JPH0681374B2 - ガス絶縁開閉器 - Google Patents

ガス絶縁開閉器

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JPH0681374B2
JPH0681374B2 JP60027040A JP2704085A JPH0681374B2 JP H0681374 B2 JPH0681374 B2 JP H0681374B2 JP 60027040 A JP60027040 A JP 60027040A JP 2704085 A JP2704085 A JP 2704085A JP H0681374 B2 JPH0681374 B2 JP H0681374B2
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JP
Japan
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movable
phase
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gas
container
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JP60027040A
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好裕 菅野
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Toshiba Corp
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、絶縁性ガスを封入した容器内に3相の通電導
体を一括して収納した3相一括形ガス絶縁開閉装置に使
用される断路器などの開閉器に関するものであり、特
に、その可動側電極周辺の構成に改良を施して機器を縮
小化したガス絶縁開閉器に係る。
[発明の技術的背景] 大都市周辺、あるいは臨海地区に設置される変電所、開
閉所においては、用用地の入手難や塩害対策上の理由か
ら、変電所や開閉所を構成する電気機器をSF6ガスなど
の絶縁性及び消弧性に非常に優れた絶縁媒体で密封した
ガス絶縁開閉装置が使用されている。
この種のガス絶縁開閉装置は、しゃ断器あるいは断路器
その他の所要機器を立体的に配置し、各機器相互間の間
隔を狭め、敷地面積の大幅な縮小を図る構成であるた
め、気中絶縁方式の開閉装置に比べて著しく小型に構成
することができる。また、近年、自然及び住宅との環境
調和を考え、建物内及び大都市での地下室内への建設が
増加する傾向にある。そこで、構成機器を合理的に配置
し、据付面積あるいは据付容積を最小限に縮小すること
により、ガス絶縁開閉装置を含めた建設費用の低廉化が
要求されている。そのため、3相の通電導体を一つの容
器に収納した3相一括形のガス絶縁開閉装置が採用され
るようになっている。
このような3相一括形ガス絶縁開閉装置のうち、特に最
近提案されている改良型の構成例を、第3図に示す。
この図において、しゃ断器20は、その容器21の軸線が据
付け面に対して垂直になるように配設されている。しゃ
断器容器21の内部には、互いに接離可能な固定側及び可
動側電極を有する各相のしゃ断部22が、その動作軸とし
ゃ断器容器21の軸線とが平行になるうにそれぞれ配置さ
れている。しゃ断部22の下方の端子から導出された各相
の通電導体23は、しゃ断器容器21の内部で通電導体24を
上方へ分岐した後、しゃ断器容器21の側面下方に設けら
れた第1の口出し端子25から導出されている。また、通
電導体23から上方へ分岐された通電導体24は、各相とも
しゃ断器容器21の軸線と平行に配置され、しゃ断器容器
21の側面の第1の口出し端子25の上方に設けられた第2
の口出し端子26から導出されている。この第1、第2の
口出し端子25,26には、断路器27,28と一体になった主母
線29,30がそぞれ接続されている。
一方、しゃ断器22の上方の端子から導出された各相の通
電導体31は、しゃ断器容器21内のしゃ断部22の上方に各
相ごとに配設された計器用変流器32を介して、しゃ断器
容器21の側面の第2の口出し端子26の上方に設けられた
第3の口出し端子33から導出されている。この第3の口
出し端子33には、断路器34、接地装置35を介してケーブ
ル接続部36及び計器用変圧器37が接続されている。な
