JPH0681074U - 自動販売機の転倒防止用アンカープレート - Google Patents

自動販売機の転倒防止用アンカープレート

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JPH0681074U
JPH0681074U JP2377893U JP2377893U JPH0681074U JP H0681074 U JPH0681074 U JP H0681074U JP 2377893 U JP2377893 U JP 2377893U JP 2377893 U JP2377893 U JP 2377893U JP H0681074 U JPH0681074 U JP H0681074U
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JP
Japan
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vending machine
plate body
plate
anchor
locking hole
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Application number
JP2377893U
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English (en)
Inventor
重治 中村
Original Assignee
有限会社東栄
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】アンカーボルトの打込み部分を自動販売機の側
面方向あるいは前後方向のいずれの方向に配設した場合
にも折れ曲がりや捻れ等を生じることなく、自動販売機
を安定した状態でしっかりと固定できる転倒防止用アン
カープレートを提供する。 【構成】プレート本体1は、第1辺3に自動販売機11
の脚を係止させる第1係止孔4と第2係止孔5とが間隔
をおいて切込み形成され、第1係止孔4に脚を係止させ
たときにプレート本体1はその第2辺が自動販売機の底
面隅部の一辺から外方に突出し、第2辺6に沿ったプレ
ート本体表面に、間隔をおいて2つのアンカーボルト1
4打込み孔が形成され、また、第2係止孔5に脚を係止
させたときにプレート本体1はその第3辺7が自動販売
機の底面隅部の他辺から外方に突出し、第3辺7に沿っ
たプレート本体表面に、間隔をおいて2つのアンカーボ
ルト打込み孔が形成されているものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動販売機の転倒防止用アンカープレートの改良に関するもので ある。
【0002】
【従来技術】
自動販売機の転倒を防止するため、自動販売機の脚を地面に固定する器具とし て従来、一般には図5に示すアンカープレートが用いられる。このアンカープレ ートAは短冊状の鋼板材から成り、長手方向一端を残して周縁に立下り部Bが折 曲形成されている(図7参照)。そして、板面には、上記一端から自動販売機C の脚Dの軸部を挿通可能な切込みEが形成され、この切込みEの先端に脚Dの下 端dを抜け止めする係止孔Fが連設されている。また、板面には中央よりやや長 手方向他端寄りにアンカーボルトGの打込み用長孔Hが設けられている。
【0003】 従って、このアンカープレートAは、自動販売機底面と地面との間に上記切込 み側の端部を差し入れ、係止孔Fに自動販売機Cの脚下端dを係止させ、自動販 売機側面から突出した他方の端部の長孔HにアンカーボルトGを打ち込んで、脚 Dを地面に固定する(図7参照)。アンカープレートが用いられる箇所は、例え ば図6に見られるように、自動販売機Cの底面の対角線上に位置する前後の脚一 対が適宜選択される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記した従来のアンカープレートは次の問題点を有する。 1本のアンカーボルトによって固定されるに過ぎないため、大きな振動や強い 外力が加わると、これに抗しきれず、緩んだり、抜けたりすることがある。特に 最近では、自動販売機が薄型で背の高いものが多くなってきているために、安定 した固定が難しい。
【0005】 短冊状をした鋼板材によって形成され、長手方向両端部を固定するものである ため、例えば、図6の二点鎖線で示すようにアンカーボルトを打ち込む部分が自 動販売機の前後に飛び出すように取り付けると、自動販売機が転倒する方向に対 してこのアンカープレートは折れ曲がり易い。従って、いきおい、図6の実線で 示す方向に取り付けなければならないが、このような取付け方をすると、複数の 自動販売機を並列配置するときに、自動販売機同士の間に広い隙間を生じる。
【0006】 本考案の目的は、上記した従来技術の問題点に鑑み、自動販売機を強固に固定 でき、アンカーボルトの打込み部分を自動販売機の側面方向あるいは前後方向の いずれの方向に配設した場合にも折れ曲がりや捻れ等を生じることなく、自動販 売機を安定した状態でしっかりと固定できる、転倒防止用アンカープレートを提 供することにある。
【0007】
【課題を達成するための手段】
