JP2000107233A - 車椅子 - Google Patents
車椅子Info
- Publication number
- JP2000107233A JP2000107233A JP10287588A JP28758898A JP2000107233A JP 2000107233 A JP2000107233 A JP 2000107233A JP 10287588 A JP10287588 A JP 10287588A JP 28758898 A JP28758898 A JP 28758898A JP 2000107233 A JP2000107233 A JP 2000107233A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- footplates
- wheelchair
- footrest plate
- usage
- state
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】車体の奥行寸法を極力短縮させ、 外観を極力
スマートにまとめ、且つ、患者の乗・降時に足載板が邪
魔にならない様にした車椅子を提供する。 【解決手段】シートを載置する車輪付きの台部の、左右
両側面の前端部の夫々に、垂直回動軸を組付け、垂直回
動軸の下端に連結した水平支軸に、前記足載板の側端部
を軸嵌させ、垂直回動軸を左右に、足載板を上下に回動
させることにより、足載板を使用位置又は前記両側面に
重合状に当接させた収納位置にもたらせる様にした。台
部の側面には、足載板を嵌め込む収納部を設け、車輪
は、台部の内側に収まる様に設けるとよい。
スマートにまとめ、且つ、患者の乗・降時に足載板が邪
魔にならない様にした車椅子を提供する。 【解決手段】シートを載置する車輪付きの台部の、左右
両側面の前端部の夫々に、垂直回動軸を組付け、垂直回
動軸の下端に連結した水平支軸に、前記足載板の側端部
を軸嵌させ、垂直回動軸を左右に、足載板を上下に回動
させることにより、足載板を使用位置又は前記両側面に
重合状に当接させた収納位置にもたらせる様にした。台
部の側面には、足載板を嵌め込む収納部を設け、車輪
は、台部の内側に収まる様に設けるとよい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、足載板を、使用位
置又は不使用時の収納位置に変位させる為の機構等を改
良した車椅子に関する。
置又は不使用時の収納位置に変位させる為の機構等を改
良した車椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】図4に、従来の車椅子に設けられた、足
載板の変位機構の一例を示した。この車椅子は、シート
51を載置した車輪付きの台部52の、前面側の両側端
箇所に、L形アーム53を斜め前向きに突設し、その前
方に突き出た横腕部分53aに、足載板54の側縁部を
回動自在に軸嵌させている。足載板54が邪魔になる時
には、図中に仮想線で示した様に、これを上向きに回動
させて起立位置にもたらすことが出来る。
載板の変位機構の一例を示した。この車椅子は、シート
51を載置した車輪付きの台部52の、前面側の両側端
箇所に、L形アーム53を斜め前向きに突設し、その前
方に突き出た横腕部分53aに、足載板54の側縁部を
回動自在に軸嵌させている。足載板54が邪魔になる時
には、図中に仮想線で示した様に、これを上向きに回動
させて起立位置にもたらすことが出来る。
【0003】或いは、台部52の前面下縁部に沿わせて
配置した横腕部分53aに、足載板54の後縁部を軸嵌
し、前後方向に回動して起立させるタイプのものもあ
る。
配置した横腕部分53aに、足載板54の後縁部を軸嵌
し、前後方向に回動して起立させるタイプのものもあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上記の様
に、足載板を取付けるL形アームを、台部の前方に突設
した従来のものは、車体の奥行寸法が、この突出寸法分
だけ長くなり、殊に、自動車に載せる等の、狭い場所で
の取扱いが厄介になる。その上、図4に示されている様
に、後輪が車体後方に突出しているので、その分、車体
の奥行寸法が更に増すことになる。又、上記した足載板
の組付構造によると、車椅子の前側部分のデザインがか
なり野暮ったくなってしまう。デザインがスッキリして
いることは、どの様な商品であっても、その使い心地の
良否を支配する点で、極めて重要である。更に、図4か
ら理解される様に、患者を車椅子に乗・降させる際に、
足載板54が患者の足と干渉して邪魔になるのも不具合
であった。
に、足載板を取付けるL形アームを、台部の前方に突設
した従来のものは、車体の奥行寸法が、この突出寸法分
だけ長くなり、殊に、自動車に載せる等の、狭い場所で
の取扱いが厄介になる。その上、図4に示されている様
に、後輪が車体後方に突出しているので、その分、車体
の奥行寸法が更に増すことになる。又、上記した足載板
の組付構造によると、車椅子の前側部分のデザインがか
なり野暮ったくなってしまう。デザインがスッキリして
いることは、どの様な商品であっても、その使い心地の
良否を支配する点で、極めて重要である。更に、図4か
ら理解される様に、患者を車椅子に乗・降させる際に、
足載板54が患者の足と干渉して邪魔になるのも不具合
であった。
【0005】そこで、本発明の目的は、車体の奥行寸法
を極力短くまとめられると共に、外観、殊に足載板の組
付部分を極力スマートに仕上げられ、且つ、乗・降時
に、足載板が邪魔にならない様にした車椅子を提供する
