JPH0666703B2 - 車両用ラジオ受信機の放送局名表示装置 - Google Patents
車両用ラジオ受信機の放送局名表示装置Info
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- JPH0666703B2 JPH0666703B2 JP7918186A JP7918186A JPH0666703B2 JP H0666703 B2 JPH0666703 B2 JP H0666703B2 JP 7918186 A JP7918186 A JP 7918186A JP 7918186 A JP7918186 A JP 7918186A JP H0666703 B2 JPH0666703 B2 JP H0666703B2
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- Japan
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- frequency
- station name
- broadcast
- broadcasting station
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、受信しているラジオ放送の放送局名を文字表
示するようにした車両用ラジオ受信機の放送局名表示装
置に関する。
示するようにした車両用ラジオ受信機の放送局名表示装
置に関する。
(従来技術) 従来、車両用ラジオ受信機に用いられる放送局名表示装
置にあっては、例えば全国を10ブロックの地域に分割
し、各ブロック単位で受信可能な1又は複数の受信周波
数データを記憶すると共に、各地域毎に放送周波数デー
タに対応する放送局名データを予め記憶し、選局操作を
行なうとマイクロコンピュータの処理により通常の受信
系統とは別に設けた放送局名表示制御用の受信系統の選
局周波数を掃引して受信可能な放送周波数を検索し、検
索された放送周波数をメモリに記憶されている地域毎の
周波数データと比較して受信地域を判別すると共に、現
在受信している放送周波数の放送局名データを判別した
地域の放送局名データの中から読出し、例えば第3図に
示すように表示器に放送局名および地域名を文字表示す
るようにしている。
置にあっては、例えば全国を10ブロックの地域に分割
し、各ブロック単位で受信可能な1又は複数の受信周波
数データを記憶すると共に、各地域毎に放送周波数デー
タに対応する放送局名データを予め記憶し、選局操作を
行なうとマイクロコンピュータの処理により通常の受信
系統とは別に設けた放送局名表示制御用の受信系統の選
局周波数を掃引して受信可能な放送周波数を検索し、検
索された放送周波数をメモリに記憶されている地域毎の
周波数データと比較して受信地域を判別すると共に、現
在受信している放送周波数の放送局名データを判別した
地域の放送局名データの中から読出し、例えば第3図に
示すように表示器に放送局名および地域名を文字表示す
るようにしている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来の放送局名表示装置にあ
っては、ブロック分けされた同じ地域の中に同一の放送
周波数をもった複数の放送局が存在していた場合、受信
周波数データで放送局名を特定することができないた
め、同じ放送周波数をもつ放送局名については誤表示を
避けるためにメモリの放送局名データを記憶させないよ
うにしている。
っては、ブロック分けされた同じ地域の中に同一の放送
周波数をもった複数の放送局が存在していた場合、受信
周波数データで放送局名を特定することができないた
め、同じ放送周波数をもつ放送局名については誤表示を
避けるためにメモリの放送局名データを記憶させないよ
うにしている。
しかし、同一周波数であることに起因してメモリに放送
局名データが記憶されていない放送を受信した場合に
は、放送局名の文字表示が行なわれないことから、表示
動作としては正常であっても、表示装置が故障を起こし
たものと誤って判断される結果を招くという問題があっ
た。
局名データが記憶されていない放送を受信した場合に
は、放送局名の文字表示が行なわれないことから、表示
動作としては正常であっても、表示装置が故障を起こし
たものと誤って判断される結果を招くという問題があっ
た。
この問題を解決するには、現在の10分割程度の地域分け
から例えば各都道府県単位に地域分けすることで同じ地
域内に同一の周波数をもった放送局が存在することを回