本考案は上記した目的を達成するために、第1辺から第3辺の少なくとも3つ の辺を有するプレート本体から成り、 このプレート本体は、上記第1辺に自動販売機の脚をスライド係止させる第1 係止孔と第2係止孔とが第1辺の長さ方向に間隔をおいて切込み形成され、 上記第1係止孔に自動販売機の脚を係止させたときに上記プレート本体はその 第2辺が自動販売機の底面隅部の一辺から外方に突出し、この第2辺に沿ったプ レート本体表面に、第2辺の長さ方向に間隔をおいて2つのアンカーボルト打込 み孔が形成され、 また、上記第2係止孔に自動販売機の脚を係止させたときに上記プレート本体 はその第3辺が自動販売機の底面隅部の他辺から外方に突出し、この第3辺に沿 ったプレート本体表面に、第3辺の長さ方向に間隔をおいて2つのアンカーボル ト打込み孔が形成されている点に特徴を有する。
【0008】 前記プレート本体は、略直角二等辺三角形状で、斜辺をプレート本体の前記第 1辺とし、等しい2辺のうち、前記第1係止孔に近い辺をプレート本体の前記第 3辺とする一方、前記第2係止孔に近い辺をプレート本体の前記第2辺とすると 良い。
【0009】 前記第2辺と第3辺によって形成された直角隅部に略ヘ字形のアンカーボルト 打込み孔を形成し、この打込み孔の両端部近傍を前記した各辺に沿ってそれぞれ 形成される2つのアンカーボルト打込み孔の一方の孔とすると良い。
【0010】
【作用】
本アンカープレートは、第2辺と第3辺とが自動販売機底部の一角部の2辺に 沿うようにして第1係止孔に自動販売機の脚を係止させると、上記第3辺が自動 販売機の一辺に近接する一方、上記第2辺が自動販売機の他辺より外方に飛び出 す。従って、第2辺の側の2つの打込み孔にそれぞれアンカーボルトを打ち込む ことにより、自動販売機の上記一角部がしっかりと固定される。
【0011】 また、同様にして今度は第2係止孔に自動販売機の脚を係止させると、第2辺 が自動販売機の一角部の他辺に近接する一方、第3辺が自動販売機の上記一辺よ り外方に飛び出す。従って、この場合には、第3辺の側の2つの打込み孔にアン カーボルトを打ち込んで自動販売機の上記一角部を固定する。
【0012】 このようにして、自動販売機の設置位置の状況に応じて自動販売機の側面がわ あるいは前後面がわのいずれかに第2辺もしくは第3辺が突出するので、これに アンカーボルトを打ち込むことにより、常に2本のアンカーボルトと上記係止孔 の3点と幅広い板面とによって自動販売機の底面一角部が固定される。
【0013】
【実施例】
以下、本考案を図示した実施例に基づいて詳説する。 図1は本考案の一実施例に係るアンカープレートの平面図、図2はその使用状 態における斜視図を示している。
【0014】 図中符号1は鋼板材によって略直角二等辺三角形状にプレス成型されたプレー ト本体である。このプレート本体1は、後述する第1辺3の係止孔4,5の切り 込み端部41,51を除いて周縁部に立下り片2が曲折されている(図2参照) 。
【0015】 3は直角二等辺三角形の斜辺に相当する位置の第1辺で、その長さ方向対称位 置に自動販売機11の脚を係止させる第1係止孔4と第2係止孔5とが切り込ま れている。これらの係止孔4,5は、始端部41,51が自動販売機11の脚の 軸部分12を通過可能な幅狭に形成され、奥42,52が脚の下端13を係止可 能な略円形状に形成されている。
【0016】 6は直角二等辺三角形の直交する2辺(第2辺と第3辺)のうちの一方の辺( 第2辺)で、上記した第2係止孔5に近い位置にある。また、7は残された一辺 の第3辺で、直角二等辺三角形の直交する2辺のうちの他方の辺を構成し、上記 した第1係止孔4に近い位置にある。
【0017】 8は直角を成す頂角部の板面に略へ字状に形成されたアンカーボルト用の共通 打込み孔、9は上記共通打込み孔8の一端と所要の間隔をおいて第2辺6のがわ の板面に形成されたアンカーボルト打込み用長孔、10は共通打込み孔8の他端 と所要の間隔をおいて上記第3辺7のがわの板面に形成されたアンカーボルト打 込み用長孔である。
【0018】 そして、これらのアンカーボルト打込み用の孔8〜10と前記した両係止孔4 ,5とは、次のような位置関係にある。即ち、自動販売機11の脚の下端13を 第1係止孔4に係止させたときには、第2辺6のがわに位置する長孔9と共通打 込み孔8の一部とが自動販売機11の底面の一角部の一辺11bから外方に突出 し、また、脚下端13を第2係止孔5に係止させたときには、第3辺7がわに位 置する長孔10と共通打込み孔8の他部とが自動販売機11の底面一角部の他辺 11aから外方に突出する。
【0019】 なお、図中符号15は第1係止孔4と第2係止孔5の周囲に設けた凹所で、こ の凹所15の始端側のプレート本体端縁には、脚下端13を挿脱し易くするため に前記した立下り片2が形成されていない。
【0020】 使用に際しては、例えば自動販売機11の両側面からこのアンカープレートが 突出しても構わないような場合、図3及び図2に示すように、第2係止孔5に脚 下端13を係止させて第3辺7がわの長孔10と共通打込み孔8の一部とにアン カーボルト14を打ち込んで固定する。本実施例では、従来例と同様に底面の対 角線上の2脚を固定するようにした(図3参照)。
