JPH07249964A - 自動選局受信装置 - Google Patents
自動選局受信装置Info
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- JPH07249964A JPH07249964A JP6039919A JP3991994A JPH07249964A JP H07249964 A JPH07249964 A JP H07249964A JP 6039919 A JP6039919 A JP 6039919A JP 3991994 A JP3991994 A JP 3991994A JP H07249964 A JPH07249964 A JP H07249964A
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- broadcasting
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-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03J—TUNING RESONANT CIRCUITS; SELECTING RESONANT CIRCUITS
- H03J1/00—Details of adjusting, driving, indicating, or mechanical control arrangements for resonant circuits in general
- H03J1/0008—Details of adjusting, driving, indicating, or mechanical control arrangements for resonant circuits in general using a central processing unit, e.g. a microprocessor
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
- Superheterodyne Receivers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フォーマットスキャン動作における操作性の
向上を図る。 【構成】 選局制御手段7は、自動位置制御により現在
位置を検索して現在位置ブロックを内部に設定する。そ
して、この現在位置ブロックに関連づけて付帯された放
送局情報に基づいて選局動作を行う。受信手段2、6
は、選局制御手段7の選局制御により放送局の放送電波
を選択的に受信することができる。また、判定手段12
は、適宜受信した放送電波の受信状態を判定し、その判
定結果信号を選局制御手段7に供給する。そして、選局
制御手段7は、判定結果信号が受信状態の悪化を示す場
合、すなわち受信中の放送電波が受信しにくくなった場
合に、現在位置が移動しずれたと判断する。そこで、選
局制御手段7は、これを契機として現在位置を検索する
自動位置制御を行い、新たな現在位置ブロックを設定す
る。よって、現在位置の更新が自動的に行える。
向上を図る。 【構成】 選局制御手段7は、自動位置制御により現在
位置を検索して現在位置ブロックを内部に設定する。そ
して、この現在位置ブロックに関連づけて付帯された放
送局情報に基づいて選局動作を行う。受信手段2、6
は、選局制御手段7の選局制御により放送局の放送電波
を選択的に受信することができる。また、判定手段12
は、適宜受信した放送電波の受信状態を判定し、その判
定結果信号を選局制御手段7に供給する。そして、選局
制御手段7は、判定結果信号が受信状態の悪化を示す場
合、すなわち受信中の放送電波が受信しにくくなった場
合に、現在位置が移動しずれたと判断する。そこで、選
局制御手段7は、これを契機として現在位置を検索する
自動位置制御を行い、新たな現在位置ブロックを設定す
る。よって、現在位置の更新が自動的に行える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、予め記憶された放送局
に関する諸情報(例えば、周波数情報、放送ジャンル、
放送局名等)に基づいて選局を行う、いわゆるフォーマ
ット情報により自動選局を行ういわゆる自動選局受信装
置に係り、特にフォーマットスキャン動作のための現在
位置の自動更新動作に関する。
に関する諸情報(例えば、周波数情報、放送ジャンル、
放送局名等)に基づいて選局を行う、いわゆるフォーマ
ット情報により自動選局を行ういわゆる自動選局受信装
置に係り、特にフォーマットスキャン動作のための現在
位置の自動更新動作に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、国内でFM放送局の多局化傾向が
高まっている。それに伴い、放送局の放送内容も多様化
の兆しが窺える。放送局によっては、一日のほとんどの
放送時間を特定の音楽(例えば、ジャズやロック)のみ
放送するものや、ニュース等の情報提供に主眼をおいた
ものが存在する。多局化が更に進んだ米国等では、この
多様化が一段と進んでいる。これら特定の放送傾向をフ
ォーマットといい、放送局に対応するフォーマットを示
す情報をフォーマット情報という。この時代背景に対応
して、これら放送局毎のフォーマット情報を予め記憶
し、受信している放送局の周波数等から当該放送局につ
いての該当するフォーマット情報を決定し、使用者に情
報提供を行う、という受信機が考案されている。これを
用いることにより、使用者は希望するフォーマットの放
送局のみを選択的に受信することができる。カーラジオ
等の移動体に設置された受信機では、受信している放送
電波の状態が刻々変化するため、このフォーマット情報
を活用した選局技術は重要である。
高まっている。それに伴い、放送局の放送内容も多様化
の兆しが窺える。放送局によっては、一日のほとんどの
