JPH0132427Y2 - - Google Patents

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JPH0132427Y2
JPH0132427Y2 JP1982064090U JP6409082U JPH0132427Y2 JP H0132427 Y2 JPH0132427 Y2 JP H0132427Y2 JP 1982064090 U JP1982064090 U JP 1982064090U JP 6409082 U JP6409082 U JP 6409082U JP H0132427 Y2 JPH0132427 Y2 JP H0132427Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車などに載置され、広い範囲で
移動しても、夫々の地域での受信可能なチヤンネ
ルを選局キーの操作によつて選局することができ
るようにしたラジオ受信機に関する。
自動車で遠距離ドライブする場合、各地域毎に
受信可能なチヤンネルが異なることから、自動車
がある地域ら他の地域に移動すると、自動車に載
置されているラジオ受信機によつてこれまで良好
に受信されていたチヤンネルが受信不能となつて
しまう。そこで、これまで良好な受信が可能であ
つたチヤンネルが受信不能となると、チヤンネル
つまみを操作し、他の受信可能なチヤンネルを選
局する必要があつた。
しかし、このように、チヤンネルつまみを操作
して受信可能なチヤンネルを選局することは、非
常に煩わしいし、また、特に、運転手がこの選局
操作を行なうことは、自動車を運転する上で好ま
しいことではない。
そこで、自動車に載置される車載用ラジオ受信
機では、選局手段を設け、選局キーを操作するだ
けで受信可能な所望のチヤンネルを簡単に選局す
ることができるように構成されている。このよう
な選局手段としては、従来、プリセツト方式とオ
ートサーチ方式とがある。プリセツト方式は受信
可能なチヤンネルを予じめラジオ受信機に各選局
キーに対応してプリセツトしておき、所望の選局
キーを操作することによつて希望するチヤンネル
を受信することができるようにしたものであつ
て、瞬間的に希望のチヤンネルを受信することが
できる。オートサーチ方式は、選局キーの操作に
より放送帯域を周波数の低い方から高い方へ、あ
るいはその逆の方向に掃引し、受信可能なチヤン
ネルがみつかるとそのチヤンネルを受信するよう
にするものであつて、選局キーの操作だけでいか
なる地域においても受信可能なチヤンネルを選択
することができる。
以上のように、従来の、車載用ラジオ受信機と
しては、選局操作が非常に簡略されている。しか
しながら、プリセツト方式においては、ラジオ局
のサービスエリヤを出る毎に次の受信可能なチヤ
ンネルをプリセツトしなければならない。このプ
リセツトは、チヤンネルつまみを操作して良好に
受信可能なチヤンネルを探索し、このようなチヤ
ンネルがみつかると選局キーを操作してプリセツ
トし、各選局キーに受信可能なチヤンネルを割り
当ててプリセツトするものであつて、各地域毎に
このようにプリセツトすることは非常に煩わしい
ことであるし、また、選局キーの数以上の受信可
能なチヤンネルをプリセツトすることができな
い。
また、オートサーチ方式においては、プリセツ
トの煩わしさはないとしても、掃引によつて受信
可能なチヤンネルを受信すると掃引は停止し、次
の受信可能なチヤンネルを得るためには掃引を開
始させるための操作をしなければならない。した
がつて、受信可能なチヤンネルの数がわからず、
たとえば、ニユースなどの希望の放送を行なつて
いるチヤンネルがみつからないような場合、つま
でも掃引開始の操作を繰り返すようなことにな
る。また、受信可能な全てのチヤンネルからラン
ダムに選局することができず、さらに、希望のチ
ヤンネルの選局に時間を要することにもなる。
また、受信可能なチヤンネルが選局されたとし
ても、自動車の移動とともに短時間でそのチヤン
ネルのサービスエリヤから外れ、直ぐに受信不
良、あるいは受信不能となることがある。このよ
うな場合には、そのチヤンネルの選局後直ぐにま
た選選操作を行なわねばならない。これは、上記
のプリセツト方式にしても、オートサーチ方式に
しても避けることができない。
本考案の目的は、上記従来技術の欠点を除き、
