場合D=2である。
このようにして、ある領域にかかる多数の放送局の中か
ら所望の局だけが絞られる。例えば第5図ではR00に6
局あったが第15図では3局に減っている。
次に、コントローラ40はQ=0,B=1とし(ステップ22
8)、内部メモリ48の整理データ記憶領域48cの中からQ
=0の放送データを読出し、コントローラ40に予め備え
られたデータ変換テーブルを参照しながらM=0に対応
するFM切替信号と、F=6の放送周波数82.5(MHz)に
対応するバラクタ電圧とを含む同調制御信号を発生す
る。FM電子同調式フロントエンド36は、受信周波数を8
2.5(MHz)に同調させる(ステップ232)。
同調後、電子同調式フロントエンド36から出される中間
周波信号はIFアンプ/デテクタ38で増幅検波され、検波
出力が図示しないステレオ復調回路に入力される。そし
て、復調信号は更に低周波増幅、電力増幅を受けてスピ
ーカへ供給され、音響が発せられる。
また、コントローラ40は、データ変換テーブルを参照し
ながらQ=0の放送データを、たとえばR00に対応する
「TOKYO」、C$=C1に対応するコールサイン「NHK」、
F=6に対応する「82.5(MHz)」、J=0に対応する
「MUSIC」、M=0に対応する「FM」の各受信状態表示
情報に変換し、表示部44へ出力して表示させる(ステッ
プ234)。このときの表示状態を第16図に示す。
尚、コントローラ40に設けられたデータ変換テーブル
は、第6図,第8図,第9図,第11図に示す如き各局名
コード,周波数コード,放送内容コード,放送モードコ
ードに対応する局名,周波数,放送内容,放送モード及
び、第4図に示す如き領域コードに対応する領域名とを
含む。
以上で受信機本体ユニット32(第1図)はC1コードで表
わされる局の放送受信状態に至る。ここで受信内容が使
用者の希望に沿い、かつ、電界強度が強く感度良好であ
り、IFアンプ/デテクタ38から受信感度が所定レベルを
上回る旨の感度情報がコントローラ40に入力されている
ときは、この受信状態が継続することになる。
一方、車両が今迄走行していた領域から別の領域に入っ
た場合、受信内容が希望と異なり局を変更したい場合、
放送内容,放送モードを変更したい場合、あるいは車両
の移動で受信感度が悪化した場合に局変更を行えるよう
にするために、以下の様な処理がなされるようになって
いる。
まず、ある放送の受信中に車が移動してステップ208に
て設定した領域R、例えばR00より他の領域R′例えばR
10に車両が移動した場合に受信機の受信状況を変化せし
める為に割り込みルーチンがステップ234の次に*RW
(ラベル)として設けられている。
すなわち、ナビゲーションコントローラ20から現在位置
情報を入力してXY座標に変換し、対応する領域R′を決
定する。次に、今迄のRと一致するか判定し、もしもR
とR′が異なる時(例えばR00≠R10)は領域コードRを
R′と設定しなおし例えばR=R10とする(ステップ236
〜242)。
その後、ステップ218に戻り内部メモリ48に対する放送
データロードのやりなおしを行い、新たな領域に適合す
るよう受信状況を変化せしめる。
もしも、ステップ240の判断で領域が変化しない時(例
えばR=R00,R′=R00)は、次の割り込みルーチン*MW
にすすむ。
この割り込みルーチン*MWは使用者の意志で放送モード
を変えたい時に操作部42よりモード変更の割り込み指令
を行い、受信状況を変えるルーチンである。
操作部42のキー操作で新たな放送モードM′を入力する
とコントローラ40は放送モードMを新モードM′に変更
する。例えば、Q=0のデータでの受信中の時(第15図
参照)にステップ244でAMを表わすM′を入力した時、
M=0,M′=1となるのでステップ246の判断で「NO」と
なりただちに放送モードMをM′(=1)に設定しなお
した後(ステップ248)、ステップ218に戻り、CD−ROM1
2から内部メモリ48への放送データロードを行いAMによ
る新しい受信を行う。
例えば車両現在地が領域R00の時は第5図におけるアド
レス15の局名C5にかかる放送データがロードされ、該C5
の局の放送受信が行われる。尚、モードを変更しない時
は次の割り込みルーチン*JWにすすむ。
この割り込みルーチン*JWは使用者の意志で放送内容を
変えたいときに操作部42より内容変更の割り込み指令を
行い受信状況を変えるルーチンである。
操作部42より使用者が新たな放送内容J′を入力すると
コントローラ40は放送内容Jを新内容J′と設定しなお
す(ステップ250〜254参照)。例えば、J=0の音楽を
ニュースとしたい時J=1とする。これにより、ただち
にステップ220に戻り内部メモリ48のロードデータ記憶
領域48aに格納された放送データよりJ(=1)に対応
する放送データを抽出し、新たな受信状況に変える。
放送内容を変更しない時はただちにステップ252の判断
で次の割り込みルーチン*AWにすすむ。
割り込みルーチン*AWは、山間等で受信感度が悪くなっ
