JPH068222A - 離型組成物 - Google Patents

離型組成物

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JPH068222A
JPH068222A JP5085223A JP8522393A JPH068222A JP H068222 A JPH068222 A JP H068222A JP 5085223 A JP5085223 A JP 5085223A JP 8522393 A JP8522393 A JP 8522393A JP H068222 A JPH068222 A JP H068222A
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ester
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    • B29C33/56Coatings, e.g. enameled or galvanised; Releasing, lubricating or separating agents
    • B29C33/60Releasing, lubricating or separating agents
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B28WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
    • B28BSHAPING CLAY OR OTHER CERAMIC COMPOSITIONS; SHAPING SLAG; SHAPING MIXTURES CONTAINING CEMENTITIOUS MATERIAL, e.g. PLASTER
    • B28B7/00Moulds; Cores; Mandrels
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水硬結合材料の型からの取り出しを容易にす
る生分解性離型組成物であって、有効であり、無害であ
り、かつ環境への影響が最小であるものを提供する。 【構成】 油と水のエマルジョンの形態の生分解性離型
組成物であって、水硬結合材料を型から取り出すのを容
易にするためのものであり、油成分として、ヒドロキシ
ル基に対してβ−位の炭素原子に結合している水素原子
を有していないヒンダード多価アルコールと直鎖又は分
枝鎖、飽和又は不飽和のC4 〜C24モノカルボン酸との
エステルを含む、生分解性離型組成物。エステルは部分
エステルでもよく、この部分エステルはアルコキシル化
されてもよい。好ましい実施態様においては、直鎖又は
分枝鎖、飽和又は不飽和のC8 〜C24の1価アルコール
が存在する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油と水のエマルジョン
の形態の生分解性(biodegradable) 離型組成物に関する
が、これは、有効量の前記組成物を型に塗布することに
よって、コンクリートのような水硬結合(hydraulic bon
ding) 材料を型から取り出すのを容易にするためのもの
である。また、本発明は、水硬結合材料の型からの取り
出しを容易にする方法、及び前記離型組成物を使用し、
予備形成され、成形された物品を製造する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】コンクリートのような水硬結合材料の型
からの取り出し(即ち、剥離)を容易にするために離型
剤を使用することは公知である。そのようなコンクリー
トの型の離型剤の機能は、硬化又は固化したコンクリー
トが型に接着するのを防ぐというものである。これは、
コンクリート物体の非常に薄い外層における硬化プロセ
スを遅らせることによって化学的に達成される。この化
学作用は、コンクリート表面の非常に薄い層の硬化又は
固化を遅らせるか又は防ぐことによって、コンクリート
物体の型への接着を防ぐという原理に基づいている。し
かしながら、離型剤の反応性はあまり強くてはならない
(即ち、あまり強い硬化防止活性を有してはならな
い)。なぜならば、強い反応性はコンクリート物体の強
度に悪影響を与えるからである。固化したコンクリート
物体のような水硬結合材料の型に対する接着は、疎水性
離型剤を型の表面に塗布して硬化又は固化したコンクリ
ートが型に接着しないようにすることによって、物理的
に防ぐことができる。最適なコンクリートの型の離型剤
は、コンクリートの種類に応じて、化学的作用と物理的
作用の臨界的なバランスを示すものである。しかしなが
ら、有効な離型剤は、化学的作用と物理的作用の最適な
バランスを有し、型に対して十分に接着するだけでな
