JPH068095U - 車両のラダー装置 - Google Patents

車両のラダー装置

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Publication number
JPH068095U
JPH068095U JP4771192U JP4771192U JPH068095U JP H068095 U JPH068095 U JP H068095U JP 4771192 U JP4771192 U JP 4771192U JP 4771192 U JP4771192 U JP 4771192U JP H068095 U JPH068095 U JP H068095U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cab
rudder
outer panel
bearing bracket
vehicle
Prior art date
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Pending
Application number
JP4771192U
Other languages
English (en)
Inventor
浩 緒方
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by UD Trucks Corp filed Critical UD Trucks Corp
Priority to JP4771192U priority Critical patent/JPH068095U/ja
Publication of JPH068095U publication Critical patent/JPH068095U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、車両のラダー装置に関し、車幅を
広げず、キャブとの間隔を広くできて、乗降の安全性を
図ると共に、キャブのアウタパネルの汚損を防止するこ
とを目的とする。 【構成】 リヤフェンダおよびアウタパネルに軸受ブラ
ケットを設け、各軸受ブラケットに2本の回動軸を有す
る回動体の一方の回動軸を装着し、ラダーの下端および
中間を前記各体の他方の回動軸により回動自在に支持
し、前記軸受ブラケットにロック手段を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両のキャブの屋根に登るべく、キャブに設けた車両のラダー装置 に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図6、図7に示すようなトラック等の車両のキャブ1の屋根に登るため のラダー2が、キャブ1のドア3の後側に設けられることがあり、このラダー2 に登って、キャブ1の屋根の清掃、或いはこれに荷物を積載したりしていた。
【0003】 また、このラダーがキャブの側面に露出しているのが醜いため、ラダーをキャ ブの側面の一部に格納可能し、登る際には、これを引き出せるようにしたものが 、実開昭62−18226号公報に公開されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記のようなラダー2は、車両の幅以上に出っ張ることは問題があり、そのた めキャブ1のアウタパネルとラダー2間の寸法を大きくとることができず、従っ て屋根に登る際に、図7に示すように、爪先がキャブ1に当たるので、充分にラ ダー2の桟に足をかけることができず、桟から足を踏み外す危険性があった。
【0005】 また、前記のように、爪先がキャブ1に当たるため、靴が汚れている際には、 キャブ1の側面のアウタパネル4を汚してしまう欠点もあった。 本考案は、車両の幅が広がらないにも係わらず、キャブに登る際に、キャブと の間隔を広くできて、乗降の安全性を図ると共に、キャブのアウタパネルの汚損 を防止できる車両のラダー装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、リヤフェンダおよびアウタパネルに軸受ブラケットを設け、各軸受 ブラケットに2本の回動軸を有する回動体の一方の回動軸を装着し、ラダーの下 端および中間を前記各体の他方の回動軸により回動自在に支持し、前記軸受ブラ ケットにロック手段を設けたことを特徴とする。
【0007】
【作用】
本考案の車両のラダー装置は、ロック手段を外して、ラダーをアウタパネル外 側に引けば、ラダーを支持している回動体が回動して、ラダーとアウタパネル間 に適当な隙間が生ずる。
【0008】 従って、乗降し易くなると共に、靴によってアウタパネルを汚すことがなくな るものである。
【0009】
【実施例】
次に、本考案の実施の一例を、図1〜図5について、以下に説明する。 キャブ1のドア3の後側のアウタパネル4の上部と、下部のリヤフェンダ5の 上には、それぞれ左右2箇所に、軸受ブラケット6、7が取り付けられており、 上部の軸受ブラケット6に回動自在に軸支される回動軸11には、2本のアーム 10によって回動軸8が固定されていて、回動軸11、アーム10、回動軸8と で回動体Aが構成されている。
【0010】 一方、下部の軸受ブラケット7に軸支される回動軸12には、2本のアーム1 0によって回動軸9が固定されていて、回動軸12,アーム10、回動軸9とで 回動体Bが構成されている。
【0011】 前記回動体A、Bの回動軸8、9は、それぞれラダー2の中間部、下端の桟に 回動自在に嵌合されており、回動軸11、12は軸受ブラケット6、7に回動自 在に嵌合されている。
【0012】 この下側の回動軸12と、該回動軸12が回動自在に挿入されている軸受ブラ ケット7には、回動軸12の回動を阻止するロック手段が設けられるが、このロ ック手段として回動軸12の軸受ブラケット7への挿入部分には、半円状の切り 欠き部12aが形成され、この切り欠き部12aとその手前の円筒部分とが軸受 ブラケット7に挿入されることによって、回動軸12は軸受ブラケット7に回動 自在に軸支されるものである。