た時、他の局を自動選曲する為のルーチンで、コントロ
ーラ40はIFアンプ/デイテクタ38から受信感度情報を入
力され感度不良と判断した時のみフラグSをたてる(ス
テップ256)。
この割り込みルーチン*AWの次には、使用者の意志で現
在聴いている局をやめて次の局を選びたい時に、操作部
48より次の局を選定する為の局変更指令を受付る割り込
みルーチン*IWを実行する。この実施例では今迄の受信
局より周波数が高い局か低い局かを区別して指定する従
来のチューナのアップ、ダウン指令にしたがうようにな
っている。
すなわち、アップ方向で次が選ばれればUフラグをたて
(ステップ258)、ダウン方向で次が選ばれればDフラ
グを立てる(ステップ260)。
次にステップ261でSフラグとUフラグとDフラグの状
態をチェックし、もし1つでも立っていれば次のルーチ
ン*NWに進み、どれも立っていなければ直ちにステップ
232に戻り従来のQの値にかかる受信をそのまま続行す
る。
さて、次のルーチン*NWは、ルーチン*AWと*1Wによっ
て定められた次の局選定の為のQ更新用ルーチンとして
設けられている。
このQ値更新ではQ=Q+1またはQ=Q−1のどちら
かを演算する必要があり、両者を区別しする係数Bがル
ーチン*NW内で決定される。
もしも、Uフラグがあった時はB=1とし、Dフラグが
あった時はB=−1とする。いずれもない時は既に定め
られた値(初期設定等で定められたBの値、例えばB=
1)のままとする(ステップ262〜268)。
次に先の係数を含む次式 Q+(1×B)→Q の加算を行う(ステップ272)。これにより、S,U,Dのい
ずれかがあった時Qが更新される。
ところで、次々とQ値を更新して行くと内部メモリ48の
整数データ記憶領域48c内の放送データを使い切ってし
まう場合があり、その時に繰り返してこのデータを使用
する為の処理が次になされる。
ステップ262でSフラグが立っているとき、それ迄のに
Qの繰り返し更新でQ=0またはQ=Dの端まで放送デ
ータを使用した時は、逆の方向に戻るように例えば Q=0→Q=1→Q=2→Q=1→Q=0→Q=1→Q
=2・・(以下同じ)のようにする。
又、ステップ262でUフラグが立っている時、既にQ=
Dの端までいっている時はそのまま止り使用者に端であ
ることを警告(ダウン方向に選ぶように)表示する。
ステップ262でDフラグが立っている時にも同様にそれ
以下に進まぬように警告する。例えば、 Dフラグ:Q=2→Q=1→Q=0→表示・・・ Uフラグ:Q=0→Q=1→Q=2→表示・・・ 尚、警告表示の内容は、端の放送データであるとか、D
の時はU、Uの時はDにせよ等とすればよい。これによ
り、使用者はダウンまたはアップを切り替えて指令でき
る。
具体的にはステップ274の判断でSフラグなしの場合、
Qが負であればB=1,Q=0とし警告表示を行い、Qが
Dを越えた時はB=−1,Q=Dとして警告表示を行う。
Qが0≦Q≦Dの時はそのままとする(ステップ274〜2
85)。
一方、ステップ274の判断でSフラグ有りの場合、Q<
0の時はB=1,Q=1とし、Q>Dの時はB−1,Q=D−
1とし、それ以外の時はそのままとする(ステップ286
〜292)。
以上の処理ルーチン*IWを終えるとステップ232に戻り
変更したQの値に基づき放送受信を行う。これにより、
更新した新たな局が選局される。
上記実施例によれば、車両が広範な地域を移動して車両
現在地が属する領域が変っても自動的に現在位置してい
る領域を識別し、常に、該領域を放送エリアに含み、か
つ、指定された放送モード,放送内容の局だけを自動的
にプリセットして選局することができ、使用者の望まな
い内容の局を選ぶという無駄を生じることがない。又、
使用者の意志で局切替を行う場合には簡単な操作で、内
容で予め限定した小数の局の中から自分の希望する内容
の放送を迅速に受信することができる。更に、予め、移
動ルートに沿って各地の放送局の周波数や放送内容を調
べメモしておくなどの面倒な作業をする必要がない。
また、山間等で受信状況が悪化し受信不能となったと
き、前記事前にプリセットされた局の中から自動選局さ
れるので、今まで聴取していた放送内容と関連した放送
を継続して聞くことができる。
また、CD−ROMの中から放送モードと放送内容で限定さ
れた放送データだけが内部メモリにロードされるので、
受信機本体側に必要なメモリ容量はそれ程多くなくてよ
い。
また、受信機本体には電界強度順に放送データがプリセ
ットされるので受信感度の良い放送の選択が容易とな
り、また、受信中の局名が表示されるので希望する局か
否かの確認がし易い。
尚、第12図のフローチャートではステップ236以下をメ
インルーチン内で判断処理しているがハード等と関連せ
しめて完全に割り込みルーチンとして処理してもよい。
又、ステップ218では、R,Mに従って放送データを選択し
て内部メモリにロードを行っているがRのみに基づきロ
ードしておき、内部メモリに記憶された放送データから
まずMでデータを抽出するようにしてもよい。これによ