放送時間を特定の音楽(例えば、ジャズやロック)のみ
放送するものや、ニュース等の情報提供に主眼をおいた
ものが存在する。多局化が更に進んだ米国等では、この
多様化が一段と進んでいる。これら特定の放送傾向をフ
ォーマットといい、放送局に対応するフォーマットを示
す情報をフォーマット情報という。この時代背景に対応
して、これら放送局毎のフォーマット情報を予め記憶
し、受信している放送局の周波数等から当該放送局につ
いての該当するフォーマット情報を決定し、使用者に情
報提供を行う、という受信機が考案されている。これを
用いることにより、使用者は希望するフォーマットの放
送局のみを選択的に受信することができる。カーラジオ
等の移動体に設置された受信機では、受信している放送
電波の状態が刻々変化するため、このフォーマット情報
を活用した選局技術は重要である。
【0003】通常のフォーマット情報を活用した受信機
(以下、自動選局受信機という。)は、内部のメモリに
フォーマット情報や局名情報に関するデータベースを保
持する。このデータベースは、地域的に系統づけられた
州ファイル、都市ファイル、グリッドファイル等から構
成される。グリッドとは、受信機にとっての検索の便宜
のため、周辺地域を格子状に一定面積のブロックに区分
けしたものである。
(以下、自動選局受信機という。)は、内部のメモリに
フォーマット情報や局名情報に関するデータベースを保
持する。このデータベースは、地域的に系統づけられた
州ファイル、都市ファイル、グリッドファイル等から構
成される。グリッドとは、受信機にとっての検索の便宜
のため、周辺地域を格子状に一定面積のブロックに区分
けしたものである。
【0004】図3にこのグリッド構成例を示す。図3
(a)に示すように、地域を格子状に区分けし、カレン
トグリッド(現在、受信機が移動中のグリッドをい
う。)をXとし、その周辺をアクセス範囲のグリッド
(A〜H)とする。一のグリッドは、放送局のサービス
エリアと移動体の性格(速度等)により、例えば、30
km四方というように決められる。
(a)に示すように、地域を格子状に区分けし、カレン
トグリッド(現在、受信機が移動中のグリッドをい
う。)をXとし、その周辺をアクセス範囲のグリッド
(A〜H)とする。一のグリッドは、放送局のサービス
エリアと移動体の性格(速度等)により、例えば、30
km四方というように決められる。
【0005】従来の自動選局受信機は、フォーマットス
キャンという選択動作を行う。すなわち、受信機は、使
用者のフォーマットの選択に基づいて、受信周波数をシ
ークアップ若しくはシークダウンし、受信可能な放送局
を検出する。検出した放送局の周波数情報から、この放
送局に対応するフォーマット情報をメモリから読出す。
このとき、使用者が指定したフォーマット(例えば、
「ジャズ」と指定する。)と、現在シークした放送局の
フォーマット情報が一致しない場合は、次の放送局情報
を探す。一致した場合には、シーク動作を終了し、放送
局情報をメモリから読出してディスプレイに表示し、そ
の周波数での受信を続ける。このシークの範囲は、当該
カレントグリッドのみに限定してもよいし広範囲に亘っ
てもよい。
キャンという選択動作を行う。すなわち、受信機は、使
用者のフォーマットの選択に基づいて、受信周波数をシ
ークアップ若しくはシークダウンし、受信可能な放送局
を検出する。検出した放送局の周波数情報から、この放
送局に対応するフォーマット情報をメモリから読出す。
このとき、使用者が指定したフォーマット(例えば、
「ジャズ」と指定する。)と、現在シークした放送局の
フォーマット情報が一致しない場合は、次の放送局情報
を探す。一致した場合には、シーク動作を終了し、放送
局情報をメモリから読出してディスプレイに表示し、そ
の周波数での受信を続ける。このシークの範囲は、当該
カレントグリッドのみに限定してもよいし広範囲に亘っ
てもよい。
【0006】従来の自動選局受信機では、使用者は、図
3(b)に示すような、操作パネルで、カレントグリッ
ドを移動体の移動と共に適宜更新する。これにより受信
機が現在位置として認識する領域が決定され更新され
る。この後、受信周波数に対応して、局名情報、フォー
マット情報等がグリッドファイルよりアクセスできる。
例えば、自動車が北東に進んでいて受信状態が悪くなっ
た場合、使用者は操作パネルの‘N’と‘E’とを押
し、カレントグリッドをCとする。受信機は、Cを中心
とする計9個のグリッドを次のアクセス範囲とするので
ある。
3(b)に示すような、操作パネルで、カレントグリッ
ドを移動体の移動と共に適宜更新する。これにより受信
機が現在位置として認識する領域が決定され更新され
る。この後、受信周波数に対応して、局名情報、フォー
マット情報等がグリッドファイルよりアクセスできる。
例えば、自動車が北東に進んでいて受信状態が悪くなっ
た場合、使用者は操作パネルの‘N’と‘E’とを押
し、カレントグリッドをCとする。受信機は、Cを中心
とする計9個のグリッドを次のアクセス範囲とするので
ある。
【0007】また、同一フォーマットの放送局の放送電
波を逐一切り換えて受信する、いわゆるオートフォーマ
ットスキャンという動作が使用されている。従来、使用
者の指定によりこのオートフォーマットスキャン動作を
行う場合には、現実に受信機が位置する場所と、受信機
内のカレントグリッドの設定とは一致しているとの前提
で、オートフォーマットスキャン動作が行われていた。
波を逐一切り換えて受信する、いわゆるオートフォーマ
ットスキャンという動作が使用されている。従来、使用
者の指定によりこのオートフォーマットスキャン動作を
行う場合には、現実に受信機が位置する場所と、受信機
内のカレントグリッドの設定とは一致しているとの前提
で、オートフォーマットスキャン動作が行われていた。
【0008】これら従来の自動選局受信機は、特開平1
−117529号公報、特開平2−238723号公報
等に開示されている。更に、受信状況とデータベースを
