JPH068300A - 射出成形機金型保護リトライ装置 - Google Patents

射出成形機金型保護リトライ装置

Info

Publication number
JPH068300A
JPH068300A JP17031992A JP17031992A JPH068300A JP H068300 A JPH068300 A JP H068300A JP 17031992 A JP17031992 A JP 17031992A JP 17031992 A JP17031992 A JP 17031992A JP H068300 A JPH068300 A JP H068300A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
retry
molding machine
closing
protection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP17031992A
Other languages
English (en)
Inventor
Motofumi Suzuki
基文 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Heavy Industries Ltd filed Critical Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority to JP17031992A priority Critical patent/JPH068300A/ja
Publication of JPH068300A publication Critical patent/JPH068300A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】金型保護異常が発生して射出成形機の運転が停
止された場合に、運転を再開するまでの時間を短くする
ことができ、射出成形機の稼働時間を長くする。 【構成】射出及び計量を行う可塑化装置21と、固定側
の金型と可動側の金型を接離する型開閉装置22と、金
型から成形品を突き出すエジェクタ突出し装置23を有
する。型開閉装置22が型閉じを行い、可塑化装置21
が金型のキャビティ内に樹脂を充填(じゅうてん)し、
成形品を成形する。その後、型開閉装置22が型開きを
行い、エジェクタ突出し装置23が成形品を突き出して
金型から落下させ、再び型開閉装置22が型閉じを行
う。そして、型閉じの終了を検出する手段が設けられ、
型閉じをしたにもかかわらず型閉じの終了を検出するこ
とができない場合に、リトライ動作があらかじめ設定さ
れた回数だけ行われ、型開き、エジェクタ突出し、型閉
じの動作が繰り返される。その後、なお型閉じの終了を
検出することができない場合に射出成形機の運転が停止
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形機金型保護リ
トライ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、射出成形機においては、加熱シリ
ンダ内で加熱され溶融された樹脂を高圧で金型のキャビ
ティ内に射出し、冷却した後前記金型を開いて成形品を
取り出すようにしている。図2は従来の射出成形機の概
略図である。
【0003】図において、1は射出成形機の機台であ
り、該機台1に型開閉装置2と可塑化装置3が設置され
る。前記型開閉装置2は、固定プラテン4と可動プラテ
ン5を備えていて、型締用シリンダ6がタイバー7に沿
って可動プラテン5を往復動させると、固定側の金型8
と可動側の金型9が接離するようになっている。また、
前記可塑化装置3は、ホッパ10内から供給された樹脂
を加熱し溶融して射出するために射出ノズル11を備え
ており、該射出ノズル11からキャビティ8a,9a内
に溶融した樹脂が充填(じゅうてん)される。そして、
キャビティ8a,9a内の樹脂は保圧され冷却されて成
形品となるが、該成形品は前記型開閉装置2が型開きを
行い、図示しないエジェクタピンによって突き出され、
排出口12から図示しないシュートを介して下方に落下
し、図示しない成形品収納箱に排出されるようになって
いる。
【0004】ところで、前記成形品が電子部品などの寸
法が小さいものの場合、型開きが行われた後も成形品が
金型8,9内に残ることがある。その場合、そのまま型
締めが行われると、金型8,9は完全な型閉じを行うこ
とができず、不良品が成形されたり、金型8,9を損傷
したりする。そこで、例えば、リミットスイッチや型締
用シリンダ6の油圧の変化などによって金型8,9に保
護異常(以下、「金型保護異常」という。)が発生した
ことを検出し、射出成形機の運転を停止するとともに、
アラームによって作業者に金型保護異常を知らせるよう
になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の射出成形機においては、金型保護異常が発生すると
射出成形機の運転が停止されるため、運転を再開する場
合、作業者はアラームを解除し、全自動成形から手動モ
ードによる成形に切り替え、型開き及びエジェクタピン
による突出し動作を行うことによって金型8,9から成
