JPH0682632U - カメラ用シャッタ装置におけるバルブ機構 - Google Patents

カメラ用シャッタ装置におけるバルブ機構

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JPH0682632U
JPH0682632U JP2331293U JP2331293U JPH0682632U JP H0682632 U JPH0682632 U JP H0682632U JP 2331293 U JP2331293 U JP 2331293U JP 2331293 U JP2331293 U JP 2331293U JP H0682632 U JPH0682632 U JP H0682632U
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JP
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closing
valve
motor
shutter blade
shutter
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JP2331293U
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Inventor
清 當摩
信義 井上
Original Assignee
株式会社コパル
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 開き用シャッタ羽根と閉じ用シャッタ羽根と
を有し、少なくとも閉じ用シャッタ羽根を閉じ用モータ
の往復回動により開閉作動させるカメラ用レンズシャッ
タ装置において、バルブ撮影時に機械的に閉じ用モータ
を開き方向へ回動できないようにし、閉じ用モータによ
る消費電力を最小限にするための極めて簡単な構造を提
供すること。 【構成】 バルブ撮影の時、パルスモータ15によって
駆動リング8を初期位置から僅かに右旋すると、突起部
8aがバネ14に抗してバルブ規制部材12を移動さ
せ、バネ14の作用により第2段部12bを軸13に係
合させ復帰を不可能にする。従って閉じ用モータ7は駆
動ピン7bが上面部12dに係合し右旋を阻止される。
その後、駆動リング8は左旋され、通常の撮影の時と同
様に絞りリング9を伴い絞り口径を設定する。駆動リン
グ8はバルブ撮影の終了時に絞り設定位置より更に左旋
され、突起部8bが斜面12eを押して第2段部12b
と軸13の係合を解き、バルブ規制部材12を復帰させ
る。その後、駆動リング8は初期位置へ戻る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、開き用シャッタ羽根と閉じ用シャッタ羽根とを有し、少なくとも閉 じ用シャッタ羽根はモータに連動して開閉作動を行うようにしたカメラ用シャッ タ装置のバルブ機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のシャッタ装置は撮影用開口の口径が比較的大きいレンズシャッタに用 いられる。撮影用開口の口径が大きくなれば漏光の可能性も大きくなることは言 うまでもない。そのためこの種のシャッタ装置では、通常は開き用シャッタ羽根 と閉じ用シャッタ羽根とが共に閉じ位置に置かれることにより遮光効果を上げて いる。カメラのシャッタ釦が押されると、フィルムの露光に先立って絞りが自動 的に所定の口径位置へセットされたり、焦点調整用のレンズがオートフォーカス 機構により所定の位置にセットされたりする。この様な時期に閉じ用シャッタ羽 根は閉じ用モータにより閉じ位置から開き位置へ移動され、閉じ用モータには通 電したままその位置を維持しシャッタの露光開始準備が完了する。その後、露光 開始の信号で開き用シャッタ羽根は開き位置へ移動し、続いて閉じ用モータに前 記とは逆向きの通電が行われ、閉じ用シャッタ羽根が閉じ位置へ移動し露光作動 が終了する。
【0003】 このようなシャッタ装置においては、閉じ用シャッタ羽根をモータで駆動して いるため、閉じ用シャッタ羽根の初期の作動速度が緩慢となり、良好な作動特性 が得にくい。この点を解決するためにモータへの印加電圧を上げることが考えら れるが、この方法では電源電力の消費が大きくなるため、通常は閉じ用モータに 補極を設け、開き位置では閉じ用モータの回転子を閉じ方向へバイアスしておく ようにし、閉じ用モータに閉じ信号が入ったとき、閉じ作動の初期特性が向上す るように配慮されている。
