JP2003205531A - 成形金型 - Google Patents

成形金型

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JP2003205531A JP2002005123A JP2002005123A JP2003205531A JP 2003205531 A JP2003205531 A JP 2003205531A JP 2002005123 A JP2002005123 A JP 2002005123A JP 2002005123 A JP2002005123 A JP 2002005123A JP 2003205531 A JP2003205531 A JP 2003205531A
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Munekazu Sasaki
宗和 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンダーカット部を有する樹脂成形品の成形
金型であって、アンダーカット部を一体成形するスライ
ドコアの駆動機構を簡素化する。 【解決手段】 スライドコア50の貫通孔53内にキャ
ビティ型30のアンギュラピン32を挿通させ、キャビ
ティ型30の上下動作により、スライドコア50をスラ
イドさせるとともに、スライドコア50を支持する支持
プレート51をエジェクタプレート43により上下動作
を行なう傾斜ノック52の先端に固定する。従って、ア
ンギュラピン32と傾斜ノック52、双方の上下動作に
より、スライドコア50のスライドストローク量を多く
確保する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、キャビティ型、
コア型の型開き時、スライド動作するスライドコアによ
りアンダーカット部を一体に成形できる成形金型に係
り、特に、スライドコアの駆動機構を改良することによ
り、アンダーカット量の多い場合でも成形できるととも
に、コストが廉価でメンテナンス作業を簡素化でき、し
かも、金型サイズをコンパクト化できる成形金型に関す
る。
【0002】
【従来の技術】通常、自動車室内には各種内装部品が装
着されており、この種内装部品は、車体パネル形状によ
る制約を受け、複雑な曲面形状に成形されることが多
く、モールドプレス成形、あるいは射出成形により成形
される合成樹脂成形体が多用されている。
【0003】図10は合成樹脂成形体からなる内装パネ
ル1を示す断面図であり、図示しない車体パネルに取り
付けるために、クリップ座1aが内装パネル1の所定箇
所に一体成形されている。そして、この種クリップ座1
aは、モールドプレス成形、射出成形を使用することに
より簡単に内装パネル1と一体成形することができる。
【0004】図11は、内装パネル1を成形する成形金
型2の全体構成を示すもので、成形金型2は上下動可能
なキャビティ型3と固定側のコア型4とから構成されて
おり、図示しない射出成形機から供給される溶融樹脂が
マニホールド4a、ゲート4bを通じてキャビティ型3
とコア型4との間に形成される製品キャビティ内に射出
充填され、キャビティ型3とコア型4の型締めにより、
所要形状に成形される。
【0005】そして、内装パネル1の裏面に一体成形さ
れるクリップ座1aは、アンダーカット形状となるた
め、型抜き方向と直交する方向にスライド動作するスラ
イドコア5のスライド動作によりアンダーカット形状で
あるクリップ座1aが成形される。
【0006】このスライドコア5は、アンダーカット量
が少ない場合には、キャビティ型3に設けたアンギュラ
ピンにより、キャビティ型3の上昇動作と連繋して動作
させることができるが、クリップ座1aのようにアンダ
ーカット量が大きい場合には、図12に示すように、ス
ライドコア5を油圧シリンダ6によりスライド動作させ
ているのが実情である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、内装パネ
ル1の裏面に一体成形されるクリップ座1aのようにア
ンダーカット量が大きい場合には、型抜き方向と直交す
る方向にスライドコア5を油圧シリンダ6の伸縮動作に
よりスライド操作するという構成であるため、キャビテ
ィ型3のプレス動作に加えてスライドコア5を動作させ
るための油圧シリンダ6を必要とするため、コスト高を
招くとともに、油圧シリンダ6の油圧配管系の点検等、
メンテナンス費用が嵩むという問題点が指摘されてい
る。
【0008】更にスライドコア5の外周に油圧シリンダ
6を配置する関係で、コア型4のサイズが大型化し、成
形金型2におけるサイズの大型化を招き、設置スペース
を多く必要とするなど、スペース性を低下させるという
欠点があった。
【0009】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、スライドコアのスライド動作により、アン
ダーカット部を有する樹脂成形品を成形できる成形金型
であって、金型コストが廉価で、しかもメンテナンスが
容易となり、かつ金型サイズを小型化することができ、