形品を落下させるようになっている。
【0006】ところが、型開き及びエジェクタピンによ
る突出し動作を行うだけで金型8,9内に残った成形品
を排除して落下させることができるが、その作業を行う
ためだけに作業者が射出成形機の設置場所に駆けつけな
ければならず、作業コストが高くなってしまう。また、
夜間の無人運転中に金型保護異常が発生した場合には、
翌日まで射出成形機の運転を停止しなければならず、そ
の分射出成形機の稼働時間が短くなってしまう。
【0007】本発明は、前記従来の射出成形機の問題点
を解決して、金型保護異常が発生して射出成形機の運転
が停止された場合に、運転を再開するまでの時間を短く
することができ、射出成形機の稼働時間を長くすること
ができる射出成形機金型保護リトライ装置を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の射
出成形機金型保護リトライ装置においては、射出及び計
量を行う可塑化装置と、固定側の金型と可動側の金型を
接離する型開閉装置と、金型から成形品を突き出すエジ
ェクタ突出し装置を有する。そして、型閉じの終了を検
出する手段を有し、型閉じの終了を検出することができ
ない場合に、リトライ動作をあらかじめ設定された回数
だけ行い、なお型閉じの終了を検出することができない
場合に射出成形機の運転を停止するようになっている。
【0009】
【作用】本発明によれば、前記のように射出及び計量を
行う可塑化装置と、固定側の金型と可動側の金型を接離
する型開閉装置と、金型から成形品を突き出すエジェク
タ突出し装置を有する。型開閉装置が型閉じを行い、可
塑化装置が金型のキャビティ内に樹脂を充填し、成形品
を成形する。
【0010】その後、型開閉装置が型開きを行い、エジ
ェクタ突出し装置が成形品を突き出して金型から落下さ
せ、再び型開閉装置が型閉じを行う。そして、型閉じの
終了を検出する手段が設けられ、型閉じをしたにもかか
わらず型閉じの終了を検出することができない場合に、
リトライ動作があらかじめ設定された回数だけ行われ、
型開き、突出し、型閉じの各動作が繰り返される。
【0011】その後、なお型閉じの終了を検出すること
ができない場合に射出成形機の運転が停止される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の実施例を示す射
出成形機金型保護リトライ装置の概念図である。図にお
いて、21は射出及び計量を行う可塑化装置であり、射
出工程時において図示しない加熱シリンダ内のスクリュ
を前進させ、射出ノズル11(図2参照)から樹脂を射
出して、金型8,9のキャビティ8a,9a内に充填す
る。また、計量工程時において加熱シリンダ内のスクリ
ュを後退させ、加熱シリンダ内に樹脂を溜(た)める。
【0013】22は金型8,9の型閉じ、型締め及び型
開きを行う型開閉装置、23は型開閉装置22が型開き
を行った時に、図示しないエジェクタピンを突き出して
成形品を落下させるエジェクタ突出し装置、24は射出
成形機全体の制御を行う成形機コントローラである。該
成形機コントローラ24は、可塑化装置21から位置信
号S1 を受け、可塑化装置21に対して射出指令・計量
指令S2 を出力する。
【0014】また、26はエジェクタピンを突き出して
成形品を落下させる際に、成形品が良品である場合と不
良品である場合で落下先を切り替えるための反転シュー
ト装置であり、図示しない反転シュートを良品側と不良
品側間で反転させる。31は金型保護リトライ装置であ
り、金型保護異常があって成形品が落下しないまま型閉
じが行われると、リトライ動作を開始する。該リトライ
動作は、型開き、エジェクタ突出し装置23の突出し、
及び型閉じの各動作から成る。前記金型保護リトライ装
置31はリトライ動作を設定された回数だけ繰り返し、
その後射出成形機の運転を再開するが、リトライ動作を
終了した後も型閉じを完全に行うことができない場合に
は射出成形機の運転を停止する。
【0015】そのため、金型保護リトライ装置31は、
金型保護リトライ装置コントローラ32、金型保護異常
タイマ33、反転シュート動作タイマ34、リトライ動
作回数設定装置35及びリトライ動作カウント装置36
を有している。前記金型保護リトライ装置コントローラ
32は、前記成形機コントローラ24から型開閉指令S
3 を受け、該型開閉指令S3 を型開閉指令S4 として型
開閉装置22に対して出力して型開閉を行う。そして、
型開きが行われると、エジェクタ突出し装置23に対し
てエジェクタ動作指令S5 を出力する。
【0016】ところで、エジェクタ突出し装置23が作
動してエジェクタピンが突き出されると、成形品は金型
8,9から落下する。この時、反転シュートは良品側に
移動しており、成形品は反転シュートを介して図示しな
い成形品収納箱に落下する。ところが、前記エジェクタ
ピンが突き出されても何らかの原因で成形品が金型8,
9から落下しないことがある。その場合、金型8,9内
に成形品が残るため、型閉じを完全に行うことができな
い。
【0017】そこで、前記金型保護リトライ装置コント
ローラ32は、型閉じを完全に行うことができないこと
をリミットスイッチや型締用シリンダ6内の圧力スイッ
チによって検出し、リトライ動作を行うか、金型保護異
