JPH0682516U - 運行記録装置 - Google Patents
運行記録装置Info
- Publication number
- JPH0682516U JPH0682516U JP2301293U JP2301293U JPH0682516U JP H0682516 U JPH0682516 U JP H0682516U JP 2301293 U JP2301293 U JP 2301293U JP 2301293 U JP2301293 U JP 2301293U JP H0682516 U JPH0682516 U JP H0682516U
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- JP
- Japan
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- stop
- bus
- passenger
- passengers
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】停留所への停車状況と共に乗降者数を計測し記
憶することにより、運転者の負荷軽減や事務処理時間の
軽減を図る。 【構成】バスが所定の停留所に停車したと判断(S22)
された場合には、赤外線センサ30により乗車人員NINと
降車人員NOUとが確認される(S23)。時刻、停留所
名、乗車人員NIN及び降車人員NOUがディスプレイ11に
表示されて(S24)、訂正の有無を確認した後(S2
5)、ICカード等に書込まれる(S26)。
憶することにより、運転者の負荷軽減や事務処理時間の
軽減を図る。 【構成】バスが所定の停留所に停車したと判断(S22)
された場合には、赤外線センサ30により乗車人員NINと
降車人員NOUとが確認される(S23)。時刻、停留所
名、乗車人員NIN及び降車人員NOUがディスプレイ11に
表示されて(S24)、訂正の有無を確認した後(S2
5)、ICカード等に書込まれる(S26)。
Description
【0001】
本考案は、バスの運行状態を示すデータを記録する運行記録装置に関する。
【0002】
運行記録または運行管理装置は、種々提案されている(例えば特開昭60−1 59310号公報、特開昭60−91215号公報及び特開昭60−91269 号公報等参照)。 これらは、各種センサからの運行情報を基に、走行距離、燃料消費量、走行時 間等の運行データを車内でディスプレイに表示するようにしたり、RAM等の記 録媒体に記録させるようにしている。
【0003】
ところで、バスに用いる運行記録装置にあっては、バスへの乗降人員を記録す るニーズが高くなってきている。 しかしながら、従来の運行記録装置をバスに用いても、バスへの乗降人員を記 録する機能を有していないため、従来は乗降人員を知るために、運賃支払い用の 整理券を数える装置を導入したり、ドライバが直接数えたりしていた。
【0004】 ここで、整理券を数える装置を用いる場合には、始発や同一運賃の停留所にお いても異なった整理券を発行しなければならず、整理券の管理が煩雑となってし まい、さらに運行終了後に回収した整理券をもとに、各停留所の乗車人員を数え なければならず、管理作業の迅速化の妨げになると共に、コスト低減も図れない 。またドライバが直接数えることとなると、ドライバが人数を数え、記録用紙等 に記録しなければならず、ドライバへの負担が大きくなってしまい、また安全面 においても不十分なものとなってしまう惧れがある。
【0005】 本考案は、上記実情に鑑みてなされたものであり、停留所への停車状況と共に 乗降者数を計測し記憶することにより、運転者の負荷軽減や事務処理時間の軽減 を図ることが可能な運行記録装置を提供することを目的とする。
【0006】
このため、本考案は、バスが停留所に停車したことを検出する停車検出手段と 、停留所においてバスに乗車する人員を確認する乗車人員確認手段と、該停留所 においてバスから降車する人員を確認する降車人員確認手段と、車両の運行状態 と共に乗車人員、降車人員を記録する記録手段と、を設ける構成とした。
【0007】
上記のように構成された運行記録装置においては、停車検出手段によりバスが 停留所に停車したことが検出されると、乗車人員確認手段及び降車人員確認手段 により乗車人員と降車人員が確認され、車両の運行状態と共に記録手段に記録さ れる。
【0008】
以下本考案の実施例を図に基づいて説明する。 図1において、バスに設けられた運行記録装置は、装置本体1と、その装置本 体1に接続自在なターミナル10と、装置本体1に接続された電源7と速度センサ ,ドア開閉センサ等の車両情報センサ20及びバスの入口乗降用ステップ等に設け られた赤外線センサ30、出口乗降用ステップ等に設けられた赤外線センサ31とか らなっている。
【0009】 ここで、赤外線センサ30及び31は、該センサ30及び31の赤外線が遮られたこと を検出することにより、バスに乗車する人員或いはバスから降車する人員を確認 する構成であり、もって停留所においてバスに乗車する人員NINを確認する乗車 人員確認手段及び該停留所においてバスから降車する人員NOUを確認する降車人 員確認手段を構成するものである。
【0010】 前記装置本体1には、車両情報センサ20からのドアの開閉等の車両情報を入力 インタフェース5を介して入力して演算処理すると共に、リアルタイムクロック 8からの現在時刻が直接入力される演算処理部2と、ロム(ROM)3、ラム( RAM)4と、ターミナル10が接続される通信インタフェース6とが設けられて いる。尚、前記ロム(ROM)3中には、路線番号毎に停留所の順番及び停留所 名が記憶されている。そして、ターミナル10は、演算処理部2による演算結果や ロム(ROM)3の内容を表示するディスプレイ11と、例えば路線番号等の運行 状態に係る項目を入力するための入力部12と、運行状態等を示すデータを装置本 体1から入力して記憶する例えばICカード等の記憶部13とが設けられている。
