JPH0682613A - 光学素子及び偏光素子及び検光子及び光ヘッド及び光磁気信号検出手段及び光学素子製造方法 - Google Patents

光学素子及び偏光素子及び検光子及び光ヘッド及び光磁気信号検出手段及び光学素子製造方法

Info

Publication number
JPH0682613A
JPH0682613A JP5057431A JP5743193A JPH0682613A JP H0682613 A JPH0682613 A JP H0682613A JP 5057431 A JP5057431 A JP 5057431A JP 5743193 A JP5743193 A JP 5743193A JP H0682613 A JPH0682613 A JP H0682613A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
light
slope
analyzer
degrees
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5057431A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Takeda
高司 武田
Masatoshi Yonekubo
政敏 米窪
Taro Takekoshi
太郎 竹腰
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP5057431A priority Critical patent/JPH0682613A/ja
Priority to DE69329945T priority patent/DE69329945T2/de
Priority to PCT/JP1993/000964 priority patent/WO1994001794A1/ja
Priority to EP99203376A priority patent/EP0981063A3/en
Priority to EP93914992A priority patent/EP0608432B1/en
Publication of JPH0682613A publication Critical patent/JPH0682613A/ja
Priority to US08/637,033 priority patent/US5825022A/en
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)
  • Optical Head (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高性能、安価、薄型の偏光素子、検光子を実
現し、小型で安価な光磁気ヘッドを供給し、s/nの良
い光磁気信号検出ができ、量産性のある製造方法を実現
する。 【構成】 複数の稜線201を有し断面形状がのこぎり
刃状の形状を有する基板202に偏光性光学薄膜203
を設け、透明物質204で満たした。 【効果】 偏光プリズムと同等の高い透過率と消光比が
得られ、しかも従来の偏光板なみに薄い偏光素子が安価
に得られ、複合化された検光子を構成し、小型な光ヘッ
ドが実現できた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学的フィルター等の
光学素子、偏光素子、検光子と光記憶装置に用いられる
光ヘッドと光学素子の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のフィルター等の光学素子は単一の
平面に誘電薄膜あるいは金属膜を設けたものであり、ま
た従来の偏光素子あるいは検光子は単一の平面に偏光性
光学薄膜を設けた偏光プリズムか二色性偏光子か複屈折
プリズムであり、また従来の光ヘッドは偏光プリズムか
二色性偏光子か複屈折プリズムを用いたものであり、本
発明の光学素子、偏光素子、検光子の製造方法は従来な
かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが従来の光学素
子は、反射あるいは屈折作用が一回しか起こらず機能が
限定されていた。また従来の偏光プリズムは厚さが厚
く、二色性偏光子は透過率が低く、複屈折プリズムは大
きくできなかった。また従来の偏光プリズムの検光子は
検出光の方向が大きく離れてしまい、二色性偏光子は一
つの偏光方向の検出しかできず、複屈折プリズムは高価
であった。また従来の光ヘッドは大きく高価であった。
【0004】そこで本発明の目的は、多機能な光学素子
と、薄く高透過率で大型化が可能な偏光素子と、一つの
検光子で複数の偏光方向の検出が可能な小型で安価な検
光子と、小型で安価な光ヘッドと、本発明の光学素子、
偏光素子、検光子を効率よく製造する製造方法を提供す
る所にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の光学素子は、断
面形状がのこぎり刃状の形状を有する基板に誘電薄膜あ
るいは金属膜を設けた事を特徴とする。
【0006】本発明の偏光素子は、複数の稜線を有し断
面形状がのこぎり刃状の形状を有する基板に偏光性光学
薄膜を設けた事を特徴とする。
【0007】本発明の検光子は、稜線を有し断面形状が
山形あるいはのこぎり刃状の形状を有する第一の基板部
と、第一の基板部と異なる方向の稜線を有し断面形状が
山形あるいはのこぎり刃状の形状を有する少なくとも第
二の基板部を有し、前記第一及び第二の基板部に偏光性
光学薄膜を設けた事を特徴とする。
【0008】本発明の検光子は、同一基板内に斜面を4
ヶ所有し、各々の斜面の法線が入射光束の主光線と20
°以上の角度を持ち、その内2つの斜面は、光線の光軸
と偏光方向を含む面に対し斜面の法線と光線の光軸を含
む面がA°、他の2つの面は、光線の光軸と偏光方向を
含む面に対し斜面の法線と光線の光軸を含む面が−A°
となり、その斜面に偏光性光学薄膜を設けた事を特徴と
する。
【0009】本発明の検光子は、同一基板内に斜面を2
ヶ所有し、一つの斜面に少なくとも2つ以上の光束が入
射し、各々の斜面の法線が入射光束の主光線と20°以
上の角度を持ち、1つの斜面は、その斜面に入射する全
ての光線の光軸と偏光方向とを含む面に対し斜面の法線
と光軸を含む面がA°、他の面は、その斜面に入射する
全ての光線の光軸と偏光方向とを含む面に対し、斜面の
法線と光軸を含む面が−A°となり、その斜面に偏光性
光学薄膜を設けた事を特徴とする。
【0010】本発明の検光子は、斜面を形成する部分の
頂角を約45°とする事を特徴とする。
【0011】本発明の光ヘッドは、光磁気記憶媒体を用
いて情報の記録再生を行う光記憶装置において、光源と
少なくとも二方向に光を分岐する光分岐手段と光検出手
段を有し、前記光分岐手段と光検出手段の間に前記検光
子を有する事を特徴とする。
【0012】本発明の光ヘッドは、光磁気記憶媒体を用
いて情報の記録再生を行う光記憶装置において、前記検
光子を光分岐手段に透明物質を用いて接着固定した事を
特徴とする。
【0013】本発明の光ヘッドは、光磁気記憶媒体を用
いて情報の記録再生を行う光記憶装置において、一つの
光学素子の片側に前記検光子を形成し、もう一方の側面
に光分岐手段を形成した事を特徴とする。
【0014】本発明の光ヘッドは、半導体レーザと光検
出素子を同一のパッケージ内に納めた素子を有し、光分
岐手段を有し、前記検光子を前記光分岐手段に透明物質
を用いて接着固定した素子を前記パッケージに接着固定
した事を特徴とする。
【0015】本発明の光ヘッドは、光磁気記憶媒体を用
いて情報の記録再生を行う光記憶装置おいて、光源と検
