JPH02238723A - 移動受信機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動車用ラジオ受信機、ポータブルラジオ受
信機等のように移動しながら用いる移動受信機に関する
。

従来の技術 現在、ラジオ放送局が各地で多《存在し、異なった地域
で同一周波数の異なった放送電波を送出する放送局が存
在する。特に米国においては、隣接する地域で同一周波
数の異なった放送局が多く存在する。このため、自動車
とともに移動するラジオ受信機でラジオ放送を受信する
場合、異なった地域で同一の周波数の異なった放送を受
信できるものの、その放送局がどの放送局であるか把握
できないことがある。例えば、現在Ａ地域で周波数ｆ皿
のａ放送を受信しながら、Ｂ地域に移動すると、同一の
周波数ｆ１でａ放送とは異なるｂ放送が受信されるが、
このｂ放送の放送局名が把握できないことがある。

解決しようとする課題 本発明は、上記従来例のように、移動先で受信した放送
の放送局名が容易に把握できる移動受信機を提供するも
のである。

課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、地域毎の受信周波
数データとその放送局名データとが記憶された記憶手段
と、操作部で指示された方向に対応する地域の受信周波
数データとその放送局名データを上記記憶手段から読出
す手段と、現在位置における受信可能な放送周波数を判
定する受信可能判定手段と、この受信可能判定手段で受
信可能と判定された受信周波数データと上記記憶手段か
ら読出された上記指定地域の受信周波数データとを比較
して上記指定地域における受信放送局名を検索して提示
する手段とを具備することを特徴とするものである。

作用 本発明は上記のような構成であり、移動した方向を指定
すると、この指定された地域における受信可能周波数デ
ータ及びその放送局名データが記憶回路から読出され、
このデータと現在受信している受信周波数データとの比
較により、移動先の地域における受信放送局名を提示で
きるものである。

実施例 以下に本発明の実施例について第１図〜第４図とともに
説明する。本実施例は、車載用ラジオ受信機の例である
。第１図において、１はアンテナ、２は高周波増幅回路
、混合回路、局部発撮回路、中間周波増幅回路等からな
る電子チューナ、３は復調回路、４は低周波増幅回路、
５はスビーカである。６はブリセットキー、掃引キー、
地域判定キー等の各種のキーが設けられた操作部であり
、この操作部６の地域変更キーは、第２図に示すように
、方向を示す「Ｎ」（北）キー　「Ｓ」（南）キー　「
Ｅ」（東）キー　「Ｗ」（西）キーからなる。７は操作
部６の操作に応じてＰＬＬ回路、記憶回路、受信可能判
定回路等の回路を制御する制御回路、８は制御回路７か
らの制御信号に応じて電子チューナ２に所定の受信周波
数を設定するためのＰＬＬ回路であり、操作部６のブリ
セットキーが操作された場合には、ＰＬＬ回路８はブリ
セットキーで選択された受信周波数を電子チューナ２に
設定し、また掃引キーが操作された場合には、電子チュ
ーナ２に設定される受信周波数を順次変更する。９は受
信可能判定回路であり、この受信可能判定回路９は、電
子チューナ２のＡＧＣ出力レベルが所定値以上か否かを
判定するとともに、ＩＦ出力が所定値に一致しているか
否かを判定し、その判定結果を制御回路７に出力する。

ＰＬＬ回路８で、例えば受信周波数ｆ１が設定された際
の受信可能判定回路９における判定が、ＡＧＣ出力レベ
ルが所定レベル以上で、かつＩＦ出力が所定値に一致し
たと判定された場合には、現在位置で受信周波数ｆ１の
放送局が受信可能であることを意味する。１０は記憶回
路であり、この記憶回路１０には、予め各地域毎に受信
可能な放送局の周波数データと放送局名データとが記憶
されている。１１は受信周波数、放送局名、地域名（Ａ
，Ｂ．Ｃ・・・・Ｘ）等を表示する表示部である。なお
、１２は将来新たな放送局が開設された際に、利用者自
身で入力した地域名、放送局名、受信周波数を記憶して
お《ためのユーザメモリであり、地域変更の際には、記
憶回路１０に記憶されたデータと、ユーザメモリ１２に
記憶されたデータが利用される。

第３図は、米国のある州の地域割の一例を示しており、
Ａ地域、Ｂ地域、Ｃ地域・・・Ｘ地域での受信可能な放
送局の周波数は、例えば以下の通りであり、Ａ地域、Ｂ
地域、Ｅ地域、Ｘ地域では、同一の周波数ｆ！の放送が
受信可能であるが、放送局はすべて異なると仮定する。