スペース性能に優れた成形金型を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願発明は、相互に型締め、型開き可能であり、樹
脂成形体を成形するためのキャビティ型及びコア型と、
両型のパーティング面に設けられ、樹脂成形体にアンダ
ーカット部を形成するスライドコアとからなる成形金型
であって、前記スライドコアは、コア型に設けたエジェ
クタ機構と連動する傾斜ノックの先端に取り付けられた
サポートプレート上にアンダーカット部の型抜き方向に
沿って摺動自在に支持されるとともに、キャビティ型の
アンギュラピンにより抜き差し自在に挿通支持されてい
ることを特徴とする。
【0011】ここで、成形金型は、モールドプレス成
形、射出成形等に適用され、可動側であるキャビティ型
と、固定側であるコア型とから構成される。上記コア型
は、成形品を突き出すエジェクタ機構を備えるととも
に、隣接する射出機から供給される溶融樹脂の通路とな
るマニホールド、ゲートが設けられている。
【0012】また、樹脂成形品にアンダーカット部を一
体成形するスライドコアは、支持プレート上にスライド
自在に支持される。スライド機構としては、例えば、ス
ライドコアにアリ溝を形成するとともに、このアリ溝内
を摺動するアリを支持プレート上面に形成し、キャビテ
ィと接離する方向に沿って支持プレートに対してスライ
ドコアが摺動自在に支持されている。
【0013】更に、スライドコアには、キャビティ型に
設けたアンギュラピンが挿通され、かつ支持プレート
は、コア型のエジェクタ機構のうち、エジェクタプレー
トに突き上げられる傾斜ノックの先端に固定されてい
る。
【0014】また、キャビティ型の上昇に伴ないアンギ
ュラピンからの拘束が解除された状態で支持プレート上
にスライドコアを保持するために、ボールプランジャ、
スプリング等のスライドコアのズレ防止手段が設けられ
ている。
【0015】そして、本願発明によれば、成形後、キャ
ビティ型が型開きする際、キャビティ型のアンギュラピ
ンによりスライドコアが支持プレート上を外方に向けて
所定ストローク摺動する。
【0016】その後、成形品を突き出すエジェクタ機構
の動作により、傾斜ノックが上昇し、これに伴ない、傾
斜ノック先端に取り付けた支持プレート及びスライドコ
アが斜め外方に上昇する。従って、アンギュラピンと傾
斜ノックの双方により、スライドコアのストローク量を
多く確保することができる。
【0017】また、スライドコアの外側部に油圧シリン
ダを配置する必要がないため、金型スペースを節約でき
るとともに、油圧シリンダのメンテナンスも不要とな
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る成形金型の好
適な実施の形態について、添付図面を参照しながら詳細
に説明する。
【0019】図1は本発明に係る成形金型を使用して成
形した内装パネルの構成を示す断面図、図2は本発明に
係る成形金型の第1実施形態の全体図、図3,図4は同
成形金型におけるスライドコアの要部を示す各断面図、
図5乃至図7は同成形金型におけるスライドコアの動作
を示す各説明図、図8,図9は本発明に係る成形金型の
第2実施形態を示すもので、図8はスライドコアの構成
を示す断面図、図9はスライドコアの動作を示す断面図
である。
【0020】図1は内装パネル10の構成を示す断面図
であり、所要形状に成形された内装パネル10の裏面左
右側には、アンダーカット状のクリップ座11及びクリ
ップ片12が一体成形されている。そして、このクリッ
プ座11のアンダーカット量(図中符号dで示す)は多
く設定されている。
【0021】次に、上記内装パネル10を成形するため
の成形金型20の構成について、図2乃至図4に基づい
て説明する。尚、この成形金型20は、モールドプレス
成形工法に適用されているが、射出成形にも準用でき
る。
【0022】成形金型20は、可動側のキャビティ型3
0及び固定側のコア型40と、アンダーカット部を形成
するためにコア型40に設けられているスライドコア5
0とから大略構成されている。
【0023】更に詳しくは、キャビティ型30は、昇降
用シリンダ31により所定ストローク上下動可能であ
り、下死点に到達したとき、コア型40との間で製品キ
ャビテイを画成する。そして、キャビティ型30には、
スライドコア50をスライド動作させるためのアンギュ
ラピン32が固定されている。
【0024】一方、コア型40は、隣接する射出機(図
示せず)から供給される溶融樹脂の通路となるマニホー
ルド41、ゲート42が設けられており、キャビティ型
30が下死点まで下降する前に、射出機から供給される
溶融樹脂は、マニホールド41、ゲート42を通じて製
品キャビティ内に射出充填される。
【0025】また、コア型40の内部には、キャビティ
型30の型開き後、成形品を突き上げるエジェクタ機構
として、エジェクタプレート43、エジェクタピン44
が設けられている。
【0026】ところで、本発明の特徴は、内装パネル1
0のクリップ座11のようなアンダーカット部分を成形
するスライドコア50の駆動機構を改良することによ