全ての受信可能なチヤンネルをプリセツトするこ
とができるとともに、所望のチヤンネルを容易に
選局することができ、選局の煩わしさを除くこと
ができるようにしたラジオ受信機を提供するにあ
る。
この目的を達成するために、本考案は、受信周
波数領域を掃引して受信電界強度が所定値以上と
なる全てのチヤンネルを検出し、かかるチヤンネ
ルの受信周波数と電界強度とを表わすデータを全
てメモリに記億せしめ、受信周波数領域における
選択可能な所定数の受信可能なチヤンネルの受信
電界強度を表示するとともに、さらに受信可能な
チヤンネルがあるか否かを表示し、選局キーの操
作にともなつて該メモリの対応せる番地に記憶さ
れた前記データを読み出し、該データにもとづい
て良好なる受信が可能な所望のチヤンネルを受信
可能とした点を特徴とする。
以下、本考案の実施例を図面について説明す
る。
第1図は本考案によるラジオ受信機の一実施例
を示すブロツク図であつて、1はアンテナ、2は
高周波増幅器、3は混合回路、4は中間周波増幅
器、5は検波器、6は増幅器、7はスピーカ、8
は電圧制御発振器、9はプリスケーラ、10はプ
ログラマブルカウンタ、11は比較器、12は基
準発振器、13は低域濾波器、14はアナログ−
デジタル変換器、15はチユーニングコントロー
ラ、16はチヤンネルコントローラ、17はメモ
リコントローラ、18はメモリ、19は駆動回
路、20は表示装置、21は選局キー、22はプ
リセツトキー、23はシフトキーである。
次に、この実施例の動作について説明する。
同図において、アンテナ1で受信された高周波
信号は高周波増幅器2で増幅され、混合器3にお
いて局部発振器である電圧制御発振器8からの所
定周波数の出力と混合されて中間周波信号に変換
される。この中間周波信号は中間周波増幅器4に
供給されて所望チヤンネルの中間周波信号が選択
増幅され、検波器5において検波されて音声信号
が得られる。この音声信号は増幅器6で増幅され
てスピーカ7に供給される。以上は、周知のラジ
オ受信機と同じ構成をなしている。
電圧制御発振器8は、プリスケーラ9、プログ
ラマブルカウンタ10、比較器11、基準発振器
12、低域濾波器13からなる位相同期ループ
(PLL)によつて制御される。すなわち、電圧制
御発振器8の出力はプリスケーラ9で分周され、
さらにプログラマブルカウンタ10で分周されて
基準発振器12の出力と比較器11で位相比較さ
れる。比較器11からの位相誤差信号は低域濾波
器13を介して電圧制御発振器8に供給される。
そこで、電圧制御発振器8は上記位相誤差信号に
より制御され、その発振周波数はプログラマブル
カウンタ10の出力周波数と基準発振器12の出
力周波数とが一致するような周波数となる。した
がつて、プログラマブルカウンタ10の分周比を
変化させることにより、電圧制御発振器8の発振
周波数を変化させることができる。
さて、かかる構成において、プログラマブルカ
ウンタ10の分周比は、チヤンネルコントローラ
16からの制御信号によつて変化される。チヤン
ネルコントローラ16は、プリセツトキー22の
操作による掃引指令信号にもとづいてプログラマ
ブルカウンタ10の分周比を順次変化させ、電圧
制御発振器8の発振周波数を順次変化させて掃引
を行なわせ、この掃引によつて得られる全ての受
信可能なチヤンネルのデータをメモリ18に記憶
できるようにしている。メモリ18に受信可能な
チヤンネルの全てのデータが記憶されると、メモ
リコントローラ17はメモリ18から所定数のデ
ータを読み取り、駆動回路19を介して表示装置
20にデータを供給する。表示装置20は供給さ
れたデータに応じた受信可能チヤンネルの受信電
界強度を表示する。選局キー21は表示装置20
に受信電界強度が表示された受信可能チヤンネル
の選局を可能とし、選局キー21の操作にもとづ
いて表示装置20に受信電界強度が表示された所
望の受信可能チヤンネルのデータがメモリ18か
ら読み出され、該データにもとづいてチヤンネル
コントローラ16がプログラマブルカウンタ10
の分周比を設定し、所望のチヤンネルが選局され
る。
また、表示装置20では、現に受信電界強度が
表示されている7個の受信可能チヤンネルの次の
受信可能チヤンネルの有無を表示している。すな
わち、いま、メモリ18のアドレス0番地から6
番地までに記憶されているデータに対応する7個
