JPH0681199B2 - 選択信号送出装置 - Google Patents

選択信号送出装置

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JPH0681199B2
JPH0681199B2 JP60172911A JP17291185A JPH0681199B2 JP H0681199 B2 JPH0681199 B2 JP H0681199B2 JP 60172911 A JP60172911 A JP 60172911A JP 17291185 A JP17291185 A JP 17291185A JP H0681199 B2 JPH0681199 B2 JP H0681199B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、電話機などにおいてそのダイヤル操作に応
じた選択信号を送出する選択信号送出装置に係り、特
に、ダイヤル操作に応じて送出される選択信号の形態と
して、パルス信号またはDTMF(Dual Tone Modulated Fr
eqency)信号の何れかまたは双方を送出する送出装置に
関する。
〔従来の技術〕
従来、電話機には、キーボードのダイヤル操作に応じて
相手先電話番号や、その他のデータを表わす選択信号を
送出する選択信号送出装置が用いられている。
この選択信号送出装置には、送出する選択信号がパルス
信号であるものと、DTMF信号(トーン信号)であるもの
とに大別されるが、さらに、パルス信号およびDTMF信号
の双方の送出を可能に構成し、スイッチによって何れか
一方を選択できるもの(トーン・パルスダイヤラ)も実
用化されている。
このようなパルス信号およびDTMF信号の双方を送出可能
にした選択信号送出装置は、電話機を使った各種サービ
ス、電話機メーカの回路ユニットの共通化による生産性
向上、消費者へのサービスなどに対応するものであり、
特に、需要が高まりつつある長距離電話サービス、鉄道
や航空機などの輸送機関の座席約などの対応、金融機関
との対応、あるいは、コンピュータアクセスなどの各種
電話サービスに応ずるためには、選択信号としてパルス
信号およびDTMF信号の双方の送出が不可欠である。
ところで、この選択信号送出装置では、キーボードの操
作内容を記憶して再操作に備えるためのの記憶手段とし
てリダイヤルメモリが設置され、このリダイヤルメモリ
に入力データの全部を格納している。リダイヤルメモリ
は、記憶データが入力データによって順次循環して適当
な記憶容量を持つ循環式メモリや、入力データが最大記
憶容量に到達したとき入力データの書込みを禁止するメ
モリなどで構成されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このような選択信号送出装置において、ダイヤル操作を
行うと、全入力データがリダイヤルメモリに格納される
ため、各種サービスを利用するとき、各種サービス提供
会社の呼出番号やサービスを受けるに必要な暗証番号な
どの固定的な入力データの他、具体的なサービス内容を
指示するサービスコードなどのサービスごとにデータ内
容が変化する非固定的な入力データまでもリダイヤルメ
モリに格納するため、記憶容量の大きいリダイヤルメモ
リが必要である。
また、連続した多桁のキー入力を必要とするサービスで
は、記憶容量を超えて入力データがリダイヤルメモリに
書き込まれるおそれがあり、リダイヤルメモリの記憶容
量を超えると、先に格納されているデータが書き換えら
れ、または、リダイヤルデータの書込みを禁止し、リダ
イヤル機能が得られないおそれがあった。
そこで、この発明は、記憶手段に記憶すべきデータ量を
削減するとともに、リダイヤル操作の簡略化を実現した
選択信号送出装置を提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明の選択信号送出装置は、第1図に例示するよう
に、キーの選択によって任意の選択信号データを入力す
る選択信号データ入力手段(キーボード2及びキー入力
論理回路6)と、この選択信号データ入力手段から入力
された前記選択信号データを記憶する記憶手段(短縮・
リダイヤルメモリ14)と、この記憶手段に対して側路を
成して前記選択信号データを前記記憶手段の出力側に送