使って、現在のカレントグリッドを特定するという、自
動グリッド更新等の動作を行う自動選局受信装置も提案
されている。
−117529号公報、特開平2−238723号公報
等に開示されている。更に、受信状況とデータベースを
使って、現在のカレントグリッドを特定するという、自
動グリッド更新等の動作を行う自動選局受信装置も提案
されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
自動グリッド設定は、車両の移動を検出していないた
め、自動グリッド設定の処理は使用者のキー操作によっ
て実行されていた。つまり、自動車等の移動に連れて、
受信機が当該受信放送局のサービスエリアから外れてし
まった場合、使用者自ら操作パネルを操作して現在位置
を指定し、カレントグリッドの更新を行わねばならない
という不都合があった。
自動グリッド設定は、車両の移動を検出していないた
め、自動グリッド設定の処理は使用者のキー操作によっ
て実行されていた。つまり、自動車等の移動に連れて、
受信機が当該受信放送局のサービスエリアから外れてし
まった場合、使用者自ら操作パネルを操作して現在位置
を指定し、カレントグリッドの更新を行わねばならない
という不都合があった。
【0010】具体的に述べれば、使用者は、放送に雑音
が混入したりFM受信機等のミュート回路が頻繁に働い
て、音が汚くなっていることを知覚して、自分の聴いて
いる放送が受信状態悪化を知ることになる。そのため、
たとえ、カレントグリッドを自動的に捜し出せる現在位
置更新機能を有する自動選局受信機であったとしても、
受信状態の悪化を雑音等で認識した後に、使用者の操作
により現在位置の更新処理を行わなければならない。特
に、高速道路等において、受信機を搭載した自動車等が
高速に移動している場合には、この更新のための操作を
頻繁に行わなければならないので、大変煩雑なものであ
った。
が混入したりFM受信機等のミュート回路が頻繁に働い
て、音が汚くなっていることを知覚して、自分の聴いて
いる放送が受信状態悪化を知ることになる。そのため、
たとえ、カレントグリッドを自動的に捜し出せる現在位
置更新機能を有する自動選局受信機であったとしても、
受信状態の悪化を雑音等で認識した後に、使用者の操作
により現在位置の更新処理を行わなければならない。特
に、高速道路等において、受信機を搭載した自動車等が
高速に移動している場合には、この更新のための操作を
頻繁に行わなければならないので、大変煩雑なものであ
った。
【0011】また、受信機の電源をしばらく切って自動
車を移動する場合がある。このため、この状態で受信機
の電源を投入すると、カレントグリッドの設定と実際の
受信機の位置が一致しないという状態が出現する。この
まま受信を続けるとすると、受信対象となる放送局の電
波が弱いため、オートフォーマットスキャンが正常に動
作しないという不都合も出現する。
車を移動する場合がある。このため、この状態で受信機
の電源を投入すると、カレントグリッドの設定と実際の
受信機の位置が一致しないという状態が出現する。この
まま受信を続けるとすると、受信対象となる放送局の電
波が弱いため、オートフォーマットスキャンが正常に動
作しないという不都合も出現する。
【0012】これらの問題点は、すなわち受信機を搭載
した自動車の移動を検出できないことが影響している。
このため、本発明の目的は、自動グリッド動作を実行す
るタイミングを最適なものとする自動選局受信機を提供
することにある。
した自動車の移動を検出できないことが影響している。
このため、本発明の目的は、自動グリッド動作を実行す
るタイミングを最適なものとする自動選局受信機を提供
することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、自動位置制御手段により現在位
置を特定し、放送局が存在する地域を予め分割して複数
のブロックとし、当該ブロックに関連づけて設定された
放送局に付帯する固有の放送局情報を利用して、現在位
置の周囲に複数ある放送局の中から一の放送局を選択
し、選択された放送局からの放送電波を受信する自動選
局受信装置において、現在位置の周囲のブロックに係る
放送局情報に基づいて選局制御を行う選局制御手段と、
選局制御手段の選局制御により放送局の放送電波を受信
する受信手段と、放送電波の受信状態を判定し、その判
定結果信号を選局制御手段に供給する判定手段と、を有
し、選局制御手段は、現在受信中の放送電波に係る判定
結果信号が受信品質の悪化を示す場合に、自動位置制御
手段を駆動して新たな現在位置を再設定すること、を特
徴とする。
に、請求項1の発明は、自動位置制御手段により現在位
置を特定し、放送局が存在する地域を予め分割して複数
のブロックとし、当該ブロックに関連づけて設定された
放送局に付帯する固有の放送局情報を利用して、現在位
置の周囲に複数ある放送局の中から一の放送局を選択
し、選択された放送局からの放送電波を受信する自動選
局受信装置において、現在位置の周囲のブロックに係る
放送局情報に基づいて選局制御を行う選局制御手段と、
選局制御手段の選局制御により放送局の放送電波を受信
する受信手段と、放送電波の受信状態を判定し、その判
定結果信号を選局制御手段に供給する判定手段と、を有
し、選局制御手段は、現在受信中の放送電波に係る判定
結果信号が受信品質の悪化を示す場合に、自動位置制御
手段を駆動して新たな現在位置を再設定すること、を特
徴とする。
【0014】請求項2の発明は、請求項1の自動選局受
信装置において、請求項1の自動選局受信装置におい
て、選局制御手段は、新たな現在位置の周囲のブロック
に係る放送局情報に基づいて、再び選局動作を行い新た
な放送電波の受信を行うこと、を特徴とする。
信装置において、請求項1の自動選局受信装置におい
て、選局制御手段は、新たな現在位置の周囲のブロック
に係る放送局情報に基づいて、再び選局動作を行い新た