出素子が一つのパッケージ内に収められていること、光
源からの光と記録媒体からの戻り光が同じ光学素子を透
過すること、前記光学素子に少なくとも3つ以上の斜面
を持ち、前記斜面に偏光性光学薄膜を有し、一つの斜面
は光源からの光の透過光路上に有り、斜面に対する光線
の入射角を10度から80度に設定し、且つ、入射光線
の偏光方向が斜面の法線と入射光線の光軸を含む面内に
なるように設定(斜面に対しp波となるよう設定)した
こと、他の少なくとも2つ以上の斜面に光磁気媒体から
の戻り光を入射させ、斜面に対する光線の入射角を10
度から80度に設定し、少なくとも一つの斜面は、光源
からの光線の偏光方向に対し、斜面の法線と入射光線の
光軸を含む面の角度をA度とし、他の少なくとも一つの
斜面は、光源からの光線の偏光方向に対し、斜面の法線
と入射光線の光軸を含む面の角度をーA度とする事、A
の値は10度から80度とする事を特徴とする。
【0016】本発明の光ヘッドは、前記検光子を光検出
手段に透明物質を用いて接着固定した事を特徴とする。
【0017】本発明の光ヘッドは、前記検光子を光分岐
手段と光検出手段とに透明物質を用いて接着固定した事
を特徴とする。
【0018】本発明の光磁気信号検出手段は、光磁気記
憶媒体を用いて情報の記録再生を行う光記憶装置におい
て、前記検光子を有し、光線の光軸と偏光方向を含む面
に対し斜面の法線と光線の光軸を含む面がA°となる斜
面を透過した光線を一組のセンサーで受光し、出力の加
算を行う。一方、光線の光軸と偏光方向を含む面に対し
斜面の法線と光線の光軸を含む面が−A°となる他の斜
面を透過した光を別の一組のセンサーで受光し、センサ
ー出力の加算を行い、それぞれの加算出力の差動をとる
事を特徴とする。
【0019】本発明の光ヘッドは、光磁気記憶媒体を用
いて情報の記録再生を行う光記憶装置において、光源と
少なくとも二方向に光を分岐する光分岐手段と光検出手
段を有し、前記光分岐手段と光検出手段の間に前記偏光
素子を有する事を特徴とする。
【0020】本発明の光学素子は、偏光性光学薄膜ある
いは金属膜を設けた斜面を有する光学素子の斜面を接着
剤、または、透明樹脂で充填した事を特徴とする。
【0021】本発明の光学素子は、誘電薄膜あるいは金
属膜を設けた断面形状がのこぎり刃状の面を透明物質で
充填した事を特徴とする。
【0022】本発明の偏光素子は、偏光性光学薄膜を設
けた断面形状がのこぎり刃状の面を透明物質で充填した
事を特徴とする。
【0023】本発明の検光子は、偏光性光学薄膜を設け
た断面形状が山形あるいはのこぎり刃状の形状の第一の
基板部及び第二の基板部の面を透明物質で充填した事を
特徴とする。
【0024】本発明の偏光素子は、のこぎり刃状の断面
形状の山部及び谷部の角度はほぼ90度である事を特徴
とする。
【0025】本発明の検光子は、山形あるいはのこぎり
刃状の断面形状の山部、谷部の角度はほぼ90度である
事を特徴とする。
【0026】本発明の検光子は、検光子の基準方向に対
して第一の基板部の稜線の方向が+A度の場合、第二の
基板部の稜線の方向がほぼ−A度である事を特徴とす
る。
【0027】本発明の検光子は、検光子の基準方向に対
して第一の基板部の稜線の方向がほぼ+45度の場合、
第二の基板部の稜線の方向がほぼ−45度である事を特
徴とする。
【0028】本発明の光ヘッドは、実質的に光源の偏光
方向に対する第一の基板部の稜線の方向が+a度の場
合、第二の基板部の稜線の方向が−a度である事を特徴
とする。
【0029】本発明の光ヘッドは、実質的に光源の偏光
方向に対する第一の基板部の稜線の方向が+45度、第
二の基板部の稜線の方向が−45度である事を特徴とす
る。
【0030】本発明の光ヘッドは、光分岐手段は回折手
段である事を特徴とする。
【0031】本発明の光ヘッドは、光分岐手段はブレー
ズ加工された回折手段である事を特徴とする。
【0032】本発明の光学素子製造方法は、透明基板に
ホットスタンプ法により山形あるいはのこぎり刃状の形
状を転写し、その上に誘電薄膜あるいは金属膜を蒸着す
る事を特徴とする。
【0033】本発明の光学素子製造方法は、山形あるい
はのこぎり刃状の形状を表面に有するローラを、基板に
押しつけ回転させる事により、連続的に山形あるいはの
こぎり刃状の形状を転写し、その上に誘電薄膜あるいは
金属膜を蒸着する事を特徴とする。
【0034】本発明の光学素子製造方法は、樹脂または
ガラスの射出成形、あるいは、モールド成形により山形
あるいはのこぎり刃状の形状、あるいは、少なくとも一
つ以上の斜面を持つ形状を転写し、その上に誘電薄膜あ
るいは金属膜を蒸着する事を特徴とする。
【0035】
【実施例】
(実施例1)図1(a)は本発明の光学素子の平面図、
図1(b)は断面図である。複数の稜線101を有し、
図1(b)のごとく断面がのこぎり刃状である。稜線1
01を有するガラス製の基板102に誘電多層膜103
を蒸着する事により反射フィルターを構成した。
【0036】基板はプラスチック、金属等でも可能であ
った。
【0037】正面からの入射光線104ははじめポイン
ト105で反射しつぎにポイント106で反射する。二
回反射をするためにフィルター特性は自乗となり、強調
されたフィルター特性が得られた。
【0038】また斜めからの入射光107ははじめポイ
ント108で反射しつぎにポイント109で反射する。
ポイント108の反射面に対する入射角とポイント10
9における入射角は異なり、誘電多層膜における分光特
性は入射角依存性があるから得られるフィルター特性は
ポイント108における分光特性とポイント109にお
ける分光特性のかけ算となり、複雑な反射特性が得られ
た。
【0039】さらにのこぎり刃状の形状の山部と谷部の
角度を90度より小さくし、光学素子への入射角を適当
に選ぶ事により、反射回数をさらに多くする事が可能で
あり、複雑な特性を得る事ができた。
【0040】稜線と稜線の間隔は数ミクロン以上ならば
良好であった。
【0041】またピラミッド形状が多数配列した表面形
状のように、いちまつ模様状の多数の稜線を有する基板
を用いるとさらに複雑で美しい特性がえられ、これはデ
ィスプレーや装飾用の素材として利用できる。この場合
も断面形状はのこぎり刃状となる。
【0042】(実施例2)図2(a)は本発明の偏光素
子の平面図、図2(b)は断面図である。複数の稜線2
01を有し、図2(b)のごとく断面がのこぎり刃状で
ある。稜線201を有するプラスチックシートである透
明基板202に偏光性光学薄膜203を蒸着し、透明樹
脂である透明物質204をコーティングする事により偏
光素子を構成した。
【0043】正面からの入射光線205は偏光性光学薄
膜203によりP偏光成分は透過し、透過光206とな
り、S偏光成分は二回反射し、反射光207となる。
【0044】稜線の方向は偏光素子の外形に対して45
度としてあり、透過光206は素子外形に対して45度
の偏光となる。この偏光の方向は稜線の方向により任意
に定める事ができた。
【0045】稜線と稜線の間隔は透明基板202の厚み
の二倍以下にすれば良い。
【0046】透明基板202の材質は、アクリル樹脂、
ポリカーボネート、アモルファスポリオレフィン、ポリ
スチレン等の使用する光の波長に対して透明な樹脂であ
る。
【0047】透明物質204は、紫外線硬化樹脂、エポ
キシ樹脂、バルサム等の使用する光の波長に対して透明
な樹脂である。
【0048】このように透明物質204を充填させる事
により、透過光206の方向を入射光線205の方向と
同じとする事ができた。
【0049】製造のための型は、稜線の間隔が数百ミク
ロン以上と比較的広い場合は機械加工技術、数十ミクロ
