JPH0681734B2 - ビシクロヒユムレノンの製造方法 - Google Patents

ビシクロヒユムレノンの製造方法

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JPH0681734B2
JPH0681734B2 JP63237127A JP23712788A JPH0681734B2 JP H0681734 B2 JPH0681734 B2 JP H0681734B2 JP 63237127 A JP63237127 A JP 63237127A JP 23712788 A JP23712788 A JP 23712788A JP H0681734 B2 JPH0681734 B2 JP H0681734B2
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二郎 辻
孝志 高橋
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は香料として有用な下記式(I)により示される
ビシクロヒユムレノンの製造方法に関する。
(従来の技術) ビシクロヒユムレノンは、特開昭61-126013号公報に記
載されているように苔に含まれる物質で香料として極め
て有用な化合物であるが、化学的に合成された例は報告
されていない。
(発明が解決しようとする課題) ビシクロヒユムレノンは、その特異な芳香により香料素
材としての使用が期待されているが、化学的な合成法が
知られていないため工業的には生産されていないのが現
状である。本発明はビシクロヒユムレノンの化学的合成
法を提供するものである。
(課題を解決するための手段) 上記の問題点は、式 により示される化合物(以下化合物(II)と記す)を強
塩基性物質の存在下に式 により示される化合物(以下化合物(III)と記す)と
反対させ、式(I)により示されるビシクロヒユムレノ
ンを得ることにより解決できる。
本発明の方法において用いられる強塩基性物質として
は、水素化ナトリウム、水素化リチウム、水素化カルシ
ウムなどのアルカリ金属、或いはアルカリ土類金属の水
素化物、n-ブチルリチウム、sec-ブチルリチウムなどの
アルキルリチウム、カリウムt-ブトキサイド、カリウム
エトキサイド、カリウムメトキサイドなどのカリウムア
ルコキサイドなどがある。強塩基性物質の使用量は、通
常、化合物(III)1モルに対し1〜10モルである。
本発明の方法において使用される化合物(II)と化合物
(III)の比率には特に制限はないが、反対を効率よく
進行させるためには、化合物(II)1モルに対し化合物
(III)を1〜3モル用いるのが好ましい。
本発明の反対は通常、溶媒の存在下で行われる。溶媒と
しては反応条件下で不活性なものであれば特に制限はな
いが、好ましい溶媒としては、n-ヘキサン、シクロヘキ
サン、ベンゼン、トルエンなどの炭化水素類、ジオキサ
ン、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテルなどのエー
テル類、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルアセトアミドなどの非プロトン性極性溶媒
があげられる。
反応温度は通常、−70〜60℃であるがより好ましい温度
範囲は0〜30℃である。
つぎに化合物(II)の製造方法について説明する。
化合物式(II)は式 (式(IV)においてRは低級アルキル基を示し、Tsはト
シル基を示す。) により示される化合物(以下化合物(IV)と記す。)を
リチウムビストリメチルシリルアミドと反対させ、つい
で酸を加えたのち塩基を加えることにより得ることがで
きる。式(IV)においてRはメチル、エチル、n-プロピ
ル、イソプロピルなどの低級アルキル基を表す。
化合物(IV)とリチウムビストリメチルシリルアミドと
の反応においては、化合物(IV)1モルに対し通常1〜
5モルのリチウムビストリメチルシリルアミドが用いら
れる。反応温度は通常0〜120℃で行うことができる
が、より好ましい反応温度は50〜100℃である。本反応
は通常、溶媒の存在下で行われる。溶媒としては反応条
件下で不活性なものであれば特に制限はないが、好まし
い溶媒としては、n-ヘキサン、シクロヘキサン、ベンゼ