出するデータバイパス手段(データバイパス回路16)
と、前記選択信号データ入力手段と前記データバイパス
手段及び前記記憶手段の入力部との間に設置されて、前
記データバイパス手段または前記記憶手段に対する前記
選択信号データの入力を選択的に切り換える入力切換手
段(ゲート回路12)と、送出される選択信号の形態がト
ーン信号モードかパルス信号モードかを表すモード検出
信号を発生するモード検出手段(モード検出・切換回路
28)と、選択操作に応じて前記記憶手段へのデータ書込
みを禁止するデータ書込み禁止指令手段(メモリ書込み
禁止キーMS)と、このデータ書込み禁止指令手段からの
前記データ書込み禁止指令、または前記モード検出手段
からのモード検出信号を受けて、前記記憶手段へのデー
タ書込みを禁止するとともに、この禁止状態に移行した
とき、前記入力切換手段を切り換えて前記選択信号デー
タを前記データバイパス手段側に送出させるデータ切換
制御手段(メモリ・ゲート制御回路48)と、このデータ
切換制御手段からのデータ書込みの禁止を表す出力を受
けるとともに、フックスイッチのオフ状態への移行を受
けて、前記記憶手段への書込み禁止を表す表示出力を発
生する表示出力手段(ラッチ回路50、ゲート回路52及び
ゲート制御回路56)と、この表示出力手段からの前記表
示出力によって前記記憶手段へのデータ書込み禁止を表
示する表示手段(表示装置54)とを備えたことを特徴と
する。
〔作 用〕
この発明の選択信号送出装置は、切換手段の切換えに応
じて記憶手段とデータバイパス手段との選択を行い、選
択信号データ中の固定的なデータを記憶手段に記憶さ
せ、その他の変動データをデータバイパス手段を介して
記憶手段の出力側に送出している。
そして、この発明の選択信号送出装置において、切換手
段は、たとえば、特定のキー操作(たとえばMSキーの操
作)に応じて切り換えられるようにすれば、選択信号デ
ータ中の固定的なデータとデータ内容が変化する非固定
的なデータとを任意に選択して記憶手段に所望のデータ
を記憶でき、通話者によって記憶内容の制御ができる。
〔実 施 例〕
以下、この発明の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。
第1図はこの発明の選択信号送出装置の実施例を示す。
第1図において、選択信号データのデータ入力手段とし
て設置されたキーボード2には、テンキーとともに、*
キー、#キー、ポーズ(P)キー、トーン・パルス
(TP)選択キー、データ書込み禁止指令手段としてのメ
モリ書込み禁止(MS)キーリダイヤル(RD)キーなどの
機能キーからなる複数のキーが設置され、この実施例の
場合、4行4列合計16個のキーで構成されている。これ
らのキーは相手先電話番号やその他の選択入力に用いら
れ、操作されたキーの入力データは、各キーの横軸およ
び縦軸上の位置情報からなっている。
このキーボード2の各キーの操作によって得られたキー
入力データは、キーの位置情報から相手先電話番号やそ
の他の情報を選択信号に変換して出力する選択信号送出
ユニット4に加えられる。
この選択信号送出ユニット4において、キーボード2か
らのキー入力データはキー入力論理回路6に加えられ、
このキー入力論理回路6では、基準発振回路8から加え
られるクロックパルスに同期して特定の時間間隔でテン
キー入力に応じた選択信号データまたはその他のキー入
力に応じた信号、たとえば、メモリ書込み禁止信号MS、
トーン・パルス選択信号T/P、メモリ書込み信号WRなど
を出力する。なお、基準発振回路8の発振周波数は、選
択信号送出ユニット4に外付けされた水晶発振素子10の
固有発振周波数によって設定されている。
そして、キー入力論理回路6が出力する選択信号データ
は、そのデータの出力方向を選択的に切り換える入力切
換手段としてのゲート回路12に加えられ、このゲート回
路12を通過した選択信号データは、各種のデータを記憶
する記憶手段として設置された、たとえば、短縮・リダ
イヤルメモリ14(以下単にメモリ14という)に加えら
れ、また、このメモリ14を跨ってデータバイパス手段と
して設置されたデータバイパス回路16へ送出される。
メモリ14には、データを書き込むための書込みアドレス
を指定するライトポインタ18とともに、記憶データを読
み出す読出しアドレスを指定するリードポインタ20がバ