ンから数ミクロンの比較的狭い場合はフォトエッチング
技術とブレーズ化技術により製作した。
【0050】この偏光素子は液晶表示装置、光シャッタ
ー、等に応用できた。
【0051】(実施例3)図3は本発明の検光子の平面
図である。複数の稜線301を有する第一の基板部30
2と、それと異なる方向の複数の稜線303を有する第
二の基板部304をPMMA樹脂を射出成形により一体
に作成し、稜線のあるのこぎり刃状の面に偏光性光学薄
膜である誘電多層膜を蒸着し、光磁気記憶装置の光ヘッ
ドに使用する検光子を構成した物である。
【0052】検光子の基準方向である外形の一辺に対す
る稜線301の角度は45度、他の稜線303の角度は
−45度である。
【0053】稜線の数は、それぞれの基板部に一つずつ
でも良く、その場合断面形状は山形となる。
【0054】また第一の基板部と第二の基板部は必ずし
も隣接している必要はなく、構造上必要な間隙を設け、
その間を連結しても良い。これはプラスチックの射出成
形で可能である。
【0055】(実施例4)図12は本発明の検光子の平
面図である。尚、ここで説明のために、縦方向をy方
向、横方向をx方向と定める。透明物質で出来た基板1
206に斜面部を有する領域1202,1203,12
04,1205がある。また、この領域にはそれぞれ、
光線1207,1208,1209,1210が入射す
る。この光線の偏光方向は1201で示すようにx軸に
対し45°方向に設定されている。
【0056】図13(a)に領域1202,1203の
領域のx方向の断面図を示す。また、図13(b)に領
域1202,1203の領域のy方向の断面図を示す。
この様に領域1202と1203は同じ方向の斜面を持
ち、基板部に対する斜面の角度が約45°に設定してあ
る。この斜面1211には偏光性薄膜を蒸着し、斜面か
ら基板の面までを、透明物質1212で充填して有る。
一方、領域1204,1205は図14(a)にx方向
の断面図で、また、図14(b)にy方向の断面図で示
すように、領域1202,1203とは斜面の方向が9
0°回転した方向つまり、Y方向に設定して有る。領域
1204と1205は同じ方向の斜面を持ち、基板部に
対する斜面の角度が約45°に設定してある。また、領
域1202,1203と同様に、斜面1216には偏光
性薄膜を蒸着し、斜面から基板の面までを、透明物質1
217で充填して有る。
【0057】これらの構成では、斜面1211ではp波
成分は透過しs波は反射する。従って領域1202,1
203に入射する偏光方向1201を持つ光線1213
は斜面1211によりp波成分のみを選択して透過す
る。つまり、1201方向に偏光している成分の内X方
向の成分1214だけ透過する事になる。一方、斜面1
216も同様に、p波成分は透過しs波は反射する。従
って、領域1204,1205に入射する偏光方向12
01を持つ光線1218は斜面1216によりp波成分
のみを選択して透過する。しかし、この領域では斜面の
方向が90゜回転しているため1201方向に偏光して
いる成分の内Y方向の成分1219だけ透過する事にな
る。
【0058】この様にして、領域1202,1203と
領域1204,1205でお互い土45゜方向の検波が
できる。
【0059】土45°方向の検波は、斜面の方向を偏光
方向に対し絶対値で等しくなるように偏光方向に対し対
称に設定すれば、任意に変化させる事が出来る。つま
り、土A°方向の検波を行うのであれば、偏光方向に対
する斜面の法線と光軸を含む面の角度を、一方の斜面は
+A°、もう一方の斜面は−A°に設定すればよい。
【0060】斜面の法線と光線の光軸との角度は、斜面
に設けられた偏光性薄膜によりp波を透過し、s波を反
射する機能が達成できる角度ならば如何なる角度でも良
い。この場合、斜面に入射する角度として概ね斜面の法
線に対し20°以上が望ましい。
【0061】(実施例5)図15は本発明の検光子の平
面図である。尚、ここで説明のために、縦方向をy方
向、横方向をx方向と定める。透明物質で出来た基板1
304に斜面部を有する領域1302,1303,があ
る。また、この領域にはそれぞれ、光線1305,13
06,1307,1308が入射する。この光線の偏光
方向は1301で示すようにx軸に対し45°方向に設
定されている。
【0062】図16(a)に領域1302,の領域のx
方向の断面図を示す。また、図16(b)に領域130
2,の領域のy方向の断面図を示す。この様に領域13
02はX方向の斜面を持ち、基板部に対する斜面の角度
が約45°に設定してある。この斜面1309には偏光
性薄膜を蒸着し、斜面から基板の面までを、透明物質1
313で充填して有る。一方、領域1303は、図17
(a)にx方向の断面図で、また、図17(b)にy方
向の断面図で示すように、領域1302とは斜面の方向
が90°回転した方向、つまりY方向に設定して有る。
領域1303はY方向の斜面を持ち、基板部に対する斜
面の角度が約45°に設定してある。また、領域130
2と同様に、斜面1314には偏光性薄膜を蒸着し、斜
面から基板の面までを、透明物質1318で充填して有
る。
【0063】これらの構成では、斜面1309ではp波
成分は透過しs波は反射する。従って領域1302,1
303に入射する偏光方向1301を持つ光線130
5,1306は斜面1309によりp波成分のみを選択
して透過する。つまり、1301方向に偏光している成
分の内X方向の成分1311だけ透過する事になる。一
方、斜面1314も同様に、p波成分は透過しs波は反
射する。従って、領域1303に入射する偏光方向13
01を持つ光線1307,1308は斜面1314によ
りp波成分のみを選択して透過する。しかし、この領域
では斜面の方向が90゜回転しているため1301方向
に偏光している成分の内Y方向1316の成分だけ透過
する事になる。
【0064】この様にして、領域1302と領域130
3でお互い土45゜方向の検波ができる。
【0065】土45°方向の検波は、斜面の方向を偏光
方向に対し絶対値で等しくなるように偏光方向に対し対
称に設定すれば、任意に変化させる事が出来る。つま
り、土A°方向の検波を行うのであれば、偏光方向に対
する斜面の法線と光軸を含む面の角度を、一方の斜面は
+A°、もう一方の斜面は−A°に設定すればよい。
【0066】斜面の法線と光線の光軸との角度は、斜面
に設けられた偏光性薄膜によりp波を透過し、s波を反
射する機能が達成できる角度ならば如何なる角度でも良
い。この場合、斜面に入射する角度として概ね斜面の法
線に対し20°以上が望ましい。
【0067】(実施例6)図4(a)は本発明の光ヘッ
ドの側面図、図4(b)は本発明の光ヘッドの平面図で
ある。
【0068】半導体レーザ401から出た光はブレーズ
加工されたホログラフィック素子402により反射さ
れ、対物レンズ403により光磁気記憶媒体404にい
たる。光磁気記憶媒体404により反射した光は再び対
物レンズ403をへて、ホログラフィック素子402に
より二方向へ回折され分岐される。ホログラフィツク素
子402は図4(b)のごとく分割線407により分割
された二つの領域を有し、それぞれの領域から一つずつ
の光束が生成され、それぞれの光束には極性が逆の非点
収差がホログラフィック素子402により付与される。
【0069】分岐された光は実施例3に示した検光子4
05により検波され、フォトセンサー406により光電
変換される。
【0070】フォトセンサー406は、図5に示す構造
を有している。長方形の6つの受光部501、502、
503、504、505、506を有し、501と50