ン、トルエンなどの炭化水素類、ジオキサン、テトラヒ
ドロフラン、ジエチルエーテルなどのエーテル類、ジメ
チルスルホキシド、ジメチルホルムアミド、ジメチルア
セトアミドなどの非プロトン性極性溶媒があげられる。
本反応に用いられるリチウムビストリメチルシリルアミ
ドは、n-ブチルリチウムとビストリメチルシリルアミン
とを混合することにより容易に得ることができる。
反応終了後、反応液は塩化アンモニウム又は硫酸アンモ
ニウムなどの弱酸性物質の水溶液によりクエンチした
後、適当な有機溶媒にて抽出し、溶媒を留去することに
より次の工程に進められる。ここで用いられる抽出溶媒
については特に制限はないが、n-ヘキサン、シクロヘキ
サン、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテルなど
が用いられる。
上記のような方法にて化合物(IV)とリチウムビストリ
メチルシリルアミドとを反応させた後、酸を加えたのち
塩基を加えて反応させることにより化合物(II)を得る
ことができる。ここで用いられる酸としては、p-トルエ
ンスルホン酸、硫酸、塩酸、トリフルオル酢酸、ケイタ
ングステン酸などの強酸が好ましい。使用する酸の量は
触媒量で十分であり、通常化合物(IV)に対し0.1〜5
モル%の量で使用される。また塩基としては炭酸ナトリ
ウム、重炭酸ナトリウム、水酸化ナトリウム、炭酸カリ
ウム、水酸化カリウム、水酸化リチウムなどがあげられ
る。用いる塩基の量は通常化合物(IV)に対し当モル以
上であり、好ましくは1〜5モル倍である。反応温度は
通常−30〜30℃のの範囲で実施される。
つぎに化合物(IV)の製造方法について説明する。
化合物式(IV)は、式 により示される化合物を(以下化合物(V)と記す。)
をシアノヒドリン化した後、酸性触媒の存在下に、式 ROCH=CH2……(VI) (式(VI)においてRは式(IV)におけるのと同じ意味
を持つ。) により示される化合物(以下化合物(VI)と記す。)と
反対させることにより得ることができる。
化合物(V)のシアノヒドリン化反応においては通常の
シアノヒドリン合成で用いられる方法が採用できる。例
えばシアン化ナトリウム、シアン化カリウムなどのアル
キル金属シアン化物と硫酸、塩酸などの酸を作用させる
方法、トリメチルシリルシアナイドを作用させた後酸処
理する方法などである。
化合物(V)のシアノヒドリンと化合物(VI)を酸性触
媒の存在下に反応させることにより化合物(IV)を得る
ことができる。本反応においては化合物(VI)を過剰に
用いるのが好ましく、通常、化合物(V)のシアノヒド
リン1モルに対し化合物(VI)を1〜5モル用いる。こ
こで用いられる酸性触媒としては、硫酸、塩酸、燐酸な
どの鉱酸、ベンゼンスルホン酸、p-トルエンスルホン
酸、メタンスルホン酸などのスルホン酸があげられる。
これらの酸性触媒の使用量は触媒量でよく、通常、化合
物(V)のシアノヒドリン1モルに対し0.0001〜0.05モ
ルである。反応温度は通常−20〜50℃で行われる。本反
応において溶媒は特に必要ないが、反応条件下で不活性
な溶媒であれば使用可能である。好ましい溶媒として
は、n-ヘキサン、ベンゼン、トルエンなどの炭化水素
類、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素などの
塩素化炭化水素類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフ
ランなどの飽和エーテル類がある。
以下に本発明の実施例を示し、より詳しく説明する。
実施例1(ビシクロヒユムレノンの合成) 水素化ナトリウム(鉱物油に懸濁されたもので有効成分
60%を含むもの)20mg(0.5mmol)フラスコに入れ窒素
気流下でn-ヘキサンにて洗浄した後、n-ヘキサンを留去
した。フラスコに乾燥したジメチルスルホキシド1mlを
加え、ヨウ化トリメチルスルホキソニウム44mg(0.2mmo
l)を加え10℃で20分反応させた。その中に、化合物(I
I)20mg(0.1mmol)を乾燥したジメチルスルホキシド1m
lに溶かしたものを加え、室温で10分反応させた。反応
液に5%塩化アンモニウム水溶液1ml及び5%を硫酸ナ
トリウム水溶液1mlを加え、エーテルで流出した。抽出
