JPH0681853A - 軸受装置 - Google Patents

軸受装置

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Publication number
JPH0681853A
JPH0681853A JP23623492A JP23623492A JPH0681853A JP H0681853 A JPH0681853 A JP H0681853A JP 23623492 A JP23623492 A JP 23623492A JP 23623492 A JP23623492 A JP 23623492A JP H0681853 A JPH0681853 A JP H0681853A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing
hub
outer ring
shaft
holding member
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP23623492A
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English (en)
Inventor
Masateru Sato
正輝 佐藤
Shigeru Tani
茂 谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Publication of JPH0681853A publication Critical patent/JPH0681853A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転軸1と、保持部材2と、該回転軸1と該
保持部材2の間に介在させたベアリング3を備え、該ベ
アリングの外輪3aと内輪3bをそれぞれ該保持部材2と該
回転軸1に固着させることによって該回転軸1に対し該
保持部材2を回転自在に支持するようにした軸受装置に
関し、生産効率の向上および高品質化を図ることを目的
とする。 【構成】 該ベアリングの外輪3aと接する保持部材2の
面にヒダ状突起2aを形成するか、あるいは、該ベアリン
グの内輪3bと接する回転軸1の面にヒダ状突起1aを形成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は軸受装置に関する。磁気
ディスク装置の小型化のためには磁気ディスクを回転さ
せる軸受装置を小型化することが必要であるが、これに
より軸受装置を構成するベアリングの機械的強度が低下
し軸受装置の品質が劣化するという問題があり、その解
決が望まれている。
【0002】
【従来の技術】図4は磁気ディスク装置に用いられる従
来の軸受装置の断面図を示したものである。軸受装置は
シャフト1とハブ2およびその間に介在させたベアリン
グ3から成る。
【0003】ベアリング3は外輪3aと内輪3bの間に多数
の鋼球3cを埋設したものから成っており、外輪3aと内輪
3bをそれぞれハブ2とシャフト1に固着させることによ
ってシャフト1に対しハブ2を回転自在に支持するよう
にしている。
【0004】ハブ2には複数枚の磁気ディスク5がスペ
ーサ4を挟んで固定されており、上記軸受装置によって
磁気ディスク5をシャフト1の回りに自由に回転させる
ことができる。
【0005】ベアリング3をハブ2とシャフト1の間に
固着する方法として、次の2つの方法が知られている。
1つは、ハブ2とシャフト1の間にベアリング3を圧入
する方法であり、ハブ2の内径をベアリングの外輪3aよ
りわずかに小さな値に設定するとともにシャフト1の外
径をベアリングの内輪3bよりわずかに大きな値に設定す
ることによって外輪3aと内輪3bがそれぞれハブ2とシャ
フト1から受ける圧力によりベアリング3が固着され
る。もう1つは、外輪3aと内輪3bをそれぞれハブ2とシ
ャフト1に接着剤によって固着する方法である。上述の
いずれの方法を用いる場合にも、ハブ2とシャフト1の
面は、それぞれ外輪3aおよび内輪3bと密着させるため
に、凹凸のない均一な面に仕上げられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ベアリ
ングが小型化されると外輪3aと内輪3bの機械的強度が低
下し、圧入による方法では、ハブ2とシャフト1から受
ける圧力によりベアリングが容易に変形して回転不良等
の品質劣化が生じるという問題がある。
【0007】そのため、小型のベアリングに対しては、
通常、接着剤による固着方法が用いられている。しかし
この場合には、接着剤の固化に時間を要し軸受装置の生
産効率が低下するという問題があり、また、接着剤が必
要部分以外の面に付着して回転不良を生じさせたり、あ
るいは、接着剤の厚みが不均一となってベアリング3が
ハブ2とシャフト1の間で偏って固着され、その結果、
ハブ2とシャフト1の軸心がずれて回転不良等の品質劣
化を生じさせるという問題があった。
【0008】そこで本発明は、小型のベアリングを用い
た軸受装置の生産効率の向上および高品質化を図ること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決は、回転
軸1と、保持部材2と、該回転軸1と該保持部材2の間
に介在させたベアリング3を備え、該ベアリングの外輪
3aと内輪3bをそれぞれ該保持部材2と該回転軸1に固着
させることによって該回転軸1に対し該保持部材2を回
転自在に支持するようにした軸受装置において、該ベア
リングの外輪3aと接する保持部材2の面にヒダ状突起2a
を形成したことを特徴とする軸受装置、あるいは、回転
軸1と、保持部材2と、該回転軸1と該保持部材2の間
に介在させたベアリング3を備え、該ベアリングの外輪
3aと内輪3bをそれぞれ該保持部材2と該回転軸1に固着
させることによって該回転軸1に対し該保持部材2を回
転自在に支持するようにした軸受装置において、該ベア
リングの内輪3bと接する回転軸1の面にヒダ状突起1aを
形成したことを特徴とする軸受装置によって達成され
る。
【0010】
【作用】本発明では、ベアリングの外輪3aと接する保持
部材2の面にヒダ状突起2aを形成しているので、ベアリ
ング3を保持部材2と回転軸1の間に圧入したときにベ
アリングの外輪3aはヒダ状突起2aからのみ圧力を受ける
こととなる。従って、保持部材2の面が均一になってい
る場合に比べてベアリング3が受ける圧力が低減され、
その結果、圧入によりベアリング3が変形することがな
く軸受装置の品質劣化を防止できる。
【0011】また、ベアリングの内輪3bと接する回転軸
1の面にヒダ状突起1aを形成したときにも、上述の場合
と同様にベアリング3が受ける圧力は低減されるので軸
受装置の品質劣化を防止できる。
【0012】また、いずれの構成においても、接着剤を
用いず圧入によりベアリングを固着させることができる
ので軸受装置の生産効率が向上する。
【0013】
【実施例】図1は本発明の実施例を示す断面図であり、
図4と同一のものには同一番号を付した。同図に示した
軸受装置には2個のベアリングが組み込まれているが、
ハブ2の長さ等に応じて1個あるいは3個以上とするこ
ともできる。本実施例では、ベアリングの外輪3aと接す
るハブ2の面にヒダ状突起2aを設ける。
【0014】図2はハブ2の平面図を示したものであ
り、ヒダ状突起2aはブローチ等を用いてハブ面に切削加
工を施すことにより容易に形成することができる。ある
いは、鋳造や成型によりヒダ状突起を有するハブを製作
することもできる。
【0015】上記構成において、ヒダ状突起2aの先端で
決まるハブ2の内径を、従来例で述べたようにベアリン
グの外輪3aよりわずかに小さな値に設定する。ベアリン
グの内輪3bと接するシャフト1の面は従来と同様に均一
な面に仕上げ、その径をベアリングの内輪3bよりわずか
に大きな値に設定する。
【0016】以上の状態でシャフト1とハブ2の間にベ
アリング3を圧入すると、ベアリングの外輪3aはヒダ状
突起2aからのみ圧力を受け、この圧力によって外輪3aが
ハブ2に固着されることになる。従って、保持部材2の
面が均一になっている場合に比べてベアリングの外輪3a
に加わる圧力が低減され、その結果、外輪3aは従来に比
べて変形し難くなる。ヒダ状突起2aの高さや幅を変える
ことによりベアリング3のサイズに応じて圧入時に加わ
る力を調整することができる。
【0017】上記実施例ではヒダ状突起をハブ2に設け
た場合について述べたが、シャフト1の面にヒダ状突起
を設けるようにしても同様な効果を得ることができる。
図3はヒダ状突起1aの設けられたシャフト1の平面図を
示したものであり、ヒダ状突起1aの先端で決まるシャフ
ト1の径をベアリングの内輪3bよりわずかに大きな値に
設定してベアリング3を圧入すると、ベアリングの内輪
3bはヒダ状突起1aからのみ圧力を受け、この圧力によっ
てベアリング3がシャフト1に固着されることになる。
【0018】シャフト1とハブ2の双方にヒダ状突起を
設ける構成とすることも可能であり、この場合には、ベ
アリング3に加わる力を一層小さくすることができる。
また、上述したようにヒダ状突起をハブ2あるいはシャ
フト1のみ、あるいはその双方に設けてベアリング3を
圧入し、さらに、圧入した面を接着剤で固化することに
よって固着力を高めることも可能である。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、小型のベ
アリングを用いた軸受装置の生産性向上および高品質化
を図る上で有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示す軸受装置の断面図
【図2】 本発明の実施例に係るハブを示す平面図
【図3】 本発明の他の実施例に係るシャフトを示す平
面図
【図4】 従来の軸受装置の断面図
【符号の説明】
1 シャフト、 1a、2a ヒダ状突起、 2 ハブ、 3 ベアリング、 3a 内輪、 3b 外輪、 3c 鋼球、 4 スペーサ、 5 磁気ディスク、

