JPH068286A - 金型装置 - Google Patents

金型装置

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JPH068286A
JPH068286A JP4171250A JP17125092A JPH068286A JP H068286 A JPH068286 A JP H068286A JP 4171250 A JP4171250 A JP 4171250A JP 17125092 A JP17125092 A JP 17125092A JP H068286 A JPH068286 A JP H068286A
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    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/33Moulds having transversely, e.g. radially, movable mould parts

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 固定側金型に組付けるアンギュラーピンとロ
ッキングブロック相互の組付精度を高める。 【構成】 ロッキングブロック34に取付孔37を有する取
付台部36を一体形成する。取付孔37にアンギュラーピン
38を圧入し、ロッキングブロック34にアンギュラーピン
38を一体的に組付ける。そして、ロッキングブロック34
をボルト35によって固定側金型21に固定する。 【効果】 ロッキングブロック34とアンギュラーピン38
との相対的な位置精度が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スライドコアを備えた
金型装置に係わり、特に、アンギュラーピンの取付溝造
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、アンダーカット部を有する成形
品を成形する場合、アンギュラーピンにより摺動するス
ライドコアを使用し、このようにスライドコアを有する
従来の金型装置を図4および図5に基いて説明する。図
中1は固定側金型、2は可動側金型、3は両金型1,2
間に組込まれたスライドコアで、両金型1,2は、相対
的に図示上下方向に移動して開閉し、スライドコア3は
金型1,2の開閉方向と直交する方向に摺動可能に設け
られており、これら各金型1,2とスライドコア3の型
締時に各金型1,2及びスライドコア3によって成形品
Aのキャビティ4を画形する。また、前記固定側金型1
には、アンギュラーピン5が固定され、このアンギュラ
ーピン5の上端側には螺子部5Aが形成されるととも
に、そのほぼ中央部分に図示しないスパナなど工具と係
止するため、アンギュラーピン5の外周面を削って平面
多角形状の平面部6が設けられている。また、固定側金
型1には、アンギュラーピン5の取付孔7が前記キャビ
ティ4から離れる方向に傾斜して形成され、この取付孔
7の底面部には前記螺子部5Aと螺合する螺子孔8が形
成されている。そして、アンギュラーピン5の螺子部5
Aの外周にアンギュラーピン5の高さ調整用のスプリン
グワッシャー9を外装させて、その螺子部5Aを螺子孔
8に螺合し、アンギュラーピン5の平面部6にスパナな
ど工具を係止させてアンギュラーピン5を回し締めして
アンギュラーピン5を取付孔7の傾斜に合せて固定側金
型1に固定する。前記スライドコア3には、前記アンギ
ュラーピン5を挿通する傾斜孔10が設けられ、このアン
ギュラピン5と傾斜孔10との係合により、前記固定側型
1と可動側金型2の開閉に連繋させて前記スライドコア
3を可動側金型2に沿わせて摺動する。また、前記固定
側金型1には、型締時において成形品Aの成形圧力によ
るスライドコア3の移動を阻止するため、前記スライド
コア3と当接するロッキングブロック11が前記固定側金
型1に形成する位置決め用の凹部1Aにボルト12によっ
て固定されている。なお、このロッキングブロック11と
スライドコア3の当接面はそれぞれ図示下方に向って前
記キャビティ4から離れる方向に傾斜する傾斜面11A,
3Aとなっている。