スラインを介して接続されている。ライトポインタ18
は、キー入力論理回路6から書込み開始信号として加え
られるメモリ書込み信号WRに応じてゲート回路2からの
選択信号データをメモリ14の所定のアドレスに格納す
る。また、リードポインタ20は、メモリ14の出力側に設
置されてその格納データを読み出す読出回路22から加え
られる読出し開始信号に応じて順次記憶内容である選択
信号データをメモリ14から読み出す。
読出回路22には、メモリ14から読み出された選択信号デ
ータ、または、ゲート回路12からデータバイパス回路16
を介して出力された選択信号データが得られるととも
に、構内電話機から外線発信を行う場合、ポーズ制御回
路23によって、局線捕捉信号(たとえば0ダイヤル信
号)に続けて入力されたポーズデータに応じて構内電話
機から外線への接続を行うに必要なポーズ時間の設定が
行われ、ホーズ時間中の選択信号の送出が禁止される。
なお、このポーズ時間終了後、選択信号の送出が再開さ
れる。
読出回路22で得られた各データは、パルス出力回路24に
加えられるとともに、DTMF出力回路26に加えられる。こ
の場合、パルスモードでは、パルス出力回路24はモード
検出手段としてのモード検出・切換回路28からの切換信
号によって動作状態に制御されて読出回路22からの各デ
ータに応じたパルスを発生し、このパルスが選択信号し
て出力端子30から図示していない電話回線に送出され
る。また、トーン信号モードでは、パルス出力回路24の
動作が停止され、読出回路22から加えられる選択信号デ
ータに従ってDTMF出力回路26がDTMF信号を形成し、この
DTMF信号が出力端子32から選択信号として出力され、同
様に電話回線に送出される。
ここで、DTMF出力回路26について詳述すると、その入力
部に基準発振回路8からのクロックパルスを分周する分
周器34が設置され、その分周出力は、読出回路22からの
選択信号データによって分周比が設定される高群プログ
ラマブル分周器36A(以下単に分周器36Aという)および
低群プログラマブル分周器36B(以下単に分周器36Bとい
う)に加えられ、各分周器36A、36Bに設定された分周比
によって定まる異なる周波数の信号データに変換され
る。この場合、キーボード2のキーの横方向の位置に対
応して左から高群周波数をfH1、fH2、fH3、キーボー
ド2のキーの縦方向の位置に対応して上から低群周波数
をfL1、fL2、fL3、fL4とすると、読出回路22からの
選択信号データによって操作キーに対応した分周比が各
分周器36A、36Bに設定されるので、操作キーの横方向の
位置を表わす高群周波数fH1〜fH3の何れかの周波数を
持つクロックパルスと、その縦方向の位置を表わす低群
周波数fL1〜fL4の何れかの周波数を持つクロックパル
スとがそれぞれ出力される。高群周波数fH1〜fH3のク
ロックパルスは高群サイン波カウンタ38A、また、低群
周波数fL1〜fL4のクロックパルスは低群サイン波カウ
ンタ38Bにそれぞれ加えられるので、高群サイン波カウ
ンタ38Aでは高群周波数fH1〜fH3のクロックパルスの
計数により、高群周波数fH1〜fH3のディジタルサイン
波が形成され、また、低群サイン波カウンタ38Bでは低
群周波数fL1〜fL4のクロックパルスの計数により、低
群周波数fL1〜fL4のディジタルサイン波が形成され
る。これら高群および低群サイン波は、ディジタル・ア
ナログ変換器(D/A)40A、40Bで個別にアナログ信号に
変換された後、加算器42の加算によって合成されてトー
ン信号が形成され、このトーン信号は出力増幅器44で増
幅されて選択信号として出力端子32から取り出される。
この場合、出力増幅器44は、モード検出・切換回路28の
切換信号によってパルス出力回路24と選択的に切り換え
られ、トーン信号モード時に動作状態に制御される。し
たがって、トーン信号モード時において、トーン信号か
らなる選択信号が出力される。
また、ミュート出力回路27は、トーン信号送出時、送話
器からの雑音がそのトーン信号に影響を与えないよう送
話器の送話入力を禁止するミュート信号を発生し、ま
た、パルス信号送出時、回線をスイッチングするために
発生する雑音が受話器に出力されるのを禁止するための
ミュート信号を発生し、各ミュート信号を出力端子25か
ら出力する。
そして、モード検出・切換回路28は、キー入力論理回路