く、適切な粘度特性を示し、環境への危険性が最小でな
ければならない。コンクリートのような水硬結合材料の
型からの取り出しを容易にする離型組成物は、通常、鉱
油に基づくものであり、これには粘度を調節するために
ケロシンが添加されており、また離型特性を改善するた
めの遅延剤、湿潤剤、腐食防止剤、その他のような添加
剤が含まれている。しかしながら、鉱油の使用にはかな
りの健康上の危険性がともなう。なぜならば、鉱油は皮
膚に炎症及び湿疹を生じさせる可能性があり、また噴霧
して使用された場合、肺の病気を起こす可能性があるか
らである。また、鉱油の生分解性は弱いので、鉱油の使
用は環境面での欠点もともなう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、コンクリート
のみならず泥のれんがのような、水硬結合材料の型から
の取り出しを容易にする生分解性離型組成物であって、
有効であり、無害であり、かつ環境への影響が最小であ
るものに対する要望が依然として存在している。
【0004】本発明の目的の1つは、有効で、無毒性
で、非刺激性で、生分解性のコンクリートの型の離型剤
を提供することである。本発明のこの目的は、特定の脂
肪酸エステルの油と水のエマルジョン、好ましくは水中
油型エマルジョンに基づく、鉱油とケロシンを含まない
コンクリートの型の離型剤によって達成できることが判
明した。
【0005】油相中の鉱油の(部分)置換体として、水
中油型コンクリート型離型剤中においてトリグリセリド
を使用することはドイツ特許明細書DE-A-2,253,497[イ
ンプロテク(Improtec)]に記載されている。しかしなが
ら、トリグリセリドは反応性が強すぎるので、鉱油を部
分的にしか置換できない。
【0006】特開昭50-97840号(日本石油株式会社)に
は、C1 〜C8 一価アルコールの脂肪酸エステルを含む
コンクリート型離型組成物が開示されている。しかしな
がら、特に、脂肪酸のメチルエステルはコンクリートの
硬化又は固化プロセスに対する非常に強い遅延効果によ
って特徴付けられ、従って、それらは鉱油及び溶媒を部
分的にしか置換できない。
【0007】欧州特許発明明細書EP-B-180,630[カスト
ロール(Castrol) A/S ]には、油相が部分的にトリグリ
セリドエステル又は脂肪族カルボン酸と一価又は二価ア
ルコールとのエステルを含むことができる水中油型コン
クリート離型剤が記載されている。分割欧州特許公開公
報EP-A-328,158[ケミスク・バエルク・コゲ(KemiskVae
rk Koge) A/S ]には、油相中の唯一の成分として、エ
ステル中の炭素の総数は8〜46であり、最高35℃の融点
を有する、脂肪族カルボン酸と一価又は二価アルコール
との油性エステルの1種以上の含むコンクリート型離型
組成物が記載されている。両方の特許明細書中におい
て、溶媒は水で置換されており、鉱油は前記エステルで
完全に置換することができる。
【0008】有効で、無毒性で、より環境に対する危険
性の少ないコンクリート型離型剤を開発することに関し
て進歩はあったが、前記離型剤中で使用されるように提
案されているエステルは加水分解に対して安定性が悪い
という欠点を有する。これらのエステルの水中油型エマ
ルジョンは、乳化剤の存在により、中和点(pH=7)よ
りもかなり高い8〜9のpH値を有するので、これはより
大きな欠点である。このような塩基性条件は一価及び二
価アルコールと脂肪酸とのエステルの加水分解に対する
安定性を劣化させ、したがって、そのような水中油型エ
マルジョンでのそのようなエステルの貯蔵安定性がより
望まれる。
【0009】
【課題を解決するための手段】ヒンダード(hindered)
多価アルコールと脂肪族カルボン酸とのエステルであっ
て、前記多価アルコール中において、ヒドロキシル基に
対してβ−位の炭素原子に結合している水素原子が存在
しないものは、適切な化学反応性を有し、従って、水中
油型コンクリート型離型組成物中の鉱油を完全に置換で
き、さらに塩基性条件下でさえも良好な加水分解安定性
を示すことが判明した。
【0010】従って、これらのヒンダード多価アルコー
ルと脂肪族カルボン酸とのエステルは、トリグリセリド
エステルの欠点(強すぎる反応性)も一価及び二価アル
コールのエステルの欠点(加水分解安定性の悪さ)も示
さない。
【0011】従って、本発明は、油と水のエマルジョン
の形態の生分解性離型組成物であって、有効量の前記離
型組成物を型に塗布することによって、コンクリートの
ような水硬結合材料を型から取り出す(或いは、取りは
ずす)のを容易にするためのものであるものに関し、こ
の離型組成物は、油成分として、ヒドロキシル基に対し
てβ−位の炭素原子に結合している水素原子を有してい