【0011】 次に演算処理部2により行われる演算内容を図に示すフローチャートに従って 、説明する。 先ず、図2に示す路線設定ルーチンにより、当該バスがどの路線を運行するか が設定される。 ステップ11(図ではS1と記す。以下同様)では、ディスプレイ11に前回設定 されていた路線番号が表示される。
【0012】 ステップ12では、前記表示された路線番号を変更する必要が有るか否かを判断 し、必要ありと判断された場合はステップ13に進み、入力部12から入力を行い、 ステップ14で路線番号の変更を行った後に、当該ルーチンを終了する。 次に、所定時間毎に行われる運行記録ルーチンについて、図3を参照しつつ説 明する。
【0013】 ステップ21では、リアルタイムクロック8から現在時刻を読込む。 ステップ22では、速度センサにより車速が零となり、かつドア開閉センサによ りドアが開いたか否かを検出することにより、バスが所定の停留所に停車したか 否かを判断し、バスが所定の停留所に停車したと判断された場合には、ステップ 23以下のステップに進む。
【0014】 即ち、当該ステップ22により、停車検出手段の機能が奏される。 ステップ23では、赤外線センサ30により乗車人員NINが確認されると共に、赤 外線センサ31により降車人員NOUが確認される。 ステップ24では、前記ステップ21で読込んだ現在時刻、ステップ22で停車した と判断される停留所名及びステップ23で確認された乗車人員NINと降車人員NOU とがディスプレイ11に表示される。尚、ロム(ROM)3中に停留所の順番及び 停留所名が記憶されているので、ディスプレイ11には該順番に従って停留所名が 表示される。
【0015】 ここで、バスは停留所を通過することがあるので、ステップ25では、ステップ 24で表示された停留所名等の内容に変更がないか否かを判断する。 そして表示内容に変更が有る場合には、ステップ26に進み、入力部12から変更 事項を入力した後、ステップ27に進む。 ステップ27では、変更がある場合には該変更後のディスプレイ11に表示された 内容(現在時刻、停留所名、乗車人員NIN及び降車人員NOU)をICカード等に 書込む。
【0016】 即ち、ステップ27により、記録手段の機能が奏される。 以上説明したように、本実施例によれば、バスが停留所に停車したことが検出 されると、乗車人員NINと降車人員NOUが確認され、現在時刻、停留所名と共に ICカード等に記録されることが可能となる。 また本実施例では、ICカード等に記録される以前に、該記録する内容をディ スプレイ11で確認することができるので、誤った情報を出力することを防止する ことができる。
【0017】 従って、バスへの乗降人員を記録するというニーズに対して、自動的にバスへ の乗降人員を確認して記録するので、運転者にとっては乗降人員を直接数える等 の負荷が軽減されると共に、管理者にとっても効率的な運行計画をたてることが 可能となる。
【0018】
本考案は以上説明したように構成されているので、バスが停留所に停車したこ とを検出すると、車両の運行状態と共に乗車人員、降車人員が記録手段に記録さ れるので、運賃支払い用の整理券を数えたり、ドライバが直接数えたりして乗車 人員,降車人員を把握する必要無く、事務処理時間の軽減や運転者の負荷軽減を 図ることが可能となる。
【図1】本考案の一実施例を示す制御ブロック図
【図2】同上実施例の制御内容を示すフローチャート
【図3】同上実施例の制御内容を示すフローチャート
1 装置本体 2 演算処理部 10 ターミナル 11 ディスプレイ 12 入力部 13 記憶部 20 車両情報センサ 30 赤外線センサ
Claims (1)
- 【請求項1】バスが停留所に停車したことを検出する停
車検出手段と、停留所においてバスに乗車する人員を確
認する乗車人員確認手段と、該停留所においてバスから
降車する人員を確認する降車人員確認手段と、車両の運
行状態と共に乗車人員、降車人員を記録する記録手段
と、を設けたことを特徴とするバスの運行記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2301293U JPH0682516U (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | 運行記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2301293U JPH0682516U (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | 運行記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0682516U true JPH0682516U (ja) | 1994-11-25 |
Family
ID=12098587
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2301293U Pending JPH0682516U (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | 運行記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0682516U (ja) |
-
1993
- 1993-04-30 JP JP2301293U patent/JPH0682516U/ja active Pending
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