【0013】 前記軸受ブラケット7内には、前記切り欠き部12aを垂直状態と水平状態と で支持する1/4円形の断面を有する支持部7bが設けられ、軸受ブラケット7 の外面から前記支持部7bにかけてロックピン13を挿入することができる挿入 孔7a、7cが穿設されている。
【0014】 このロックピン13が挿入孔7a、7cに挿通されていると、回動軸12の切 り欠き部12aがロックピン13に当たり、回動軸12の回動ができなくなるも ので、上記がロック手段となり、このようなロックが可能なのは、回動体Bのア ーム10が垂直状態とされた時に、ロックピン13の挿入ができ、回動体Bは垂 直状態に保たれ、ラダー2の下端はキャブ1に近接した状態となる。
【0015】 このようにして、アーム10が垂直状態でロックされた際には、回動体Bの起 立により、ラダー2の下端はキャブ1のアウタパネル4に近づいており、この時 に回動体Aのアーム10も上方に90°近く回動して、ラダー2の上部はキャブ 1のアウタパネル4に近接し、ラダー2の上部がキャブ1に近接していることと 相まって、図2に示すうにラダー2は車幅以内に収まっている。
【0016】 しかし、ロックピン13を抜けば、回動軸12のロックが解除されるので、図 3に示すように、切り欠き部12aが支持部7bの水平面に接触するまで回動可 能となり、従って回動体Bは、そのアーム10が水平状態になるように、回動体 Bを回動でき、ラダー2の下端はアウタパネル4から離れた状態となる。
【0017】 この回動体Bの回動に伴って回動体Aも回動して、そのアーム10も水平状態 に近い位置にまで回動するので、回動軸8もキャブ1から離れ、同図に示すよう に、ラダー2全体とアウタパネル4との距離が増大し、ラダー2を乗降する際に 、爪先がアウタパネル4にぶつかることがない。
【0018】 そのため、ラダー2の乗降に際して、靴を充分にラダー2の桟にかけることが でき、乗降が安全に行えると共に、靴の爪先がアウタパネル4に接触して、アウ タパネル4を汚損するのが防止される。
【0019】 前記回動軸12のロック手段は一例に過ぎず、ラダー2をアウタパネル4に近 接させた状態で、回動軸12をロック状態にできれば、その手段は種々に変更す ることが可能である。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、回動軸の回動で、ラダーとキャブのアウタパネ ルの距離を離すことができるので、ラダーの乗降に際し、足を充分にラダーの桟 にかけることができ、足を踏み外す危険性が回避できると共に、キャブのアウタ パネルを靴で汚損するのも防止できる。
【0021】 そして、回動軸を回動させて、ラダーをキャブのアウタパネルに近接させた状 態でロックすれば、ラダーも車幅内に収まることができ、ラダーが車幅外にある ための問題を生じることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の要部の一部を切り欠いて示す
斜面図である。
【図2】同上のラダー格納状態の後面図である。
【図3】同上のラダー引き出し状態の後面図である。
【図4】ロック手段を示す回動軸の斜面図である。
【図5】ロック手段を示す軸受ブラケットの側面図であ
る。
【図6】従来のラダーを有するキャブの背面図である。
【図7】同上の後面図である。
【符号の説明】
A 回動体 B 回動体 1 キャブ 2 ラダー 4 アウタパネル 5 リヤフェンダ 6、7 軸受ブラケット 7a 挿入孔 8、9、11、12 回動軸 10 アーム 12a 切り欠き部 12b ロック孔 13 ロックピン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リヤフェンダおよびアウタパネルに軸受
    ブラケットを設け、各軸受ブラケットに2本の回動軸を
    有する回動体の一方の回動軸を装着し、ラダーの下端お
    よび中間を前記各回動体の他方の回動軸により回動自在
    に支持し、前記軸受ブラケットにロック手段を設けたこ
    とを特徴とする車両のラダー装置。
JP4771192U 1992-07-08 1992-07-08 車両のラダー装置 Pending JPH068095U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4771192U JPH068095U (ja) 1992-07-08 1992-07-08 車両のラダー装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4771192U JPH068095U (ja) 1992-07-08 1992-07-08 車両のラダー装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH068095U true JPH068095U (ja) 1994-02-01

Family

ID=12782896

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4771192U Pending JPH068095U (ja) 1992-07-08 1992-07-08 車両のラダー装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH068095U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017088352A (ja) * 2015-11-12 2017-05-25 コベルコ建機株式会社 作業機械の昇降装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017088352A (ja) * 2015-11-12 2017-05-25 コベルコ建機株式会社 作業機械の昇降装置

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