JPH0682569U - 自動車の車輪用軸受ユニット - Google Patents
自動車の車輪用軸受ユニットInfo
- Publication number
- JPH0682569U JPH0682569U JP2896593U JP2896593U JPH0682569U JP H0682569 U JPH0682569 U JP H0682569U JP 2896593 U JP2896593 U JP 2896593U JP 2896593 U JP2896593 U JP 2896593U JP H0682569 U JPH0682569 U JP H0682569U
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は車体に固定された軸受外輪と、転動
体を介して車輪を車体に対して回転自在に支持する内輪
を備え、車輪回転数を検出するセンサを備えた自動車の
車輪用軸受ユニットに関し、その目的とするところは車
輪回転数検出用のセンサ2個を用い、取付誤差を緩和し
て性能を向上し、又、被検出歯を内輪と一体に形成して
部品点数を削減せんとするにある。 【構成】 車体に固定された軸受外輪と、転動体を介し
て車輪軸を車体に対して回転自在に支持する内輪とを有
する自動車の車輪用軸受ユニットに於て、内輪外周面に
被検出歯を一体形成し、外輪内周面には上記被検出歯に
対向して対角線位置にセンサを配設したことを特徴とす
る自動車の車輪用軸受ユニット。
体を介して車輪を車体に対して回転自在に支持する内輪
を備え、車輪回転数を検出するセンサを備えた自動車の
車輪用軸受ユニットに関し、その目的とするところは車
輪回転数検出用のセンサ2個を用い、取付誤差を緩和し
て性能を向上し、又、被検出歯を内輪と一体に形成して
部品点数を削減せんとするにある。 【構成】 車体に固定された軸受外輪と、転動体を介し
て車輪軸を車体に対して回転自在に支持する内輪とを有
する自動車の車輪用軸受ユニットに於て、内輪外周面に
被検出歯を一体形成し、外輪内周面には上記被検出歯に
対向して対角線位置にセンサを配設したことを特徴とす
る自動車の車輪用軸受ユニット。
Description
【0001】
本考案は、車体に固定された軸受外輪と、転動体を介して車輪軸を車体に対し て回転自在に支持する内輪を備え、センサを取り付けた自動車の車輪用軸受ユニ ットに関する。
【0002】
従来、自動車のスピードセンサ付車輪用軸受ユニットとしては、特開昭63− 166601号公報及び実開平2−132502号公報に示すものが知られてい る。この従来技術は何れも軸受内輪に被検出歯を取り付け、外輪内周面にはこの 被検出歯に対向して車体に固定された部材に1個のセンサを配設するようになっ ている。
【0003】
ところで上記従来技術にあっては、軸受ユニット内のセンサが回転する被検出 歯を検出するセンサであるので、被検出歯の振れに影響し精度向上は取付誤差に 依存していた。しかし、センサは1個のみであったのでセンサ中心と被検出歯中 心との径方向ギャップの変動を緩和することが困難であり精度向上が上げにくく 、又、被検出歯は内輪と別部品で構成されており、部品点数が多くなるという問 題点があった。
【0004】
本考案は上記問題点を解決することを目的とし、車体に固定された軸受外輪と 、転動体を介して車輪軸を車体に対して回転自在に支持する内輪とを有する自動 車の車輪用軸受ユニットに於て、内輪外周面に被検出歯を一体形成し、外輪内周 面には上記被検出歯に対向して対角線位置にセンサを配設したことを特徴とする 。
【0005】
車輪の回転により内輪が回転すると、内輪の外周面に形成された被検出歯に対 向して対角線上2個所にスピードセンサを配設し回転を検出しているので、被検 出歯の中心とスピードセンサの径方向のギャップの変動の影響は打ち消し合い精 度は向上する。
【0006】
以下、図1、図2に示した本考案の一実施例について詳細に説明する。 1は図示しない車体に固定するフランジ2を一体形成した軸受の外輪、3はボ ール4を介して車輪軸を車体に対して回転自在に支持する内輪で、5は車輪へ取 り付けるフランジである。内輪3の一端外周面には被検出歯6が一体に形成され ている。この被検出歯6に対向した外輪1の内周面の対角線位置に例えば電磁誘 導型のような2個のセンサ7,7′を配設してある。8はセンサ7,7′の磁石 、9はコイルである。
【0007】 次に作用について説明する。 自動車が走行すると、車輪を取り付けた車輪軸と一体の内輪3が回転し、内輪 3外周面に形成された被検出歯6が回転する。永久磁石8から出た磁束が放射状 の被検出歯6で変化し、コイル9には被検出歯6の回転数に比例した周波数の交 流電圧が発生し、この交流電圧を図示しない検出器に送り車輪の回転数が求めら れる。この時、被検出歯6の対角線位置2個所に配設されたセンサ7,7′で検 出するので、被検出歯6先端と2個のスピードセンサ7,7′とのギャップに取 付誤差に基く差があっても、両方のギャップが打ち消し合って取付誤差は緩和さ れ、性能を向上できる。
【0008】
本考案によると、被検出歯の回転を対角線位置2個所のセンサで検出している ので、被検出歯先端とセンサとのギャップに取付誤差があっても両方のギャップ が打ち消し合って取付誤差は緩和され性能は向上する。 又、被検出歯を内輪と一体に形成しているので部品点数を削減できる。
【図1】本考案の一実施例正断面図である。
【図2】図1の要部拡大正断面図である。
1 外輪 3 内輪 4 ボール 6 被検出歯 7,7′ センサ 8 磁石 9 コイル
Claims (1)
- 【請求項1】 車体に固定された軸受外輪と、転動体を
介して車輪軸を車体に対して回転自在に支持する内輪と
を有する自動車の車輪用軸受ユニットに於て、内輪外周
面に被検出歯を一体形成し、外輪内周面には上記被検出
歯に対向して対角線位置にセンサを配設したことを特徴
とする自動車の車輪用軸受ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993028965U JP2606677Y2 (ja) | 1993-05-06 | 1993-05-06 | 自動車の車輪用軸受ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993028965U JP2606677Y2 (ja) | 1993-05-06 | 1993-05-06 | 自動車の車輪用軸受ユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0682569U true JPH0682569U (ja) | 1994-11-25 |
JP2606677Y2 JP2606677Y2 (ja) | 2000-12-18 |
Family
ID=12263135
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993028965U Expired - Fee Related JP2606677Y2 (ja) | 1993-05-06 | 1993-05-06 | 自動車の車輪用軸受ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2606677Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1095203A (ja) * | 1996-09-25 | 1998-04-14 | Nippon Seiko Kk | 車輪支持用転がり軸受ユニット |
JP2000343905A (ja) * | 1999-06-02 | 2000-12-12 | Nsk Ltd | 車輪支持用転がり軸受ユニットの組立方法 |
JP2004132474A (ja) * | 2002-10-10 | 2004-04-30 | Koyo Seiko Co Ltd | 転がり軸受装置 |
-
1993
- 1993-05-06 JP JP1993028965U patent/JP2606677Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1095203A (ja) * | 1996-09-25 | 1998-04-14 | Nippon Seiko Kk | 車輪支持用転がり軸受ユニット |
JP2000343905A (ja) * | 1999-06-02 | 2000-12-12 | Nsk Ltd | 車輪支持用転がり軸受ユニットの組立方法 |
JP2004132474A (ja) * | 2002-10-10 | 2004-04-30 | Koyo Seiko Co Ltd | 転がり軸受装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2606677Y2 (ja) | 2000-12-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323533 |
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R350 | Written notification of registration of transfer |
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