な放送電波の受信を行うこと、を特徴とする。
【0015】
【作用】請求項1の発明によれば、選局制御手段は、自
動位置制御により現在位置を検索して現在位置ブロック
を内部に設定する。そして、この現在位置ブロックに関
連づけて付帯された放送局情報に基づいて選局動作を行
う。受信手段は、選局制御手段の選局制御により放送局
の放送電波を選択的に受信する。また、判定手段は、適
宜受信した放送電波の受信状態を判定し、その判定結果
信号を選局制御手段に供給する。そして、選局制御手段
は、判定結果信号が受信品質の悪化を示す場合、すなわ
ち受信中の放送電波が受信しにくくなった場合に、現在
位置が移動し、設定してある現在位置ブロックからはず
れたと判断する。そこで、選局制御手段は、これを契機
として現在位置を検索する自動位置制御を行い、新たな
現在位置ブロックを自動的に設定する。
動位置制御により現在位置を検索して現在位置ブロック
を内部に設定する。そして、この現在位置ブロックに関
連づけて付帯された放送局情報に基づいて選局動作を行
う。受信手段は、選局制御手段の選局制御により放送局
の放送電波を選択的に受信する。また、判定手段は、適
宜受信した放送電波の受信状態を判定し、その判定結果
信号を選局制御手段に供給する。そして、選局制御手段
は、判定結果信号が受信品質の悪化を示す場合、すなわ
ち受信中の放送電波が受信しにくくなった場合に、現在
位置が移動し、設定してある現在位置ブロックからはず
れたと判断する。そこで、選局制御手段は、これを契機
として現在位置を検索する自動位置制御を行い、新たな
現在位置ブロックを自動的に設定する。
【0016】以上により、自動車の移動を客観的に検出
し、自動的に現在位置更新を行うことができる。請求項
2の発明によれば、請求項1の発明によって供給される
トリガにより、新たな現在位置の周囲のブロックに係る
放送局情報に基づいて、再び必要な選局動作を行い新た
な放送電波の受信を行うので、常に受信状態の良好な放
送局の電波を受信できる。
し、自動的に現在位置更新を行うことができる。請求項
2の発明によれば、請求項1の発明によって供給される
トリガにより、新たな現在位置の周囲のブロックに係る
放送局情報に基づいて、再び必要な選局動作を行い新た
な放送電波の受信を行うので、常に受信状態の良好な放
送局の電波を受信できる。
【0017】
【実施例】本発明の自動選局受信装置に係る好適な実施
例を図面を参照して説明する。本実施例は、自動車等に
搭載する車載用ラジオ受信機を想定して本発明を適用し
たものである。
例を図面を参照して説明する。本実施例は、自動車等に
搭載する車載用ラジオ受信機を想定して本発明を適用し
たものである。
【0018】図1に、本発明の第1実施例の構成を示
す。図1に示すように、1はアンテナ、2は電子チュー
ナ、3は復調回路、4はアンプ、5はスピーカ、6はP
LL回路、7はCPU、8は記憶回路、9は表示部、1
0はRAM、11は操作部、12は受信可能判定回路で
ある。
す。図1に示すように、1はアンテナ、2は電子チュー
ナ、3は復調回路、4はアンプ、5はスピーカ、6はP
LL回路、7はCPU、8は記憶回路、9は表示部、1
0はRAM、11は操作部、12は受信可能判定回路で
ある。
【0019】アンテナ1は、放送局からの電波を入力し
て、高周波電気信号に変換する。電子チューナ2は、高
周波増幅器、混合回路、局部発振器、中間周波増幅器等
から構成され、PLL回路6に設定された位相ロック周
波数に対応する周波数に受信する周波数を同調させ、中
間周波数信号を出力する。復調回路3は、選択された放
送局の中間周波信号を復調し、音声信号に変換する。ア
ンプ4は、この音声信号を電力増幅する。スピーカ5
は、音声信号を音波に変更し、自動車の室内に出力す
る。PLL回路6は、周波数シンセサイザ、VCO等の
回路を中心に構成され、CPU7の制御により位相ロッ
クする周波数を変更する。CPU7は、メモリの状態等
を把握すると共に、受信周波数、操作部11からの入
力、表示部9への出力等、システム全体を制御する。記
憶回路8は、ROM等で構成され、プログラム等を格納
する他、予め地域毎に受信可能な放送局に関する周波数
データと放送局名データ等が格納する。RAM10は、
CPU7の動作に必要な一次的な情報の他、記憶回路8
から地域情報を呼び出すためのポインタブロック等を格
納する。操作部11は、グリッドや新たな放送局に関す
るデータや、基本的な操作情報を使用者が入力するため
にある。受信可能判定回路12は、受信しようとしてい
る放送局の電波が十分なレベルにあるか否かを判定す
る。例えば、ある受信周波数fを受信している際、AG
Cの出力レベルが一定値以上であって且つ中間周波信号
のレベルが一定値に達したと判断されるとき、周波数f
に関する判定信号を有効(例えば‘1’又は‘0’)と
する。
て、高周波電気信号に変換する。電子チューナ2は、高
周波増幅器、混合回路、局部発振器、中間周波増幅器等
から構成され、PLL回路6に設定された位相ロック周
波数に対応する周波数に受信する周波数を同調させ、中
間周波数信号を出力する。復調回路3は、選択された放
送局の中間周波信号を復調し、音声信号に変換する。ア
ンプ4は、この音声信号を電力増幅する。スピーカ5
は、音声信号を音波に変更し、自動車の室内に出力す
る。PLL回路6は、周波数シンセサイザ、VCO等の
回路を中心に構成され、CPU7の制御により位相ロッ
クする周波数を変更する。CPU7は、メモリの状態等
を把握すると共に、受信周波数、操作部11からの入
力、表示部9への出力等、システム全体を制御する。記
憶回路8は、ROM等で構成され、プログラム等を格納
する他、予め地域毎に受信可能な放送局に関する周波数
データと放送局名データ等が格納する。RAM10は、
CPU7の動作に必要な一次的な情報の他、記憶回路8
から地域情報を呼び出すためのポインタブロック等を格
納する。操作部11は、グリッドや新たな放送局に関す