【0004】 このようなシャッタ装置においてバルブ撮影を行う場合には、閉じ用シャッタ 羽根を確実に開き位置に待機させるために閉じ用モータへの通電を断つことがで きず電源電力の消耗が極めて大きくなるという問題点がある。この点を解決する ために、バルブ撮影に際し、バルブ規制部材を閉じ用モータの作動域に移動させ 、その閉じ作動を阻止することにより、撮影中閉じ用モータへ通電し続けなくて 済むようにした構造が、本件出願人により提案されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、提案された構造においては、前記のバルブ規制部材の他に、バルブ撮 影中バルブ規制部材をその阻止位置に止めておくために係止部材を必要とするも のであった。このような係止部材には当然付帯的に支軸やバネ等が必要となり部 品点数が多くなるほか組立加工工数も増加し、シャッタ装置製作上、好ましから ざることであった。
【0006】 本考案は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると ころは、バルブ撮影時において閉じ用モータの消費電力を最小限で済むようにし た極めて簡単な構造を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案のバルブ機構は、開き用シャッタ羽根と 閉じ用シャッタ羽根を有し、少なくとも閉じ用シャッタ羽根はモータと連動して 開閉作動を行うようにしたカメラ用レンズシャッタ装置において、パルスモータ によって初期位置から絞り機構又は焦点調整用レンズ等の撮影条件の設定を行う 方向と、その逆方向へ夫々往復移動可能なセット機構と、前記セット機構の逆方 向への移動により自己の習性に抗して前記閉じ用シャッタ羽根の閉じ作動を阻止 する位置に移動されるバルブ規制部材と、前記バルブ規制部材の移動を案内する 案内軸とを備え、前記バルブ規制部材には、非バルブ撮影のとき前記案内軸に係 合する第1段部と、バルブ撮影のとき前記案内軸に係合する第2段部と、バルブ 撮影の終了段階で前記第2段部と前記案内軸との係合を解くために前記セット機 構によって押される係接部が設けられている。
【0008】 前記セット機構は、パルスモータにより往復移動され、バルブ撮影に際し前記 バルブ規制部材を、前記閉じ用シャッタ羽根の閉じ作動を阻止する位置へ動かす 駆動部材と、前記初期位置から撮影条件設定方向へは前記駆動部材によって押動 され、前記初期位置への復帰は自己の習性により前記駆動部材に従動する撮影条 件設定部材とで構成することが好ましい。
【0009】
【作用】
バルブ撮影の場合には、パルスモータは先ずセット機構を撮影条件設定方向と は逆方向へ移動させる。それによってバルブ規制部材は案内軸と第1段部との係 合位置から閉じ用シャッタ羽根の閉じ作動を阻止する位置へ自己の習性に抗して 動かされ、案内軸に第2段部が係合したときその位置に係止される。次に、セッ ト機構はパルスモータによって初期位置に戻り、通常撮影時と同様に撮影条件設 定方向へ移動し、絞り又はレンズを所定の状態にセットする。その後、開き用シ ャッタ羽根が開き作動を行いバルブ撮影状態となる。この間、閉じ用シャッタ羽 根を作動させる閉じ用モータには通電されていない。所望の時間が経過した後、 カメラのレリーズ釦から指を離すと、閉じ用モータに閉じ方向の通電が行われ、 他方パルスモータはセット機構を撮影条件設定方向へ、その設定範囲を越えて移 動させ、バルブ規制部材を押す。それにより案内軸と第2段部との係合が解かれ 、バルブ規制部材は自己の作動習性によって復帰する。従って、閉じ用モータは 閉じ用シャッタ羽根を閉じ作動させ、他方、セット機構はパルスモータにより初 期位置へ復帰される。
【0010】
【実施例】
本考案の実施例を、図1乃至図4により説明する。図1はシャッタ羽根の開閉 機構を示す平面図である。図2はシャッタ羽根を開閉作動させるモータ回転子の 拡大図であり、(a)は閉じ用モータの回転子、(b)は開き用モータの回転子 を示している。図3は本考案によるバルブ機構の実施例の平面図である。図4は 図3の要部拡大図であり、(a)はバルブ規制部材が初期位置にある状態を示し 、(b)はバルブ撮影位置にある状態を示している。