の受信可能チヤンネルの受信電界強度が表示装置
20で表示されているとすると、表示装置20に
は、さらに、メモリ18のアドレス7番地が読み
出されてデータがあるか否かが表示される。した
がつて、この表示(以下、オーバフロー表示とい
う)により、さらに、受信可能のチヤンネルがあ
るか否かが判かる。
シフトキー23を操作すると、シフト指令信号
がチヤンネルコントローラ16を介してメモリコ
ントローラ17に供給され、表示装置20におい
て受信電界強度が表示される受信可能チヤンネル
を変更する。そこで、表示装置20において現に
受信電界強度が表示されている受信可能チヤンネ
ル以外外の受信可能チヤンネルを選局する場合に
は、シフトキー23を操作することにより他の同
じ所定数の受信可能チヤンネルの受信電界強度が
新たに表示され、選局キー21により所望のチヤ
ンネルを選局することができる。この場合、さら
に、受信可能なチヤンネルがあれば、受信電界強
度が表示されている受信可能なチヤンネルの次の
受信可能チヤンネルがあることを示すオーバーフ
ロー表示がなされる。
次に、上記の掃引動作、選局動作について説明
する。
まず、掃引動作について説明する。
プリセツトキー22を操作すると、プリセツト
キー22は掃引指令信号を発生し、チヤンネルコ
ントローラ16はこの掃引指令信号を受けて制御
信号を発生し、プログラムカウンタ10の分周比
を変化させて掃引を行なわせる。
一方、検波器5の検波出力、あるいは、受信電
波がFM波の場合には、中間周波信号のリミツタ
回路(図示せず)を通す前のエンベロープは受信
電波の電界強度を表わしているから、それはアナ
ログ−デジタル変換器14でデジタル量に変換さ
れ、受信電波の電界強度を表わすデジタル量とし
てチユーニングコントローラ15に供給される。
チユーニングコントローラ15においては、所定
の閾値が設定されており、上記のデジタル量と閾
値とが比較される。
ところで、上記掃引によつて受信周波数が変化
しているから、デジタル量も受信周波数の変化と
ともに順次変化している。チユーニングコントロ
ーラ15は、デジタル量が閾値以上になると受信
可能な、すなわち、聴取可能なチヤンネルを受信
しているものと判定し、掃引停止信号を発生す
る。チヤンネルコントローラ16はこの掃引停止
信号を受け、プログラマブルカウンタ10をその
ときの分周比に固定して掃引を停止させる。そし
て、プログラマブルカウンタ10からそのときの
受信周波数のデータ、たとえば、分周比、とチユ
ーニングコントローラ15から電界強度のデータ
とがチヤンネルコントローラ16によつて読み取
られ、メモリコントローラ17を介してメモリ1
8に記憶される。
メモリ18への各データの記憶が完了するとチ
ヤンネルコントローラ16によつて掃引が再開さ
れ、以下、同様にして、チユーニングコントロー
ラ15によつて受信可能と判定されたチヤンネル
の受信周波数および受信電界強度を表わすデータ
が、順次メモリ18に記憶され、掃引可能な所定
周波数領域における全ての受信可能なチヤンネル
の上記データがメモリ18に記憶される。
なお、第2図は以上の掃引動作をフローチヤー
トで示したものであつて、説明は省略する。
第1図に戻つて、全てのデータがメモリ18に
記憶されると、前述のように、アドレスが指定さ
れて所定数のデータがメモリコントローラ17に
よつて読み出され、表示装置20は該データにも
とづいて各受信可能なチヤンネル毎に受信電界強
度が表示される。同時に、メモリ18の上記指定
された次のアドレスが指定され、データの有無が
判定されて表示装置20にオーバーフロー表示が
なされる。
次に、選局動作について説明する。
選局キー21を操作すると選局信号が発生す
る。チヤンネルコントローラ16はこの選局信号
を受け、メモリコントローラ17を介してメモリ
18から選局信号に応じたデータを読み出し、こ
のデータに応じてプログラマブルカウンタ10の
分周比を設定する。しかるに、電圧制御発振器8
の発振周波数が設定され、所望のチヤンネルが受
信可能となる。
ところで、上述のように、表示装置20には、
いくつかの受信可能なチヤンネルの受信電界強度
が表示されているから、選局する場合には、受信
電界強度を参照にすることができる。受信電界強
度が大きい程より良好な受信が可能であるから、
表示装置20で表示される受信電界強度の比較的