るデータや、基本的な操作情報を使用者が入力するため
にある。受信可能判定回路12は、受信しようとしてい
る放送局の電波が十分なレベルにあるか否かを判定す
る。例えば、ある受信周波数fを受信している際、AG
Cの出力レベルが一定値以上であって且つ中間周波信号
のレベルが一定値に達したと判断されるとき、周波数f
に関する判定信号を有効(例えば‘1’又は‘0’)と
する。
【0020】放送局に関するフォーマット情報等のデー
タベースは、記憶回路8のROM等に格納されており、
階層構造をなしている。この階層構造は各種考えられる
が広い地域をカバーする(例えば、州情報)ファイル
と、放送局が設置される単位の地域(例えば、主要都市
周辺毎)ファイルと、全地域を格子状に分割したグリッ
ド毎に放送局に関する地域情報を設定するグリッドファ
イルと、を備えて構成される。
タベースは、記憶回路8のROM等に格納されており、
階層構造をなしている。この階層構造は各種考えられる
が広い地域をカバーする(例えば、州情報)ファイル
と、放送局が設置される単位の地域(例えば、主要都市
周辺毎)ファイルと、全地域を格子状に分割したグリッ
ド毎に放送局に関する地域情報を設定するグリッドファ
イルと、を備えて構成される。
【0021】グリッドファイルは、グリッド内の放送局
毎に周波数を指定する周波数フィールド、当該放送局の
コールサインを示すコールサインフィールド、当該放送
局の所在地を示す都市に関する情報を格納する都市ファ
イルのポイントアドレスを示す都市ポインタフィール
ド、当該放送局に関する音楽ジャンル等のフォーマット
情報を格納するフォーマットフィールド、当該放送局の
属するグリッド情報を定めるグリッド番号フィールド等
を備える。これらファイルは、ROM等の交換により取
り替えられるため、如何なる国や地域にも放送局情報を
適用させることができる。
毎に周波数を指定する周波数フィールド、当該放送局の
コールサインを示すコールサインフィールド、当該放送
局の所在地を示す都市に関する情報を格納する都市ファ
イルのポイントアドレスを示す都市ポインタフィール
ド、当該放送局に関する音楽ジャンル等のフォーマット
情報を格納するフォーマットフィールド、当該放送局の
属するグリッド情報を定めるグリッド番号フィールド等
を備える。これらファイルは、ROM等の交換により取
り替えられるため、如何なる国や地域にも放送局情報を
適用させることができる。
【0022】受信機は、こらの情報を使用して、カレン
トグリッドの設定や、オートフォーマットスキャン動作
を行う。オートフォーマットスキャン動作は、カレント
グリッド内で行われる。何故なら、記憶回路8に記憶さ
れている放送局の総数は通常非常に多く、その全部を検
索するのは現実的でないからである。従って、受信機は
現在位置の周辺を含むカレントグリッドを検索範囲と
し、この範囲でオートフォーマットスキャン等の動作を
行うのが合理的である。
トグリッドの設定や、オートフォーマットスキャン動作
を行う。オートフォーマットスキャン動作は、カレント
グリッド内で行われる。何故なら、記憶回路8に記憶さ
れている放送局の総数は通常非常に多く、その全部を検
索するのは現実的でないからである。従って、受信機は
現在位置の周辺を含むカレントグリッドを検索範囲と
し、この範囲でオートフォーマットスキャン等の動作を
行うのが合理的である。
【0023】カレントグリッドの設定は自動設定で行わ
れるものとする。自動設定とは、受信機が、カレントグ
リッド更新を指定されると、放送局の電波の強度等を検
索し、現在存在すると思われる地点に対応するグリッド
をカレントグリッドとして設定するというものである。
れるものとする。自動設定とは、受信機が、カレントグ
リッド更新を指定されると、放送局の電波の強度等を検
索し、現在存在すると思われる地点に対応するグリッド
をカレントグリッドとして設定するというものである。
【0024】次に、動作を図2のフローチャートに基づ
いて説明する。初期状態では、カレントグリッドと実際
に自動車、つまり受信機が位置する場所は一致している
とする。
いて説明する。初期状態では、カレントグリッドと実際
に自動車、つまり受信機が位置する場所は一致している
とする。
【0025】電源投入後、CPU7は、記憶回路8の所
定領域からプログラムを読出して実行する。CPU7
は、装置全体の初期化を行い、前回まで受信していた周
波数データを記憶回路8から呼び出して、PLL回路6
に設定する。電子チューナ2は、この設定された受信周
波数に同調し、対応する放送電波が選局され、復調回路
3にて復調され、アンプ4で電力増幅された後スピーカ
5に供給され、音波となる。
定領域からプログラムを読出して実行する。CPU7
は、装置全体の初期化を行い、前回まで受信していた周
波数データを記憶回路8から呼び出して、PLL回路6
に設定する。電子チューナ2は、この設定された受信周
波数に同調し、対応する放送電波が選局され、復調回路
3にて復調され、アンプ4で電力増幅された後スピーカ
5に供給され、音波となる。
【0026】さて、使用者がオートフォーマットスキャ
ン動作を指定する。使用者は、表示部9に表示されるフ
ォーマット情報を参照しながら、どの音楽ジャンルを連
続して聴きたいかを決め、操作部11から入力する。例
えば、ジャズを聴きたい場合、操作部11の「JAZ
Z」を指定するキーを押す。CPU7は、これを検知
し、RAM10に設定されているグリッドポインタを介
して間接的に記憶回路8のグリッドファイルを参照す
る。そして、カレントグリッド内に存在する放送局のレ
コードから、フォーマットフィールドに「JAZZ」が
設定されている放送局を検索する。このようにして探し
出され受信される放送局は、一日の大半をジャズ音楽を
流して放送しており、使用者の希望の音楽が得られるこ
ととなる。
ン動作を指定する。使用者は、表示部9に表示されるフ
ォーマット情報を参照しながら、どの音楽ジャンルを連
