JPH0682828U - コイルボビン - Google Patents

コイルボビン

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JPH0682828U
JPH0682828U JP2792993U JP2792993U JPH0682828U JP H0682828 U JPH0682828 U JP H0682828U JP 2792993 U JP2792993 U JP 2792993U JP 2792993 U JP2792993 U JP 2792993U JP H0682828 U JPH0682828 U JP H0682828U
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JP
Japan
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lead wire
coil bobbin
groove
wire drawing
cutter
Prior art date
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Application number
JP2792993U
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English (en)
Other versions
JP2598951Y2 (ja
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孝一 小原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 コイルボビンのピン端子にからげたリード線
の余り線をカッターで切断して除去する場合、切断しや
すく、切断ミスが発生しないコイルボビンを提供するこ
と。 【構成】 絶縁材料からなる筒状の巻芯11の両端に直
角方向に鍔10を設け、鍔10の一端にピン端子を植設
したピン端子台にリード線引出し用溝3,4を設けてな
るコイルボビンであって、リード線引出し用溝4の上部
に三角柱状のリード線切断用溝5を設けたコイルボビン
である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、絶縁材料からなるコイルボビンのリード線引出し溝部の構造に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
図3は、従来のコイルボビンを示す斜視図である。絶縁材料からなるコイルボ ビンは、コイルボビンの巻芯11の両端部に直角方向に鍔10を設け、その鍔1 0に対して一体にピン端子6を植設したピン端子台13を設け、ピン端子6とピ ン端子6との間にリード線引出し用溝1,2を設けていた。巻枠に巻き回された 巻線は、ピン端子にからげられ、更にリード線引出し用溝を介して巻枠に更に巻 き回わされる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
図3に示すように、絶縁材料からなるコイルボビン12において、コイルボビ ンの鍔10のピン端子6を植設した部分に設けたリード線引出し用溝1の位置が 、コイルボビンの巻芯11から遠ざかった位置に設けられる場合、そのリードと コアの距離、又はリード線の屈曲率を考慮して、そのリード線引出し用溝1を他 の溝に対して斜めに設けるリード線引出し用溝2の場合がある。この場合、ピン 端子6にからげたリード線の余り線をカッター等で切断する時、カッター等の刃 先の角度を変更できない自動機では、カッターの刃先を深く入れることができず 、切断ミスが発生する。
【0004】 本考案は、これらの欠点を除去するため、カッター等の刃先を挿入するための リード線切断用溝を斜めのリード線引出し用溝の上部に設けたもので、カッター 等の刃先を角度を変えることなく深く入れることができるリード線切断用溝を有 するコイルボビンを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、コイルボビン鍔のピン端子植設部にそれぞれ角度の異なるリード線 引出し用溝のピン端子側に、他の溝と平行になるカッター等の刃先を深入りする ためのリード線切断用溝を持つことを特徴とする。
【0006】 即ち本考案は、絶縁材料からなる筒状の巻芯の上下両端部に外方に張り出し た鍔を設け、鍔のピン端子植設部に角度の異なる数個のリード線引出し用溝をも つボビンにおいて、前記リード線引出し用溝より浅く、数個のリード線引出し用 溝とほぼ平行になるように深堀した三角柱状のリード線切断用溝を持つことを特 徴とするコイルボビンである。
【0007】
【作用】
絶縁材料からなるコイルボビンには、コイルボビンの巻芯の両端に鍔を有し、 その鍔に対して一体にピン端子を植設したピン端子台を設け、ピン端子とピン端 子との間にリード線引出し用溝を設けて、ピン端子にからげたリード線の余り線 をカッター等で切断する場合、リード線引出し用溝を通ったリード線を切断した いが、カッター等の刃先の角度を変更しにくく、刃先が深く入らず刃先を変更で きないので、リード線を切断しにくい。そのため刃先を深入り、又は変更できる ように他のリード線引出し用溝と平行になるよう深堀りした三角柱状のリード線 切断用溝を設けて刃先を深入りさせてリード線の余り線を切断するようにするも のである。
【0008】
【実施例】
図3は、従来の複数のリード線引出し用溝1,2を持ったコイルボビン12で 、リード線引出し用溝2は特に他のリード線引出し用溝1とは異なった傾斜角度 の大きい角度を持っている。このリード線引出し用溝2はコイルボビン12の外 側に配されるコア部とリード線引出し用溝1から配されるリード線の距離を大き くとる目的で、他のリード線引出し用溝より傾斜角度を大きくした溝として斜め に位置しているものであるが、このリード線引出し用溝2の角度によって、溝部 にカッター等の刃先を深入りして、リード線の余り線を切断することができない 形状の溝をしていた。
【0009】 図1は、本考案のコイルボビンの斜視図である。又、図2は、本考案のコイル ボビンのカッターの刃先を挿入した部分の拡大図である。
【0010】 図1において、本考案のリード線引出し用溝は、従来のコイルボビンと同様に リード線引出し用溝3とリード線引出し用溝4の角度が異なっている。しかし、 リード線引出し用溝4の上部にリード線引出し用溝4より浅く、又、リード線引 出し用溝3とほぼ平行になるように深堀した三角柱状の凹状をしたカッターの刃 先を挿入するためのリード線切断用溝5を持っている。このリード線切断用溝5 は、他のリード線引出し用溝3と平行なため、角度を変更できないカッターであ っても容易にカッターの刃先を変更できて、深部まで挿入できる。
【0011】 図2は、図1のカッターの刃先8を挿入した部分の拡大図を示していて、カッ ターの刃先8は矢印9の方向へ移動でき、カッターの刃先8でピン端子6にから げたリード線7を切断できる。元のリード線引出し用溝4を通るリード線7を切 断するためには、ピン端子6やリード線引出し用溝4が邪魔になってカッターの 刃先8の角度を変更しないとリード線7を切断できないが、リード線切断用溝5 を設けることによりカッターの刃先8がリード線7にかかり、容易にリード線を 切断できる。
【0012】
【考案の効果】
本考案のコイルボビンを用いることによって、従来まではカッター角度を切断 する場所によって変化させるか、又は変化できないため確実な切断ができなかっ たことを改善できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のコイルボビンの実施例を示す斜視図。
【図2】本考案のコイルボビンの実施例であるカッター
の刃先を深入りさせるリード線切断用溝部の拡大図であ
る。
【図3】従来の角度の異なる数個のリード線引出し用溝
を持つコイルボビンの斜視図。
【符号の説明】
1,2,3,4 リード線引出し用溝 5 リード線切断用溝 6 ピン端子 7 リード線 8 カッターの刃先 9 矢印 10 鍔 11 巻芯 12 コイルボビン 13 ピン端子台

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁材料からなる筒状の巻芯の上下両端
    部に外方に張り出した鍔を設け、鍔のピン端子植設部に
    角度の異なる数個のリード線引出し用溝をもつボビンに
    おいて、前記リード線引出し用溝より浅く、数個のリー
    ド線引出し用溝とほぼ平行になるように深堀した三角柱
    状のリード線切断用溝を持つことを特徴とするコイルボ
    ビン。
JP1993027929U 1993-04-27 1993-04-27 コイルボビン Expired - Lifetime JP2598951Y2 (ja)

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JPH0682828U true JPH0682828U (ja) 1994-11-25
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JP2598951Y2 (ja) 1999-08-23

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