り、設備が廉価でメンテナンスが簡素化でき、しかも、
金型スペースもコンパクト化できる実用的な成形金型2
0を提供することを目的とする。
【0027】スライドコア50は、図3,図4に示すよ
うに、支持プレート51上に図3中矢印方向に摺動自在
に支持されており、本実施形態では、スライドコア50
にアリ溝501が形成されるとともに、これに嵌合する
ように支持プレート51には、凸条511が形成されて
いる。従って、アリ溝501がレール、凸条511がガ
イドとして機能するため、スライドコア50が支持プレ
ート51上に摺動自在に支持されている。尚、支持プレ
ート51は傾斜ノック52の先端に固着されている。
【0028】そして、スライドコア50は、キャビティ
型30の型開き、型締め方向を基準として貫通孔53が
所定角度傾斜状に形成され、この貫通孔53内にキャビ
ティ型30に取り付けたアンギュラピン32が挿通され
ている。
【0029】従って、キャビティ型30の上下動作によ
り、アンギュラピン32が貫通孔53内を抜き差し動作
するため、スライドコア50が図3中矢印方向に進退動
作する。
【0030】更に、支持プレート51とスライドコア5
0との間には、ボールプランジャ54が設けられ、アン
ギュラピン32からの拘束が解除された際、スライドコ
ア50が支持プレート51にロック保持される。
【0031】すなわち、ボールプランジャ54のロック
用ボール541が付勢バネ542により支持プレート5
1側に付勢され、ロック用ボール541が支持プレート
51の凹部512,513(型締め時における位置決め
用凹部512、型開き時における位置決め用凹部51
3)に嵌まり込むことにより、型締め時におけるスライ
ドコア50の所定位置、及びアンギュラピン32が抜け
きった状態で、スライドコア50は所定のスライド位置
で各々位置決めされる。
【0032】また、上述したように、支持プレート51
は、傾斜ノック(支持ロッド)52の上端に固定されて
おり、この傾斜ノック52は、エジェクタプレート43
にリンク接合しているため、成形後、エジェクタプレー
ト43が上昇すれば、傾斜ノック52も斜め上方に向け
て上昇し、支持プレート51とスライドコア50が斜め
上方に突き上げられる。
【0033】次いで、図5乃至図7に基づいて、スライ
ドコア50の動作について説明する。
【0034】内装パネル10の成形が完了すれば、図5
に示すように、キャビティ型30が昇降用シリンダ31
の動作により上昇し、それに伴ないアンギュラピン32
がスライドコア50の貫通孔53から抜け出す方向に動
作するため、スライドコア50が内装パネル10のクリ
ップ座11と離間する方向に所定ストローク摺動する。
【0035】図6はキャビティ型30が最上方位置にき
たときを示し、アンギュラピン32はスライドコア50
から完全に抜けきっており、スライドコア50は、ボー
ルプランジャ54におけるロック用ボール541が、型
開き時における位置決め用凹部513に嵌まり込んでお
り、付勢バネ542に付勢されるため、この位置でスラ
イドコア50が支持プレート51上に確実に保持されて
いる。
【0036】その後、コア型40内のエジェクタプレー
ト43が上昇するのに伴ない、エジェクタピン44によ
り内装パネル10が突き上げられるとともに、傾斜ノッ
ク52が上昇することにより、図7に示すように、支持
プレート51及びスライドコア50がクリップ座11と
離れる方向に斜め外方に向けて上昇する。
【0037】そして、傾斜ノック52の上昇位置でスラ
イドコア50がアンダーカット部であるクリップ座11
から完全に抜けきるため、内装パネル10を脱型操作す
れば良い。
【0038】このように、本発明に係る成形金型20
は、スライドコア50がキャビティ型30の上昇動作に
伴ない、アンギュラピン32の作用により、所定ストロ
ークスライド動作を行なうとともに、エジェクタプレー
ト43、傾斜ノック52の上昇動作により、支持プレー
ト51とスライドコア50が一体に外方に向けてクリッ
プ座11から離れる方向に移動することとなり、アンダ
ーカット量の大きなクリップ座11の成形が可能とな
る。
【0039】このように、本願発明は、スライドコア5
0を支持プレート51上に摺動自在に支持するととも
に、アンギュラピン32と傾斜ノック52の双方の傾斜
角度により、スライドコア50の摺動ストローク量を多
く確保できるという構成であるため、従来の油圧シリン
ダ構造に比べコストが廉価でかつメンテナンスも簡素化
できるとともに、金型スペースを小型化することができ
る。
【0040】次に、図8,図9は、本発明の第2実施形
態を示すもので、支持プレート51に対するスライドコ
ア50の保持手段として、ボールプランジャ54に替え
てスプリング55を使用している。
【0041】すなわち、図8に示すように、スライドコ
ア50が支持プレート51に摺動自在に支持され、アン
ギュラピン32によりスライドコア50がスライド動作
を行ない、支持プレート51が傾斜ノック52により斜
め上方に突き上げられ、スライドコア50の長いストロ
ーク量を確保する点は上述実施形態と同一である。