ないヒンダード多価アルコールと脂肪族モノカルボン酸
とのエステルを含む。
【0012】ヒドロキシル基に対してβ−位の炭素原子
に結合している水素原子を有していない適するヒンダー
ド多価アルコールは、ネオペンチルグリコール、ペンタ
エリトリトール、ジペンタエリトリトール、トリペンタ
エリトリトール、トリメチロールエタン、トリメチロー
ルプロパン、トリメチロールブタン、ジトリメチロール
プロパン、及びそれらの混合物から成る群から選択され
る。
【0013】脂肪族モノカルボン酸は、4〜24個の炭素
原子を有する、直鎖又は分枝鎖、飽和又は不飽和、モノ
カルボン酸から成る群から選択される。これらの様々な
種類の脂肪酸の混合物も使用できる。
【0014】ヒンダード多価アルコールは、脂肪族モノ
カルボン酸で完全にエステル化されてもよい。遊離のヒ
ドロキシル基の数が1分子当たり1より大きくならない
限りは、部分エステル化も可能である。遊離のヒドロキ
シル基の数が1分子当たり1より大きくなると、加水分
解安定性が減少する。ヒンダード多価アルコールの非エ
ステル化ヒドロキシル基は、エステル1分子当たり10以
下、好ましくは5以下のエチレンオキシド又はプロピレ
ンオキシドを使用して、エトキシル化及び/又はプロポ
キシル化のような、アルキコキシル化を行ってもよい。
【0015】前記ヒンダード多価アルコールを含む、油
と水のエマルジョン中の油性成分は、エマルジョン全体
の5〜95重量%の量で存在できる。少量の鉱油を添加し
てもよいが、エマルジョンの生分解性の点から、これは
利点が少ない。油と水のエマルジョンは、水中油型エマ
ルジョンであるのが好ましい。このエマルジョンは5〜
95重量%の水を含むのが好ましい。
【0016】油と水のエマルジョンは、8〜24の炭素原
子を有するエトキシル化脂肪酸又は脂肪アルコールのよ
うな非イオン性界面活性剤によって安定化されるのが好
ましい。非イオン性界面活性剤は通常、脂肪酸のナトリ
ウム塩、カリウム塩、アルカノールアミン塩、低級アミ
ン塩、又はアンモニウム塩のようなアニオン性界面活性
剤と組み合わせて使用される。アルケンスルホン酸ナト
リウムもアニオン性界面活性剤の好ましい群である。環
境的影響の観点から、アニオン性界面活性剤として多量
の低級アミン又はアンモニウム脂肪酸塩を使用すること
はあまり好ましくない。
【0017】本発明のエマルジョンは、所望の量の水を
使用してそのまま使用できる生成物として製造すること
ができ、或いは濃縮物として供給して、これを必要な濃
度まで希釈して使用することもできる。
【0018】安定なエマルジョンを得るために、ホモジ
ナイザー及び高速混合器のような従来的装置中で乳化を
行うことができる。
【0019】本発明による離型組成物中においては、ヒ
ンダード多価アルコールと脂肪族カルボン酸とのエステ
ルに加えて、高級脂肪族一価アルコールが組成物中で使
用された場合、乳化剤の量を大幅に減少できることも判
明した。高級脂肪族一価アルコールとしては、8乃至24
個の炭素原子を有する直鎖又は分枝鎖、飽和又は不飽和
一価アルコールが使用できる。ステアリルアルコール、
イソステアリルアルコール、パルミチルアルコールなど
のような脂肪アルコールを添加することによって、コン
クリートの非常に滑らかな表面が得られた。脂肪アルコ
ールの混合物も使用できる。アルコールの量は離型組成
物全体の5%から45重量%まで変化でき、10乃至35重量
%が好ましい。
【0020】また、本発明は、コンクリートのような水
硬結合材料を型から取り出す(或いは、取りはずす)の
を容易にする方法に関し、この方法は、本発明による生
分解性離型組成物の有効量を前記型の成形面に塗布する
こと、前記水硬結合材料を前記型中に注型すること、及
び前記水硬結合材料を固化又は硬化することを含む。ま
た、本発明は、予備形成され、成形された物品(molde
d, preformed article)の製造方法に関し、この方法
は、コンクリートのような水硬結合材料を、本発明によ
る生分解性離型組成物の有効量で処理された型中に注型
すること、前記水硬結合材料を固化又は硬化すること、
及び固化又は硬化した水硬結合材料を型から取り出すこ
とを含む。
【0021】本発明を以下の実施例によって説明する。
【0022】
【実施例】実施例1〜7 離型組成物を以下の濃縮物(量は重量%)から出発して
調製した。