3、504と506が結線され、四つの端子507、5
08、509、510を有している。その上に検光子4
05が透明樹脂で接着されている。
【0071】断面を図6に示す。フォトセンサー406
に検光子405を透明樹脂601で接着する事により構
成している。
【0072】図7に光源の偏光方向701と、第一の基
板部の稜線の方向及び第二の基板部の稜線の方向の関係
を示す。本実施例ではaの値を45度とした。この角度
にすると最も変調振幅を大きくできた。
【0073】図8にのこぎり刃状の断面形状の山部80
1及び谷部802の角度を示す。本実施例では90度と
した。この角度とすると不要なS偏光成分をもとの入射
方向にもどす事ができ迷光となりにくい。
【0074】(実施例7)図18は本発明の光ヘッドの
側面図である。半導体レーザ1409から出射した光線
は、前記実施例で示してきた検光子1406に入射し、
検光子に接着してあるホログラム素子1405を透過
し、対物レンズ1402により光磁気記録媒体1401
に集光される。尚、ホログラム素子1405と検光子1
406の接着時に領域1418,1419の領域に存在
する斜面とホログラム素子との隙間も透明接着剤で充填
する。これにより、光線の通過面の面精度はホログラム
素子の面精度で保証される。光磁気記録媒体に集光され
た光は反射により光磁気信号を得、対物レンズ1402
に戻る。対物レンズからの戻り光は、光磁気記録媒体へ
の光路と同じ1412の様に集光され、ホログラム14
03に入射する。ホログラムによって、回折された土1
次光はそれぞれ1413,1414に示す光束となり、
光束1413は検光子の領域1418に、光束1414
は検光子の領域1419に入射する。検光子1406の
平面図を図19に示す。領域1418の斜面の方向は、
半導体レーザからの出射光の偏光方向1415に対し斜
面の法線と光軸を含む面の角度が−45°に設定してあ
り、一方、領域1419の斜面の方向は、半導体レーザ
からの出射光の偏光方向1415に対し斜面の法線と光
軸を含む面の角度が+45°に設定してある。また斜面
1418,1419は、同じp波透過s波反射の偏光性
薄膜が蒸着してある。従って、領域1418と領域14
19はp波の透過方向がそれぞれ1416,1417と
なり、半導体レーザ出射光の偏光方向1415に対し、
それぞれ土45°の検波が出来る。検波方向が+45°
の領域を透過した光束1413は、受光素子1410に
入射する。
【0075】また、検波方向が−45°の領域を透過し
た光束1414は、受光素子1411に入射する。半導
体レーザ1409と受光素子1410,1411は同一
のパッケージ1408に収めてあり、パッケージ140
8及びホログラム1405と検光子1406の接着され
た光学素子によって、封止され湿気等に対する保護も同
時に行っている。また、受光素子1410,1411は
同一シリコンウエハ上に形成されている。半導体レーザ
1409は接合面で発光するタイプでも面発光タイプで
も同様の光ヘッド得られる。
【0076】(実施例8)図20は本発明の光ヘッドの
側面図である。半導体レーザ1409から出射した光線
は、パッケージを封止しているカバーガラス1503を
透過し、半導体レーザ側に検波領域1502,1504
を持つ面を有し記録媒体側にホログラム面1505を持
つ面を有する複合光学素子1501を透過し、対物レン
ズ1402により光磁気記録媒体1401に集光され
る。尚、カバーガラスと複合光学素子1501の接着時
に領域1502,1504の領域に存在する斜面とカバ
ーガラスとの隙間も透明接着剤で充填する。光磁気記録
媒体に集光された光は反射により光磁気信号を得、対物
レンズ1402に戻る。対物レンズからの戻り光は、光
磁気記録媒体への光路と同じ1412の様に集光され、
ホログラム1505に入射する。ホログラムによって、
回折された土1次光はそれぞれ1506,1507に示
す光束となり、光束1506は検光子の領域1502
に、光束1507は検光子の領域1504に入射する。
検光子1501の平面図を図21に示す。領域1502
の斜面の方向は、半導体レーザからの出射光の偏光方向
1415に対し斜面の法線と光軸を含む面の角度が−4
5°に設定してあり、一方、領域1504の斜面の方向
は、半導体レーザからの出射光の偏光方向1415に対
し斜面の法線と光軸を含む面の角度が+45°に設定し
てある。また斜面1502,1504は、同じp波透過
s波反射の偏光性薄膜が蒸着してある。従って、領域1
502と領域1504はp波の透過方向がそれぞれ15
08,1509となり、半導体レーザ出射光の偏光方向
1415に対し、それぞれ土45°の検波が出来る。検
波方向が+45°の領域を透過した光束1506は、受
光素子1410に入射する。また、検波方向が−45°
の領域を透過した光束1507は、受光素子1411に
入射する。実施例7と同様に半導体レーザ1409と受
光素子1410,1411は同一のパッケージ1408
に収めてあり、パッケージ1408及び、カバーガラス
1503と複合光学素子1501の接着された光学素子
によって、封止され湿気等に対する保護も同時に行って
いる。
【0077】(実施例9)図22は本発明の光ヘッドの
側面図である。半導体レーザ1608はシリコン基板1
605上に実装されており、シリコン基板1605には
フォトダイオード1609,1610が形成されてい
る。半導体レーザ1608から出射した光線は、検光子
の形成されている基板1602に入射する。レーザから
の出射光1412は、領域1601を透過する。ここ
で、領域1601は、偏光方向に平行、垂直方向の断面
図をそれぞれ図24(a),(b)に示すように、斜面
1601の法線と光軸を含む面は偏光方向と一致してお
り、光束1412はp波として1601に入射する。1
601には偏光性薄膜が蒸着されており、p波透過、s
波反射となる。半導体レーザからの出射光束1412は
1415方向に偏光しており1601領域では、ほぼ損
失がなく透過する。また、検光子1602とホログラム
素子1405を接着する時、ホログラム素子と160
1,1603,1604の斜面との間を透明接着剤で充
填する。
【0078】ホログラム素子1405を透過した光束1
412は、対物レンズ1402により光磁気記録媒体1
401に集光される。。光磁気記録媒体に集光された光
は反射により光磁気信号を得、対物レンズ1402に戻
る。対物レンズからの戻り光は、光磁気記録媒体への光
路と同じ1412の様に集光され、ホログラム1403
に入射する。ホログラムによって、回折された土1次光
はそれぞれ1606,1607に示す光束となり、光束
1606は検光子の領域1603に、光束1607は検
光子の領域1604に入射する。検光子1602の平面
図を図23に示す。領域1603の斜面の方向は、半導
体レーザからの出射光の偏光方向1415に対し斜面の
法線と光軸を含む面の角度が−45°に設定してあり、
一方、領域1604の斜面の方向は、半導体レーザから
の出射光の偏光方向1415に対し斜面の法線と光軸を
含む面の角度が+45°に設定してある。また斜面16
01,1603,1604は、同じp波透過s波反射の
偏光性薄膜が蒸着してある。従って、斜面1601,1
603,1604に同じ偏光性薄膜を蒸着する事で、領
域1603と領域1604はp波の透過方向がそれぞれ
1611,1612となり、半導体レーザ出射光の偏光
方向1415に対し、それぞれ土45°の検波が出来、
しかも、領域1601では半導体レーザからの光をほぼ
100%透過させる事ができる。これにより偏光性薄膜
を蒸着する時の半導体レーザからの出射光の入射領域を