6からのトーン・パルス選択データT/P、読出回路22か
らのトーン・パルス選択データT/P、または、外部切換
手段として設置された外部切換回路46からのトーン・パ
ルス選択データT/Pの何れかによって、パルスモード
(P)かトーンモード(T)かを検出し、各モードに応
じた切換信号をパルス出力回路24、出力増幅器44ととも
に、各モードに応じてゲート回路12およびメモリ14を制
御するメモリ・ゲート制御回路48に加えられ、各モード
に応じた制御状態が設定される。
メモリ・ゲート制御回路48は、モード検出・切換回路28
からの切換信号によってゲート回路12の出力方向を切り
換え、また、キー入力論理回路6からのメモリ書込み禁
止信号MSによってメモリ14の書込みを禁止するととも
に、メモリ書込み禁止信号MSに応じた表示出力を発生す
る。表示出力は、ラッチ回路50に保持されるとともに、
この保持された表示出力は、ゲート回路52を経てランプ
などの表示素子で構成される表示装置54に加えられる。
この場合、ゲート制御回路56は、キー入力論理回路6か
らリダイヤル信号RDまたは送受器の操作に応じて開閉さ
れるフックスイッチからの切換入力によってゲート回路
52を開閉し、たとえば、送受器が外され、(OFF HOO
K)、かつ、リダイヤルキーが押下されたとき、ゲート
回路52が信号通過状態に制御される。そこで、表示装置
54は、ゲート回路52が通過状態に制御されているとき、
ラッチ回路50からの表示出力によって駆動され、メモリ
14の書込み禁止状態を表示する。
したがって、この選択信号送出装置は、キーボード2か
らのキー入力データに応じた選択信号を切換えに応じて
パルス信号またはトーン信号で出力するとともに、キー
入力データ中の必要なデータ、たとえば、相手先電話番
号などの固定的なデータ部分を必要に応じてメモリ14に
格納し、その記憶内容を必要に応じて読み出し、ダイヤ
ル入力操作の簡略化とともに、メモリ14の記憶容量の削
減を実現している。
第2図は、この発明の選択信号送出装置のキー入力操作
および選択信号送出プログラムの一例を示す。
第2図において、ステップS1のように、電話機本体から
送受器が外されてフックスイッチをOFF状態に切り換え
(OFF HOOK)、あるいは、いわゆるスピーカホンなどの
送受器が電話機本体と一体に構成された電話機のように
送受器とは別にフックスイッチが設けられているもので
は、そのフックスイッチをOFF状態に切り換えると、電
話機と電話回線とが接続される。この状態において、ス
テップS2でキーボード2から相手先の呼出番号を入力す
る。
ここで、キーボード2からのキー入力データは、キー入
力論理回路6およびゲート回路12を経てメモリ14に書き
込まれる。このとき、MSキーが押されない場合、キー入
力論理回路6からメモリ書込み禁止信号MSが出力されな
いので、メモリ・ゲート制御回路48からのゲート制御信
号によって、ゲート回路12はメモリ14へのデータ入力が
許可される。
そして、ステップS3で送受器に電話回線より送られてく
る信号によって話中か否かを判別する。話中の場合、ス
テップS4のように、送受器を電話機本体に戻し(ON HOO
K)、または、別に設けられたフックスイッチをON状態
にし、ステップS1から再入力をする。
ステップS3において、話中でない場合、ステップS5でMS
キーを操作してメモリ14へのキー入力データの格納を禁
止する。この場合、ステップS6において、キーボード2
のMSキーを押すと、キー入力論理回路6からメモリ書込
み禁止信号MSがメモリ・ゲート制御回路48に加えられ、
このメモリ・ゲート制御回路48からゲート回路12にゲー
ト制御信号が加えられるので、ゲート回路12のデータの
通過方向がデータバイパス回路16に切り換えられる。こ
の結果、MSキーを操作後のキーボード2からのキー入力
データは、ゲート回路12からデータバイパス回路16を介
してメモリ14の出力側にメモリ14を跨って出力される。
このとき、ステップS7において、メモリ・ゲート制御回
路48は、メモリ書込み禁止信号MSに応じて禁止表示信号
を出力し、この表示信号はラッチ回路50に保持され、ゲ
ート回路52を介して表示装置54に加えられる。そして、
この場合、フックスイッチがOFFしているとき、ゲート