【0011】 先ず、図1及び図2により本考案のバルブ機構が適用されるシャッタ開閉機構 の一例を説明する。1はシャッタ地板で、撮影用開口1aと、スロット1b,1 cを有し、軸1d,1e,1f,1gを植立している。2,3は夫々ピン1d, 1eに回転可能に枢支された開き用シャッタ羽根、4,5は夫々ピン1f,1g に回転可能に枢支された閉じ用シャッタ羽根である。図面を分かり易くするため 省略したがこれらのシャッタ羽根2,3,4,5には夫々後述するモータの駆動 ピンと嵌合するためのスロットが形成されている。6はシャッタ地板1の背面に 取り付けられたムービングマグネット型の開き用モータであり、永久磁石からな る回転子6aを有すると共に、回転子6aと一体的に回動するレバー上に駆動ピ ン6bが設けられている。6cは開き用モータ6に設けられている磁性体からな る補極である。7は開き用モータ6と同種の閉じ用モータであり、シャッタ地板 1の背面に取付けられた、回転子6aと駆動ピン7bと補極7cを有している。 尚、駆動ピン6b,7bは何れもスロット1b,1cを貫通してシャッタ地板1 の表面で、夫々開き用シャッタ羽根2,3及び閉じ用シャッタ羽根4,5に設け られた図示していないスロットに嵌合している。
【0012】 次に、図1,図2に示したシャッタ機構の作動を説明する。図1においては閉 じ用シャッタ羽根4,5が開き位置にあるが、静止状態においては開き用シャッ タ羽根2,3と同じように閉じ位置にあり、両シャッタ羽根により二重に撮影用 開口1aを覆い、遮光効果を高めている。この静止状態においては閉じ用モータ 7の回転子7aは、図2(a)に示す実線位置にあり、補極7cとN極との相対 関係により回転子7aは閉じ方向へバイアスされている。又、開き用モータ6の 回転子6aは、図2(b)に示す実線位置にあり、補極6cとの関係で同じく閉 じ方向にバイアスされている。従って、モータ6,7に通電されていなくても振 動等によって各シャッタ羽根は動かされにくくなされている。
【0013】 この状態でカメラのレリーズが行われると、先ず閉じ用モータ7が通電され、 閉じ用シャッタ羽根4,5は、駆動ピン7bにより軸1f,1gを支点として図 1に示されている開き位置へ動かされる。この開き位置においてモータ7へは開 き方向への通電が継続されている。又、回転子7aは図2(a)に破線で示した 状態となるため補極7cによるバイアスは閉じ方向へきいている。これは閉じ用 モータ7に閉じ方向への通電がなされたとき、その初期速度を効果的にするため である。次に、開き用モータ6が通電されると、開き用シャッタ羽根2,3は駆 動ピン6bにより軸1d,1eを支点として開き位置へ作動し、撮影用開口1a を開き、フィルムの露光が行われる。この状態において開き用モータ6の回転子 6aは図2(b)に破線で示した状態となるため、補極6cによるバイアスは開 き方向となる。
【0014】 その後、閉じ用モータ7に前記とは逆向きの通電が行われると、回転子7aは 図1において時計方向へ回動し、閉じ用シャッタ羽根4,5は駆動ピン7bによ って撮影用開口1aの閉鎖位置へもたらされ、フィルムの露光が終了する。その 後、開き用モータ6にも前記とは逆向きの通電が行われ、閉じ用シャッタ羽根4 ,5と同様、開き用シャッタ羽根2,3も撮影用開口1aを覆う位置にもたらさ れ、一連の撮影作動が終了する。
【0015】 次に、上記したシャッタ機構に有効なバルブ機構を図3,図4によって説明す る。図3においては図1に示したシャッタ地板1を省略しているが、シャッタ地 板1に設けられた撮影用開口1aと、シャッタ地板1の背面に取付けられた開き 用モータ6,閉じ用モータ7が示されている。又、実際には、シャッタ羽根2, 3,4,5をシャッタ地板1とで挾む位置に絞り地板が存在するが、これも省略 されている。図3に示す構成部品の殆どはこの絞り地板に設置されている。