避できるが、分割した地域の数が増加すると、メモリに
記憶する地域毎の周波数データのマップ作成が繁雑にな
り、また地域判別の処理に時間がかかり、更に、車両に
あっては、1回の移動距離が長いことから、分割地域を
越えた際に選局操作に基づく地域選択をその都度行なわ
なければならず、操作が繁雑になるという問題もあっ
た。
から例えば各都道府県単位に地域分けすることで同じ地
域内に同一の周波数をもった放送局が存在することを回
避できるが、分割した地域の数が増加すると、メモリに
記憶する地域毎の周波数データのマップ作成が繁雑にな
り、また地域判別の処理に時間がかかり、更に、車両に
あっては、1回の移動距離が長いことから、分割地域を
越えた際に選局操作に基づく地域選択をその都度行なわ
なければならず、操作が繁雑になるという問題もあっ
た。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、分割した地域の中に同一の放送周波数をもつ放送
局が複数存在していたとしても、放送局名が容易に判断
できるように放送局名を表示する車両用ラジオ受信機の
放送局名表示装置を提供することを目的とする。
ので、分割した地域の中に同一の放送周波数をもつ放送
局が複数存在していたとしても、放送局名が容易に判断
できるように放送局名を表示する車両用ラジオ受信機の
放送局名表示装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するため本発明にあっては、予め分割し
た地域の中に同一周波数をもつ受信可能な放送局が複数
存在している場合には、放送局名データに所在地データ
を付けて記憶しておき、受信データから複数の放送局名
が読出されたときには、複数の放送局名及びその所在地
を文字表示し、所在地の表示から利用者が現在受信して
いる放送の放送局名を容易に判断できるようにしたもの
である。
た地域の中に同一周波数をもつ受信可能な放送局が複数
存在している場合には、放送局名データに所在地データ
を付けて記憶しておき、受信データから複数の放送局名
が読出されたときには、複数の放送局名及びその所在地
を文字表示し、所在地の表示から利用者が現在受信して
いる放送の放送局名を容易に判断できるようにしたもの
である。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例を示したブロック図である。
まず構成を説明すると、この実施例においてラジオ受信
機はFM受信機とAM受信機から構成されている。
機はFM受信機とAM受信機から構成されている。
まずFM受信機を説明すると、1は受信アンテナ、2aは高
周波同調回路、3aは受信周波数を中間周波信号に周波数
変換する混合回路、4aは中間周波増幅回路、5aは検波回
路であり、検波回路5aの後段には図示しない低周波増幅
回路及びスピーカが設けられる。6aは受信放送周波数を
中間周波数信号に変換するための局部発振信号を出力す
る電圧制御発振器(VCO)を用いた局部発振器、8aは局
部発振器aよりプリスケーラ(1/20に分周)7を介し
て入力される周波数信号を設定分周値Nに基づいて(1
/N)に分周するプログラマブル分周器、9aは所定周波
数(例えば5KHz)の基準周波数信号を発振する周波数発
振器、10aはプログラマブル分周器8aの出力周波数と周
波数発振器9aの基準周波数とを比較してその位相差に応
じた直流電圧を出力する位相比較器である。
周波同調回路、3aは受信周波数を中間周波信号に周波数
変換する混合回路、4aは中間周波増幅回路、5aは検波回
路であり、検波回路5aの後段には図示しない低周波増幅
回路及びスピーカが設けられる。6aは受信放送周波数を
中間周波数信号に変換するための局部発振信号を出力す
る電圧制御発振器(VCO)を用いた局部発振器、8aは局
部発振器aよりプリスケーラ(1/20に分周)7を介し
て入力される周波数信号を設定分周値Nに基づいて(1
/N)に分周するプログラマブル分周器、9aは所定周波
数(例えば5KHz)の基準周波数信号を発振する周波数発
振器、10aはプログラマブル分周器8aの出力周波数と周
波数発振器9aの基準周波数とを比較してその位相差に応
じた直流電圧を出力する位相比較器である。
このような局部発振器6a、プリスケーラ7、プログラマ
ブル分周器8a、周波数発振器9a、位相比較器10aで構成
されるPLLシンセサイザー方式を用いた電子チューナに
よるFM受信機は通常のラジオ受信機と同様にプリセット
選局釦、自動選局釦等で構成される操作器12の釦操作に