制御回路56によってゲート回路52が信号通過状態に制御
されるので、表示装置54が動作してメモリ書込み禁止状
態が表示される。
そして、MSキーを操作した後、キーボード2からステッ
プS8でたとえば、特定のサービスを受けるため、相手先
との契約によって設定された暗証番号を入力する。ステ
ップS9で相手先のコンピュータなどの認識手段によって
入力暗証番号が正しいか否かを認識する。この場合、暗
証番号が間違っているときには、再び暗証番号を入力す
る。正規の暗証番号が入力されているときには、相手先
からのメッセージなどに対応し、ステップS10におい
て、相手先のサービスコードを入力し、所望のサービス
を受ける。
ステップS11でサービスの終了を確認し、そのサービス
が完了していない場合には、ステップS10に戻り、再び
サービスコードを入力し、サービスを受ける。ステップ
S11でサービスが終了していると確認した場合には、ス
テップS11で送受器を電話機本体に戻し(ON HOOK)、ま
たは、別に設けられたフックスイッチをON状態にして通
話を完了する。
そして、ステップS13で再びダイヤル入力、すなわち、
リダイヤルするか否かを判断し、リダイヤルしない場合
には、この選択信号送出プログラムを終了するが、リダ
イヤルする場合には、ステップS14で、通話を終了した
直前の相手先の番号を出力して通話を行うか否かを判断
し、直前の相手先の番号を出力されない場合には、ステ
ップS1に戻り、相手先の呼出番号から入力する。
また、通話終了後の直前の相手先番号を出力する場合に
は、ステップS15で送受器を外し(OFF HOOK)、また
は、別に設けられたフックスイッチをOFF状態にし、ス
テップS16でキーボード2のRDキーを操作することによ
り、ステップS1からステップS7までの操作を省略し、相
手先との通話を開始することができる。このようなリダ
イヤル操作が可能か否かは、表示装置54の表示によって
確認することができる。
このような選択信号の送出について、各種サービスの形
態の一例を示すと、次のようになる。
(a)長距離電話サービス 長距離電話会社呼出番号(パルス信号またはトーン信
号)の入力→MSキー操作→暗証番号(トーン信号)→相
手先呼出番号(トーン信号) この場合、長距離電話会社呼出番号(パルス信号または
トーン信号)が固定データであるので、メモリ14に記憶
し、その他のデータはデータバイパス回路16を介してメ
モリ14の出力側に送出する。
(b)金融機関等(銀行、証券会社等)の業務サービス 金融機関等呼出番号(パルス信号またはトーン信号)の
入力→MSキー操作→暗証番号(トーン信号)→サービス
コード(トーン信号) この場合、金融機関等呼出番号(パルス信号またはトー
ン信号)が固定データであるので、メモリ14に記憶し、
その他のデータはデータバイパス回路16を介してメモリ
14の出力側に送出する。
(c)鉄道や航空機等の輸送機関の座席予約等のサービ
ス 座席予約等呼出番号(パルス信号またはトーン信号)の
入力→MSキー操作→サービスコード(トーン信号) この場合、座席予約等呼出番号(パルス信号またはトー
ン信号)が固定データであるので、メモリ14に記憶し、
その他のデータはデータバイパス回路16を介してメモリ
14の出力側に送出する。
(d)コンピュータアクセス コンピュータ会社呼出番号(パルス信号またはトーン信
号)の入力→MSキー操作→暗証番号(トーン信号)→デ
ータ(モデム) この場合、コンピュータ会社呼出番号(パルス信号また
はトーン信号)が固定データであるので、メモリ14に記
憶し、その他のデータはデータバイパス回路16を介して
メモリ14の出力側に送出する。
なお、このような各種のサービスの他、通常のダイヤル
操作によって相手との通話が可能であることは、言うま
でもない。
また、実施例では選択信号の形態としてトーン信号およ
びパルス信号の双方の送出を可能にし、両者を選択可能
にしたものについて説明したが、この発明は、何れか一
方のみを送出するように信号送出の形態が固定されたも
のについても適用できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、切換手段によ
って記憶手段とデータバイパス手段との選択を行い、た
とえば、キー入力データ中の固定的なデータなどの必要
なデータのみを記憶手段に格納するため、記憶手段の記