お、第3図に示したガス絶縁開閉装置においては、各口
出し部25,26,33に接続される機器の内部の通電導体の相
配列は、全て同一となっている。
このように構成されたガス絶縁開閉装置においては、し
ゃ断器容器21からの口出し方向を全て同一とし、且つ、
それに接続される機器の内部の通電導体の相配列を同一
にすることにより、相順が極めて単純・明瞭であり、構
造の簡素化、組立・分解作業等の作業性の向上、及びガ
ス絶縁開閉装置の低廉化において利点がある。
ところで、このようなガス絶縁開閉装置において、母線
と一体化された断路器27,28の内部は、第4図に示すよ
うになっている。この図において、絶縁性ガスを封入し
た断路器容器1内には、母線の3相の導体2a〜2cが、直
角二等辺三角形の各頂点をなす位置に配置され、これら
の3相の導体2a〜2cと直交する方向に、3相の固定側電
極3a〜3cと可動側電極4a〜4cとが、それぞれしゃ断器20
側とその反対側(操作機構側)に互いに対向して配設さ
れている。
固定側電極3a〜3cと可動側電極4a〜4cとの間には、両電
極間を開閉する可動接触子5a〜5cが設けられ、可動側電
極4a〜4c内に摺動自在に挿入されている。各可動接触子
5a〜5cは、その操作機構側に絶縁ロッド6が一体化され
ており、さらに、各相の絶縁ロッド6は、その基端側で
1個の往復部材7に取付けられ、この往復部材7が操作
機構により駆動されることで、各相の絶縁ロッド6が一
体に移動して、各可動接触子5a〜5cが開閉動作をするよ
うになっている。なお、各絶縁ロッド6は、これを支持
する支持板8を貫通して移動するようにされている。
また、図中9は固定側電極3a〜3cを支持固定する絶縁ス
ペーサ、10は母線容器、11は断路器容器1と母線容器10
とのフランジ部である。
[背景技術の問題点] しかしながら、以上のような構成を有する従来のガス絶
縁開閉器には、次のような問題点を存在する。
すなわち、第4図に示したように、ガス絶縁断路器の各
可動側電極4a〜4cは、同形、同寸法とされているため、
直角二等辺三角形状をなすように配置された母線の3相
の導体2a〜2cのうち、直角二等辺三角形の底辺の両端部
の導体2a,2cに対応する可動側電極4a,4cの基端部が、断
路器容器1の内壁に接近してしまう。そして、可動側電
極4a,4cが断路器容器1に一定以上接近すると、両者間
の絶縁が保持できなくなってしまう。したがって、この
ような構成の断路器においては、絶縁保持のために、可
動側電極4a,4cの長さに合せて、断路器容器1の径を拡
大しなければならず、これにより、ガス絶縁開閉装置全
体が大型化してしまい、その縮小化の要求に対する障害
となっていた。そして、このようなことは、断路器に限
らず他の三相一括型のガス絶縁開閉器全般に言える問題
点であった。
[発明の目的] 本発明は、上述のような従来技術の欠点を解消するため
に提案されたものであり、その目的は、可動側電極周辺
の構成に改良を施すことにより、開閉器容器を縮小しな
がら、しかも可動側電極と開閉器容器との確実な絶縁保
持を可能として、ガス絶縁開閉装置全体の小型・縮小化
に貢献し得るガス絶縁開閉器を提供することである。
[発明の概要] 本発明によるガス絶縁開閉器は、3相の可動側電極のう
ち、2相の可動側電極の長さをその基端部側において他
の1相の可動側電極よりも短く構成し、かつ、可動接触
子を、その基端部が角のない円弧状となるように形成し
たことを特徴としている。
そして、このように、2相の可動側電極の基端部側の長
さを短くしたことにより、開閉器容器を縮小して、しか
も可動側電極と断路器容器との間に十分な絶縁距離を確
保することができる。また、このように可動側電極の基
端部側の長さを短くした場合には、開閉器の開状態にお
いて可動接触子が最も基端部側に移動した際に、可動接
触子の基端部が可動側電極の基端部より突出するが、こ
の場合、本発明においては、可動接触子の基端部を円弧
状に形成したため、可動接触子と断路器容器との間に十
分な絶縁距離を確保することができる。
[発明の実施例] 以上説明したような本発明によるガス絶縁開閉器の一実
施例を第1図及び第2図を用いて具体的に説明する。な
お、前述した従来例と同一部分には同一符号を付し説明
を省略する。
まず、第1図は、開閉器の閉状態を示す図である。この
図において、直角二等辺三角形の長辺の両端部をなす2
相の導体2a,2bに対応する2相の可動側電極4a,4cの長さ
は、その基端部側において残りの1相の可動側電極4bよ