続して聴きたいかを決め、操作部11から入力する。例
えば、ジャズを聴きたい場合、操作部11の「JAZ
Z」を指定するキーを押す。CPU7は、これを検知
し、RAM10に設定されているグリッドポインタを介
して間接的に記憶回路8のグリッドファイルを参照す
る。そして、カレントグリッド内に存在する放送局のレ
コードから、フォーマットフィールドに「JAZZ」が
設定されている放送局を検索する。このようにして探し
出され受信される放送局は、一日の大半をジャズ音楽を
流して放送しており、使用者の希望の音楽が得られるこ
ととなる。
【0027】さて、自動車が移動を開始すると、受信し
ている放送局と自動車との距離が変化し、自動車に搭載
した受信機の受信状態が変化していく。通常、放送局、
特にFM局にはサービスエリアなるものが存在する。こ
のエリアの範囲は数十キロメートルの範囲なので、数時
間単位で自動車が移動を続けるとサービスエリアを越え
てしまい、受信機の受信状態が悪化して行く。
ている放送局と自動車との距離が変化し、自動車に搭載
した受信機の受信状態が変化していく。通常、放送局、
特にFM局にはサービスエリアなるものが存在する。こ
のエリアの範囲は数十キロメートルの範囲なので、数時
間単位で自動車が移動を続けるとサービスエリアを越え
てしまい、受信機の受信状態が悪化して行く。
【0028】このとき、受信可能判定回路12は、電子
チューナ2で受信される信号レベルを絶えず監視してい
る(ステップS1)。受信信号のレベルが高い場合(ス
テップS1:OK)は、問題なくそのままの受信を続け
ればよい。
チューナ2で受信される信号レベルを絶えず監視してい
る(ステップS1)。受信信号のレベルが高い場合(ス
テップS1:OK)は、問題なくそのままの受信を続け
ればよい。
【0029】ところが、自動車の移動により実際の移動
位置がカレントグリッドからずれてるくると、入力する
放送電波の受信信号レベルが低くなる。受信信号が一定
レベルより低くなった場合(ステップS1:NG)、受
信可能判定回路12は判定信号を有効(例えばHレベ
ル)とする。また、受信電波が微弱で、上記レベルに達
しない場合、判定信号を無効(例えばLレベル)とす
る。この一定値は、電子チューナ2内部のAGCの出力
レベルが一定値以上であって且つ中間周波信号のレベル
が一定値に達したと判定されるとき、等をその判定基準
とする。この一定値のレベルは、自動車の室内で放送を
聴いている使用者には雑音等の耳障りな音が聞こえず、
且つ受信電波の微弱化が間違いなく検出できる程度のレ
ベルを調べて設定する。
位置がカレントグリッドからずれてるくると、入力する
放送電波の受信信号レベルが低くなる。受信信号が一定
レベルより低くなった場合(ステップS1:NG)、受
信可能判定回路12は判定信号を有効(例えばHレベ
ル)とする。また、受信電波が微弱で、上記レベルに達
しない場合、判定信号を無効(例えばLレベル)とす
る。この一定値は、電子チューナ2内部のAGCの出力
レベルが一定値以上であって且つ中間周波信号のレベル
が一定値に達したと判定されるとき、等をその判定基準
とする。この一定値のレベルは、自動車の室内で放送を
聴いている使用者には雑音等の耳障りな音が聞こえず、
且つ受信電波の微弱化が間違いなく検出できる程度のレ
ベルを調べて設定する。
【0030】CPU7は、受信可能判定手段12よりこ
の判定信号を入力し、受信感度が十分でない場合(ステ
ップS1:NG)、自動グリッド設定を行う(ステップ
S2)。自動グリッド設定とは、RAM10上に設定さ
れたカレントグリッドが現在位置と一致していない場合
に、真正の位置にカレントグリッドを設定するという動
作である。例えば、周辺部の放送電波の状態を調べ、総
合的に最も受信状態の良好な地域にカレントグリッドを
移動するという方法等が考えられる。
の判定信号を入力し、受信感度が十分でない場合(ステ
ップS1:NG)、自動グリッド設定を行う(ステップ
S2)。自動グリッド設定とは、RAM10上に設定さ
れたカレントグリッドが現在位置と一致していない場合
に、真正の位置にカレントグリッドを設定するという動
作である。例えば、周辺部の放送電波の状態を調べ、総
合的に最も受信状態の良好な地域にカレントグリッドを
移動するという方法等が考えられる。
【0031】カレントグリッドの更新が終わると、オー
トフォーマットスキャン動作AFSに移る。まず、現在
の受信中の放送局の有するフォーマット情報「JAZ
Z」と同一のフォーマット情報を有する放送局を、記憶
回路8に記憶されたデータベースから検索する(ステッ
プS3)。同じフォーマット「JAZZ」を有する放送
局が見つかると、当該放送局のデータベースのレコード
に記録された周波数をPLL回路6に設定して、新たな
放送局で受信が始まる(ステップS4)。そして、念の
為に受信した放送局の受信状態を調べるため、受信可能
判定回路12の判定結果出力を検査する(ステップS
5)。上記動作によって、使用者は、放送局自体は異な
るが、同じジャズを主として放送する放送電波を受信で
き、引き続きジャズ音楽を楽しむことができる。
トフォーマットスキャン動作AFSに移る。まず、現在
の受信中の放送局の有するフォーマット情報「JAZ
Z」と同一のフォーマット情報を有する放送局を、記憶
回路8に記憶されたデータベースから検索する(ステッ
プS3)。同じフォーマット「JAZZ」を有する放送
局が見つかると、当該放送局のデータベースのレコード
に記録された周波数をPLL回路6に設定して、新たな
放送局で受信が始まる(ステップS4)。そして、念の
為に受信した放送局の受信状態を調べるため、受信可能
判定回路12の判定結果出力を検査する(ステップS
5)。上記動作によって、使用者は、放送局自体は異な
るが、同じジャズを主として放送する放送電波を受信で
き、引き続きジャズ音楽を楽しむことができる。
【0032】以上の通り、本実施例によれば、フォーマ
