JPH0682125A - 冷媒分流器 - Google Patents

冷媒分流器

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Publication number
JPH0682125A
JPH0682125A JP23800292A JP23800292A JPH0682125A JP H0682125 A JPH0682125 A JP H0682125A JP 23800292 A JP23800292 A JP 23800292A JP 23800292 A JP23800292 A JP 23800292A JP H0682125 A JPH0682125 A JP H0682125A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerant
pipe
hole
gravity
direction opposite
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23800292A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Manaka
雅之 間中
Hiroaki Suga
宏明 菅
Hiroto Miyake
弘人 三宅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Refrigeration Co filed Critical Matsushita Refrigeration Co
Priority to JP23800292A priority Critical patent/JPH0682125A/ja
Publication of JPH0682125A publication Critical patent/JPH0682125A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は冷媒を均一に分配させる冷媒分流器
を提供することを目的とする。 【構成】 側面に孔22を有し内部を冷媒が流動する略
U字状管23と、孔22を覆うように接合した管24よ
り構成され、孔22の位置は管24に対して重力反対方
向側に偏心させたことを特徴とする冷媒分流器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は冷凍機器や空調機器等の
冷媒回路を複数化するための冷媒分流器に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、冷凍サイクルのマルチ化、及び熱
交換器の伝熱管細径化に伴う複数化等に対応するために
冷媒分流器が多様化されてきており、その重要度が増し
ている。
【0003】以下に図面を参照しながら従来例(特開昭
55−162570号公報)について説明する。
【0004】図7は従来の冷媒分流器の斜視図である。
冷媒分流器1は側面の中心に略円状の孔2を有する管3
と、孔2を連通する管4より構成されている。そして、
管4の孔2と接する側は管3の形状に密着させるため、
略楕円状に拡管された部分5を有し、ロー付固定してい
る。
【0005】図8は従来の冷媒分流器を取り付けた熱交
換器の部分正面図で、図9は図8の右側面図である。
【0006】6は熱交換器、7は伝熱フィン、8は冷媒
管、9は端板である。冷媒管8の先端10は拡管されて
おり、冷媒管8と冷媒分流器1、及び、リターンベンド
11a〜11fが挿入され、ロー付固定している。
【0007】熱交換器6内の冷媒回路は入口12から従
来の冷媒分流器1の管4へ続き、管3の流路3a,3b
に分かれた後、一方はリターンベンド11a−11b−
11cへと続き、出口13aへ至る。また、もう一方は
リターンベンド11d−11e−11fへ続き、出口1
3bへ至る。
【0008】次に、従来の冷媒分流器の作用について説
明する。図10は図7に示した冷媒分流器1の中の冷媒
の流れを示した図であり、流路に沿ってその断面を模擬
的に展開してある。
【0009】14は冷媒の液相部、15は冷媒の気相部
で、gは重力方向である。冷媒は気液二相状態で冷媒管
8より冷媒分流器1の管4へ流入した後、二方向に分か
れ、管3の流路3a,3bより流出していく。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、図10に示すように、管4に流入する冷媒
は、重力の影響で重力方向g側に液相分が多く流れるた
め、管3の流路3bの方へ流れる冷媒量が多くなり、冷
媒が不均一に分配され、熱交換器の熱交換能力が低下す
るという課題を有していた。
【0011】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、冷媒を均一に分配させる冷媒分流器を提供すること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の冷媒分流器は、側面に孔を有し内部を冷媒
が流動する略U字状管と、前記孔を覆うように接合した
管とより構成され、前記孔の位置を前記管に対して重力
反対方向側に偏心させたことを特徴とするものである。
【0013】また、上記課題を解決するために、本発明
の冷媒分流器は、側面に大きさの異なる孔を有し内部を
冷媒が流動する略U字状管と、前記孔を覆うように接合
した管とより構成され、前記孔は重力方向側の円に対し
て重力反対方向側の円の大きさを大きくしたことを特徴
とするものである。
【0014】
【作用】本発明は上記した構成によって、重力反対方向
側に流れる冷媒の量を増加させ、冷媒を均一に分配させ
る。
【0015】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例の冷媒分流器に
ついて図面を参照しながら説明する。
【0016】図1は本発明の冷媒分流器の斜視図であ
る。21は冷媒分流器である。冷媒分流器21は側面に
孔22を有し内部を冷媒が流動する略U字状管23と、
孔22を覆うように接合した管24より構成されてお
り、管24の孔22と接する側の形状は略楕円状に拡管
された部分25を有し、ロー付固定されている。また、
略U字状管23の端部23a,23bはそれぞれ冷媒の
出口とするとともに、管24の反拡管部側の端を冷媒の
入口としている。
【0017】なお、孔22は管24に対して重力反対方
向側に偏心させる。図2は本発明の冷媒分流器を取り付
けた熱交換器の部分正面図で、図3は図2の右側面図で
ある。
【0018】26は熱交換器、27は伝熱フィン、28
は冷媒管、29は端板である。冷媒管28の先端30は
拡管されており、冷媒管28と同じ外径の冷媒分流器2
1、及び、リターンベンド31a〜31fが挿入され、
ロー付固定している。熱交換器26内の冷媒回路は入口
32から本発明の冷媒分流器21の管24へ続き、略U
字状管23の出口23a,23bに分かれた後、一方は
リターンベンド31a−31b−31cへと続き、出口
33aへ至る。また、もう一方はリターンベンド31d
−31e−31fへ続き、出口33bへ至る。
【0019】次に、本発明の冷媒分流器の作用について
説明する。図4は図1に示した冷媒分流器21の中の冷
媒の流れを示した図であり、流路に沿ってその断面を模
擬的に展開してある。
【0020】34は冷媒の液相部、35は冷媒の気相部
でgは重力方向である。管24に流入してきた気液二相
状態の冷媒は孔22を管24に対して重力反対方向側に
偏心させたことにより、冷媒は重力反対方向側に多く流
れ、略U字状管23の流路23a,23bに均一に分配
される。
【0021】次に、本発明の他の実施例の冷媒分流器に
ついて図面を参照しながら説明する。
【0022】図5は本発明の冷媒分流器の斜視図であ
る。41は冷媒分流器である。冷媒分流器41は側面に
2円の孔42を有し内部を冷媒が流動する略U字状管4
3と、孔42を覆うように接合した管44より構成され
ており、管44の孔42と接する側の形状は略楕円状に
拡管された部分45を有し、ロー付固定されている。ま
た、略U字状管43の端部43a,43bはそれぞれ冷
媒の出口とするとともに、管44の反拡管部の端部を冷
媒の入口としている。
【0023】なお、孔42は大円42aを重力反対方
向、小円42bを重力方向に並べた形状である。
【0024】次に、本発明の冷媒分流器の作用について
説明する。図6は図5に示した冷媒分流器41の中の冷
媒の流れを示した図であり、流路に沿ってその断面を模
擬的に展開してある。
【0025】46は冷媒の液相部、47は冷媒の気相部
でgは重力方向である。管44に流入してきた気液二相
状態の冷媒は、孔形状が重力反対方向側において大円で
あるため、重力反対方向側に流れる冷媒の量を増加さ
せ、略U字状管43の端部43a,43bに均一に分配
される。
【0026】また、本実施例によれば孔を大円と小円を
並べて配置することで、断面積を大きくとれ、冷媒の圧
力損失を減少させることができる。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明の冷媒分流器は、側
面に孔を有し内部を冷媒が流動する略U字状管と、前記
孔を覆うように接合した管とより構成され、前記孔の位
置を前記管に対して重力反対側方向に偏心させたことに
より、重力反対方向側に流れる冷媒の量を増加させ、冷
媒を均一に分配させることができるので、熱交換能力を
向上させる。
【0028】また、本発明の冷媒分流器は、側面に大き
さの異なる2円の孔を有し内部を冷媒が流動する略U字
状管と、前記孔を覆うように接合した管とより構成さ
れ、前記孔は重力方向側の円に対して重力反対方向側の
円の大きさを大きくしたことにより重力反対方向側に流
れる冷媒の量を増加させ、冷媒を均一に分配させること
ができる。さらに、孔を大円と小円を並べて配置するこ
とで、断面積を大きくとれ、冷媒の圧力損失を減少させ
ることとができるので、熱交換能力を向上させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1発明の実施例における冷媒分流器
の斜視図
【図2】図1の冷媒分流器を取り付けた熱交換器の部分
正面図
【図3】図2の右側面図
【図4】図1の冷媒分流器の内部を流れる冷媒の状態説
明図
【図5】他の実施例における冷媒分流器の斜視図
【図6】図5の冷媒分流器の内部を流れる冷媒の状態説
明図
【図7】従来の冷媒分流器の斜視図
【図8】従来の冷媒分流器を取り付けた熱交換器の部分
正面図
【図9】図8の右側面図
【図10】従来の冷媒分流器の内部を流れる冷媒の状態
説明図
【符号の説明】
21,41 冷媒分流器 22,42 孔 23,43 略U字状管 24,44 孔を覆うように接合した管 42a 大円 42b 小円