大きなチヤンネルを認識し、選局キー21を操作
することによつて受信が良好なチヤンネルを選局
することができる。
なお、周波数領域の掃引は、低い周波数から高
い周波数の方向へ、あるいは、高い周波数から低
い周波数の方向へのいずれの方向に行なうように
してもよい。また、プリセツトキー22を操作し
て掃引を開始するときのプログラマブルカウンタ
10で設定されていた分周比に対する受信周波数
から高い周波数あるいは低い周波数の方へ掃引を
開始し、全受信周波数領域を掃引するようにして
もよく、掃引の仕方については任意である。
第3図は第1図の表示装置、選局キーおよびシ
フトキーの一具体例を示す構成図であつて、21
〜217は夫々操作キー、201は受信電界強度
表示部、202はオーバーフロー表示部であり、
第1図に対応する部分には同一符号をつけてい
る。
第3図において、表示装置20の受信電界強度
表示部201はX方向に7個、Y方向に3個マト
リツクス状に配列した発光素子、たとえば、発光
ダイオードからなり、X方向に受信可能なチヤン
ネルを、また、Y方向にその受信電界強度を表わ
すことができるように構成されている。各チヤン
ネルの受信電界強度は3つのレベル、すなわち、
「強」、「中」、「弱」に区分され、「強」のときには
3つの発光素止子が、「中」のときには下2つの
発光素子が、また、「弱」のときには最下位の発
光素子が発光し、ハツチングして示すように棒グ
ラフ状に表示される。また、オーバーフロー表示
部202は1個の発光素子からなり、受信電界強
度表示部201で表示される受信可能チヤンネル
に続いてさらに受信可能チヤンネルがあるとき発
光する。
選局キー21は7個の操作キー211〜217
らなり、受信電界強度表示部201の夫々の発光
素子マトリツクスの列に対応して配置されてい
る。
ところで、いま、メモリ18(第1図)に受信
可能なチヤンネルのデータが受信周波数の低いも
のから順に記憶されているとすると、最初の7個
のチヤンネルの受信電界強度のデータが読み出さ
れ、受信電界強度表示部201の左端から受信周
波数の低いもの順に受信電界強度が表示される。
そして、上記の7個の受信可能のチヤンネルは、
選局キー21の左端の操作キー211から順次受
信周波数の低いもの順に対応している。
そこで、第3図に図示するように、受信電界強
度が「強」であるチヤンネルを受信するために、
操作キー213を操作すると、メモリ18の3番
目に低い受信周波数に対するデータが記憶された
番地が指定されてこのデータが読み出され、この
データにより、上述のように、上記のチヤンネル
が選局される。
シフトキー23は、これを操作することによつ
て、次の7個の受信可能なチヤンネルの受信電界
強度を表示することができるようにするものであ
る。このために、たとえば、チヤンネルコントロ
ーラ16(第1図)に、表示装置20で受信電界
強度が表示されている受信可能なチヤンネルに対
するデータが記憶されているメモリ18の番地
が、上述のように、操作キー211〜217に対応
して記憶されており、シフトキー23を操作する
と、チヤンネルコントローラ16に記憶されるメ
モリ18の番地が、次の7個の受信可能なチヤン
ネルに対するデータが記憶されたメモリ18の番
地に入れかわる。同時に、さらに受信可能なチヤ
ンネルがあるならば、オーバーフロー表示部20
が発光する。
以上のようにして、掃引することによつて検出
された全ての受信可能なチヤンネルについて、受
信が良好なチヤンネルを容易に選局することがで
き、また、オーバーフロー表示部202により、
さらに、受信可能なチヤンネルが存在するか否か
を一目で知ることができる。
なお、図示しないが、シフトキー23を操作し
て7個づつ受信可能なチヤンネルの受信電界強度
の表示を切換える場合、受信周波数の高い方へと
低い方へのいずれの方へも行なうことができるよ
うにすることは当然のことである。
なお、この具体例において、受信電界強度表示
部201の「弱」を表わす最下位の列をキー兼用
にしてもよい。すなわち、受信電界強度表示部2
1の発光素子マトリツクスの各要素を、たとえ
ば、半透明のカバーで発光ダイオードを覆つたも
のとし、「弱」を表わす最下位の列の各カバーを
押圧可能としてスイツチ機能をもたせるように
し、これでもつて選局キー21の操作キー211
〜217とすることができる。したがつて、選局