【0003】そして、成形に際して、まず固定側金型1
と可動側金型2並びにスライドコア3を型締し、この状
態でキャビティ4に溶融樹脂を流し込む。その際に、ス
ライドコア3には成形品Aの成形圧力によりスライドコ
ア3を押し開く方向に型内圧が加わるが、スライドコア
3の傾斜面3Aがロッキングブロック11の傾斜面11Aと
当接し、スライドコア3がロッキングブロック11で支え
れらているため、スライドコア3の移動が阻止されてい
る。そして、キャビティ4内に充填された樹脂が固化し
た後、固定側金型1と可動側金型2とを型開する。この
型開に伴ない、キャビティ4内の成形品Aと固定側金型
1とが離れるとともに、図5に鎖線で示すように、固定
側金型1に固定されたアンギュラーピン5によりスライ
ドコア3が成形品Aから離れる方向に移動し、成形品A
とスライドコア3とが離れる。そして、可動側金型2側
に設けた図示しない突き出し部材によって成形品Aが突
き出され成形品Aと可動側金型2とが離れる。そして、
成形品Aが取り出された後、再び固定側金型1と可動側
金型2を型締すると、スライドコア3はアンギュラーピ
ン5によって移動し、成形時の初期位置に戻る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の金型装置
は、型締時において、アンギュラーピン5がスライドコ
ア3の傾斜孔10に挿通され、かつ、そのスライドコア3
の傾斜面3Aがロッキングブロック11の傾斜面11Aに当
接するものであるため、アンギュラーピン5とロッキン
グブロック11との間に相対的な位置ずれが生じた場合、
スライドコア3とロッキングブロック11の各傾斜面3
A,11A間に隙間が生じたり、あるいはアンギュラーピ
ン5が傾斜孔10に挿通不能になるなどの不都合が生じ
る。しかし、前記従来の金型装置においては、固定側金
型1にアンギュラーピン5とロッキングブロック11とを
それぞれ個別に組付けるものであるため、組付後におけ
るアンギュラーピン5とロッキングブロック11の位置精
度が出しにくい。このため、アンギュラーピン5とロッ
キングブロック11との間に相対的な組付誤差を吸収する
手段として、図4に示すように、アンギュラーピン5を
挿通するスライドコア3の傾斜孔10をアンギュラーピン
5より径大に形成し、アンギュラーピン5と傾斜孔10と
の間に組付誤差を吸収するクリアランスaを形成するこ
とが考えられる。しかし、この場合、アンギュラーピン
5と傾斜孔10とのクリアランスaによって固定側金型1
と可動側金型2の型閉時にアンギュラーピン5が傾斜孔
10内で遊動し、スライドコア3が各金型1,2の型閉に
連繋して成形品Aから離れる方向に瞬時に移動できず、
成形品Aのアンダーカット部分に引っ掛り、成形品Aが
損傷する虞れがある。そこで、成形品Aの損傷を防ぎ、
かつ、アンギュラーピン5,ロッキングブロック11相互
の組立精度の誤差を補正するためには、図5に示すよう
に、アンギュラーピン5と傾斜孔10とほぼ同径とし、ア
ンギュラーピン5の組付誤差はスプリングワッシャー9
の枚数を調整して対処し、一方、ロッキングブロック11
については、固定側金型1への取付面となるロッキング
ブロック11の上面11Aを研摩して組立精度の誤差を補正
している。このため、アンギュラーピン5,ロッキング
ブロック11の組付時に現物合せで調整、補正を繰り返し
て行なわなければならず、しかも、ロッキングブロック
11は耐摩耗性を高めるために、焼入れ鋼を加工して形成
され、このように硬度なロッキングブロック11を研摩す
ることから、金型製作期間の長期化を招くという課題を
有している。
【0005】本発明は前記問題点を解決して、固定側金
型に組付けられるアンギュラーピンとロッキングブロッ
クとスライドコアとの相対的な位置精度を向上すること
ができる金型装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明の金型装置は、開閉可能な固定側金型と可動側
金型と、この両金型の開閉方向と直交する方向に摺動可
能に設けたスライドコアと、前記固定側金型に固定する
ロッキングブロックとを備え、前記固定側金型と可動側
金型及びスライドコアとを型締してこの各金型とスライ