にある。
を極力短くまとめられると共に、外観、殊に足載板の組
付部分を極力スマートに仕上げられ、且つ、乗・降時
に、足載板が邪魔にならない様にした車椅子を提供する
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する為
の、本発明による車椅子は、シートを載置する車輪付き
の台部の、左右両側面の前端部の夫々に、垂直回動軸を
組付け、該垂直回動軸の下端に連結した水平支軸に、足
載板の側端部を軸嵌させ、前記垂直回動軸を左右に、前
記足載板を上下に回動させることにより、該足載板を使
用位置又は前記両側面に重合状に当接させた収納位置に
もたらせる様に構成したことを特徴とする。そして、前
記台部の側面には、前記足載板を嵌め込む収納部を設け
るとよい。又、前記車輪は、前記台部の内側に収まる様
に設けるとよい。
の、本発明による車椅子は、シートを載置する車輪付き
の台部の、左右両側面の前端部の夫々に、垂直回動軸を
組付け、該垂直回動軸の下端に連結した水平支軸に、足
載板の側端部を軸嵌させ、前記垂直回動軸を左右に、前
記足載板を上下に回動させることにより、該足載板を使
用位置又は前記両側面に重合状に当接させた収納位置に
もたらせる様に構成したことを特徴とする。そして、前
記台部の側面には、前記足載板を嵌め込む収納部を設け
るとよい。又、前記車輪は、前記台部の内側に収まる様
に設けるとよい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施例に就い
て、図1〜図3を参照しながら説明する。この実施例の
ものは、電動式車椅子で、図1に示した様に、台部1の
上にシート2を載置し、台部1の内空部には、前輪3と
後輪4とを組付けている。そして、台部1の左右の側面
1aには、足載板5を起立状態で重合状に嵌め込む収納
部6を設けている。
て、図1〜図3を参照しながら説明する。この実施例の
ものは、電動式車椅子で、図1に示した様に、台部1の
上にシート2を載置し、台部1の内空部には、前輪3と
後輪4とを組付けている。そして、台部1の左右の側面
1aには、足載板5を起立状態で重合状に嵌め込む収納
部6を設けている。
【0008】各側面1aの前端部には、垂直回動軸7の
上端側を軸嵌させる、筒状軸受8を取着している。この
垂直回動軸7の下端には、所定長さの水平支軸9の基端
を連結している。
上端側を軸嵌させる、筒状軸受8を取着している。この
垂直回動軸7の下端には、所定長さの水平支軸9の基端
を連結している。
【0009】足載板5には、図2に示した様に、その使
用状態での左右方向の外側々端に、水平支軸9を軸嵌さ
せる軸孔10を設けている。尚、足載板5を水平位置に
固定させる為の、ストッパーの図示は省略した。
用状態での左右方向の外側々端に、水平支軸9を軸嵌さ
せる軸孔10を設けている。尚、足載板5を水平位置に
固定させる為の、ストッパーの図示は省略した。
【0010】次に、上記車椅子の機能に就いて説明す
る。図1は、足載板5をその収納部6内に収めて、外形
をコンパクトにした、車椅子の不使用状態を示し、図2
は、足載板5を台部1の前方に水平向きに突出させた、
使用状態を示している。
る。図1は、足載板5をその収納部6内に収めて、外形
をコンパクトにした、車椅子の不使用状態を示し、図2
は、足載板5を台部1の前方に水平向きに突出させた、
使用状態を示している。
【0011】上記の不使用と使用の両状態を、相互に切
替えるには、図3から理解される様に、足載板5を、水
平支軸9の周りに上下に回動させて、水平位置又は垂直
位置を取らせると共に、足載板5を、垂直回動軸7の周
りに左右に回動させて、水平支軸9を、図3に示した後
向き位置、又は、図2に示した前方突出位置にもたらせ
ばよい。
替えるには、図3から理解される様に、足載板5を、水
平支軸9の周りに上下に回動させて、水平位置又は垂直
位置を取らせると共に、足載板5を、垂直回動軸7の周
りに左右に回動させて、水平支軸9を、図3に示した後
向き位置、又は、図2に示した前方突出位置にもたらせ
ばよい。
【0012】車椅子を、図1に示した、不使用状態、或
いは、足載板5を使わなくてもよい静置した使用状態に
すれば、台部1の前面には、図4に示した従来のタイプ
のものとは異なって、突出部分が全く無くなり、且つ、
前後の車輪3,4も、台部1の内側に、完全に引っ込ん
だ位置にある。
いは、足載板5を使わなくてもよい静置した使用状態に
すれば、台部1の前面には、図4に示した従来のタイプ
のものとは異なって、突出部分が全く無くなり、且つ、
前後の車輪3,4も、台部1の内側に、完全に引っ込ん
だ位置にある。
【0013】従って、従来のものに比べて、車椅子の奥
行寸法を、格段に短縮させることが出来る。又、図1と
図4とを対比すれば、はっきり解る様に、台部1の外周
りに不格好な構造物が突出せず、車椅子の外観がはるか
にスッキリすると共に、狭い場所での移動等の取り扱い
が容易になる。
行寸法を、格段に短縮させることが出来る。又、図1と
図4とを対比すれば、はっきり解る様に、台部1の外周
りに不格好な構造物が突出せず、車椅子の外観がはるか
にスッキリすると共に、狭い場所での移動等の取り扱い
が容易になる。
【0014】更に、足載板5を、その使用位置と収納位
置との間で回動させる時の、図3に示された移動軌跡
を、図4に描かれている、従来の車椅子の足載板54の
それと対比すれば容易に理解される様に、車椅子に患者
を乗・降させる際に、患者の足と足載板とが互いに干渉
する度合いがはるかに少なくなり、その分、患者や介護
者の労力が軽減される。