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸(1) と、保持部材(2) と、該回転
    軸(1) と該保持部材(2) の間に介在させたベアリング
    (3) を備え、該ベアリングの外輪(3a)と内輪(3b)をそれ
    ぞれ該保持部材(2) と該回転軸(1) に固着させることに
    よって該回転軸(1) に対し該保持部材(2) を回転自在に
    支持するようにした軸受装置において、 該ベアリングの外輪(3a)と接する保持部材(2) の面にヒ
    ダ状突起(2a)を形成したことを特徴とする軸受装置。
  2. 【請求項2】 回転軸(1) と、保持部材(2) と、該回転
    軸(1) と該保持部材(2) の間に介在させたベアリング
    (3) を備え、該ベアリングの外輪(3a)を該保持部材(2)
    に固着させ、内輪(3b)を該回転軸(1) に固着させること
    によって該回転軸(1) に対し該保持部材(2) を回転自在
    に支持するようにした軸受装置において、 該ベアリングの内輪(3b)と接する回転軸(1) の面にヒダ
    状突起(1a)を形成したことを特徴とする軸受装置。
JP23623492A 1992-09-04 1992-09-04 軸受装置 Withdrawn JPH0681853A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23623492A JPH0681853A (ja) 1992-09-04 1992-09-04 軸受装置

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JP23623492A JPH0681853A (ja) 1992-09-04 1992-09-04 軸受装置

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JPH0681853A true JPH0681853A (ja) 1994-03-22

Family

ID=16997778

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JP23623492A Withdrawn JPH0681853A (ja) 1992-09-04 1992-09-04 軸受装置

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JP (1) JPH0681853A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007275994A (ja) * 2001-08-17 2007-10-25 Husqvarna Outdoor Products Inc クランクケースの製造方法
JP2008545080A (ja) * 2005-06-30 2008-12-11 ゲレーテ−ウント・プンペンバウ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング・ドクトル・オイゲン・シュミット プラスチック製冷媒ポンプハウジング内/面においてポンプベアリングを配置するための構造および方法

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Effective date: 19991130