ドコアとの間にキャビティを形成するとともに、前記固
定側金型に可動側金型に向って前記キャビティから離れ
る方向に傾斜するアンギュラーピンを固定し、前記スラ
イドコアにはアンギュラーピンを挿通する傾斜孔を設
け、このアンギュラーピンと傾斜孔との係合により、前
記固定側金型と可動側金型の開閉に連繋させて前記スラ
イドコアを摺動するとともに、前記型締時にスライドコ
アに前記ロッキングブロックを当接させてスライドコア
の摺動を規制する金型装置において、前記ロッキングブ
ロックに前記アンギュラーピンを取付る取付台部を一体
形成したものである。
【0007】
【作用】本発明の金型装置においては、ロッキングブロ
ックに一体成形する取付台部にアンギュラーピンを直接
組付けることにより、ロッキングブロックを基準として
アンギュラーピンとロッキングブロックとの位置精度を
高められる。そして、このように、アンギュラーピンを
一体的に組付けたロッキングブロックを固定側金型に固
定することで、これらアンギュラーピンとロッキングブ
ロックと係合するスライドコアとの相対的な位置精度が
高められる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の金型装置の実施例を図1ない
し図3を参照しながら説明する。図中、20は樹脂成形品
で、この成形品20は、例えば図示下面に開口する箱状と
なっており、側面部にアンダーカット部となる孔20Aを
有する。また、21は固定側金型、22は可動側金型で、こ
れら金型21,22間に前記孔20Aに対応した突部20Bを有
するスライドコア23が図示水平方向に移動可能に組込ま
れている。そして、固定側金型21,可動側金型22は相対
的に図示上下方向に移動して開閉し、スライドア23は各
金型21,22の開閉に連繋してその開閉方向と直交して可
動側金型22上を摺動する。そして、金型21,22及びスラ
イドコア23の型締時において、前記成形品20の形状をし
たキャビティ24を画成する。前記固定側金型21は、キャ
ビティ24を形成するキャビティ部材25と、このキャビテ
ィ部材25の図示上側に固定された受け板26と、図示しな
いが、この受け板26の図示上側にスペーサブロックを介
して固定され射出成形機の固定側プラテンに取付けられ
た固定側取付け板と、この固定側取付け板および受け板
26間に設けられたマニホールドとなどからなっている。
一方、前記可動側金型22は、キャビティ24を形成するコ
ア部材27と、このコア部材27の図示下方に固定された受
け板28と、この受け板28の図示下側にスペーサブロック
29を介して固定された射出成形機の可動側プラテンに取
付けられる可動側取付け板30となどからなり、前記受け
板28とスペーサブロック29と可動側取付け板30との間に
は図示上下動可能に支持された突き出し板31,32が配置
され、この突き出し板31,32に前記コア部材27を摺動自
在に貫通して成形品20を固定側金型21の方へ突き出す突
き出しピン33の下端部が固定さている。また、前記固定
側金型21のキャビティ部材25には、図1に示すように、
スライドコア23と当接するロッキングブロック34がボル
ト35によって固定され、このロッキングブロック34とス
ライドコア23には、それぞれ図示下方に向ってキャビテ
ィ24から離れる方向へ傾斜する傾斜面34A,23Aが形成
され、各金型21,22およびスライドコア23の型締時にロ
ッキングブロック34とスライドコア23の各傾斜面34A,
23Aを突き当てスライドコア23の型開方向への移動を規
制している。このロッキングブロック34には、傾斜面34
Aの基端からキャビティ24に向って取付台部36が一体成
形され、この取付台部36に、前記各傾斜面34A,23Aと
同方向に傾斜する取付孔37が設けられ、その取付孔37に
アンギュラーピン38を圧入することにより、アンギュラ
ーピン38をロッキングブロック34に一体的に組付けてい
る。そして、そのロッキングブロック34に組付けたアン
ギュラーピン38に対応して、スライドコア23にアンギュ
ラーピン38を摺動自在に挿通する傾斜孔39を形成し、こ
れらアンギュラーピン38と傾斜孔39との係合によって、
固定側金型21と可動側金型22の型締および型開に連繋さ