常出力を行うかを判断する。すなわち、リトライ動作を
行う場合には、前記型開閉指令S4 を型開閉装置22に
対して出力して型開閉を行うとともに、反転シュート動
作指令S6 を反転シュート装置26に対して出力して反
転シュートを反転させる。そして、金型保護異常出力を
行う場合には、金型保護異常信号S7 を前記成形機コン
トローラ24に対して出力する。
【0018】なお、S8 は成形機コントローラ24から
反転シュート装置26に対して出力される反転シュート
動作指令、S9 はエジェクタ突出し装置23から成形機
コントローラ24に対して出力される位置信号、S10
型開閉装置22から金型保護リトライ装置コントローラ
32に対して出力される型開閉完了信号である。33は
金型保護異常が発生したか否かを判断する金型保護異常
タイマである。そのため、前記金型保護リトライ装置コ
ントローラ32は、型閉じを完全に行うことができない
ことをリミットスイッチや型締用シリンダ6内の圧力ス
イッチによって検出すると、金型保護異常タイマ33に
対して計時開始指令S11を出力する。該金型保護異常タ
イマ33は計時開始指令S11を受けると計時を開始し、
あらかじめ設定された時間が経過してタイムアップする
と、金型保護異常が発生したと判断し、前記金型保護リ
トライ装置コントローラ32に対してタイムアップ信号
12を出力する。
【0019】また、34はリトライ動作を開始する際に
型開きを遅延させる反転シュート動作タイマである。該
反転シュート動作タイマ34がタイムアップする間に反
転シュートは良品側から不良品側に反転する。そのた
め、前記金型保護リトライ装置コントローラ32は反転
シュート動作タイマ34に対して計時開始指令S13を出
力し、該反転シュート動作タイマ34は金型保護リトラ
イ装置コントローラ32に対してタイムアップ信号S14
を出力する。
【0020】35は金型保護異常が発生したと判断され
た時にリトライ動作を行う回数を設定するためのリトラ
イ動作回数設定装置、36はリトライ動作カウント装置
である。前記金型保護リトライ装置コントローラ32
は、リトライ動作を行う場合、前記リトライ動作カウン
ト装置36に対してカウント開始指令S15を出力し、こ
れを受けてリトライ動作カウント装置36はカウントを
開始する。そして、前記リトライ動作回数設定装置35
によってあらかじめ設定された回数がカウントされる
と、リトライ動作カウント装置36はカウントアップ信
号S16を金型保護リトライ装置コントローラ32に対し
て出力する。
【0021】次に、本発明の射出成形機金型保護リトラ
イ装置の動作について説明する。射出成形機によって全
自動成形を行っている場合、型開きが行われ、エジェク
タ突出し装置23が作動してエジェクタピンが突き出さ
れると、成形品は金型8,9から落下する。この時、反
転シュートは良品側に移動しており、成形品は反転シュ
ートを介して成形品収納箱に落下する。ところが、前記
エジェクタピンが突き出されても何らかの原因で成形品
が金型8,9から落下しないことがある。その場合、金
型8,9内に成形品が残るため、型閉じを完全に行うこ
とができない。
【0022】そこで、前記金型保護リトライ装置コント
ローラ32は、型閉じを完全に行うことができないこと
をリミットスイッチや型締用シリンダ6内の圧力スイッ
チによって検出し、金型保護異常タイマ33に対して計
時開始指令S11を出力する。該金型保護異常タイマ33
は計時開始指令S11を受けると計時を開始し、あらかじ
め設定された時間が経過してタイムアップすると、金型
保護異常が発生したと判断し、前記金型保護リトライ装
置コントローラ32に対してタイムアップ信号S12を出
力する。
【0023】その後、金型保護リトライ装置コントロー
ラ32は、反転シュート動作指令S 6 を反転シュート装
置26に対して出力して反転シュートを反転させるとと
もに、反転シュート動作タイマ34に対して計時開始指
令S13を出力し、該反転シュート動作タイマ34は金型
保護リトライ装置コントローラ32に対してタイムアッ
プ信号S14を出力する。
【0024】前記反転シュート動作タイマ34がタイム
アップする間に反転シュートは良品側から不良品側に反
転する。反転シュート動作タイマ34がタイムアップす
ると、金型保護リトライ装置コントローラ32は前記成
形機コントローラ24から型開閉指令S3 を受け、該型
開閉指令S3 を型開閉指令S4 として型開閉装置22に
対して出力して型開きを行う。該型開閉装置22は、型
開きを行うとともにエジェクタ突出し装置23に対して
エジェクタ動作指令S5 を出力する。そして、型開閉装
置22の型開限位置において、再度型閉じを行う。
【0025】前記型開き、突出し及び型閉じの各動作を
リトライ動作とし、前記リトライ動作回数設定装置35
によってあらかじめ設定された回数だけリトライ動作が
行われる。この場合、前記リトライ動作カウント装置3
6に対してカウント開始指令S15が出力され、リトライ
動作カウント装置36はカウントを開始する。そして、
前記リトライ動作回数設定装置35によってあらかじめ
設定された回数がカウントされると、リトライ動作カウ
ント装置36はカウントアップ信号S16を金型保護リト
ライ装置コントローラ32に対して出力する。
【0026】前記リトライ動作回数設定装置35によっ