よりコントローラ11aがプログラマブル分周器8aの分周
値Nを決定し、この分周値Nと周波数発振器9aからの基
準周波数とで定まるFM放送局周波数信号を受信同調する
ようになっている。
ブル分周器8a、周波数発振器9a、位相比較器10aで構成
されるPLLシンセサイザー方式を用いた電子チューナに
よるFM受信機は通常のラジオ受信機と同様にプリセット
選局釦、自動選局釦等で構成される操作器12の釦操作に
よりコントローラ11aがプログラマブル分周器8aの分周
値Nを決定し、この分周値Nと周波数発振器9aからの基
準周波数とで定まるFM放送局周波数信号を受信同調する
ようになっている。
ここで例えば東京地区を例にとると、分周値Nに対応す
るFM受信周波数は次表−1のようになる。(但し、基準
周波数5KHz、プリスケーラ7による分周比を1/20とす
る。) 次にAM受信機を説明すると、受信アンテナ1はFM受信機
と共用しており、高周波同調回路2b、混合回路3b、中間
周波増幅器4b、更に図示しない低周波増幅回路及びFM受
信機と共通のスピーカが設けられている。またAM放送信
号の調制御はFM受信機と同様にPLLシンセサイザー方式
を用いた電子チューナとしており、局部発振器6b、プロ
グラマブル分周器8b、基準周波数(例えば9KHz)信号を
発振する周波数発振器9b、位相比較器10bを備えてい
る。
るFM受信周波数は次表−1のようになる。(但し、基準
周波数5KHz、プリスケーラ7による分周比を1/20とす
る。) 次にAM受信機を説明すると、受信アンテナ1はFM受信機
と共用しており、高周波同調回路2b、混合回路3b、中間
周波増幅器4b、更に図示しない低周波増幅回路及びFM受
信機と共通のスピーカが設けられている。またAM放送信
号の調制御はFM受信機と同様にPLLシンセサイザー方式
を用いた電子チューナとしており、局部発振器6b、プロ
グラマブル分周器8b、基準周波数(例えば9KHz)信号を
発振する周波数発振器9b、位相比較器10bを備えてい
る。
このような電子チューナでなるAM受信機は、FM受信機と
同様、操作器12における所定の釦操作によりコントロー
ラ11bがプログラマブル分周器8bの分周値Nを決定し、
この分周値Nと周波数発振器9bからの基準周波数とで定
まるAM放送周波数信号を同調受信するようになってい
る。
同様、操作器12における所定の釦操作によりコントロー
ラ11bがプログラマブル分周器8bの分周値Nを決定し、
この分周値Nと周波数発振器9bからの基準周波数とで定
まるAM放送周波数信号を同調受信するようになってい
る。
ここで例えば東京地区を例にとると、分周値Nに対する
AM受信周波数は次表−2のようになる。(但し、基準周
波数は9KHzとする。) 一方、放送局名を表示するためのデータを記憶するメモ
リとしては、周波数データメモリ13aと放送局名データ
メモリ13bが設けられる。周波数データメモリ13aには予
め分割した地域毎で受信可能な放送周波数に対する分周
値Nが周波数データとして各地域毎に記憶される。例え
ば、東京地区であったならば、FM放送については前記表
−1に示す分周値がAM放送については前記表−2に示す
分周値がそれぞれ記憶される。一方、放送局名データメ
モリ13bには各地域毎で受信可能な放送周波数に対応す
る放送局名データが各地域毎に記憶される。例えば東京
地区であれば、FM放送については前記表−1に示す分周
値に対応する放送局名データが、またAM放送については
前記表−2に示す分周値に対応する放送局名データがそ
れぞれ記憶される。
AM受信周波数は次表−2のようになる。(但し、基準周
波数は9KHzとする。) 一方、放送局名を表示するためのデータを記憶するメモ
リとしては、周波数データメモリ13aと放送局名データ
メモリ13bが設けられる。周波数データメモリ13aには予
め分割した地域毎で受信可能な放送周波数に対する分周
値Nが周波数データとして各地域毎に記憶される。例え
ば、東京地区であったならば、FM放送については前記表
−1に示す分周値がAM放送については前記表−2に示す
分周値がそれぞれ記憶される。一方、放送局名データメ
モリ13bには各地域毎で受信可能な放送周波数に対応す
る放送局名データが各地域毎に記憶される。例えば東京
地区であれば、FM放送については前記表−1に示す分周
値に対応する放送局名データが、またAM放送については
前記表−2に示す分周値に対応する放送局名データがそ
れぞれ記憶される。
更に、本発明にあっては、予め分割された地域の中に同
一の放送周波数をもつ複数の放送局が存在している場合