マスクする必要が無くなり、大きくコストダウンする事
が出来た。
【0079】検波方向が+45°の領域を透過した光束
1606は、受光素子1605に入射する。また、検波
方向が−45°の領域を透過した光束1607は、受光
素子1610に入射する。半導体レーザ1608と受光
素子1609,1610は同一のパッケージ1408に
収めてあり、パッケージ1408及びホログラム140
5と検光子1602の接着された光学素子によって、封
止され湿気等に対する保護も同時に行っている。また、
受光素子1609,1610は同一シリコンウエハ上に
形成されており、半導体レーザ1608は前記シリコン
ウエハ上に実装されており、シリコンウエハ上に設けら
れた斜面により反射しシリコンウエハと垂直に出射す
る。また面発光タイプの半導体レーザであれば、反射部
材を用い無くともシリコンウエハと垂直にレーザ光を出
射出来る。
【0080】また、偏光性光学薄膜の蒸着されている斜
面の法線と入射光線のなす角度を45度より大きくする
事により、より消光比の高い検光子が得られた。
【0081】一方、偏光性光学薄膜の蒸着されている斜
面の法線と入射光線のなす角度を45度より小さくする
事により、検光子の厚みをうすく出来、より小型薄型の
検光子と光学ヘッドを得る事ができる。
【0082】(実施例10)図25は本発明の光ヘッド
の受光素子の平面図である。ヘッド光学系は実施例9に
示したものである、半導体レーザ1608はシリコン基
板1605上に実装されており、シリコン基板1605
にはフォトダイオード1702,1703,1704,
1705,1706,1707が形成されている。実施
例5で示した検光子により、半導体レーザの偏光方向に
対し+45°方向で検波された光束のセンサー上のスポ
ットを1708,1709に示す。また、半導体レーザ
の偏光方向に対し−45°方向で検波された光束のセン
サー上のスポットを1710,1711に示す。
【0083】図26に本発明の光磁気検出回路のブロッ
ク図を示す。フォトダイオード1702,1703,1
704,1705,1706,1707の出力をそれぞ
れ電流電圧変換を行ない、1702,1703,170
4の電流電圧変換出力を加算回路1709で加算し、一
方、1705,1706,1707の電流電圧変換出力
を加算回路1710で加算する。加算回路1709と1
710の出力を差動回路1711で差動を取る事により
光磁気信号1713を得る事が出来る。また、加算回路
1709と1710の出力を加算回路1712で和を取
る事によりプリピット等のROM信号1714を得る事
が出来る。
【0084】(実施例11)図9は本発明の光ヘッドの
他の実施例である。
【0085】半導体レーザ901から出た光はホログラ
フィック素子902を透過し、対物レンズ903により
光磁気記憶媒体904にいたる。光磁気記憶媒体904
により反射した光は再び対物レンズ903をへて、ホロ
グラフィック素子902により二方向へ回折され分岐さ
れる。
【0086】分岐された光は実施例2に示した偏光素子
905、906を透過し、フォトダイオード907、9
08により光電変換される。
【0087】偏光素子905、906の稜線の方向は光
源の偏光方向に対して+15度、−15度とした。
【0088】(実施例12)図10は本発明の光学素子
製造方法の実施例である。透明基板であるPMMAのシ
ート1001にヒータ1002により高温にした金型1
003を矢印1004の方向に動かす事により押しつけ
のこぎり刃状の形状1005を形成した。
【0089】そののち誘電薄膜を蒸着した。
【0090】透明基板は、ガラスのブロックでも良くそ
の場合は金型の温度をさらに高温にした。
【0091】金型の製造方法は、グラインダーを用いた
機械加工、あるいはフォトエッチング技術を用いて、パ
ターンを作成し、さらにブレーズ化技術により、斜面を
形成した。百ミクロンを越える稜線間隔の場合は機械加
工、それ以下はフォトエッチング技術を用いた。
【0092】(実施例13)図11は本発明の光学素子
製造方法の他の実施例である。透明基板であるプラスチ
ックフィルム1101にのこぎり刃状の表面を有するロ
ーラ1102を押しつけ、回転させる事により、形状を
転写する。本実施例では方向の違う二つの稜線を一度に
作成した。ローラは加熱しても良い。そののち偏光性光
学薄膜である誘電多層薄膜を蒸着した。その後切断する
事により、本発明の検光子を製作した。
【0093】ローラは円筒形の金属に直接機械加工によ
りのこぎり刃状の形状をきざんでもよいし、平板に機械
加工あるいはフォトエッチング技術により形状を作り、
その板を円筒に巻き付けても良い。
【0094】(実施例14)図27は本発明の光学素子
製造方法のプラスチック射出成形の実施例である。金属
でできた型1801及び1802により斜面を持った偏
光素子の形状を規定し、ゲート1803から溶融樹脂を
圧力をかけ型内に射出する。型内に射出充填された溶融
樹脂が冷え固まった時点で、型1801,1802を外
す。その後ゲート部を切断し、本発明の検光子の形状を
得る。斜面を持つ面1804に偏光性光学薄膜である誘
電多層薄膜を蒸着し、斜面部に、射出された樹脂とほぼ
同じ屈折率を持つ透明樹脂を充填する事により、本発明
の検光子を製作した。
【0095】また、金型によりガラスをモールドする事
により同様の形状が得られる。
【0096】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、断面形状
がのこぎり刃状の形状を有する基板に誘電薄膜あるいは
金属膜を設ける事により、複数回の反射、透過を上一つ
の光学素子により実現できるため、フィルター効果の増
強や、複雑な分光特性が得られる光学素子が得られた。
【0097】また複数の稜線を有し断面形状がのこぎり
刃状の形状を有する基板に偏光性光学薄膜を設ける事に
より、偏光プリズムと同等の高い透過率と消光比が得ら
れ、しかも従来の偏光板なみに薄い偏光素子が安価に得
られた。
【0098】また稜線を有し断面形状が山形あるいはの
こぎり刃状の形状を有する第一の基板部と、第一の基板
部と異なる方向の稜線を有し断面形状が山形あるいはの
こぎり刃状の形状を有する少なくとも第二の基板部を有
し、前記第一及び第二の基板部に偏光性光学薄膜を設け
る事にり、二つの方向の偏光の検出が一つの素子で行
え、部品点数を減らす事ができ、組立がしやすくでき
た。
【0099】また、偏光性光学薄膜の蒸着されている斜
面の法線と入射光線のなす角度を45度より大きくする
事により、より消光比の高い検光子が得られた。
【0100】また光磁気記憶媒体を用いて情報の記録再
生を行う光記憶装置において、光源と少なくとも二方向
に光を分岐する光分岐手段と光検出手段を有し、前記光
分岐手段と光検出手段の間に本発明の検光子を使用する
事により大変簡単な構成で小型の光ヘッドが実現でき
た。
【0101】また光磁気記憶媒体を用いて情報の記録再
生を行う光記憶装置において、光源と少なくとも二方向
に光を分岐する光分岐手段と光検出手段を有し、前記光
分岐手段と光検出手段の間に本発明の偏光素子を使用す
る事により簡単な構成の光ヘッドが得られた。
【0102】また誘電薄膜あるいは金属膜を設けた断面
形状が山形あるいはのこぎり刃状の面を透明物質で充填
した事により透過光の方向が入射方向と変化しない光学
素子、偏光素子、検光子が得られた。
【0103】また請求項3に記載の検光子を光検出手段
に透明物質を用いて接着固定した事により透過光の角度
変化による光の横ずれが発生せずしかも固定が可能で組
立性の良い光ヘッドが得られた。
【0104】またの山形あるいはこぎり刃状の断面形状
