JPH068151U - 車両用動力操舵装置 - Google Patents
車両用動力操舵装置Info
- Publication number
- JPH068151U JPH068151U JP5321292U JP5321292U JPH068151U JP H068151 U JPH068151 U JP H068151U JP 5321292 U JP5321292 U JP 5321292U JP 5321292 U JP5321292 U JP 5321292U JP H068151 U JPH068151 U JP H068151U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- flare nut
- power steering
- vehicle
- gap
- Prior art date
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- Pending
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- Joints With Pressure Members (AREA)
- Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 この考案は、フレアナット内径とパイプ外径
の隙間に泥水等が溜まり錆が発生するのを防止するシー
ル構造の車両用動力操舵装置を目的にしている。 【構成】 車両用動力操舵装置に用いられるフレアナッ
トタイプ継手Tのシール構造において、パイプ側フレア
ナット3内径とパイプ2外径との隙間Sをシール部材4
でシールし若しくはパイプ側フレアナット3及びボス1
1の上端をダストカバー5で覆い、外部からの水や泥の
浸入を防止することを特徴としている。
の隙間に泥水等が溜まり錆が発生するのを防止するシー
ル構造の車両用動力操舵装置を目的にしている。 【構成】 車両用動力操舵装置に用いられるフレアナッ
トタイプ継手Tのシール構造において、パイプ側フレア
ナット3内径とパイプ2外径との隙間Sをシール部材4
でシールし若しくはパイプ側フレアナット3及びボス1
1の上端をダストカバー5で覆い、外部からの水や泥の
浸入を防止することを特徴としている。
Description
【0001】
この考案は、パワーステアリングにおける配管のフレアナットタイプ継手のシ ールに利用される車両用動力操舵装置に関するものである。
【0002】
従来は、図3〜5に図示したような、パワーステアリングPにおける配管のフ レアナットタイプ継ぎ手Tは、フエルールシート面にパイプシート面を押さえつ けてシールをする構造であり、シリンダ1或いはハウジングののボス11のネジ 部D内に、下部フレアナット31を配置し、パイプ2はパイプ側フレアナット3 に締付トルクを与えて固定している。なお、Eは油の流れ方向を示している。
【0003】
しかし、A.上記フレアナットタイプ継手Tでは、パワーステアリングPが図 5のように車両搭載時に車両水平に対して上向き、横向き位相に配置される場合 が多いため、フレアナット内径Aとパイプ外径Bの隙間S(図4、図5参照)に 、外部から泥や水等が溜まりやすく、その結果接続部分に錆が発生しやすいとい う問題点がある。
【0004】 そこで、本考案は上記従来の技術の問題点に鑑み案出されたもので、フレアナ ット内径とパイプ外径の隙間に泥水等が溜まり錆が発生するのを防止するシール 構造の車両用動力操舵装置の提供を目的としている。
【0005】
上記目的を達成するために、本考案における車両用動力操舵装置においては、 車両用動力操舵装置に用いられるフレアナットタイプ継手のシール構造において 、パイプ側フレアナット内径とパイプ外径との隙間をシール部材でシールし若し くはパイプ側フレアナット及びボスの上端をダストカバーで覆い、外部からの水 や泥の浸入を防止することを特徴としている。
【0006】
第1には、ボス内のネジ部に下部フレアナットを配置し、パイプ3を挿入配置 した後、パイプ側フレアナットを該ねじ部に螺入してパイプを固定し、取付溝に シール部材を挿着してシールし、外部からの水や泥の浸入を防止する。
【0007】 第2には、ボス内のネジ部に下部フレアナットを配置し、パイプ3を挿入配置 した後、パイプ側フレアナットを該ねじ部に螺入してパイプを組み付けると共に 、パイプ側フレアナット及びボスの上端をダストカバーで覆って、外部からの水 や泥の浸入を防止する。
【0008】
実施例について図1から図2を参照して説明する。なお、符号は、従来の技術 で使用した符号と共通の符号を使用する。
【0009】 本考案は、車両用動力操舵装置に用いられるフレアナットタイプ継手Tのシー ル構造に関するものである。
【0010】 図1は第1の実施例をあらわしたもので、パワーステアリングのシリンダ1に は配管用のボス11が配設され、該ボス11内にはねじ部Dが形成されている。
【0011】 また、ボス11内には下部フレアナット31が配置され、更に、内部にねじを 切ったパイプ側フレアナット3の内径Aとパイプ2の外径Bとの隙間Sをシール する構造とするため、パイプ側フレアナット3の上部内周には、取付溝41が形 成されていて、該取付溝41には例えばOリング等のシール部材が挿着可能にさ れている。
【0012】 図2は第2の実施例をあらわしたもので、パイプ側フレアナット3とボス11 は第1の実施例と同一の構造としてある。