には放送局名データメモリ13bに対しては放送局名デー
タに所在地データを付加して記憶させるようにしてい
る。即ち、同一地域内の同じ放送周波数の放送局名につ
いては、同じ分周値で与えられる放送周波数データに対
応して複数の放送局名データが所在地データと共に記憶
される。
一の放送周波数をもつ複数の放送局が存在している場合
には放送局名データメモリ13bに対しては放送局名デー
タに所在地データを付加して記憶させるようにしてい
る。即ち、同一地域内の同じ放送周波数の放送局名につ
いては、同じ分周値で与えられる放送周波数データに対
応して複数の放送局名データが所在地データと共に記憶
される。
更に、16は地域判別回路であり、FM受信機またはAM受信
機における選局周波数の自動掃引によって受信同調され
た1または複数の受信周波数に対応するプログラマブル
分周器8a,8bの分周値Nと、周波数データメモリ13aに予
め記憶している地域毎の分周値とを比較して受信地域を
判別する。
機における選局周波数の自動掃引によって受信同調され
た1または複数の受信周波数に対応するプログラマブル
分周器8a,8bの分周値Nと、周波数データメモリ13aに予
め記憶している地域毎の分周値とを比較して受信地域を
判別する。
尚、コントローラ11a,11bはシステム全体を制御し、現
在聞いているラジオ受信周波数に対応する分周値Nと地
域判別回路16からの地域判別データに対応した放送局名
データを読出してドットマトリクス表示器でなる局名表
示器15に現在聞いている放送局名を地域名と共に文字表
示する制御機能を有する。
在聞いているラジオ受信周波数に対応する分周値Nと地
域判別回路16からの地域判別データに対応した放送局名
データを読出してドットマトリクス表示器でなる局名表
示器15に現在聞いている放送局名を地域名と共に文字表
示する制御機能を有する。
次に第1図の実施例の動作を説明する。
現在、例えば予め分割された地域の1つである関東地区
を走行中にFM放送を聞く場合、操作器12の自動選局釦を
操作すると、コントローラ11aに対し自動選局指令が出
力され、コントローラ11aはFM受信周波数の最低値76MHz
から最高値90MHzに向かって周波数掃引するようにプロ
グラマブル分周器8aに対し順次増加する分周値Nの設定
を指令する。この分周値Nの設定に応じて位相比較器10
aより局部発振器6aに対し局部発振周波数を順次増加さ
せる電圧制御信号が出力され、局部発振周波数の掃引に
より最初の放送受信に対応する所定の局部発振周波数に
達したときの受信レベル検出信号に基づいてコントロー
ラ11は周波数掃引を停止させ、局部発振器6aの受信周波
数がロックされてロックした局部発振周波数に対応する
FM放送を受信する。勿論、ロックした受信放送が希望す
る受信放送でなければ、再度操作器12の自動選局釦を押
すと次のFM放送を受信するための周波数掃引が繰り返さ
れる。
を走行中にFM放送を聞く場合、操作器12の自動選局釦を
操作すると、コントローラ11aに対し自動選局指令が出
力され、コントローラ11aはFM受信周波数の最低値76MHz
から最高値90MHzに向かって周波数掃引するようにプロ
グラマブル分周器8aに対し順次増加する分周値Nの設定
を指令する。この分周値Nの設定に応じて位相比較器10
aより局部発振器6aに対し局部発振周波数を順次増加さ
せる電圧制御信号が出力され、局部発振周波数の掃引に
より最初の放送受信に対応する所定の局部発振周波数に
達したときの受信レベル検出信号に基づいてコントロー
ラ11は周波数掃引を停止させ、局部発振器6aの受信周波
数がロックされてロックした局部発振周波数に対応する
FM放送を受信する。勿論、ロックした受信放送が希望す
る受信放送でなければ、再度操作器12の自動選局釦を押
すと次のFM放送を受信するための周波数掃引が繰り返さ
れる。
一方、FM放送の受信と同時にAMラジオ受信機側において
AM放送の自動周波数検索が行なわれる。
AM放送の自動周波数検索が行なわれる。
即ち、コントローラ11bがAM受信周波数の最低値から最
高値へ向かって周波数掃引するように、プログラマブル
分周器8bに対し順次増加する分周値Nの設定を指令し、
この分周値Nの設定に応じて位相比較器10bより局部発
振器6bに対し局部発振周波数を順次増加させる電圧制御
信号が出力され、局部発振周波数の掃引により最初の放
送受信のための所定の局部発振周波数に達したとき、こ
のときの受信レベル検出信号に基づいてコントローラ11
bによる周波数掃引が一次停止され、局部発振器6bの発