てあらかじめ設定された回数だけリトライ動作が行われ
る前に、前記金型保護異常タイマ33が再度タイムアッ
プすると、リトライ動作が1回追加される。そして、リ
トライ動作が終了した時点で、なお金型保護異常タイマ
33が再度タイムアップすると、射出成形機の運転を停
止する。
【0027】前記リトライ動作によって金型8,9内に
残っていた成形品が落下すると、型閉じが終了する。こ
の場合、リトライ動作は解除され射出工程に入る。図3
は本発明の実施例の射出成形機金型保護リトライ装置の
動作を示す第1のフローチャート、図4は本発明の実施
例の射出成形機金型保護リトライ装置の動作を示す第2
のフローチャートである。 ステップS1 射出を行う。 ステップS2 型開きを行う。 ステップS3 型閉じを行う。 ステップS4 金型8,9(図2参照)内に成形品が残
ると、型閉じを完全に行うことができず、型閉じを終了
させることができない。そこで、型閉じが終了したか否
かを判断する。終了した場合はステップS1に戻り、終
了していない場合はステップS5に進む。 ステップS5 金型保護異常タイマ33(図1)の計時
を開始する。 ステップS6 金型保護異常タイマ33がタイムアップ
したか否かを判断し、タイムアップしていない場合はタ
イムアップするまで待機する。 ステップS7 金型保護異常タイマ33がタイムアップ
した場合、全自動成形における2ショット目以降である
か否かを判断する。2ショット目以降である場合はステ
ップS8に、1ショット目である場合はステップS23
に進む。 ステップS8 反転シュートを反転し、反転シュート動
作タイマ34の計時を開始する。 ステップS9 反転シュート動作タイマ34がタイムア
ップしたか否かを判断し、タイムアップしていない場合
はタイムアップするまで待機する。 ステップS10 反転シュート動作タイマ34がタイム
アップした場合、リトライ動作カウント装置36のカウ
ントを開始し、カウント値Nを0に初期設定する。 ステップS11 フラグFを0に初期設定する。 ステップS12 金型保護異常タイマ33の計時を開始
する。 ステップS13 リトライ動作を開始し、型開きを行
う。 ステップS14 エジェクタピンの突出しを行う。 ステップS15 型開閉装置22の可動プラテン5(図
2参照)が型開限位置に達したか否かを判断し、型開閉
限位置に達していない場合は、型開限位置に達するまで
待機する。 ステップS16 可動プラテン5が型開限位置に達した
場合、型閉じを行う。 ステップS17 リトライ動作カウント装置36のカウ
ント値Nに1を加算する。 ステップS18 リトライ動作カウント装置36のカウ
ントが終了したか否かを判断する。終了した場合はステ
ップS19に進み、終了していない場合はステップS1
3に戻り、リトライ動作を継続する。 ステップS19 型閉じが終了したか否かを判断する。
終了した場合はステップS1に戻り、終了していない場
合はステップS20に進む。 ステップS20 金型保護異常タイマ33がタイムアッ
プしたか否かを判断し、タイムアップしていない場合は
タイムアップするまで待機する。 ステップS21 金型保護異常タイマ33がタイムアッ
プした場合、フラグFが1に設定されているか否かを判
断する。1に設定されている場合はステップS22に、
0の場合はステップS24に進む。 ステップS22 リトライ動作を解除する。 ステップS23 射出成形機の運転を停止する。 ステップS24 フラグFを1に設定する。 ステップS25 リトライ動作カウント装置36のカウ
ント値Nから1を減算する。 ステップS26 金型保護異常タイマ33の計時を開始
し、ステップS13に戻ってリトライ動作を1回追加す
る。
【0028】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形すること
が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するもの
ではない。
【0029】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、射出及び計量を行う可塑化装置と、固定側の金型
と可動側の金型を接離する型開閉装置と、金型から成形
品を突き出すエジェクタ突出し装置を有する。そして、
型閉じの終了を検出する手段を有し、型閉じが終了して
いない場合にリトライ動作があらかじめ設定された回数
だけ行われ、なお型閉じの終了を検出することができな
い場合に射出成形機の運転が停止される。
【0030】したがって、金型保護異常が発生した時
に、作業者が射出成形機の設置場所に駆けつける必要が
なくなり、作業コストを低減することができる。また、
夜間の無人運転中に金型保護異常が発生した場合でも、
射出成形機の運転を継続することができ、その分射出成
形機の稼働時間が長くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す射出成形機金型保護リト
ライ装置の概念図である。
【図2】従来の射出成形機の概略図である。
【図3】本発明の実施例の射出成形機金型保護リトライ
装置の動作を示す第1のフローチャートである。
【図4】本発明の実施例の射出成形機金型保護リトライ
装置の動作を示す第2のフローチャートである。