りCD−ROMへのアクセス時間をMの選択に要する時間分
だけ短縮可能となる。
更に、内部メモリ容量を少なくする為に予めJ,F,Kで分
類してCD−ROM12に放送データを整理して配置しておく
ようにしてもよい。例えば、Mで分類しM=0,M=1の
グループを設け、該グループの中を更にJで分類し、J
=0,J=1,J=2のグループを設け該グループの中を更に
Kで分類し、K=0,K=1の順位のグループを作り、更
にその中でFの順位で配置してコントローラによる選択
抽出処理を簡素化してもよい(第17図参照)。
更に、CD−ROMからM,R,J,Kに従って抽出して放送データ
をロードしてもよい。
又、山間等の複雑な地形で狭い範囲で急激に各放送の電
波伝幡状況が変化する地域においては、その部分に対応
する領域を他の領域に比べより拡大した地図に相当する
更に細分化した範囲に設定してもよい。これにより、山
間等の状況に対して正確に適合した放送受信を行うこと
ができる。
又、CD−ROMに地図情報と放送データを一緒に格納させ
るので格別な外部メモリ装置を必要とせず、小型、安価
な構成とすることができる。尚、外部メモリとしては上
述したCD−ROMのほかに、より大容量の光、磁気等のデ
イスク、あるいは小容量のフロッピーデイスク、ICカー
ド、等を用いることもできる。
また、上記各実施例では領域別の放送データを外部メモ
リ媒体に記憶させる場合につき説明したが、本発明は何
らこれに限定されるものではなく、内部メモリの容量を
大きくして予め該内部メモリに格納させておくように構
成してもよい。
<発明の効果> 以上説明した如く、本発明に係る車載用放送システムに
よれば、車両が広範囲に移動しても、常に、車両現在地
をサービスエリアに含んでいる放送を自動的に選別、受
信することができ、しかも、希望する放送内容を有する
放送だけを抽出できる。従って、遠方の放送に関する周
波数や放送内容を調べたり、総当たり的な選局を行うな
どの手間に全く煩わされることなく好みの内容の放送受
信を自動的に継続できる。
又、本発明によれば、局変更要求操作するだけで現在受
信中の放送内容と同一内容の放送を行っている他の局に
同調受信でき、従って、同一放送内容のうちでも更に好
みの放送内容の選局を簡単な操作で行うことができる。
更に、本発明によれば、受信感度が低下した時、自動的
に現在受信中の放送内容と同一内容の放送を行っている
他の局であって受信感度が良好な局に同調受信するよう
にしたから、常に良好な受信状態で所望の放送内容の受
聴を楽しむことができる。この場合、本発明においては
通常の掃引選局のようにバンドの端から端まで遂一サー
チせずども、メモリに記憶されている同一放送内容の放
送局だけをサーチして短時間で受信感度が良好な放送局
に同調できる。
又、本発明によれば、車両が移動して今まで走行してい
た領域から受信状況が異なる別の領域に入った時、自動
的に局変更要求を発生し、車両が現在属する領域をサー
ビスエリアとする放送局のうち今まで受信していた放送
内容と同一内容の放送を行っている局に同調受信するよ
うに構成したから、車両が移動しても常に良好な受信状
態で所望の放送内容の受聴を楽しむことができる。
更に本発明によれば、ナビゲーションシステムを装備し
ている自動車においては、別途車両位置識別のためのハ
ードウェアを設ける必要はなく、しかも、放送データ記
憶手段とナビゲーションシステムの地図データ記憶手段
を共用することにより記憶手段の大幅な削減ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る車載用放送受信システ
ム及びナビゲーション・システムを示す構成図、 第2図は地図情報説明図、 第3図は全体地図の平面図、 第4図は領域コードの説明図、 第5図はCD−ROMのメモリ配置例を示す説明図、 第6図は局名コードの説明図、 第7図は領域を放送サービスエリアに含む局の説明図、 第8図は周波数コードの説明図、 第9図は放送内容コードの説明図、 第10図は電界強度コードの説明図、 第11図は放送モードコードの説明図、 第12図は第1図に示す受信機本体の動作説明用フローチ
ャート、 第13図は内部メモリのメモリ配置例を示す説明図、 第14図は内部メモリの抽出データ記憶領域に放送データ
が格納された状態を示す説明図、 第15図は内部メモリの整理データ記憶領域に放送データ
が格納された状態を示す説明図、 第16図は表示状態の説明図、 第17図はCD−ROMへの別の放送データ配置例を示す説明
図、 第18図は従来の放送受信システムのブロック図である。 10……ナビゲーション・システム、 12……CD−ROM、 16……車両位置測定装置、 28……車載用放送受信システム、 36……電子同調式フロントエンド、 40……同調制御を行うコントローラ、 42……操作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−3712(JP,A) 特開 昭60−242719(JP,A) 実開 昭57−151033(JP,U) 実開 昭58−139747(JP,U)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数に分割した地理上の各領域に対応させ