の山部及、谷部の角度はほぼ90度である事により、反
射光を入射方向に戻す事ができ、迷光が少ない偏光素
子、検光子が得られた。
【0105】また検光子の基準方向に対して第一の基板
部の稜線の方向が+A度の場合、第二の基板部の稜線の
方向がほぼ−A度とする事により、組立がしやすく、逆
相で振幅の等しい信号が得られる検光子を実現できた。
【0106】また検光子の基準方向に対して第一の基板
部の稜線の方向がほぼ+45度の場合、第二の基板部の
稜線の方向がほぼ−45度とする事により、最も信号振
幅を大きくできる検光子が得られた。
【0107】また実質的に光源の偏光方向に対する第一
の基板部の稜線の方向が+a度の場合、第二の基板部の
稜線の方向が−a度とする事により、逆相で振幅の等し
く、同相雑音を除去できる光ヘッドが得られた。
【0108】また実質的に光源の偏光方向に対する第一
の基板部の稜線の方向が+45度、第二の基板部の稜線
の方向が−45度とする事により、最も信号振幅の大き
な光ヘッドが得られた。
【0109】また、本発明の検光子用いお互いに+a
度、−a度で検波され透過した光をそれぞれ受光素子に
入射させ、同じ方向に検波された光線を受光した受光素
子の出力の加算を取り、それぞれの加算出力の差動をと
ることにより、s/nの良い良好な光磁気信号を得られ
た。
【0110】また光分岐手段は回折手段、さらにはブレ
ーズ加工された回折手段とした事により、単純な構成で
小型の光ヘッドが得られた。
【0111】また透明基板にホットスタンプ法によりの
山形あるいはこぎり刃状の形状を転写し、その上に誘電
薄膜あるいは金属膜を蒸着する事によりかんたんな光学
素子製造方法が得られた。
【0112】またの山形あるいはこぎり刃状の形状を表
面に有するローラを、基板に押しつけ回転させる事によ
り、連続的にのこぎり刃状の形状を転写し、その上に誘
電薄膜あるいは金属膜を蒸着する事により大量生産に適
する光学素子製造方法が得られた。
【0113】また、本発明の斜面の形状を樹脂の射出成
形、あるいは、モールド成形で行う事により安価で精度
の良い、高い消光比の検光子を製造できる、光学素子製
造方法が得られた。
【0114】以上のように本発明は光技術の発展に大き
く貢献するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の光学素子の説明図である。(a)が
平面をしめした説明図、(b)が断面をしめした説明図
である。
【図2】 本発明の偏光素子の説明図である。(a)が
正面をしめした説明図、(b)が断面をしめした説明図
である。
【図3】 本発明の検光子の平面を示した説明図であ
る。
【図4】 本発明実施例6の光ヘッドの説明図である。
(a)が側面をしめした説明図、(b)が平面をしめし
た説明図である。
【図5】 実施例6のフォトセンサーの説明図である。
【図6】 実施例6の検光子とフォトセンサーの断面図
である。
【図7】 実施例6の検光子の方向の説明図である。
【図8】 実施例6ののこぎり刃状の形状の説明図であ
る。
【図9】 実施例11の光ヘッドの説明図である。
【図10】 実施例12の光学素子製造方法の説明図で
ある。
【図11】 実施例13の光学素子製造方法の説明図で
ある。
【図12】 実施例4の検光子の平面図を示した図であ
る。
【図13】 (a)が実施例4の検光子のx方向の断面
図を示した図 、(b)がy方向の断面図を示した図で
ある。
【図14】 (a)が実施例4の検光子のx方向の断面
図を示した図 、(b)がy方向の断面図を示した図で
ある。
【図15】 実施例5の検光子の平面図を示した図であ
る。
【図16】 (a)が実施例5の検光子のx方向の断面
図を示した図 、(b)がy方向の断面図を示した図で
ある。
【図17】 (a)が実施例5の検光子のx方向の断面
図を示した図 、(b)がy方向の断面図を示した図で
ある。
【図18】 実施例7の光ヘッドの側面図を示した図で
ある。
【図19】 実施例7の光ヘッドの検光子の平面図を示
した図である。
【図20】 実施例8の光ヘッドの側面図を示した図で
ある。
【図21】 実施例8の光ヘッドの検光子の平面図を示
した図である。
【図22】 実施例9の光ヘッドの側面図を示した図で
ある。
【図23】 実施例9の光ヘッドの検光子の平面図を示
した図である。
【図24】 実施例9の光ヘッドの検光子の説明図で、
(a)がレーザ出射光の偏光方向の断面図を示した図、
(b)が検光子のレーザ出射光の偏光方向と垂直方向の
断面図を示した図である。
【図25】 実施例10の受光素子の平面図である。
【図26】 実施例10に示す光磁気信号検出手段を示
すブロック図である。
【図27】 実施例18の光学素子製造方法の説明図で
ある。
【符号の説明】
101 201 301 303 稜線 102 基板 103 誘電多層膜 104 107 205 入射光線 105 106 108 109 ポイント 202 透明基板 203 偏光性光学薄膜 204 透明物質 601 透明樹脂 206 透過光 207 反射光 302 第一の基板部 304 第二の基板部 401 901 半導体レーザ 402 902 ホログラフィック素子 403 903 対物レンズ 404 904 光磁気記憶媒体 405 検光子 406 フォトセンサー 407 分割線 501 502 503 504 505 506 受
光部 507 508 509 510 端子 701 光源の偏光方向 801 山部 802 谷部 905 906 偏光板 907 908 フォトダイオード 1001 PMMAシート 1002 ヒータ 1003 金型 1004 動き方向 1005 のこぎり刃状の形状 1101 プラスチックフィルム 1102 ローラ

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面形状がのこぎり刃状の形状を有する
    基板に誘電薄膜あるいは金属膜を設けた事を特徴とする
    光学素子。
  2. 【請求項2】 複数の稜線を有し断面形状がのこぎり刃
    状の形状を有する基板に偏光性光学薄膜を設けた事を特
    徴とする偏光素子。
  3. 【請求項3】 稜線を有し断面形状が山形あるいはのこ
    ぎり刃状の形状を有する第一の基板部と、第一の基板部
    と異なる方向の稜線を有し断面形状が山形あるいはのこ
    ぎり刃状の形状を有する少なくとも第二の基板部を有
    し、前記第一及び第二の基板部に偏光性光学薄膜を設け
    た事を特徴とする検光子。
  4. 【請求項4】 同一基板内に斜面を4ヶ所有し、各々の
    斜面の法線が入射光束の主光線と20°以上の角度を持
    ち、その内2つの斜面は、光線の光軸と偏光方向を含む
    面に対し斜面の法線と光線の光軸を含む面がA°、他の
    2つの面は、光線の光軸と偏光方向を含む面に対し斜面
    の法線と光線の光軸を含む面が−A°となり、その斜面
    に偏光性光学薄膜を設けた事を特徴とする請求項3記載
    の検光子。
  5. 【請求項5】 同一基板内に斜面を2ヶ所有し、一つの
    斜面に少なくとも2つ以上の光束が入射し、各々の斜面
    の法線が入射光束の主光線と20°以上の角度を持ち、
    1つの斜面は、その斜面に入射する全ての光線の光軸と
    偏光方向とを含む面に対し斜面の法線と光軸を含む面が
    A°、他の面は、その斜面に入射する全ての光線の光軸
    と偏光方向とを含む面に対し、斜面の法線と光軸を含む
    面が−A°となり、その斜面に偏光性光学薄膜を設けた
    事を特徴とする請求項3記載の検光子。