【符号の説明】
21 可塑化装置 22 型開閉装置 23 エジェクタ突出し装置 31 金型保護リトライ装置 32 金型保護リトライ装置コントローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)射出及び計量を行う可塑化装置
    と、(b)固定側の金型と可動側の金型を接離する型開
    閉装置と、(c)金型から成形品を突き出すエジェクタ
    突出し装置と、(d)型閉じの終了を検出する手段と、
    (e)型閉じの終了を検出することができない場合に、
    リトライ動作をあらかじめ設定された回数だけ行い、な
    お型閉じの終了を検出することができない場合に射出成
    形機の運転を停止する手段を有することを特徴とする射
    出成形機金型保護リトライ装置。
JP17031992A 1992-06-29 1992-06-29 射出成形機金型保護リトライ装置 Withdrawn JPH068300A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17031992A JPH068300A (ja) 1992-06-29 1992-06-29 射出成形機金型保護リトライ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17031992A JPH068300A (ja) 1992-06-29 1992-06-29 射出成形機金型保護リトライ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH068300A true JPH068300A (ja) 1994-01-18

Family

ID=15902758

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17031992A Withdrawn JPH068300A (ja) 1992-06-29 1992-06-29 射出成形機金型保護リトライ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH068300A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4208176A (en) Time independent cycle control for plastic injection molding machines
CN109693352B (zh) 模具监视装置和模具监视方法
JP3455905B2 (ja) 成形品突出し装置
JPH0752219A (ja) 射出成形機の異常発生内容記憶装置
US20170113389A1 (en) Ejection controller for injection molding machine
JP2002028959A (ja) 射出成形機の制御方法
JPH068300A (ja) 射出成形機金型保護リトライ装置
US20210187809A1 (en) Injection molding machine, control method for injection molding machine, and recording medium for storing control program of injection molding machine
US5063008A (en) Method for precision volumetric control of a moldable material in an injection molding process
JP2004330649A (ja) 射出成形機の制御装置
JPH0486234A (ja) 成形機における多段低圧型閉方法
US20210187804A1 (en) Injection molding machine, method of displaying molding conditions in injection molding machine, and recording medium for storing control program of injection molding machine
JP2970374B2 (ja) 射出成形制御装置
JPH0552249B2 (ja)
JP2971653B2 (ja) 射出成形機の自動立上げ装置
JP2007001157A (ja) 射出成形機の全自動運転システム
JP3232555B2 (ja) 射出成形制御装置および制御方法
JP2911560B2 (ja) 射出成形機の異常検出方法
JP2000071253A (ja) 金型冷却水の自動排水方法とその装置
JPH04138235A (ja) 自動成形方法
JP3600523B2 (ja) 金属射出成形機の制御装置、及びそれを用いた金属射出成形機
JP4438057B2 (ja) 成形品の製造方法
JP3875060B2 (ja) 射出成形機の保圧制御方法
JP2742376B2 (ja) 射出成形機
JPH05169513A (ja) 射出成形機の制御方法およびその装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990831