【0021】 一方、自動販売機11を並設するような場合、第1係止孔4に脚下端13を係 止させることで、アンカーボルト14が打ち込まれる長孔9と共通打込み孔8の 一部とは、図4に示すように自動販売機11の底面前後方向に位置する。そして 、第3辺7がわの板面はそのほとんどが自動販売機11の底面によって隠されて しまうために、自動販売機11を並設してもプレート本体1が邪魔になることは なく、隣合う自動販売機11がより近接して設置されることになる。また、この ようにしてアンカープレートを自動販売機11の前後方向から固定するようにし ても、係止孔4あるいは5と打込み用孔8と9あるいは10との間に幅広な板面 を有し、しかも上記した立下り部2と凹所15による段部とによって曲げ強度が 大きくなっているので、転倒方向への作用力を受けても捻れたり、折れ曲がった りすることがない。
【0022】 なお、上記した実施例では、プレート本体を直角三角形状に形成したが、本考 案はこれに限定されるものではなく、少なくとも上記第1から第3の辺を有し、 これらの辺に対応する位置に2つの係止孔とそれぞれ2つのアンカーボルト打込 み用孔部とを有するものであれば、その形状のいかんを問うものではない。
【0023】
【考案の効果】 以上述べたように、本考案によれば、1つの係止孔に自動販売機の脚下端を係 止させ、自動販売機底面の一角部を構成する一辺から外方に突出した第2辺もし くは第3辺の板面に設けられた打込み孔からアンカーボルトを打ち込んで、3点 によって自動販売機を固定するものであるから、自動販売機を強固に固定できる 。 また、本考案によれば、自動販売機の脚下端を第1係止孔に係止させたときと 第2係止孔に係止させたときとで、アンカーボルトが打ち込まれるアンカープレ ート構成辺を異にすると共にその構成辺が自動販売機の底面一角部から突出する 位置を異にするので、単一のアンカープレートでありながら自動販売機をその前 後方向あるいは左右側面方向のいずれの方向からも同じ強度で、しかも幅広な板 面によって捻れや折れ曲がりを生じることなくしっかりと固定できるものである 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るアンカープレートの平
面図。
【図2】本考案の一実施例に係るアンカープレートの使
用状態における斜視図。
【図3】本考案の一実施例に係るアンカープレートの使
用状態を示す説明図。
【図4】本考案の一実施例に係るアンカープレートの他
の使用状態を示す説明図。
【図5】従来のアンカープレートの平面図。
【図6】従来例の使用状態を示す説明図。
【図7】従来例の使用状態の断面図。
【図中符号の説明】
1・・・・・・プレート本体 2・・・・・・立下り片 3・・・・・・第1辺 4・・・・・・第1係止孔 5・・・・・・第2係止孔 6・・・・・・第2辺 7・・・・・・第3辺 8・・・・・・共通打込み孔 9,10・・・長孔 11・・・・・自動販売機 13・・・・・自動販売機の脚下端 14・・・・・アンカーボルト

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1辺から第3辺の少なくとも3つの辺を
    有するプレート本体から成り、 このプレート本体は、上記第1辺に自動販売機の脚をス
    ライド係止させる第1係止孔と第2係止孔とが第1辺の
    長さ方向に間隔をおいて切込み形成され、 上記第1係止孔に自動販売機の脚を係止させたときに上
    記プレート本体はその第2辺が自動販売機の底面隅部の
    一辺から外方に突出し、 この第2辺に沿ったプレート本体表面に、第2辺の長さ
    方向に間隔をおいて2つのアンカーボルト打込み孔が形
    成され、 また、上記第2係止孔に自動販売機の脚を係止させたと
    きに上記プレート本体はその第3辺が自動販売機の底面
    隅部の他辺から外方に突出し、 この第3辺に沿ったプレート本体表面に、第3辺の長さ
    方向に間隔をおいて2つのアンカーボルト打込み孔が形
    成されている、 ことを特徴とする自動販売機の転倒防止用アンカープレ
    ート。
  2. 【請求項2】前記プレート本体は、略直角二等辺三角形
    状を成し、斜辺をプレート本体の前記第1辺とし、等し
    い2辺のうち、前記第1係止孔に近い辺をプレート本体
    の前記第3辺とする一方、前記第2係止孔に近い辺をプ
    レート本体の前記第2辺としてある、 ことを特徴とする請求項1に記載の自動販売機の転倒防
    止用アンカープレート。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の自動販売機の転倒防止用
    アンカープレートにおいて、 前記第2辺と第3辺によって形成された直角隅部に略ヘ
    字形のアンカーボルト打込み孔が設けられ、この打込み
    孔の両端部が前記した各辺に沿ってそれぞれ形成される
    2つのアンカーボルト打込み孔の一方の孔を構成してい
    ることを特徴とする自動販売機の転倒防止用アンカープ
    レート。
JP2377893U 1993-04-08 1993-04-08 自動販売機の転倒防止用アンカープレート Pending JPH0681074U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010166987A (ja) * 2009-01-20 2010-08-05 Oizumi Corp パチンコ玉の案内ユニット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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