【0023】 実施例番号 物質 1 2 3 4 5 6 7 トリメチロールプロパン − − − − − − 80トリオレエート トリメチロールプロパン 81 44 85 85 81 − −ジオレエート 飽和C8 /C10直鎖モノカ − 35 − − − 35 − ルボン酸の混合物のトリメチロールプロパンエステル 5モルのエチレンオキシ − − − − − 44 − ドでエトキシル化された トリメチロールプロパンジオレエート グリセロールモノオレエ 4 4 − − 4 3 10ート ポリエチレングリコール 5 − 5 − 5 − −(400) モノオレエート 10モルのエチレンオキシ − − − − − 8 − ドでエトキシル化されたオレイン酸 シンペロニック A11* − 9 − 5 − − 5 オレイン 3 3 3 3 3 3 3 アルケンスルホン酸 5 3 5 5 5 5 −ナトリウム モノエタノールアミン 2 2 2 2 2 2 2 *シンペロニック(Synperonic) A11(商標;ICIリミ
テッド製;11モルのエチレンオキシドで縮合された合成
第1級線状C13〜C15脂肪アルコール;HLB13.9 ;
ヒドロキシル価81;流動点 27 ℃)
【0024】これらの濃縮物の各々から、標準的高速混
合装置を20℃で使用して、15重量%の水中油型エマルジ
ョンを調製した(即ち、各々の場合、15重量%の濃縮物
を水で乳化した)。このようにして得られた水中油型エ
マルジョンの形態の離型組成物をスチール製の型に噴霧
により35 g/m2 の量で塗布し、噴霧5〜15分後コンクリ
ートを注型し、5秒間振動させた。硬化温度は15℃であ
り、硬化時間は24時間であった。固化又は硬化後、コン
クリート物体を型から取り出した。以下の結果が得られ
た。
【0025】 実施例 硬化コンク 硬化コンク 使用後の型 型からの 番号 リート表面 リート表面 の清浄さ1) 取り出し の着色1) 中の気泡に 特性1) よる穴1) 1 4 4 3 4 2 4 4 3 4 3 4 4 3 4 4 4 4 3 4 5 4 4 3 4 6 3 4 2 4 7 4 4 3 4 1) 非常に良好=5 良好=4 まあまあ良好(reasonable)=3 中程度(moderate)=2 悪い=1
【0026】各々の例において、色はまだらを生じるこ
と無く良好であった。型の取り外し後、型に付着してい
た粉じんの量は非常に限られていた。穴の量は使用され
たコンクリートの種類と振動処理の時間に非常に大きく
依存する。全ての場合において、使用されたコンクリー
トはポートランド(Portland)A及びポートランドCセメ
ントの混合物を使用して調製した。
【0027】実施例8〜9 いわゆる高作業性(high workability)コンクリートを
以下のものから調製した: ポートランドセメント(DPC) 3.0 kg 砂 6.53 kg 骨材(aggregate) No.10 3.76 kg No.20 8.46 kg 水 1.85 kg 可塑剤 1.70 kg
【0028】以下に示す離型組成物を水平のスチール製
型(0.4 m × 0.4 m× 0.1 m)上に噴霧した。型をコン
クリートで充填し、気泡を破壊するために振動させた
後、コンクリートを室温で約18時間硬化させた。処理の
後、コンクリートのスラブを型から取り除き、2つのも
のを試験した。
【0029】 実施例(重量%) 材料 8 9 ココナツ油脂肪酸のトリ 81 64 メチロールプロパンエステル イソステアリルアルコール 10 27 オレイン 7 7 モノエタノールアミン 2 2
【0030】実施例8の濃縮物の40重量%水中油型エマ
ルジョンと実施例9の濃縮物の30重量%水中油型エマル
ジョンを使用し、鉱油と溶媒の混合物に基づく市販の離
型剤と比較した。以下の結果が得られた。
【0031】 実施例 表面の穴 表面の色 表面の構造 型の清浄さ 8 非常に良好 非常に良好 良好 良好 9 非常に良好 非常に良好 良好 良好 市販の 非常に良好 良好 まあまあ 良好 離型剤 良好
【0032】全て場合、コンクリートの表面は、好まし
い大理石様であった。本発明による生成物で処理された
コンクリート表面の色は、市販の離型剤で処理された表
面の色よりも良好であった。市販生成物は生分解性では
ないが、非常に悪い臭気を有していた。
【0033】一般に、本発明による離型組成物を使用し
たとき、コンクリートの表面は非常に高い品質のもので
ある。即ち、表面は気泡による穴が開いておらず、滑ら
かで色が均一である。このことは、淡色又は白色のコン
クリートを使用する際に特に有利である。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油と水のエマルジョンの形態の生分解性
    離型組成物であって、有効量の前記離型組成物を型に塗
    布することによって、コンクリートのような水硬結合材
    料を型から取り出すのを容易にするためのものであり、
    油成分として、ヒドロキシル基に対してβ−位の炭素原
    子に結合している水素原子を有していないヒンダード多
    価アルコールと脂肪族モノカルボン酸とのエステルを含
    む、生分解性離型組成物。