    て、該領域にサービスエリアが入る放送局の局情報及び
    放送内容情報を含む放送データを記憶した放送データ記
    憶手段と、 車両の現在位置を監視するナビゲーション・システム
    と、 聴取したい放送内容を少なくとも含む局選定要求を入力
    する操作手段と、 局変更要求操作があった時、車両が今まで走行していた
    領域から別の領域に入った時、及び受信感度が低下した
    時、局変更要求を発生する局変更要求発生手段と、 前記車両現在位置が属する領域にサービスエリアが入る
    放送局のうち前記操作手段から入力された放送内容の放
    送を行う放送局を放送データ記憶手段に記憶された放送
    データから求め、当該局に応じた同調制御信号を発生す
    るとともに、局変更要求を受けたとき車両の属する領域
    にサービスエリアが入る放送局のうち前記放送内容の要
    求を満足する他の放送局を放送データから求め当該他の
    局に応じた同調制御信号を発生する制御手段と、 同調制御信号に基づき所定周波数の放送受信を行う受信
    手段とを含むことを特徴とする車載用放送受信システ
    ム。
  2. 【請求項2】前記放送データ記憶手段はナビゲーション
    ・システムの地図情報記憶手段と共用することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の車載用放送受信システ
    ム。
  3. 【請求項3】前記放送データは、放送周波数帯又は放送
    形式を分類した放送モード情報を含み、 前記制御手段は車両現在位置が属する領域にサービスエ
    リアが入る放送局のうち、前記操作手段から入力された
    放送モードで前記入力された放送内容を放送する放送局
    を求め、当該局に応じた放送モード切替信号を含む同調
    制御信号を発生するとともに、局変更要求を受けたとき
    前記領域と放送モードと放送内容の要求を満足する他の
    放送局を求め、当該他の局に応じた同調制御信号を発生
    し、 受信手段は放送モード切替を含む同調制御信号に基づき
    受信モードの切替えを行いながら所定周波数の放送受信
    を行うことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の車
    載用放送受信システム。
  4. 【請求項4】前記放送データ記憶手段は外部記憶媒体か
    ら成り、前記制御手段は内部記憶手段と、前記外部記憶
    媒体から車両の属する領域と操作手段から入力された放
    送内容と放送モードの要求に応じた放送データを読み出
    し当該内部記憶手段に転送するデータ読出し/転送手段
    とを含むことを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の
    車載用放送受信システム。
JP61208974A 1986-09-05 1986-09-05 車載用放送受信システム Expired - Lifetime JPH0683032B2 (ja)

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JPS6364408A JPS6364408A (ja) 1988-03-22
JPH0683032B2 true JPH0683032B2 (ja) 1994-10-19

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3925057A1 (de) * 1989-07-28 1991-01-31 Bosch Gmbh Robert Verfahren und vorrichtung zur steuerung einer wiedergabeeinrichtung fuer ortsabhaengige informationen
JP2820810B2 (ja) * 1991-04-15 1998-11-05 アルパイン株式会社 カ−オ−ディオ装置

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JPS533712A (en) * 1976-07-01 1978-01-13 Toshiba Corp Receiving unit
JPS57151033U (ja) * 1981-03-16 1982-09-22
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JPS60242719A (ja) * 1984-05-16 1985-12-02 Mitsubishi Electric Corp カ−ラジオ

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