振周波数がロックされる。この最初のロック状態におけ
るプログラマブル分周器8bに設定した分周値N1は地域判
別回路16に記憶され、この記憶後に再びコントローラ11
bは周波数掃引を開始し、周波数掃引により特定の放送
受信ができる局部発振周波数に達する毎に周波数掃引を
停止して同様にプログラマブル分周器8bにロック状態で
設定されている分周値N2,N3,…を順次地域判別回路16に
記憶させる。
高値へ向かって周波数掃引するように、プログラマブル
分周器8bに対し順次増加する分周値Nの設定を指令し、
この分周値Nの設定に応じて位相比較器10bより局部発
振器6bに対し局部発振周波数を順次増加させる電圧制御
信号が出力され、局部発振周波数の掃引により最初の放
送受信のための所定の局部発振周波数に達したとき、こ
のときの受信レベル検出信号に基づいてコントローラ11
bによる周波数掃引が一次停止され、局部発振器6bの発
振周波数がロックされる。この最初のロック状態におけ
るプログラマブル分周器8bに設定した分周値N1は地域判
別回路16に記憶され、この記憶後に再びコントローラ11
bは周波数掃引を開始し、周波数掃引により特定の放送
受信ができる局部発振周波数に達する毎に周波数掃引を
停止して同様にプログラマブル分周器8bにロック状態で
設定されている分周値N2,N3,…を順次地域判別回路16に
記憶させる。
AM受信回路の周波数掃引による受信可能なAM放送に対応
した分周値N1〜Nnの全てのデータが地域判別部16に記憶
されると地域判別回路16において周波数データメモリ13
aに予め記憶されている地域毎の受信周波数に対応した
分周値データとの比較処理が行なわれ、この比較結果に
基づき現在の受信地域が関東地域であると判別される。
した分周値N1〜Nnの全てのデータが地域判別部16に記憶
されると地域判別回路16において周波数データメモリ13
aに予め記憶されている地域毎の受信周波数に対応した
分周値データとの比較処理が行なわれ、この比較結果に
基づき現在の受信地域が関東地域であると判別される。
続いて地域判別回路16で判別された判別地域「関東」に
基づき、判別地域に対応する放送局名データメモリ13b
の中から現在受信しているFM放送周波数に対応した分周
値Niに基づいて放送局名データをコントローラ11bが読
出し、ドライバ14を介してドットマトリクス表示器でな
る局名表示器15に地域名「関東」と、読出された放送局
名を文字表示する。
基づき、判別地域に対応する放送局名データメモリ13b
の中から現在受信しているFM放送周波数に対応した分周
値Niに基づいて放送局名データをコントローラ11bが読
出し、ドライバ14を介してドットマトリクス表示器でな
る局名表示器15に地域名「関東」と、読出された放送局
名を文字表示する。
この放送局名データメモリ13bからのデータ読出しに際
し、現在受信しているFM放送の受信周波数につき、複数
の放送局名が読出された場合には、同一地域の中に同じ
周波数の放送局が存在する場合には予めメモリ13bに放
送局名データは所在地データを付加して記憶しているた
め、複数の放送局名データ及びその所在地データが読出
されることとなり、コントローラ11bは読出された全て
の放送局名及び所在地をドライバ14を介して局名表示器
15に文字表示するようになる。
し、現在受信しているFM放送の受信周波数につき、複数
の放送局名が読出された場合には、同一地域の中に同じ
周波数の放送局が存在する場合には予めメモリ13bに放
送局名データは所在地データを付加して記憶しているた
め、複数の放送局名データ及びその所在地データが読出
されることとなり、コントローラ11bは読出された全て
の放送局名及び所在地をドライバ14を介して局名表示器
15に文字表示するようになる。
第2図は同町周波数の放送局名を表示した場合の一例を
示したもので、仮に同一地域の中に3つの同じ放送周波
数をもつ放送局が存在しており、いずれか1つが現在受
信されていたとすると、同じ周波数をもつ全ての放送局
名が読出されて所在地と共に文字表示される。勿論、地
域判別回路16で判別された受信地域も同時に表示され
る。
示したもので、仮に同一地域の中に3つの同じ放送周波
数をもつ放送局が存在しており、いずれか1つが現在受
信されていたとすると、同じ周波数をもつ全ての放送局
名が読出されて所在地と共に文字表示される。勿論、地
域判別回路16で判別された受信地域も同時に表示され
る。
従って、車両の乗員にあっては、現在の走行地域と放送
局の所在地の関係とから、現在受信している放送局が表