【0016】 8は駆動リングで、突起部8a,8b,偏心ピン8c,歯部8dを有している 。9は絞りリングであり、7個のカム溝9aと腕部9bを有している。10は、 実際には7枚あるうちの1枚のみを示している絞り羽根で、図示していない絞り 地板に支承される支点ピン10aとカム溝9aに嵌合する動点ピン10bとを有 している。11は絞りリング9に右旋習性を与えるバネであり、これにより通常 は偏心ピン8cと腕部9bは係接している。12は、絞り地板に設けられた方形 の軸13に案内され移動するバルブ規制部材である。このバルブ規制部材12に は軸13に係止される第1段部12aと第2段部12bが形成され、更に突起部 8aに押される側面12c,閉じ用モータのピン7bの下方(閉じ方向)への移 動を阻止する上面d,突起部8bに押される斜面12eが形成されている。14 はバルブ規制部材12を図において左下方へ付勢しているバネである。15は、 駆動リング8や絞りリング9より紙面に対し手前に存在する図示していない押さ え板に取付けられたパルスモータであり、ピニオン15aを有している。16は パルスモータ15と同じように押さえ板に軸支された2段式歯車で、その大径部 16aはピニオン15aに噛合し、小径部16bは駆動リング8の歯部8dに噛 合している。
【0017】 次に作動を説明する。図3における閉じ用モータ7の駆動ピン7bは、図1に 示すように閉じ用シャッタ羽根4,5が既に開き状態になっている位置(即ち図 2(a)の破線位置)にあることを示している。この状態においてバルブ撮影が 行われる場合は、パルスモータ19の回転により駆動リング8が僅かに右旋され る。この右旋により突起部8aが側面12cを押してバルブ規制部材12を右方 へ押す。そのため図4(a)において第1段部12aは軸13から離れて行き、 第2段部12bが軸13の右端部に達すると、バルブ規制部材12はバネ14の 作用により僅かに下方へ移動され図4(b)に示した状態となる。この状態にお いては閉じ用モータ7は駆動ピン7bの動きが上面部12bにより阻止されるた め閉じ方向への回動を許さない。従って閉じ用モータ7に対し開き方向へ付勢す るための通電が不要となる。
【0018】 その後、パルスモータ15は逆転し、駆動リング8は図3に示した初期位置へ 戻るが、バルブ阻止部材12は第2段部12bが軸13に係止された復帰しない ので、閉じ用モータ7の回動は阻止されたままとなる。駆動リング8は左旋を続 け、偏心ピン8cで腕部9bを押し、絞りリング9をバネ11に抗して左旋させ る。絞りリング9の左旋によりカム溝9aが絞り羽根10の動点ピン10bを動 かし、絞り羽根10を全開(F3.5)状態にある破線位置から最小絞り(F2 2)となる鎖線位置に向って変化させる。予め決められた絞り口径位置に達する とパルスモータ15は停止し、図1で説明したように開き用モータ6が通電され フィルムの露光が開始する。
【0019】 所望の露光時間が経過した後、カメラのシャッタ釦から指を離すと、パルスモ ータ19に通電され、駆動リング8は絞り口径設定位置から更に左旋され、突起 部8bが斜面12eを押す。従ってバルブ規制部材12は僅かに上方へ移動され 軸13による係止を解かれ、バネ14により図4(a)の位置に復帰する。この 時、閉じ用モータ7には閉じ方向への通電がなされ、右旋することによって閉じ 用シャッタ羽根4,5を閉鎖させ、露光を終了させる。その後、パルスモータ1 5は逆転し、駆動リング8は図3の初期位置へ復帰し、絞りリング9もバネ11 により追従して復帰する。
【0020】 非バルブ撮影の場合は、駆動リング8は図3の初期位置から直ちに左旋され、 露光終了後には絞り口径設定位置から右旋され初期位置へ復帰する。
【0021】 尚、偏心ピン8cは、駆動リング8と絞りリング9との相対関係を組立時に調 整するためのものであり、バネ11は駆動リング8と絞りリング9との間に張架 しても構わないし、また駆動リング8と絞りリング9を一体的又は一部品で構成 しても構わない。更に上記の実施例では駆動リングは絞り口径を設定するものと して説明したが、オートフォーカス機構において焦点調整用のレンズを所定位置 に設定するためのものであって差し支えない。
【0022】
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、少なくとも閉じ用シャッタ羽根をムービング マグネット型モータ(通称アイリスモータ)の往復回動に連動して作動させるカ メラ用シャッタ装置において、絞り口径や焦点調整用レンズなどの撮影条件を露 光開始前に設定するセット機構が、バルブ撮影時にはバルブ規制部材を介して閉 じ用シャッタ羽根の閉じ作動を阻止し、且つ露光終了時にその阻止を解除するよ うにしたから、前記阻止状態において閉じ用モータへの通電を止めることが可能 となり、従って電源の節電効果は極めて大きく、しかもバルブ規制部材を阻止位 置で係止する手段が、バルブ規制部材の案内軸とバルブ規制部材に形成された第 2段部とで行うようにしたから、別個に係止部材を設ける必要がなく、構造的に 極めて優れたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を適用するシャッタ機構の一例を示す平