  2. 【請求項2】 ヒンダード多価アルコールが、ネオペン
    チルグリコール、ペンタエリトリトール、ジペンタエリ
    トリトール、トリペンタエリトリトール、トリメチロー
    ルエタン、トリメチロールプロパン、トリメチロールブ
    タン、ジトリメチロールプロパン、及びそれらの混合物
    から成る群から選択される、請求項1の生分解性離型組
    成物。
  3. 【請求項3】 エステルが部分エステルである、請求項
    1の生分解性離型組成物。
  4. 【請求項4】 エステル分子が最大で10のアルキレンオ
    キシド単位を含むように非エステル化ヒドロキシル基が
    アルキコキシル化されている、請求項1の生分解性離型
    組成物。
  5. 【請求項5】 エステル分子が最大で5のアルキレンオ
    キシド単位を含むように非エステル化ヒドロキシル基が
    アルキコキシル化されている、請求項1の生分解性離型
    組成物。
  6. 【請求項6】 非エステル化ヒドロキシル基がエトキシ
    ル化及び/又はプロポキシル化されている、請求項4又
    は5の生分解性離型組成物。
  7. 【請求項7】 脂肪族モノカルボン酸が、4〜24個の炭
    素原子を有する、直鎖又は分枝鎖、飽和又は不飽和モノ
    カルボン酸から成る群から選択される、請求項1の生分
    解性離型組成物。
  8. 【請求項8】 油と水のエマルジョンが5〜95重量%の
    水を含む、請求項1の生分解性離型組成物。
  9. 【請求項9】 油と水のエマルジョンが5〜95重量%の
    エステルを含む、請求項1の生分解性離型組成物。
  10. 【請求項10】 油と水のエマルジョンが水中油型エマ
    ルジョンである、請求項1の生分解性離型組成物。
  11. 【請求項11】 8〜24個の炭素原子を有する、直鎖又
    は分枝鎖、飽和又は不飽和の1価のアルコールを含む、
    請求項1乃至10のいずれか1請求項の生分解性離型組成
    物。
  12. 【請求項12】 8〜24個の炭素原子を有する、直鎖又
    は分枝鎖、飽和又は不飽和の1価のアルコールを組成物
    全体の5〜45重量%の量で含む、請求項1乃至11のいず
    れか1請求項の生分解性離型組成物。
  13. 【請求項13】 コンクリートのような水硬結合材料を
    型から取り出すのを容易にする方法であって、請求項1
    乃至12のいずれか1請求項の生分解性離型組成物の有効
    量を前記型の成形面に塗布すること、前記水硬結合材料
    を前記型中に注型すること、及び前記水硬結合材料を固
    化又は硬化することを含む、方法。
  14. 【請求項14】 予備形成され、成形された物品の製造
    方法であって、コンクリートのような水硬結合材料を、
    請求項1乃至12のいずれか1請求項の生分解性離型組成
    物の有効量で処理された型中に注型すること、前記水硬
    結合材料を固化又は硬化すること、及び固化又は硬化し
    た水硬結合材料を型から取り出すことを含む、方法。
JP5085223A 1992-03-20 1993-03-19 離型組成物 Expired - Lifetime JPH0825191B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
EP92200798 1992-03-20
NL92200798.4 1992-03-20
NL92202840.2 1992-09-16
EP92202840 1992-09-16

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Publication Number Publication Date
JPH068222A true JPH068222A (ja) 1994-01-18
JPH0825191B2 JPH0825191B2 (ja) 1996-03-13

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EP (2) EP0561465B1 (ja)
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KR (1) KR970000806B1 (ja)
AT (1) ATE158222T1 (ja)
AU (1) AU667077B2 (ja)
BR (1) BR9301244A (ja)
CA (1) CA2091968C (ja)
DE (1) DE69313895T2 (ja)
DK (1) DK0561465T3 (ja)
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