示された複数の放送局の中のどの放送局であるかを容易
に判断することができ、従来のように放送局名が無表示
となることによる混乱を防ぐことができる。
局の所在地の関係とから、現在受信している放送局が表
示された複数の放送局の中のどの放送局であるかを容易
に判断することができ、従来のように放送局名が無表示
となることによる混乱を防ぐことができる。
尚、上記の実施例はFM放送を受信する際に、放送受信に
使用されていないAMラジオ受信機側の自動周波数検索に
基づいて受信地域を判別する場合を例に取るものであっ
たが、逆にAM放送を受信している際には、放送受信に使
用されていないFM受信機による自動周波数検索で受信地
域を判別するようになる。
使用されていないAMラジオ受信機側の自動周波数検索に
基づいて受信地域を判別する場合を例に取るものであっ
たが、逆にAM放送を受信している際には、放送受信に使
用されていないFM受信機による自動周波数検索で受信地
域を判別するようになる。
また、上記の実施例にあっては、FM受信機とAM受信機か
ら構成されるラジオ受信機を例にとって受信に使用され
ていない側で地域判別のための周波数検索を行なわせて
いるが、AMまたはFM専用のラジオ受信機にあっては、地
域判別のための自動周波数検索を行なう専用のラジオ受
信機を別に設けるようにしても良い。
ら構成されるラジオ受信機を例にとって受信に使用され
ていない側で地域判別のための周波数検索を行なわせて
いるが、AMまたはFM専用のラジオ受信機にあっては、地
域判別のための自動周波数検索を行なう専用のラジオ受
信機を別に設けるようにしても良い。
更に、受信地域を判別するために使用する放送周波数に
対応した分周値Nのリストは、受信可能な放送周波数の
全てに対し作成しても良いし、その地域を代表する1ま
たは複数の周波数に対応して作成しても良い。
対応した分周値Nのリストは、受信可能な放送周波数の
全てに対し作成しても良いし、その地域を代表する1ま
たは複数の周波数に対応して作成しても良い。
(発明の効果) 以上説明してきたように本発明によれば、予め分割した
受信地域の中に同一周波数をもつ受信可能な放送局が複
数存在している場合には、放送局名データに所在地デー
タをつけて記憶しておき、受信データから複数の放送局
名が読出されたときには複数の放送局名及びその所在地
を文字表示するようにしたため、従来、予め分割された
地域内において同一周波数の放送局が複数存在した場合
には、誤表示を避けるために放送局名データをメモリに
記憶せずに、その結果、放送局名が無表示となっていた
ものが、本発明にあっては、同じ周波数をもつ複数の放
送周波数のいずれかを受信した際には、同一周波数をも
つ全ての放送局名をその区別がつくように所在地と共に
表示するため、利用者は現在の走行場所と表示された放
送局の所在地の関係から表示された複数の放送局名の中
からどの放送局を受信しているかを容易に判断すること
ができる。
受信地域の中に同一周波数をもつ受信可能な放送局が複
数存在している場合には、放送局名データに所在地デー
タをつけて記憶しておき、受信データから複数の放送局
名が読出されたときには複数の放送局名及びその所在地
を文字表示するようにしたため、従来、予め分割された
地域内において同一周波数の放送局が複数存在した場合
には、誤表示を避けるために放送局名データをメモリに
記憶せずに、その結果、放送局名が無表示となっていた
ものが、本発明にあっては、同じ周波数をもつ複数の放
送周波数のいずれかを受信した際には、同一周波数をも
つ全ての放送局名をその区別がつくように所在地と共に
表示するため、利用者は現在の走行場所と表示された放
送局の所在地の関係から表示された複数の放送局名の中
からどの放送局を受信しているかを容易に判断すること
ができる。
第1図は本発明の一実施例を示したブロック図、第2図
は本発明による放送局名の表示状態の一例を示した説明
図、第3図は従来装置による放送局名の表示例を示した
説明図である。 1:受信アンテナ 2a,2b:高周波同調回路 3a,3b:混合回路 4a,4b:中間周波増幅回路 5a,5b:検波回路 6a,6b:局部発振器 7:プリスケーラ 8a,8b:プラグラマブル分周器 9a,9b:周波数発振器 10a,10b:位相比較器 11a,11b:コントローラ 12:操作器 13a:周波数データメモリ 13b:放送局名データメモリ 14:ドライバ 15:局名表示器 16:地域判別回路
は本発明による放送局名の表示状態の一例を示した説明
図、第3図は従来装置による放送局名の表示例を示した