置との間で回動させる時の、図3に示された移動軌跡
を、図4に描かれている、従来の車椅子の足載板54の
それと対比すれば容易に理解される様に、車椅子に患者
を乗・降させる際に、患者の足と足載板とが互いに干渉
する度合いがはるかに少なくなり、その分、患者や介護
者の労力が軽減される。
【0015】
【発明の効果】以上の説明によって明らかな様に、本発
明による車椅子は、図4に示したタイプの従来のものに
比べて、以下に列挙した如き実用上の優れた効果を発揮
する。 (a)不使用時、又は、足載板を必要としない使用状態
では、足載板及びその取付部材を、台部の側面にピッタ
リと当接させた収納位置にもたらせる。 (b)その分、車椅子の奥行寸法を目立って短縮出来る
ので、狭い場所での保管や移動に便利である。 (c)台部の前面に、足載板の取付用のアームの類を突
設しなくて済むので、車椅子の外観が極めてスマートに
なり、使い心地が格段に良くなる。 (d)前後の車輪を、台部の内側に収めているので、こ
れによっても、車椅子の奥行寸法を短縮出来、操車性も
向上すると共に、外観がスッキリする。 (e)足載板の移動軌跡からして、車椅子に患者を乗・
降させる際に、患者の足と足載板とが互いに干渉する度
合いが少なくなり、その分、患者や介護者の労力が軽減
される。
明による車椅子は、図4に示したタイプの従来のものに
比べて、以下に列挙した如き実用上の優れた効果を発揮
する。 (a)不使用時、又は、足載板を必要としない使用状態
では、足載板及びその取付部材を、台部の側面にピッタ
リと当接させた収納位置にもたらせる。 (b)その分、車椅子の奥行寸法を目立って短縮出来る
ので、狭い場所での保管や移動に便利である。 (c)台部の前面に、足載板の取付用のアームの類を突
設しなくて済むので、車椅子の外観が極めてスマートに
なり、使い心地が格段に良くなる。 (d)前後の車輪を、台部の内側に収めているので、こ
れによっても、車椅子の奥行寸法を短縮出来、操車性も
向上すると共に、外観がスッキリする。 (e)足載板の移動軌跡からして、車椅子に患者を乗・
降させる際に、患者の足と足載板とが互いに干渉する度
合いが少なくなり、その分、患者や介護者の労力が軽減
される。
【図1】本発明の一実施例を示すもので、足載板を、そ
の収納部に収めた状態の斜視図である。
の収納部に収めた状態の斜視図である。
【図2】同上、足載板を使用位置にもたらした状態の斜
視図である。
視図である。
【図3】同上、足載板を使用位置又は不使用(収納)位
置に変位させる時の、足載板の動きを説明した部分斜視
図である。
置に変位させる時の、足載板の動きを説明した部分斜視
図である。
【図4】従来の車椅子の一例を示した、斜視図である。
1 台部 1a 側面 2 シート 3 前輪 4 後輪 5 足載板 6 収納部 7 垂直回動軸 8 筒状軸受 9 水平支軸 10 軸孔
Claims (3)
- 【請求項1】 シートを載置する車輪付きの台部の、左
右両側面の前端部の夫々に、垂直回動軸を組付け、 該垂直回動軸の下端に連結した水平支軸に、足載板の側
端部を軸嵌させ、 前記垂直回動軸を左右に、前記足載板を上下に回動させ
ることにより、該足載板を使用位置又は前記両側面に重
合状に当接させた収納位置にもたらせる様に構成したこ
とを特徴とする車椅子。 - 【請求項2】 前記台部の側面に、前記足載板を嵌め込
む収納部を設けたことを特徴とする請求項1記載の車椅
子。 - 【請求項3】前記車輪は、前記台部の内側に収まる様に
設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の車椅子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10287588A JP2000107233A (ja) | 1998-10-09 | 1998-10-09 | 車椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10287588A JP2000107233A (ja) | 1998-10-09 | 1998-10-09 | 車椅子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000107233A true JP2000107233A (ja) | 2000-04-18 |
Family
ID=17719250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10287588A Pending JP2000107233A (ja) | 1998-10-09 | 1998-10-09 | 車椅子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000107233A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005013443A (ja) * | 2003-06-26 | 2005-01-20 | Iura Co Ltd | 立ち上がり介助装置 |
-
1998
- 1998-10-09 JP JP10287588A patent/JP2000107233A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005013443A (ja) * | 2003-06-26 | 2005-01-20 | Iura Co Ltd | 立ち上がり介助装置 |
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