面図である。
【図2】図1におけるモータ回転子の拡大説明図であ
り、(a)は閉じ用モータの回転子、(b)は開き用モ
ータの回転子を示している。
【図3】本考案によるバルブ機構の実施例を示す平面図
である。
【図4】図3の要部拡大図であり、(a)はバルブ規制
部材が初期位置にある状態を示し、(b)はバルブ撮影
位置にある状態を示している。
【符号の説明】
1 シャッタ地板 1a 撮影用開口 1b,1c スロット 1d,1e,1f,1g,13 軸 2,3 開き用シャッタ羽根 4,5 閉じ用シャッタ羽根 6 開き用モータ 6a,7a 回転子 6b,7b ピン 6c,7c 補極 7 閉じ用モータ 8 駆動リング 8a,8b 突起部 8c 偏心ピン 8d 歯部 9 絞りリング 9a カム溝 9b 腕部 10 絞り羽根 10a 支点ピン 10b 動点ピン 11,14 バネ 12 バルブ規制部材 12a 第1段部 12b 第2段部 12c 側面 12d 上面 12e 斜面 15 パルスモータ 15a ピニオン 16 歯車 16a 大径部 16b 小径部

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開き用シャッタ羽根と、閉じ用シャッタ
    羽根と、前記閉じ用シャッタ羽根と連動し往復動させる
    閉じ用モータと、パルスモータにより初期位置から所定
    の撮影条件を設定する方向とその逆方向へ夫々往復移動
    可能なセット機構と、バルブ撮影に際し前記セット機構
    が前記初期位置から逆方向に移動されたとき、自己の習
    性に抗して前記閉じ用シャッタ羽根の作動を阻止する位
    置に移動されるバルブ規制部材と、前記バルブ規制部材
    の移動を案内する案内軸とを備え、前記バルブ規制部材
    には、非バルブ撮影のとき前記案内軸に係合する第1段
    部と、バルブ撮影のとき前記案内軸に係合する第2段部
    と、バルブ撮影の終了段階で前記第2段部と前記案内軸
    との係合を解くために前記セット機構によって押される
    係接部が設けられていることを特徴とするカメラ用シャ
    ッタ装置におけるバルブ機構。
  2. 【請求項2】 前記セット機構は、前記パルスモータに
    より往復作動され、バルブ撮影に際し、前記バルブ規制
    部材を、前記閉じ用シャッタ羽根の閉じ作動を阻止する
    位置へ動かす駆動部材と、前記初期位置から撮影条件設
    定方向へは前記駆動部材によって押動され、前記初期位
    置への復帰は自己の習性によって前記駆動部材に従動す
    る撮影条件設定部材とから構成されていることを特徴と
    する請求項1に記載のカメラ用シャッタ装置におけるバ
    ルブ機構。
  3. 【請求項3】 前記撮影条件設定部材が絞り口径の設定
    部材であることを特徴とする請求項2に記載のカメラ用
    シャッタ装置におけるバルブ機構。
  4. 【請求項4】 前記撮影条件設定部材が焦点調整用レン
    ズの設定部材であることを特徴とする請求項2に記載の
    カメラ用シャッタ装置におけるバルブ機構。
  5. 【請求項5】 前記バルブ規制部材は、前記閉じ用モー
    タの回転子と一体に設けられたシャッタ羽根駆動用のピ
    ンと係合し、前記閉じ用シャッタ羽根の閉じ方向への作
    動を阻止するようにしたことを特徴とする請求項1乃至
    4の何れかに記載のカメラ用シャッタ装置におけるバル
    ブ機構。
JP2331293U 1993-05-06 1993-05-06 カメラ用シャッタ装置におけるバルブ機構 Pending JPH0682632U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108193447A (zh) * 2018-03-14 2018-06-22 佛山科学技术学院 一种可适应小空间的洗衣机门结构

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