憶容量を削減できるとともに、また、連続した多桁のダ
イヤル入力によって各種のサービスを受ける場合などに
おいて、記憶手段の記憶内容が書き換えられたり、その
読出しが禁止されるなどの不都合を防止でき、リダイヤ
ル操作の簡略化が実現でき、しかも、記憶容量の少ない
記憶手段で対応できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の選択信号送出装置の実施例を示すブ
ロック図、第2図はその動作および選択信号送出プログ
ラムを示すフローチャートである。 2……キーボード(選択信号データ入力手段) 6……キー入力論理回路(選択信号データ入力手段) 12……ゲート回路(入力切換手段) 14……短縮・リダイヤルメモリ(記憶手段) 16……データバイパス回路(データバイパス手段) 28……モード検出・切換回路(モード検出手段) MS……メモリ書込み禁止キー(データ書込み禁止指令手
段) 48……メモリ・ゲート制御回路(データ切換制御手段) 50……ラッチ回路(表示出力手段) 52……ゲート回路(表示出力手段) 54……表示装置(表示手段) 56……ゲート制御回路(表示出力手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キーの選択によって任意の選択信号データ
    を入力する選択信号データ入力手段と、 この選択信号データ入力手段から入力された前記選択信
    号データを記憶する記憶手段と、 この記憶手段に対して側路を成して前記選択信号データ
    を前記記憶手段の出力側に送出するデータバイパス手段
    と、 前記選択信号データ入力手段と前記データバイパス手段
    及び前記記憶手段の入力部との間に設置されて、前記デ
    ータバイパス手段または前記記憶手段に対する前記選択
    信号データの入力を選択的に切り換える入力切換手段
    と、 送出される選択信号の形態がトーン信号モードかパルス
    信号モードかを表すモード検出信号を発生するモード検
    出手段と、 選択操作に応じて前記記憶手段へのデータ書込みを禁止
    するデータ書込み禁止指令手段と、 このデータ書込み禁止指令手段からの前記データ書込み
    禁止指令、または前記モード検出手段からのモード検出
    信号を受けて、前記記憶手段へのデータ書込みを禁止す
    るとともに、この禁止状態に移行したとき、前記入力切
    換手段を切り換えて前記選択信号データを前記データバ
    イパス手段側に送出させるデータ切換制御手段と、 このデータ切換制御手段からのデータ書込みの禁止を表
    す出力を受けるとともに、フックスイッチのオフ状態へ
    の移行を受けて、前記記憶手段への書込み禁止を表す表
    示出力を発生する表示出力手段と、 この表示出力手段からの前記表示出力によって前記記憶
    手段へのデータ書込み禁止を表示する表示手段と、 を備えたことを特徴とする選択信号送出装置。
  2. 【請求項2】前記表示出力手段は、 前記データ切換制御手段からの前記書込み禁止を表す出
    力を保持するラッチ回路と、 前記データ書込み禁止指令手段からのデータ書込み禁止
    指令入力を受けるとともに、フックスイッチのオフ状態
    への移行により、ゲート制御出力を発生するゲート制御
    回路と、 このゲート制御回路から出力される前記ゲート制御出力
    を受けて、前記ラッチ回路からの書込み禁止指令入力を
    表示禁止出力として出力するゲート回路と、 を備えたことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    の選択信号送出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57192158A (en) * 1981-05-21 1982-11-26 Kokusai Denshin Denwa Co Ltd <Kdd> Adaptor for telephone set

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JPS6234451A (ja) 1987-02-14

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