説明図である。 1:受信アンテナ 2a,2b:高周波同調回路 3a,3b:混合回路 4a,4b:中間周波増幅回路 5a,5b:検波回路 6a,6b:局部発振器 7:プリスケーラ 8a,8b:プラグラマブル分周器 9a,9b:周波数発振器 10a,10b:位相比較器 11a,11b:コントローラ 12:操作器 13a:周波数データメモリ 13b:放送局名データメモリ 14:ドライバ 15:局名表示器 16:地域判別回路
Claims (1)
- 【請求項1】受信しているラジオ放送の放送局名を文字
表示する車両用ラジオ受信機の放送局名表示装置に於い
て、 予め分割した地域毎に受信可能な1又は複数の放送周波
数データを記憶した周波数データメモリと、前記各地域
毎で受信可能な放送周波数に対応する放送局名及び所在
地のデータを地域毎に記憶した放送局名データメモリ
と、選局操作時に受信に用いない別のラジオ受信機によ
り受信可能な1又は複数の放送周波数を検出する受信可
能放送検出手段と、該受信可能放送検出手段で検出した
1又は複数の受信周波数データに対応する前記周波数デ
ータメモリの周波数データに基づいて受信地域を判別す
る地域判別手段と、該受信地域判別手段で判別した地域
データと現在受信しているラジオ放送の受信周波数に対
応する前記放送局名メモリから放送局名を読出し、放送
局名が1つ得られたときは、該放送局データに基づく放
送局名を前記判別地域と共に表示し、放送局名が複数得
られたときには、各放送局名及び所在地を判別地域と共
に表示する表示手段を設けたことを特徴とする車両用ラ
ジオ受信機の放送局名表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7918186A JPH0666703B2 (ja) | 1986-04-08 | 1986-04-08 | 車両用ラジオ受信機の放送局名表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7918186A JPH0666703B2 (ja) | 1986-04-08 | 1986-04-08 | 車両用ラジオ受信機の放送局名表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62236219A JPS62236219A (ja) | 1987-10-16 |
JPH0666703B2 true JPH0666703B2 (ja) | 1994-08-24 |
Family
ID=13682806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7918186A Expired - Lifetime JPH0666703B2 (ja) | 1986-04-08 | 1986-04-08 | 車両用ラジオ受信機の放送局名表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0666703B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101485019B1 (ko) * | 2013-04-22 | 2015-01-21 | 양영석 | 라디오 수신주파수 안내장치 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104904125B (zh) * | 2013-01-11 | 2016-08-24 | 三菱电机株式会社 | 移动体用广播接收装置 |
EP3599728A1 (en) * | 2018-07-27 | 2020-01-29 | Aptiv Technologies Limited | Broadcast receiver and method for determining a station name |
-
1986
- 1986-04-08 JP JP7918186A patent/JPH0666703B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101485019B1 (ko) * | 2013-04-22 | 2015-01-21 | 양영석 | 라디오 수신주파수 안내장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62236219A (ja) | 1987-10-16 |
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