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端を出口とし略U字状に折曲された略
    U字状管と、この略U字状管の折曲部で側面に形成され
    た孔と、この孔を覆うように略U字状管に接合した入口
    を有した管とより構成され、前記孔の位置を管に対して
    反動側となるように偏心させたことを特徴とする冷媒分
    流器。
  2. 【請求項2】 両端を出口とし略U字状に折曲された略
    U字状管と、この略U字状管の折曲部で側面に形成した
    大きさの異なる孔と、この孔を覆うように略U字状管に
    接合した入口を有した管とより構成され、前記孔の位置
    を管に対して反動側に大きな孔が位置するように上下に
    配置したことを特徴とする冷媒分流器。
JP23800292A 1992-09-07 1992-09-07 冷媒分流器 Pending JPH0682125A (ja)

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JP23800292A JPH0682125A (ja) 1992-09-07 1992-09-07 冷媒分流器

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ID=17023678

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JP (1) JPH0682125A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08254374A (ja) * 1995-03-15 1996-10-01 Gou Shoji Kk 冷媒分流器
JP2010139113A (ja) * 2008-12-10 2010-06-24 Mitsubishi Electric Corp 熱交換器並びに空調冷凍装置
CN102313398A (zh) * 2010-06-29 2012-01-11 海尔集团公司 热交换器及空调
JP2015068548A (ja) * 2013-09-27 2015-04-13 郷インテックス株式会社 冷媒分流器

Cited By (4)

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JP2010139113A (ja) * 2008-12-10 2010-06-24 Mitsubishi Electric Corp 熱交換器並びに空調冷凍装置
CN102313398A (zh) * 2010-06-29 2012-01-11 海尔集团公司 热交换器及空调
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