上記記憶回路１０には、上記各地域での受信可能な受信
周波数と、その放送局名データとが記憶されている。

本実施例は、現在位置において、受信可能判定回路９で
受信可能と判定された受信周波数と、記憶回路１０に記
憶されている各地域の受信可能周波数データとを比較す
ることにより、現在位置で受信している放送局名を記憶
回路１０より読出し、表示部１１でその放送局名を表示
するとともに、現在位置の地域名（Ａ，Ｂ．Ｃ．Ｄ，　
　・・・Ｘ）を表示するものである。

次に本実施例の動作について、説明する。今、第１図に
示すラジオ受信機が設置された自動車が、第３図におけ
るＸ地域を走行中で周波数ｆ１のａ放送局の放送を受信
しているとすると、表示部１１には、地域名Ｘが表示さ
れるとともに、受信周波数ｆ１及び放送局名ａが表示さ
れている。

ここでＸ地域から北に向かって走行し地域Ｂに入り、周
波数ｆｔの他の放送を受信した場合、この周波数ｆ１の
放送局名が分からない。ここで、第２図に示す操作部６
の地域変更キー「Ｎ」（北）を押すと、記憶回路１０か
ら地域Ｂのデータ、すなわち地域Ｂで受信可能な放送局
の周波数データ及び放送局名データが読出され、制御回
路７にセットされる。受信可能判定回路９では、現在受
信している周波数ｆ１のＡＧＣ出力が所定値以上か否か
が判定されるとともに、ＩＦ出力が所定値に一致するか
否かが判定されるが、地域Ｂにおいては、周波数ｆ１の
放送は受信可能であるため、受信可能判定回路９におけ
る両判定は゛イエス゛となり、その判定結果を制御回路
７に出力する。

制御回路７では、記憶回路１０より読出された地域Ｂの
受信可能周波数データと現在受信中の放送の周波数ｆ＋
とを比較することにより、地域Ｂにおける周波数ｆ１の
放送局名ｂを検索し、放送局名データｂを表示部１１に
送り、表示部１１で放送局名ｂを表示する。

第４図は、放送局名変更の動作を示しており、ステップ
２０において、操作部６で操作された地域変更キーが「
Ｎ」（北）、「Ｓ」（南）、「Ｅ」（東）、ｒｗ．＜西
）であるかを判定し、その判定結果に応じてステップ２
１．２２．２３．２４で対応する地域のデータを記ｔｉ
！回路１０から読出し、制御回路７にセットすることに
より、表示部１１における地域名表示、受信放送局名表
示を変更する。

このように、本実施例では、移動した方向のキーを操作
することにより、移動先で受信された放送局名を表示で
きるものである。なお表示部により受信放送局名を表示
する代わりに、合成音声で受信放送局名を発生するよう
にしてもよいものである。

なお、第２図に示す地域変更キーによって、北東の方向
を指定する場合には、地域変更キー「Ｎ」を押した後に
地域変更キーｒ　Ｅ　Ｊを押せばよい。

発明の効果 本発明は、上記のような構成であり、移動した方向を指
定することにより、移動先の受信局名を利用者に提示で
きる利点を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における移動受信機のブロッ
ク図、第２図は同受信機の地域変更キーを示す図、第３
図は地域割を示す図、第４図は同受信機の動作フローを
示す図である。 １・・・アンテナ、２・・・電子チューナ、３・・・復
調回路、４・・・低周波増幅回路、５・・・スビーカ、
６・・・操作部、７・・・制御回路、８・・・ＰＬＬ回
路、９・・・受信可能判定回路、１０・・・記憶回路、
１１・・・表示部、１２・・・ユーザメモリ。 代理人の氏名　弁理士　粟野重孝　ほか１名第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 地域毎の受信周波数データとその放送局名データとが記
   憶された記憶手段と、操作部で指示された方向に対応す
   る地域の受信周波数データとその放送局名データを上記
   記憶手段から読出す手段と、現在位置における受信可能
   な放送周波数を判定する受信可能判定手段と、この受信
   可能判定手段で受信可能と判定された受信周波数データ
   と上記記憶手段から読出された上記指定地域の受信周波
   数データとを比較して上記指定地域における受信放送局
   名を検索して提示する手段とを具備してなる移動受信機
   。