せてスライドコア23を前記コア部材27に沿わせて摺動さ
せる。なお、図中40は、射出成形機の突き出しロッド
で、この突き出しロッド40は、可動取付け板30に形成さ
れた通孔41を貫通して前記突き出し板31,32を図示上方
に突き出すものである。
【0009】つぎに、前記の構成について、その作用を
説明する。成形に際しては、図1および図2に示すよう
に、まず固定側金型21と可動側金型22とを型締する。こ
の状態では、固定側金型21のキャビティ部材25と可動側
金型22のコア部材27およびスライドコア23との間にキャ
ビティ24が形成される。また、スライドコア23の傾斜面
23Aと固定側金型21に固定するロッキングブロック34の
傾斜面34Aとが突き当っているとともに、固定側金型21
側に設けた図示しないリターンピンなどによって、突き
出し板31,32が図示下降位置に保持され、突き出しピン
33の上端面がキャビティ面の一部を形成するように位置
する。このような型締状態において、キャビティ24内に
溶融樹脂を流し入れる。その際に、スライドコア23には
成形品20の成形圧力によりスライドコア23を押し開く方
向に型内圧が加わるが、先に説明したようにスライドコ
ア23の傾斜面23Aが固定側金型21に固定されたロッキン
グブロック34の傾斜面34Aとが突き当っているため、ス
ライドコア23がロッキングブロック34で支えれられ、ス
ライドコア23の移動が阻止されている。そして、キャビ
ティ24内に充填した樹脂が固化した後、図3に示すよう
に、固定側金型21と可動側金型22とを型開する。この型
開に伴い、まず固定側金型21のキャビティ部材25が成形
品20から離れ、これとともに、ロッキングブロック34の
取付台部36に組付けたアンギュラーピン38がスライドコ
ア23の傾斜孔39から抜ていくことにより、このスライド
コア23は、可動側金型21のコア部材27に沿って摺動し、
成形品20から離れ、その成形品20の孔20Aからスライド
コア23の突部20Bが抜ける。そして、スライドコア23が
成形品20から充分、すなわち、成形品20の突き出しに邪
魔にならない位置まで離れた後、突き出し板31,32を図
示上方すなわち固定側金型21に方に突き出し始める。そ
うすると、成形品20が可動側金型22から固定側金型21の
方へ突き出され、可動側金型22から離れ、かつ、スライ
ドコア23と固定側金型21に固定するロッキングブロック
34とが離反する。そして、離型した成形品20を取り出し
た後、次の成形のため、再び型締する。この型締時に
は、射出成形機の突き出しロッド40が図示下降するのに
伴って、突き出し板31,32が突き出しロッド40とともに
可動側金型22に対して相対的に図示下降し、図2に示す
ように、突き出し板31,32および突き出しピン33は、可
動側金型22の最下降位置すなわち成形時の初期位置に戻
る。また、突き出し板31,32や突き出しピン33が成形時
の初期位置に戻った頃から、アンギュラーピン38がスラ
イドコア23の傾斜孔39に挿入され、このスライドコア23
が型開時とは逆方向に移動し始める。そして、型締が完
了した状態にあっては、図2に示すように、固定側金型
21のキャビティ部材25と可動側金型22のコア部材27およ
びスライドコア23との間にキャビティ24が形成されると
ともに、スライドコア23の傾斜面23Aと固定側金型21に
固定するロッキングブロック34の傾斜面34Aとが当接す
る。
【0010】以上のように、前記実施例の構成によれ
ば、ロッキングブロック34に取付台部36を一体形成し、
この取付台部36に設けた取付孔37にアンギュラーピン38
を圧入してロッキングブロック34にアンギュラーピン38
を一体的に組付けることから、スライドコア23の傾斜面
23Aと当接するロッキングブロック34の傾斜面34Aと取
付台部36の取付孔37に圧入するアンギュラーピン38との
相互の位置を正確に合せることができる。すなわち、ロ
ッキングブロック34を製作するうえで、傾斜面23Aとア
ンギュラーピン38の取付孔37との寸法を正確に製作する
ことは、製作加工上、容易であり、このように、寸法精
度の高いロッキングブロック34を基準としてアンギュラ
ーピン38を組付け、そのアンギュラーピン38と傾斜面34