キー21のための空間を必要とせずにパネル部に
空間的な余裕ができ、パネル部での表示装置20
や操作つまみなどの他の部品(図示せず)などの
配列が容易になるとともに、製造工程数や部品数
の低減などによつてコストダウンがはかれる。
また、この実施例では、シフトキー23によつ
て受信可能チヤンネルを7個づつ切換表示する場
合について説明したが、シフトキー23の操作毎
に受信電界強度表示部201で表示される受信可
能チヤンネルを紙面上左方に1つづつシフトする
ようにしてもよい。この場合には、シフトキー2
3からのシフト指令信号により、メモリ18から
読み出される7個のデータを1つづらすようにす
る。オーバーフロー表示部202は受信電界強度
表示部201に表示されない受信可能なチヤンネ
ルがある限り発光している。
第4図は第1図の表示装置、選局キーおよびシ
フトキーの他の具体例を示す構成図であつて、第
3図に対応する部分には同一符号をつけている。
この具体例では、選局キーとシフトキーとを兼
用した操作キー24が設けられ、操作キー24を
1回操作することによつて、選局すべきチヤンネ
ルが順次変えられるようにする。受信電界強度表
示部201で表示される受信可能なチヤンネル数
は7個であるが、操作キー24により選局される
チヤンネルはその特定な位置に表示されているチ
ヤンネルとする。この特定な位置は、表示装置2
0の左端の列Aで表示されているチヤンネルであ
つても、操作キー24の位置に対応した列Bであ
つても、また、右端の列Cであつても、さらに、
他の列であつても任意に設定することができる。
そして、操作キー24を操作する毎に、常に選局
されるチヤンネルに対する受信電界強度が上記の
設定された特定位置で表示されるように、受信電
界強度の表示がX,X′方向に移動される。この
ためには、たとえば、チヤンネルコントローラ1
6(第1図)において、選局されたチヤンネルの
データが記憶されたメモリ18(第1図)の番地
が記憶され、同時に、この番地にもとづいて、メ
モリコントローラ17は、受信電界強度表示部2
1において上記選局されたチヤンネルの受信電
界強度が上記特定の位置に表示されるように、メ
モリ18から順次の7個の番地を指定してデータ
を読み出し、受信電界強度表示部201に夫々の
受信電界強度を表わすデータを供給するようにす
ればよい。
この具体例では、選局およびシフトのための操
作キーが非常に簡略化されるからコストダウンを
はかれるとともに、実際に選局しているチヤンネ
ルの受信電界強度がより明確に他の受信可能なチ
ヤンネルの受信電界強度と比較することができ
る。また、単一の操作キー24を操作するもので
あるから、選局操作も簡略化できる。
以上の実施例では、表示されるチヤンネルの順
序は周波数順として説明したが、受信電界強度の
大きさ順としてもよい。
第5図はかかる表示を行なう第1図の表示装
置、選局キーおよびシフトキーのさらに他の具体
例を示す構成図であつて、第3図に対応する部分
には同一符号をつけている。
この実施例では、表示装置20に表示されるチ
ヤンネルは受信電界強度の大きさ順に7個表示さ
れる。
このように受信電界強度の大きさ順に表示する
ためには、メモリ18(第1図)に、前記のよう
に、周波数順で記憶されているデータを順次読み
出し、メモリコントローラ17(第1図)で夫々
の受信電界強度を比較して受信電界強度の大きい
データから7個を選択し、それらデータを表示装
置20に供給すればよい。また、前述のチヤンネ
ルコントローラ16(第1図)による掃引時にお
いて得られる各データを、メモリ18に受信電界
強度の大きさ順に記憶し、記憶された順に7個づ
つデータを読み出して表示するようにしてもよ
い。この場合には、掃引によつてデータが得られ
る毎に、それ以前にメモリ18に記憶されたデー
タとメモリコントローラ17で受信電界強度を比
較し、受信電界強度順にデータをメモリ18に記
憶する。
この実施例における選択キー21、シフトキー
23の操作やオーバーフロー表示部202につい
ては、第3図で示した実施例の場合と同様である
から説明を省略する。また、第4図に示した実施
例と同様に、選択キーとシフトキーとを兼用した
単一の操作キーを設け、かかる操作キーにより選
局とシフト、とを行なわせることもできる。
この具体例では、上述のように、受信電界強度
表示部201に、いくつかの受信可能なチヤンネ