【0042】この第2実施形態においては、支持プレー
ト51の内縁側の上方にフランジ514を立設し、この
フランジ514と当接するスライドコア50の部位に凹
部502を設け、この凹部502内にスプリング55を
内挿するという構成である。従って、スプリング55の
バネ力により、図9に示すように、キャビティ型30が
上方に型開きして、スライドコア50がアンギュラピン
32からの拘束が解除された際、スプリング55の弾性
力により、スライドコア50が所定ストローク移動した
位置で支持プレート51に対してスライドコア50を保
持するようにしている。
【0043】そして、この第2実施形態においては、キ
ャビティ型30、コア型40のパーティング面を鉛直面
とし、キャビティ型30の動作方向を左右方向に設定し
た際、スライドコア50の自重により、スライドコア5
0が支持プレート51に対して位置ズレを生じることが
なく、確実なスライドコア50の保持が可能になるとい
う利点がある。
【0044】尚、上述した実施形態は、モールドプレス
成形工法における成形金型20に適用したスライドコア
50及びその駆動機構の構成であるが、射出成形金型に
おけるスライドコアに適用することができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明した通り、本願発明は、樹脂成
形品にアンダーカット部を一体形成するスライドコアの
駆動機構として、アンギュラピンと傾斜ノックを使用
し、双方のカム作用により、スライドコアのアンダーカ
ット量を多く確保するというものであるから、従来の油
圧シリンダ駆動系に比べ、コストが廉価でメンテナンス
を簡素化できるとともに、油圧シリンダの設置スペース
も省略でき、金型スペースを小型化できるという効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る成形金型を使用して成形された内
装パネルの構成を示す断面図である。
【図2】本発明に係る成形金型の第1実施形態の全体図
である。
【図3】図2に示す成形金型におけるスライドコア周辺
の構成を示す要部断面図である。
【図4】図2に示す成形金型におけるスライドコアのス
ライド機構を示す断面図である。
【図5】図2に示す成形金型におけるキャビティ型の上
昇初期時の状態を示す説明図である。
【図6】図2に示す成形金型におけるキャビティ型の上
昇時の状態を示す説明図である。
【図7】図2に示す成形金型における傾斜ノックの上昇
時の状態を示す説明図である。
【図8】本発明に係る成形金型の第2実施形態における
スライドコアの周辺の構成を示す説明図である。
【図9】図8に示すスライドコアにおけるアンギュラピ
ンの拘束が解除された状態を示す説明図である。
【図10】内装パネルの構成を示す断面図である。
【図11】従来の成形金型の構成を示す全体図である。
【図12】従来の成形金型におけるスライドコアの駆動
部分を示す説明図である。
【符号の説明】
10 内装パネル(樹脂成形品) 11 クリップ座(アンダーカット部) 12 クリップ片 20 成形金型 30 キャビティ型 31 昇降用シリンダ 32 アンギュラピン 40 コア型 41 マニホールド 42 ゲート 43 エジェクタプレート 44 エジェクタピン 50 スライドコア 501 アリ溝(レール) 502 凹部 51 支持プレート 511 凸条(ガイド) 512,513 凹部 52 傾斜ノック(支持ロッド) 53 貫通孔 54 ボールプランジャ 541 ロック用ボール 542 付勢バネ 55 スプリング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に型締め、型開き可能であり、樹脂
    成形体(10)を成形するためのキャビティ型(30)
    及びコア型(40)と、両型(30,40)のパーティ
    ング面に設けられ、樹脂成形体(10)にアンダーカッ
    ト部(11)を形成するスライドコア(50)とからな
    る成形金型(20)であって、 前記スライドコア(50)は、コア型(40)に設けた
    エジェクタ機構(43)と連動する傾斜ノック(52)
    の先端に取り付けられたサポートプレート(51)上に
    アンダーカット部(11)の型抜き方向に沿って摺動自
    在に支持されるとともに、キャビティ型(30)のアン
    ギュラピン(32)により抜き差し自在に挿通支持され
    ていることを特徴とする成形金型。
  2. 【請求項2】 前記スライドコア(50)は、アンギュ
    ラピン(32)からの拘束が解除された際、プランジャ
    機構(54)により支持プレート(51)上に保持され
    ることを特徴とする請求項1に記載の成形金型。
  3. 【請求項3】 前記スライドコア(50)は、アンギュ
    ラピン(32)からの拘束が解除された際、付勢手段
    (55)により、所定位置で支持プレート(51)上に
    保持されることを特徴とする請求項1に記載の成形金
    型。
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