ットスキャン動作前にグリッドを再設定するために、常
に正しいデータベースからフォーマットスキャンの為の
放送局情報を呼び出せる。そして、受信機を搭載した自
動車が移動して、受信状態が変化しても、受信機が自動
的に受信状態の悪化を検出し、フォーマットスキャン動
作等を行う地域を変更して行くので、雑音等が発生する
度にカレントグリッドを変更するという煩雑な操作を行
わなくてもよい。また、自動グリッド設定を行うタイミ
ングを、使用者が認識できない程度の雑音レベルでの電
界強度に設定することで、耳障りな音を一切出力するこ
となく、同じフォーマットの放送局同士の切り換えが行
える。
ットスキャン動作前にグリッドを再設定するために、常
に正しいデータベースからフォーマットスキャンの為の
放送局情報を呼び出せる。そして、受信機を搭載した自
動車が移動して、受信状態が変化しても、受信機が自動
的に受信状態の悪化を検出し、フォーマットスキャン動
作等を行う地域を変更して行くので、雑音等が発生する
度にカレントグリッドを変更するという煩雑な操作を行
わなくてもよい。また、自動グリッド設定を行うタイミ
ングを、使用者が認識できない程度の雑音レベルでの電
界強度に設定することで、耳障りな音を一切出力するこ
となく、同じフォーマットの放送局同士の切り換えが行
える。
【0033】
【発明の効果】上記のように請求項1の発明によれば、
自動位置制御を行うタイミングを、受信品質の悪化に合
わせて行えるので、自動車の移動を最良のタイミングで
検出し、新たな現在位置の検索を行える。このため、一
旦受信機を動作させれば、使用者による位置検索の指示
を一切行う必要なく、絶えず正確な現在位置の設定を維
持できる。
自動位置制御を行うタイミングを、受信品質の悪化に合
わせて行えるので、自動車の移動を最良のタイミングで
検出し、新たな現在位置の検索を行える。このため、一
旦受信機を動作させれば、使用者による位置検索の指示
を一切行う必要なく、絶えず正確な現在位置の設定を維
持できる。
【0034】請求項2の発明によれば、請求項1の自動
選局動作に引き続き新たな放送電波の自動選局を行うの
で、使用者が操作キーに触れることなく受信品質のよい
放送局の自動選局を行える。
選局動作に引き続き新たな放送電波の自動選局を行うの
で、使用者が操作キーに触れることなく受信品質のよい
放送局の自動選局を行える。
【図1】本発明の実施例の自動選局受信機を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】実施例の自動選局受信機の動作を説明するフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図3】従来のグリッド変更の様子を説明する図であ
る。(a)はグリッド構成例である。(b)は操作パネ
ル例である。
る。(a)はグリッド構成例である。(b)は操作パネ
ル例である。
1…アンテナ 2…電子チューナ 3…復調回路 4…アンプ 5…スピーカ 6…PLL回路 7…CPU 8…記憶回路 9…表示部 10…RAM 11…操作部 12…受信可能判定回路
Claims (2)
- 【請求項1】 自動位置制御手段により現在位置を特定
し、放送局が存在する地域を予め分割して複数のブロッ
クとし、当該ブロックに関連づけて設定された放送局に
付帯する固有の放送局情報を利用して、前記現在位置の
周囲に複数ある放送局の中から一の放送局を選択し、選
択された放送局からの放送電波を受信する自動選局受信
装置において、 前記現在位置の周囲のブロックに係る前記放送局情報に
基づいて選局制御を行う選局制御手段と、 前記選局制御手段の選局制御により前記放送局の放送電
波を受信する受信手段と、 前記放送電波の受信状態を判定し、その判定結果信号を
前記選局制御手段に供給する判定手段と、を有し、 前記選局制御手段は、現在受信中の前記放送電波に係る
前記判定結果信号が受信品質の悪化を示す場合に、前記
自動位置制御手段を駆動して新たな現在位置を再設定す
ること、 を特徴とする自動選局受信装置。 - 【請求項2】 請求項1の自動選局受信装置において、 前記選局制御手段は、前記新たな現在位置の周囲のブロ
ックに係る前記放送局情報に基づいて、再び選局動作を
行い新たな放送電波の受信を行うこと、 を特徴とする自動選局受信装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6039919A JPH07249964A (ja) | 1994-03-10 | 1994-03-10 | 自動選局受信装置 |
US08/400,567 US5640696A (en) | 1994-03-10 | 1995-03-08 | Automatic station selecting and receiving apparatus and automatic station selecting and receiving method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6039919A JPH07249964A (ja) | 1994-03-10 | 1994-03-10 | 自動選局受信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07249964A true JPH07249964A (ja) | 1995-09-26 |
Family
ID=12566353
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6039919A Pending JPH07249964A (ja) | 1994-03-10 | 1994-03-10 | 自動選局受信装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5640696A (ja) |