ルの受信電界強度が強度順に表示されているか
ら、選局する場合には、受信電界強度を参照にす
ることができる。受信電界強度が大きい程より良
好な受信が可能であるから、受信電界強度表示部
201で表示される受信電界強度の大きなチヤン
ネルを認識し、選局キーを操作することによつて
受信が良好なチヤンネルを選局することができ
る。また、前述のように、受信電界強度表示部2
1の発光マトリツクスの「弱」を表わす最下位
の行の発光素子を、選局キーに兼用させることが
できる。
以上、表示装置20、選局キー21およびシフ
トキー23のいくつかの具体例を示したが、表示
されるチヤンネル数、受信電界強度の区分数、表
示手段などは説明上一例として示したにすぎず、
これらに限定されるものではない。
以上説明したように、本考案によれば、受信周
波数領域における全ての受信可能なチヤンネルを
プリセツトすることができ、かつ、該受信可能な
チヤンネルの夫々の受信電界強度を所定数づつ選
択的に表示するとともにオーバーフロー表示をす
るものであるから、前記受信周波数領域における
受信がより良好なチヤンネルを容易かつ正確に選
局することができ、かつ、選局可能なチヤンネル
の限界を即座に知ることができてもはや受信可能
なチヤンネルが存在しない領域における無駄な選
局操作を防止することができ、前記従来技術にな
い優れた機能のラジオ受信機を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるラジオ受信機の一実施例
を示すブロツク図、第2図は第1図の受信可能な
チヤンネルのプリセツト動作を示すフローチヤー
ト、第3図は第1図の表示装置、選局キーおよび
シフトキーの一具体例を示す構成図、第4図は第
1図の表示装置、選局キーおよびシフトキーの他
の具体例を示す構成図、第5図は第1図の表示装
置、選局キーおよびシフトキーのさらに他の具体
例を示す構成図である。 3……混合回路、5……検波器、7……スピー
カ、8……電圧制御発振器、10……プログラマ
ブルカウンタ、11……比較器、12……基準発
振器、14……アナログーデジタル変換器、15
……チユーニングコントローラ、16……チヤン
ネルコントローラ、17……メモリコントロー
ラ、18……メモリ、20……表示装置、201
……受信電界強度表示部、202……オーバーフ
ロー表示部、21……選局キー、22……プリセ
ツトキー、23……シフトキー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 受信周波数領域の受信可能なチヤンネルがプリ
    セツト可能なラジオ受信機において、プリセツト
    キーと、選局キーと、該プリセツトキーの操作に
    より前記受信周波数領域の掃引を行なわせるチヤ
    ンネルコントローラと、該掃引中受信電界強度が
    所定強度以上になつたときに掃引停止信号を発生
    するチユーニングコントローラと、該掃引停止信
    号の発生により受信周波数と受信電界強度とを表
    わすデータを記憶するメモリと、該メモリでの該
    データの記憶可能な最大個数よりも小さい所定個
    数の該データを受信周波数もしくは受信電界強度
    に応じた所定の順序で該メモリから読み取り該デ
    ータ夫々の受信電界強度を該所定の順序で配列し
    て表示する受信電界強度表示部と該受信電界強度
    表示部に受信電解強度が表示されている該データ
    に続き該所定の順序に基づいて該メモリから読み
    取り可能な該データがあるか否かを表示するオー
    バーフロー表示部とからなる表示装置とを設け、
    前記チヤンネルコントローラは、前記メモリが前
    記データを記憶後再び前記掃引を開始せしめ、か
    つ、前記選局キーの操作にともなつて該操作に対
    応せる前記メモリの番地に記憶されたデータを読
    み出し、前記表示装置によつて受信電界強度が表
    示された所望チヤンネルを選局可能に構成したこ
    とを特徴とするラジオ受信機。
JP6409082U 1982-05-01 1982-05-01 ラジオ受信機 Granted JPS58169723U (ja)

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