Aとの位置精度を高めることができる。そして、このア
ンギュラーピン38を一体的に組付けたロッキングブロッ
ク34を固定側金型21に固定することにより、アンギュラ
ーピン38,ロッキングブロック34およびスライドコア23
の各部品の相対的な位置精度を高めることができる。こ
の結果、アンギュラーピン38と、このアンギュラーピン
38を挿入するスライドコア23の傾斜孔39とに必要以上の
クリアランスを設定する必要がない。このため、固定側
金型21と可動側金型22の型開に連繋させてスライドコア
23を確実に移動させ、成形品20を損傷させる危険性もな
い。また、前述した従来の金型装置のように、各部品の
組付け後に現物合せで調整、補正を繰り返して行なうこ
ともなく、金型製作期間を短縮することができる。
【0011】なお、本発明は、前記実施例に限定される
ものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、
成形品を突き出す突き出しピンの構造などは適宜設定す
ればよく、また、成形機自体の構造は各種タイプのもの
に適用可能である。さらに、ロッキングブロックの形状
や取付構造などは適宜設定すればよい。
【0012】
【発明の効果】発明によれば、開閉可能な固定側金型と
可動側金型と、この両金型の開閉方向と直交する方向に
摺動可能に設けたスライドコアと、前記固定側金型に固
定するロッキングブロックとを備え、前記固定側金型と
可動側金型及びスライドコアとを型締してこの各金型と
スライドコアとの間にキャビティを形成するとともに、
前記固定側金型に可動側金型に向って前記キャビティか
ら離れる方向に傾斜するアンギュラーピンを固定し、前
記スライドコアにはアンギュラーピンを挿通する傾斜孔
を設け、このアンギュラーピンと傾斜孔との係合によ
り、前記固定側金型と可動側金型の開閉に連繋させて前
記スライドコアを摺動するとともに、前記型締時にスラ
イドコアに前記ロッキングブロックを当接させてスライ
ドコアの摺動を規制する金型装置において、前記ロッキ
ングブロックに前記アンギュラーピンを取付る取付台部
を一体形成したことによって、固定側金型に組付けられ
るアンギュラーピンとロッキングブロックとスライドコ
アとの相対的な位置精度を向上することができる金型装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の金型装置の第1実施例を示すロッキン
グブロック廻りの拡大断面図である。
【図2】同上型締状態の断面図である。
【図3】同上型開状態の断面図である。
【図4】従来の金型装置の一例を示す型締状態における
のロッキングブロック廻りの拡大断面図である。
【図5】同上型締状態におけるのロッキングブロック廻
りの拡大断面図である。
【符号の説明】
21 固定側金型 22 可動側金型 23 スライドコア 24 キャビティ 34 ロッキンググロック 36 取付台部 38 アンギュラーピン 39 傾斜孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉可能な固定側金型と可動側金型と、
    この両金型の開閉方向と直交する方向に摺動可能に設け
    たスライドコアと、前記固定側金型に固定するロッキン
    グブロックとを備え、前記固定側金型と可動側金型及び
    スライドコアとを型締してこの各金型とスライドコアと
    の間にキャビティを形成するとともに、前記固定側金型
    に可動金側型に向って前記キャビティから離れる方向に
    傾斜するアンギュラーピンを固定し、前記スライドコア
    にはアンギュラーピンを挿通する傾斜孔を設け、このア
    ンギュラーピンと傾斜孔との係合により、前記固定側型
    と可動側金型の開閉に連繋させて前記スライドコアを摺
    動するとともに、前記型締時にスライドコアに前記ロッ
    キングブロックを当接させてスライドコアの摺動を規制
    する金型装置において、前記ロッキングブロックに前記
    アンギュラーピンを取付る取付台部を一体形成したこと
    を特徴と金型装置。
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