  6. 【請求項6】 請求項4,5において、斜面を形成する
    部分の頂角を約45°とする事を特徴とする検光子。
  7. 【請求項7】 光磁気記憶媒体を用いて情報の記録再生
    を行う光記憶装置において、光源と少なくとも二方向に
    光を分岐する光分岐手段と光検出手段を有し、前記光分
    岐手段と光検出手段の間に請求項3、4、5、6に記載
    の検光子を有する事を特徴とする光ヘッド。
  8. 【請求項8】 光磁気記憶媒体を用いて情報の記録再生
    を行う光記憶装置において、請求項3、4、5、6に記
    載の検光子を光分岐手段に透明物質を用いて接着固定し
    た事を特徴とする請求項7に記載の光ヘッド。
  9. 【請求項9】 光磁気記憶媒体を用いて情報の記録再生
    を行う光記憶装置において、一つの光学素子の片側に請
    求項3、4、5、6に記載の検光子を形成し、もう一方
    の側面に光分岐手段を形成した事を特徴とする請求項7
    に記載の光ヘッド。
  10. 【請求項10】 半導体レーザと光検出素子を同一のパ
    ッケージ内に納めた素子を有し、光分岐手段を有し、請
    求項3、4、5、6に記載の検光子を前記光分岐手段に
    透明物質を用いて接着固定した素子を前記パッケージに
    接着固定した事を特徴とする光ヘッド。
  11. 【請求項11】 光磁気記憶媒体を用いて情報の記録再
    生を行う光記憶装置おいて、光源と検出素子が一つのパ
    ッケージ内に収められていること、光源からの光と記録
    媒体からの戻り光が同じ光学素子を透過すること、前記
    光学素子に少なくとも3つ以上の斜面を持ち、前記斜面
    に偏光性光学薄膜を有し、一つの斜面は光源からの光の
    透過光路上に有り、斜面に対する光線の入射角を10度
    から80度に設定し、且つ、入射光線の偏光方向が斜面
    の法線と入射光線の光軸を含む面内になるように設定
    (斜面に対しp波となるよう設定)したこと、他の少な
    くとも2つ以上の斜面に光磁気媒体からの戻り光を入射
    させ、斜面に対する光線の入射角を10度から80度に
    設定し、少なくとも一つの斜面は、光源からの光線の偏
    光方向に対し、斜面の法線と入射光線の光軸を含む面の
    角度をA度とし、他の少なくとも一つの斜面は、光源か
    らの光線の偏光方向に対し、斜面の法線と入射光線の光
    軸を含む面の角度をーA度とする事、Aの値は10度か
    ら80度とする事を特徴とする光ヘッド。
  12. 【請求項12】 請求項3、4、5、6に記載の検光子
    を光検出手段に透明物質を用いて接着固定した事を特徴
    とする請求項7に記載の光ヘッド。
  13. 【請求項13】 請求項3、4、5、6に記載の検光子
    を光分岐手段と光検出手段とに透明物質を用いて接着固
    定した事を特徴とする請求項7に記載の光ヘッド。
  14. 【請求項14】 光磁気記憶媒体を用いて情報の記録再
    生を行う光記憶装置において、請求項4、または5の検
    光子を有し、光線の光軸と偏光方向を含む面に対し斜面
    の法線と光線の光軸を含む面がA°となる斜面を透過し
    た光線を一組のセンサーで受光し、出力の加算を行う。
    一方、光線の光軸と偏光方向を含む面に対し斜面の法線
    と光線の光軸を含む面が−A°となる他の斜面を透過し
    た光を別の一組のセンサーで受光し、センサー出力の加
    算を行い、それぞれの加算出力の差動をとる事を特徴と
    する光磁気信号検出手段。
  15. 【請求項15】 光磁気記憶媒体を用いて情報の記録再
    生を行う光記憶装置において、光源と少なくとも二方向
    に光を分岐する光分岐手段と光検出手段を有し、前記光
    分岐手段と光検出手段の間に請求項2に記載の偏光素子
    を有する事を特徴とする光ヘッド。
  16. 【請求項16】 偏光性光学薄膜あるいは金属膜を設け
    た斜面を有する光学素子の斜面を接着剤、または、透明
    樹脂で充填した事を特徴とする光学素子。
  17. 【請求項17】 誘電薄膜あるいは金属膜を設けた断面
    形状がのこぎり刃状の面を透明物質で充填した事を特徴
    とする請求項1に記載の光学素子。
  18. 【請求項18】 偏光性光学薄膜を設けた断面形状がの
    こぎり刃状の面を透明物質で充填した事を特徴とする請
    求項2に記載の偏光素子。
  19. 【請求項19】 偏光性光学薄膜を設けた断面形状が山
    形あるいはのこぎり刃状の形状の第一の基板部及び第二
    の基板部の面を透明物質で充填した事を特徴とする請求
    項3、4、5、6に記載の検光子。
  20. 【請求項20】 のこぎり刃状の断面形状の山部及び谷
    部の角度はほぼ90度である事を特徴とする請求項2に
    記載の偏光素子。
  21. 【請求項21】 山形あるいはのこぎり刃状の断面形状
    の山部、谷部の角度はほぼ90度である事を特徴とする
    請求項3に記載の検光子。
  22. 【請求項22】 検光子の基準方向に対して第一の基板
    部の稜線の方向が+A度の場合、第二の基板部の稜線の
    方向がほぼ−A度である事を特徴とする請求項3に記載
    の検光子。
  23. 【請求項23】 検光子の基準方向に対して第一の基板
    部の稜線の方向がほぼ+45度の場合、第二の基板部の
    稜線の方向がほぼ−45度である事を特徴とする請求項
    22に記載の検光子。
  24. 【請求項24】 実質的に光源の偏光方向に対する第一
    の基板部の稜線の方向が+a度の場合、第二の基板部の
    稜線の方向が−a度である事を特徴とする請求項7ある
    いは請求項15に記載の光ヘッド。
  25. 【請求項25】 実質的に光源の偏光方向に対する第一
    の基板部の稜線の方向が+45度、第二の基板部の稜線
    の方向が−45度である事を特徴とする請求項24に記
    載の光ヘッド。
  26. 【請求項26】 光分岐手段は回折手段である事を特徴
    とする請求項7あるいは請求項15に記載の光ヘッド。
  27. 【請求項27】 光分岐手段はブレーズ加工された回折
    手段である事を特徴とする請求項7あるいは請求項15
    に記載の光ヘッド。
  28. 【請求項28】 透明基板にホットスタンプ法により山
    形あるいはのこぎり刃状の形状を転写し、その上に誘電
    薄膜あるいは金属膜を蒸着する事を特徴とする光学素子
    製造方法。
  29. 【請求項29】 山形あるいはのこぎり刃状の形状を表
    面に有するローラを、基板に押しつけ回転させる事によ
    り、連続的に山形あるいはのこぎり刃状の形状を転写
    し、その上に誘電薄膜あるいは金属膜を蒸着する事を特
    徴とする光学素子製造方法。
  30. 【請求項30】 樹脂またはガラスの射出成形、あるい
    は、モールド成形により山形あるいはのこぎり刃状の形
    状、あるいは、少なくとも一つ以上の斜面を持つ形状を
    転写し、その上に誘電薄膜あるいは金属膜を蒸着する事
    を特徴とする光学素子製造方法。
JP5057431A 1992-07-14 1993-03-17 光学素子及び偏光素子及び検光子及び光ヘッド及び光磁気信号検出手段及び光学素子製造方法 Withdrawn JPH0682613A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5057431A JPH0682613A (ja) 1992-07-14 1993-03-17 光学素子及び偏光素子及び検光子及び光ヘッド及び光磁気信号検出手段及び光学素子製造方法