JP (1) | JPH07249964A (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19626253C1 (de) * | 1996-06-29 | 1997-11-20 | Bosch Gmbh Robert | Verfahren zur Speicherung der Daten einer empfangenen Trägerfrequenz eines Rundfunksenders |
EP0834991A1 (en) * | 1996-10-02 | 1998-04-08 | Irdeto B.V. | Method for automatically searching a frequency range for signal channels in a receiver for digitally modulated signals, and receiver for applying such a method |
US6317882B1 (en) | 1999-12-21 | 2001-11-13 | Thomas D. Robbins | System and method for automatically reminding a user of a receiver that a broadcast is on a data stream |
WO2001047269A1 (en) * | 1999-12-21 | 2001-06-28 | Robbins Thomas D | Automatic reminder system using transmitted id codes |
US7996018B1 (en) * | 2000-11-03 | 2011-08-09 | Trimble Navigation Limited | Location specific in-vehicle frequency tuning data |
US7054601B2 (en) * | 2003-01-08 | 2006-05-30 | Motorola, Inc. | Apparatus and method for storing and selecting radio stations |
US20040259557A1 (en) * | 2003-06-20 | 2004-12-23 | Dawn-Marie Bey | Method and system for changing bandwidth based on an existing bandwidth selection |
US8085680B1 (en) * | 2007-09-24 | 2011-12-27 | At&T Intellectual Property I, Lp | Multi-mode mobile networking device |
US8989686B2 (en) | 2010-09-23 | 2015-03-24 | Honda Motor Co., Ltd. | Local radio mode for AM/FM broadcasts |
US9467241B2 (en) * | 2014-01-06 | 2016-10-11 | Ford Global Technologies, Llc | Radio station genre categorization |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2574252B2 (ja) * | 1986-08-19 | 1997-01-22 | パイオニア株式会社 | 掃引受信機の受信感度制御方式 |
US4969209A (en) * | 1987-07-27 | 1990-11-06 | Prs Corporation | Broadcast receiver capable of selecting stations based upon geographical location and program format |
US5152011A (en) * | 1987-07-27 | 1992-09-29 | Schwob Pierre R | Broadcast receiver capable of automatic station identification and format-scanning based on an internal database updatable via data reception over the airwaves |
JPH0795696B2 (ja) * | 1989-03-13 | 1995-10-11 | 松下電器産業株式会社 | 移動受信機 |
US5086511A (en) * | 1989-03-13 | 1992-02-04 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Mobile receiver |
JPH04137813A (ja) * | 1990-09-27 | 1992-05-12 | Mitsubishi Electric Corp | 受信機 |
JP2533967B2 (ja) * | 1990-09-27 | 1996-09-11 | 日産自動車株式会社 | 自動車用ラジオ |
-
1994
- 1994-03-10 JP JP6039919A patent/JPH07249964A/ja active Pending
-
1995
- 1995-03-08 US US08/400,567 patent/US5640696A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5640696A (en) | 1997-06-17 |
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