有機層を飽和食塩水にて洗浄した後、硫酸マグネシウム
で乾燥し、減圧下にて濃縮した。残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフイーにて精製し、ビシクロヒユムレノ
ン8mg(0.04mmol)を得た。
実施例2(化合物(II)の合成) ビストリメチルシリルアミン1.1ml(5.17mmol)を乾燥
したジオキサン20mlに溶かし、その中へ10℃にて1.76N
のn-ブチルリチウム2.6ml(4.68mmol)を加えた。反応
混合液を10℃にて1時間攪拌した後、化合物(IV)(R
=C2H5)560mg(1.17mmol)のジオキサン溶液40mlを窒
素気流下で80℃にて3時間かけて滴下した。滴下終了後
更に30分80℃にて攪拌した。反応終了後は塩化アンモニ
ウムの水溶液にてクエンチした後、ジエチルエーテルに
て抽出した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、
減圧下に濃縮した。
得られた残渣にメタノール3mlを加え、0℃にてp-トル
エンスルホン酸1mgを加え、30分攪拌した。得られた反
応液にジエチルエーテル10mlを加えた後、2%の水酸化
ナトリウム水溶液5mlにて洗浄し、更に硫酸マグネシウ
ムにて乾燥した。ついで、減圧下にて濃縮した後、残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフイーにて精製し、化
合物(II)210mgを得た。化合物(IV)からの収率は87
%であった。
実施例3(化合物(IV)(R=C2H5)の合成) 化合物(V)450mg(1.19mmol)、トリメチルシアナイ
ド0.47ml(3.57mmol)及び18-クラウン-6KCN1mgの混合
物を0℃にて10分攪拌した。反応混合液にテトラヒドロ
フラン3ml及び1N塩酸0.3mlを加え室温で5分攪拌した。
得られた混合液をエーテルで抽出し、食塩水で洗浄した
後、硫酸マグネシウムで乾燥した。更に減圧下で濃縮
し、残渣として粗シアノヒドリン470mgを得た。
得られた粗シアノヒドリンを乾燥したベンゼン10mlに溶
かし、その中にエチルビニルエーテル0.14ml(1.43mmo
l)を加えた。この混合物にp-トルエンスルホン酸5mgを
加え、0℃にて10分間反応させた。反応液に5%NaHCO3
水溶液10mlを加えた後エーテルで抽出した。抽出有機層
を食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下
に濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフイーにて精製し、化合物(IV)462mg(0.99mmo
l)を得た。化合物(V)からの収率は83%であった。
(発明の効果) 本発明によると、香料素材として期待されているビシク
ロヒユムレノンの、工業的実施が可能な化学的合成法が
提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C11B 9/00 P 2115−4H

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式 により示される化合物を強塩基性物質の存在下に式 により示される化合物と反応させることを特徴とする式 により示されるビシクロヒユムレノンの製造方法。
  2. 【請求項2】式(II)により示される化合物が、式 (式(IV)においてRは低級アルキル基を示し、Tsはト
    シル基を示す。) により示される化合物をリチウムビストリメチルシリル
    アミドと反応させ、ついで酸を加えたのち塩基を加える
    ことにより得られたものである特許請求の範囲第1項記
    載の方法。
  3. 【請求項3】式(IV)により示される化合物が、式 により示される化合物をシアノヒドリン化した後、酸性
    触媒の存在下に、式 R1OCH=CH2……(VI) (式(VI)においてR1は式(IV)におけるのと同じ意味
    を持つ。) により示される化合物と反応させることにより得られた
    ものである特許請求の範囲第2項記載の方法。
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