りも短くされている。また、各可動側電極4a〜4cに挿入
された可動接触子5a〜5cの基端部は、角のない円弧状に
形成されている。
また、本実施例では、第2図に示すように断路器を開状
態とした場合、可動接触子5a,5cの基端部が可動側電極4
a,4cの基端部より突出するため、断路器容器1の径は、
可動接触子5a〜5cの移動ストロークに合せて設定されて
いる。
そして、このような構成とすることにより、従来の可動
側電極と断路器容器内壁との距離に比べて、両者の間隔
を大きく取ることが可能となるので、断路器容器1を従
来り縮小した場合でも、可動側電極4a,4cと断路器容器
1との絶縁距離を十分に確保できる。また、開閉器を操
作して開状態とした際には、第2図に示すように、直角
二等辺三角形の長辺の両端部をなす導体2a,2cに対応す
る可動接触子5a,5cの基端部が、可動側電極4a,4cより突
出して、容器1の内壁に接近する。この場合、可動接触
子5a,5cの径は、可動側電極4a,4cに比べて細いため、仮
にその基端部の位置が従来の可動側電極の基端部の位置
と同じでも、径が細い分だけ断路器容器1の内壁から離
れることになるので、絶縁距離を十分に確保することが
できる。
さらに、これらの可動接触子5a〜5cの基端部が角のない
円弧状に形成されているため、図中一点鎖線に示すよう
な、開閉器が開き切って、可動接触子5a〜5cが最も基端
部側に移動した状態においては、可動接触子5a〜5cの基
端部を平面としてその角を残した場合に比べて、可動側
電極4a,4cと容器1との絶縁距離をより十分に確保する
ことができ、その分だけ断路器容器1の一層の小型化に
貢献できる。したがって、このような断路器を使用した
ガス絶縁開閉装置全体を小型・縮小化できる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、2相の可動側電
極の長さを短くし、かつ、可動接触子の基端部を角のな
い円弧状に形成するという簡単な構成の改良により、開
閉器容器を縮小しながら、しかも、可動側電極と開閉器
容器との絶縁距離を確保し、さらに、開状態における可
動接触子と開閉器容器との絶縁距離を確保することを可
能にしたため、ガス絶縁開閉装置全体の小型・縮小化に
貢献できるようなガス絶縁開閉器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれ本発明によるガス絶縁開閉
器の一実施例を示す図であり、第1図は閉状態を示す断
面図、第2図は開く途中の状態を示す断面図、第3図は
ガス絶縁開閉装置の構成例を示す一部断面図、第4図は
従来のガス絶縁開閉器の一例を示す断面図である。 1……断路器容器、2a〜2c……導体、3a〜3c……固定側
電極、4a〜4c……可動側電極、5a〜5c……可動接触子、
6……絶縁ロッド、20……しゃ断器、27,28,34……断路
器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁性ガスを封入した容器内に、母線の3
    相の導体が、直角二等辺三角形の各頂点をなす位置に配
    置され、これらの3相の導体と直交する方向に、3相の
    固定側電極と可動側電極とが互いに対向して配設され、
    これらの固定側電極と可動側電極との間には、直線的に
    移動することで両電極間を開閉する可動接触子が可動側
    電極内に挿入配置されたガス絶縁開閉器において、 前記3相の可動側電極のうち、2相の可動側電極の長さ
    をその基端部側において他の1相の可動側電極よりも短
    く構成し、かつ、前記可動接触子を、その基端部が角の
    ない円弧状となるように形成したことを特徴とするガス
    絶縁開閉器。
JP60027040A 1985-02-14 1985-02-14 ガス絶縁開閉器 Expired - Lifetime JPH0681374B2 (ja)

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JPS61189108A JPS61189108A (ja) 1986-08-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58139609A (ja) * 1982-02-12 1983-08-19 株式会社東芝 ガス絶縁開閉装置

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