DE69329945T DE69329945T2 (de) 1992-07-14 1993-07-13 Polarisierendes element, optisches element und optischer kopf
PCT/JP1993/000964 WO1994001794A1 (en) 1992-07-14 1993-07-13 Polarizing element and optical element, and optical head
EP99203376A EP0981063A3 (en) 1992-07-14 1993-07-13 Polarizer, optical element, and optical head
EP93914992A EP0608432B1 (en) 1992-07-14 1993-07-13 Polarizing element and optical element, and optical head
US08/637,033 US5825022A (en) 1992-07-14 1996-04-30 Polarizer, including thin polarizing film, optical element with polarizer, optical head with polarizer and methods and apparatus for forming same

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4-186885 1992-07-14
JP18688592 1992-07-14
JP5057431A JPH0682613A (ja) 1992-07-14 1993-03-17 光学素子及び偏光素子及び検光子及び光ヘッド及び光磁気信号検出手段及び光学素子製造方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001183976A Division JP2002071958A (ja) 1992-07-14 2001-06-18 偏光素子および光ヘッド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0682613A true JPH0682613A (ja) 1994-03-25

Family

ID=26398480

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5057431A Withdrawn JPH0682613A (ja) 1992-07-14 1993-03-17 光学素子及び偏光素子及び検光子及び光ヘッド及び光磁気信号検出手段及び光学素子製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0682613A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002090518A (ja) * 2000-09-20 2002-03-27 Olympus Optical Co Ltd 回折光学素子及び回折光学素子の成形用金型
JP2006064455A (ja) * 2004-08-25 2006-03-09 Isamu Ko 基準格子製造方法及び基準格子製造装置
WO2008018247A1 (fr) * 2006-08-09 2008-02-14 Nippon Sheet Glass Company, Limited Élément polarisant à transmission, et plaque polarisante complexe utilisant l'élément

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002090518A (ja) * 2000-09-20 2002-03-27 Olympus Optical Co Ltd 回折光学素子及び回折光学素子の成形用金型
JP2006064455A (ja) * 2004-08-25 2006-03-09 Isamu Ko 基準格子製造方法及び基準格子製造装置
WO2008018247A1 (fr) * 2006-08-09 2008-02-14 Nippon Sheet Glass Company, Limited Élément polarisant à transmission, et plaque polarisante complexe utilisant l'élément

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7430076B2 (en) Diffraction element
US5350917A (en) Opto-magnetic recording polarization optical apparatus including a laser diode and a light absorbing film
EP0322714B1 (en) Polarizing optical element and device using the same
EP0608432B1 (en) Polarizing element and optical element, and optical head
GB2319353A (en) Optical pickup prism having beam splitter and reflection films
JP3029541B2 (ja) 光ピックアップ装置
JPH0682613A (ja) 光学素子及び偏光素子及び検光子及び光ヘッド及び光磁気信号検出手段及び光学素子製造方法
JP2594548B2 (ja) 偏光ビームスプリツタ
JPH06289321A (ja) 検光子及び光学素子及び受光素子及び光ヘッド及び光磁気信号検出手段及び位置誤差信号検出手段及び光学素子製造方法
JP2002071958A (ja) 偏光素子および光ヘッド
JPH02178604A (ja) 交差回折格子およびこれを用いた偏波回転検出装置
JP2710809B2 (ja) 交差型回折格子およびこれを用いた偏波回転検出装置
JPH1069673A (ja) 光ヘッド装置及びそれに用いる複合異方性回折素子
JPH07234316A (ja) ホログラフィック偏光ビームスプリッタ
JP3299382B2 (ja) 偏光ビームスプリッタ及びこれを用いた光ヘッド装置
JP2658818B2 (ja) 複屈折回折格子型偏光子及び光ヘッド装置
JPH0980211A (ja) 一体光学素子とその製造方法
JPH03225636A (ja) 光ヘッド装置
JPH0845102A (ja) 光学ヘッド
US6633428B2 (en) Optical module
EP0981063A2 (en) Polarizer, optical element, and optical head
JPH06300921A (ja) ホログラム素子及び光ヘッド装置
JP3509399B2 (ja) 光ヘッド装置
KR100219669B1 (ko) 광픽업장치
JPS61230634A (ja) 光ヘツド

Legal Events

Date Code Title Description
A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20041207