【0013】 パイプ側フレアナット3の内径Aとパイプ2の外径Bとの隙間Sをシールする ため、パイプ2にダストカバー5の上端部51を組み付け可能にすると共に、パ イプ側フレアナット3及びボス11の上端部をダストカバー5で覆ってシールし 、外部からの水や泥の浸入を防止している。
【0014】
本考案は上述の通り構成されているので、次に記載する効果を奏する。
【0015】 A.パワーステアリングが車両搭載時に車両水平に対して上向き、横向き位相 に配置される場合でも、シール部材でシール若しくはダストカバーで覆ってパイ プ側フレアナットとパイプ管の隙間をシールしているため、フレアナット内径と パイプ外径の隙間に泥や水が溜まるり錆が発生するのを防止できる。
【0016】 B.組み付け作業面では、シール部材を用いた場合(図1参照)は、パイプ側 フレアナットの螺入と同時に隙間部分のシール工程も完了し、従来のフレアナッ ト螺入作業と変わらない工程数で済む効果がある。
【0017】 また、ダストカバーでフレアナット部を覆う場合(図2参照)は、ダストカバ ーによって隙間部とパイプフレアナットのねじ部分の2箇所シールを同時に行わ れる。
【図1】本考案のシール部材でシールした構造の断面図
である。
である。
【図2】本考案のダストカバーでシールした構造の断面
図である。
図である。
【図3】図4の要部断面図である。
【図4】従来のシール構造の断面図である。
【図5】パワーステアリング配管の斜視図である。
T フレアナットタイプ継手 1 シリンダ 11 ボス D ねじ部 2 パイプ 3 パイプ側フレアナット 31 下部フレアナット 4 シール部材 41 取付溝 5 ダストカバー 51 上端部
Claims (1)
- 【請求項1】 車両用動力操舵装置に用いられるフレア
ナットタイプ継手のシール構造において、パイプ側フレ
アナット内径とパイプ外径との隙間をシール部材でシー
ルし若しくはパイプ側フレアナット及びボスの上端をダ
ストカバーで覆い、外部からの水や泥の浸入を防止する
ことを特徴とする車両用動力操舵装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5321292U JPH068151U (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | 車両用動力操舵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5321292U JPH068151U (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | 車両用動力操舵装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH068151U true JPH068151U (ja) | 1994-02-01 |
Family
ID=12936539
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5321292U Pending JPH068151U (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | 車両用動力操舵装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH068151U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002090816A1 (en) * | 2001-05-08 | 2002-11-14 | Sanoh Kogyo Kabushiki Kaisha | Multi-layer coated tube and method of manufacturing the coated tube |
KR20030004670A (ko) * | 2001-07-06 | 2003-01-15 | 주식회사 만도 | 파워 스티어링 시스템의 유압 공급관 |
JP2010048373A (ja) * | 2008-08-22 | 2010-03-04 | Toyo Densen Kk | フレアナット、これを備えた冷媒配管、空気調和装置および冷凍装置 |
-
1992
- 1992-07-06 JP JP5321292U patent/JPH068151U/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002090816A1 (en) * | 2001-05-08 | 2002-11-14 | Sanoh Kogyo Kabushiki Kaisha | Multi-layer coated tube and method of manufacturing the coated tube |
JP2002327892A (ja) * | 2001-05-08 | 2002-11-15 | Sanoh Industrial Co Ltd | 多層コーティングチューブおよびその製造方法 |
KR20030004670A (ko) * | 2001-07-06 | 2003-01-15 | 주식회사 만도 | 파워 스티어링 시스템의 유압 공급관 |
JP2010048373A (ja) * | 2008-08-22 | 2010-03-04 | Toyo Densen Kk | フレアナット、これを備えた冷媒配管、空気調和装置および冷凍装置 |
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